JPH1114063A - 加熱装置 - Google Patents
加熱装置Info
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- JPH1114063A JPH1114063A JP16225197A JP16225197A JPH1114063A JP H1114063 A JPH1114063 A JP H1114063A JP 16225197 A JP16225197 A JP 16225197A JP 16225197 A JP16225197 A JP 16225197A JP H1114063 A JPH1114063 A JP H1114063A
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Abstract
受により遠隔制御できる加熱装置を提供する。 【解決手段】 加熱エリア11内の食品10を加熱する
加熱手段12と加熱状況を検出する加熱状況検出手段1
3と機器制御装置16とを備えた機器側システム9と、
機器側システム9に通信回線17を介して接続される遠
隔操作側システム18とで構成し、機器側システム9
は、使用者が設定した調理メニューに対応する調理情報
と加熱検出手段が検出する加熱状況情報とを通信回線1
7を介して遠隔操作側システム18に送信し、遠隔操作
側システム18は前記調理情報と加熱状況情報とに基づ
いて食品10を適切に加熱するように遠隔制御情報を機
器側システム9に通信回線17を介して送信し、機器側
システムは前記遠隔制御情報により加熱手段12を制御
する。なお、機器側システム9は単独でも調理できる。
Description
理する加熱装置に係わり、とくに通信回線を介して遠隔
制御で加熱を制御する加熱装置に関する。
照しながら説明する。従来、この種の加熱装置は、特開
平8−272808号公報に開示されているものが一般
的であった。この加熱装置は、図12に示されているよ
うに、調理メニュー、材料表、作り方、調理時間、調理
器具の制御情報、栄養情報、価格などの文字または音
声、画像からなる食情報コード1として付加されたメデ
ィア媒体2を用い、食情報装置3に食情報コード1を入
力する入力手段4と、入力手段4の情報を認識する認識
手段5と、認識手段5の情報を報知する報知手段6と、
認識手段5を操作するキースイッチ群7と、食情報コー
ド1を記憶する記憶手段8とにより構成されている。
ィア媒体2に付加することにより、調理情報を自在、か
つ簡単に取り込むことができ、使用すればするほど使用
者に役立つ情報を提供するようになっていた。
うな従来の加熱装置では、使用者はメディア媒体から調
理に係わる種々の情報を読み込む操作をしなければなら
ないので、機械操作に不慣れな年寄りや主婦には折角の
情報を活用できないと言う課題があった。また、忙しい
家庭における調理を手助けするまでには至っていないと
言った課題もあった。
用者の簡単な操作で適切な調理情報のもとに調理でき、
また、使用者に代わって前記情報に基づいて遠隔操作で
自動的に調理される加熱装置を提供することを目的とす
る。
明は、食品を加熱する機器側システムと、前記機器側シ
ステムに通信回線を介して接続され、前記機器側システ
ムにおける前記食品の加熱を遠隔制御する遠隔操作側シ
ステムとで構成され、前記機器側システムは、加熱エリ
アと、前記加熱エリアに載置された食品を加熱する加熱
手段と、前記食品の加熱状況を検出する加熱状況検出手
段と、前記通信回線からの情報を読み取る機器側読取手
段および情報を処理する機器側制御手段を備えた機器制
御装置とを備え、また、前記遠隔操作側システムは、前
記通信回線からの情報を読み取る遠隔操作側読取手段お
よび情報を処理する遠隔操作側制御手段を備え、前記機
器側システムの使用者が前記食品の加熱調理を前記遠隔
操作側システムに要求したとき、前記機器側システム
は、使用者が設定した調理メニューに対する制御ルール
を与える調理情報と前記加熱状況情報とを前記通信回線
を介して前記遠隔操作側システムに送出するとともに、
加熱に係わる遠隔制御の情報を前記通信回線を介して前
記遠隔操作側システムから受け取って前記加熱手段を制
御し、前記遠隔操作側システムは、前記通信回線を介し
て受け取った前記調理情報および前記加熱状況情報とに
基づいて遠隔制御情報を前記通信回線を介して前記機器
側システムに送出することにより、前記機器側システム
と前記遠隔操作側システムとが前記通信回線を介して双
方向に情報を授受しながら前記食品が前記遠隔操作側シ
ステムの遠隔制御により加熱されるようにした加熱装置
である。
作側システムが調理に必要な情報を双方向に授受し、遠
隔操作側システムが自動的に機器側システムにおける食
品の加熱を遠隔制御するので、使用者が全く調理の知識
を持ち合わせなくても、また手を煩わせることなく調理
できるとともに、使用者にとって好ましい状態に仕上げ
ることができる。
ムが機器側ストック手段を機器制御装置に備えるととも
に、遠隔操作側システムが遠隔操作側ストック手段を備
え、前記機器側ストック手段は遠隔操作側システムから
受け取った情報を蓄積して記憶し、前記遠隔操作側スト
ック手段は機器側システムから受け取った情報を蓄積し
て記憶するようにした請求項1に係わる加熱装置であ
る。
操作側システムからの遠隔制御情報を蓄積できるので、
食品の加熱制御に再利用できるとともに、遠隔操作側シ
ステムには機器側システムからの調理情報を蓄積できる
ので、使用者の好みの調理メニューや調理条件などの新
しい調理の開発などに活用することができる。
ムが機器側デジタル記録媒体を機器制御装置に備えると
ともに、遠隔操作側システムが遠隔操作側デジタル記録
媒体を備え、機器側システムは、使用者が設定した調理
メニューに対応する調理情報を前記機器側デジタル記録
媒体にあらかじめ記憶されている調理情報のうちから読
み出して加熱状況情報とともに遠隔操作側システムに送
出することにより加熱を遠隔制御され、また、前記遠隔
操作側デジタル記録媒体にあらかじめ記録されている新
規の調理情報を供与されて機器側ストック手段に記憶す
るようにした請求項2に係わる加熱装置である。
様な調理情報を機器側デジタル記録媒体に持ち合わせる
ことができ、使用者が所望する調理に該当する調理情報
を容易に機器側システムに送出でき、また、遠隔操作側
システムは多岐多様な遠隔制御情報を遠隔操作側デジタ
ル記録媒体に持ち合わせることができ、機器側システム
の要望に容易に対応して遠隔制御できるとともに、機器
側システムが持ち合わせない調理情報を遠隔操作側デジ
タル記録媒体に格納しておき、それを機器側システムに
与えることもできる。
ムが機器側表示手段と機器側報知手段の少なくともいず
れかを機器制御装置に備えるとともに、遠隔操作側シス
テムが遠隔操作側表示手段と遠隔操作側報知手段の少な
くともいずれかを備え、それぞれ調理情報および加熱状
況情報を表示および報知するようにした請求項1ないし
請求項3のいずれかに係わる加熱装置である。
側表示手段や機器側報知手段が調理情報や加熱状況情報
をリアルタイムで表示や報知するので、使用者は不安な
く調理することができ、また、遠隔操作側システムにお
いても同様の表示や報知により管理者は機器側システム
における調理が正常であるか否かを知ることができる。
ステムが逐次実行制御部を備え、調理の途中に使用者が
都度設定する要件ごとに逐次に対応して遠隔制御を実行
するようにした請求項1ないし請求項4のいずれかに係
わる加熱装置である。
用者が都度設定する調理情報に逐次に対応して遠隔制御
するので、所定の制御に使用者の好みを都度に織り込み
ながら遠隔制御することができる。
ムが機器側変更手段を機器制御装置に備えるとともに、
遠隔操作側システムが遠隔操作側変更手段を備え、使用
者が初期設定された調理情報の変更を要求入力したと
き、機器側システムおよびは遠隔操作側システムは前記
機器側変更手段および前記遠隔操作側変更手段により一
連の制御を中断して割り込み処理により前記変更要件を
実行するようにした請求項1ないし請求項5のいずれか
に係わる加熱装置である。
に係わる初期設定を使用者が変更でき、調理の中断や再
開、調理時刻の変更などに対応することができる。
