JPH11138687A - 積層チューブ - Google Patents
積層チューブInfo
- Publication number
- JPH11138687A JPH11138687A JP9304168A JP30416897A JPH11138687A JP H11138687 A JPH11138687 A JP H11138687A JP 9304168 A JP9304168 A JP 9304168A JP 30416897 A JP30416897 A JP 30416897A JP H11138687 A JPH11138687 A JP H11138687A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- laminated tube
- laminated
- foam
- density
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L55/00—Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
- F16L55/02—Energy absorbers; Noise absorbers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pipe Accessories (AREA)
- Thermal Insulation (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 排水管等から発生する騒音を遮断し、且つ、
結露防止効果もすぐれた積層チューブを提供する。 【解決手段】 独立気泡性熱可塑性樹脂発泡体2よりな
るチューブの内面及び/又は外面に、ゴム、熱可塑性樹
脂及びアスファルトよりなるバインダー10〜35重量
%と無機充填材90〜65重量%とからなり、密度が
1.5〜5.0g/cm3 であり、厚みが0.7〜5.
0mmである制振層3が積層されている。
結露防止効果もすぐれた積層チューブを提供する。 【解決手段】 独立気泡性熱可塑性樹脂発泡体2よりな
るチューブの内面及び/又は外面に、ゴム、熱可塑性樹
脂及びアスファルトよりなるバインダー10〜35重量
%と無機充填材90〜65重量%とからなり、密度が
1.5〜5.0g/cm3 であり、厚みが0.7〜5.
0mmである制振層3が積層されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遮音、断熱等の目
的で排水管や各種輸送管の外面に被覆して用いられる積
層チューブに関する。
的で排水管や各種輸送管の外面に被覆して用いられる積
層チューブに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、2階建て以上の住宅においてトイ
レやキッチンが2階或いはそれ以上の階に設置されるこ
とが多くなってきた。このような住宅で従来のようにポ
リ塩化ビニル管や鋼管を排水管として単独で用いると、
遮音効果がないため管内を流下する音が響いて騒音とな
り、管表面の結露も問題となる。結露防止の目的で管表
面をチューブ状発泡体で被覆することも行われているが
遮音効果は殆ど得られない。
レやキッチンが2階或いはそれ以上の階に設置されるこ
とが多くなってきた。このような住宅で従来のようにポ
リ塩化ビニル管や鋼管を排水管として単独で用いると、
遮音効果がないため管内を流下する音が響いて騒音とな
り、管表面の結露も問題となる。結露防止の目的で管表
面をチューブ状発泡体で被覆することも行われているが
遮音効果は殆ど得られない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、排水管等か
ら発生する騒音を遮断し、且つ、結露防止効果もすぐれ
た積層チューブを提供することを目的とする。
ら発生する騒音を遮断し、且つ、結露防止効果もすぐれ
た積層チューブを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の積層チューブ
は、独立気泡性熱可塑性樹脂発泡体よりなるチューブの
内面及び/又は外面に、ゴム、熱可塑性樹脂及びアスフ
ァルトよりなるバインダー10〜35重量%と無機充填
材90〜65重量%とからなり、密度が1.5〜5.0
g/cm3 であり、厚みが0.7〜5.0mmである制
振層が積層されてなることを特徴とするものである。
は、独立気泡性熱可塑性樹脂発泡体よりなるチューブの
内面及び/又は外面に、ゴム、熱可塑性樹脂及びアスフ
ァルトよりなるバインダー10〜35重量%と無機充填
材90〜65重量%とからなり、密度が1.5〜5.0
g/cm3 であり、厚みが0.7〜5.0mmである制
振層が積層されてなることを特徴とするものである。
【0005】本発明で使用される発泡体は熱可塑性樹脂
で製造された独立気泡性のものである。上記熱可塑性樹
脂としては、従来から発泡体として使用されている任意
の熱可塑性樹脂が使用可能であり、例えば、ポリエチレ
ン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹
脂等が挙げられるが、柔軟性を有するものが好ましく、
特に低密度ポリエチレン(密度0.900〜0.925
