JPH11139752A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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JPH11139752A
JPH11139752A JP32196497A JP32196497A JPH11139752A JP H11139752 A JPH11139752 A JP H11139752A JP 32196497 A JP32196497 A JP 32196497A JP 32196497 A JP32196497 A JP 32196497A JP H11139752 A JPH11139752 A JP H11139752A
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JP
Japan
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holding
cleaning
gripping
parts
grip
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Application number
JP32196497A
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English (en)
Inventor
Yukiaki Nagata
幸明 永田
Ryoji Muratsubaki
良司 村椿
Masanori Kanemitsu
雅則 金三津
Tadashi Kanayama
忠司 金山
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Sugino Machine Ltd
Original Assignee
Sugino Machine Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理効率を向上させることができる搬送装置
を提供する。 【解決手段】 搬送対象物を保持する保持部を備え、搬
送対象物を保持部で保持した状態で所定の経路に沿って
移動させる搬送装置において、前記保持部が、複数の搬
送対象物を、各搬送対象物に対応してそれぞれ独立に保
持する複数の保持機構を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種小物部品洗
浄、組合せ部品の組立ライン等において、搬送対象物を
保持した状態で所定経路に沿って搬送する搬送装置に関
するものであり、特に搬送対象物の保持部に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】小物部品洗浄工程、組合せ部品の組立ラ
イン等では、小物部品や、組合せ部品等を所定の経路に
沿って設けられたライン上で移動させながら、洗浄、加
工、組立等の各処理を行っている。このため、小物部品
や組合せ部品等の搬送対象物をライン上で移動させるた
めの搬送装置が一般的に知られている。
【0003】この搬送装置は、搬送対象物を把持する一
組の把持部が設けられ、この一組の把持部で搬送対象物
を把持した状態でライン上を移動させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の搬送
装置には、小物部品や組合せ部品等の搬送対象物を把持
する把持部が一組しか設けられていなかったため、複数
の部品を同時に保持して搬送することはできなかった。
また、複数の小物部品を同時に洗浄したり、複数の部品
から組立を行う場合に各部品を別個に搬送しなければな
らず、作業が煩雑化し、作業効率を向上することができ
ないという問題があった。
【0005】また、搬送装置の稼働中は、把持部で搬送
対象物を確実に保持して移動したり、洗浄、組立等の各
処理を行うことが可能であるが、停電等で装置の動力源
が遮断された場合、把持部による把持力が弱まり、把持
部から搬送対象物が落下する場合もある。このため、落
下による衝撃で小物部品や組立部品等の搬送対象物が破
損するという問題があった。
【0006】更に、小物部品洗浄工程、組合せ部品の組
立ライン等では、把持部で把持された搬送対象物を移動
しながら洗浄、組立等の工程を実行する。ここで、搬送
対象物が細長い形状の場合、装置の高さの制限から搬送
対象物を横向きの状態で把持して搬送しなければならな
い場合がある。この場合、従来の搬送装置では、搬送対
象物を回転させることができないため、洗浄処理を行う
洗浄装置や、部品の組立場所等の配置が制限されてしま
