JPH11140749A - 織物つかみ縁から純粋な品種のよこ糸屑を発生する方法とその装置 - Google Patents
織物つかみ縁から純粋な品種のよこ糸屑を発生する方法とその装置Info
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- JPH11140749A JPH11140749A JP10256507A JP25650798A JPH11140749A JP H11140749 A JPH11140749 A JP H11140749A JP 10256507 A JP10256507 A JP 10256507A JP 25650798 A JP25650798 A JP 25650798A JP H11140749 A JPH11140749 A JP H11140749A
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- D03D—WOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
- D03D47/00—Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms
- D03D47/40—Forming selvedges
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- D—TEXTILES; PAPER
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- D03C—SHEDDING MECHANISMS; PATTERN CARDS OR CHAINS; PUNCHING OF CARDS; DESIGNING PATTERNS
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- D03C7/04—Mechanisms having discs oscillating about a weftwise axis and having apertures for warp threads
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- Textile Engineering (AREA)
- Auxiliary Weaving Apparatuses, Weavers' Tools, And Shuttles (AREA)
- Looms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 第１に、製織過程においてつかみ縁から純粋
な品種のよこ糸屑が得られ、１００％再利用でき、第２
に、つかみ縁を形成するために利用されるかがり糸が選
択的にあらたにかがり糸として利用できるようにする。 【解決手段】 よこ糸端（３ａ）とかがり糸（４）とか
ら成るつかみ縁（１）の全かがり結び（１ａ）は、つか
み縁を織物（２）から分離した後でほぐされ、自由にな
ったよこ糸端（３ａ）が全かがり結び（１ａ）をほぐし
た後で品種に応じて集められ、かがり糸（４）が選択的
に集められるか糸巻きによって巻き取られ、かがり糸と
して再利用される。
な品種のよこ糸屑が得られ、１００％再利用でき、第２
に、つかみ縁を形成するために利用されるかがり糸が選
択的にあらたにかがり糸として利用できるようにする。 【解決手段】 よこ糸端（３ａ）とかがり糸（４）とか
ら成るつかみ縁（１）の全かがり結び（１ａ）は、つか
み縁を織物（２）から分離した後でほぐされ、自由にな
ったよこ糸端（３ａ）が全かがり結び（１ａ）をほぐし
た後で品種に応じて集められ、かがり糸（４）が選択的
に集められるか糸巻きによって巻き取られ、かがり糸と
して再利用される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、織機上で織物を製
造する際に純粋な品種のよこ糸屑を発生し、回転・縁か
がり機（その回転・縁かがり機のかがり糸を案内する回
転体はその回転方向が特に逆転できる）で製造されるつ
かみ縁からのたて糸材料を選択的に再利用する方法とそ
の装置に関する。
造する際に純粋な品種のよこ糸屑を発生し、回転・縁か
がり機（その回転・縁かがり機のかがり糸を案内する回
転体はその回転方向が特に逆転できる）で製造されるつ
かみ縁からのたて糸材料を選択的に再利用する方法とそ
の装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ヨーロッパ特許出願公開第０１２７７１
