JP3700300B2 - 自動倉庫の制御システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の利用分野】
この発明は自動倉庫での在庫物品の積み合わせに関し、特に積み合わせ時のマシン/ヒューマンインターフェースに関する。なおこの発明で、積み合わせ元/先は、積み合わせ元のバケットから積み合わせ先のバケットへ物品を移動して、積み合わせ元のバケットを空にするとの意味で用いる。
【0002】
【従来技術】
自動倉庫では補充入庫との作業が行われ、この作業では補充部品を充填率の低いバケットに追加して再入庫する。しかし補充入庫が行われない限りバケットの充填率は増加せず、充填率が低いまま放置されるバケットが生じる。このことは自動倉庫の収容効率やバケットの利用効率、あるいは在庫の管理上問題である。
【0003】
【発明の課題】
この発明の課題は、積み合わせに適したマシン/ヒューマンインターフェースを構築することにある。
【0004】
【発明の構成】
請求項1の発明は、バケット単位で物品を収容する棚とクレーンとステーションとを備えた自動倉庫を制御するために、倉庫コンピュータとその端末とを設けた自動倉庫の制御システムにおいて、積み合わせ元のバケット中の物品を積み合わせ先のバケットに移して、積み合わせ元のバケットを空にする積み合わせを実行するために、倉庫コンピュータに積み合わせ処理部を設けて、物品の在庫数及び品番を含む在庫状況をバケット単位で記録すると共に物品のバケット当たりの最大収容数を記録した在庫ファイルを参照し、前記在庫ファイルからバケットの充填率を求めて、充填率の低いバケットを積み合わせ元バケットとし、該積み合わせ元バケットと同じ品番の物品を収容し、かつ積み合わせ後の充填率が100%を越えないバケットを積み合わせ先バケットとして、積み合わせ可能なバケットの組み合わせを検索して、端末の要求に応じて積み合わせ可能なバケットの組合せを端末に表示し、表示した組合せに対する端末での設定に応じて、積み合わせ元バケットと積み合わせ先バケットとを示す積み合わせ作業リストを端末から出力し、かつ積み合わせ元と積み合わせ先のバケットを各々別個のステーションにクレーンで出庫させるように構成したことを特徴とする。
【0005】
好ましくは、前記積み合わせ処理部には、端末から指定された物品を収容したバケットで、充填率の低いバケットを積み合わせ元バケットとし、該積み合わせ元バケットと同じ品番の物品を収容し、かつ積み合わせた後の充填率が100%を越えないバケットを積み合わせ先バケットとして、積み合わせ元と先のバケットを検索するための検索処理部(部品指定検索処理部)と、物品無指定で充填率の低いバケットを積み合わせ元とし、該積み合わせ元バケットと同じ品番の物品を収納したバケットで、積み合わせた後の充填率が100%を越えないバケットを積み合わせ先バケットとして、積み合わせ元と先のバケットを検索するための検索処理部(バケット指定検索処理部)の、2つの検索処理部を設ける。
【0006】
また好ましくは、自動倉庫の制御システムは複数の端末を備え、積み合わせ作業を設定した端末以外の端末から、積み合わせ作業中の物品に対する出庫要求があった場合に、積み合わせ作業中であることを示す表示を行うように前記積み合わせ処理部を構成する。
【0007】
【発明の作用と効果】
請求項1の発明では、端末からの要求に応じて、積み合わせ処理部が積み合わせ元と先のバケットの組合せを検索し端末に表示する。ここでユーザーが積み合わせの組合せを設定、即ち積み合わせ処理部に指令すると、積み合わせ作業リストが出力され、以降の作業はユーザーに一目瞭然になる。なお積み合わせ作業リストは好ましくはプリントアウトされ、このリストは最低限どのバケットとどのバケットとを積み合わせるかを指定したものとする。そしてクレーンは元と先のバケットをそれぞれ別個のステーションへ出庫するので、どちらからどちらへ積み合わせるかで混乱することはない。
【0008】