い、任意に決定することができない。特に、一つの製造
ライン上で行う処理工程が増加すると、更に搬送対象物
の長さの分だけスペースが必要となり、装置が非常に過
大となるという問題があった。
【0007】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、複数の搬送対象物を夫々独立して保持
可能とすることにより、処理効率を向上させることがで
きる搬送装置を提供することを主な目的とする。また、
本発明は、搬送対象物の落下を回避して、搬送対象物の
損傷を防止し、所定の位置に安全に搬送することができ
る搬送装置を提供することを別の目的とする。また、本
発明は、搬送対象物を回転可能にすることにより、処理
スペースをコンパクトにすることができる搬送装置を提
供することを別の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、搬送対象物を保持する保持
部を備え、搬送対象物を保持部で保持した状態で所定の
経路に沿って移動させる搬送装置において、前記保持部
が、複数の搬送対象物を各搬送対象物に対応してそれぞ
れ独立に保持する複数の保持機構を備えたことを特徴と
する。
【0009】本発明における複数の保持機構は、複数の
搬送対象物をそれぞれ独立して保持するものである。こ
こで、「各搬送対象物に対応して独立して保持する」と
は、一つの保持機構による一つの搬送対象物の保持及び
その解除と、他の保持機構による他の搬送対象物の保持
及びその解除とをそれぞれ互いに干渉することなく行う
ことをいい、各搬送対象物を別個に、異なる時点で保持
することの他、別個同時に保持することが含まれる。
【0010】このように本発明では、複数の保持機構に
よって、複数の各搬送対象物全部を一度に独立に保持で
きるので、複数の搬送対象物を一度に搬送することがで
きる。このため、一つの搬送対象物の保持しかできない
従来の搬送装置のように、複数の搬送対象物を1個づつ
保持して別々に搬送することを繰り返す必要がなく、処
理効率を向上させることができる。
【0011】このような複数の保持機構としては、例え
ば、各搬送対象物に対応した複数の係止部を設け、かか
る係止部によって各搬送対象物を独立して係止すること
により独立して保持するように構成することができる。
また、各搬送対象物に対応した複数の把持部を設け、か
かる把持部によって各搬送対象物を独立して把持するこ
とにより独立して保持するように構成することができる
が、請求項1に係る発明では特に限定しない。
【0012】また、複数の保持機構によって、各搬送対
象物を縦方向に並べて夫々独立に保持することができる
他、各搬送対象物を横方向に並べて夫々独立に保持する
ことができる。
【0013】尚、搬送装置は、搬送対象物をライン上で
各処理を施すため、保持部を上下方向に移動可能に構成
することが好ましい。
【0014】本発明には、複数の保持機構による複数の
搬送対象物の保持を各工程の処理に応じて切換制御する
制御手段を更に設けることができる。この場合には、各
工程において、予め保持対象を定めておくことにより、
処理の自動化を図ることがより容易になる。例えば、一
の搬送対象物に対し、所定の処理が施されたことを検知
し、自動的にかかる搬送対象物を離し、他の搬送対象物
のみを保持するように構成することができる。
【0015】尚、本発明でいう搬送対象物には、例え
ば、小物部品洗浄において洗浄対象である小物部品や、
組立部品の製造ラインにおける組立部品や、化学洗浄に
おいて洗浄対象である洗浄部品等が含まれるが、保持機
構によって保持しながら搬送できるものであれば、特に
限定されるものではない。
【0016】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
搬送装置において、前記複数の保持機構が、複数の搬送
対象物の両端を、各搬送対象物に対応してそれぞれ独立
に把持する複数の一対の把持部を備え、前記複数の一対
の把持部が、それぞれ独立して開閉可能であることを特
徴とする。
【0017】本発明では、複数の搬送対象物の両端を把
持する一対の把持部が設けられ、それぞれ独立して開閉
可能に構成されているため、各搬送対象物の把持及びそ
の解除を別個独立に互いに干渉することなく行うことが
できる。従って、複数の搬送対象物を一度に保持して搬
送することができるため、処理を効率的に行うことがで
きる。
【0018】即ち、一対の把持部は、閉状態となること
によりそれぞれ各搬送対象物をその両端で保持するもの
であり、それぞれ独立して開閉可能に構成されているこ
とから、一対の把持部が閉状態となることにより、複数