g/cm3 )を原料としたものが好適に使用される。
で製造された独立気泡性のものである。上記熱可塑性樹
脂としては、従来から発泡体として使用されている任意
の熱可塑性樹脂が使用可能であり、例えば、ポリエチレ
ン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹
脂等が挙げられるが、柔軟性を有するものが好ましく、
特に低密度ポリエチレン(密度0.900〜0.925
g/cm3 )を原料としたものが好適に使用される。
【0006】発泡体の見掛け密度は小さくなると破泡し
易くなり、大きくなると断熱性能が低下し、その発泡体
で被覆された排水管等は結露しやすくなるので、見掛け
密度は0.10〜0.02g/cm3 の範囲が好まし
く、より好ましくは0.067〜0.02g/cm3 で
ある。
易くなり、大きくなると断熱性能が低下し、その発泡体
で被覆された排水管等は結露しやすくなるので、見掛け
密度は0.10〜0.02g/cm3 の範囲が好まし
く、より好ましくは0.067〜0.02g/cm3 で
ある。
【0007】発泡体は100%が独立気泡である必要は
なく、連続気泡が存在しても構わないが、独立気泡率が
低いと加圧されたときに発泡組織が潰れて遮音効果が低
下するので、独立気泡率は80%以上であることが好ま
しく、より好ましくは90%以上である。
なく、連続気泡が存在しても構わないが、独立気泡率が
低いと加圧されたときに発泡組織が潰れて遮音効果が低
下するので、独立気泡率は80%以上であることが好ま
しく、より好ましくは90%以上である。
【0008】発泡体の厚みは特に限定されないが、遮音
効果及び結露防止効果を考慮すると2mm以上が好まし
い。
効果及び結露防止効果を考慮すると2mm以上が好まし
い。
【0009】本発明で使用される制振層は、ゴム、熱可
塑性樹脂及びアスファルトよりなるバインダー10〜3
5重量%と無機充填材90〜65重量%とからなる。上
記ゴムとしては、例えば、天然ゴム、ブタジエン−スチ
レン共重合体、ブタジエン−アクリロニトリル共重合
体、ポリクロロプレン、ポリブタジエン、ポリイソプレ
ン、エチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体(EP
DM)、ウレタンゴム、ジクロロエタン−四硫化ナトリ
ウム重縮合物、ジメチルポリシロキサン等が挙げられ
る。
塑性樹脂及びアスファルトよりなるバインダー10〜3
5重量%と無機充填材90〜65重量%とからなる。上
記ゴムとしては、例えば、天然ゴム、ブタジエン−スチ
レン共重合体、ブタジエン−アクリロニトリル共重合
体、ポリクロロプレン、ポリブタジエン、ポリイソプレ
ン、エチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体(EP
DM)、ウレタンゴム、ジクロロエタン−四硫化ナトリ
ウム重縮合物、ジメチルポリシロキサン等が挙げられ
る。
【0010】上記熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重
合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル
等が挙げられる。アスファルトとしては、天然アスファ
ルト、ストレートアスファルト、ブローンアスファル
ト、カットバックアスファルト等が挙げられる。
エチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重
合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル
等が挙げられる。アスファルトとしては、天然アスファ
ルト、ストレートアスファルト、ブローンアスファル
ト、カットバックアスファルト等が挙げられる。
【0011】制振層を構成するバインダーは、上記ゴ
ム、熱可塑性樹脂及びアスファルトよりなり、その組成
は適宜決定されればよいが、一般にゴム、熱可塑性樹脂
及びアスファルトが1:0.5〜1.5:0.5〜1.
5の重量比で混合されるのが好ましい。
ム、熱可塑性樹脂及びアスファルトよりなり、その組成
は適宜決定されればよいが、一般にゴム、熱可塑性樹脂
及びアスファルトが1:0.5〜1.5:0.5〜1.
5の重量比で混合されるのが好ましい。
【0012】上記無機充填材としては、一般に樹脂用の
充填材として使用されているものであれば特に限定され
ず、例えば、鉄、鉛、亜鉛等の金属粉、炭酸カルシウ
ム、炭酸バリウム、硫酸バリウム、酸化チタン、マイ
カ、ガラス粉、セラミック粉などが挙げられる。
充填材として使用されているものであれば特に限定され
ず、例えば、鉄、鉛、亜鉛等の金属粉、炭酸カルシウ
ム、炭酸バリウム、硫酸バリウム、酸化チタン、マイ
カ、ガラス粉、セラミック粉などが挙げられる。
【0013】制振層は音の振動を抑制するため、その密
度は1.5〜5.0g/cm3 と大きくなされているの
で、無機充填材としては比重が2.0以上のものが好ま
しく、硫酸バリウム(比重4.0)及び鉄粉(比重7.
8)が好適に使用される。
度は1.5〜5.0g/cm3 と大きくなされているの
で、無機充填材としては比重が2.0以上のものが好ま
しく、硫酸バリウム(比重4.0)及び鉄粉(比重7.
