JPH11139812A - 過酸化水素製造用管状反応器および過酸化水素の製造方法 - Google Patents

過酸化水素製造用管状反応器および過酸化水素の製造方法

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JPH11139812A
JPH11139812A JP9306837A JP30683797A JPH11139812A JP H11139812 A JPH11139812 A JP H11139812A JP 9306837 A JP9306837 A JP 9306837A JP 30683797 A JP30683797 A JP 30683797A JP H11139812 A JPH11139812 A JP H11139812A
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JP
Japan
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hydrogen peroxide
producing hydrogen
reaction
solid catalyst
reaction medium
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Pending
Application number
JP9306837A
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English (en)
Inventor
Kozo Tanaka
浩三 田中
Fumiaki Goto
文郷 後藤
Toshio Sasaki
俊夫 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水素と酸素とを接触的に反応させて過酸化水
素を製造する際に、固定床流通反応方式によって高効率
で反応ガスを転化させ過酸化水素を製造する方法を提供
すること。 【解決手段】 管内径に対する管長の比が20以上の管
に、固定床を形成する固体触媒粒子を充填してなる過酸
化水素製造用管状反応器、および、水素と酸素とを接触
的に反応させて過酸化水素を製造する方法であって、管
内径に対する管長の比が20以上の管に固定床を形成す
る固体触媒粒子を充填してなる管状反応器中に、水素お
よび酸素を含む反応ガスと反応媒体とを流通させる過酸
化水素の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は過酸化水素を製造す
る方法に関する。さらに詳しくは、本発明は水素と酸素
を直接反応させて過酸化水素を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】過酸化水素は、漂白剤(紙・パルプ、天
然繊維)、工業薬品(酸化剤および可塑剤、ゴム薬品、
公害処理などの還元剤)、医薬品(酸化剤)、食品(水
産加工の漂白殺菌剤、その他の各種漂白剤)など、用途
が多岐にわたる最も重要な工業製品の一つである。
【0003】現在最も一般的な過酸化水素の工業的製造
法は、アルキルアントラキノンを媒体として用いる自動
酸化法によっている。しかしこの方法の問題点として、
アルキルアントラキノンの還元、酸化や生成過酸化水素
の抽出分離、精製、濃縮等多くの工程が必要であり、プ
ロセスが複雑になるという点があげられる。またアルキ
ルアントラキノンの損失や還元触媒の劣化なども問題と
なっている。
【0004】これらの問題点を解決するために従来、白
金族金属触媒存在下に水性媒体中で水素と酸素を接触さ
せ、過酸化水素を直接合成する方法が提案されている
(特公昭55−18646号公報、特公昭56−471
21号公報、特公平1−23401号公報、特開昭63
−156005号公報等)。
【0005】これらは懸濁床式の反応器を用いたもので
あるが、さらに過酸化水素の生産効率を上げるため、パ
イプライン式の反応器に水素と酸素を含む反応ガスと触
媒を含む反応媒体とをいっしょに流通させ過酸化水素を
製造する方法も提案されている(米国特許519424
2号明細書、WO96/05138号公報)。しかしこ
の方法では、過酸化水素を含む大量の反応後媒体から触
媒を濾別・回収し、再度反応器に投入する操作が必要と
なり、製造コストの増大が避けられない。
【0006】また特開平6−183703号公報には、
触媒を充填した固定細流床式反応器を用いることが示さ
れている。しかし該反応器は元来、酸素の電気化学的還
元による過酸化水素製造に用いられるものであり、触媒
的に過酸化水素を効率よく生産する上では転化率が低い
等の問題が避けられなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題、即ち本発明の目的は、水素と酸素とを接触的