の把持部が互いに別個独立に保持動作を行うことができ
る。
【0019】一方、一対の把持部が開状態となることに
より、複数の把持部が互いに別個独立に把持の解除動作
を行うことができる。このため、複数の搬送対象物があ
る場合に、一つの搬送対象物だけでなく他の搬送対象物
をも独立に保持して一度に搬送することができる。従っ
て、従来の搬送装置のように、複数の搬送対象物を1個
づつ把持して搬送を繰り返す必要がなく、複数の搬送対
象物に対する処理の効率を向上させることができる。
【0020】このような一対の把持部は、搬送対象物を
両端で把持するものであれば、その形状、構成等は特に
限定されない。例えば、一対の把持部の先端部をそれぞ
れ内側に屈曲させてL字状とし、各屈曲部分を把持爪と
して用い、各把持爪で搬送対象物の両端若しくは両端面
を把持するように把持部を構成することができる。この
場合には、把持爪により搬送対象物の両端を係止した
り、担持するように構成してもよい。尚、複数の一対の
把持部は、夫々同一形状である必要はない。
【0021】また、複数の一対の把持部の保持部内の配
置は、複数の搬送対象物をそれぞれ独立に把持できるも
のであれば特に限定されることはない。例えば、複数の
一対の把持部をその幅方向、即ち、搬送対象物の把持面
における幅方向に並列に配置することができる。また、
長さの異なる複数の把持部を設け、複数の搬送対象物を
鉛直方向に直列に把持するように構成してもよい。
【0022】また、本発明では、搬送対象物を把持した
状態における各一対の把持部の重心が、保持部の鉛直方
向の中心軸上(回転軸上)またはその延長線上若しくは
中心軸の近傍に位置するように複数の一対の把持部を構
成することができる。
【0023】このように一対の把持部を構成した場合に
は、各搬送対象物を把持した一対の把持部の重心が全て
保持部の中心軸若しくはその近傍に集中するため、全て
の複数の把持部に搬送対象物を把持させても、保持部の
重心が偏ることはない。このため、重心の偏りによって
搬送中に搬送対象物を保持した保持部が自動的に回転し
てしまうことはなく、複数の搬送対象物を安定した状態
で把持して搬送することができる。尚、ここでいう保持
部の中心軸の近傍は、把持部の幅の範囲内であることが
好ましい。
【0024】また、本発明では、一対の把持部の開閉機
構として、それぞれ独立に開閉動作を行う開閉シリンダ
を各把持部に対応して設けることができる。
【0025】請求項3に係る発明は、請求項2に記載の
搬送装置において、前記複数の一対の把持部が、動力源
遮断時においても把持力を維持する落下防止機構をそれ
ぞれ備えていることを特徴とする。
【0026】本発明では、一対の把持部が、動力源遮断
時においても把持力を維持する落下防止機構を備えてい
るため、落下防止機構によって、装置稼働時だけでな
く、停電等で動力源が遮断された場合にも、複数の搬送
対象物を確実に各把持部で把持できる。このため、搬送
対象物が把持部から脱落して損傷することを防止するこ
とができる。
【0027】ここで、動力源とは、複数の一対の把持部
を開閉するための電源の他、空圧源も含まれる。
【0028】このような落下防止機構としては、常に把
持力を維持できるようなものであればその構成は特に限
定されるものではない。例えば、把持部が搬送対象物を
把持した状態で、内側(対象物側の方向)に作用する力
が働くように、把持部の形状を構成することができる。
また、把持部に、搬送対象物と係止する係止部を設け、
搬送対象物と把持部をそれぞれ係止させることにより、
把持力を維持するように構成することができる。
【0029】請求項4に係る発明は、請求項1〜3のい
ずれか1項に記載の搬送装置において、前記保持部を、
前記搬送対象物ごと回転させる保持部回転手段を更に備
えたことを特徴とする。
【0030】本発明では、保持部回転手段により、保持
部を、搬送対象物ごと回転させることができるため、各
工程の処理場所の配置に自由度を持たせた場合でも、細
長い搬送対象物を保持した保持部を各処理部の方向に回
転させて移動することができるため、各処理部の配置を
任意に決定し、装置をコンパクトにすることができる。
【0031】このような保持部回転手段として、例え
ば、搬送対象物を保持した保持部を移動させる移動部に
回転用ギアと回転用の駆動モータを設けることができ
る。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
について、図示例と共に説明する。図1は、第一の実施
形態に係る搬送装置の概略構成図であり、図2は、搬送
装置の左側面図である。第一の実施形態に係る搬送装置
