JPH11140331A - 合成樹脂組成物とその製品 - Google Patents

合成樹脂組成物とその製品

Info

Publication number
JPH11140331A
JPH11140331A JP30601697A JP30601697A JPH11140331A JP H11140331 A JPH11140331 A JP H11140331A JP 30601697 A JP30601697 A JP 30601697A JP 30601697 A JP30601697 A JP 30601697A JP H11140331 A JPH11140331 A JP H11140331A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
synthetic resin
zeolite
ash
artificial zeolite
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP30601697A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3165092B2 (ja
Inventor
Akio Henmi
見 彰 男 逸
Masanori Miyake
宅 正 則 三
Hiroyuki Takarada
田 浩 之 宝
Teruaki Nakano
野 輝 明 中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fukusuke Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Fukusuke Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fukusuke Kogyo Co Ltd filed Critical Fukusuke Kogyo Co Ltd
Priority to JP30601697A priority Critical patent/JP3165092B2/ja
Publication of JPH11140331A publication Critical patent/JPH11140331A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3165092B2 publication Critical patent/JP3165092B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 合成樹脂製品の焼却時において、塩化水素ガ
ス等の有害ガスの発生を抑制し、更に燃焼効率をあげて
残灰等の発生を少なくしうる合成樹脂組成物を提供する
ことを課題とする。 【解決手段】 合成樹脂成分に0.5〜40重量%の人
工ゼオライトを用いることにより上記の課題は解決され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規な合成樹脂組成
物とその製品に関する。
【0002】
【従来技術と解決しようとする課題】周知のように、近
年各種合成樹脂製品が大量に生産され、利用されてい
る。たとえばポリエチレン製の買い物袋、ごみ袋、ポリ
プロピレン製の飲料コップ、ポリ塩化ビニリデン製のラ
ップ、ポリ塩化ビニル製の壁紙、はきもの、カバン等で
あり、これらの多くは事実上使い捨て製品として使用後
は直ちに廃棄され、最後にはごみとして回収され、焼却
場で焼却されている。これらの量は極めて厖大であり、
その回収焼却にあたっては種々の問題が生じている。た
とえば焼却時の燃焼効率が低くて焼却装置の消耗が甚し
かったり、塩素含有合成樹脂製品の場合は焼却時有害な
塩素ガス、塩化水素ガスやダイオキシンが発生したりそ
の他窒素酸化物硫黄酸化物等が発生したりして人の健康
や環境に種々の悪影響を及ぼしている。近年特にダイオ
キシンによる悪影響が憂慮されている。
【0003】これらの対策として、有害ガスの排出の抑
制、燃焼効率の優れた焼却炉の開発等が図られている。
たとえば特開平8−82411号公報では、塩素を含有
する合成樹脂製品の燃焼時に炭酸カルシウム粒子と酸化
鉄粒子を共存させることにより焼却炉中の塩化水素を除
去する方法が提案されている。しかし炭酸カルシウムを
多量添加するとフィルム等の製品の機械的強度が低下し
たり、焼却時の残灰量が増え、残灰の埋め立て時のカル
シウムの溶出による水の汚染という新たな問題も報告さ