ムが第2の機器側ストック手段を機器制御装置に備える
とともに、遠隔操作側システムが第2の遠隔操作側スト
ック手段を備え、前記第2の機器側ストック手段は機器
側変更手段の変更情報を記憶し、前記第2の遠隔操作側
ストック手段には遠隔操作側変更手段の変更情報を記憶
するようにした請求項6に係わる加熱装置である。
情報を第2の機器側ストック手段に蓄積して記憶できる
ので、同じ変更に対してはその変更情報を自由に再利用
することができるとともに、遠隔操作側システムにも同
じ変更情報を蓄積しておくことができる。
ムが機器側学習機能手段を機器制御装置に備えるととも
に、遠隔操作側システムが遠隔操作側学習機能手段を備
え、前記機器側学習機能手段は、機器側ストック手段に
記憶した調理情報の利用頻度と第2の機器側ストック手
段に記憶した変更情報の利用頻度とに基づいて、一層好
ましい調理情報を機器側ストック手段に記憶し、前記遠
隔操作側学習機能手段は、遠隔操作側ストック手段に記
憶した調理情報の利用頻度と第2の遠隔操作側ストック
手段に記憶した変更情報の利用頻度とに基づいて、一層
好ましい調理情報を機器側ストック手段に記憶し、機器
側システムと遠隔操作側システムとが連携して上記処理
を実行することにより、それぞれが同一の一層好ましい
調理情報を保有するようにした請求項7に係わる加熱装
置である。
用者にとってより一層好ましい調理情報に変えて、機器
側システムと遠隔操作側システムとが保有することがで
きる。
ムが機器側調理時刻設定手段を機器制御装置に備えると
ともに、遠隔操作側システムが遠隔操作側調理時刻設定
手段を備え、使用者が設定した調理の開始時刻または終
了時刻に合わせて遠隔制御により加熱するようにした請
求項1ないし請求項8のいずれかに係わる加熱装置であ
る。
使用者は調理の開始時刻または終了時刻を設定でき、遠
隔操作側システムでは前記設定された時刻に調理を開始
または終了するので、使用者の都合に合わせて調理する
ことができる。
テムが機器側強制終了手段を機器制御装置に備えるとと
もに、遠隔操作側システムが遠隔操作側強制終了手段を
備え、調理に異常が発生したときには強制的に終了する
ようにした請求項1ないし請求項9のいずれかに係わる
加熱装置である。
ムと遠隔操作側システムとの情報の授受に異常が発生し
たときには、機器側システムおよび遠隔操作側システム
のいずれも強制的に終了するので、異常なまま加熱が進
行したり、制御動作が無駄に継続する事態を防止するこ
とができる。
テムにおいて機器制御装置を他の部分から着脱自在に構
成し、かつ機器側読取手段と機器側制御手段との間を無
線で接続して構成した請求項1ないし請求項9のいずれ
かに係わる加熱装置である。
及しているパーソナルコンピュータなどで実現すること
ができ、また、機器側読取手段として用いたモデムと前
記パーソナルコンピュータとの間を無線で接続するの
で、機器側読取手段と前記パーソナルコンピュータとを
互いに離れた位置に設置することができる。
を加熱する機器側システムと、前記機器側システムに通
信回線を介して接続され、前記機器側システムにおける
前記食品の加熱を遠隔制御する遠隔操作側システムとで
構成され、前記機器側システムは、加熱エリアと、前記
加熱エリアに載置された食品を加熱する加熱手段と、前
記食品の加熱状況を検出する加熱状況検出手段と、前記
通信回線からの情報を読み取る機器側読取手段および情
報を処理する機器側制御手段を備えた機器制御装置とを
備え、また、前記遠隔操作側システムは、前記通信回線
からの情報を読み取る遠隔操作側読取手段および情報を
処理する遠隔操作側制御手段を備え、前記機器側システ
ムの使用者が前記食品の加熱調理を前記遠隔操作側シス
テムに要求したとき、前記機器側システムは、使用者が
設定した調理メニューに対する制御ルールを与える調理
情報と前記加熱状況情報とを前記通信回線を介して前記
遠隔操作側システムに送出するとともに、加熱に係わる
遠隔制御の情報を前記通信回線を介して前記遠隔操作側
システムから受け取って前記加熱手段を制御し、前記遠
隔操作側システムは、前記通信回線を介して受け取った
前記調理情報および前記加熱状況情報とに基づいて遠隔
制御情報を前記通信回線を介して前記機器側システムに
送出することにより、前記機器側システムと前記遠隔操
作側システムとが前記通信回線を介して双方向に情報を
授受しながら前記食品が前記遠隔操作側システムの遠隔
制御により加熱されるようにした加熱装置とする。
グネトロンを用いた高周波加熱手段とすることができ
る。また、加熱状況検出手段は、食品の加熱に伴う物理
量を検出して加熱状況を直接または間接に検出する手段
とし、食品の重量、食品温度、加熱エリア内の湿度など
の他に、高周波加熱では加熱エリアにおける電界強度分
布、電源電圧、機器側システムの温度などを、温度セン
サ、湿度センサ、電位差計などにより検出する。また、
機器側制御手段および遠隔操作側制御手段は情報を処理
する手段とし、たとえばマイクロコンピュータのプログ
ラム動作により実現し、デジタル信号により情報の入出
力、発生、加工、比較などを行わせることができる。な
お、実施例1および実施例2においては調理メニューに
対応する調理情報も内部のメモリに記憶して備えている
ものとする。また、機器側読取手段および遠隔操作側読
取手段は通信回線を介して情報を入力する手段とし、I
SDNなどにおけるモデムを用いることができる。これ
らは情報の入力のみならず、通信回線への情報の出力に
も用いる。
テムと対話するために、キーボードやマウスなどの入力
手段を備え、機器側制御手段に調理メニューなどを入力
するものとする。
ムが機器側ストック手段を機器制御装置に備えるととも
に、遠隔操作側システムが遠隔操作側ストック手段を備
え、前記機器側ストック手段は遠隔操作側システムから
受け取った情報を蓄積して記憶し、前記遠隔操作側スト
ック手段は機器側システムから受け取った情報を蓄積し
て記憶するようにした請求項1に係わる加熱装置とす
る。
び遠隔操作側ストック手段は、調理に際して相手側から
受け取った情報を蓄積して記憶する手段として、情報を
デジタルデータとして読み書き可能な半導体メモリや磁
気ディスク装置などで実現する。なお、如何なる情報を
記憶するかは機器側システムと遠隔操作側システムとの
間で規定された所定のルールに従うものとする。
ムが機器側デジタル記録媒体を機器制御装置に備えると
ともに、遠隔操作側システムが遠隔操作側デジタル記録
媒体を備え、機器側システムは、使用者が設定した調理
メニューに対応する調理情報を前記機器側デジタル記録
媒体にあらかじめ記憶されている調理情報のうちから読
み出して加熱状況情報とともに遠隔操作側システムに送
出することにより加熱を遠隔制御され、また、前記遠隔
操作側デジタル記録媒体にあらかじめ記録されている新
規の調理情報を供与されて機器側ストック手段に記憶す
るようにした請求項2に係わる加熱装置とする。
は調理メニューに対応する調理情報をあらかじめ記憶し
ている記録媒体、遠隔操作側デジタル記録媒体は同様の
調理情報や他の情報をあらかじめ記憶している記録媒体
として、多数の情報をデジタルデータにより保持する不
揮発性半導体メモリや磁気ディスク装置などで実現す
る。
ムが機器側表示手段と機器側報知手段の少なくともいず
れかを機器制御装置に備えるとともに、遠隔操作側シス
テムが遠隔操作側表示手段と遠隔操作側報知手段の少な
くともいずれかを備え、それぞれ調理情報および加熱状
況情報を表示および報知するようにした請求項1ないし
請求項3のいずれかに係わる加熱装置とする。
者が情報を眼で認識可能な表示手段として、陰極線管や
液晶パネルなどを用いた表示装置て実現する。また、報
知手段は音により情報を認識可能な報知手段として、ブ
ザーや音声合成による音声装置を用いて実現する。
ステムが逐次実行制御部を備え、調理の途中に使用者が
都度設定する要件ごとに逐次に対応して遠隔制御を実行
するようにした請求項1ないし請求項4のいずれかに係
わる加熱装置とする。
システムから調理条件などが都度設定されて入力するた
びに、それに対応する遠隔制御を逐次に実行する手段と
して、たとえばマイクロコンピュータのプログラム動作
