JPH11139514A - 自動倉庫 - Google Patents

自動倉庫

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JPH11139514A
JPH11139514A JP32028997A JP32028997A JPH11139514A JP H11139514 A JPH11139514 A JP H11139514A JP 32028997 A JP32028997 A JP 32028997A JP 32028997 A JP32028997 A JP 32028997A JP H11139514 A JPH11139514 A JP H11139514A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 棚卸し範囲を物理的なロケーション以外のデ
ータで自由に設定できるようにし、かつその後の出庫作
業を容易にする。 【構成】 物品の品番や前回の棚卸し時期等により棚卸
し範囲を設定し、棚卸しで出庫された物品の在庫データ
を修正し、出庫口に近い棚番地や遠い棚番地等の中で選
択された規則に従い物品の再入庫先を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の利用分野】この発明は自動倉庫に関し、特に自
動倉庫での在庫の確認用の棚卸しに関する。
【0002】
【従来技術】自動倉庫では在庫の確認のために棚卸しが
行われる。これは棚卸しを行う範囲を棚番地の範囲で指
定し、指定された範囲から1棚番地ずつ物品を出庫し
て、内容を在庫データと照合し、不一致があれば在庫デ
ータを修正して、元の棚番地へ物品を戻す作業である。
【0003】この棚卸しの手法は、1日で棚卸しが可能
な範囲を単位として、自動倉庫全体を複数の部分に区分
し、1区分ずつ棚卸しを行って自動倉庫全体の在庫を調
べるのに適している。しかし自動倉庫中の必要な部分だ
けを棚卸しするのには、この手法は適していない。
【0004】
【発明の課題】請求項1の発明の課題は、棚卸しの範囲
を物品の物理的なロケーションに制約されずに自由に設
定可能にすると共に、棚卸しを利用して物品の入庫位置
を変更し以降の出庫作業を容易にすることにある。請求
項2の発明での追加の課題は、棚卸し作業を時間の許す
範囲の部分で行えるようにすることにある。請求項3の
発明での追加の課題は、棚卸し後の出庫作業を容易に行
えるようにすることにある。
【0005】
【発明の構成】請求項1の発明は、自動倉庫での非棚番
地データの指定により棚卸し範囲を設定するための手段
と、設定された棚卸し範囲で出庫された物品の在庫デー
タの修正を受け付けるための手段と、前記物品の新たな
再入庫先を所定の規則に従って設定するための手段とを
設けた自動倉庫にある。
【0006】好ましくは、前記非棚番地データとして物
品の品番,前回の棚卸し時期の少なくとも一方の指定を
受け付け、この指定への該当数を表示し、かつ前記指定
の変更を受け付けるように、棚卸し範囲の設定手段を構
成する。
【0007】また好ましくは、前記再入庫先の設定規則
には、出庫口に近い棚番地を優先する規則を含める。
【0008】
【発明の作用と効果】請求項1の発明では、非棚番地デ
ータ、例えば物品の品番や品種等の品番の上位概念のデ
ータ,前回の棚卸し時期,(以下「最終棚卸し日」と呼
ぶことがあり、日単位で指定したデータである必要はな
い),棚卸しに該当する棚番地の数,物品の製造業者、
物品の生産日等のデータにより棚卸しの範囲を設定でき
るようにする。従って棚卸しは自動倉庫の先頭番地から
順に行う必要はなく、所望のデータで設定したほぼ所望
該当数の範囲で、棚卸しを行うことができる。例えばあ
る品番についてのみ棚卸ししたい、あるいは前回の棚卸
しから長期間経過している物品のみを棚卸ししたい、さ
らにまだ一度も棚卸ししていない物品のみを棚卸しした
い、とのことはしばしば生じるものであり、このような
場合に品番や最終棚卸し日による棚卸し範囲の設定がで
きれば便利である。また品番や最終棚卸し日等による設
定を認めると、時間が許す範囲に棚卸しの該当数を設定
