JP2001354857A - 珪酸カルシウムおよびゼオライト類を含有する樹脂組成物並びにゴム組成物 - Google Patents

珪酸カルシウムおよびゼオライト類を含有する樹脂組成物並びにゴム組成物

Info

Publication number
JP2001354857A
JP2001354857A JP2000174704A JP2000174704A JP2001354857A JP 2001354857 A JP2001354857 A JP 2001354857A JP 2000174704 A JP2000174704 A JP 2000174704A JP 2000174704 A JP2000174704 A JP 2000174704A JP 2001354857 A JP2001354857 A JP 2001354857A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
zeolite
rubber
calcium silicate
weight
synthetic resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000174704A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Henmi
彰男 逸見
Etsuro Sakagami
越朗 坂上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2000174704A priority Critical patent/JP2001354857A/ja
Publication of JP2001354857A publication Critical patent/JP2001354857A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】樹脂製品およびゴム製品の一部は燃えるゴミに
混入し、焼却場において、焼却されているのが現状であ
り、これらの樹脂製品およびゴム製品は、塩素を含有し
ている場合が多く、焼却に際して発生する塩化水素ガス
およびダイオキシンなどの有害成分が問題となってい
る。 【解決手段】珪酸カルシウム並びに人工ゼオライト、ア
ロフェン、イモゴライト、ゼオライトA、ゼオライト
P、ゼオライトXおよびゼオライトYなどを樹脂組成物
またはゴム組成物に含有させることにより、該樹脂組成
物またはゴム組成物からなる樹脂製品またはゴム製品を
焼却する際に排出される煙中の有害成分を除去する手段
を提供するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、珪酸カルシウム並
びに人工ゼオライト、アロフェン、イモゴライト、ゼオ
ライトA、ゼオライトP、ゼオライトXおよびゼオライ
トYを含有してなる樹脂組成物およびゴム組成物に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、各種樹脂製品およびゴム製品が大
量に生産され、使用されてきたが、その多くは最終的に
は廃棄物として、処理しなければならない。しかし、生
活水準の向上により一般廃棄物の排出量は増加してお
り、全国では5000万トンを越えており、そのうちの
約85%が焼却、破砕、資源化などの処理が行われてい
る。容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関
する法律の施行に伴い、分別収集が義務づけられたの
で、全国の各市町村では、ゴミを処分するにあたり、数
種類のゴミに分別して収集している。例えば、燃えるゴ
ミ、再生可能な合成樹脂製品、再生不可能な合成樹脂製
品、粗大ゴミ、有害ゴミなどに分けているが、その分類
方法は市町村によって若干異なっている。このうち、樹
脂製品の大部分およびゴム製品は燃えないゴミに分類さ
れているのが、一般的であるが、樹脂製品およびゴム製
品の一部は燃えるゴミに混入し、焼却場において、焼却
されているのが現状である。また、樹脂製品およびゴム
製品においては、塩素を含有している場合が多く、この
ような状況にあっては、焼却に際して発生する塩化水素
ガスおよびダイオキシンなどの有害成分が問題となって
いる。
【0003】先に、本発明者らにより合成樹脂成分に人
工ゼオライトを0.5〜40重量%配合せしめてなる合
成樹脂組成物により、上記の問題を解決するとの提案が
なされたが(特願平9−306016号)、人工ゼオラ
イトの粒径は1〜200μmであり、合成樹脂フィルム
に配合するには45μm以下のものを分級し、使用しな
ければならないなどの欠点を有していた。また、アロフ
ェン、イモゴライトおよび軽石粉末の1種または2種以
上を含有してなることを特徴とする樹脂組成物およびア
ロフェン、イモゴライトおよび軽石粉末の1種または2
種以上を含有してなることを特徴とするゴム組成物を提
案したが(特願平11−105278号)焼却に際して
発生する塩化水素ガスおよびダイオキシンなどの有害成
分の吸着が必ずしも十分とはいえないなどの欠点を有し
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなゴミ問題
を考えるとき、樹脂製品およびゴム製品が焼却される場
合、如何にして煙中の塩化水素ガスおよびダイオキシン
などの有害成分を除去するかが、課題となっていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、これらの
課題を解決するために種々の検討を行った結果、珪酸カ
ルシウム並びに人工ゼオライト、アロフェン、イモゴラ
イト、ゼオライトA、ゼオライトP、ゼオライトXおよ
びゼオライトY、を使用することにより、焼却により排
出される煙中の有害成分を除去する手段を提供するにい
たった。すなわち、珪酸カルシウム並びに人工ゼオライ
ト、アロフェン、イモゴライト、ゼオライトA、ゼオラ
イトP、ゼオライトXおよびゼオライトY、の少なくと
も1種または2種以上、を含有してなることを特徴とす
る、樹脂組成物であって、樹脂が、合成樹脂であること
が好ましく、合成樹脂が、ポリエチレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリ塩化ビニリデン、ポリプロピレンおよびポリエ
チレンテレフタレートから選ばれた1種であることが特
に好ましく、人工ゼオライトが、多価陽イオン型人工ゼ
オライトであることが好ましく、多価陽イオン型人工ゼ
オライトが、Ca型人工ゼオライト、Mg型人工ゼオラ
イトおよびAl型人工ゼオライトから選ばれた1種また
は2種以上であることが特に好ましい。また、樹脂組成
物は建築材料用樹脂組成物として使用するのが好まし
い。
【0006】本発明の第二は、珪酸カルシウム並びに人
工ゼオライト、アロフェン、イモゴライト、ゼオライト
A、ゼオライトP、ゼオライトXおよびゼオライトY、
の少なくとも1種または2種以上、を含有してなること
を特徴とする、合成樹脂フィルムであって、合成樹脂が
ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、
ポリプロピレンおよびポリエチレンテレフタレートから
選ばれた1種であることが好ましい。また、合成樹脂フ
ィルムはゴミ用包装袋として使用するのが好ましい。
【0007】本発明の第三は、珪酸カルシウム並びに人
工ゼオライト、アロフェン、イモゴライト、ゼオライト
A、ゼオライトP、ゼオライトXおよびゼオライトY、
の少なくとも1種または2種以上、を含有してなること
を特徴とする、合成樹脂シートであって、合成樹脂がポ
リエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポ
リプロピレンおよびポリエチレンテレフタレートから選
ばれた1種であることが好ましい。また、合成樹脂シー
トは農業用シートとして使用するのが好ましい。
【0008】本発明の第四は、珪酸カルシウム並びに人
工ゼオライト、アロフェン、イモゴライト、ゼオライト
A、ゼオライトP、ゼオライトXおよびゼオライトY、
の少なくとも1種または2種以上、を含有してなること
を特徴とする、ゴム組成物であって、ゴムが、合成ゴム
であることが好ましく、合成ゴムが、スチレン・ブタジ
エンゴム、ハイスチレンゴム、ブタジエンゴム、イソプ
レンゴム、アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム、
クロロプレンゴム、ブチルゴム、ウレタンゴムおよびシ
リコーンゴムから選ばれた1種であることが特に好まし
く、人工ゼオライトが、多価陽イオン型人工ゼオライト
であることが好ましく、特にCa型人工ゼオライト、M
g型人工ゼオライトおよびAl型人工ゼオライトから選
ばれた1種または2種以上であることが好ましい。
【0009】本発明の第五は、珪酸カルシウム並びに人
工ゼオライト、アロフェン、イモゴライト、ゼオライト
A、ゼオライトP、ゼオライトXおよびゼオライトY、
の少なくとも1種または2種以上、を含有してなること
を特徴とする、ゴム組成物であって、ゴムが、合成ゴム
であることが好ましく、合成ゴムが、スチレン・ブタジ
エンゴム、ハイスチレンゴム、ブタジエンゴム、イソプ
レンゴム、アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム、
クロロプレンゴム、ブチルゴム、ウレタンゴムおよびシ
リコーンゴムから選ばれた1種であることが特に好まし
く、人工ゼオライトが、多価陽イオン型人工ゼオライト
であることが好ましく、多価陽イオン型人工ゼオライト
が、Ca型人工ゼオライト、Mg型人工ゼオライトおよ
びAl型人工ゼオライトから選ばれた1種または2種以
上であることが特に好ましい。
【0010】本発明の第六は、珪酸カルシウム並びに人
工ゼオライト、アロフェン、イモゴライト、ゼオライト
A、ゼオライトP、ゼオライトXおよびゼオライトY、
の少なくとも1種または2種以上、を含有してなること
を特徴とする、合成ゴムシートである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明にいう珪酸カルシウムと
は、メタ珪酸カルシウムのことをいい、化学式はCaS
iO3 で表すことができる。しかし、本発明において用
いる珪酸カルシウムは、必ずしも純品である必要はな
く、肥料用または建築資材用の珪酸カルシウムであって
も使用することができ、さらには建築資材として使用さ
れた後の廃材であっても差し支えない。すなわち、一般
には軽量気泡コンクリートパネル、人工畳の芯材などと
して建築資材に使用されているので、建築物を解体した
際などに生じる廃材を本発明の目的に使用することがで
きる。珪酸カルシウムの粒径は特に限定されるものでは
ないが、合成樹脂フィルムまたは合成樹脂シートに含有
させる場合には2〜50μmであることが好ましい。
【0012】本発明にいう人工ゼオライトとは、珪酸お
よびアルミニウムを含む無機成分からなる非結晶性の珪
酸アルミニウム塩を含む組成物を、アルカリ処理により
人工的に転換して得られたゼオライトのことであって、
その主成分はフィリップサイト、ホージャサイト、ゼオ
ライトA、ヒドロキシソーダライトなどであり、他の成
分を少量含むこともある。また、ゼオライト以外の部
分、すなわち非ゼオライト成分として、有機物、鉄分、
その他の不純物およびゼオライトに至るまでの中間生成
物なども共存するものである。なお、人工ゼオライトに
は、表面に付加しているカチオンにより、Na型、K
型、Ca型、NH4 型およびMg型などが存在するが、
本発明を実施するためには、多価陽イオンが付加した人
工ゼオライトが好ましく、特にCa型人工ゼオライト、
Mg型人工ゼオライトおよびAl型人工ゼオライトが好
ましい。
【0013】本発明におけるゼオライトAとは、Si/
Al比が1であり、SiとAlとが交互に配列してお
り、SiはすべてSi(4−Al)の配位をしており、
主に洗剤用ビルダーとして使用されている。本発明にお
けるゼオライトPとは、天然には存在せず、ゼオライト
を合成したときに生じ、その構造は天然のフィリップサ
イトに近く、フィリップサイトグループに属するゼオラ
イトの1種である。本発明におけるゼオライトXおよび
ゼオライトYとは、それぞれフォージャサイトXおよび
フォージャサイトYとよばれているもので、SiO2
Al2 3 比が2〜3の範囲のものをゼオライトX、3
〜6の範囲のものをゼオライトYとよんでいる。
【0014】本発明にいうアロフェンとは、主な構成元
素を珪素(Si)、アルミニウム(Al)、酸素(O)
および水素(H)とし、多数のSi−O−Al結合で組
み立てられた和水珪酸アルミニウムであって、図1に示
すように中空球の壁を作り上げている化学構造5 をもつ
といわれている。このときの珪礬比、すなわち(SiO
2 とAl2 3 の重量組成の比)×1.7、が1の場合
は、アロフェン分子の壁の原子配列6 を示し、珪礬比が
2の場合は、アロフェン分子の壁の原子配列7を示す。
また、アロフェンの断面の1例は図2に示すとおりであ
って、直径a は凡そ5.0nmの球形であり、壁に凡そ
10個のホールを有し、その孔径b は凡そ0.3〜0.
5nmである。天然には、火山灰および軽石などの降下
火山噴出物を母材とする土壌に分布しており、非結晶性
ないし低結晶質粘土成分である。本邦では、桜島の火山
灰、阿蘇中岳のカルデラ、普賢岳、長野県飯田市の火山
灰、浅間山の火口周辺、などに見出される。本発明を実
施するためには、天然のアロフェンのみに限られず、珪
酸およびアルミニウムを含む無機成分に由来するアロフ
ェンを含むものである。例えば、珪酸およびアルミニウ
ムを含む無機成分にアルカリ水溶液を加えて、加熱し、
溶解し、酸性溶液を加えて微酸性にした後、加熱するこ
とによって製造したアロフェン並びに珪酸およびアルミ
ニウムを含む無機成分に炭酸ナトリウムを加えて、加熱
し、溶融した後、冷却し、水を加えて、溶融物を溶解し
た後、酸性溶液を加えて微酸性にした後、加熱すること
によって製造したアロフェンを例示することができる。
【0015】本発明にいうイモゴライトとは、主な構成
元素を珪素(Si)、アルミニウム(Al)、酸素
(O)および水素(H)とし、多数のSi−O−Al結
合で組み立てられた和水珪酸アルミニウムであって、珪
礬比は約1である。図3に示すように外径cが2.0〜
2.5nm、内径dが1.0〜1.5nm、長さが5〜
6μmのチューブ状の形態を有するものである。天然に
は、火山灰および軽石などの降下火山噴出物を母材とす
る土壌に分布しており、準結晶質粘土成分である。本邦
における産出地は、アロフェンと同じで共存している場
合が多い。本発明を実施するためには、天然のイモゴラ
イトのみに限られず、珪酸およびアルミニウムを含む無
機成分に由来するイモゴライトを含むものである。例え
ば、アルカリ水溶液を加えて、加熱し、溶解し、酸性溶
液を加えて中和した後、生成した水溶性の塩類を除去
し、さらに酸性溶液で弱酸性にした後、加熱することに
よって製造したイモゴライト並びに珪酸およびアルミニ
ウムを含む無機成分に炭酸ナトリウムを加えて、加熱
し、溶融した後、冷却し、水を加えて、溶融物を溶解し
た後、酸性溶液を加えて中和した後、生成した水溶性の