れている。又特開平7−257594号公報ではすぐれ
た燃焼効率が付与され、焼却後の残灰を少なくすること
ができるプラスチック製ごみ袋として、水酸化第二鉄粒
子及び(又は)粒状マグネタイト粒子が0.1〜20%
含有された熱可塑性樹脂フィルムからなるごみ袋が提案
されている。しかしこれによるも事情は同様であり、上
記の如き問題は十分に解決されてはいない。
【0004】かくて本発明は塩化水素ガスひいてはダイ
オキシン等有害ガスの発生が少なく、又燃焼効率が高く
少量の添加でも有効であり、残灰が少なく、フィルム等
の製品の強度の低下を来すことのない合成樹脂組成物と
その製品を提供することを目的とするものであり、本発
明者らの研究、実験によれば、合成樹脂成分に0.5〜
40重量%の人工ゼオライトを配合せしめることにより
かかる目的が達成しうることが見出されたのである。
【0005】
【課題を解決するための手段】かくて、本発明は合成樹
脂成分に人工ゼオライトを0.5〜40重量%配合せし
めてなる合成樹脂組成物とその製品に関するものであ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。
【0007】上述のように本発明では合成樹脂成分に人
工ゼオライトを0.5〜40重量%配合せしめるのであ
る。合成樹脂としては特に制限なく使用することができ
るが、特にポリオレフィン例えば高密度ポリエチレン
(HDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、エチ
レンと酢酸ビニル等の重合性単量体との共重合体、ポリ
プロピレン、ポリスチレン、更に塩素含有合成樹脂例え
ばポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、或はこれらの
単量体と上記の如き重合性単量体との共重合体、合成ゴ
ム、天然ゴム等のゴム等が好ましく用いられる。これら
に人工ゼオライトを配合して種々の形態例えばフィル
ム、シート、繊維、コップ、食品容器、袋、不織布等に
成形して合成樹脂製品として使用に供される。各種合成
樹脂を二種以上用いたり、紙などを混入して用いたりす
る場合も含まれる。
【0008】一般にゼオライトと言えばフッ石類に分類
される鉱物であり、化学的には三次元構造を持つテクト
アルミノケイ酸塩である。このゼオライトには従来から
天然に産する天然ゼオライトと純粋な原料から化学的に
製造された合成ゼオライトがあるが、本発明では主とし
て石炭灰をアルカリ処理して得られる人工ゼオライトを
用いるのである。
【0009】石炭特に微粉炭を燃焼する火力発電所等で
は多量のこまかい石炭灰が発生する。石炭灰の多くはフ
ライアッシュと呼ばれる1〜200ミクロンの粒度の灰
であり、これは化学的には主としてSiO2 (シリカ)
とAl2 3 (アルミナ)を含んでおり、他にアルカリ
金属、アルカリ土類金属等を少量含んでいる非晶質ケイ
酸アルミニウムである。これをアルカリで処理すると人
工的にゼオライトに転換することができ、本発明ではこ
のようにしてえられた人工ゼオライトを用いるのであ
る。かかる人工ゼオライトには種々の型のものがあり、
また種々の製造法が提案されている。
【0010】例えばフライアッシュ5gに3.5Nの水
酸化ナトリウム水溶液を50ml加えてホットプレートの
上で80〜95℃で14時間処理した後、過剰の水酸化
ナトリウムを除去して乾燥すると反応産物の粉末が得ら
れ、これをX線分析と赤外線吸収法により分析したとこ
ろソーダライト乃至水和ソーダライト系のゼオライトで
あり、これが有効な土壌改良剤であることが本発明者に
より見出されている(特開昭59−86687号公
報)。このアルカリ反応は通常常圧で行なわれるが、高
圧で行なえば短時間で反応を終了させることができる
(特開昭64−24014号公報)。
【0011】このようにしてえられたゼオライトの化学
組成は次の如き一般式 Xm n 2n・sH2 O で表わされる。ここにXは任意の陽イオンであり、たと
えばNa,K,Ca更にMg,Fe等である。YはSi
+Alであり、但し、Si/Alは1より大である。
m,n,sは不定の数である。
【0012】上記の如きアルカリ処理では上記式中X=
NaのNa型のゼオライトがえられ、これを更に例えば
MgCl2 水溶液と混合させると2ケのNa+ が1ケの
Mg++となり、上記式中X=MgのMg型のものが得ら
れ、Ca型のものも同様にしてえられる(特開平3−2
32716号公報)。又FeCl3 水溶液を用いるとF
