JPH1114064A - 電子レンジ - Google Patents

電子レンジ

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JPH1114064A
JPH1114064A JP10049776A JP4977698A JPH1114064A JP H1114064 A JPH1114064 A JP H1114064A JP 10049776 A JP10049776 A JP 10049776A JP 4977698 A JP4977698 A JP 4977698A JP H1114064 A JPH1114064 A JP H1114064A
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隆 三浦
Kenji Kume
憲司 久米
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秀樹 山内
Tsutomu Nishikawa
勉 西川
Miho Fujii
美保 藤井
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    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24CDOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
    • F24C7/00Stoves or ranges heated by electric energy
    • F24C7/02Stoves or ranges heated by electric energy using microwaves
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/6435Aspects relating to the user interface of the microwave heating apparatus

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)
  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用する電子レンジの出力を知らないまま加
熱調理をおこなう場合であっても、加熱過剰あるいは加
熱不足を防止でき、かつ使用者に適切な情報を提供可能
な電子レンジを提供する。 【解決手段】 電子レンジ10は、加熱室2を内設した
機器本体1と、機器本体1の内部に設けられ加熱室2に
収納される調理物に所定出力で高周波を供給して加熱す
る高周波供給部3と、調理物の調理出力情報及び調理時
間情報を入力する操作パネル4と、操作パネル4で入力
された前記調理出力情報と所定出力とを比較し、その結
果に応じて前記の入力された調理時間情報を補正し、こ
の補正により得られた補正調理時間に基づいて高周波供
給部3に駆動を指令する制御部6とを備え、制御部6
が、操作パネル4で入力された調理時間情報と、補正調
理時間とを順次提供するとともに、調理時間情報を提供
した後、補正調理時間を提供する旨の情報を提供する液
晶ディスプレイ5を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電子レンジに関
し、より詳しくは入力操作部で入力された調理情報に基
づいて高周波加熱手段を駆動する電子レンジに関する。
【0002】
【従来技術及びその課題】近年、電子レンジで加熱調理
される冷凍食品等の電子レンジ専用食品が普及してい
る。これらの食品には、電子レンジで加熱調理する際の
目安となる調理情報が表示されている。この調理情報
は、例えば、「低」出力に設定して3分間加熱調理す
る、あるいは、600Wの設定出力値で3分間加熱調理
する等、電子レンジの出力と調理時間について表示され
るが、電子レンジの使用者が、使用している電子レンジ
の定格出力を知らない場合があり、また設定すべき
「高」あるいは「低」の各出力値を知らない場合があ
る。さらに、電子レンジ専用食品の普及によって電子レ
ンジが高出力化しその出力が500W位から1KWを超
える電子レンジまでが市場に出ているので、使用する電
子レンジの出力を知らないまま加熱調理をおこなうと、
加熱過剰あるいは加熱不足を招くことは避けられない。
【0003】そこで、特開平3−159094号公報に
開示されたように、制御部は入力操作部から入力された
これらの情報に基づいて電子レンジの定格出力による加
熱調理時間を新たに補正して設定し、この設定された加
熱調理時間に応じて高周波加熱手段に駆動を指令する。
これにより、食品に表示された調理出力情報と、使用す
る電子レンジの定格出力が異なる場合であっても、加熱
過剰あるいは加熱不足を防止できる。
【0004】しかし、上記した制御部を備えた電子レン
ジにおいて、入力された調理時間情報が入力操作部に表
示され、その後、補正された調理時間の表示に急に変更
されると、使用者は電子レンジが故障したものと錯覚す
るおそれがある。
【0005】この発明の目的の1つは、使用する電子レ
ンジの出力を知らないまま加熱調理をおこなう場合であ
っても、加熱過剰あるいは加熱不足を防止でき、かつ使
用者に適切な情報を提供可能な電子レンジを提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、加熱
室を内設した機器本体と、この機器本体の内部に設けら
れ加熱室に収納される調理物に所定出力で高周波を供給
して加熱する高周波供給部と、調理物の調理出力情報及
び調理時間情報を入力する入力操作部と、この入力操作
部で入力された前記調理出力情報と所定出力とを比較
し、その結果に応じて前記の入力された調理時間情報を
補正し、この補正により得られた補正調理時間に基づい
て高周波供給部に駆動を指令する制御部とを備え、この
制御部が、入力操作部で入力された調理時間情報と、補
正調理時間とを順次提供するとともに、調理時間情報を
提供した後、補正調理時間を提供する旨の情報を提供す
る情報提供手段を具備してなる電子レンジが提供され
る。
【0007】すなわち、この発明は、制御部が、情報提
供手段により調理時間情報の提供を行い、次に「補正調
理時間を提供する旨の情報」の提供をおこなった後、補
正調理時間の提供をおこなうので、設定された補正調理
時間により、調理時間情報により提供される調理時間が
経過する前に高周波供給部の駆動を停止したり、調理時
間情報により提供される調理時間が経過しても高周波加
熱手段の駆動が停止しなかったりする場合でも、使用者
が電子レンジの故障と誤解することがないようにするも
のである。また、入力された調理時間から補正調理時間
に急に変わることがないので、使用者に故障したものと
誤解させないようにするものである。
【0008】この発明における調理出力情報とは、クッ
クブック等に記載されたレシピや冷凍食品等の電子レン
ジ専用食品に表示され、その食品に所定の加熱調理を施
すのに適した電子レンジの具体的な出力値、例えば「6
00W」と表示された情報、あるいは具体的な出力値の
表示ではないが、例えば「高」と表示されるように、高
周波の出力を高・中・低等の複数段に切り換え可能な普
及型の電子レンジの出力の目安を示す情報を意味する。
この発明における調理時間情報とは、調理出力情報に基
づいてその食品に所定の加熱調理を施すのに適した電子
レンジのタイマー設定時間、例えば「3分」と表示され
た情報を意味し、調理出力情報とともに電子レンジ専用
食品あるいはクックブック等に記載されたレシピに基づ
く調理時間の目安を示す情報を意味する。
【0009】この発明における入力操作部とは、電子レ
ンジの前面に形成された操作パネル等に配設されたタイ
マーつまみ、数値入力キー、あるいは調理メニュー及び
対応する調理時間が予め設定された選択キー(レシピキ
ー)により制御部に入力可能な入力手段を意味する。こ
の発明における情報提供手段とは、文字表示部、報知音
源が例示され、具体的には、7セグメントLED表示
部、液晶ディスプレイ、ビープ音源、音声ROM、ブザ
ーが挙げられる。
【0010】この発明における「補正調理時間を提供す
る旨の情報」とは、使用者により入力された調理時間情
報を補正する計算がおこなわれていることを使用者に視
覚的あるいは聴覚的に知らせるメッセージを意味する。
情報提供手段が、「補正調理時間を提供する旨の情報」
を、視覚的に表示する表示手段または聴覚的に報知する
報知手段とすることにより、情報を様々な手段で使用者
に提供することができる。情報提供手段が、文字表示機
構と報知音源とからなり、文字表示機構により調理時間
情報を表示し、次に補正に相当する文字を所定時間表示
した後、報知音源を駆動し、さらに補正調理時間を表示
しこれをカウントダウンする構成とすることにより、表
示された調理時間情報と補正調理時間とを混同するのが