塩類を除去し、さらに酸性溶液で弱酸性にした後、加熱
することによって製造したイモゴライトを例示すること
ができる。
【0016】本発明における、樹脂組成物またはゴム組
成物に対する珪酸カルシウム、人工ゼオライト、アロフ
ェン、イモゴライト、ゼオライトA、ゼオライトP、ゼ
オライトXおよびゼオライトYの含有量は特に限定され
るものではないが、0.1〜50重量%が好ましく、1
〜10重量%であることが特に好ましい。0.1重量%
未満であれば、その効果を得ることが難しく、例えば煙
中の有害物質の吸着能力が十分ではなく、50重量%を
超えると、樹脂組成物またはゴム組成物としての強度な
ど、本来の特性が失われ、製品によっては好ましくな
い。また、人工ゼオライト、アロフェン、イモゴライ
ト、ゼオライトA、ゼオライトP、ゼオライトXおよび
ゼオライトYの1種または2種以上、の重量が、珪酸カ
ルシウムの重量の1〜10倍であることが好ましい。
【0017】本発明にいう樹脂とは、天然樹脂および合
成樹脂を含むものであって、天然樹脂としては、松脂お
よびロジンとしてガムロジン、ウッドロジン、トール油
ロジンなどを例示することができる。合成樹脂として
は、熱可塑性樹脂および熱硬化性樹脂とを問わず、熱可
塑性樹脂としては、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポ
リ塩化ビニリデン、ポリプロピレンおよびポリエチレン
テレフタレートなどを、熱硬化性樹脂としては、エポキ
シ樹脂、オリゴエステルアクリレート、グアナミン樹
脂、DFK樹脂、フェノール樹脂、ポリイミド、ポリウ
レタン、ユリア樹脂などを、例示することができる。
【0018】本発明にいうゴムとは、天然ゴムおよび合
成ゴムをいい、合成ゴムとしては、スチレン・ブタジエ
ンゴム、ハイスチレンゴム、ブタジエンゴム、イソプレ
ンゴム、アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム、ク
ロロプレンゴム、ブチルゴム、ウレタンゴム、シリコー
ンゴムなどを例示することができる。
【0019】本発明の樹脂組成物およびゴム組成物の用
途としては成形品、シート、フィルム、建築材料など特
に限定されるものではない。成形品としては、各種の成
形品が含まれるが、本発明の目的より工業用途よりも家
庭用品、事務用品または内装材に用いることが、より適
切な用途といえる。シートについては、上述のとおり、
農業用シートが本発明の目的に沿っており、フィルムに
ついては、各種家庭用の袋類および上述のとおりゴミ包
装用袋が本発明の目的に沿っている。建築材料用樹脂組
成物としては、合成樹脂製タイル、窓枠、シーリング
材、などを例示することができる。
【0020】
【実施例】本発明の概要について説明する。珪酸カルシ
ウム、人工ゼオライト、アロフェン、イモゴライト、ゼ
オライトA、ゼオライトP、ゼオライトXおよびゼオラ
イトYを天然樹脂、合成樹脂または合成ゴムに添加する
方法は、特に限定されるものではなく、工程中の任意の
箇所で添加することができる。例えば、合成樹脂におい
ては、成型品の原料となるペレットまたは粉末状の合成
樹脂を製造する工程において添加することもできるし、
成型品を製造する工程において添加することもできる。
また、ゴムにおいては、ラテックスに添加することもで
きるし、シートに成形する工程において添加することも
できる。
【0021】次に、本発明の詳細を実施例に基づいて説
明するが、本発明の趣旨はこれらの実施例に限定される
ものではない。 (実施例1)合成樹脂として、高密度ポリエチレン(H
DPE)9.9gに珪酸カルシウム(旭化成工業株式会
社岐阜工場の廃材)を平均粒径2μm以下に粉砕し、そ
の0.05g(0.5重量%)および平均粒径10μ
m、陽イオン交換容量390cmol(+)kg-1のC
a型人工ゼオライト0.05g(0.5重量%)を添加
して、常法により溶融混練後インフレーション法により
フィルムを得た。
【0022】(実施例2)合成樹脂として、高密度ポリ
エチレン(HDPE)9.45gに実施例1で使用した
珪酸カルシウム0.05g(0.5重量%)および実施
例1で使用したCa型人工ゼオライト0.5g(5.0
重量%)を添加して、常法により溶融混練後インフレー
ション法によりフィルムを得た。
【0023】(実施例3)合成樹脂として、高密度ポリ
エチレン(HDPE)8.0gに実施例1で使用した珪
酸カルシウム1.0g(10.0重量%)および実施例
1で使用したCa型人工ゼオライト1.0g(10.0
重量%)を添加して、常法により溶融混練後インフレー
ション法によりフィルムを得た。
【0024】(実施例4)合成樹脂として、高密度ポリ
エチレン(HDPE)7.8gに実施例1で使用した珪
酸カルシウム0.2g(2.0重量%)および実施例1
で使用したCa型人工ゼオライト2.0g(20.0重
量%)を添加して、常法により溶融混練後インフレーシ
ョン法によりフィルムを得た。
【0025】(実施例5)合成樹脂として、高密度ポリ
エチレン(HDPE)9.9gに実施例1で使用した珪
酸カルシウム0.05g(0.5重量%)およびアロフ
ェン(熊本県阿蘇郡産)0.05g(0.5重量%)を
添加して、常法により溶融混練後インフレーション法に
よりフィルムを得た。
【0026】(実施例6)合成樹脂として、高密度ポリ
エチレン(HDPE)9.45gに実施例1で使用した
珪酸カルシウム0.05g(0.5重量%)および実施
例5で使用したアロフェン0.5g(5.0重量%)を
添加して、常法により溶融混練後インフレーション法に
よりフィルムを得た。
【0027】(実施例7)合成樹脂として、高密度ポリ
エチレン(HDPE)8.0gに実施例1で使用した珪
酸カルシウム1.0g(10.0重量%)および実施例
5で使用したアロフェン1.0g(10.0重量%)を
添加して、常法により溶融混練後インフレーション法に
よりフィルムを得た。
【0028】(実施例8)合成樹脂として、高密度ポリ
エチレン(HDPE)7.8gに実施例1で使用した珪
酸カルシウム0.2g(2.0重量%)および実施例5
で使用したアロフェン2.0g(20.0重量%)を添
加して、常法により溶融混練後インフレーション法によ
りフィルムを得た。
【0029】(実施例9)合成樹脂として、高密度ポリ
エチレン(HDPE)9.9gに実施例1で使用した珪
酸カルシウム0.05g(0.5重量%)およびイモゴ
ライト(岩手県北上市産)0.05g(0.5重量%)
を添加して、常法により溶融混練後インフレーション法
によりフィルムを得た。
【0030】(実施例10)合成樹脂として、高密度ポ
リエチレン(HDPE)9.45gに実施例1で使用し
た珪酸カルシウム0.05g(0.5重量%)および実
施例9で使用したイモゴライト0.5g(5.0重量
%)を添加して、常法により溶融混練後インフレーショ
ン法によりフィルムを得た。
【0031】(実施例11)合成樹脂として、高密度ポ
リエチレン(HDPE)8.0gに実施例1で使用した
珪酸カルシウム1.0g(10.0重量%)および実施
例9で使用したイモゴライト1.0g(10.0重量
%)を添加して、常法により溶融混練後インフレーショ
ン法によりフィルムを得た。
【0032】(実施例12)合成樹脂として、高密度ポ
リエチレン(HDPE)7.8gに実施例1で使用した
珪酸カルシウム0.2g(2.0重量%)および実施例
9で使用したイモゴライト2.0g(20.0重量%)
を添加して、常法により溶融混練後インフレーション法
によりフィルムを得た。
【0033】(実施例13)合成樹脂として、高密度ポ
リエチレン(HDPE)9.45gに実施例1で使用し
た珪酸カルシウム0.05g(0.5重量%)および平