は、付着物等の汚れが付着している小物部品を粗洗浄工
程と精密洗浄工程と分けて洗浄する洗浄装置に応用した
ものである。この洗浄装置は、小物物品を粗洗浄工程と
精密洗浄工程とに分けて洗浄するものである。このた
め、汚れの程度によって、粗洗浄と精密洗浄の両方を行
うこと、及び精密洗浄のみを行うことができるものであ
る。
【0033】第一の実施形態における搬送装置は、洗浄
部品収容バスケット4を独立して把持する一対の第二把
持部11と、精密洗浄部品収容バスケット7を把持する
一対の第一把持部9と、第二把持部11及び第一把持部
9を含み、かつ各把持部をそれぞれ独立して開閉可能に
する開閉用シリンダを有するハンド部5と、ハンド部5
を搬送経路3に沿って移動する移動部1から概略構成さ
れている。
【0034】洗浄部品収容バスケット4は、粗洗浄と精
密洗浄の両方の対象となる小物部品2aを収容するもの
であり、両側面、底面、正面及び背面は、網目状となっ
ている。このため、小物部品を、洗浄部品収容バスケッ
トに収容した状態で、粗洗浄及び精密洗浄することがで
きるようになっている。
【0035】洗浄部品収容バスケット4の側壁上縁は、
図1から明らかなように左右水平方向に張り出してお
り、左右両端の張り出し部を一対の第二把持部11によ
って把持することにより、洗浄部品収容バスケット4が
ハンド部5に独立に保持されるようになっている。
【0036】精密洗浄部品収容バスケット7は、精密洗
浄のみ対象となる小物部品2bを収容するものであり、
両側面、底面、正面及び背面は、網目状となっている。
このため、洗浄部品収容バスケット4と同様、小物部品
を精密洗浄部品収容バスケット7に収容した状態で、精
密洗浄することができるようになっている。
【0037】精密洗浄部品収容バスケット7の両側壁7
aには、その幅方向に第一把持部9が挿入される溝部2
6が設けられており、かかる溝部26と精密洗浄部品収
容バスケット7の上面及び側面によって、張り出し部2
5が形成されている。そして、左右両端の張り出し部2
5を一対の第一把持部9によって把持することにより、
精密洗浄部品収容バスケット7がハンド部5に独立に保
持されるようになっている。
【0038】移動部1は、ハンド部5を粗洗浄用の洗浄
槽(図示せず)及び精密洗浄用の洗浄槽(図示せず)に
亘って設けられた搬送路3に沿って移動させるものであ
り、このため移動部1には搬送用モータ13が設けられ
ている。また、移動部1は、粗洗浄槽(図示せず)、精
密洗浄槽(図示せず)等の設置位置においてハンド部5
を下降及び上昇させることができるように上下移動用モ
ータ15が設けられている。
【0039】また、移動部1には、ハンド部5を回転さ
せる回転用モータ17が設けられている。ここで、図7
に、回転用モータ17のエアー回路図を示す。回転用モ
ータ17は、エアソレノイド27で切り換えることによ
り回転方向が制御される。即ち、エアソレノイド27の
切換えによって回転方向を決定し、回転用モータ17を
駆動することにより、収容バスケット4、7を保持した
ハンド部5を任意の方向に回転させることができるよう
になっている。このため、収容バスケット4、7が細長
い縦長の場合でも、任意の方向にハンド部5を回転させ
て移動することができるため、粗洗浄槽、精密洗浄槽等
の配置を収容バスケットの形状によって制限することな
く自由に決定することができる。
【0040】図3は、第一の実施形態に係る搬送装置の
ハンド部5の概略構成図であり、図4は、ハンド部5の
左側面図である。また、図5は、一対の第二把持部11
の左側の把持部の拡大正面図であり、第一把持部の構成
も同様である。
【0041】ハンド部5は、精密洗浄部品収容バスケッ
ト7の両端面を把持する2個一対の第一把持部9と、洗
浄部品収容バスケット4をその両端で把持する2個一対
の第二把持部11と、一対の第二把持部11を開閉させ
る洗浄部品用開閉シリンダ23と、一対の第一把持部9
を開閉させる精密洗浄部品用開閉シリンダ21から構成
される。図2に示すように、第一把持部9の側面視は、
略L字状であり、第二把持部11の側面視は、略L字と
対称をなす形状となっている。そして、第一把持部9と
第二把持部11は、バスケットの側壁の幅方向に並列に
設けられている。
【0042】左右の各第二把持部11の下部先端には、
把持爪11aがそれぞれ水平方向に形成され、このため
把持部11の断面は、略L字状となっている。
【0043】また、第二把持部11は、互いに枢着され
た4本のガイド部材19によって第二把持部用開閉シリ
ンダ23と接続されている。即ち、第二把持部用開閉シ
リンダ23のピストンを移動させることにより、4本の