に反応させて過酸化水素を製造する際に、固定床流通反
応方式によって高効率で反応ガスを転化させ過酸化水素
を製造する方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の状
況に鑑み、固定床反応方式において水素と酸素を直接反
応させる過酸化水素の製造方法について鋭意研究を続
け、本発明を完成させるに至った。即ち本発明は、管内
径に対する管長の比が20以上の管に、固定床を形成す
る固体触媒粒子を充填してなる過酸化水素製造用管状反
応器、および、水素と酸素とを接触的に反応させて過酸
化水素を製造する方法であって、管内径に対する管長の
比が20以上の管に固定床を形成する固体触媒粒子を充
填してなる管状反応器中に、水素および酸素を含む反応
ガスと反応媒体とを流通させる過酸化水素の製造方法に
かかるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。本発明で使用する管状反応器の断面形状は特に制
限はないが、好ましくは円形状の断面を有する管が用い
られる。この管は直線状であってもループ形状に束ねら
れていてもよい。管肉厚は特に制限はないが、十分な耐
圧を有する厚みのものが好ましい。管素材はSUS31
6等の耐腐食性を有する金属材料が好適に用いられる
が、他の耐腐食性および十分な強度を有する素材であっ
ても良い。さらに好ましくはこれらの素材で作られた管
の内面をガラスあるいはフューズドシリカ等のさらに耐
腐食性の高い素材でコーティングしたものが使用され
る。
【0010】本発明において用いる管状反応器は管内径
に対する管長の比が20以上のものであるが、好ましく
は100以上、より好ましくは500以上、さらに好ま
しくは700以上のものが用いられる。管内径あるいは
管長は特に制限はないが、管内に内容物をつめる利便を
考えれば、管内径は1mm以上が好ましく、さらに好ま
しくは、2mm以上である。かかる管状反応器として用
いる管としては、例えばガスクロマトグラフや液体クロ
マトグラフ測定用等に多数市販されているカラム管を用
いることができる。
【0011】本発明の管状反応器には、固定床を形成す
る固体触媒粒子が充填されている。本発明で用いる固体
触媒としては、水素と酸素とを接触的に反応させて過酸
化水素を得る反応に触媒活性があればなんでもよいが、
好ましくは白金族金属である。かかる白金族金属として
は、白金、ロジウム、パラジウム等が挙げられるが、好
ましくはパラジウムが使用される。
【0012】固体触媒の使用量は特に制限はないが、通
常、管状反応器のほぼ全体に固体触媒粒子を充填した状
態で実施される。固体触媒粒子の形態は微粒状、ペレッ
ト等任意のものでよいが、その中心粒径が10〜100
00μmのものが好ましく、より好ましくは、その中心
粒径が50〜500μmのものである。さらに好ましく
は粒径10μm以下の触媒粒子の累積重量百分率が10
以下のものが使用される。一般には10μm以下の微小
粒径の粒子比率が少ないほど、反応ガスおよび/または
反応液を流通する時の圧力損失は小さくなると考えられ
る。また触媒表面積が0.01〜10000m2/gの
ものが好ましく使用される。白金族金属を固体触媒とし
て用いる場合には、白金族金属を単一で用いることも、
適当な担体に担持して用いることも可能である。一般に
は担持した方が金属重量あたりの活性は大きい。
【0013】担体としては、例えば、アルミナ、シリ
カ、チタニア、マグネシア、ジルコニア、セリア、ゼオ
ライト、グラファイト、活性炭、シリカゲル、含水ケイ
酸、炭化ケイ素、弗化黒鉛、シリカ−アルミナ等があげ
られ、アルミナ、シリカ、チタニア、ゼオライト、グラ
ファイト、活性炭、弗化黒鉛、またはシリカ−アルミナ
が好ましい。水や低級アルコールを主成分とする反応媒
体を用いる場合には、活性炭等の親水性担体の使用が特
に好ましい。
【0014】本発明の管状反応器には、上記の固体触媒
粒子が充填されており、反応器としての使用時に該固体
触媒粒子は実質的に流動せず、固定床を形成する。
【0015】本発明の過酸化水素の製造方法は、上記の
管状反応器を用いる過酸化水素の製造方法であって、該
管状反応器中に、水素と酸素を含む反応ガスと反応媒体
とを流通させることにより、水素と酸素とを接触的に反
応させて過酸化水素を製造する方法である。
【0016】本発明において用いる反応媒体は、水素と
酸素とを接触的に反応させて過酸化水素を製造する際に
使用し得るものであれば特に制限はなく、例えば反応系
内で液状である水や有機化合物、それらの混合液などで
ある。かかる有機化合物としては、例えばアルコール、
ケトン、エーテル、エステル、アミド等が挙げられる。
本発明で使用する反応媒体として好ましくは、水および
/またはアルコールである。アルコールの具体例として
は、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール
などの炭素原子数1〜8のアルコールや、エチレングリ
コールなどのグリコールなどが挙げられるが、好ましく
はメタノールである。本発明で使用する反応媒体として
より好ましくは、水を主成分とする水性反応媒体であ
る。
【0017】本発明において使用する反応媒体は、ハロ
ゲン化物イオンを含有することが好ましい。ハロゲン化
物イオンは通常、無機のハロゲン化物を添加することに
より容易に得られる。かかるハロゲン化物の例としては
臭素化物、塩素化物等が挙げられ、好ましくはアルカリ
金属の臭素化物または塩素化物であり、さらに好ましく
はアルカリ金属の臭素化物である。特に好ましくは臭化
ナトリウムである。反応媒体中のハロゲン化物イオン濃
度として好ましくは1×10-7〜1M、さらに好ましく
は1×10-5〜0.1Mである。
【0018】本発明において用いる反応媒体は、酸を含
有することが好ましい。酸としては、塩酸、硫酸、燐酸
等が好ましく、また硫酸と燐酸との混合物等のように上
記の酸を組み合わせたものであってもよい。これらの酸
の濃度に特に制限はないが、通常、0.001〜0.5
規定の範囲が好ましい。
【0019】本発明で使用する反応ガスには水素および
酸素を含有する。酸素と水素の分圧比は、1対50から
50対1の範囲で実施することができる。不活性ガスで
希釈して反応を行うことも、酸素の代わりに空気を用い
て反応を行うことも可能であるが、安全上、爆発範囲外
で反応を行うことが好ましい。反応温度は5℃〜70
℃、好ましくは10℃〜50℃の範囲で一般に実施され
る。また反応圧力は特に制限はないが、大気圧〜150
kg/cm2・G、特に5〜100kg/cm2・Gの範
囲で実施される。
【0020】反応ガス流量と反応媒体流量の比は、通常
50〜50000の範囲で実施することができるが、好
ましくは100〜10000の範囲で実施される。
【0021】
【実施例】以下、実施例および比較例によって本発明を
さらに詳細に説明するが、本発明はこれらに限定される
ものではない。
【0022】実施例における過酸化水素濃度は、硫酸酸
性(0.2N)条件下でヨウ化カリウム(和光純薬工業
株式会社製)を過剰に添加し、遊離したヨウ素を容量分
析用0.005mol/1チオ硫酸ナトリウム溶液(和
光純薬工業株式会社製)を用いた滴定法で室温において
求めた。滴定には、京都電子工業株式会社製電位差自動
測定装置AT−400を使用した。
【0023】比較例における過酸化水素濃度は、硫酸酸
性(0.2N)条件下で容量分析用0.02mol/l
過マンガン酸カリウム溶液(和光純薬工業株式会社製)
を用いた滴定法で室温において求めた。滴定には、京都
電子工業株式会社製電位差自動測定装置AT−310を
使用した。
【0024】実施例および比較例において、ガス組成の
分析はガスクロマトグラフにより行った。測定にはクロ
ムパック社製マイクロGC CP−2002を使用し
た。
【0025】実施例1 触媒として平均粒径184μmの5wt%Pd担持シリ
カ触媒(エヌ・イー・ケムキャット株式会社製)3.1
gを内径2.16mm、外径3.18mm、管長200
cmのシリコスチール管(ジーエルサイエンス株式会社
製)に充填した。管の両端には触媒を保持するため、S
US製フィルターを取り付けた。この管の一方の端を圧
力60kg/cm2・Gの窒素ガスで加圧し、同時に硫
酸0.025Mと臭化ナトリウム5×10-5Mを含有す
る水溶液を流量0.5ml/minで流した。送液には
日立製作所株式会社製ポンプLC−6000を使用し
た。窒素ガス流量が安定した後、窒素ガス供給を停止
し、水素ガスが1.2容積%、酸素ガスが24.1容積
%、窒素ガスが74.7容積%の組成からなる混合ガス
を入り口圧力60kg/cm2・Gで流通させて過酸化
水素合成反応を行った。混合ガス流量は0.12リット
ル/minであった。水溶液流量は0.5ml/min
を保持した。反応は室温で実施し、シリコスチール管の
外部冷却は行わなかった。シリコスチール管から流出し
た反応液は耐圧硝子工業株式会社製ハイパーグラスター
トラップを用いて反応後ガスと反応液を分離した。反応
開始から40分経過後までにトラップに溜まった反応液
中の過酸化水素生成量は4.1×10-3mmolであっ
た。また反応中の平均水素転化率は85%に達した。水
素転化率は次式によって計算した。 水素転化率(%)={[反応前ガスの(水素/窒素)ガ
スクロマトグラフピーク面積強度比−反応器出口ガスの
(水素/窒素)ガスクロマトグラフピーク面積強度比]
÷[反応前ガスの(水素/窒素)ガスクロマトグラフピ
ーク面積強度比]}×100
【0026】実施例2 触媒として平均粒径140μmの5wt%Pd担持シリ
カ−アルミナ触媒(エヌ・イー・ケムキャット株式会社
製)2.9gを内径2.16mm、外径3.18mm、