均粒径数百nm、陽イオン交換容量450cmol
(+)kg-1のゼオライトA0.5g(5.0重量%)
を添加して、常法により溶融混練後インフレーション法
によりフィルムを得た。
【0034】(実施例14)合成樹脂として、高密度ポ
リエチレン(HDPE)9.45gに実施例1で使用し
た珪酸カルシウム0.05g(0.5重量%)および平
均粒径10μm、陽イオン交換容量420cmol
(+)kg-1のゼオライトP0.5g(5.0重量%)
を添加して、常法により溶融混練後インフレーション法
によりフィルムを得た。
【0035】(実施例15)合成樹脂として、高密度ポ
リエチレン(HDPE)9.45gに実施例1で使用し
た珪酸カルシウム0.05g(0.5重量%)および平
均粒径数百nm、陽イオン交換容量300cmol
(+)kg-1のゼオライトX0.5g(5.0重量%)
を添加して、常法により溶融混練後インフレーション法
によりフィルムを得た。
【0036】(実施例16)合成樹脂として、高密度ポ
リエチレン(HDPE)9.45gに実施例1で使用し
た珪酸カルシウム0.05g(0.5重量%)および平
均粒径数百nm、陽イオン交換容量250cmol
(+)kg-1のゼオライトY0.5g(5.0重量%)
を添加して、常法により溶融混練後インフレーション法
によりフィルムを得た。
【0037】(実施例17)合成樹脂として、高密度ポ
リエチレン(HDPE)9.85gに実施例1で使用し
た珪酸カルシウム0.05g(0.5重量%)、実施例
1で使用したCa型人工ゼオライト0.05g(0.5
重量%)および実施例5で使用したアロフェン(熊本県
阿蘇郡産)0.05g(0.5重量%)を添加して、常
法により溶融混練後インフレーション法によりフィルム
を得た。
【0038】(実施例18)合成樹脂として、高密度ポ
リエチレン(HDPE)7.5gに実施例1で使用した
珪酸カルシウム0.5g(5.0重量%)、実施例1で
使用したCa型人工ゼオライト1.0g(10.0重量
%)および実施例5で使用したアロフェン1.0g(1
0.0重量%)を添加して、常法により溶融混練後イン
フレーション法によりフィルムを得た。
【0039】(実施例19)合成樹脂として、高密度ポ
リエチレン(HDPE)9.85gに実施例1で使用し
た珪酸カルシウム0.05g(0.5重量%)、実施例
1で使用したCa型人工ゼオライト0.05g(0.5
重量%)および実施例9で使用したイモゴライト(岩手
県北上市産)0.05g(0.5重量%)を添加して、
常法により溶融混練後インフレーション法によりフィル
ムを得た。
【0040】(実施例20)合成樹脂として、高密度ポ
リエチレン(HDPE)9.8gに実施例1で使用した
珪酸カルシウム0.05g(0.5重量%)、実施例1
で使用したCa型人工ゼオライト0.05g(0.5重
量%)、実施例5で使用したアロフェン(熊本県阿蘇郡
産)0.05g(0.5重量%)および実施例9で使用
したイモゴライト(岩手県北上市産)0.05g(0.
5重量%)を添加して、常法により溶融混練後インフレ
ーション法によりフィルムを得た。
【0041】(比較例1)合成樹脂として、高密度ポリ
エチレン(HDPE)9.95gに実施例1で使用した
珪酸カルシウム0.05g(0.5重量%)を添加し
て、常法により溶融混練後インフレーション法によりフ
ィルムを得た。
【0042】(比較例2)合成樹脂として、高密度ポリ
エチレン(HDPE)9.5gに実施例1で使用した珪
酸カルシウム0.5g(5.0重量%)を添加して、常
法により溶融混練後インフレーション法によりフィルム
を得た。
【0043】(比較例3)合成樹脂として、高密度ポリ
エチレン(HDPE)8.0gに実施例1で使用した珪
酸カルシウム2.0g(20.0重量%)を添加して、
常法により溶融混練後インフレーション法によりフィル
ムを得た。
【0044】(比較例4)合成樹脂として、高密度ポリ
エチレン(HDPE)9.95gに実施例1で使用した
Ca型人工ゼオライト0.05g(0.5重量%)を添
加して、常法により溶融混練後インフレーション法によ
りフィルムを得た。
【0045】(比較例5)合成樹脂として、高密度ポリ
エチレン(HDPE)9.5gに実施例1で使用したC
a型人工ゼオライト0.5g(5.0重量%)を添加し
て、常法により溶融混練後インフレーション法によりフ
ィルムを得た。
【0046】(比較例6)合成樹脂として、高密度ポリ
エチレン(HDPE)8.0gに実施例1で使用したC
a型人工ゼオライト2.0g(20.0重量%)を添加
して、常法により溶融混練後インフレーション法により
フィルムを得た。
【0047】(比較例7)合成樹脂として、高密度ポリ
エチレン(HDPE)9.95gに実施例5で使用した
アロフェン0.05g(0.5重量%)を添加して、常
法により溶融混練後インフレーション法によりフィルム
を得た。
【0048】(比較例8)合成樹脂として、高密度ポリ
エチレン(HDPE)9.5gに実施例5で使用したア
ロフェン0.5g(5.0重量%)を添加して、常法に
より溶融混練後インフレーション法によりフィルムを得
た。
【0049】(比較例9)合成樹脂として、高密度ポリ
エチレン(HDPE)8.0gに実施例5で使用したア
ロフェン2.0g(20.0重量%)を添加して、常法
により溶融混練後インフレーション法によりフィルムを
得た。
【0050】(比較例10)合成樹脂として、高密度ポ
リエチレン(HDPE)9.95gに実施例9で使用し
たイモゴライト0.05g(0.5重量%)を添加し
て、常法により溶融混練後インフレーション法によりフ
ィルムを得た。
【0051】(比較例11)合成樹脂として、高密度ポ
リエチレン(HDPE)8.0gに実施例9で使用した
イモゴライト2.0g(20.0重量%)を添加して、
常法により溶融混練後インフレーション法によりフィル
ムを得た。
【0052】(実施例21)合成樹脂として、ポリプロ
ピレン9.9gに実施例1で使用した珪酸カルシウム
0.05g(0.5重量%)および実施例1で使用した
Ca型人工ゼオライト0.05g(0.5重量%)を添
加して、Tダイ法によりシートを得た。
【0053】(実施例22)合成樹脂として、ポリプロ
ピレン9.45gに実施例1で使用した珪酸カルシウム
0.05g(0.5重量%)および実施例1で使用した
Ca型人工ゼオライト0.5g(5.0重量%)を添加
して、Tダイ法によりシートを得た。
【0054】(実施例23)合成樹脂として、ポリプロ
ピレン9.9gに実施例1で使用した珪酸カルシウム
0.05g(0.5重量%)および実施例5で使用した
アロフェン0.05g(0.5重量%)を添加して、T
ダイ法によりシートを得た。
【0055】(実施例24)合成樹脂として、ポリプロ
ピレン9.9gに実施例1で使用した珪酸カルシウム
0.05g(0.5重量%)および実施例9で使用した
イモゴライト0.05g(0.5重量%)を添加して、
Tダイ法によりシートを得た。
【0056】(実施例25)合成樹脂として、ポリプロ
ピレン9.85gに実施例1で使用した珪酸カルシウム
0.05g(0.5重量%)、実施例1で使用したCa
型人工ゼオライト0.05g(0.5重量%)および実
施例5で使用したアロフェン0.05g(0.5重量
%)を添加して、Tダイ法によりシートを得た。
【0057】(実施例26)合成樹脂として、ポリプロ
ピレン9.8gに実施例1で使用した珪酸カルシウム
0.05g(0.5重量%)、実施例1で使用したCa
型人工ゼオライト0.05g(0.5重量%)、実施例
5で使用したアロフェン0.05g(0.5重量%)お
よび実施例9で使用したイモゴライト0.05g(0.