９号明細書において、織機で製造される織物から分離さ
れるときどき織物縁あるいはつかみ縁と呼ばれる補助縁
を排出する装置が知られている。織機の製品取出しロー
ラの近くに配置されたこの装置はインゼクタノズルを装
備した補助縁・取出し通路を有している。たて糸とよこ
糸とから成る補助縁はこの装置によって空気圧式に屑容
器に導かれ、その場合、織機以後においてたて糸および
よこ糸は純粋な品種の屑を得るために何ら選別されてい
ない。
９号明細書において、織機で製造される織物から分離さ
れるときどき織物縁あるいはつかみ縁と呼ばれる補助縁
を排出する装置が知られている。織機の製品取出しロー
ラの近くに配置されたこの装置はインゼクタノズルを装
備した補助縁・取出し通路を有している。たて糸とよこ
糸とから成る補助縁はこの装置によって空気圧式に屑容
器に導かれ、その場合、織機以後においてたて糸および
よこ糸は純粋な品種の屑を得るために何ら選別されてい
ない。
【０００３】更にヨーロッパ特許出願公開第０６８１０
４４号明細書において、捨て縁を排出する方法とその方
法を実施するための排出装置が知られている。その場
合、織機上における製織の際に形成される捨て縁はこの
捨て縁に対する締付け個所を形成する二つの駆動引出し
ローラ間を通って屑容器に導かれる。即ちここではたて
糸とよこ糸とから成る捨て縁は機械的手段によって、織
機以後において純粋な品種のよこ糸材料屑および純粋な
品種のたて糸屑を得るために分離過程が行われることな
しに、屑容器に導かれる。
４４号明細書において、捨て縁を排出する方法とその方
法を実施するための排出装置が知られている。その場
合、織機上における製織の際に形成される捨て縁はこの
捨て縁に対する締付け個所を形成する二つの駆動引出し
ローラ間を通って屑容器に導かれる。即ちここではたて
糸とよこ糸とから成る捨て縁は機械的手段によって、織
機以後において純粋な品種のよこ糸材料屑および純粋な
品種のたて糸屑を得るために分離過程が行われることな
しに、屑容器に導かれる。
【０００４】更にまたドイツ実用新案登録第２９７０８
７５８号明細書において、製造すべき織物の縁およびつ
かみ縁がいわゆる回転・縁かがり機によって実現される
織機が知られている。ここでは上述した従来技術と異な
って、つかみ縁を形成するためのよこ糸は、つかみ縁な
いし捨て縁を形成するために、回転・縁かがり機によっ
てたった２本のかがり糸で結び込まれる。この明細書に
は織物縁から分離されたつかみ縁の再処理ないし再利用
については全く記載されていない。
７５８号明細書において、製造すべき織物の縁およびつ
かみ縁がいわゆる回転・縁かがり機によって実現される
織機が知られている。ここでは上述した従来技術と異な
って、つかみ縁を形成するためのよこ糸は、つかみ縁な
いし捨て縁を形成するために、回転・縁かがり機によっ
てたった２本のかがり糸で結び込まれる。この明細書に
は織物縁から分離されたつかみ縁の再処理ないし再利用
については全く記載されていない。
【０００５】いずれの場合も、正に例えばカシミア糸の
ような引張り強度が小さいより糸の場合にはその構造が
弱すぎるのでかがり糸として利用できないので、この回
転・縁かがり機では純粋な品種のよこ糸屑は得られな
い。かがり糸が切れる結果、織機が停止してしまう。
ような引張り強度が小さいより糸の場合にはその構造が
弱すぎるのでかがり糸として利用できないので、この回
転・縁かがり機では純粋な品種のよこ糸屑は得られな
い。かがり糸が切れる結果、織機が停止してしまう。
【０００６】この問題（不十分さ）を除去するために、
現在においてかがり糸として回転・縁かがり機における
荷重に耐える品質の木綿より糸が利用される。しかしこ
のような木綿より糸は事情によってはつかみ縁の純粋な
品質について貢献しない。従ってそのような屑はあまり
価値がなく、紡績における再利用には適さない。
現在においてかがり糸として回転・縁かがり機における
荷重に耐える品質の木綿より糸が利用される。しかしこ
のような木綿より糸は事情によってはつかみ縁の純粋な
品質について貢献しない。従ってそのような屑はあまり
価値がなく、紡績における再利用には適さない。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、第１
に製織過程においてつかみ縁から純粋な品種のよこ糸屑
が得られ、１００％再利用でき、第２につかみ縁を形成
するために利用されるかがり糸が選択的にあらたにかが
り糸として利用できるようにする方法とその装置を提供
することにある。