e型がえられ、同様に多価金属塩(水溶液になりうるも
の)を使えば任意の多価金属の型のものを得ることがで
き、これらはいずれも1種単独で又は2種以上併用して
良好に用いることができる。
【0013】このようにして石炭灰からえられる人工ゼ
オライトは上記の如き化学組成のゼオライト部分の外に
石炭灰中の燃えていない炭素分とケイ酸アルミニウム等
からなる非ゼオライト部分をも含んでおり、その比率は
ゼオライト部分が合計量の40〜80重量%、非ゼオラ
イト部分が60〜20重量%を占めている。
【0014】尚石炭灰の外にSiO2 とAl2 3 を含
む他の産業廃棄物たとえば製紙スラッジの焼却灰等をも
原料として用いることができるが、石炭灰が圧倒的に量
が多く、本発明では専ら石炭灰から得られたものが用い
られる。
【0015】今この人工ゼオライトを工業的に製造する
方法の一例をあげると、秤量器を備えたフライアッシュ
ホッパーで一時貯蔵後、ここから一定量のフライアッシ
ュが下部に設けられた一定容積の反応槽に供給され、こ
こに別途設けられた苛性ソーダタンクから1〜6N、好
ましくは2〜4Nの苛性ソーダ水溶液が加えられ、通常
90℃、1気圧で24時間撹拌を加えつつ混合してフラ
イアッシュのアルカリ反応が行なわれ、ゼオライト化さ
せる。反応が完了したスラリーをバッファータンクで一
時貯蔵後、脱液機でスラリーから苛性ソーダ水溶液を分
離し、脱液されたゼオライトは水洗槽で水洗し、付着し
ている苛性ソーダを除去する。次いで脱水機でゼオライ
トのスラリーを脱水し、その後乾燥機において温風で乾
燥する。乾燥された製品は空気輸送により製品ホッパー
に貯蔵するのである。ここに生成した製品はNa型の人
工ゼオライトである。
【0016】本発明ではこのように石炭灰や製紙スラッ
ジ焼却灰などSiO2 とAl2 3を含む産業廃棄物、
特に石炭灰をアルカリ処理し、更に必要により金属塩水
溶液により処理してえられた一般式 Xm n 2n・sH2 O (ここにX,Y,m,n,sは上述のとおり)を有する
アルミノケイ酸塩からなるゼオライト部分と石炭燃料残
渣等の非ゼオライト部分を含む物質を人工ゼオライトと
して用いるのである。
【0017】このような人工ゼオライトを上記の如き合
成樹脂成分とともに用いるときはそれら両者を含む製品
の焼却時或は塩化水素、トリクロロエチレン、テトラク
ロロエチレン等の塩素系有害ガス及び二酸化硫黄等の硫
黄系有害ガスの発生が少なく、或は一酸化炭素の発生量
が少く従って燃焼が速く燃焼効率が大きいことが見出さ
れたのである。特に紙等を混入したときも有効であり可
燃ごみとともに焼却処理したとき、低温、低酸素濃度下
でも良好な燃焼効率を維持することができる。又焼却灰
中の重金属をよく吸着し、その外部への流出を防ぐこと
ができる。消臭効果も良好である。人工ゼオライトの使
用量は合成樹脂成分と人工ゼオライトの両者合計量の
0.5〜40重量%であり、その中1.0〜10.0重
量%が好ましい。少量の添加でも有効であり残灰が少な
く、フィルムの場合もその強度の低下を来たすことがな
い。
【0018】このように人工ゼオライトを用いるときは
天然ゼオライトと同様に廉価であるが天然ゼオライトの
場合よりも性能がよく、一方純粋な原料から化学的に得
た合成ゼオライトよりも廉価で有効である。かくて本発
明では天然ゼオライト、合成ゼオライトに比して人工ゼ
オライトが最も効果的である。しかも大量に発生する石
炭灰等の産業廃棄物を有効にリサイクルして活用するこ
とができて資源の有効利用上又は環境保護上からも誠に
良好である。
【0019】而して本発明によるとき塩化水素ガスの発
生が少ないことはひいては塩素化合物たるダイオキシン
の発生が少ないことを意味するのであり、かくて本発明
により近年ごみ焼却時に憂慮されるダイオキシンの発生
をよく抑制することができるのであり、本発明は環境保
護に大いに貢献するものと言うことができる。
【0020】
【実施例】以下に本発明の実施例と比較例をあげて本発
明について更に詳しく説明することとする。これらの例
で用いられている天然ゼオライトは日本活性白土(株)
製の粒度300メッシュのものであり、その主成分はS
iO2 69%、Al2 311%である。一方合成ゼオ
ライトは日本化学工業(株)製の商品名ゼオスターCX
−100Pである。又各型の人工ゼオライトは愛媛大学
で開発され、新日本製鐵(株)で実用化され、産業振興
(株)で製造、販売されている人工ゼオライト(AZ)
である。これらの例により本発明の有効性が明らかであ
ろう。
【0021】実施例1〜8 合成樹脂として高密度ポリエチレン(HDPE)に人工