5重量%)を添加して、Tダイ法によりシートを得た。
【0058】(比較例12)合成樹脂として、ポリプロ
ピレン9.95gに実施例1で使用した珪酸カルシウム
0.05g(0.5重量%)を添加して、Tダイ法によ
り成型し、シートを得た。
【0059】(比較例13)合成樹脂として、ポリプロ
ピレン9.5gに実施例1で使用した珪酸カルシウム
0.5g(5.0重量%)を添加して、Tダイ法により
成型し、シートを得た。
【0060】(比較例14)合成樹脂として、ポリプロ
ピレン8.0gに実施例1で使用した珪酸カルシウム
2.0g(20.0重量%)を添加して、Tダイ法によ
り成型し、シートを得た。
【0061】(比較例15)合成樹脂として、ポリプロ
ピレン9.5gに実施例1で使用したCa型人工ゼオラ
イト0.5g(5.0重量%)を添加して、Tダイ法に
より成型し、シートを得た。
【0062】(比較例16)合成樹脂として、ポリプロ
ピレン8.0gに実施例1で使用したCa型人工ゼオラ
イト2.0g(20.0重量%)を添加して、Tダイ法
により成型し、シートを得た。
【0063】(比較例17)合成樹脂として、ポリプロ
ピレン9.5gに実施例5で使用したアロフェン0.5
g(5.0重量%)を添加して、Tダイ法により成型
し、シートを得た。
【0064】(比較例18)合成樹脂として、ポリプロ
ピレン8.0gに実施例5で使用したアロフェン2.0
g(20.0重量%)を添加して、Tダイ法により成型
し、シートを得た。
【0065】(比較例19)合成樹脂として、ポリプロ
ピレン9.5gに実施例9で使用したイモゴライト0.
5g(5.0重量%)を添加して、Tダイ法により成型
し、シートを得た。
【0066】(比較例20)合成樹脂として、ポリプロ
ピレン8.0gに実施例9で使用したイモゴライト2.
0g(20.0重量%)を添加して、Tダイ法により成
型し、シートを得た。
【0067】(実施例27)ゴムとして、輪ゴム(株式
会社共和製)9.0gに実施例1で使用した珪酸カルシ
ウム0.5g(5.0重量%)および実施例1で使用し
たCa型人工ゼオライト0.5g(5.0重量%)を添
加して、300℃に加熱し、珪酸カルシウムおよびCa
型人工ゼオライトをよく練り込んだ後、引き延ばして、
ゴムのシートを得た。
【0068】(実施例28)ゴムとして、実施例27で
使用した輪ゴム8.5gに実施例1で使用した珪酸カル
シウム0.5g(5.0重量%)および実施例1で使用
したCa型人工ゼオライト1.0g(10.0重量%)
を添加して、300℃に加熱し、珪酸カルシウムおよび
Ca型人工ゼオライトをよく練り込んだ後、引き延ばし
て、ゴムのシートを得た。
【0069】(実施例29)ゴムとして、実施例27で
使用した輪ゴム9.0gに実施例1で使用した珪酸カル
シウム0.5g(5.0重量%)および実施例5で使用
したアロフェン0.5g(5.0重量%)を添加して、
300℃に加熱し、珪酸カルシウムおよびアロフェンを
よく練り込んだ後、引き延ばして、ゴムのシートを得
た。
【0070】(実施例30)ゴムとして、実施例27で
使用した輪ゴム9.0gに実施例1で使用した珪酸カル
シウム0.5g(5.0重量%)および実施例9で使用
したイモゴライト0.5g(5.0重量%)を添加し
て、300℃に加熱し、珪酸カルシウムおよびイモゴラ
イトをよく練り込んだ後、引き延ばして、ゴムのシート
を得た。
【0071】(実施例31)ゴムとして、実施例27で
使用した輪ゴム9.0gに実施例1で使用した珪酸カル
シウム0.5g(5.0重量%)および実施例13で使
用したゼオライトA0.5g(5.0重量%)を添加し
て、300℃に加熱し、珪酸カルシウムおよびゼオライ
トAをよく練り込んだ後、引き延ばして、ゴムのシート
を得た。
【0072】(実施例32)ゴムとして、実施例27で
使用した輪ゴム9.0gに実施例1で使用した珪酸カル
シウム0.5g(5.0重量%)および実施例14で使
用したゼオライトP0.5g(5.0重量%)を添加し
て、300℃に加熱し、珪酸カルシウムおよびゼオライ
トPをよく練り込んだ後、引き延ばして、ゴムのシート
を得た。
【0073】(実施例33)ゴムとして、実施例27で
使用した輪ゴム9.0gに実施例1で使用した珪酸カル
シウム0.5g(5.0重量%)および実施例15で使
用したゼオライトX0.5g(5.0重量%)を添加し
て、300℃に加熱し、珪酸カルシウムおよびゼオライ
トXをよく練り込んだ後、引き延ばして、ゴムのシート
を得た。
【0074】(実施例34)ゴムとして、実施例27で
使用した輪ゴム9.0gに実施例1で使用した珪酸カル
シウム0.5g(5.0重量%)および実施例16で使
用したゼオライトY0.5g(5.0重量%)を添加し
て、300℃に加熱し、珪酸カルシウムおよびゼオライ
トYをよく練り込んだ後、引き延ばして、ゴムのシート
を得た。
【0075】(実施例35)ゴムとして、実施例27で
使用した輪ゴム8.5gに実施例1で使用した珪酸カル
シウム0.5g(5.0重量%)、実施例1で使用した
Ca型人工ゼオライト0.5g(5.0重量%)および
実施例5で使用したアロフェン(熊本県阿蘇郡産)0.