に製織過程においてつかみ縁から純粋な品種のよこ糸屑
が得られ、１００％再利用でき、第２につかみ縁を形成
するために利用されるかがり糸が選択的にあらたにかが
り糸として利用できるようにする方法とその装置を提供
することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明によればこの課題
は特許請求の範囲請求項１および請求項８に記載の手段
によって解決される。
は特許請求の範囲請求項１および請求項８に記載の手段
によって解決される。
【０００９】本発明に基づいて、つかみ縁はそれが織物
から分離された後で回転体に導かれ、この回転体は少な
くともその制御に関して回転・縁かがり機の駆動装置と
同期され、これによって全かがり結びのひねり戻しない
しほぐしが行われる。つかみ縁をひねり戻す回転体と回
転・縁かがり機との同期運転ないし非同期運転によって
はじめて、回転・縁かがり機によって製造されたつかみ
縁の全かがり結びをほぐすこと、この中に固く結び込ま
れたよこ糸端を結びから解放すること、およびそのよう
にしてよこ糸端をひねり戻す回転体の前で純粋な品質の
屑として集めることができる。この純粋な品質のよこ糸
屑は一層処理することによって紡績で再利用される。こ
れは同じように、融解によって純粋な品質の母材にされ
る合成よこ糸あるいは合成かがり糸に対しても当てはま
る。
から分離された後で回転体に導かれ、この回転体は少な
くともその制御に関して回転・縁かがり機の駆動装置と
同期され、これによって全かがり結びのひねり戻しない
しほぐしが行われる。つかみ縁をひねり戻す回転体と回
転・縁かがり機との同期運転ないし非同期運転によって
はじめて、回転・縁かがり機によって製造されたつかみ
縁の全かがり結びをほぐすこと、この中に固く結び込ま
れたよこ糸端を結びから解放すること、およびそのよう
にしてよこ糸端をひねり戻す回転体の前で純粋な品質の
屑として集めることができる。この純粋な品質のよこ糸
屑は一層処理することによって紡績で再利用される。こ
れは同じように、融解によって純粋な品質の母材にされ
る合成よこ糸あるいは合成かがり糸に対しても当てはま
る。
【００１０】よこ糸材料およびかがり糸材料の使用に応
じて、織機当たりおよび年間当たりかなりのコストダウ
ンが達成される。更にこれによって屑の高価な廃棄処理
が不要となり、これは環境にかなり有利に貢献する。
じて、織機当たりおよび年間当たりかなりのコストダウ
ンが達成される。更にこれによって屑の高価な廃棄処理
が不要となり、これは環境にかなり有利に貢献する。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下図に示した実施例を参照して
本発明を詳細に説明する。
本発明を詳細に説明する。
【００１２】図には、織機上において織物つかみ縁１か
ら純粋な品種のよこ糸屑を発生するための製織済み織物
２の左側に存在する装置が示されている。ここでは織機
自体は示されておらず、織機上で製織されたよこ糸３と
たて糸１０とから成る織物２が一部だけ示されている。
ら純粋な品種のよこ糸屑を発生するための製織済み織物
２の左側に存在する装置が示されている。ここでは織機
自体は示されておらず、織機上で製織されたよこ糸３と
たて糸１０とから成る織物２が一部だけ示されている。
【００１３】周知のように、高速回転織機において視覚
的に信頼できる堅固な織物縁を製造するためおよびいわ
ゆるつかみ縁１を形成するために、特にドイツ実用新案
登録第２９７０８７５８号明細書で知られているような
回転・縁かがり機１８が利用されている。
的に信頼できる堅固な織物縁を製造するためおよびいわ
ゆるつかみ縁１を形成するために、特にドイツ実用新案
登録第２９７０８７５８号明細書で知られているような
回転・縁かがり機１８が利用されている。
【００１４】本発明に基づく方式は、縁かがり糸巻き１
２から繰り出され全かがり結び１ａを有するつかみ縁１
を形成するために利用されるかがり糸４が、そのつかみ
縁１がカッター９によって織物２から分離された後全か
がり結び１ａがほぐされるようにほぐし装置５を通して
移動され、その際に自由になったよこ糸３の糸端３ａが
吸込み管６ａと少なくとも一つの集合容器６ｂとから成
る排出装置６によって受けられるようにしている。
２から繰り出され全かがり結び１ａを有するつかみ縁１
を形成するために利用されるかがり糸４が、そのつかみ
縁１がカッター９によって織物２から分離された後全か
がり結び１ａがほぐされるようにほぐし装置５を通して
移動され、その際に自由になったよこ糸３の糸端３ａが
吸込み管６ａと少なくとも一つの集合容器６ｂとから成