8)が好適に使用される。
【0014】制振層は上記バインダーと無機充填材より
なるが、バインダーの添加量が少なくなるとチューブの
成形が困難となり、密度が大きくなって重くなるので施
工性が悪くなる。また、バインダーの添加量が多くなる
と遮音性が低下するので、バインダー10〜35重量%
と無機充填材90〜65重量%の混合量とする。
なるが、バインダーの添加量が少なくなるとチューブの
成形が困難となり、密度が大きくなって重くなるので施
工性が悪くなる。また、バインダーの添加量が多くなる
と遮音性が低下するので、バインダー10〜35重量%
と無機充填材90〜65重量%の混合量とする。
【0015】また、制振層の密度は小さくなると遮音性
が低下し、大きくなると施工性が悪くなりコストが高く
なるので1.5〜5.0g/cm3 の範囲に限定され
る。制振層の硬度は小さくなると局部的に荷重を受けた
際に凹みが生じ、発泡組織が破壊されて遮音効果が低下
し、硬度が高くなると加工し難くなるので、JISK
6301(加硫ゴム物理試験方法によるスプリング式硬
さ試験A型)に従って測定した硬度が40〜98である
ことが好ましい。
が低下し、大きくなると施工性が悪くなりコストが高く
なるので1.5〜5.0g/cm3 の範囲に限定され
る。制振層の硬度は小さくなると局部的に荷重を受けた
際に凹みが生じ、発泡組織が破壊されて遮音効果が低下
し、硬度が高くなると加工し難くなるので、JISK
6301(加硫ゴム物理試験方法によるスプリング式硬
さ試験A型)に従って測定した硬度が40〜98である
ことが好ましい。
【0016】更に、制振層の厚みは薄くなると遮音効果
が低下し、局部的に荷重を受けた際に発泡組織が破壊さ
れ易くなり、厚くなると加工及び施工し難くなるので
0.7〜5.0mmに限定される。
が低下し、局部的に荷重を受けた際に発泡組織が破壊さ
れ易くなり、厚くなると加工及び施工し難くなるので
0.7〜5.0mmに限定される。
【0017】本発明の積層チューブは上記発泡体チュー
ブの外面または内面、または両面に上記制振層が積層さ
れたものであるが、積層方法は任意の方法が採用されて
よく、例えば接着剤で接着すにことにより一体化する方
法がある。
ブの外面または内面、または両面に上記制振層が積層さ
れたものであるが、積層方法は任意の方法が採用されて
よく、例えば接着剤で接着すにことにより一体化する方
法がある。
【0018】以上の構成からなる積層チューブは、一旦
シート状に成形したものを円筒状に加工して、突き合わ
せた端部同士を熱融着或いは接着剤により接合し、チュ
ーブ状のものとして得ることができる。本発明の積層チ
ューブは切り込みのない筒状体であってもよいが、排水
管等に被覆作業しすくするために周囲の1か所で長手方
向に切り離されたものとするのが好ましい。また、より
高度な遮音効果、断熱効果を得るために、同様の構成で
ある積層チューブを複数層重ねて用いることもできる。
シート状に成形したものを円筒状に加工して、突き合わ
せた端部同士を熱融着或いは接着剤により接合し、チュ
ーブ状のものとして得ることができる。本発明の積層チ
ューブは切り込みのない筒状体であってもよいが、排水
管等に被覆作業しすくするために周囲の1か所で長手方
向に切り離されたものとするのが好ましい。また、より
高度な遮音効果、断熱効果を得るために、同様の構成で
ある積層チューブを複数層重ねて用いることもできる。
【0019】本発明の積層チューブは、排水管等の輸送
管に被覆して使用するが、結露防止性が向上するので、
輸送管に発泡体層が接するように被覆するのが好まし
い。
管に被覆して使用するが、結露防止性が向上するので、
輸送管に発泡体層が接するように被覆するのが好まし
い。
【0020】(作用)本発明で用いる発泡体は熱可塑性
樹脂製で独立気泡からなるので、断熱性による結露防止
効果を有する。制振層は1.5〜5.0g/cm3 とい
う高い密度を有するので遮音性にすぐれ、上記発泡体に
積層して住宅の2階建て以上に設置された水回りの排水
管に使用すると、流下する水により排水管から発生する
主として周波数500〜200Hzの音が遮断される。
樹脂製で独立気泡からなるので、断熱性による結露防止
効果を有する。制振層は1.5〜5.0g/cm3 とい
う高い密度を有するので遮音性にすぐれ、上記発泡体に
積層して住宅の2階建て以上に設置された水回りの排水
管に使用すると、流下する水により排水管から発生する
主として周波数500〜200Hzの音が遮断される。
【0021】
【実施例】次に本発明積層チューブの実施例を図面を参
照しながら説明する。 (実施例1〜4)ストレートアスファルト6重量部、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体6重量部、EPDM6重量
部、鉄粉25重量部、硫酸バリウム57重量部からなる
配合物を混練してカレンダーロールに供給し、密度3.