で実現でき、遠隔操作側制御手段をマイクロコンピュー
タで実現した場合には、そのマイクロコンピュータの中
のプログラム動作として実現してもよい。
ムが機器側変更手段を機器制御装置に備えるとともに、
遠隔操作側システムが遠隔操作側変更手段を備え、使用
者が初期設定された調理情報の変更を要求入力したと
き、機器側システムおよびは遠隔操作側システムは前記
機器側変更手段および前記遠隔操作側変更手段により一
連の制御を中断して割り込み処理により前記変更要件を
実行するようにした請求項1ないし請求項5のいずれか
に係わる加熱装置とする。
隔操作側変更手段は初期設定された一連の制御を割り込
みにより変更する手段として、半導体メモリなどに記憶
した変更情報とその処理情報とで構成でき、たとえば、
機器側制御手段や遠隔操作側制御手段をマイクロコンピ
ュータで実現した場合には、割込処理により変更情報を
実行させることができる。
ムが第2の機器側ストック手段を機器制御装置に備える
とともに、遠隔操作側システムが第2の遠隔操作側スト
ック手段を備え、前記第2の機器側ストック手段は機器
側変更手段の変更情報を記憶し、前記第2の遠隔操作側
ストック手段には遠隔操作側変更手段の変更情報を記憶
するようにした請求項6に係わる加熱装置とする。
段は変更した調理情報を蓄積して記憶する手段、第2の
遠隔操作側ストック手段は前記変更に対応して出力した
情報を蓄積して記憶する手段として、それぞれ前記の機
器側ストック手段、遠隔操作側ストック手段と同様の手
段で実現する。なお、同一情報は重複して記憶しないの
が常套手段である。また、機器側ストック手段と第2の
機器側ストック手段とを1つの記憶手段内に実現しても
よいことは言うまでもない。遠隔操作側ストック手段と
第2の遠隔操作側ストック手段についても同様にでき
る。
ムが機器側学習機能手段を機器制御装置に備えるととも
に、遠隔操作側システムが遠隔操作側学習機能手段を備
え、前記機器側学習機能手段は、機器側ストック手段に
記憶した調理情報の利用頻度と第2の機器側ストック手
段に記憶した変更情報の利用頻度とに基づいて、一層好
ましい調理情報を機器側ストック手段に記憶し、前記遠
隔操作側学習機能手段は、遠隔操作側ストック手段に記
憶した調理情報の利用頻度と第2の遠隔操作側ストック
手段に記憶した変更情報の利用頻度とに基づいて、一層
好ましい調理情報を機器側ストック手段に記憶し、機器
側システムと遠隔操作側システムとが連携して上記処理
を実行することにより、それぞれが同一の一層好ましい
調理情報を保有するようにした請求項7に係わる加熱装
置とする。
2の機器側ストック手段に記憶された調理メニューおよ
び調理条件などの変更した調理情報の利用頻度から使用
者の好みの設定を学習する手段として、たとえば、第2
の機器側ストック手段に変更して記憶した調理情報を読
み出して再利用するごとに再利用回数を積算して利用頻
度とし、その利用頻度をその情報に付随して記憶させ、
また、利用頻度の最も大きい変更内容が利用者の好みの
設定であると判断する手段にする。機器側ストック手段
の情報についても利用頻度の高い情報ほど、使用者の好
みの設定に対応した遠隔制御システムからの遠隔制御情
報であると判断するようにする。この好ましい調理情報
を好ましい変更情報により変更した結果の調理情報を機
器側ストック手段に書き込む手段として実現でき、たと
えば機器側制御手段をマイクロコンピュータのプログラ
ム動作により実現した場合には、同一マイクロコンピュ
ータの中で情報の書き込み、読み出し、比較、カウント
などの情報処理をプログラム動作で実行させて実現す
る。遠隔操作側学習機能手段についても同様である。
ムが機器側調理時刻設定手段を機器制御装置に備えると
ともに、遠隔操作側システムが遠隔操作側調理時刻設定
手段を備え、使用者が設定した調理の開始時刻または終
了時刻に合わせて遠隔制御により加熱するようにした請
求項1ないし請求項8のいずれかに係わる加熱装置とす
る。
は機器側システムで使用者が調理の開始または終了時刻
を設定する手段として、時計のタイマ設定として実現で
き、機械式時計によるスイッチ設定で実現できるが、た
とえば機器側制御手段をマイクロコンピュータのプログ
ラム動作により実現した場合には、同一マイクロコンピ
ュータの中のタイマを設定することにより実現できる。
また、機器側制御手段は遠隔操作側システムにその調理
時刻設定情報を送出する。遠隔操作側調理時刻設定手段
は、受け取った調理時刻設定情報をそのまま記憶するだ
けでよい。
テムが機器側強制終了手段を機器制御装置に備えるとと
もに、遠隔操作側システムが遠隔操作側強制終了手段を
備え、調理に異常が発生したときには強制的に終了する
ようにした請求項1ないし請求項9のいずれかに係わる
加熱装置とする。
び遠隔操作側強制終了手段は異常時に強制的に終了する
手段として、たとえば、通信回線を介する情報の授受が
不可能となったときに制御を強制終了する手段とし、機
器側読取手段および遠隔操作側読取手段が情報を読み取
れない場合にすべての処理を停止すればよく、機器側制
御手段および遠隔操作側制御手段が加熱手段を切断した
り、動作を停止するようにできるが、たとえば機器側制
御手段をマイクロコンピュータのプログラム動作により
実現した場合には、プログラムカウンタを停止するよう
にしてもよい。なお、情報の授受が不可能となる場合の
他に、食品温度の過上昇などを異常としてもよい。
テムにおいて機器制御装置を他の部分から着脱自在に構
成し、かつ機器側読取手段と機器側制御手段との間を無
線で接続して構成した請求項1ないし請求項9のいずれ
かに係わる加熱装置とする。
機器制御装置が着脱自在な構成は、加熱手段および加熱
状況検出手段と機器制御装置とを有線接続とし、実体は
相互に機械的にも位置的にも分離可能とし、実用上から
はそれぞれ別筺体に収納する。また、機器側読取手段は
通信回線に情報を入出力する手段としての一般的なモデ
ムを用いる。また、送受信手段は機器制御装置と機器側
読取手段とを無線接続する手段として、赤外線ないし微
弱電波を用いることができる。なお、機器制御装置は、
たとえば一般的に普及しているパーソナルコンピュータ
によっても実現でき、そのプログラム動作により機器側
制御手段、機器側変更手段、機器側調理時刻設定手段、
機器側学習機能手段、機器側強制終了手段などのすべて
を実現でき、また、その磁気ディスク装置などにより機
器側デジタル記録媒体、機器側ストック手段、第2の機
器側ストック手段を実現することができる。また、その
表示器、発音器により機器側表示手段、機器側報知手段
を実現することができる。また、そのキーボード、マウ
スは使用者が調理メニューおよび調理条件などの調理情
報を設定したり変更するための入力手段となる。
て図面を参照しながら説明する。
ある。図において、9は加熱機器側(以下、機器側と称
す)を構成する機器側システム、10は食品、11は食
品10が載置されて加熱される加熱エリア、12は食品
10を加熱する加熱手段、13は食品10の加熱状況を
検出する加熱状況検出手段、14は機器側システム9に
おける情報を処理する機器側制御手段、15は通信回線
17を介して入力する情報を読み取る機器側読取手段で
ある。機器側制御手段14と機器側読取手段15とは機
器側システム9の全体の動作を制御する機器制御装置1
6を構成する。また、18は遠隔操作側を構成する遠隔
操作側システム、19は通信回線17を介して入力する
情報を読み取る遠隔操作側読取手段、20は遠隔操作側
システム18における情報を処理する遠隔操作側制御手
段である。なお、機器側システム9には、使用者が「*
**の**料理」などの調理メニューなどを入力するキ
ーボードやマウスなどの入力手段(図示せず)を備え、
使用者の入力操作に対応する情報を機器側制御手段14
に出力するものとする。
側システム9において、たとえば電子レンジなどの高周
波を閉じ込めて食品を加熱する加熱室などの加熱エリア
11に食品10が載置され、加熱手段12は機器側制御
手段14の制御のもとに食品10を加熱する。このと
き、加熱状況検出手段13は、食品10の物理的変化を
検出している。加熱状況検出手段13は、食品10から
加熱とともに発生する水分変化、湿度変化、食品の重