る排出装置６によって受けられるようにしている。
【００１５】よこ糸端３ａの排出あるいは集合が織機制
御における製織過程を基礎とするよこ糸選択プログラム
に関係して行われるとき、本発明の他の実施形態におい
て、排出装置６は例えば複数の集合容器６を支持する回
転テーブルが装備されている。その回転テーブルは電動
式駆動装置６ｃによってよこ糸選択プログラムに応じて
その都度の集合容器６ｂを吸込み装置として形成された
手段６ａに対応させる。これは特に比較的幅広い単色よ
こ糸区分を持つ多色織物を織る際に有利である。この目
的のために駆動装置６ｃはよこ糸選択プログラムが記憶
されている実行（織機）制御装置８に制御配線１７を介
して接続されている。
御における製織過程を基礎とするよこ糸選択プログラム
に関係して行われるとき、本発明の他の実施形態におい
て、排出装置６は例えば複数の集合容器６を支持する回
転テーブルが装備されている。その回転テーブルは電動
式駆動装置６ｃによってよこ糸選択プログラムに応じて
その都度の集合容器６ｂを吸込み装置として形成された
手段６ａに対応させる。これは特に比較的幅広い単色よ
こ糸区分を持つ多色織物を織る際に有利である。この目
的のために駆動装置６ｃはよこ糸選択プログラムが記憶
されている実行（織機）制御装置８に制御配線１７を介
して接続されている。
【００１６】本発明の他の実施形態において、特に運転
工程即ちつかみ縁の全かがり結び１ａを形成する工程、
織物２からカッター９によってつかみ縁１を分離する工
程および全かがり結び１ａをほぐし装置５によってほぐ
す工程は、実行制御装置８によって電気的に制御して行
われる。
工程即ちつかみ縁の全かがり結び１ａを形成する工程、
織物２からカッター９によってつかみ縁１を分離する工
程および全かがり結び１ａをほぐし装置５によってほぐ
す工程は、実行制御装置８によって電気的に制御して行
われる。
【００１７】その全かがり結び１ａのほぐし工程はその
回転・縁かがり機１８による製造と同期してあるいは非
同期的に行われる。その場合、非同期運転方式および回
転方向逆転運転方式において回転体５ａ、１８ａの正転
回転数と逆転回転数が同じであることが重要である。こ
れによって、全かがり結び１ａが常に排出装置６の吸引
部位でほぐされることが保証される。
回転・縁かがり機１８による製造と同期してあるいは非
同期的に行われる。その場合、非同期運転方式および回
転方向逆転運転方式において回転体５ａ、１８ａの正転
回転数と逆転回転数が同じであることが重要である。こ
れによって、全かがり結び１ａが常に排出装置６の吸引
部位でほぐされることが保証される。
【００１８】即ち全かがり結び１ａの形成が例えば回転
方向を逆転できる回転・縁かがり機１８の回転体１８ａ
の回転方向を繰り返し逆転することによって行われると
き、全かがり結び１ａのほぐし工程も必然的にほぐし装
置５の回転体５ａの回転方向を制御して逆転することに
よって行われねばならない。その制御指令は実行制御装
置８によって配線１５、１６を介して回転・縁かがり機
１８ないしほぐし装置５に与えられる。
方向を逆転できる回転・縁かがり機１８の回転体１８ａ
の回転方向を繰り返し逆転することによって行われると
き、全かがり結び１ａのほぐし工程も必然的にほぐし装
置５の回転体５ａの回転方向を制御して逆転することに
よって行われねばならない。その制御指令は実行制御装
置８によって配線１５、１６を介して回転・縁かがり機
１８ないしほぐし装置５に与えられる。
【００１９】別の工程的特徴に基づいて、全かがり結び
１ａを形成するために利用されるかがり糸４は、これが
ほぐされた後で抜取り装置７を介して集合容器１４に導
かれる。回転駆動ローラ７ａおよび押圧ローラ７ｂとし
て示されている抜取り装置７および集合容器１４を利用
する代わりに、かがり糸４は回転駆動される糸巻きホル
ダ上に配置された回転駆動される一対の糸巻き上に巻き
取られ、場合によってかがり糸として再利用される。
１ａを形成するために利用されるかがり糸４は、これが
ほぐされた後で抜取り装置７を介して集合容器１４に導
かれる。回転駆動ローラ７ａおよび押圧ローラ７ｂとし
て示されている抜取り装置７および集合容器１４を利用
する代わりに、かがり糸４は回転駆動される糸巻きホル
ダ上に配置された回転駆動される一対の糸巻き上に巻き
取られ、場合によってかがり糸として再利用される。
【００２０】この方法を実施するための本発明に基づく
装置は、全かがり結び１ａを有するつかみ縁１を形成す
るためにそれ自体公知の回転・縁かがり機１８の回転体
１８ａを制御配線１５を介して制御する上述した実行制