ガイド部材19が上下又は左右に移動して一対の第二把
持部11が開閉する。そして、一対の第二把持部11が
閉状態になるように動作することにより、洗浄部品収容
バスケット4には把持力が内側に作用し、左右の各把持
爪11aが洗浄部品収容バスケット4の両端の張り出し
部をそれぞれ支持する。このため、洗浄部品収容バスケ
ット4が一対の第二把持部11によって独立に把持され
る。
【0044】一方、第一把持部9の構成も第二把持部と
同様である。即ち、第一把持部9の下部先端には、把持
爪が水平方向に形成され、このため第一把持部9の断面
も略L字状となっている。また、第一把持部9も、互い
に枢着された4本のガイド部材によって第一把持部用開
閉シリンダ21と接続されている。第二把持部11と同
様、第一把持部用開閉シリンダ21のピストンを移動さ
せることにより、一対の第一把持部9が開閉する。そし
て、一対の第一把持部9が閉状態となるように動作する
ことにより、精密洗浄部品収容バスケット7には把持力
が内側に作用し、把持爪が精密洗浄部品収容バスケット
7側壁の溝部26内に挿入して張り出し部25を支持す
る。このため、精密洗浄部品収容バスケット7が一対の
第一把持部9によって独立に把持される。
【0045】尚、第一実施形態では、第一把持部9及び
第二把持部11を、把持部の幅方向に並列に設けている
が、図8に示すように、鉛直方向に直列に設けても良
い。
【0046】図7に示すように、第二把持部用開閉シリ
ンダ23の開閉は、エアソレノイド31を切り換えるこ
とにより制御され、第一把持部用開閉シリンダ21の開
閉は、エアソレノイド29を切り換えることにより制御
される。即ち、第二把持部11と第一把持部9は、互い
に独立して開閉可能となっており、このため独立して各
々の対象物を把持できるようになっている。
【0047】また、第一把持部9及び第二把持部11に
は、夫々精密洗浄部品収容バスケット7、洗浄部品収容
バスケット4に対する把持力を維持する落下防止機構が
設けられている。即ち、第二把持部11は、その側壁1
1bが、洗浄部品収容バスケットを把持した状態で、鉛
直方向から微少角度を形成している。この角度をθと
し、洗浄部品収容バスケット4の重量により把持爪11
aの下方に作用する力をWとすると、洗浄部品収容バス
ケット4を把持した状態では把持部の側壁11bが鉛直
方向から角度θだけ傾斜しているため、図5に示すよう
に、右方向(内側)にWtanθの力が作用する。右側
の第二把持部においても同様に左方向(内側)にWta
nθの力が作用する。
【0048】従って、一対の第二把持部11により、洗
浄部品収容バスケット4の両端には、Wtanθの挟み
込む力が常に作用するので、装置の動力源が遮断された
場合でも、把持力を維持し、洗浄部品収容バスケット4
の落下を防止することができる。第一把持部9に設けら
れた落下防止機構についても同様の構成である。
【0049】第一実施形態では、各把持部が各バスケッ
トの張り出し部、即ち角状の部分をを把持爪で支持する
ことにより各バスケットを把持し、落下防止機構を設け
たものであるが、各バスケットの側壁上部に側壁の幅方
向に亘って円柱形状のワークピンを設け、このワークピ
ンを把持爪で支持することにより各バスケットを把持す
るように構成してもよい。図6は、精密洗浄部品収容バ
スケット7の側壁上部部に円柱形状のワークピン28を
設け、かかるワークピン28を一対の第一把持部9の把
持爪で支持した場合の落下防止機構の拡大図である。
【0050】一対の第一把持部9が精密洗浄部品収容バ
スケット7の両端面を把持した状態では、ワークピン2
8は、第一把持部9の内部側面と把持爪9aの上面によ
って支持されている。ここで、図6に示すように、把持
爪9aの上面と、水平方向との角度をα2 とし、第一
把持部9で精密洗浄部品収容バスケット7を把持した状
態で、ワークピン28の中心と把持部9の回転軸24を
結ぶ直線と、把持部9の側壁9b、即ち鉛直方向となす
角をα1 とする。このとき、把持爪9aは、α2がα
1 より大となるように上面が傾斜して形成されてい
る。このため、精密洗浄部品収容バスケット7を把持し
た状態では、常に把持爪9aの上面と側壁9bで挟み込
められ、ワークピン28が把持爪9aの上面から脱落す
ることはない。右側の第一把持部についても同様であ
る。
【0051】従って、一対の把持部による把持力が常に
維持されるため、装置の動力源が遮断された場合でも、
精密洗浄部品収容バスケット7の落下を防止することが
できる。
【0052】本実施形態では、第二把持部11、第一把
持部9ともに、把持爪の形状によって落下を防止するこ
ととしているが、これに限定されるものではなく、対象