することができる。非棚番地データによる設定は、少な
くとも1種類の非棚番地データを用いることができれば
良い。
【0009】請求項1の発明では出庫物品を在庫データ
と照合し、在庫データを修正し、さらに再入庫先を所定
の規則に従って新たに設定する。この規則としては、例
えば出庫口に近い棚番地を優先すること、逆に出庫頻度
が希な物品に対して出庫口から遠い棚番地を優先するこ
と、あるいは同一品番の物品の一部を出庫口に近い棚番
地に再入庫し、他をランダムに再入庫して、次回1〜数
回分の物品を出庫口の付近に再入庫すること等がある。
このように棚卸しを用いて、在庫物品の再入庫棚番地を
変更すると、以降の出庫作業が容易になる。再入庫先の
設定規則は、元の入庫先と独立した入庫先を定める規則
を少なくとも1規則、備えていれば良い。
【0010】請求項2の発明では、棚卸し範囲の設定に
用いる非棚番地データの内で、最も基本的でかつ有効な
品番と最終棚卸し日とを用いる。例えば品番やその範
囲,(この明細書では品番の範囲も品番に含める),に
よる設定ができると、品番順に分割して棚卸しを行うこ
とができる。また過不足の発見された物品に対して、同
一品番の範囲で棚卸しを行う等のこともできる。最終棚
卸し日は棚卸し範囲の設定で重要で、棚卸しが行われる
と最終棚卸し日が更新されて、次回の棚卸しの範囲から
除くことができる。そして指定された品番や最終棚卸し
日に対して該当数,例えば該当する棚番地の数を表示
し、品番や最終棚卸し日等の再指定を受け付けるように
すると、該当数を所望の範囲にすることができる。
【0011】請求項3の発明では、再入庫先の設定規則
に出庫口に近い棚番地を優先する規則を含め、次回の出
庫に便利な棚番地に、棚卸しを利用して物品を移すこと
ができる。このため棚卸しにより出庫口に近い空棚番地
が占められ、以降の出庫作業が容易になる。
【0012】
【実施例】図1〜図8に実施例を示し、図1に自動倉庫
の構成を示すと、2,3は一対の棚で、その間にレール
4を敷設してスタッカークレーン5を走行させ、物品を
入出庫する。7,8は入庫ステーション、9,10は出
庫ステーションであり、各ステーション7〜10を入出
庫兼用としても良く、あるいは棚2,3の両端以外の位
置にもステーションを設けても良い。ステーション7,
9やステーション8,10の付近に各々設定端末11,
12を設け、これらは画面とキーボード等を備えたもの
とし、スタッカークレーン5と同様にコンピュータ13
に接続して、クレーン5の制御や在庫データの修正ある
いは入庫データの入力や出庫データの入力等が行えるよ
うにする。自動倉庫の構成自体は任意で、また出庫ステ
ーション9,10以外に、例えば棚の所定の棚番地と無
人走行車等で直接物品を移載して出庫する場合があるの
で、出庫ステーションの上位概念を出庫口とする。
【0013】設定端末11,12でメニューから棚卸し
を選択すると、図2の棚卸し範囲の設定画面が表れる。
図中のステーションナンバーは棚卸しに用いるステーシ
ョンの番号で、品番の範囲や最終棚卸し日の範囲あるい
は出庫件数(棚卸し対象となる棚番地の数)の範囲で、
いずれかを自由に指定することにより、棚卸し範囲を設
定する。なお品番の範囲には単一品番のみを指定するこ
とを許し、最終棚卸し日の範囲には指定した最終棚卸し
日より古い棚卸し日を持つものを範囲とする。また、最
終棚卸し日として例えば000〜0等のような所定の数
字が指定された場合には、未棚卸しのものを範囲とす
る。また出庫件数のみを指定すると、入庫日が古いもの
から順に、品番の指定がある場合にはその品番につい
て、指定された出庫件数に達するまでの範囲を棚卸し対
象とする。
【0014】使用者が指定した品番の範囲や最終棚卸し
日等は設定画面に表示され、他に出庫件数が指定されて
いない場合には、これらに伴う出庫件数が表示される。
これらの指定は少なくともいずれか1種類のみを指定す
ればよく、3種類全部を指定しても良い。そして画面中
の設定アイコンにタッチすると棚卸し範囲が設定され、
修正アイコンへのタッチもしくは品番等の各アイコンへ
のタッチにより修正が行われ、中止アイコンへのタッチ
で棚卸しが中止され、メニューアイコンにタッチすると