0g/cm3 、硬度95であり、表1に示した厚みを有
する制振シートを成形した。図1は本発明の積層チュー
ブの実施例を示す斜視図であり、図1に示したように、
得られた制振シート3を厚み10mmの架橋低密度ポリ
エチレン発泡体2(密度0.033g/cm3 ,独立気
泡率90%)の片面にアクリル系接着剤4を用いて接着
し、発泡体2を内側にしてチューブ状とし、円周の一部
に軸方向で形成した切り込み部5を突き合わせて熱融着
し、表1に示した合計厚みを有する本発明の積層チュー
ブ1を得た。
照しながら説明する。 (実施例1〜4)ストレートアスファルト6重量部、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体6重量部、EPDM6重量
部、鉄粉25重量部、硫酸バリウム57重量部からなる
配合物を混練してカレンダーロールに供給し、密度3.
0g/cm3 、硬度95であり、表1に示した厚みを有
する制振シートを成形した。図1は本発明の積層チュー
ブの実施例を示す斜視図であり、図1に示したように、
得られた制振シート3を厚み10mmの架橋低密度ポリ
エチレン発泡体2(密度0.033g/cm3 ,独立気
泡率90%)の片面にアクリル系接着剤4を用いて接着
し、発泡体2を内側にしてチューブ状とし、円周の一部
に軸方向で形成した切り込み部5を突き合わせて熱融着
し、表1に示した合計厚みを有する本発明の積層チュー
ブ1を得た。
【0022】遮音性の評価 図2に示した無響室6内で周囲を積層チューブ1で被覆
した排水管7(ポリ塩化ビニル管,内径67mm,外径
76mm,高さ2.8m)の上部に給水タンク8を、架
設床91に載置した受水槽9に排水管7の下部を接続
し、給水タンク8から落下するときに生じる125〜4
000Hzの音の大きさを排水管7の垂直部中央部71
と、上部の曲がり部72及び下部の曲がり部73の外側
にマイクロホン74、75、76を設置して測定し、結
果を表1に示した。81はボールタップ、82は該ボー
ルタップ81を操作するための紐である。
した排水管7(ポリ塩化ビニル管,内径67mm,外径
76mm,高さ2.8m)の上部に給水タンク8を、架
設床91に載置した受水槽9に排水管7の下部を接続
し、給水タンク8から落下するときに生じる125〜4
000Hzの音の大きさを排水管7の垂直部中央部71
と、上部の曲がり部72及び下部の曲がり部73の外側
にマイクロホン74、75、76を設置して測定し、結
果を表1に示した。81はボールタップ、82は該ボー
ルタップ81を操作するための紐である。
【0023】結露の有無 上記遮音性の評価で使用した積層チューブ1で被覆した
排水管7に、温度35℃の条件下で水温20℃の水を連
続的に流し、その際の結露の有無を目視にて確認し、結
果を表1に示した。
排水管7に、温度35℃の条件下で水温20℃の水を連
続的に流し、その際の結露の有無を目視にて確認し、結
果を表1に示した。
【0024】(比較例1)積層チューブを用いず排水管
だけで実施例と同様に遮音性の評価及び結露の有無の確
認を行い、結果を表1に示した。
だけで実施例と同様に遮音性の評価及び結露の有無の確
認を行い、結果を表1に示した。
【0025】(比較例2)制振シートを用いず、発泡体
だけを用いて実施例と同様にして積層チューブを得、こ
れを用いて遮音性の評価及び結露の有無の確認を行い、
結果を表1に示した。
だけを用いて実施例と同様にして積層チューブを得、こ
れを用いて遮音性の評価及び結露の有無の確認を行い、
結果を表1に示した。
【0026】(比較例3)制振シートの厚みを0.6m
mとした以外は実施例と同様にして積層チューブを得、
これを用いて遮音性の評価及び結露の有無の確認を行
い、結果を表1に示した。
mとした以外は実施例と同様にして積層チューブを得、
これを用いて遮音性の評価及び結露の有無の確認を行
い、結果を表1に示した。
【0027】(比較例4)発泡体を用いず、厚み1.5
mmの制振シートだけを用いて排水管を被覆し、遮音性
の評価及び結露の有無の確認を行い、結果を表1に示し
た。
mmの制振シートだけを用いて排水管を被覆し、遮音性
の評価及び結露の有無の確認を行い、結果を表1に示し
た。
【0028】(比較例5)発泡体を用いず、厚み5.0
mmの制振シートだけを用いて排水管を被覆し、遮音性
の評価及び結露の有無の確認を行い、結果を表1に示し
た。
mmの制振シートだけを用いて排水管を被覆し、遮音性
の評価及び結露の有無の確認を行い、結果を表1に示し
た。
【0029】
【表1】
【0030】表1により、本発明の積層チューブを用い
た場合は遮音効果及び結露防止効果ともにすぐれるが、
比較例のものは遮音効果又は結露防止効果のいずれかが
劣ることが判る。
た場合は遮音効果及び結露防止効果ともにすぐれるが、
比較例のものは遮音効果又は結露防止効果のいずれかが
劣ることが判る。
【0031】
【発明の効果】本発明の積層チューブは以上の構成であ
り、特に2階建て以上の高さから排水するための排水管
