JPH11137906A - 油の脱塩方法及び装置 - Google Patents
油の脱塩方法及び装置Info
- Publication number
- JPH11137906A JPH11137906A JP9313818A JP31381897A JPH11137906A JP H11137906 A JPH11137906 A JP H11137906A JP 9313818 A JP9313818 A JP 9313818A JP 31381897 A JP31381897 A JP 31381897A JP H11137906 A JPH11137906 A JP H11137906A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- water
- salt
- mixer
- emulsion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Treatment Of Sludge (AREA)
- Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 塩濃度の高い大量の油から塩分を取り除き、
燃料油としての利用を可能にする。 【解決手段】 本発明の油の脱塩方向は、高濃度の塩を
含む処理対象油に水を加えて撹拌し油中の塩分を洗浄す
る工程（スタティックミキサー３による工程）と、該工
程後にエマルジョンブレーカーを添加混合し油／水エマ
ルジョンを破壊する工程（ヒーティングミキサー４によ
る工程）と、該工程後に油水分離器（遠心分離デカンタ
５）で水と油を分離する工程とを備える。
燃料油としての利用を可能にする。 【解決手段】 本発明の油の脱塩方向は、高濃度の塩を
含む処理対象油に水を加えて撹拌し油中の塩分を洗浄す
る工程（スタティックミキサー３による工程）と、該工
程後にエマルジョンブレーカーを添加混合し油／水エマ
ルジョンを破壊する工程（ヒーティングミキサー４によ
る工程）と、該工程後に油水分離器（遠心分離デカンタ
５）で水と油を分離する工程とを備える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、高濃度の塩分を含
んだ原油や重油、特にオイルスラッジから塩分を取り除
く油の脱塩方法及び装置に関する。
んだ原油や重油、特にオイルスラッジから塩分を取り除
く油の脱塩方法及び装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】原油や重油には数百〜数千ｐｐｍの塩が
含まれている。油をボイラー等で燃焼させる場合、油中
の少量の塩がボイラーを腐食させる可能性がある。その
ため、従来では油に水を添加し、塩を水に移行させるこ
とで除去している。水と油を分離する際にはエマルジョ
ンブレーカーを添加し、電気脱塩（デソルター）により
分離している。
含まれている。油をボイラー等で燃焼させる場合、油中
の少量の塩がボイラーを腐食させる可能性がある。その
ため、従来では油に水を添加し、塩を水に移行させるこ
とで除去している。水と油を分離する際にはエマルジョ
ンブレーカーを添加し、電気脱塩（デソルター）により
分離している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、戦争や大規
模な事故等で大量に発生したオイルスラッジ（塩濃度１
０〜２０％）のような、高濃度の塩を含む原油の脱塩は
電気脱塩では非常に困難である。
模な事故等で大量に発生したオイルスラッジ（塩濃度１
０〜２０％）のような、高濃度の塩を含む原油の脱塩は
電気脱塩では非常に困難である。
【０００４】本発明は、上記事情を考慮し、塩濃度の高
い大量の油から塩分を取り除き、燃料油としての利用を
可能にすることのできる油の脱塩方法及び装置を提供す
ることを目的とする。
い大量の油から塩分を取り除き、燃料油としての利用を
可能にすることのできる油の脱塩方法及び装置を提供す
ることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明の油の脱
塩方法は、高濃度の塩を含む処理対象油に水を加えて撹
拌し油中の塩分を洗浄する工程（塩分洗浄工程）と、該
工程後にエマルジョンブレーカーを添加混合し油／水エ
マルジョンを破壊する工程（エマルジョン破壊工程）
と、該工程後に油水分離器で水と油を分離する工程（油
水分離工程）とを備えたことを特徴とする。
塩方法は、高濃度の塩を含む処理対象油に水を加えて撹
拌し油中の塩分を洗浄する工程（塩分洗浄工程）と、該
工程後にエマルジョンブレーカーを添加混合し油／水エ
マルジョンを破壊する工程（エマルジョン破壊工程）
と、該工程後に油水分離器で水と油を分離する工程（油
水分離工程）とを備えたことを特徴とする。
【０００６】請求項２の発明の油の脱塩方法は、請求項
１において、前記水を加えて油中の塩分を洗浄する工程
（塩分洗浄工程）の前に、処理対象油に軽質油を混合し
て粘度を低下させる工程（前処理工程）を設けたことを
特徴とする。
１において、前記水を加えて油中の塩分を洗浄する工程