一旦メニュー画面に戻る。
【0015】棚卸しの範囲が設定されると、例えば指定
された品番範囲の先頭の品番の入庫日の古いものから棚
番地毎に物品が指定されたステーションへと出庫され
る。そして該当する棚番地に対して、品番とその品名,
ロット番号や在庫数等のデータが図3の在庫修正画面に
表示される。使用者は在庫数等をチェックし、データに
異常が無い場合には完了アイコンにタッチし、修正が必
要な場合修正アイコンにタッチするか、直接該当データ
にタッチして修正を行うようにする。なおこの段階でも
以降の棚卸しを中止することができ、そのためには中止
アイコンにタッチすれば良い。またメニューアイコンに
タッチすると、一旦メニューに戻ることができる。
【0016】棚卸しのため出庫された物品の再入庫先は
複数の所定の規則により決定され、そのうち1つがデフ
ォールト値として選択されている。デフォールト値は例
えば直前に出庫された棚番地に関して適用された規則で
あり、この規則に従って再入庫する場合には、入庫先設
定のアイコンでOKのアイコンにタッチすれば良い。デ
フォールト値を変更する場合、変更アイコンにタッチす
る。
【0017】再入庫先の設定画面を図4に示し、これは
棚卸し作業での最初の棚番地で物品の出庫後に再入庫先
を設定する場合と、棚卸し作業の途中で再入庫先のデフ
ォールト値を変更する場合とに表れる画面である。再入
庫先の設定規則には、出庫優先(YES)とその逆(N
O)の他に、単に元の棚番地へ再入庫するもの,ランダ
ムに再入庫するものが用意され、これ以外に空き棚番地
の範囲で再入庫先をマニュアルで自由に指定するものが
用意されている。
【0018】出庫優先の規則では、出庫ステーション
9,10に最も近い空き棚番地へ物品を再入庫する。そ
して前回の処理で、例えば出庫ステーション9に最も近
い空き棚番地に物品を再入庫した場合、次回の再入庫で
は反対側の出庫ステーション10に最も近い空き棚番地
に物品を再入庫する。この結果、棚卸しにより物品は出
庫ステーション9,10に近い空き棚番地から順に再入
庫されるようになり、棚卸しは各品番毎に入庫日が古い
ものから順に行われるので、入庫日が古く長期間放置さ
れていた物品から次回に優先して出庫されるのに適した
位置へと再入庫されることになる。
【0019】一方出庫頻度が低い物品に対して、出庫優
先をNOとするモードが用意されている。このモードで
は出庫ステーション9,10から離れた位置へと物品を
再入庫する。例えば図1の棚2,3の配置で、棚2,3
を左右に3等分し、3等分した中央の部分での空き棚番
地から優先して再入庫することになる。これは出庫頻度
が低い物品に適している。
【0020】実施例では元の棚番地へ再入庫するモード
を用意したが、このモードは重要ではない。次のランダ
ム入庫では、各品番について最初の1〜数棚番地の物品
を出庫ステーション9,10に近い空き棚番地に再入庫
し、他はランダムに再入庫する。このモードは自動倉庫
での空き棚番地が少ない場合に有効で、特定の品番が出
庫ステーション9,10に近い棚番地を占めることを防
止し、各品番に対して棚番地の数に換算して1〜数番地
程度の物品がステーション9,10に近い位置を占める
ようにする。
【0021】これ以外に自由指定を行うと、図4の画面
上で空きの棚番地(斜め線の無い棚番地)を直接指定し
て、再入庫先を決定することができる。図4では複数の
再入庫先の決定規則を提示して使用者に選択させるよう
にしたが、例えば出庫優先をYESとする規則のみを用
いても良い。その場合、図3で在庫データの修正が終る
と、再入庫先の棚番地は自動的に決定されるので、図4
の再入庫先の設定画面は不要である。再入庫先の指定が
終ると、図4の設定アイコンにタッチし、物品はクレー
ン5により再入庫先に自動的に再入庫されることにな
る。
【0022】図5に実施例の制御アルゴリズムを示す
と、図2の棚卸し範囲の設定画面を用いて棚卸し範囲を
設定し、棚2,3から1棚番地ずつ物品を指定されたス
テーションへと出庫して、使用者が在庫内容を確認し、
図3の在庫データ修正画面を用いて、在庫データを修正
する。在庫データを修正すると物品を再入庫先に再入庫