5g(5.0重量%)を添加して、300℃に加熱し、
珪酸カルシウム、Ca型人工ゼオライトおよびアロフェ
ンをよく練り込んだ後、引き延ばして、ゴムのシートを
得た。
【0076】(実施例36)ゴムとして、実施例27で
使用した輪ゴム8.5gに実施例1で使用した珪酸カル
シウム0.5g(5.0重量%)、実施例1で使用した
Ca型人工ゼオライト0.5g(5.0重量%)および
実施例9で使用したイモゴライト0.5g(5.0重量
%)を添加して、300℃に加熱し、珪酸カルシウム、
Ca型人工ゼオライトおよびイモゴライトをよく練り込
んだ後、引き延ばして、ゴムのシートを得た。
【0077】(比較例21)ゴムとして、実施例27で
使用した輪ゴム9.5gに実施例1で使用した珪酸カル
シウム0.5g(5.0重量%)を添加して、300℃
に加熱し、珪酸カルシウムをよく練り込んだ後、引き延
ばして、ゴムのシートを得た。
【0078】(比較例22)ゴムとして、実施例27で
使用した輪ゴム8.0gに実施例1で使用した珪酸カル
シウム2.0g(20.0重量%)を添加して、300
℃に加熱し、珪酸カルシウムをよく練り込んだ後、引き
延ばして、ゴムのシートを得た。
【0079】(比較例23)ゴムとして、実施例27で
使用した輪ゴム9.5gに実施例1で使用したCa型人
工ゼオライト0.5g(5.0重量%)を添加して、3
00℃に加熱し、人工ゼオライトをよく練り込んだ後、
引き延ばして、ゴムのシートを得た。
【0080】(比較例24)ゴムとして、実施例27で
使用した輪ゴム9.5gに実施例5で使用したアロフェ
ン0.5g(5.0重量%)を添加して、300℃に加
熱し、アロフェンをよく練り込んだ後、引き延ばして、
ゴムのシートを得た。
【0081】(比較例25)ゴムとして、実施例27で
使用した輪ゴム9.5gに実施例9で使用したイモゴラ
イト0.5g(5.0重量%)を添加して、300℃に
加熱し、イモゴライトをよく練り込んだ後、引き延ばし
て、ゴムのシートを得た。
【0082】(実施例37)天然樹脂として、松脂(商
品名:デコチンスキー)9.0gに実施例1で使用した
珪酸カルシウム0.5g(5.0重量%)および実施例
1で使用したCa型人工ゼオライト0.5g(5.0重
量%)を添加して、200℃に加熱し、溶融した後、珪
酸カルシウムおよびCa型人工ゼオライトをよく練り込
んだ後、引き延ばして、樹脂のシートを得た。
【0083】(実施例38)天然樹脂として、実施例3
7で使用した松脂9.0gに実施例1で使用した珪酸カ
ルシウム0.5g(5.0重量%)および実施例5で使
用したアロフェン0.5g(5.0重量%)を添加し
て、200℃に加熱し、溶融した後、珪酸カルシウムお
よびアロフェンをよく練り込んだ後、引き延ばして、樹
脂のシートを得た。
【0084】(実施例39)天然樹脂として、実施例3
7で使用した松脂9.0gに実施例1で使用した珪酸カ
ルシウム0.5g(5.0重量%)および実施例9で使
用したイモゴライト0.5g(5.0重量%)を添加し
て、200℃に加熱し、溶融した後、珪酸カルシウムお
よびイモゴライトをよく練り込んだ後、引き延ばして、
ゴムのシートを得た。
【0085】(比較例26)天然樹脂として、実施例3
7で使用した松脂9.5gに実施例1で使用した珪酸カ
ルシウム0.5g(5.0重量%)を添加して、200
℃に加熱し、溶融した後、珪酸カルシウムをよく練り込
んだ後、引き延ばして、樹脂のシートを得た。
【0086】(比較例27)天然樹脂として、実施例3
7で使用した松脂8.0gに実施例1で使用した珪酸カ
ルシウム2.0g(20.0重量%)を添加して、20
0℃に加熱し、溶融した後、珪酸カルシウムをよく練り
込んだ後、引き延ばして、樹脂のシートを得た。
【0087】(比較例28)天然樹脂として、実施例3
7で使用した松脂9.5gを200℃に加熱し、溶融し
た後、実施例1で使用したCa型人工ゼオライト0.5
g(5.0重量%)を添加して、人工ゼオライトをよく
練り込んだ後、引き延ばして、樹脂のシートを得た。
【0088】(比較例29)天然樹脂として、実施例3
7で使用した松脂9.5gを200℃に加熱し、溶融し
た後、実施例5で使用したアロフェン0.5g(5.0
重量%)を添加して、アロフェンをよく練り込んだ後、
引き延ばして、樹脂のシートを得た。
【0089】(比較例30)天然樹脂として、実施例3
7で使用した松脂9.5gを200℃に加熱し、溶融し
た後、実施例9で使用したイモゴライト0.5g(5.
0重量%)を添加して、イモゴライトをよく練り込んだ
後、引き延ばして、樹脂のシートを得た。
【0090】(試験例1)実施例および比較例の高密度
ポリエチレンフィルム(HDPE)1.0gにポリ塩化
ビニリデンを2μmの厚さにコーティングしたポリプロ
ピレン0.1gとを混ぜ合わせ燃焼用試料とした。この
試料を石英管に入れ、石英管中で温度800℃、空気流
通量200ml/minで燃焼させ、そのときの燃焼ガ
スを回収し、検知管により塩化水素量、トリクロロエチ
レン量、テトラクロロレチレン量を測定した。その結果
は、表1、表2および表3のとおりであって、Ca型人
工ゼオライト、アロフェン、イモゴライトおよびゼオラ
イト類など、をそれぞれ単独または相互の混合物をHD
PEに添加した場合に比較して、珪酸カルシウムとの混
合物をHDPEに添加した場合の方が、煙中の有害物質
である、塩化水素、トリクロロレチレン、テトラクロロ
エチレンの濃度を低下させる能力が高いことが示され
た。
【0091】
【表1】
【0092】
【表2】
【0093】
【表3】
【0094】(試験例2)実施例および比較例のポリプ
ロピレンシート1.0gにポリ塩化ビニリデンを2μm
の厚さにコーティングしたポリプロピレン0.1gとを
混ぜ合わせ燃焼用試料とした。この試料を石英管に入
れ、石英管中で温度800℃、空気流通量200ml/
minで燃焼させ、そのときの燃焼ガスを回収し、検知
管により塩化水素量、トリクロロエチレン量、テトラク
ロロレチレン量を測定した。その結果は、表4のとおり
であって、Ca型人工ゼオライト、アロフェン、イモゴ
ライトおよびゼオライト類など、をそれぞれ単独または
相互の混合物をポリプロピレンに添加した場合に比較し
て、珪酸カルシウムとの混合物をポリプロピレンに添加
した場合の方が、煙中の有害物質である、塩化水素、ト
リクロロレチレン、テトラクロロエチレンの濃度を低下
させる能力が高いことが示された。
【0095】
【表4】
【0096】(試験例3)実施例および比較例のゴムの
シート1.0gにポリ塩化ビニリデンを2μmの厚さに
コーティングしたポリプロピレン0.1gとを混ぜ合わ
せ燃焼用試料とした。この試料を石英管に入れ、石英管
中で温度800℃、空気流通量200ml/minで燃
焼させ、そのときの燃焼ガスを回収し、検知管により塩
化水素量、トリクロロエチレン量、テトラクロロレチレ
ン量を測定した。その結果は、表5のとおりであって、
Ca型人工ゼオライト、アロフェン、イモゴライトおよ
びゼオライト類など、をそれぞれ単独または相互の混合
物をゴムに添加した場合に比較して、珪酸カルシウムと
の混合物をゴムに添加した場合の方が、煙中の有害物質
である、塩化水素、トリクロロレチレン、テトラクロロ
エチレンの濃度を低下させる能力が高いことが示され
た。
【0097】
【表5】
【0098】(試験例4)実施例および比較例の松脂の
シート1.0gを燃焼用試料にポリ塩化ビニリデンを2
μmの厚さにコーティングしたポリプロピレン0.1g
とを混ぜ合わせ燃焼用試料とした。この試料を石英管に
入れ、石英管中で温度800℃、空気流通量200ml
/minで燃焼させ、そのときの燃焼ガスを回収し、検
知管により塩化水素量、トリクロロエチレン量、テトラ
クロロレチレン量を測定した。その結果は、表6のとお
りであって、Ca型人工ゼオライト、アロフェン、イモ
ゴライトおよびゼオライト類など、をそれぞれ単独また
は相互の混合物を松脂に添加した場合に比較して、珪酸
カルシウムとの混合物を松脂に添加した場合の方が、煙
中の有害物質である、塩化水素、トリクロロレチレン、
テトラクロロエチレンの濃度を低下させる能力が高いこ
とが示された。
【0099】
【表6】
【0100】(試験例5)実施例および比較例のHDP
Eフィルム1.0gに紙1.0gを混ぜ合わせ燃焼用試
料とした。この試料を石英管に入れ、石英管中で温度6
00℃、空気流通量200ml/minで燃焼させ、燃
焼ガス中の一酸化炭素(CO)量を検知管により測定
し、HDPEおよび紙の燃焼によって発生するCO量を
求めた。その結果は、表7、表8および表9のとおりで
あって、Ca型人工ゼオライト、アロフェン、イモゴラ
イトおよびゼオライト類など、をそれぞれ単独または相
互の混合物をHDPEに添加した場合に比較して、珪酸
カルシウムとの混合物をHDPEに添加した場合の方
が、煙中のCO発生量を抑制する能力が高いことが示さ
れた。
【0101】
【表7】
【0102】
【表8】