さ、食品の温度などの他に、電子レンジであれば、加熱
エリア11内の電界の分布、電源電圧変動、機器側シス
テム9の温度、加熱エリア11内の温度などを検出す
る。これらの加熱状況情報は機器側制御手段14に伝達
される。
法を十分に理解している場合には、前記入力手段の所定
の操作により食品10に対する調理メニューを設定す
る。前記入力手段は調理メニューを機器側制御手段14
に出力する。機器側制御手段14は加熱調理を制御する
ための制御ルールを調理情報として調理メニューごとに
備えており、入力された調理メニューに対する調理情報
と、加熱状況検出手段13が検出した加熱状況情報とに
対応して加熱手段12を制御し、加熱エリア11内の食
品10を加熱する。
法を十分に理解できない場合、前記入力手段に設けたヘ
ルプキー(図示せず)を押す。このとき、機器側制御手
段14は、機器側読取手段15と光ファイバーケーブル
などの通信回線17とを介して遠隔操作側システム18
にアクセスし、遠隔操作側読取手段19を介して遠隔操
作側制御手段20に制御を委託する。このとき、機器側
システム9からは調理メニューに対応する調理情報と加
熱状況情報とを通信回線17を介して遠隔操作側システ
ム18に送出する。遠隔操作側システム18において、
遠隔操作側読取手段19は通信回線17を介して入力し
た調理情報と加熱状況情報とを読み取って遠隔操作側制
御手段20に出力する。遠隔操作側制御手段20は、こ
れらの情報に基づいて加熱エリア11中の食品10が最
適に加熱されるように通信回線17を介して遠隔制御情
報を機器側システム9に送出して遠隔制御する。このと
き、加熱の進行に伴って加熱状況が刻々変化するので、
機器側システム9は常に加熱状況情報を通信回線17を
介して遠隔操作側システム18に送出する。
ステム9と遠隔操作側システム18とが通信回線17を
介して調理メニューおよび調理条件などの調理情報と、
加熱状況など情報と、遠隔制御情報とを双方向に授受
し、遠隔操作側システム18により食品10が適切な仕
上がりとなるように機器側システム9を遠隔制御するこ
とにより、機器側システム9の使用者に調理の知識がな
く、また操作方法がわからなくても、簡単、かつ適格に
調理することができる。
施例2について図面を参照しながら説明する。図2は本
実施例の構成を示すブロック図である。なお、図1に示
した実施例1と同じ構成要素には同一番号を付与して詳
細な説明を省略する。本実施例が実施例1と異なる点
は、機器制御装置16に機器側ストック手段21を設
け、遠隔操作側システム18には遠隔操作側ストック手
段22を設け、機器側ストック手段21には遠隔操作側
システム18から受け取った情報をストックし、遠隔操
作側ストック手段22には機器側システム9から受け取
った情報を蓄積するようにしたことにある。なお、機器
側ストック手段21および遠隔操作側ストック手段22
としては、磁気ディスク装置などの磁気記憶手段や半導
体メモリなどの不揮発性記憶手段が有効である。
側システム9において、機器側制御手段14は、遠隔操
作側システム18から受け取った情報を機器側ストック
手段21に蓄積して記憶させる。また、遠隔操作側シス
テム18において、遠隔操作側制御手段20は、機器側
システム9から受け取った情報を遠隔操作側ストック手
段22に蓄積して記憶させる。これにより、機器側シス
テム9は遠隔操作側システム18から受け取った新しい
調理メニューなどの情報を機器側ストック手段21に蓄
積して記憶し、また、遠隔操作側システム18では機器
側システム9から受け取った調理メニューや加熱状況な
どの情報を蓄積して記憶する。なお、他の動作について
は実施例1と同じであり、説明を省略する。
装置16に機器側ストック手段21を設けて遠隔操作側
システム18から受け取った情報を蓄積することによ
り、新しい調理メニューを追加記憶することができ、ま
た、遠隔操作側システム18には遠隔操作側ストック手
段22を設けて機器側システム9から受け取った情報を
蓄積することにより、遠隔操作側システム18の管理者
は、機器側システムにおける調理メニューの使用状況や
加熱状況を新しい調理メニューの開発などに反映するこ
とができる。
隔操作側ストック手段22が記憶する情報は上記に限定
されるものではなく、機器側システム9と遠隔操作側シ
ステム18との間で規定された所定のルールに従うもの
とする。
施例3について図面を参照しながら説明する。図3は本
実施例の構成を示すブロック図である。なお、実施例1
および実施例2と同じ構成要素には同一番号を付与して
詳細な説明を省略する。本実施例が実施例1ないし実施
例2と異なる点は、機器側システム9には機器側デジタ
ル記録媒体23aを機器制御装置16に備え、また、遠
隔操作側システム18には遠隔操作側デジタル記録媒体
23bを備え、それぞれ多量の情報をあらかじめ記憶し
ていることにある。なお、機器側デジタル記録媒体23
aおよび遠隔操作側デジタル記録媒体23bは、情報を
デジタル信号により記録しているフロッピーディスク、
コンパクトディスク、バーコードなどの記録媒体であ
る。
用者が入力した調理メニューに対応する調理情報を備え
ているとしたが、多岐多様な調理メニューに対応するた
めには多数の調理情報をあらかじめ保有している必要が
ある。また、遠隔操作側システム18においても、多岐
多様な新しいメニューに対する調理情報をあらかじめ保
有している必要がある。本実施例において、機器側デジ
タル記録媒体23aと遠隔操作側デジタル記録媒体23
bは、これらの情報を容易に提供するものである。
側システム9において、使用者が調理メニュー操作入力
すると、機器側制御手段14は、機器側デジタル記録媒
体23aにあらかじめ記録された多数の調理情報の中か
ら入力された調理メニューに対応する調理情報を読み取
る。したがって、有限個のキーを備えた入力手段であっ
ても、また調理メニューが多くても、多岐多様な調理メ
ニューに対応する調理情報を容易に得ることができる。
つぎに、機器側制御手段14は、機器側読取手段15お
よび通信回線17を介して前記調理情報と加熱状況情報
とを通信回線17に介して遠隔操作側システム18に送
出する。
作側読取手段19は、通信回線17を介して入力した調
理情報と加熱状況情報とを読み取り、遠隔操作側制御手
段20に出力する。遠隔操作側制御手段20は、入力し
た調理情報と加熱状況情報とに基づいて、食品10を適
切に加熱するための遠隔操作情報を通信回線17を介し
て機器側システム9に送出する。また、遠隔操作側デジ
タル記録媒体23bには新しい調理メニューとそれに対
する調理情報をあらかじめ記録して保持しており、遠隔
操作側システム18からの所定のアクセス処理により、
新しい調理メニューを機器側システム9に送出し、機器
側システム9は入力した新しい調理メニューを機器側ス
トック手段21に記録する。
ーにより調理を要望する場合、機器側ストック手段に記
憶した新しい調理メニューの情報を読み出し、遠隔操作
側システム18にアクセスして送出する。遠隔操作側シ
ステム18では、その要望に対応して機器側システムか
ら加熱状況情報を入力し、遠隔操作側デジタル記録媒体
23bに記憶している調理情報と入力した加熱情報入力
とに基づいて、食品10を適切に加熱するための遠隔操
作情報を機器側システム9に送出する。
調理メニューの名称とともに、その調理情報も機器側シ
ステム9に送出し、機器側システム9では機器側ストッ
ク手段21に新しい調理メニューの名称とその調理情報
との両方を記憶するようにしてもよい。このとき、機器
側ストック手段21は大きい記憶容量を必要とするが、
単独でも新しい調理メニューで調理できることは言うま
でもない。
装置16には機器側デジタル記録媒体23aを設け、調
理メニューに対応する多数の調理情報をあらかじめ記憶
していることにより、入力手段で入力した多岐多様な調
理メニューに対応する調理情報を備えることができる。
また、遠隔操作側システム18に遠隔操作側デジタル記
録媒体23bを設け、新しい調理メニューとその調理情
報とをあらかじめ記憶しておくことにより、それを機器
側システム9に与えたり、その調理メニューにおける遠
隔制御に供することができる。
施例4について図面を参照しながら説明する。図4は本