積み合わせ元や先の組合せはマシン(倉庫コンピュータ)が在庫ファイルから検索する。検索は積み合わせ処理部が行い、物品の在庫数及び品番を含む在庫状況をバケット単位で記録すると共に物品のバケット当たりの最大収容数を記録した在庫ファイルを参照し、前記在庫ファイルからバケットの充填率を求めて、充填率の低いバケットを積み合わせ元バケットとし、該積み合わせ元バケットと同じ品番の物品を収容し、かつ積み合わせ後の充填率が100%を越えないバケットを積み合わせ先バケットとして、積み合わせ可能なバケットの組み合わせを検索する。この組み合わせはユーザーの設定で確定し、積み合わせ元と先の選択が容易になる。また積み合わせ作業リストにより作業内容がユーザーに分かりやすくなる。そして好ましくは元と先のバケットが各々出庫されるステーションを隣接して配置することで、積み合わせの作業が容易に行える。
【0009】
請求項2の発明では、積み合わせ時の検索には、部品指定で指定した部品を少数のバケットに集積するための部品指定検索と、空き棚を確保し同時にバケットの充填効率を改善するために、物品の種類を問わず充填率の低いバケットを積み合わせ元の候補とするバケット指定検索の2種のモードを設ける。この結果、モードの使い分けにより、特定の部品を集積化すること(部品指定検索)や、空き棚を確保しバケットの充填効率を改善すること(バケット指定検索)の目的別の積み合わせができる。
【0010】
請求項3の発明では、積み合わせ作業中に対象物品に関して出庫が要求されると、積み合わせ作業中であることを示す表示が端末にアンサーバックされる。この表示は、「積み合わせ作業中」,「入出庫作業中」等とし、現在一時的に出庫不能であることを示すものであれば良い。このため、他の端末でも積み合わせが行われていることが把握できる。
【0011】
【実施例】
図1〜図4に、実施例を示す。図1において、2は自動倉庫本体で、スタッカークレーン等のクレーン4の両側に棚6を設け、棚には多数のラックを設けて、ここにバケットを格納して物品を収容する。自動倉庫本体2内での物品の出し入れはバケット単位で行い、クレーン4で処理する。8は入庫コンベア、10は出庫コンベアで、12は一定経路に沿って循環走行する台車である。台車12の経路に面して、一対のピッキング用ステーション14,16があり、このうちステーション14を積み合わせ元のバケットの出庫に、ステーション16を積み合わせ先のバケットの出庫に用いる。なお元や先は、積み合わせ元のバケットから積み合わせ先のバケットへ物品を積み合わせるという意味である。またピッキング用のステーション14,16は、通常のピッキング作業等の際にも用いられるが、ステーション14,16が隣接している場合には、作業が楽に行える。実施例ではステーション14,16を隣接させたが、隣接させなくても良い。22は入庫ステーション,24は出庫ステーションである。自動倉庫にはこれ以外に出荷待ちフロアや検査フロアあるいは梱包エリア等が存在するが、これらは図示を省略する。なお、入庫ステーション22及び出庫ステーション24は自動倉庫本体2に設けなくても良い。
【0012】
自動倉庫の制御は倉庫コンピュータ30で行い、在庫ファイル32と積み合わせ作業ファイル34の少なくとも2種類のファイルを有している。在庫ファイル32の役割は、自動倉庫にある物品の品番や品名,在庫数,大きさ,入庫時期等をバケット単位で記録し、かつ用いたバケットの番号やその在庫位置を記録することである。また積み合わせ作業ファイル34の役割は、どのバケットを積み合わせ元とし、どのバケットを積み合わせ先とするかを指定し、これに応じてクレーン4やコンベア8,10,18,20等の動作を指定することである。積み合わせ作業ファイル34の内、ステーション14,16で必要なデータは積み合わせ作業リスト36としてプリントアウトされる。積み合わせ作業リスト36には、積み合わせ元や先の2つのバケットの、バケット番号や充填率,重量等と、積み合わせ後の充填率や重量等が記載され、特に積み合わせ元は品番や数量を記載して積み合わせ作業の便宜を計る。積み合わせ作業リストの例を表1に示す。