ゼオライトを所定割合添加して、常法により溶融混練後
インフレーション法でフィルムを得た。このフィルム
1.0gにポリ塩化ビニリデンを2μmの厚さにコーテ
ィングしたポリプロピレンフィルム0.1gとを混ぜ合
わせ燃焼用試料とした。人工ゼオライトとしてMg型、
Ca型及びNa型を使用した。また合成樹脂としてポリ
プロピレン、ポリスチレンについてもTダイ法により成
型したシートを使用した。
【0022】<測定法>試料を石英管に入れ、石英管中
で温度600℃または800℃、空気流通量200ml/
min.で燃焼させ、そのときの燃焼ガスを回収し検知管に
より塩化水素量を測定した。また同じ燃焼ガス中のトリ
クロロエチレン量(ppm)、テトラクロロエチレン量
(ppm)を測定した。その結果を表1に示す。
【0023】
【表1】 人工ゼオライトを添加することにより塩化水素、トリク
ロロエチレン及びテトラクロロエチレンの有害塩素化合
物の発生量が抑えられる。
【0024】実施例9〜11 実施例1と同様に、HDPEに各種人工ゼオライトを添
加して得られたフィルム1.0gに紙1.0gを混ぜ合
わせ燃焼用試料とした。
【0025】これを実施例1と同様に600℃で燃焼さ
せ燃焼ガス中の一酸化炭素(CO)量を検知管で測定
し、HDPE及び紙の燃焼によって発生するCO量を求
めた。
【0026】比較例9 人工ゼオライトを添加しなかった場合についてCOを測
定した。これらの結果を表2に示す。
【0027】 表 2 添 加 剤 添加量 CO2 発生量(ppm) 実施例9 人工ゼオライトMg型 25 4.3 10 〃 Fe型 25 3.5 11 〃 K型 25 4.0 比較例9 な し 0 8.5 人工ゼオライト添加により有害なCO発生量が抑制さ
れ、それだけ完全燃焼ないし燃焼が速いことを示す。
【0028】実施例12 重金属として鉛(Pb)及び銅(Cu)を希塩酸に溶解
させ、Pb及びCuとして15ppmの混合液を調製す
る。
【0029】実施例1と同様にして得られた燃焼用試料
を石英管中で800℃、空気流通量200ml/min.で燃
焼させて焼却灰を得た。
【0030】この焼却灰0.5gを上記混合液200m
lに加え、6時間振盪し、18時間放置後、不溶解部分
を濾過し、濾液についてPb及びCuの濃度の測定を行
い溶出量を測定した。
【0031】比較例10 人工ゼオライトを添加しなかった比較例1で得られた8
00℃燃焼による焼却灰を使い、実施例12と同様にし
てPb及びCuの溶出量を測定した。これらの結果を表
3に示す。
【0032】 表 3 人工ゼオライト 添加量(%) Pb溶出量(ppm) Cu溶出量(ppm) 溶出前 溶出量 溶出前 溶出量 実施例12 Mg型 30 15 検出せず 15 3 比較例10 なし 0 15 15 15 15 以上の結果から、人工ゼオライトは焼却灰内のPbやC
uのような重金属を吸着し、重金属が焼却灰から外に流
出するのを防ぐ効果があることが分る。
【0033】実施例13、比較例11 HDPEに人工ゼオライトを添加して得られたフィルム
1.5gと硫黄源として輪ゴム0.6gとの混合物を燃
焼用試料とし、実施例1と同様の方法で燃焼させ硫黄酸
化物(SO2 )量を検知管で測定した。その結果を表4
に示す。
【0034】 表 4 添 加 剤 添加量 SO2 発生量(ppm) (%) 600℃ 800℃ 実施例13 人工ゼオライトMg型 40 0.8 0 比較例11 なし 0 10.0 6.0 人工ゼオライトの添加により硫黄酸化物の発生が著しく
減少することを示す。
【0035】
【発明の効果】上記の説明及び実施例から明らかなよう
に、本発明に従って各種合成樹脂原料に石炭灰からえら
れる人工ゼオライトを加えるときは、それにより得られ
た合成樹脂製品は、特に塩素含有合成樹脂製品の焼却時
あるいは塩素含有合成樹脂と共に焼却される時には塩化
水素ガスの発生を少なくし、従ってダイオキシンの発生
を抑制し、更には燃焼効率をあげて焼却炉の消耗を抑制
し、残灰の量を少なくすることができるなどの効果が得
られまことに有効である。又大量に発生する産業廃棄物
である石炭灰から得られる人工ゼオライトを有効に用い
るので、資源の有効利用上、環境保護上本発明は画期的
な効果を奏するものということができる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 25/04 C08L 25/04 27/06 27/06 (72)発明者 中 野 輝 明 愛媛県伊予三島市上柏町1031−1