防止される。なお、「補正調理時間を提供する旨の情
報」の提供は、調理時間情報及び補正調理時間の提供の
双方とまたは一方と、並行しておこなわれてもよいし、
順次おこなわれてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図に示す実施の形態に基づ
いてこの発明を詳述する。なお、これによってこの発明
が限定されるものではない。図1及び図2は、この発明
の一つの実施の形態による電子レンジを示す。電子レン
ジ10は、機器本体1と、機器本体1に内設された加熱
室2と、機器本体1の内部に設置された高周波供給部3
とから主に構成されている。
【0012】機器本体1は主として亜鉛メッキ鋼板から
なる面板で箱体状に形成され、その内部には鋼板製で前
面開口した箱体からなる加熱室2が配設されている。機
器本体1の前面には、加熱室2の開口を閉成可能な扉1
1及び扉11の閉成を検知する扉センサー12と、図示
しない制御部を有する操作パネル4とが取り付けられて
いる。操作パネル4の後方の機器本体1内には、高周波
供給部3が配置されている。高周波供給部3は、図示し
ないマグネトロン、導波管及び高圧トランスからなり、
この導波管の一端がマグネトロンに接続され他端が加熱
室2に開放されている。マグネトロンの最大定格出力
は、この実施の形態では900Wとする。
【0013】操作パネル4は、図3に示すように下方か
らストップキー41、数値入力キー42、時間キー4
3、出力キー44、補正キー45、スタートキー46及
び多数のレシピキー47が配設された基板からなり、こ
の基板の内側には情報提供手段としてのブザー48(報
知手段)が配設される。さらに操作パネル4の上部には
情報提供手段としての液晶ディスプレイ5(表示手段)
が取り付けられている。液晶ディスプレイ5は6桁の表
示枠及びそれぞれの表示枠の下部に配設されたカーソル
バーとからなる。補正キー45は、後述する、食品の調
理情報に基づいて補正調理時間を算出し、算出された補
正調理時間で高周波供給部3を駆動するための補正調理
モードを設定するキーであり、補正調理モードが設定さ
れた場合にはマグネトロンの出力が最大定格出力の90
0Wに設定される。
【0014】図4は、電子レンジ10の制御ブロック構
成図である。電子レンジ10は、CPU、ROM、RA
M、タイマー等を有するマイクロコンピュータを含む制
御部6を有している。制御部6には、高周波供給部3、
操作パネル4、液晶ディスプレイ5、ブザー48、扉セ
ンサー12及び他の入出力部が接続されている。図5の
制御フローチャートによって電子レンジ10における制
御部6の動作を以下に説明する。併せて図6により、液
晶ディスプレイ5における情報の提供手順を説明する。
この実施の形態では、電子レンジ専用食品Aを加熱調理
するものとし、この食品Aの包装には「出力600Wで
3分間加熱調理する」旨の記載があるものとする。
【0015】まず、ステップS1においてフラグのリセ
ット等の初期設定が行われ、ステップS2でレシピキー
47が押されたか否かを判断する。レシピキー47が押
されたと判断したときは、ステップS3に移行して自動
調理のためのスタートキー46が押されたか否かを判断
する。スタートキー46が押されたと判断したときは、
ステップS4においてレシピキー47に対応した調理時
間が設定され高周波供給部3による自動調理が開始され
る。
【0016】ステップS3で自動調理のためのスタート
キー46が押されないと判断したときは、ステップS5
に移行して手動調理の操作がなされたか否かを判断す
る。ステップS5における判断がYESの場合は、高周
波供給部3の初期出力を最大定格出力P(900W)に
暫定する。次にステップS7において補正キー45が押
されたか否かを判断する。補正キー45が押されたと判
断したときは、ステップS8に移行して変換フラグをセ
ットし、ステップS9に移行する。また、補正キー45
が押されないと判断したときは、ステップS9に移行し
て出力キー44が押されたか否かを判断する。
【0017】ステップS9において出力キー44が押さ
れたと判断した場合は、ステップS10に移行して入力
出力Pxが600Wに設定される。
【0018】このステップS10では、補正キー45が
押されていない場合、すなわち、変換フラグがセットさ
れていない場合、使用者はクックブック等のレシピに記
載された出力レベルあるいは使用者の経験的判断に基づ
く出力レベルを設定する。この出力レベルの設定は、予
め設定されたレベル値、例えば、最大定格出力を10、
最低出力レベル(例えば100W)を1として、この間
を1きざみの数字で設定できるレベル値に基づいて、数
値入力キー42による入力でおこなうことができる。な
お、この出力レベル設定では、使用者は設定された出力
値(W)は判らない。
【0019】一方、補正キー45が押されていた場合、
すなわち、変換フラグがセットされていた場合は、液晶
ディスプレイ5において図6(a)に示すように、「P
−」の文字表示と入力待ちを表示する点滅をおこなう。
その後、使用者は、前記食品の包装に記載された推奨出
力値を直接入力する。例えば、600Wの記載に基づい
て、数値入力キー42が「6」、「0」、「0」と続け
て押されると、図6(b)に示すように、入力出力Px
が600Wとして入力される。次に、ステップS11で
は時間キー43が押されたか否かを判断する。変換フラ
グがセットされているかいないに関係なく、時間キー4
3が押されたと判断したときは、ステップS12に移行
して数値入力キー42による調理時間情報Txの入力を
時分単位で受け付ける。
【0020】時間キー43が押されると、図6(c)に
示すように、入力待ちを表示するバーの点滅をおこな
う。次に、数値入力キー42が「3」、「0」、「0」
と続けて押されると、図6(d)に示すように、調理時
間情報Tx が3分00秒に設定される。ステップS11
で時間キー43が押されないときは、クリアキー41の
入力まで待機する。
【0021】一方、ステップS9において出力キー44
が押されないと判断した場合は、ステップS14に移行
して時間キー43が押されたか否かを判断する。時間キ
ー43が押されたと判断したときは、ステップS15に
移行して最大定格出力Pを入力出力Px として設定す
る。さらに、数値入力キー42による調理時間情報Tx
の入力を時分単位で受け付ける。時間キー43が押され
ると、図6(c)に示すように、入力待ちを表示する点
滅をおこなう。次に、数値入力キー42が「3」、
「0」、「0」と続けて押されると、図6(d)に示す
ように、調理時間情報Tx が3分00秒に設定される。
【0022】ステップS14で時間キー43が押されな
いと判断したときは、ステップS16に移行してクリア
キー41の入力まで待機する。ステップS16でクリア
キー41の入力があれば、ステップS17に移行して設
定内容をクリアしてステップS2に移行する。
【0023】ステップS12及びステップS15で調理
時間情報Tx の入力があれば、ステップS18において
スタートキー46が押されたか否かを判断する。スター
トキー46が押されていないときはステップS19に移
行してクリアキー41の入力を待つ。クリアキー41の
入力があり、ステップS18でスタートキー46が押さ
れたと判断したときは、ステップS20に移行して変換
フラグがセットされたか否かを判断する。変換フラグが
セットされたと判断したときは、ステップS21に移行
して補正調理時間Tが演算され調理時間情報Tx に変更
設定される。
【0024】スタートキー46が押されると、図6
(e)に示すように、文字表示部6に「補正調理時間を
提供する旨の情報」の表示を行う。具体的には、「Ad
j」(adjustの省略表示) の文字表示をおこなう。補正
調理時間Tの設定は、以下の数式で算出される。 数式1 補正調理時間T=調理時間情報Tx ×入力出力Px /最
大定格出力P
【0025】数式1による計算が終了すると、同時に、
液晶ディスプレイ5に補正調理時間Tの表示を行う。具
体的には、図6(f)に示すように、数式1による計算
結果である2分00秒が表示される。文字表示部6にお
ける「補正調理時間を提供する旨の情報」の「Adj」
の表示は、補正調理時間Tの計算中(例えば約2秒
間)、おこなわれ、この表示と同時にブザー48の駆動
をおこない、使用者により入力された調理時間情報Tx
を補正する計算がおこなわれていることを使用者に視覚
的及び聴覚的に知らせる。
【0026】上記の表示がなされると、調理時間情報T
x として補正調理時間Tの2分00秒と、入力出力Px
としての最大定格出力Pとが、高周波供給部3を駆動す
る運転条件として設定される。次に、ステップS22に
移行して上記運転条件で高周波供給部3の駆動を開始す
る。調理時間情報Tx は、カウントダウンされて文字表
示部6に表示される。調理時間情報Tx が経過すると、
高周波供給部3の駆動を停止する(ステップS23及び
24)。
【0027】一方、ステップS20において変換フラグ
がセットされていないと判断したときは、ステップS1
0とS15で設定されたとおりに、入力出力Px600
W、調理時間情報Tx 3分00秒として高周波供給部3
を駆動する運転条件が設定され、ステップS22に移行
して上記運転条件で高周波供給部3の駆動を開始する。
【0028】このように、上記の電子レンジ10では、
制御部が、使用者により入力された調理時間情報Tx の
表示を文字表示部6で行なわせ、次に「補正調理時間を
提供する旨の情報」の「Adj」表示をおこなった後、
補正調理時間Tを表示するので、入力された調理時間が
補正調理時間Tに急に変わることがないので、使用者が
電子レンジの故障と誤解することがない。
【0029】文字表示部6における「Adj」の表示と
同時にブザー48の駆動がおこなわれるので、使用者は
視覚と聴覚の双方により、次に文字表示部6に表示され
る調理時間が補正調理時間Tであることを前もって知る
ことができる。なお、報知手段は、ブザー48の代わり
に、あるいはブザー48とともに、日本語あるいは英語
等の言葉によるメッセージが記録された音声ROMを取
り付け、制御部6がこの駆動を指令する構成としてもよ
い。
【0030】上記した実施の形態では、ステップS10
において、予め補正キー45が押されていない場合、す
なわち、変換フラグがセットされていない場合、使用者
はクックブック等のレシピに記載された出力レベルある
いは使用者の経験的判断に基づく出力レベルを予め設定
されたレベル値(10、9、8・・・)に基づいて入力
する構成としたが、より簡易な出力レベル設定の構成を
以下に示す。すなわち、使用者は、前記食品の包装に記
載された推奨出力値を直接入力する。例えば、600W
の記載に基づいて、数値入力キー42が「6」、
「0」、「0」と続けて押されると、図6(b)に示す
ように、入力出力Pxが600Wとして入力される構成
としてもよい。この場合、使用者が、使用している電子
レンジの最大出力値(W)を知らなくても、また最大出
力値(W)を超えた出力設定が行われても、入力された
出力値Pxを最大出力値以下に設定される構成であれ
ば、より便利な機能となる。
【0031】上記した実施の形態では、ステップS10
において、予め補正キー45が押されていた場合、すな
わち、変換フラグがセットされていた場合は、液晶ディ
スプレイ5において出力値を直接入力する構成とした
が、より簡易な出力レベル設定の構成を以下に示す。す
なわち、図7(a)に示すように、液晶ディスプレイ5
において「P−」の文字表示と入力待ちを表示する点滅
をおこなう。次に、続けて補正キー45による高周波供
給部3の入力出力Px設定のための入力を受け付ける。
補正キー45が1度押されると図7(b)に示すように
800Wを表す「P− 8」が、さらに続けて1度押さ
れると、図7(c)に示すように700Wを表す「P−
7」が、さらに続けてもう1度押されると、図7
(d)に示すように600Wを表す「P− 6」が、順
次表示される。このような構成では、補正キー45を操
作するだけで出力レベルの設定が可能となる。
【0032】図8において、情報提供手段の他の実施の
形態を示す。ここでは、最大定格出力が1000Wのマ
グネトロンを備え、操作パネル7が、下方からストップ
キー71、スタートキー76、数値入力キー72、時間
キー73、出力キー74、補正キー75及び多数のレシ
ピキー77が配設された基板からなり、操作パネル7の
上部には情報提供手段としての液晶ディスプレイ51が
取り付けられている。液晶ディスプレイ51は6桁の表
示枠及びそれぞれの表示枠の上下に配設されたLEDラ
ンプとからなる。補正キー75は、前述の実施形態にお
ける補正キー45と同様に、食品の調理情報に基づいて
補正調理時間Tを算出し、算出された補正調理時間Tで
高周波供給部3を駆動するための補正調理モードを設定
するキーである。
【0033】前述の実施形態における制御部6の操作パ
ネル4とこの操作パネル7の構成上の違いは、前記した
制御フローチャートで変換フラグがセットされている場
合に、ステップS10において、図8の補正キー75が
1度押されると入力出力Pxが「HI」、すなわち
「高」出力、例えば1000Wに設定され、2度続けて
押されると入力出力Pxが「MEDHI」、すなわち
「中高」出力に、3度続けて押されると入力出力Pxが
「MED」、すなわち「中」出力に、4度続けて押され