【0013】
【表1】
Figure 0003700300
【0014】
倉庫コンピュータ30には多数の設定端末38が接続されており、これらは各ステーションの付近に配置され、CRT等の表示部を備えると共にキーボード等の入力手段やプリンターを備えており、例えばステーション14,16の付近の端末は前記の積み合わせ作業リストをプリントアウトする。倉庫コンピュータ30には通信線を介してホストコンピュータ40が接続され、ホストコンピュータ40には在庫ファイル42が存在する。しかしながらホストコンピュータ40の在庫ファイル42は、自動倉庫内での物品の在庫位置は記録せず、自動倉庫内で物品がどこに存在するかはホストコンピュータ40の管理事項ではない。
【0015】
図2に倉庫コンピュータ30の構成を示す。バスライン50に、入庫処理部51と出庫処理部52並びにピッキング処理部53が接続されている。またこれ以外に積み合わせ処理部54があり、積み合わせに関する処理を行う。積み合わせ処理部54のサブシステムとして検索処理部55があり、検索処理部55には部品指定検索処理部56とバケット指定検索処理部57並びに入庫日指定検索処理部58の3つの処理部が設けられ、少なくとも部品指定検索処理部56とバケット指定検索処理部57を設ける。60はクレーン制御部、62はステーション制御部で、これらは積み合わせ作業では積み合わせ処理部54の要求に応じて動作し、64は通信処理部である。
【0016】
部品指定検索処理部56では、設定端末38等から積み合わせを行うべき部品の種類を品番等で指定され、該当品番に対して積み合わせ可能なバケットの組合せを検索して端末38に表示する。部品指定検索の目的は、多数のバケット内に分散して棚6内に収納されている指定した部品を、できるだけ少数のバケットに集積することである。またバケット指定検索処理部57では、物品の種類を指定せずに、充填率の低いバケットを積み合わせ元バケットとし、その在庫物品を収容できるバケットを積み合わせ先バケットとして検索する。バケット指定検索の目的は、バケットの空きを充当すると共に、組み合せによって空となった元のバケットを棚6から取り除くことで棚6内における空き棚を増加させることである。また入庫日指定検索検索処理部58では、当日入庫した物品あるいは指定日の範囲に入庫した物品を収容したバケットを積み合わせ元として、積み合わせ先のバケットを検索する。これは新規入庫時に積み合わせを行わず、充填率が低くてもそのまま単載で入庫し、後に積み合わせにより充填率を高めるためである。なお入庫日指定検索処理部は設けなくても良い。
【0017】
在庫ファイル32には各物品に対して1バケット当たりの最大収容数や各物品の重量が記録されており、充填率やバケット重量はこれらで定まる。またこの発明でバケットという単位は、原則として物理的なバケットを意味するが、1つのバケットを複数個にデータ処理上で分割して仮想的な論理バケットとしても良い。例えば1つのバケットに仕切り等を設けて複数の物品を混載すると、仕切りにより仕切られた各スペースが論理バケットとなる。この場合は、論理バケットが在庫ファイル32や積み合わせ作業での単位となる。
【0018】
図3,図4に積み合わせのアルゴリズムを示す。ユーザーは端末38等で、積み合わせ処理部54と検索処理部55を起動し、部品指定検索と入庫日指定検索とでは検索条件は同様である。部品指定検索ではある部品(物品)の品番等が指定されると、その物品を収容したバケットで充填率の低いバケットが積み合わせ元の候補として1〜複数個検索される。積み合わせ先のバケットは、元と同一品番の物品を格納しているバケット(物品にバージョン番号等の品番以下のサブランクが指定されている場合、サブランクも一致するもの)を候補とし、積み合わせ後のバケット充填率が最も大きくなるように積み合わせ先のバケットを検索する。これ以外の条件として、積み合わせ後のバケット充填率が100%を越えず、また積み合わせ後の重量が所定の値を越えないことがある。
【0019】
入庫日指定検索では、積み合わせ元のバケットを当日入庫した物品のバケット、あるいはある指定日の範囲に入庫した物品のバケットに限定し、積み合わせ先のバケットの検索条件は、部品指定検索の場合と同様である。入庫日指定検索を行うのは、自動倉庫への入庫作業を簡単にするため、新規入庫時には積み合わせを行わず、新規に入庫した物品を一旦倉庫に入庫した後、昼間等の作業の少ない時間帯に積み合わせを行うためである。
【0020】
バケット指定検索では、物品の種類を問わず、充填率の低いバケットを積み合わせ元の候補とする。この場合は自動倉庫の全在庫中で、充填率の低い1〜複数個のバケットが積み合わせ元の候補となり、これに対して同一品番でバージョン等の付加的ランクが同一の物品を格納しているバケットを積み合わせ先の候補とし、かつ積み合わせ後のバケット充填率が100%を越えず、かつバケット重量が所定の値を越えないものを候補とする。
【0021】
これらのいずれの検索においても、検索処理部55は積み合わせ元と積み合わせ先の組合せを、各設定端末38等の表示部に表示する。表示では積み合わせ元と積み合わせ先とについて、バケット番号と積み合わせ前の充填率や重量、積み合わせ後の充填率や重量を表示する。これらの候補に対して使用者の承認が得られると積み合わせ処理部54は、積み合わせ作業を設定し、積み合わせ作業ファイル34を作成する。即ち積み合わせの設定は対話的である。また積み合わせ元と積み合わせ先のバケットの在庫位置を、在庫ファイル32上でステーション14,16へと移動させる。
【0022】
さて積み合わせ作業ファイル34が作成されると、これに基づいて積み合わせ作業リスト36が発行され、ステーション14,16の付近の端末38でプリントアウトされる。
【0023】
続いて積み合わせ元のバケットが例えばステーション14へ、積み合わせ先のバケットがステーション16へ出庫され、ステーション14,16は隣接しているので、この間で積み合わせ作業を例えば人手で行う。このように積み合わせ元と積み合わせ先とを別のステーションとすることにより、元と先のバケットの混同を避けることができ、またこれらのステーションを隣接させることによって、積み合わせ作業は容易になる。ステーション14,16で積み合わせを行い、積み合わせが終了すると原則として積み合わせ元のバケットは空になる。そこで空のバケットをバケット置き場等へ戻し、積み合わせ先のバケットをコンベア20,12,8等を介して自動倉庫の棚へ再入庫させる。
【0024】
そして積み合わせ作業の途中で、ステーション14,16以外の端末等から出庫要求があれば、積み合わせ処理部54は在庫ファイル32上の在庫位置から当該物品が積み合わせ作業中であることを確認して、「入出庫作業中」あるいは「積み合わせ作業中」等と報告し、その旨を出庫要求した端末に表示し、作業の終了を待って出庫すれば良い。また緊急に出庫が要求されている場合、積み合わせ作業の中断を指令して、現在までの積み合わせ作業の進行状況をユーザーに端末38から入力させ、その時点で積み合わせ作業を終了させる。そして現在までの積み合わせ作業の進行結果に応じて在庫ファイルを修正し、出庫要求に応じて出庫すれば良い。
【0025】
積み合わせ作業が終了すると、積み合わせ元と先の2つのバケットの在庫データを統合し、在庫ファイル32での在庫位置を棚に戻す。2つのバケットは原則として同一品番の物品を収容しているので、データの修正事項は在庫数や重量の加算と入庫時期の修正である。そこで同一品番の物品の在庫データでは、積み合わせ処理部54は積み合わせ元と積み合わせ先の入庫時期を比較し、古い方の入庫時期を継承させる。このため入庫時期の古い物品が積み合わせにより混入したバケットが以降の出庫で優先され、入庫時期の古い物品がいつまでも自動倉庫に残ることはない。
【0026】
なおこの実施例のように、積み合わせ元のバケットをステーション14に、積み合わせ先のバケットをステーション16に、各々1個ずつ出庫して積み合わせ作業を行うことに限らない。ステーション14に2個以上の積み合わせ元のバケットを出庫し、これら2個以上の積み合わせ元のバケットをステーション16に出庫された1個の積み合わせ先のバケットに積み合わせることとしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 自動倉庫の配置を示す図
【図2】 実施例での自動倉庫の制御アルゴリズムを示すフローチャート
【図3】 実施例での即出庫処理を示すクレーンの動作特性図
【図4】 実施例での即出庫処理を示すクレーンの動作特性図
【符号の説明】
2 自動倉庫本体
4 クレーン
6 棚
8 入庫コンベア
10 出庫コンベア
12 台車
14 積み合わせ元ステーション
16 積み合わせ先ステーション
18,20 コンベア
22 入庫ステーション
24 出庫ステーション
30 倉庫コンピュータ
32 在庫ファイル
34 積み合わせ作業ファイル
36 積み合わせ作業リスト
38 設定端末
40 ホストコンピュータ
42 在庫ファイル
50 バス
51 入庫処理部
52 出庫処理部
53 ピッキング処理部
54 積み合わせ処理部
55 検索処理部
56 部品指定検索処理部
57 バケット指定検索処理部
58 入庫日指定検索処理部
60 クレーン制御部
62 ステーション制御部
64 通信処理部

Claims (3)

  1. バケット単位で物品を収容する棚とクレーンとステーションとを備えた自動倉庫を制御するために、倉庫コンピュータとその端末とを設けた自動倉庫の制御システムにおいて、
    積み合わせ元のバケット中の物品を積み合わせ先のバケットに移して、積み合わせ元のバケットを空にする積み合わせを実行するために、倉庫コンピュータに積み合わせ処理部を設けて、物品の在庫数及び品番を含む在庫状況をバケット単位で記録すると共に物品のバケット当たりの最大収容数を記録した在庫ファイルを参照し、前記在庫ファイルからバケットの充填率を求めて、充填率の低いバケットを積み合わせ元バケットとし、該積み合わせ元バケットと同じ品番の物品を収容し、かつ積み合わせ後の充填率が100%を越えないバケットを積み合わせ先バケットとして、積み合わせ可能なバケットの組み合わせを検索して、端末の要求に応じて積み合わせ可能なバケットの組合せを端末に表示し、
    表示した組合せに対する端末での設定に応じて、積み合わせ元バケットと積み合わせ先バケットとを示す積み合わせ作業リストを端末から出力し、かつ積み合わせ元と積み合わせ先のバケットを各々別個のステーションにクレーンで出庫させるように構成したことを特徴とする、自動倉庫の制御システム。
  2. 前記積み合わせ処理部には
    端末から指定された物品を収容したバケットで、充填率の低いバケットを積み合わせ元バケットとし、該積み合わせ元バケットと同じ品番の物品を収容し、かつ積み合わせた後の充填率が100%を越えないバケットを積み合わせ先バケットとして、積み合わせ元と先のバケットを検索するための検索処理部と、
    物品無指定で充填率の低いバケットを積み合わせ元とし、該積み合わせ元バケットと同じ品番の物品を収納したバケットで、積み合わせた後の充填率が100%を越えないバケットを積み合わせ先バケットとして、積み合わせ元と先のバケットを検索するための検索処理部の、2つの検索処理部を設けたことを特徴とする、請求項1の自動倉庫の制御システム。
  3. 自動倉庫の制御システムは複数の端末を備え、積み合わせ作業を設定した端末以外の端末から、積み合わせ作業中の物品に対する出庫要求があった場合に、積み合わせ作業中であることを示す表示を行うように前記積み合わせ処理部を構成したことを特徴とする、請求項1または2の自動倉庫の制御システム。
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