JPH11139201A - 冷凍庫装着搬送車 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、積載車の荷台に冷凍庫を設置し一
般荷物と冷凍食品等の荷物との積載区分を分割した冷凍
庫装着搬送車を提供するものである。 【解決手段】 積載車１の荷台２に扉４を装着した冷凍
庫３を設置し、積載区分を分割するこでと冷凍庫装着搬
送車を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、積載車の荷台に冷
凍庫を設置し、一般荷物と冷凍食品等の荷物との積載区
分をした冷凍庫装着搬送車に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、冷凍食品等を搬送する搬送車は冷
凍車が主流である。しかし、中には一部の宅配業者が荷
物運搬車両に冷蔵庫を設置し、これを利用したものがあ
る。

【０００３】一般に冷凍食品等を車両で搬送する場合、
冷凍車により大量の荷物を搬送している。また、宅配業
を営んでいる業者も一般の搬送車に冷蔵庫を設置し限ら
れた量の荷物を宅配先に配送している事例もある。これ
らの場合荷物の運送量は極端に多いか、極端に少ないか
の両者しかないため丁度中間に値する量の荷物の搬送を
対象にした有効な搬送車両はなく、またこれに対処する
有効的な手段もない。このことから、冷凍食品等を運送
するのは一般的に専門の業者に依存することはいうまで
もなく、この専門業務に対する地位も確立されている。
本発明は、これらの課題を解決する事を目的としてい
る。

【０００４】

【課題を解決するための手段】積載車の荷台に扉を装着
した冷凍庫を設置し、積載区分を設けることで冷凍庫装
着搬送車を構成する。

【０００５】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に沿って説明していく。図１において、積載車１の
荷台２を上下二段に分割し下段に冷凍庫３を設置するこ
とで、積載区分を設けた冷凍庫装着搬送車が構成され
る。従って、上段には一般荷物を下段には冷凍食品５等
のような冷蔵を必要とする荷物を各々分別して積載でき
搬送できるように構成されている。よって、冷凍庫３の
設置により通常の冷凍車のような一度に大量の荷物の積
載や搬送は期待できないが、ある程度まとまとった量の
冷凍食品５等の荷物と一般荷物を同時に積載し搬送でき
る。

【０００６】冷凍庫３に装着された扉４は、冷凍食品５
等の荷物の落下を防止し、冷気が逃げるのを防止するた
めの気密を保持する役割を果たしている。冷凍庫３は、
切り換えスイッチにより冷蔵と冷凍の切り換えできるよ
うに制御されているので、使用者が使用目的応じた使い
勝手を選択できるようになっている。冷凍庫３は、冷蔵
室と冷凍室の二室方式の形態にしても良く、このような
形態にすることで、さらに荷物の積載範囲が拡大される
ことになる。尚、冷凍庫３の設置場所は、使用目的に応
じた任意の位置に設置すれば良く、本発明による形態を
必ずしも維持しなくても良い。

【０００７】本発明の応用例として、トレーラー、コン
テナ等のけんいん車両にこれらの技術手段を講じても良
く、やはり同様の作用と効果を得ることができる。

【発明の効果】本発明は、以上のように構成しているの
で下記に記載する効果を得る。一般荷物と冷凍食品等の
荷物を一度に積載できるので、効率的な荷物の運搬作業
ができる。従って、一般的な冷凍車を使わずにすむ量の
冷凍食品等の荷物を一般の荷物と同時に搬送できるの
で、専門の業者に依存しなくてすみ、更に、この面での
経費の節減をはかることができる。

【０００８】宅配業務で使用する場合、従来の搬送量よ
りもはるかに多くの冷凍食品等の荷物を搬送や宅配でき
ることから搬送効率も向上する。この結果、冷凍食品等
の荷物の宅配料金のコストダウンをはかることができ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図である。

【符号の説明】

１，積載車 ２，荷台 ３，冷凍庫 ４，扉 ５，冷凍食品

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 積載車の荷台に冷凍庫を設置し、積載区
   分を設けた冷凍庫装着搬送車。