御装置１８から成っている。その回転体１８ａは公知の
ようにその中を通してそれぞれ一本のかがり糸４を形成
すべきつかみ縁１に案内する目孔１８ｂを有している。
かがり糸４が場所を固定して配置されたかがり糸巻き１
２から繰り出されるので、回転体１８ａ自体はその回転
方向を逆転できねばならない。
装置は、全かがり結び１ａを有するつかみ縁１を形成す
るためにそれ自体公知の回転・縁かがり機１８の回転体
１８ａを制御配線１５を介して制御する上述した実行制
御装置１８から成っている。その回転体１８ａは公知の
ようにその中を通してそれぞれ一本のかがり糸４を形成
すべきつかみ縁１に案内する目孔１８ｂを有している。
かがり糸４が場所を固定して配置されたかがり糸巻き１
２から繰り出されるので、回転体１８ａ自体はその回転
方向を逆転できねばならない。
【００２１】更に本発明に基づく装置は、つかみ縁１の
直線的な延長線上に全かがり結び１ａをほぐす装置５を
有し、このほぐし装置５の駆動装置５ｂは制御配線１６
を介して実行制御装置８によって制御される。
直線的な延長線上に全かがり結び１ａをほぐす装置５を
有し、このほぐし装置５の駆動装置５ｂは制御配線１６
を介して実行制御装置８によって制御される。
【００２２】ほぐし装置５はかがり糸４を貫通して案内
するための目孔を持った回転駆動される回転体５ａを有
している。
するための目孔を持った回転駆動される回転体５ａを有
している。
【００２３】この実施例において回転体５ａは駆動装置
５ｂにたわみ軸５ｃを介して結合されている。回転・縁
かがり機１８とほぐし装置５との間でカッター１４によ
って織物２から分離されたつかみ縁１の後ろに、よこ糸
端３ａの排出装置６が、吸込み管の形をした捕らえ手段
６ａが全かがり結び１ａのほぐし後によこ糸端３ａを吸
い込み、集め手段６ｂとして形成された少なくとも一つ
の集合容器に搬送するように、配置されている。
５ｂにたわみ軸５ｃを介して結合されている。回転・縁
かがり機１８とほぐし装置５との間でカッター１４によ
って織物２から分離されたつかみ縁１の後ろに、よこ糸
端３ａの排出装置６が、吸込み管の形をした捕らえ手段
６ａが全かがり結び１ａのほぐし後によこ糸端３ａを吸
い込み、集め手段６ｂとして形成された少なくとも一つ
の集合容器に搬送するように、配置されている。
【００２４】排出装置６の他の実施形態において、これ
は回転駆動される回転テーブル上に取り付けられた複数
の集合容器６ｂを有し、詳しくは工程過程において既に
述べたように純粋な品種のよこ糸端３ａの集合がここで
は特に図示されていない織機制御装置における製織過程
を基礎とするよこ糸選択プログラムに関係して行われる
ときに有している。換言すれば、第１の集合容器は第１
の色のよこ糸のすべてのよこ糸端を収容し、第２の集合
容器は第２の色のよこ糸のすべてのよこ糸端を収容し、
第３の集合容器は第３の色のよこ糸のすべてのよこ糸端
を収容する。よこ糸選択プログラムによって開口の中に
糸通しすべき色のよこ糸に応じて、回転駆動装置６ｃは
配線１７を介して実行制御装置８によって制御される。
は回転駆動される回転テーブル上に取り付けられた複数
の集合容器６ｂを有し、詳しくは工程過程において既に
述べたように純粋な品種のよこ糸端３ａの集合がここで
は特に図示されていない織機制御装置における製織過程
を基礎とするよこ糸選択プログラムに関係して行われる
ときに有している。換言すれば、第１の集合容器は第１
の色のよこ糸のすべてのよこ糸端を収容し、第２の集合
容器は第２の色のよこ糸のすべてのよこ糸端を収容し、
第３の集合容器は第３の色のよこ糸のすべてのよこ糸端
を収容する。よこ糸選択プログラムによって開口の中に
糸通しすべき色のよこ糸に応じて、回転駆動装置６ｃは
配線１７を介して実行制御装置８によって制御される。
【００２５】本発明に基づく技術的な教示によってはじ
めて、つかみ縁の全かがり結びにおいて固く結び込まれ
たよこ糸を結び的に解放し、これをほぐした後で純粋な
品種のよこ糸屑として集めることができる。かがり糸は
純粋な品種の屑として集められるか、回転駆動される糸
巻きホルダ上に配置された糸巻きによって巻き取られ、
かがり糸として再利用される。
めて、つかみ縁の全かがり結びにおいて固く結び込まれ
たよこ糸を結び的に解放し、これをほぐした後で純粋な
品種のよこ糸屑として集めることができる。かがり糸は
純粋な品種の屑として集められるか、回転駆動される糸
巻きホルダ上に配置された糸巻きによって巻き取られ、
かがり糸として再利用される。
【図１】かがり糸供給器として糸巻きを使用する場合に