実施例の構成を示すブロック図である。なお、実施例1
ないし実施例4と同じ構成要素には同一番号を付与して
詳細な説明を省略する。本実施例が実施例3と異なる点
は、機器制御装置16には、調理メニューや加熱状況を
表示する機器側表示手段24a、および同様の機器側報
知手段25aを備え、また、遠隔操作側システム18に
は同様の遠隔操作側表示手段24b、および遠隔操作側
報知手段25bを備えたことにある。なお、機器側表示
手段24a、遠隔操作側表示手段24bとしては、たと
えば液晶や小型の陰極線管を用いた表示装置を用いるこ
とができ、また、機器側報知手段25a、遠隔操作側報
知手段25bとしては、たとえば音声合成による音声で
報知する発音器を用いることができる。
側システム9において、機器側制御手段14は、現在の
調理メニューおよび加熱状況を機器側表示手段24aに
より表示させる。また、所定の異常状態に対しては機器
側報知手段25aにより使用者に音や音声などで報知す
る。一方、遠隔操作側システム18において、遠隔操作
側制御手段20は、現在の調理メニューおよび加熱状況
を遠隔操作側表示手段24bにより表示させる。また、
所定の異常状態に対しては遠隔操作側報知手段25bに
より管理者に音や音声などで報知する。したがって、使
用者は設定した調理メニューおよび加熱状況を確認で
き、とくに、遠隔制御により自動的に調理させている場
合には調理内容についての不安感を払拭することができ
る。一方、遠隔操作側システムについても、管理者は遠
隔操作している機器側システム9が正常に動作している
か否かを確認でき、オペレーションも楽になる。
装置16に機器側表示手段24aおよび機器側報知手段
25aを備え、また、遠隔操作側システム18には遠隔
操作側表示手段24bおよび遠隔操作側報知手段25b
を備え、それぞれ、現在の調理メニューや加熱状況など
を表示および報知するようにしたことにより、機器側シ
ステム9の使用者および遠隔操作側システム18の管理
者は、それぞれ現状を確認することができ、不安なく、
かつ異常の有無を容易に認識することができ、的確な調
理を実行することができる。
24aまたは機器側報知手段25aのいずれか一方のみ
備えてもよい。遠隔操作側システム18においても同様
である。また、機器側表示手段24a、機器側報知手段
25a、遠隔操作側表示手段24b、遠隔操作側報知手
段25bは、機器側システム9と遠隔操作側システム1
8との遠隔制御以外の通信などに利用してもよい。
施例5について図面を参照しながら説明する。図5は本
実施例の構成を示すブロック図である。なお、実施例1
ないし実施例4と同じ構成要素には同一番号を付与して
詳細な説明を省略する。本実施例が実施例4と異なる点
は、遠隔操作側システム18に逐次実行制御部26を備
え、機器側システムで使用者が都度設定する要件に対応
して逐次に遠隔制御を実行するようにしたことにある。
者が自動的に遠隔操作側システム18により遠隔制御で
調理させる場合、調理の途中において、使用者が調理条
件などの要件を都度設定して遠隔操作側システム18に
要求すると、遠隔操作側システム18において逐次実行
制御部26はその要求ごとに対応した遠隔制御情報を設
定し機器側システム9に送出する。なお、使用者の都度
設定は前記入力手段により設定できる。したがって、使
用者が好みに応じて都度設定する調理条件などを逐次に
織り込みながら遠隔制御することができる。
側システム18に逐次実行制御部26を設け、調理を遠
隔制御により実行中において、機器側システムの使用者
の都度設定する調理条件などに逐次に応じながら遠隔制
御するようにしたことにより、使用者が好みなどで都度
設定した要件を織り込みながら遠隔制御で加熱すること
ができる。
施例6について図面を参照しながら説明する。図6は本
実施例の構成を示すブロック図である。なお、実施例1
ないし実施例5と同じ構成要素には同一番号を付与して
詳細な説明を省略する。本実施例が実施例5と異なる点
は、機器制御装置16に機器側変更手段27aを備え、
また、遠隔操作側システム18には遠隔操作側変更手段
27bを備え、初期設定された調理情報に基づく一連の
制御を割り込みにより変更して、中断、再開、調理時刻
などを変更できるようにしたことにある。
者が遠隔操作側システム18により自動的に調理させる
場合、使用者が入力した調理メニューに対応する調理情
報に基づいて調理が進行する。そのとき、使用者が調理
を中断して状態を確認したり味見したい場合に、入力手
段により中断を入力すると、機器側制御手段14は割り
込みによる中断と判断し、割込情報を遠隔操作側システ
ムに出力して割り込み処理に移行させるとともに自らも
割込処理に移行する。この時点から機器側変更手段27
aの変更情報、ここでは中断情報による動作が開始し、
遠隔操作側制御手段20は前記中断情報に従って加熱手
段12の動作を停止させ、中断動作を継続する。使用者
が再開を入力する機器側変更手段27aは中断を終了
し、機器側制御手段14および遠隔操作側制御手段20
は割込処理を解除され、中断前の一連の制御に戻る。な
お、上記の割込動作中に機器側変更手段27aの変更情
報は遠隔操作側変更手段27bにも出力される。以上の
動作により、使用者は上記の中断動作中に食品10を確
認することができる。調理時刻も同様に変更することが
できる。
装置16に機器側変更手段27a、遠隔操作側システム
18には遠隔操作側変更手段27bを設け、初期設定さ
れた一連の制御を割り込みにより変更できるようにした
ことにより、使用者は調理を中断および再開できるとと
もに、調理時刻も変更することができる。
施例7について図面を参照しながら説明する。図7は本
実施例の構成を示すブロック図である。なお、実施例1
ないし実施例6と同じ構成要素には同一番号を付与して
詳細な説明を省略する。本実施例が実施例6と異なる点
は、機器制御装置16には第2の機器側ストック手段2
8aを備え、また、遠隔操作側システム18には第2の
遠隔操作側ストック手段28bを備え、第2の機器側ス
トック手段28aには機器側変更手段27aにより変更
した変更情報を蓄積して記憶し、第2の遠隔操作側スト
ック手段28bには遠隔操作側変更手段27bにより変
更した変更情報を蓄積して記憶し、それらを再利用でき
るようにしたことにある。
者が機器側変更手段27aにより変更した調理情報を第
2の機器側ストック手段28aに蓄積して記憶する。使
用者が以前と同じ変更を要求したとき、機器側制御手段
14は第2の機器側ストック手段28aに記憶した変更
情報を用いて割込による変更動作を実行する。したがっ
て、たとえば、使用者が調理の中断、再開を幾度も繰り
返す場合に有効である。
装置16には第2の機器側ストック手段28a、遠隔操
作側システム18には第2の遠隔操作側ストック手段2
8bを備え、それぞれ変更情報を蓄積して記憶するよう
にしたことにより、機器側システム9および遠隔操作側
システム18では変更した情報を繰り返して利用するこ
とができ、調理の中断、再開を繰り返す場合などにおい
て、変更した情報をいつでも自由に利用することができ
る。また、遠隔操作側システム18においても、使用者
が変更した情報を蓄積して記憶することができる。
施例8について図面を参照しながら説明する。図8は本
実施例の構成を示すブロック図である。なお、実施例1
ないし実施例7と同じ構成要素には同一番号を付与して
詳細な説明を省略する。本実施例が実施例7と異なる点
は、機器制御装置16に機器側学習機能手段29a、遠
隔操作側システム18には遠隔操作側学習機能手段29
bを備え、調理情報を使用者が一層好ましいものにして
記憶するようにしたことにある。
ず、機器側システム9について説明する。機器側ストッ
ク手段21には遠隔操作側システムから受け取った新し
い調理情報を記憶している。また、第2の機器側ストッ
ク手段は、機器側変更手段27aにより使用者が処理を
変更した変更情報が記憶されている。これらの情報は使
用者にとって好ましいものほど何回も使用され、使用頻
度が高くなる。機器側学習機能手段29aは、機器側ス
トック手段21および第2の機器側ストック手段28a
に記憶した情報の利用頻度に基づいて、機器側ストック