ると入力出力Pxが「LOW」、すなわち「低」出力、
例えば500Wに設定される。変換フラグがセットされ
ていない場合は、前述の実施形態と同様に、出力キー7
4による出力レベル設定で出力値が設定される。
【0034】一方、ステップS20において変換フラグ
がセットされていると、ステップS21に移行して前述
の設定条件により補正調理時間Tが設定される。このと
きの出力Pxには、初期出力P、すなわち1000Wが
設定される。ステップS20において変換フラグがセッ
トされていないと判断したときは、ステップS10で設
定されたとおりに、例えば、入力出力Px「LOW」に
相当する500W、調理時間情報Tx 3分00秒として
高周波供給部3を駆動する運転条件が設定され、ステッ
プS22に移行して上記運転条件で高周波供給部3の駆
動を開始する。上記した電子レンジの各実施形態では、
補正調理モードが設定されたとき、最大定格出力で高周
波供給部3の駆動がおこなわれるので、加熱調理に要す
る時間が短縮される。
【0035】
【発明の効果】この発明の電子レンジでは、制御部が、
情報提供手段により調理時間情報の提供を行い、次に
「補正調理時間を提供する旨の情報」の提供をおこなっ
た後、補正調理時間の提供をおこなうので、設定された
補正調理時間により、調理時間情報により提供される調
理時間が経過する前に高周波供給部の駆動を停止した
り、調理時間情報により提供される調理時間が経過して
も高周波加熱手段の駆動が停止しなかったりする場合で
も、使用者が電子レンジの故障と誤解することがない。
これにより、使用する電子レンジの出力を知らないまま
加熱調理をおこなう場合であっても、加熱過剰あるいは
加熱不足を防止でき、かつ使用者に適切な情報を提供可
能な電子レンジを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一つの実施形態による電子レンジの
斜視図。
【図2】図1の電子レンジのII線断面図。
【図3】図1の電子レンジの入力操作部の正面図。
【図4】図1の電子レンジの制御部のブロック図。
【図5】制御部の動作を説明するフローチャート。
【図6】入力操作部の補正キーにより移り変わる表示部
の表示内容及び操作手順を示す図。
【図7】他の実施の形態による入力操作部の補正キーに
より移り変わる表示部の表示内容及び操作手順を示す、
図6に対応する図。
【図8】他の実施の形態による入力操作部を示す図3に
対応する図。
【符号の説明】
1 電子レンジ機器本体 2 加熱室 3 高周波供給部 4 操作パネル(入力操作部) 5 液晶ディスプレー(情報提供手段) 6 制御部 10 電子レンジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西川 勉 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 藤井 美保 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱室を内設した機器本体と、この機器
    本体の内部に設けられ加熱室に収納される調理物に所定
    出力で高周波を供給して加熱する高周波供給部と、調理
    物の調理出力情報及び調理時間情報を入力する入力操作
    部と、この入力操作部で入力された前記調理出力情報と
    所定出力とを比較し、その結果に応じて前記の入力され
    た調理時間情報を補正し、この補正により得られた補正
    調理時間に基づいて高周波供給部に駆動を指令する制御
    部とを備え、 この制御部が、入力操作部で入力された調理時間情報
    と、補正調理時間とを順次提供するとともに、調理時間
    情報を提供した後、補正調理時間を提供する旨の情報を
    提供する情報提供手段を具備してなる電子レンジ。
  2. 【請求項2】 情報提供手段が、補正調理時間を提供す
    る旨を、視覚的に表示する表示手段または聴覚的に報知
    する報知手段である請求項1に記載の電子レンジ。
  3. 【請求項3】 情報提供手段が、文字表示機構と報知音
    源とからなり、文字表示機構により調理時間情報を表示
    し、次に補正に相当する文字を所定時間表示した後、報
    知音源を駆動し、さらに補正調理時間を表示しこれをカ
    ウントダウンする請求項1に記載の電子レンジ。
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