物に対する把持力を維持できる機構のものであれば、本
発明の効果は達成される。
【0053】ここで、一対の第一把持部9が精密洗浄部
品収容バスケット7を把持し、一対の第二把持部11が
洗浄部品収容バスケット4を把持した状態では、第一把
持部9の重心と第二把持部11の重心は、共に図2にお
けるA−A線上またはその近傍で把持部の幅の範囲内に
存在している。即ち、両把持部の重心は、ハンド部4の
回転中心軸上又はその近傍に存在しているため、ハンド
部5全体のバランスを維持でき、各バスケットが搬送中
に自動的に回転してしまうことを防止でき、各バスケッ
トを安定して把持しながら搬送することができる。
【0054】このような搬送装置を用いた小物部品の洗
浄は次のように行う。まず、移動部1の搬送用モータ1
3を駆動することによって、粗洗浄工程と精密洗浄工程
の両方の対象となる小物部品を収容した洗浄部品収容バ
スケット4の設置位置までハンド部5を移動する。
【0055】次に、移動部1の上下移動用駆動モータ1
5を駆動し、ハンド部5を下降させる。そして、第二把
持部用開閉シリンダ23を作動させ、洗浄部品収容バス
ケット4の両端を第二把持部11により把持した後、上
下移動用駆動モータ15の駆動によりハンド部5を上昇
させる。これにより、洗浄部品収容バスケット4は、移
動部1により搬送路3を移動可能となる。
【0056】次に、移動部1により洗浄部品収容バスケ
ット4を、粗洗浄用の洗浄槽の設置位置まで移動し、更
に洗浄槽内も下降させる。洗浄槽内で洗浄部品収容バス
ケット4ごと小物部品の粗洗浄を行う。
【0057】粗洗浄後は、ハンド部5を上昇させ、精密
洗浄のみの対象となる小物部品を収容した精密洗浄部品
収容バスケット7の設置位置にハンド部5を移動部1に
より移動し、ハンド部5を下降させる。そして、第一把
持部用開閉シリンダ21を作動させ、精密洗浄部品収容
バスケット7の両端を第一把持部9により独立に把持す
る。その後、ハンド部5を上昇させる。これにより、精
密洗浄部品収容バスケット7も、搬送路3を移動可能と
なる。
【0058】次に、移動部1により洗浄部品収容バスケ
ット4と精密洗浄部品収容バスケット7の両方を、精密
洗浄用の洗浄槽の設置位置まで移動して、更に洗浄槽内
に下降させる。洗浄槽内では、洗浄部品収容バスケット
4と精密洗浄部品収容バスケット7ごと小物部品の精密
洗浄を行う。
【0059】精密洗浄後は、洗浄部品収容バスケット4
と精密洗浄部品収容バスケット7を上昇させて、所定の
搬出口まで移動部1により移動する。そして、第一把持
部9と第二把持部11をともに開状態とし、洗浄部品収
容バスケット4と精密洗浄部品収容バスケット7の保持
を解除する。
【0060】このように、第一の実施形態に係る搬送装
置では、ハンド部5に第一把持部9と、第二把持部11
が設けられ、それぞれ互いに独立して開閉可能であるた
め、洗浄部品収容バスケット4と精密洗浄部品収容バス
ケット7を独立して把持して搬送することができる。こ
のため、粗洗浄と精密洗浄の両方の対象となる小物部品
の洗浄処理と、精密洗浄のみの対象となる小物部品の洗
浄処理を一つの装置の一つのラインで行うことができ、
従来の洗浄装置のように各洗浄対象の小物部品ごとに別
のラインで行う必要はなくなる。このため、洗浄処理の
効率を向上させることが可能となる。
【0061】第二の実施形態に係る搬送装置は、組み立
て部品の製造ラインに応用したものである。即ち、第二
の実施形態の搬送装置は、複数の組み立て部品をそれぞ
れ洗浄する洗浄工程、切削加工する加工工程、組み立て
工程を順次行う製造ラインにおいて、各工程の処理部間
に亙って設けられた搬送路3に沿って複数の組み立て部
品を搬送するものである。図9は、第二の実施形態の搬
送装置を示している。第二の実施形態の搬送装置の構成
は、第一の実施形態の搬送装置と同様であるため、同一
符号を付している。
【0062】第二の実施形態の搬送装置において、一対
の第一把持部9は、洗浄及び切削加工が不要な組み立て
部品32bを保持する保持容器34をその両端で独立に
把持するものである。また、一対の第二把持部11は、
洗浄及び切削加工が必要な組み立て部品32aを裏面に
取り付けた保持治具33を独立に把持するものである。
【0063】保持容器34は、組立部品を支持する支持
治具35を底部とし、両側に側壁となる把持プレート3
6から構成される。把持プレート36の外面には、第一
の実施形態における精密洗浄部品洗浄バスケット7と同
様に第一把持部の把持爪を挿入する溝部26が設けら
れ、この溝部26と把持プレート36の上面によって張
り出し部が形成されている。そして、この左右の張り出