手段21に記憶している調理情報のうちの好ましい調理
情報に、第2の機器側ストック手段28aに記憶してい
る変更情報のうち、前記好ましい調理情報に対する好ま
しい変更情報を加え、それを、一層好ましい調理情報と
して機器側ストック手段21に記憶する。また、遠隔操
作側学習機能手段29bについても同様である。機器側
システム9と遠隔操作側システム18とが連携して上記
の処理を行うことにより、両者が同一の一層好ましい調
理情報を機器側ストック手段21、遠隔操作側ストック
手段22のそれぞれに保有することができる。
装置16には機器側学習機能手段29aを備え、遠隔操
作側システム18には遠隔操作側学習機能手段29bを
備え、機器側システムでは機器側ストック手段21に記
憶した調理情報および第2の機器側ストック手段28a
に記憶した変更情報の使用頻度に基づいて一層好ましい
調理情報を機器側ストック手段21に記憶し、遠隔操作
側システムにおいても同様に一層好ましい調理情報を遠
隔操作側ストック手段22に記憶し、上記の処理を機器
側システム9と遠隔操作側システム18とが連携して行
うことにより、いずれにも同一の一層好ましい調理情報
を保有することができる。この場合、その一層好ましい
調理情報による調理を機器側単独で実行すれば、遠隔操
作側システムを介した調理よりも処理が速いことは言う
までもなく、遠隔操作側システムの制御負担を低減でき
る。
施例9について図面を参照しながら説明する。図9は本
実施例の構成を示すブロック図である。なお、実施例1
ないし実施例8と同じ構成要素には同一番号を付与して
詳細な説明を省略する。本実施例が実施例8と異なる点
は、機器制御装置16には調理時刻を設定できる機器側
調理時刻設定手段30aを備え、また、遠隔操作側シス
テム18には遠隔操作側調理時刻設定手段30bを備
え、調理を開始または完了する時刻を設定できるように
したことにある。
者は、機器側調理時刻設定手段30aにより調理の開始
時刻または完了時刻を設定すると、通信回線17により
遠隔操作側システム18の遠隔操作側調理時刻設定手段
30bによりその情報が読み取られて設定される。遠隔
操作側制御手段20は遠隔操作側調理時刻設定手段30
bに設定された調理時刻に合わせて調理を開始または完
了するように遠隔制御する。
装置16に機器側調理時刻設定手段30a、遠隔操作側
システム18に遠隔操作側調理時刻設定手段30bを設
け、使用者が機器側調理時刻設定手段30aに設定した
調理時刻に遠隔制御により調理を開始または完了するよ
うにしたことにより、使用者の都合のよい時刻に開始ま
たは完了できるので、使い勝手が非常によくなる。
実施例10について図面を参照しながら説明する。図1
0は本実施例の構成を示すブロック図である。なお、実
施例1ないし実施例9と同じ構成要素には同一番号を付
与して詳細な説明を省略する。本実施例が実施例9と異
なる点は、機器制御装置16に機器側強制終了手段32
aを備え、また、遠隔操作側システム18には同様の遠
隔操作側強制終了手段32bを備え、通信回線17を介
する情報の授受に異常が発生したとき、強制終了するよ
うにしたことにある。
操作側システム18により遠隔制御で調理を実行してい
るとき、機器側システム9と遠隔操作側システム18と
の間で通信回線17を介する情報の授受が不可能となっ
た場合、機器側強制終了手段32aおよび遠隔操作側強
制終了手段32bは、いずれも強制的に調理を中断す
る。このとき、機器側表示手段24aまたは機器側報知
手段25aにより異常により調理を中断したことを使用
者に表示または報知する。遠隔操作側システムにおいて
も同様にできる。
装置16に機器側強制終了手段32aを備え、また遠隔
操作側システム18には遠隔操作側強制終了手段32b
を備え、通信回線17を介する機器側システム9と遠隔
操作側システム18との情報の授受に異常が発生したと
き、強制終了するようにしたことにより、遠隔制御不能
による異常な調理を防止することができる。
実施例11について図面を参照しながら説明する。図1
1は本実施例の構成を示すブロック図である。なお、実
施例1ないし実施例10と同じ構成要素には同一番号を
付与して詳細な説明を省略する。本実施例が実施例9と
異なる点は、機器制御装置16が機器側システム9から
着脱自在な構成とし、かつ、機器側制御手段14と機器
側読取手段15との間を無線接続する送受信手段31を
備えたことにある。この場合、機器制御装置16とし
て、ネットワークに接続したコンピュータ、たとえば、
インターネットなどができるパーソナルコンピュータ3
3を用い、機器側読取手段15として通信回線17を介
して情報を授受するモデムを用い、パーソナルコンピュ
ータ33と機器側読取手段15との間を送受信手段31
により赤外線や微弱電波などで無線接続する構成とす
る。
ドやマウスなどを備えているので入力手段を備えてお
り、また、記録装置を備えているので機器側ストック手
段21、機器側デジタル記録媒体23a、第2の機器側
ストック手段28aの機能を備え、また、機器側制御手
段14、機器側変更手段27a、機器側学習機能手段2
9a、機器側調理時刻設定手段30a、および機器側強
制終了手段32aは、すべてパーソナルコンピュータ3
3のプログラム動作により実現され、さらに、表示器や
発音器も備えているので、機器側表示手段24aおよび
機器側報知手段25aの機能を備えている。
器側制御手段14とパーソナルコンピュータ33とは送
受信手段31を介して無線で接続され、機器側制御手段
14と送受信手段31とパーソナルコンピュータ33と
が全体として機器制御装置16を構成し、実施例10と
同じ動作を行う。このとき、機器側読取手段15を通信
回線17の終端位置に配置し、パーソナルコンピュータ
33を前記終端位置から離れた加熱エリア11の近傍に
配置し、その間を無線で接続することができる。
装置16の機器側読取手段15以外をパーソナルコンピ
ュータ33で構成し、通信回線17に接続された機器側
読取手段15とパーソナルコンピュータ33との間を無
線の送受信手段31で接続して機器制御装置とすること
により、一般に普及しているパーソナルコンピュータを
介して加熱手段12を制御するようにできる。
ないことは言うまでもない。
する機器側システムと、前記機器側システムに通信回線
を介して接続され、前記機器側システムにおける前記食
品の加熱を遠隔制御する遠隔操作側システムとで構成さ
れ、前記機器側システムは、加熱エリアと、前記加熱エ
リアに載置された食品を加熱する加熱手段と、前記食品
の加熱状況を検出する加熱状況検出手段と、前記通信回
線からの情報を読み取る機器側読取手段および情報を処
理する機器側制御手段を備えた機器制御装置とを備え、
また、前記遠隔操作側システムは、前記通信回線からの
情報を読み取る遠隔操作側読取手段および情報を処理す
る遠隔操作側制御手段を備え、前記機器側システムの使
用者が前記食品の加熱調理を前記遠隔操作側システムに
要求したとき、前記機器側システムは、使用者が設定し
た調理メニューに対する制御ルールを与える調理情報と
前記加熱状況情報とを前記通信回線を介して前記遠隔操
作側システムに送出するとともに、加熱に係わる遠隔制
御の情報を前記通信回線を介して前記遠隔操作側システ
ムから受け取って前記加熱手段を制御し、前記遠隔操作
側システムは、前記通信回線を介して受け取った前記調
理情報および前記加熱状況情報とに基づいて遠隔制御情
報を前記通信回線を介して前記機器側システムに送出す
ることにより、前記機器側システムと前記遠隔操作側シ
ステムとが前記通信回線を介して双方向に情報を授受し
ながら前記食品が前記遠隔操作側システムの遠隔制御に
より加熱されるようにした加熱装置とすることにより、
機器側システムと遠隔操作側システムが調理に必要な情
報を双方向に授受し、遠隔操作側システムが自動的に機
器側システムにおける食品の加熱を遠隔制御するので、
使用者が全く調理の知識を持ち合わせなくても、また手
を煩わせることなく調理できるとともに、使用者にとっ
て好ましい状態に仕上げることができる。
ムが機器側ストック手段を機器制御装置に備えるととも
に、遠隔操作側システムが遠隔操作側ストック手段を備
え、前記機器側ストック手段は遠隔操作側システムから