し、次の棚番地について在庫データの修正を行う。この
ステップを棚卸しの完了あるいは棚卸しの中止まで繰り
返して行う。
【0023】図6に実施例での在庫データの構成を示す
と、コンピュータ13には在庫マスターファイル20の
他に品番ファイル21や最終棚卸し日ファイル22が設
けられ、在庫マスターファイル20には各棚番地につい
て品番や在庫数,ロット番号,入庫日及び最終棚卸し日
等のデータが記憶されている。実施例では棚2,3での
物理的な棚番地により在庫マスターファイルを検索でき
るようにしたが、在庫データを物理的な棚番地から独立
させるため、論理的な棚番地を設けて、これによる検索
を行い、論理棚番地と物理的な棚番地とを1対1に対応
させるようにしても良い。
【0024】品番ファイル21や最終棚卸し日ファイル
22は、品番や最終棚卸し日により在庫マスターファイ
ル20を検索するための補助ファイルで、例えば品番フ
ァイル21には品番毎にその品番の物品が格納された棚
番地のリストが記録されている。同様に最終棚卸し日フ
ァイル22には、最終棚卸し日毎に該当する棚番地が記
録され、最終棚卸し日は古いものから新しいものへの順
に配列されている。
【0025】なお棚卸し範囲の設定手段は、在庫マスタ
ーファイル20等のファイルや、コンピュータ13での
ファイル内データの検索手段、対話型の設定端末11,
12により実現され、在庫データの修正の受け付け手段
は、設定端末11,12で実現され、再入庫先の設定手
段は設定端末11,12や在庫マスターファイル20,
コンピュータ13でのファイル内データの検索手段で実
現される。
【0026】図7に棚卸し範囲の設定アルゴリズムを示
すと、棚卸し範囲の検索では常に入庫日が古いものから
ソートを開始する。そして品番の範囲が設定されている
場合には、設定された品番範囲のみをソート対象とす
る。また出庫件数が設定されている場合には、設定値に
到達するまでソートを続行し、出庫件数が設定されてい
ない場合には、全てのものをソート対象とする。最終棚
卸し日が指定されている場合には、指定された最終棚卸
し日以降に棚卸しが行われていないものをソート対象と
する。また、最終棚卸し日として例えば000〜0等の
ような所定の数字が指定された場合には、一度も棚卸し
が行われていない未棚卸しのものをソート対象とする。
また品番の範囲が設定されている場合にはその品番の範
囲で、最終棚卸し日の指定がある場合にはその日に達す
るまでの範囲をソートする。ソートした品番の範囲と最
終棚卸し日や出庫件数を図2の画面に表示し、修正が有
ればソートを再開し、設定がされれば棚卸し範囲の設定
を終了する。
【0027】棚卸し範囲が設定されると、設定範囲内で
品番順に、入庫日が古いものから1棚番地分ずつ指定さ
れたステーションへと物品を出庫する。使用者は出庫さ
れた物品の内容をチェックし、在庫データと照合して、
データにエラーがある場合には在庫データを修正する。
そして修正データはコンピュータ13のメインメモリ等
に一時記憶される。再入庫先についてデフォールト値に
従い入庫先を決定する場合、前回適用された再入庫先の
決定規則に従い、再入庫先の棚番地を決定して入庫す
る。一方再入庫先の規則のデフォールト値の変更がある
場合、結合子Aを介して出庫優先がYESもしくはNO
に指定されているかどうかをチェックし、出庫優先がY
ESの場合、出庫ステーション9,10に最も近い空き
棚番地に物品を再入庫する。例えば最初に出庫ステーシ
ョン9に最も近い空き棚番地へ物品を再入庫した場合、
次の物品は出庫ステーション10に最も近い空き棚番地
へ再入庫する。また出庫優先がNOに指定されている場
合、出庫ステーション9,10から遠い空き棚番地へ再
入庫し、実施例の場合、棚2,3を3等分して中央の部
分から優先して再入庫する。
【0028】これらのいずれもが指定されず、元の棚番
地へ再入庫することが指定されている場合、単に元の棚
番地を再入庫先とすれば良い。ランダム再入庫が指定さ
れている場合、該当品番中で最初の1〜数棚番地分を出
庫優先がYESのモードに応じて再入庫し、他はランダ
ムに再入庫先を決定する。これは特定の品番が出庫ステ