し部を一対の第一把持部9で把持することにより、保護
容器34がハンド部5に独立に保持される。
【0064】第一把持部9が保持容器34を独立に把持
し、第二把持部11が保持治具33を独立に把持する点
以外の構成は、第一の実施形態の搬送装置と同様である
ため説明は省略する。
【0065】このように組み立て部品の製造ラインにお
いて搬送装置を用いた場合には、洗浄及び切削加工工程
は次のように行う。尚、移動部1による搬送、ハンド部
5の上下移動、第一把持部9及び第二把持部11の開閉
動作については、第一の実施形態と同様であるので説明
を省略する。
【0066】まず、移動部1により、洗浄工程と切削加
工工程の両方の対象となる組立部品32aを取り付けた
保持治具33の設置位置までハンド部5を移動する。
【0067】次に、ハンド部5を下降させ、保持治具3
3の両端を第二把持部11により把持した後、ハンド部
5を上昇させる。これにより、組立部品32aを取り付
けた保持治具33は、移動部1によって搬送路3を移動
可能となる。
【0068】次に、移動部1により保持治具33を、洗
浄槽(図示せず)の設置位置まで移動し、洗浄槽内に下
降させる。そして、洗浄槽内で組立部品32aの洗浄を
行う。洗浄後は、組立部品32aを保持治具33ごと加
工処理部(図示せず)まで移動し、所定の加工処理を行
う。
【0069】次に、洗浄及び加工の精密洗浄のみの対象
となる組立部品32bを収容した保持容器34の設置位
置にハンド部5を移動し、ハンド部5を下降させる。そ
して、保持容器34の両端を第一把持部9により独立に
把持する。その後、ハンド部5を上昇させる。これによ
り、保持容器34も、保持治具33とともに搬送路3を
移動可能となる。
【0070】次に、移動部1により保持治具33と保持
容器34の両方を、組立処理部(図示せず)の設置位置
まで移動する。そして、第一把持部9と第二把持部11
をともに開状態とし、保持治具33と保持容器34の保
持を解除する。その後、組立部品32aと組立部品32
bの組立て処理を行う。
【0071】このように、第二の実施形態に係る搬送装
置では、ハンド部5に第一把持部9と、第二把持部11
が設けられ、それぞれ互いに独立して開閉可能であるた
め、保持治具33と保持容器34を独立して把持して搬
送することができる。このため、洗浄と切削加工の両方
の対象となる組立部品と、洗浄と切削加工のいずれも対
象としない組立部品の組立処理を一つの装置の一つのラ
インで行うことができ、従来の装置のようにそれぞれの
組立部品ごとに別のラインで行う必要はなくなる。この
ため、製造ラインにおける組立処理の効率を向上させる
ことが可能となる。
【0072】第三の実施形態に係る搬送装置は、化学洗
浄を行う装置に応用したものである。図10に、第三の
実施形態における搬送装置の構成を示す。第三の実施形
態に係る搬送装置の構成は、第一の実施形態と同様のた
め、同一符号を付し説明を省略する。
【0073】第一把持部9は、薬液43を満たした薬品
槽37をその両端面で独立に把持し、第二把持部11は
洗浄部品41を収容した網目状の収容バスケット39を
その両端で独立に把持する点が、第一の実施形態と異な
る。
【0074】ここで、薬品槽37は、第一の実施形態に
おける精密洗浄部品収容バスケットと同様に、側壁に把
持爪を挿入する溝部26が設けられ、この溝部26と薬
品槽37の側壁上面によって張り出し部が形成されてい
る。そして、この左右の張り出し部を一対の第一把持部
9で把持することにより、薬品槽37がハンド部5に独
立に保持される。但し、薬品槽37は、網目状となって
おらず、底面、前面、背面及び両側面は壁面を構成して
いる。
【0075】また、収容バスケット39も、第一の実施
形態における洗浄部品収容バスケットと同様に、上部両
端が左右に張り出しており、かかる張り出し部を一対の
第二把持部11で把持することにより、収容バスケット
39がハンド部5に独立に保持されるようになってい
る。
【0076】このような搬送装置を用いて部品の化学洗
浄を行う場合には、第二把持部11で収容バスケット3
9を独立に把持した状態で、薬品槽37内に収容バスケ
ット39を浸着し、更に第一把持部9で薬品槽37を独
立に把持する。これにより収容バスケット39内の部品
が薬品槽37内の薬液に浸着された状態となる。
【0077】次に、この状態で、移動部1によって、部
品を収容した収容バスケット39を薬品槽37ごと所定
の場所に搬送し、一定期間そのままの状態で放置して、
部品の化学洗浄を行う。
【0078】このように、第三の実施形態に係る搬送装
置では、ハンド部5に第一把持部9と、第二把持部11
が設けられ、それぞれ互いに独立して開閉可能であるた