管長162cmのシリコスチール管(ジーエルサイエン
ス株式会社製)に充填し、硫酸0.05Mと臭化ナトリ
ウム1×10-2Mを含有する水溶液を流量0.5ml/
minで流したことを除いて、実施例1と同じ条件で過
酸化水素の製造反応を行った。反応中の混合ガス流量は
1.15リットル/minであった。40分間の反応時
間中にトラップに溜まった反応液中の過酸化水素生成量
は2.3×10-2mmolであった。また反応中の平均
水素転化率は69%に達した。
【0027】実施例1および2においては非常に高い平
均水素転化率を示したことから、固体触媒と反応ガスと
の接触効率を非常に高くすることができ、反応にかかる
水素の率を高めることができたと考えられる。さらに、
反応にかかった水素の過酸化水素への選択率を改善する
ことにより、過酸化水素の生成量は飛躍的に増加し得る
と考えられる。その方法の例としては、反応媒体と固体
触媒とのなじみをよくすることなどが挙げられ、具体的
には、例えば水や低級アルコールを主成分とする反応媒
体を用いる場合には、固体触媒の担体を活性炭等の親水
性担体に変更したり、反応媒体中の硫酸や臭化ナトリウ
ムの濃度を高めるなど方法が考えられる。
【0028】比較例1 (1)触媒の調製 酢酸パラジウム(和光純薬工業株式会社製)109mg
をアセトン30mlに溶解した溶液中に、粉砕処理した
グラファイト1gを懸濁させ充分攪拌した後、エバポレ
ーターでアセトンを蒸発させ乾固した。得られた固体
を、水素気流中、200℃で2時間還元して触媒を得
た。
【0029】(2)過酸化水素の製造 触媒として前記の触媒30mgと、反応媒体として脱イ
オン水108g、0.1規定硫酸水溶液6g、0.00
1規定臭化ナトリウム水溶液6gを仕込んだ内容積30
0mlのガラス製内筒を、内容積400mlのオートク
レーブに装着した。ガス吹き込み管により水素ガスを8
0ml/min、酸素ガスを800ml/minで各々
流入した。安全のため、気相部に窒素ガスを2500m
l/minで導入、希釈した。オートクレーブ内圧が9
kg/cm2・Gになるように圧力を保持し、外部冷却
により反応液を20℃に保った。反応開始から2時間後
の反応液中の過酸化水素生成量は5.8mmolであっ
た。また反応中の平均水素転化率は1.8%であった。
【0030】
【発明の効果】本発明の過酸化水素の製造方法は、原料
ガス中の水素ガスの転化率が高く、また触媒回収・再生
の操作を必要としない。その結果、はるかに簡略化され
たプロセスでの高効率な過酸化水素の製造が可能とな
る。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】管内径に対する管長の比が20以上の管
    に、固定床を形成する固体触媒粒子を充填してなること
    を特徴とする過酸化水素製造用管状反応器。
  2. 【請求項2】水素と酸素とを接触的に反応させて過酸化
    水素を製造する方法であって、管内径に対する管長の比
    が20以上の管に固定床を形成する固体触媒粒子を充填
    してなる管状反応器中に、水素および酸素を含む反応ガ
    スと反応媒体とを流通させることを特徴とする過酸化水
    素の製造方法。
  3. 【請求項3】反応ガスと反応媒体の流量比が50〜50
    000であることを特徴とする請求項2記載の過酸化水
    素の製造方法。
  4. 【請求項4】固体触媒が、白金族金属であることを特徴
    とする請求項1または2記載の過酸化水素の製造方法。
  5. 【請求項5】固体触媒が、担体上に担持された白金族金
    属であることを特徴とする請求項1または2記載の過酸
    化水素の製造方法。
  6. 【請求項6】固体触媒粒子が、粒径10μm以下の固体
    触媒粒子の累積重量百分率が10以下であることを特徴
    とする請求項2〜5のいずれかに記載の過酸化水素の製
    造方法。
  7. 【請求項7】反応媒体が、ハロゲン化物イオンを含有す
    る水性反応媒体であることを特徴とする請求項2〜6の
    いずれかに記載の過酸化水素の製造方法。
  8. 【請求項8】反応媒体が、酸を含有する水性反応媒体あ
    ることを特徴とする請求項2〜7のいずれかに記載の過
    酸化水素の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002201010A (ja) * 2000-12-28 2002-07-16 Nok Corp 過酸化水素製造装置

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JP2002201010A (ja) * 2000-12-28 2002-07-16 Nok Corp 過酸化水素製造装置

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