ーション9,10の付近に集合しないようにするためで
ある。これ以外に再入庫先を使用者が自由に空き棚番地
の範囲で指定する場合、指定された空き棚番地が再入庫
先となる。
【0029】このようにして再入庫先が定まると、在庫
マスターファイル20や品番ファイル21,最終棚卸し
日ファイル22の更新の準備が整い、再入庫先の棚番地
を新たな棚番地とし、棚卸しにより修正された在庫デー
タをデータ内容として、在庫マスターファイル20を更
新する。またこれに準じて品番ファイル21を更新し、
最終棚卸し日ファイル22で、棚卸し済みの物品につい
て以前の最終棚卸し日を削除し、代わって今回棚卸しを
行った年月日を最終棚卸し日とし、対応する棚番地を再
入庫先の棚番地とする。
【0030】以上のようにして1棚番地分の在庫データ
の修正と再入庫先の決定が終了し、設定された棚卸し範
囲で、棚卸しが完了するまで、あるいは途中で棚卸しの
中止が入力されるまで、この処理を繰り返す。このよう
にして棚卸しを終了すると、在庫データが修正されるの
はもちろんのこと、以降の出庫作業に便利なように物品
の再入庫先を変更することができる。また棚卸しの範囲
は品番や最終棚卸し日あるいは棚卸しを行う出庫件数等
で自由に指定できるので、必要な部分の物品を棚卸しが
できるだけの範囲で棚卸しすることができる。そして棚
卸しが行われると最終棚卸し日が変更されるので、次回
の棚卸しではこれらのものを棚卸し対象から除くことが
できる。
【0031】実施例では再入庫先の決定規則として出庫
優先をYESとするものの他に、複数の規則を用いた
が、最も重要なのは棚卸しした物品を出庫ステーション
9,10の付近に集め、出庫に最も便利な出庫ステーシ
ョン9,10の付近の空き棚番地を埋めることである。
従って例えば出庫優先をYESとする再入庫先の決定規
則のみを用いて、他の再入庫先の決定規則は設けなくて
も良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の自動倉庫の構成を示す図
【図2】 実施例での棚卸し設定画面を示す図
【図3】 実施例での在庫データ修正画面を示す図
【図4】 実施例での再入庫先設定画面を示す図
【図5】 実施例での棚卸しの制御アルゴリズムを示す
フローチャート
【図6】 実施例での在庫ファイルの構成を示す図
【図7】 実施例での棚卸し範囲の設定アルゴリズムを
示すフローチャート
【図8】 実施例での在庫データの修正と再入庫先の設
定アルゴリズムを示すフローチャート
【符号の説明】
2,3 棚 4 レール 5 スタッカークレーン 6−1〜6−n 棚番地 7,8 入庫ステーション 9,10 出庫ステーション 11,12 設定端末 13 コンピュータ 20 在庫マスターファイル 21 品番ファイル 22 最終棚卸し日ファイル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動倉庫での非棚番地データの指定によ
    り棚卸し範囲を設定するための手段と、設定された棚卸
    し範囲で出庫された物品の在庫データの修正を受け付け
    るための手段と、前記物品の新たな再入庫先を所定の規
    則に従って設定するための手段とを設けた自動倉庫。
  2. 【請求項2】 前記非棚番地データとして物品の品番と
    前回の棚卸し時期の少なくとも一方の指定を受け付け、
    この指定への該当数を表示し、かつ前記指定の変更を受
    け付けるように、棚卸し範囲の設定手段を構成したこと
    を特徴とする請求項1の自動倉庫。
  3. 【請求項3】 前記再入庫先の設定規則には、出庫口に
    近い棚番地を優先する規則を含めたことを特徴とする、
    請求項1または2の自動倉庫。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010189175A (ja) * 2009-02-20 2010-09-02 Murata Machinery Ltd 自動倉庫及び自動倉庫での棚卸し方法

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