受け取った情報を蓄積して記憶し、前記遠隔操作側スト
ック手段は機器側システムから受け取った情報を蓄積し
て記憶するようにした請求項1に係わる加熱装置とする
ことにより、機器側システムには遠隔操作側システムか
らの遠隔制御情報を蓄積できるので、食品の加熱制御に
再利用できるとともに、遠隔操作側システムには機器側
システムからの調理情報や加熱状況情報を蓄積できるの
で、使用者の好みの調理メニューや調理条件などの新し
い調理の開発などに活用することができる。
ムが機器側デジタル記録媒体を機器制御装置に備えると
ともに、遠隔操作側システムが遠隔操作側デジタル記録
媒体を備え、機器側システムは、使用者が設定した調理
メニューに対応する調理情報を前記機器側デジタル記録
媒体にあらかじめ記憶されている調理情報のうちから読
み出して加熱状況情報とともに遠隔操作側システムに送
出することにより加熱を遠隔制御され、また、前記遠隔
操作側デジタル記録媒体にあらかじめ記録されている新
規の調理情報を供与されて機器側ストック手段に記憶す
るようにした請求項2に係わる加熱装置とすることによ
り、機器側システムは多岐多様な調理情報を機器側デジ
タル記録媒体に持ち合わせることができ、使用者が所望
する調理に該当する調理情報を容易に機器側システムに
送出でき、また、遠隔操作側システムは多岐多様な遠隔
制御情報を遠隔操作側デジタル記録媒体に持ち合わせる
ことができ、機器側システムの要望に容易に対応して遠
隔制御できるとともに、機器側システムが持ち合わせな
い調理情報、たとえば世界中の調理メニューや新しい調
理情報などを遠隔操作側デジタル記録媒体に格納してお
き、それを機器側システムに与えることもできる。
ムが機器側表示手段と機器側報知手段の少なくともいず
れかを機器制御装置に備えるとともに、遠隔操作側シス
テムが遠隔操作側表示手段と遠隔操作側報知手段の少な
くともいずれかを備え、それぞれ調理情報および加熱状
況情報を表示および報知するようにした請求項1ないし
請求項3のいずれかに係わる加熱装置とすることによ
り、機器側システムでは機器側表示手段や機器側報知手
段が調理情報や加熱状況情報をリアルタイムで表示や報
知をするので、使用者は不安なく調理することができ、
また、遠隔操作側システムにおいても同様の表示や報知
により管理者は機器側システムにおける調理が正常であ
るか否かを知ることができる。
ステムが逐次実行制御部を備え、調理の途中に使用者が
都度設定する要件ごとに逐次に対応して遠隔制御を実行
するようにした請求項1ないし請求項4のいずれかに係
わる加熱装置とすることにより、所定の制御に使用者の
好みを都度に織り込みながら遠隔制御することができ
る。
ムが機器側変更手段を機器制御装置に備えるとともに、
遠隔操作側システムが遠隔操作側変更手段を備え、使用
者が初期設定された調理情報の変更を要求入力したと
き、機器側システムおよびは遠隔操作側システムは前記
機器側変更手段および前記遠隔操作側変更手段により一
連の制御を中断して割り込み処理により前記変更要件を
実行するようにした請求項1ないし請求項5のいずれか
に係わる加熱装置とすることにより、遠隔制御による調
理中であっても中断や再開、調理時刻の変更などに対応
することができ、調理の途中で味見したり、不規則な食
事時刻に合わせて調理することができる。
ムが第2の機器側ストック手段を機器制御装置に備える
とともに、遠隔操作側システムが第2の遠隔操作側スト
ック手段を備え、前記第2の機器側ストック手段は機器
側変更手段の変更情報を記憶し、前記第2の遠隔操作側
ストック手段には遠隔操作側変更手段の変更情報を記憶
するようにした請求項6に係わる加熱装置とすることに
より、同じ変更に対しては記憶された変更情報を繰り返
し再利用することができる。
ムが機器側学習機能手段を機器制御装置に備えるととも
に、遠隔操作側システムが遠隔操作側学習機能手段を備
え、前記機器側学習機能手段は、機器側ストック手段に
記憶した調理情報の利用頻度と第2の機器側ストック手
段に記憶した変更情報の利用頻度とに基づいて、一層好
ましい調理情報を機器側ストック手段に記憶し、前記遠
隔操作側学習機能手段は、遠隔操作側ストック手段に記
憶した調理情報の利用頻度と第2の遠隔操作側ストック
手段に記憶した変更情報の利用頻度とに基づいて、一層
好ましい調理情報を機器側ストック手段に記憶し、機器
側システムと遠隔操作側システムとが連携して上記処理
を実行することにより、それぞれが同一の一層好ましい
調理情報を保有するようにした請求項7に係わる加熱装
置とすることにより、たとえば、新しい調理情報などを
使用者にとってより一層好ましい調理情報に変えて、機
器側システムと遠隔操作側システムとが保有することが
できる。
ムが機器側調理時刻設定手段を機器制御装置に備えると
ともに、遠隔操作側システムが遠隔操作側調理時刻設定
手段を備え、使用者が設定した調理の開始時刻または終
了時刻に合わせて遠隔制御により加熱するようにした請
求項1ないし請求項8のいずれかに係わる加熱装置とす
ることにより、機器側システムにおいて使用者は調理の
開始時刻または終了時刻を設定でき、遠隔操作側システ
ムでは前記設定された時刻に調理を開始または終了する
ので、多数の使用者のそれぞれの都合に合わせて昼夜を
厭わずに調理することができる。
テムが機器側強制終了手段を機器制御装置に備えるとと
もに、遠隔操作側システムが遠隔操作側強制終了手段を
備え、調理に異常が発生したときには強制的に終了する
ようにした請求項1ないし請求項9のいずれかに係わる
加熱装置とすることにより、たとえば、機器側システム
と遠隔操作側システムとの情報の授受に異常が発生した
ときには、機器側システムおよび遠隔操作側システムの
いずれも強制的に終了するので、異常なままに加熱が進
行して暴走したり、遠隔操作側システムの制御動作が無
駄に継続する事態を防止することができる。
テムにおいて機器制御装置を他の部分から着脱自在に構
成し、かつ機器側読取手段と機器側制御手段との間を無
線で接続して構成した請求項1ないし請求項9のいずれ
かに係わる加熱装置とすることにより、機器制御装置を
一般に普及しているパーソナルコンピュータなどで実現
することができ、また、機器側読取手段として用いたモ
デムと前記パーソナルコンピュータとの間を無線で接続
するので互いに離れた位置に設置でき、設置の自由度を
向上させることができる。
ック図
ック図
ック図
ック図
ック図
ック図
ック図
ック図
ック図
ブロック図
ブロック図
Claims (11)
- 【請求項1】 食品を加熱する機器側システムと、前記
機器側システムに通信回線を介して接続され、前記機器
側システムにおける前記食品の加熱を遠隔制御する遠隔
操作側システムとで構成され、前記機器側システムは、
加熱エリアと、前記加熱エリアに載置された食品を加熱
する加熱手段と、前記食品の加熱状況を検出する加熱状
況検出手段と、前記通信回線からの情報を読み取る機器
側読取手段および情報を処理する機器側制御手段を備え
た機器制御装置とを備え、また、前記遠隔操作側システ
ムは、前記通信回線からの情報を読み取る遠隔操作側読
取手段および情報を処理する遠隔操作側制御手段を備
え、前記機器側システムの使用者が前記食品の加熱調理
を前記遠隔操作側システムに要求したとき、前記機器側
システムは、使用者が設定した調理メニューに対する制
御ルールを与える調理情報と前記加熱状況情報とを前記
通信回線を介して前記遠隔操作側システムに送出すると
ともに、加熱に係わる遠隔制御の情報を前記通信回線を
介して前記遠隔操作側システムから受け取って前記加熱
手段を制御し、前記遠隔操作側システムは、前記通信回
線を介して受け取った前記調理情報および前記加熱状況
情報とに基づいて遠隔制御情報を前記通信回線を介して
前記機器側システムに送出することにより、前記機器側
システムと前記遠隔操作側システムとが前記通信回線を
介して双方向に情報を授受しながら前記食品が前記遠隔
操作側システムの遠隔制御により加熱されるようにした
加熱装置。 - 【請求項2】 機器側システムが機器側ストック手段を
機器制御装置に備えるとともに、遠隔操作側システムが
遠隔操作側ストック手段を備え、前記機器側ストック手