等に用いると、排水管等から発生する騒音を遮断するの
で騒音防止効果にすぐれ、また、断熱性によりすぐれた
結露防止効果も得られる。更に、簡単に施工することが
できるので、一般住宅、マンション、ホテル等に好適に
使用できる。
り、特に2階建て以上の高さから排水するための排水管
等に用いると、排水管等から発生する騒音を遮断するの
で騒音防止効果にすぐれ、また、断熱性によりすぐれた
結露防止効果も得られる。更に、簡単に施工することが
できるので、一般住宅、マンション、ホテル等に好適に
使用できる。
【図1】本発明の1実施例を示す斜視図。
【図2】遮音性の評価方法を示す説明図。
【符号の説明】 1:積層チューブ 2:発泡体 3:制振シート 4:接着剤 5:切り込み部 6:無響室 7:排水管 8:給水タンク 9:受水槽 71:垂直部中央部 72:上部の曲がり部 72:下部の曲がり部 74,75,76:マイクロホン 81:ボールタップ 82:紐
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F16L 59/153 F16L 59/153
Claims (1)
- 【請求項1】 独立気泡性熱可塑性樹脂発泡体よりなる
チューブの内面及び/又は外面に、ゴム、熱可塑性樹脂
及びアスファルトよりなるバインダー10〜35重量%
と無機充填材90〜65重量%とからなり、密度が1.
5〜5.0g/cm3 であり、厚みが0.7〜5.0m
mである制振層が積層されてなることを特徴とする積層
チューブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9304168A JPH11138687A (ja) | 1997-11-06 | 1997-11-06 | 積層チューブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9304168A JPH11138687A (ja) | 1997-11-06 | 1997-11-06 | 積層チューブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11138687A true JPH11138687A (ja) | 1999-05-25 |
Family
ID=17929870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9304168A Pending JPH11138687A (ja) | 1997-11-06 | 1997-11-06 | 積層チューブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11138687A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005265131A (ja) * | 2004-03-19 | 2005-09-29 | Cci Corp | 配管材及びその被覆体 |
JP2006283847A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Kyowa Ltd | 遮音カバー及び遮音カバー付配管体 |
JP2010169153A (ja) * | 2009-01-21 | 2010-08-05 | Showa Denko Kenzai Kk | 防音性合成樹脂管およびその製造方法 |
JP2013057377A (ja) * | 2011-09-09 | 2013-03-28 | Showa Denko Kenzai Kk | 配管防音被覆構造 |
-
1997
- 1997-11-06 JP JP9304168A patent/JPH11138687A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005265131A (ja) * | 2004-03-19 | 2005-09-29 | Cci Corp | 配管材及びその被覆体 |
JP2006283847A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Kyowa Ltd | 遮音カバー及び遮音カバー付配管体 |
JP4621529B2 (ja) * | 2005-03-31 | 2011-01-26 | 株式会社共和 | 遮音カバー及び遮音カバー付配管体 |
JP2010169153A (ja) * | 2009-01-21 | 2010-08-05 | Showa Denko Kenzai Kk | 防音性合成樹脂管およびその製造方法 |
JP2013057377A (ja) * | 2011-09-09 | 2013-03-28 | Showa Denko Kenzai Kk | 配管防音被覆構造 |
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