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂成分に人工ゼオライトを0.5〜
    40重量%配合せしめてなる合成樹脂組成物。
  2. 【請求項2】合成樹脂がポリオレフィン、ポリスチレ
    ン、塩素含有合成樹脂とゴムから選ばれた1種又は2種
    以上である請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】人工ゼオライトが石炭灰をアルカリ処理し
    てえられたものである請求項1記載の組成物。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかに記載の組成物を
    成形して得られた合成樹脂製品。
JP30601697A 1997-11-07 1997-11-07 合成樹脂組成物とその製品 Expired - Fee Related JP3165092B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30601697A JP3165092B2 (ja) 1997-11-07 1997-11-07 合成樹脂組成物とその製品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30601697A JP3165092B2 (ja) 1997-11-07 1997-11-07 合成樹脂組成物とその製品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11140331A true JPH11140331A (ja) 1999-05-25
JP3165092B2 JP3165092B2 (ja) 2001-05-14

Family

ID=17952076

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30601697A Expired - Fee Related JP3165092B2 (ja) 1997-11-07 1997-11-07 合成樹脂組成物とその製品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3165092B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6476107B1 (en) 1999-06-25 2002-11-05 Formosa Taffeta Co., Ltd. Environmentally friendly additives for plastics and process for producing the same
KR20020084773A (ko) * 2001-05-03 2002-11-11 주식회사 사나테크 다이옥신 프리 열가소성 수지 조성물
JP2005325239A (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Omikenshi Co Ltd 成形用組成物及び成形品
JP2007100024A (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Chubu Electric Power Co Inc フェノール樹脂成形材料及びその調製方法
JP2007119638A (ja) * 2005-10-28 2007-05-17 Chubu Electric Power Co Inc ポリアリーレンスルフィド系成形材料及びpps系成形品
DE102008033692A1 (de) 2007-07-18 2009-02-19 Sumitomo Chemical Co. Ltd. Harzzusammensetzung auf Polypropylenbasis und daraus hergestellter Formgegenstand
WO2011098091A1 (en) 2010-02-15 2011-08-18 Ivar Viira Pvc composition material that contains oil shale ash and a product made from the said material

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6476107B1 (en) 1999-06-25 2002-11-05 Formosa Taffeta Co., Ltd. Environmentally friendly additives for plastics and process for producing the same
KR20020084773A (ko) * 2001-05-03 2002-11-11 주식회사 사나테크 다이옥신 프리 열가소성 수지 조성물
JP2005325239A (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Omikenshi Co Ltd 成形用組成物及び成形品
JP2007100024A (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Chubu Electric Power Co Inc フェノール樹脂成形材料及びその調製方法
JP2007119638A (ja) * 2005-10-28 2007-05-17 Chubu Electric Power Co Inc ポリアリーレンスルフィド系成形材料及びpps系成形品
DE102008033692A1 (de) 2007-07-18 2009-02-19 Sumitomo Chemical Co. Ltd. Harzzusammensetzung auf Polypropylenbasis und daraus hergestellter Formgegenstand
US7923502B2 (en) 2007-07-18 2011-04-12 Sumitomo Chemical Company, Limited Polypropylene-based resin composition and molding made from the same
WO2011098091A1 (en) 2010-02-15 2011-08-18 Ivar Viira Pvc composition material that contains oil shale ash and a product made from the said material

Also Published As

Publication number Publication date
JP3165092B2 (ja) 2001-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
van Velzen et al. Mercury in waste incineration
JP3165092B2 (ja) 合成樹脂組成物とその製品
US5744690A (en) Method of incinerating combustible wastes and chlorine scavenger
JP2008264627A (ja) 飛灰(ばいじん)および焼却灰などを無害化処理する廃棄物処理材および処理方法
US20070000842A1 (en) Improvements in and relating to waste processing
Geysen et al. Effect of improving flue gas cleaning on characteristics and immobilisation of APC residues from MSW incineration
JP4029443B2 (ja) 焼却炉煙道吹込剤および排ガス処理法
WO1990011817A1 (en) Method for cleaning flue gas formed on refuse incineration
JP4588798B1 (ja) 排ガスおよび飛灰を処理するための複合処理剤、および、処理方法
JP4029439B2 (ja) 焼却炉煙道吹込剤および排ガス処理方法
JP3724062B2 (ja) 廃棄物処理材および廃棄物処理方法
JP2000302980A (ja) 合成樹脂組成物とその製品
JP2001354857A (ja) 珪酸カルシウムおよびゼオライト類を含有する樹脂組成物並びにゴム組成物
JP2000042360A (ja) 煙道吹込み剤およびその使用方法
JP2910996B1 (ja) ダイオキシン対策用ごみ袋
JP2000051658A (ja) 焼却炉煙道吹込剤及び排ガス処理法
JP2000297221A (ja) 合成樹脂組成物とその製品
JP4164776B2 (ja) ダイオキシン抑制又は除去剤、及びそれを使用する廃棄物焼却方法
KR19980071609A (ko) 유해성분 제거 방법 및 그를 위한 유해 성분 제거제
JPH11152146A (ja) 熱可塑性樹脂製袋
JP3691690B2 (ja) 廃棄物固形化燃料およびその製造方法
JP3711368B2 (ja) 空気および水質浄化材
JPH09108646A (ja) 廃棄物処理方法および廃棄物処理材
JPH10244237A (ja) 処理物の固形化処理方法と固形化物
JPH11207174A (ja) 塩化水素吸収剤

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees