JPH11139379A - 自転車用ハンドルステム - Google Patents

自転車用ハンドルステム

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JPH11139379A
JPH11139379A JP31168697A JP31168697A JPH11139379A JP H11139379 A JPH11139379 A JP H11139379A JP 31168697 A JP31168697 A JP 31168697A JP 31168697 A JP31168697 A JP 31168697A JP H11139379 A JPH11139379 A JP H11139379A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自転車用ハンドルステムに於いて、ホークス
テム(10)に結合させる為の部品とハンドルバー(350) を
保持する為の部品の共通化を図って、製造効率の向上を
図り得る。 【解決手段】 中央部材(41)と、前記中央部材(41)の両
端面の夫々に着脱可能に取付けられる同一構造を有する
一対の押圧部材(43)(45)(43)(45)と、これら押圧部材(4
3)(45)を前記中央部材(41)の前記両端面へ押圧する方向
に締め付け固定する固定手段とを具備し、一方の前記押
圧部材(43)(45)の片面と前記中央部材(41)の一方の端面
で、ハンドルバー(350) 又はホークステム(10)を、第1
の方向を向く姿勢に挟圧保持すると共に、他方の前記押
圧部材(43)(45)の片面と前記中央部材(41)の他方の端面
で、前記ホークステム(10)又は前記ハンドルバー(350)
を、前記第1の方向に垂直な第2の方向を向く姿勢に挟
圧保持すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は自転車用ハンドル
ステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は従来のハンドルステムが使用され
た自転車のハンドル部近傍の分解斜視図である。前ホー
ク(1) の上部に突出するホークステム(10)は車体フレー
ム(2) のヘッドパイプ(20)に内挿されており、これらホ
ークステム(10)とヘッドパイプ(20)はこれら両者間に介
装された上・下軸受(13)(14)で相対回動自在に結合され
ている。
【0003】本発明の対象となる自転車用ハンドルステ
ム(3) は、これをホークステム(10)側に取付ける取付筒
(30)と、これからハンドルバー(350) に向けて略水平に
突出するアーム(38)と、該アーム(38)の先端に固定され
たバー保持体(39)とから構成されている。上記取付筒(3
0)の構成壁には、軸線方向に走行するスリット(72)が形
成されていると共に該スリット(72)を挟んで対向するフ
ランジ(70)(70)が設けられている。
【0004】上記自転車用ハンドルステム(3) を車体フ
レーム(2) に取付けるには、ヘッドパイプ(20)から上方
に突出するホークステム(10)に自転車用ハンドルステム
(3)の取付筒(30)を外挿した後、ホークステム(10)の上
端内周に刻設された雌ネジ部(12)にキャップ(32)を螺入
すると共に、取付筒(30)の構成壁に設けられたスリット
(72)を挟んで対向するフランジ(70)(70)をボルト(8) で
締め付けると、取付筒(30)の内周壁でホークステム(10)
の外周壁が圧迫され、これにより、自転車用ハンドルス
テム(3) がホークステム(10)に固定される。その後、ア
ーム(38)の先端のバー保持体(39)にハンドルバー(350)
を挿入してボルト(34)を締め付けると、ハンドルバー(3
50) の取付作業が完了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ものでは互いに太さの異なるホークステム(10)とハンド
ルバー(350) の外径に対応させて取付筒(30)の内径とバ
ー保持体(39)の内径も異なった寸法に設定していると共
に、これら取付筒(30)とバー保持体(39)の構造も互いに
異なった構造になっている。従って、上記自転車用ハン
ドルステム(3) の製造時には、取付筒(30)とバー保持体
(39)を別部品として各別に製作する必要があり、その
分、部品数が多くなるという問題があった。
【0006】本願の発明は、係る点に鑑みて為されたも
ので、ホークステム(10)に結合させる為の部品とハンド
ルバー(350) を保持する為の部品の共通化を図って、製
造効率の向上を図り得るようにすることをその課題とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為の
請求項1の発明の技術的手段は、『中央部材と、前記中
央部材の両端面の夫々に着脱可能に取付けられる同一構
造を有する一対の押圧部材と、これら押圧部材を前記中
央部材の前記両端面へ押圧する方向に締め付け固定する
固定手段とを具備し、一方の前記押圧部材の片面と前記
中央部材の一方の端面で、ハンドルバー又はホークステ
ムを、第1の方向を向く姿勢に挟圧保持すると共に、他
方の前記押圧部材の片面と前記中央部材の他方の端面
で、前記ホークステム又は前記ハンドルバーを、前記第
1の方向に垂直な第2の方向を向く姿勢に挟圧保持す
る』ことである。
【0008】上記技術的手段によれば、中央部材の両端
面と、これらに取付けられる各押圧部材の間に、ホーク
ステムとハンドルバーを垂直となる姿勢で各別に介在さ
せ、この状態で上記各押圧部材と中央部材を固定手段で
締め付ける。すると、これら押圧部材と中央部材でハン
ドルバーやホークステムが挟圧され、これにより、ハン
ドルバーが請求項1の発明のハンドルステムを介してホ
ークステムに取付けられる。
【0009】上記中央部材の両端面とこれに対向する押
圧部材の片面は単純な平面であってもよいが、請求項2
の発明のように、『前記各押圧部材には、前記ホークス
テム及び前記ハンドルバーの何れの外周の一部にも外嵌
し得る押圧用凹溝が前記片面に形成されており、前記中
央部材の前記両端面には、前記ホークステム及び前記ハ
ンドルバーの何れの外周の一部にも外嵌する第1凹溝及
び第2凹溝が各別に形成されている』ものでは、ハンド
ルバーとホークステムが押圧部材と中央部材に形成され
た押圧用凹溝や第1凹溝及び第2凹溝部分で挟圧され、
ハンドルバー等を安定的に挟圧することができる。
【0010】請求項3の発明のように、『前記押圧用凹
溝及び前記第1凹溝は半円筒状の凹溝である』ものとす
れば、前記各凹溝の内周面が円筒状のハンドルバーやホ
ークステムの外周に倣った形状になり、これら各凹溝の
内周面と前記ハンドルバー等の外周面の接触面積が広く
なる。請求項4の発明のように、『前記固定手段は、前
記押圧部材から前記中央部材の前記両端面に螺入するこ
とによってこれら押圧部材を前記中央部材に固定するボ
ルトである』ものとすれば、各押圧部材から中央部材に
ボルトを螺入するだけで両者を結合することができる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜請求項
4の発明によれば、同一構造を有する一対の押圧部材を
用いてハンドルバー等を固定できるから、ホークステム
に結合する為の部品とハンドルバーを保持する為の部品
の共通化が図れる。従って、ホークステムに結合する為
の部品とハンドルバーを保持する為の部品を各別に製造
する必要があった既述従来のものに比べて、生産効率が
向上する。
【0012】請求項2の発明によれば、ハンドルバー等
を安定的に挟圧することができる。請求項3の発明によ
れば、各凹溝の内周面と円筒状のハンドルバーやホーク
ステムの外周面の接触面積が広くなるから、これらハン
ドルバー等が一層強固に固定される。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、上記発明の実施の形態を説
明する。 [全体構成]図1に示すように、本発明の実施の形態に
係る自転車用ハンドルステム(4) は、略立方体状に形成
された中央部材(41)と、両端面となる平行な一対の面に
各別に着脱可能に取り付けられる押圧部材(43)(45)から
構成されており、この実施の形態に係る自転車用ハンド
ルステム(4) は、同一直径を有するハンドルバー(350)
とホークステム(10)を連結するのに適した構造を有して
いる。 [中央部材(41)について]中央部材(41)は、この実施の
形態では軽合金(例えばアルミニウム合金)で形成され
ており、その一端面の外周辺の一辺と平行に延びる第1
凹溝たる半円筒溝(51)が設けられている。又、中央部材
(41)に於いて前記半円筒溝(51)が設けられた端面と平行
な端面には、前記半円筒溝(51)と垂直な方向に延びる第
2凹溝たる半円筒溝(53)が設けられていると共に、これ
ら半円筒溝(51)(53)の半径は後述する前ホーク(1) のホ
ークステム(10)及びハンドルバー(350) の半径(この実
施の形態では、14.3mm)と一致している。尚、従
来のハンドルバー(350) の半径は最大のものでも12.
7mmしかなかったが、本実施の形態の自転車用ハンド
ルステムを適用するハンドルバー(350) は上記従来のも
のより太く、その半径が上記14.3mmに設定されて
いるから、使用材料が同量であっても該ハンドルバー(3
50) の強度が高くなる。
【0014】又、中央部材(41)の内、半円筒溝(51)(53)
が形成された端面の四つのコーナ部近傍には該半円筒溝
(51)(53)の両脇分に位置させたネジ孔(55)(55)(57)(57)
が穿設されている。又、中央部材(41)には、上記半円筒
溝(51)が形成された端面から他方の半円筒溝(53)が形成
された端面に貫通する透孔(59)が形成されており、これ
により、中央部材(41)の軽量化が図られている。
【0015】このように構成することにより、中央部材
(41)の半円筒溝(51)(53)が形成された両端面の中心点を
通る直線を回転軸として中央部材(41)を90度自転させ
ると、半円筒溝(51)の走行方向が90度回転して他方の
半円筒溝(53)が形成された端面の形状と一致する。即
ち、半円筒溝(51)側の端面を上記のように90度回転さ
せると他方の半円筒溝(53)側の端面形状となるのであ
る。 [押圧部材(43)(45)について]上記半円筒溝(51)(53)が
形成された各端面に取り付けられる一方の押圧部材(43)
と他方の押圧部材(45)は同一構造を有しており、部品の
共通化が図られている。
【0016】押圧部材(43)(45)は、これらに対向する中
央部材(41)の端面(半円筒状凹溝(51)(53)が形成された
端面)に丁度重なる輪郭形状を有していると共に、これ
ら押圧部材(43)(45)の片面すなわち中央部材(41)側の対
向面には、既述中央部材(41)の半円筒溝(51)(53)と同径
の半円筒溝(47)(49)(押圧用凹溝)が設けられている。
即ち、上記半円筒溝(47)(49)の半径はホークステム(10)
及びハンドルバー(350) の半径と一致している。これに
より、これら半円筒溝(47)(49)(51)(53)部分がハンドル
バー(350) やホークステム(10)の外周に密に外嵌するよ
うに成っている。
【0017】そして、これら半円筒溝(47)(49)の両脇に
は、中央部材(41)側のネジ孔(55)(55)(57)(57)に対向す
るネジ挿通孔(61)(61)(62)(62)が形成されており、更
に、これら押圧部材(43)(45)には、中央部材(41)の透孔
(59)と同径の透孔(67)(69)が穿設されて、これら押圧部
材(43)(45)の軽量化が図られている。[使用の実際につ
いて]次に、図1〜図3を用いて自転車用ハンドルステ
ム(4) の使用の実際を説明する。
【0018】車体フレーム(2) のヘッドパイプ(20)上端
から突出する前ホーク(1) のホークステム(10)を、中央
部材(41)と一方の押圧部材(43)の半円筒溝(51)(47)部分
で抱持し、押圧部材(43)のネジ挿通孔(61)(61)からこれ
に対応する中央部材(41)のネジ孔(55)(55)に固定手段と
してのボルト(74)(74)を螺入すると、中央部材(41)と押
圧部材(43)がホークステム(10)の外周面を圧迫し、これ
により、これら中央部材(41)と押圧部材(43)がホークス
テム(10)に相対回動不能状態に固定される。次に、図2
に示すように、中央部材(41)と押圧部材(45)の半円筒溝
(53)(49)部分でハンドルバー(350) を抱持し、該押圧部
材(45)のネジ挿通孔(62)(62)からこれに対応する中央部
材(41)のネジ孔(57)(57)にボルト(75)(75)を螺入し、更
に、ホークステム(10)の上端内周に刻設された雌ネジ部
(12)にキャップ(32)の下端のネジ軸部を螺入する。する
と、図3に示すように、自転車用ハンドルステム(4) を
介してハンドルバー(350) が車体フレーム(2) に取り付
けられた状態になると共に、ホークステム(10)の中心軸
が延びる第1の方向とハンドルバー(350) の中心軸が延
びる第2の方向が互いに垂直な姿勢に保たれる。
【0019】このものでは、ハンドルバー(350) とホー
クステム(10)を中央部材(41)に固定する為の一方の押圧
部材(43)と他方の押圧部材(45)が同一構造を有するか
ら、これら押圧部材(43)と押圧部材(45)の部品の共通化
が図れる。従って、自転車用ハンドルステム(4) の製造
効率が向上すると共に部品管理の煩雑さを回避すること
ができる。更に、押圧部材(43)(45)は鍛造によって製作
するが、この場合、各押圧部材(43)(45)は同一構造を有
しているから、単一の鍛造金型で各押圧部材(43)(45)を
製作することができ、各押圧部材(43)(45)毎に異なった
鍛造金型を用意する必要がないから、該鍛造金型の必要
数を削減することができる。
【0020】又、半円筒溝(51)(53)が形成された両端面
相互の距離が異なる種々の長さを有する中央部材(41)を
使用することにより、運転者の好みに適合させて、ホー
クステム(10)とハンドルバー(350) の前後距離を設定す
ることができる。長さが異なる複数の中央部材(41)を製
作する場合、押出成形した型材を所定長さに切断して両
端面に半円筒溝(51)(53)を切削加工することにより該中
央部材(41)を造るようにすれば、長さサイズが異なる種
々の中央部材(41)を製作する場合でも単一の押出金型で
対応することができる。従って、長さサイズが異なる中
央部材(41)毎に鍛造金型が必要となる鍛造の場合のよう
に必要金型の数が多く成らず、コストダウンに貢献でき
る。
【0021】又、上記実施の形態に係る自転車用ハンド
ルステムでは、色彩の異なる種々の押圧部材(43)(45)を
準備しておけば、これら色彩の異なる押圧部材(43)(45)
を好みに合わせて交換・使用することができる。 [変形例について] 中央部材(41)や押圧部材(43)(45)に形成された半円
筒溝(51)(53)(47)(49)の内面にローレットを形成する
か、又は、ハンドルバー(350) やホークステム(10)の外
周面であって半円筒溝(51)(53)(47)(49)の内面に接触す
る部分にローレットを形成すれば、自転車用ハンドルス
テム(4) とホークステム(10)やハンドルバー(350) が一
層確実に回り止め状態に結合できる。 上記実施の形態では、中央部材(41)及び押圧部材(4
3)(45)に形成した各半円筒溝(51)(53)(47)(49)の半径を
ホークステム(10)及びハンドルバー(350) の半径と等し
い寸法に設定したが、押圧部材(43)(45)の半円筒溝(47)
(49)の半径が互いに一致していれば良く、これら半円筒
溝(47)(49)の半径がホークステム(10)等の半径より若干
大きくてもよい。又、中央部材(41)の半円筒溝(51)(53)
の半径もハンドルバー(350) やホークステム(10)の半径
よりも若干大きい寸法に設定してもよい。 上記実施の形態では、中央部材(41)に単純円筒状の
透孔(59)を穿設したが、図4に示すように、中央部材(4
1)の外周縁より一回り小さな透孔(590) を前記透孔(59)
に代えて貫設すると共に、該透孔(590) の内周対向面を
繋ぐ補強壁(591)を設けてもよい。この補強壁(591)
は、中央部材(41)の一方の端面に形成された半円筒溝(5
1)の走行方向と平行に延びていると共に、該補強壁(59
1) の一端は半円筒溝(51)の最深部に位置している。
又、上記補強壁(591) の他端は他方の半円筒溝(53)の最
深部に位置している。
【0022】このように構成すると、補強壁(591) によ
って中央部材(41)の強度向上を図ることができる。又、
自転車組み立て時に、ホークステム(10)が短くてその上
端が中央部材(41)の上面まで到達しない場合でも、該ホ
ークステム(10)の上端近傍の外周面が上記補強壁(591)
の端面に当接する。従って、ホークステム(10)が短い場
合でも、該ホークステム(10)を強固に固定することがで
きる。
【0023】又、補強壁(591) を設けたから、中央部材
(41)に大きな肉抜き加工(補強壁(591) の両面に隣接す
る部分の透孔を形成する加工)を施しても、ホークステ
ム(10)を中央部材(41)に十分強固に固定することが可能
となる。即ち、上記補強壁(591) を設けることなくホー
クステム(10)と中央部材(41)を強固に固定しようとする
と、該中央部材(41)の外周肉厚を増加させて半円筒溝(5
1)部分に於けるホースステム(10)と中央部材(41)の接触
面積を大きくする必要がある。これに対し、図4のもの
では、ホークステム(10)の外周面が中央部材(41)端面の
補強壁(591) に接触する分だけ、これらホークステム(1
0)と中央部材(41)の接触面積が大きくなるから、中央部
材(41)の外周肉厚を薄くして軽量化を図ってもホークス
テム(10)の強固な固定が可能となる。
【0024】よって、図4のものによれば、補強壁(59
1) の隣接部に大きな肉抜きを形成して軽量化を図って
も、自転車用ハンドルステムの強度を十分なものとする
ことができるだけでなく、ホークステム(10)の十分な固
定強度を確保することができる。 図5,図6に示すように、押圧部材(43)(45)の中央
部材(41)側の端面に凹溝(490) を形成して該押圧部材(4
3)(45)の軽量化を図ってもよい。 上記実施の形態では、直径が等しいハンドルバー(3
50) とホークステム(10)を結合する場合について説明し
たが、例えば上記中央部材(41)や押圧部材(43)(45)に形
成された半円筒溝(51)(53)(47)(49)の半径よりもハンド
ルバー(350) やホークステム(10)の半径が小さい場合に
は、図7の如き半円筒状のスペーサ(99)(99)をハンドル
バー(350) やホークステム(10)に外嵌し、その外周を既
述中央部材(41)と押圧部材(45)(47)で締付固定してもよ
い。
【0025】尚、上記自転車用ハンドルステムは単独で
も、又、ハンドルバー(350) やスペーサ(99)(99)等と組
み合わせても取り引き対象とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る自転車用ハンドルス
テム(4) の分解斜視図
【図2】本発明の実施の形態に係る自転車用ハンドルス
テム(4) を用いてハンドルバー(350) を車体フレーム
(2) に取り付ける作業を説明する図
【図3】ハンドルバー(350) を車体フレーム(2) に取り
付けた状態の要部断面図
【図4】中央部材(41)の変形例の説明図
【図5】押圧部材(43)(45)の変形例の説明図
【図6】押圧部材(43)(45)の変形例の説明図
【図7】スペーサー(99)の端面図
【図8】従来例の説明図
【符号の説明】
(4) ・・・自転車用ハンドルステム (10)・・・ホークステム (41)・・・中央部材 (43)(45)・・・押圧部材 (47)(49)(51)(53)・・・半円筒溝 (350) ・・・ハンドルバー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央部材と、 前記中央部材の両端面の夫々に着脱可能に取付けられる
    同一構造を有する一対の押圧部材と、 これら押圧部材を前記中央部材の前記両端面へ押圧する
    方向に締め付け固定する固定手段とを具備し、 一方の前記押圧部材の片面と前記中央部材の一方の端面
    で、ハンドルバー又はホークステムを、第1の方向を向
    く姿勢に挟圧保持すると共に、 他方の前記押圧部材の片面と前記中央部材の他方の端面
    で、前記ホークステム又は前記ハンドルバーを、前記第
    1の方向に垂直な第2の方向を向く姿勢に挟圧保持する
    自転車用ハンドルステム。
  2. 【請求項2】 前記各押圧部材には、前記ホークステム
    及び前記ハンドルバーの何れの外周の一部にも外嵌し得
    る押圧用凹溝が前記片面に形成されており、 前記中央部材の前記両端面には、前記ホークステム及び
    前記ハンドルバーの何れの外周の一部にも外嵌する第1
    凹溝及び第2凹溝が各別に形成されている請求項1の自
    転車用ハンドルステム。
  3. 【請求項3】 前記押圧用凹溝及び前記第1凹溝は半円
    筒状の凹溝である請求項1又は請求項2の自転車用ハン
    ドルステム。
  4. 【請求項4】 前記固定手段は、前記押圧部材から前記
    中央部材の前記両端面に螺入することによってこれら押
    圧部材を前記中央部材に固定するボルトである請求項1
    から請求項3の何れかに記載の自転車用ハンドルステ
    ム。
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