【0103】
【表9】
【0104】(試験例6)実施例および比較例のポリプ
ロピレンシート1.0gに紙1.0gを混ぜ合わせ燃焼
用試料とした。この試料を石英管に入れ、石英管中で温
度600℃、空気流通量200ml/minで燃焼さ
せ、燃焼ガス中の一酸化炭素(CO)量を検知管により
測定し、ポリプロピレンおよび紙の燃焼によって発生す
るCO量を求めた。その結果は、表10のとおりであっ
て、Ca型人工ゼオライト、アロフェン、イモゴライト
およびゼオライト類など、をそれぞれ単独または相互の
混合物をポリプロピレンに添加した場合に比較して、珪
酸カルシウムとの混合物をポリプロピレンに添加した場
合の方が、煙中のCO発生量を抑制する能力が高いこと
が示された。
【0105】
【表10】
【0106】(試験例7)実施例および比較例のゴムの
シート1.0gに紙1.0gを混ぜ合わせ燃焼用試料と
した。この試料を石英管に入れ、石英管中で温度600
℃、空気流通量200ml/minで燃焼させ、燃焼ガ
ス中の一酸化炭素(CO)量を検知管により測定し、ポ
リプロピレンおよび紙の燃焼によって発生するCO量を
求めた。その結果は、表11のとおりであって、Ca型
人工ゼオライト、アロフェン、イモゴライトおよびゼオ
ライト類など、をそれぞれ単独または相互の混合物をゴ
ムに添加した場合に比較して、珪酸カルシウムとの混合
物をゴムに添加した場合の方が、煙中のCO発生量を抑
制する能力が高いことが示された。
【0107】
【表11】
【0108】(試験例8)実施例および比較例の松脂の
シート1.0gに紙1.0gを混ぜ合わせ燃焼用試料と
した。この試料を石英管に入れ、石英管中で温度600
℃、空気流通量200ml/minで燃焼させ、燃焼ガ
ス中の一酸化炭素(CO)量を検知管により測定し、ポ
リプロピレンおよび紙の燃焼によって発生するCO量を
求めた。その結果は、表12のとおりであって、Ca型
人工ゼオライト、アロフェン、イモゴライトおよびゼオ
ライト類など、をそれぞれ単独または相互の混合物を松
脂に添加した場合に比較して、珪酸カルシウムとの混合
物を松脂に添加した場合の方が、煙中のCO発生量を抑
制する能力が高いことが示された。
【0109】
【表12】
【0110】
【発明の効果】天然樹脂、合成樹脂、天然ゴムおよび合
成ゴムなどに人工ゼオライト、アロフェン、イモゴライ
トおよびゼオライト類などを含有させることにより、こ
れらの樹脂類およびゴム類を廃棄物として燃焼するとき
に、塩素系および一酸化炭素などの有害物質を除去する
ことが知られているが、これらの物質の他に珪酸カルシ
ウムを含有させることにより、その除去効果を高めるこ
とができる。珪酸カルシウムは安価であり、しかも製品
として使用された後の廃棄物であっても、その効果は変
わらず、珪酸カルシウム廃棄物の有効利用ともなってい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】アロフェンの形態および化学構造を示す図
【図2】アロフェンの断面図の1例
【図3】イモゴライトの斜視図
【符号の説明】 1.アロフェン 2.アロフェン分子の壁 3.アロフェン分子の壁のホール 4.アロフェン分子の中空部 5.アロフェン分子の壁の化学構造 6.Si/Alが1:2(珪礬比が1)の場合のアロフ
ェン分子の壁の原子配列 7.Si/Alが>1:2(珪礬比が2)の場合のアロ
フェン分子の壁の原子配列 8.イモゴライト 9.イモゴライトの外壁 10.イモゴライトの中空部 a.アロフェン分子の外径 b.アロフェン分子の壁のホールの孔径 c.イモゴライトの外径 d.イモゴライトの内径
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08K 3/34 C08K 3/34 C08L 21/00 C08L 21/00 23/06 23/06 23/12 23/12 27/06 27/06 27/08 27/08 67/02 67/02 Fターム(参考) 3E064 BA26 BA30 BA35 BA38 BA55 BA60 BC20 EA22 EA30 4F071 AA01 AA02 AA03 AA11 AA12 AA12X AA13 AA15 AA20 AA21 AA24 AA25 AA26 AA33 AA34 AA34X AA41 AA42 AA46 AA53 AA58 AA60 AA67 AA74 AH01 AH03 AH04 BC01 BC07 4J002 AA001 AA011 AA021 AC011 AC031 AC061 AC071 AC091 AF021 BB031 BB121 BB181 BD041 BD101 BG041 CC031 CC161 CC191 CD001 CF061 CK021 CL001 CP031 DJ006 GA01 GG02 GL00

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】珪酸カルシウム並びに人工ゼオライト、ア
    ロフェン、イモゴライト、ゼオライトA、ゼオライト
    P、ゼオライトXおよびゼオライトY、の少なくとも1
    種または2種以上、を含有してなることを特徴とする、
    樹脂組成物。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の樹脂が、合成樹脂である
    ことを特徴とする、樹脂組成物。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の合成樹脂が、ポリエチレ
    ン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリプロピ
    レンおよびポリエチレンテレフタレートから選ばれた1
    種であることを特徴とする、樹脂組成物。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれか1項に記載の人
    工ゼオライトが、多価陽イオン型人工ゼオライトである
    ことを特徴とする、樹脂組成物。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の多価陽イオン型人工ゼオ
    ライトが、Ca型人工ゼオライト、Mg型人工ゼオライ
    トおよびAl型人工ゼオライトから選ばれた1種または
    2種以上であることを特徴とする、樹脂組成物。
  6. 【請求項6】珪酸カルシウム並びに人工ゼオライト、ア
    ロフェン、イモゴライト、ゼオライトA、ゼオライト
    P、ゼオライトXおよびゼオライトY、の少なくとも1
    種または2種以上、を含有してなることを特徴とする、
    合成樹脂フィルム。
  7. 【請求項7】請求項6に記載の合成樹脂がポリエチレ
    ン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリプロピ
    レンおよびポリエチレンテレフタレートから選ばれた1
    種であることを特徴とする、合成樹脂フィルム。
  8. 【請求項8】珪酸カルシウム並びに人工ゼオライト、ア
    ロフェン、イモゴライト、ゼオライトA、ゼオライト
    P、ゼオライトXおよびゼオライトY、の少なくとも1
    種または2種以上、を含有してなることを特徴とする、
    合成樹脂シート。
  9. 【請求項9】請求項8に記載の合成樹脂がポリエチレ
    ン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリプロピ
    レンおよびポリエチレンテレフタレートから選ばれた1
    種であることを特徴とする、合成樹脂シート。
  10. 【請求項10】請求項6または7に記載の合成樹脂フィ
    ルムからなることを特徴とする、ゴミ用包装袋。
  11. 【請求項11】請求項8または9に記載の合成樹脂シー
    トからなることを特徴とする、農業用シート。
  12. 【請求項12】請求項1乃至5のいずれか1項に記載の
    樹脂組成物からなることを特徴とする、建築材料用樹脂
    組成物。
  13. 【請求項13】珪酸カルシウム並びに人工ゼオライト、
    アロフェン、イモゴライト、ゼオライトA、ゼオライト
    P、ゼオライトXおよびゼオライトY、の少なくとも1
    種または2種以上、を含有してなることを特徴とする、
    ゴム組成物。
  14. 【請求項14】請求項13に記載のゴムが、合成ゴムで
    あることを特徴とする、ゴム組成物。
  15. 【請求項15】請求項14に記載の合成ゴムが、スチレ
    ン・ブタジエンゴム、ハイスチレンゴム、ブタジエンゴ
    ム、イソプレンゴム、アクリロニトリル−ブタジエン共
    重合ゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴム、ウレタンゴ