段は遠隔操作側システムから受け取った情報を蓄積して
記憶し、前記遠隔操作側ストック手段は機器側システム
から受け取った情報を蓄積して記憶するようにした請求
項1記載の加熱装置。 - 【請求項3】 機器側システムが機器側デジタル記録媒
体を機器制御装置に備えるとともに、遠隔操作側システ
ムが遠隔操作側デジタル記録媒体を備え、機器側システ
ムは、使用者が設定した調理メニューに対応する調理情
報を前記機器側デジタル記録媒体にあらかじめ記憶され
ている調理情報のうちから読み出して加熱状況情報とと
もに遠隔操作側システムに送出することにより加熱を遠
隔制御され、また、前記遠隔操作側デジタル記録媒体に
あらかじめ記録されている新規の調理情報を供与されて
機器側ストック手段に記憶するようにした請求項2記載
の加熱装置。 - 【請求項4】 機器側システムが機器側表示手段と機器
側報知手段の少なくともいずれかを機器制御装置に備え
るとともに、遠隔操作側システムが遠隔操作側表示手段
と遠隔操作側報知手段の少なくともいずれかを備え、そ
れぞれ調理情報および加熱状況情報を表示および報知す
るようにした請求項1ないし請求項3のいずれかに記載
の加熱装置。 - 【請求項5】 遠隔操作側システムが逐次実行制御部を
備え、調理の途中に使用者が都度設定する要件ごとに逐
次に対応して遠隔制御を実行するようにした請求項1な
いし請求項4のいずれかに記載の加熱装置。 - 【請求項6】 機器側システムが機器側変更手段を機器
制御装置に備えるとともに、遠隔操作側システムが遠隔
操作側変更手段を備え、使用者が初期設定された調理情
報の変更を要求入力したとき、機器側システムおよびは
遠隔操作側システムは前記機器側変更手段および前記遠
隔操作側変更手段により一連の制御を中断して割り込み
処理により前記変更要件を実行するようにした請求項1
ないし請求項5のいずれかに記載の加熱装置。 - 【請求項7】 機器側システムが第2の機器側ストック
手段を機器制御装置に備えるとともに、遠隔操作側シス
テムが第2の遠隔操作側ストック手段を備え、前記第2
の機器側ストック手段は機器側変更手段の変更情報を記
憶し、前記第2の遠隔操作側ストック手段には遠隔操作
側変更手段の変更情報を記憶するようにした請求項6記
載の加熱装置。 - 【請求項8】 機器側システムが機器側学習機能手段を
機器制御装置に備えるとともに、遠隔操作側システムが
遠隔操作側学習機能手段を備え、前記機器側学習機能手
段は、機器側ストック手段に記憶した調理情報の利用頻
度と第2の機器側ストック手段に記憶した変更情報の利
用頻度とに基づいて、一層好ましい調理情報を機器側ス
トック手段に記憶し、前記遠隔操作側学習機能手段は、
遠隔操作側ストック手段に記憶した調理情報の利用頻度
と第2の遠隔操作側ストック手段に記憶した変更情報の
利用頻度とに基づいて、一層好ましい調理情報を機器側
ストック手段に記憶し、機器側システムと遠隔操作側シ
ステムとが連携して上記処理を実行することにより、そ
れぞれが同一の一層好ましい調理情報を保有するように
した請求項7記載の加熱装置。 - 【請求項9】 機器側システムが機器側調理時刻設定手
段を機器制御装置に備えるとともに、遠隔操作側システ
ムが遠隔操作側調理時刻設定手段を備え、使用者が設定
した調理の開始時刻または終了時刻に合わせて遠隔制御
により加熱するようにした請求項1ないし請求項8のい
ずれかに記載の加熱装置。 - 【請求項10】 機器側システムが機器側強制終了手段
を機器制御装置に備えるとともに、遠隔操作側システム
が遠隔操作側強制終了手段を備え、調理に異常が発生し
たときには強制的に終了するようにした請求項1ないし
請求項9のいずれかに記載の加熱装置。 - 【請求項11】 機器側システムにおいて機器制御装置
を他の部分から着脱自在に構成し、かつ機器側読取手段
と機器側制御手段との間を無線で接続して構成した請求
項1ないし請求項9のいずれかに記載の加熱装置。
Priority Applications (9)
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---|---|---|---|
JP16225197A JP3757550B2 (ja) | 1997-06-19 | 1997-06-19 | 加熱装置 |
EP98928566.3A EP0933596B1 (en) | 1997-06-19 | 1998-06-18 | Cooking device |
AU80352/98A AU734528B2 (en) | 1997-06-19 | 1998-06-18 | Cooking Appliance |
BR9806003-1A BR9806003A (pt) | 1997-06-19 | 1998-06-18 | Dispositivo para cozimento |
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---|---|---|---|
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3757550B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002097335A1 (fr) * | 2001-05-31 | 2002-12-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Appareil de cuisson et procede d'affichage du mode de cuisson |
US6949729B1 (en) | 1999-03-31 | 2005-09-27 | Sharp Kabushiki Kaisha | Methods and apparatus for controlling operation of a microwave oven in a network |
JP2007205669A (ja) * | 2006-02-03 | 2007-08-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 相互に連携動作可能な加熱調理器及びレンジフード |
JP2014163539A (ja) * | 2013-02-21 | 2014-09-08 | Osaka Gas Co Ltd | 加熱調理システム及び加熱調理システム用アプリケーションプログラム |
-
1997
- 1997-06-19 JP JP16225197A patent/JP3757550B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6949729B1 (en) | 1999-03-31 | 2005-09-27 | Sharp Kabushiki Kaisha | Methods and apparatus for controlling operation of a microwave oven in a network |
WO2002097335A1 (fr) * | 2001-05-31 | 2002-12-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Appareil de cuisson et procede d'affichage du mode de cuisson |
JP2007205669A (ja) * | 2006-02-03 | 2007-08-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 相互に連携動作可能な加熱調理器及びレンジフード |
JP2014163539A (ja) * | 2013-02-21 | 2014-09-08 | Osaka Gas Co Ltd | 加熱調理システム及び加熱調理システム用アプリケーションプログラム |
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---|---|
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