おける純粋な品種のよこ糸屑を発生する本発明に基づく
装置の概略斜視図。
おける純粋な品種のよこ糸屑を発生する本発明に基づく
装置の概略斜視図。
１ つかみ縁 １ａ 全かがり結び ２ 織物 ３ よこ糸 ３ａ よこ糸端 ４ かがり糸 ５ ほぐし装置 ５ａ 回転体 ５ｂ 駆動装置 ５ｃ たわみ軸 ６ 排出装置 ６ａ 捕らえ手段（吸込み管） ６ｂ 集め手段（集合容器） ６ｃ 駆動装置 ７ 抜取り装置 ７ａ ローラ ７ｂ ローラ ８ 実行（織機）制御装置 ９ カッター １０ たて糸 １１ 織物縁 １２ 糸巻き １３ 糸巻き １４ 集合容器 １５ 制御配線 １６ 制御配線 １７ 制御配線 １８ 回転・縁かがり機 １８ａ 回転体 １８ｂ 目孔
Claims (15)
- 【請求項１】織機上で織物を製造する際に形成される織
物つかみ縁が織物に結び込まれたよこ糸端とかがり糸巻
きから繰り出される２本のかがり糸とから成り、これら
のかがり糸がこれらを案内し回転方向を逆転できる回転
体を備えた回転・縁かがり機を利用して全かがり結びを
形成し、つかみ縁がその形成後に織物から分離され、そ
のつかみ縁から純粋な品種のよこ糸屑を発生する方法に
おいて、つかみ縁が織物から分離された後で全かがり結
びがほぐされ、その後でよこ糸端およびかがり糸が別個
に排出されることを特徴とする織物つかみ縁から純粋な
品種のよこ糸屑を発生する方法。 - 【請求項２】全かがり結びのほぐし工程がその製造と同
期して行われることを特徴とする請求項１記載の方法。 - 【請求項３】全かがり結びのほぐし工程がその製造と非
同期的に行われることを特徴とする請求項１記載の方
法。 - 【請求項４】よこ糸端が材料の種類に応じて選別され集
められることを特徴とする請求項１記載の方法。 - 【請求項５】かがり糸が別個に集合手段に導かれること
を特徴とする請求項１記載の方法。 - 【請求項６】よこ糸端の選別および集合が機械的に制御
して行われることを特徴とする請求項４記載の方法。 - 【請求項７】よこ糸端の排出あるいは集合が制御におい
て製織過程の基礎となっているよこ糸選択プログラムに
関係して行われることを特徴とする請求項６記載の方
法。 - 【請求項８】実行制御装置（８）、つかみ縁（１）の直
線的な延長線上に配置された全かがり結び（１ａ）をほ
ぐすための装置（５）、このほぐし装置（５）とつかみ
縁（１）との間に配置された排出装置（６）およびほぐ
し装置（５）に後置されたかがり糸（４）の抜取り装置
（７）から成っていることを特徴とする請求項１記載の
方法を実施するための装置。 - 【請求項９】全かがり結び（１ａ）をほぐすための装置
（５）が、かがり糸（４）を案内し回転駆動されその回
転方向が逆転できる回転体（５ａ）であることを特徴と
する請求項８記載の装置。 - 【請求項１０】回転体（５ａ）の回転駆動装置（５ｂ）
が別個の電動式駆動装置であることを特徴とする請求項
９記載の装置。 - 【請求項１１】回転体（５ａ）が電気制御可能な電動モ
ータの回転子であることを特徴とする請求項９記載の装
置。 - 【請求項１２】排出装置（６）がよこ糸端（３ａ）を捕
らえる少なくとも一つの手段（６ａ）とよこ糸端（３
ａ）を集める少なくとも一つの手段（６ｂ）とから成っ
ていることを特徴とする請求項８記載の装置。 - 【請求項１３】かがり糸（４）の抜取り装置（７）が少
なくとも一つの回転駆動ローラ（７ａ）を備えたローラ
組（７ａ、７ｂ）から成っていることを特徴とする請求
項８記載の装置。 - 【請求項１４】回転駆動ローラ（７ａ）が織機の織物引
入れローラであり、非回転駆動ローラ（７ｂ）が織物引
入れローラに作用する押圧ローラであることを特徴とす
る請求項１３記載の装置。 - 【請求項１５】抜取り装置（７）が回転駆動される糸巻
きホルダ上に配置された回転駆動される一対の糸巻きか
ら成っていることを特徴とする請求項８記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19743611.0 | 1997-10-02 | ||
| DE19743611A DE19743611C2 (de) | 1997-10-02 | 1997-10-02 | Verfahren und Vorrichtung zum Erzeugen von sortenreinem Schußfadenabfall aus Fangleisten |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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