    ムおよびシリコーンゴムから選ばれた1種であることを
    特徴とする、ゴム組成物。
  16. 【請求項16】請求項13乃至15のいずれか1項に記
    載の人工ゼオライトが、多価陽イオン型人工ゼオライト
    であることを特徴とする、ゴム組成物。
  17. 【請求項17】請求項16に記載の多価陽イオン型人工
    ゼオライトが、Ca型人工ゼオライト、Mg型人工ゼオ
    ライトおよびAl型人工ゼオライトから選ばれた1種ま
    たは2種以上であることを特徴とする、ゴム組成物。
  18. 【請求項18】珪酸カルシウム並びに人工ゼオライト、
    アロフェン、イモゴライト、ゼオライトA、ゼオライト
    P、ゼオライトXおよびゼオライトY、の少なくとも1
    種または2種以上、を含有してなることを特徴とする、
    合成ゴムシート。
JP2000174704A 2000-06-12 2000-06-12 珪酸カルシウムおよびゼオライト類を含有する樹脂組成物並びにゴム組成物 Pending JP2001354857A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000174704A JP2001354857A (ja) 2000-06-12 2000-06-12 珪酸カルシウムおよびゼオライト類を含有する樹脂組成物並びにゴム組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000174704A JP2001354857A (ja) 2000-06-12 2000-06-12 珪酸カルシウムおよびゼオライト類を含有する樹脂組成物並びにゴム組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001354857A true JP2001354857A (ja) 2001-12-25

Family

ID=18676690

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000174704A Pending JP2001354857A (ja) 2000-06-12 2000-06-12 珪酸カルシウムおよびゼオライト類を含有する樹脂組成物並びにゴム組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001354857A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007100024A (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Chubu Electric Power Co Inc フェノール樹脂成形材料及びその調製方法
JP2007119638A (ja) * 2005-10-28 2007-05-17 Chubu Electric Power Co Inc ポリアリーレンスルフィド系成形材料及びpps系成形品
WO2008105341A1 (ja) * 2007-02-26 2008-09-04 Tosoh Corporation 光学フィルム用樹脂組成物およびこれからなる光学フィルム
WO2020196395A1 (ja) * 2019-03-26 2020-10-01 日本ゼオン株式会社 塩化ビニル樹脂組成物、塩化ビニル樹脂成形体および積層体
US20230060831A1 (en) * 2021-08-30 2023-03-02 Shen Wei (Usa) Inc. Incineration-friendly elastomeric article and method of manufacturing

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007100024A (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Chubu Electric Power Co Inc フェノール樹脂成形材料及びその調製方法
JP2007119638A (ja) * 2005-10-28 2007-05-17 Chubu Electric Power Co Inc ポリアリーレンスルフィド系成形材料及びpps系成形品
WO2008105341A1 (ja) * 2007-02-26 2008-09-04 Tosoh Corporation 光学フィルム用樹脂組成物およびこれからなる光学フィルム
WO2020196395A1 (ja) * 2019-03-26 2020-10-01 日本ゼオン株式会社 塩化ビニル樹脂組成物、塩化ビニル樹脂成形体および積層体
CN113439025A (zh) * 2019-03-26 2021-09-24 日本瑞翁株式会社 氯乙烯树脂组合物、氯乙烯树脂成型体及层叠体
US20230060831A1 (en) * 2021-08-30 2023-03-02 Shen Wei (Usa) Inc. Incineration-friendly elastomeric article and method of manufacturing
WO2023034711A1 (en) * 2021-08-30 2023-03-09 Shen Wei (Usa) Inc. Incineration-friendly elastomeric article and method of manufacturing

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW201437268A (zh) 含有再循環聚烯烴的熱塑性聚合物調配物及其製備方法
CN104028247B (zh) 一种用于去除水中钒的过滤介质及其制备方法
WO2009079332A1 (en) Encapsulated activated carbon and the preparation thereof
JP2001354857A (ja) 珪酸カルシウムおよびゼオライト類を含有する樹脂組成物並びにゴム組成物
JP5662292B2 (ja) バリヤープラスチック小塊を含むベースプラスチックからなる層
CA3157813A1 (en) Preconditioned resin aggregate
JP3165092B2 (ja) 合成樹脂組成物とその製品
JP2008106171A (ja) 樹脂組成物
JP2000297179A (ja) アロフェン・イモゴライト類含有樹脂組成物およびゴム組成物
CN115572004A (zh) 垃圾焚烧厂烟气净化耦合飞灰水洗液重金属脱除系统及方法
JP2967875B1 (ja) 焼却炉中の塩化水素除去作用を有する樹脂組成物
JP2001323168A (ja) 珪酸カルシウム含有樹脂組成物およびゴム組成物
JP2000297221A (ja) 合成樹脂組成物とその製品
JP2004269058A (ja) 熱可塑性樹脂フィルムからなる袋
JP2001247419A (ja) 高抗菌性およびダイオキシン類の発生抑制作用を有する機能性材料、並びにこれを用いてなる複合材
WO2007091778A1 (en) Evironmentally-friendly packing materials for food decomposable by light, calcium and organisms
JP2910996B1 (ja) ダイオキシン対策用ごみ袋
CN104910437A (zh) 一种吸水性可降解垃圾袋及其制作工艺
JP3488396B2 (ja) 塩化水素を除去する包装材
EP1153970B1 (en) Environmentally friendly additives for plastic and process for producing the same
KR101132922B1 (ko) 산화칼슘을 이용하여 취기 및 총휘발성 유기화합물을 저감한 폴리올레핀 조성물.
JP2002241598A (ja) 回収ペットより製造されるフィルムとその製造法
JP3377369B2 (ja) 熱可塑性樹脂製ゴミ袋及び熱可塑性樹脂製袋を用いるゴミの焼却方法
JP2001031134A (ja) 生分解性フィルム及びこれを用いた生分解性袋
JP2000302980A (ja) 合成樹脂組成物とその製品

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070205

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090806

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090825

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100202