め、収容バスケット39と薬液を満たした薬品槽37を
互いに独立に把持して搬送することができる。このた
め、薬品槽37と洗浄対象である部品を収容した収容バ
スケット39を一度に所定場所に搬送し洗浄できるた
め、薬品槽37と収容バスケット39とを別々に搬送す
る必要がなくなり、化学洗浄処理の効率を向上させるこ
とが可能となる。
【0079】尚、本発明に係る搬送装置は、第一の実施
形態では小物部品の洗浄装置に、第二の実施形態では組
立部品の製造ラインに、第三の実施形態では化学洗浄に
用いられているが、複数の搬送対象物を搬送するもので
あれば、これらに限定されるものではない。
【0080】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明では、複数
の搬送対象物を夫々独立して保持できる保持部が設けら
れているため、複数の搬送対象物を独立に保持して一度
に搬送することができ、処理効率を向上できるという効
果を有する。
【0081】また、本発明は、複数の一対の把持部が動
力源遮断時においても把持力を維持する落下防止機構を
備えているため、搬送対象物の落下を回避して、搬送対
象物の損傷を防止し、所定の位置に安全に搬送すること
ができるという効果を有する。
【0082】更に、本発明は、保持部を前記洗浄部品収
容バスケット又は前記精密洗浄部品収容バスケットごと
回転させる保持部回転手段を備えているので、作業スペ
ースの配置を容易にして装置をコンパクトにすることが
できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施形態に係る移動部及びハンド部の概略
構成図である。
【図2】第一実施形態に係る移動部及びハンド部の左側
面図である。
【図3】第一実施形態に係るハンド部の概略構成図であ
る。
【図4】第一実施形態に係るハンド部の右側面図であ
る。
【図5】第一実施形態に係る第二把持部の拡大図であ
る。
【図6】第一実施形態に係る第一把持部の拡大図であ
る。
【図7】第一実施形態に係る第一把持部、第二把持部及
び回転用モータのエア回路図である。
【図8】第一把持部と第二把持部を鉛直方向に直列に設
けた場合のハンド部の構成図である。
【図9】第二実施形態に係る移動部及びハンド部の概略
構成図である。
【図10】第三実施形態に係る移動部及びハンド部の概
略構成図である。
【符号の説明】
1:移動部 2:小物部品 3:搬送路 4:洗浄部品収容バスケット 5:ハンド部 7:精密洗浄部品収容バスケット 9:第一把持部 11:第二把持部 13:搬送用モータ 15:上下移動用モータ 17:回転用モータ 19:ガイド部材 21:第一把持部用開閉シリンダ 23:第二把持部用開閉シリンダ 24:回転軸 25:張り出し部 26:溝部 27,29,31:エアソレノイド 28:ワークピン 33:保持治具 34:保持容器 35:支持治具 36:把持プレート 37:薬品槽 39:収容バスケット 41:部品 43:薬液
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金山 忠司 富山県魚津市本江2410 株式会社スギノマ シン内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送対象物を保持する保持部を備え、搬
    送対象物を保持部で保持した状態で所定の経路に沿って
    移動させる搬送装置において、 前記保持部が、複数の搬送対象物を、各搬送対象物に対
    応してそれぞれ独立に保持する複数の保持機構を備えた
    ことを特徴とする搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の保持機構が、 複数の搬送対象物の両端を、各搬送対象物に対応してそ
    れぞれ独立に把持する複数の一対の把持部を備え、 前記複数の一対の把持部が、それぞれ独立して開閉可能
    であることを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の一対の把持部が、 動力源遮断時においても把持力を維持する落下防止機構
    をそれぞれ備えていることを特徴とする請求項2に記載
    の搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記保持部を、前記搬送対象物ごと回転
    させる保持部回転手段を更に備えたことを特徴とする請
    求項1〜3のいずれか1項に記載の搬送装置。
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