（塩分洗浄工程）の前に、処理対象油に軽質油を混合し
て粘度を低下させる工程（前処理工程）を設けたことを
特徴とする。
【０００７】請求項３の発明の油の脱塩方法は、請求項
１または２において、前記水を加えて油中の塩分を洗浄
する工程の前に、油中の砂分を固液分離器で除去する工
程（固形分除去工程）を設けたことを特徴とする。
１または２において、前記水を加えて油中の塩分を洗浄
する工程の前に、油中の砂分を固液分離器で除去する工
程（固形分除去工程）を設けたことを特徴とする。
【０００８】請求項４の発明の油の脱塩方法は、請求項
１〜３のいずれかにおいて、前記油水分離器として遠心
分離デカンタを用いることを特徴とする。
１〜３のいずれかにおいて、前記油水分離器として遠心
分離デカンタを用いることを特徴とする。
【０００９】請求項５の発明の油の脱塩装置は、高濃度
の塩を含む処理対象油を水と混合撹拌する第１のミキサ
ーと、該第１のミキサーで混合撹拌した油水混合物にエ
マルジョンブレーカーを添加混合する第２のミキサー
と、該第２のミキサーの処理液を水と油に分離する油水
分離器とを備えたことを特徴とする。
の塩を含む処理対象油を水と混合撹拌する第１のミキサ
ーと、該第１のミキサーで混合撹拌した油水混合物にエ
マルジョンブレーカーを添加混合する第２のミキサー
と、該第２のミキサーの処理液を水と油に分離する油水
分離器とを備えたことを特徴とする。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図１は実施形態の脱塩装置及び脱塩
方法の説明図である。本脱塩装置Ｍは、第１のヒーティ
ングミキサー１、固液分離デカンタ（固液分離器）２、
スタティックミキサー（第１のミキサー）３、第２のヒ
ーティングミキサー（第２のミキサー）４、遠心分離デ
カンタ（油水分離器）５を備えると共に、これら各要素
に処理液や水等を導入する多数のポンプＰを備えてい
る。
基づいて説明する。図１は実施形態の脱塩装置及び脱塩
方法の説明図である。本脱塩装置Ｍは、第１のヒーティ
ングミキサー１、固液分離デカンタ（固液分離器）２、
スタティックミキサー（第１のミキサー）３、第２のヒ
ーティングミキサー（第２のミキサー）４、遠心分離デ
カンタ（油水分離器）５を備えると共に、これら各要素
に処理液や水等を導入する多数のポンプＰを備えてい
る。
【００１1】第１のヒーティングミキサー１は、処理対
象油（Ｒａｗ Ｏｉｌ）と灯油（軽質油）を混合撹拌す
る。固液分離デカンタ２は、第１のヒーティングミキサ
ー２から受け取った処理液中の固形分（主に砂分Ｓｏｉ
ｌ）を除去する（固形分除去工程）。スタティックミキ
サー３は、固液分離デカンタ２からの処理液に多量の水
を混合し十分に撹拌することで油中の塩分を洗浄する
（塩分洗浄工程）。
象油（Ｒａｗ Ｏｉｌ）と灯油（軽質油）を混合撹拌す
る。固液分離デカンタ２は、第１のヒーティングミキサ
ー２から受け取った処理液中の固形分（主に砂分Ｓｏｉ
ｌ）を除去する（固形分除去工程）。スタティックミキ
サー３は、固液分離デカンタ２からの処理液に多量の水
を混合し十分に撹拌することで油中の塩分を洗浄する
（塩分洗浄工程）。
【００１２】第２のヒーティングミキサー４は、スタテ
ィックミキサー３からの処理液にエマルジョンブレーカ
ーを添加してゆっくり混合し、油／水エマルジョンを破
壊する（エマルジョン破壊工程）。遠心分離デカンタ５
は、エマルジョンを破壊した後の処理液を油と水に分離
する（油水分離工程）。これにより、脱塩された油を得
る。この場合、遠心分離デカンタ５を使用することによ
り、分離時間を大幅に短縮でき、大量の油を処理するこ
とができる。
ィックミキサー３からの処理液にエマルジョンブレーカ
ーを添加してゆっくり混合し、油／水エマルジョンを破
壊する（エマルジョン破壊工程）。遠心分離デカンタ５
は、エマルジョンを破壊した後の処理液を油と水に分離
する（油水分離工程）。これにより、脱塩された油を得
る。この場合、遠心分離デカンタ５を使用することによ
り、分離時間を大幅に短縮でき、大量の油を処理するこ
とができる。
【００１３】次に具体例を説明する。処理前の油（Ｒａ
ｗ Ｏｉｌ）は、粘度が１０，０００ｃｐ以上あり、油
（Ｏｉｌ）６４％に対して、砂（Ｓｏｉｌ）１６％、塩
（Ｓａｌｔ）１８％、水（Ｗａｔｅｒ）２％を含んでい
る。そこで、第１のヒーティングミキサー１で、粘度低
下のために灯油（Ｋｅｒｏｓｅｎｅ）を同量混合しよく
撹拌する。
ｗ Ｏｉｌ）は、粘度が１０，０００ｃｐ以上あり、油
（Ｏｉｌ）６４％に対して、砂（Ｓｏｉｌ）１６％、塩
（Ｓａｌｔ）１８％、水（Ｗａｔｅｒ）２％を含んでい
る。そこで、第１のヒーティングミキサー１で、粘度低
下のために灯油（Ｋｅｒｏｓｅｎｅ）を同量混合しよく
撹拌する。
【００１４】これにより、粘度は１０ｃｐ程度となり、
油８２％、砂８％、塩９％、水１％の割合となる。次
に、これをモーノポンプ等で固液分離デカンタ２に導入
し、固形分（砂等）Ｓｌｕｄｇｅを粗取りする。粗取り
した固形分は、油１３％、砂４２％、塩３７％、水８％
の割合である。一方、固形分を取り除いた後の処理液の
割合は、油９４％、砂２％、塩４％、水０％である。
油８２％、砂８％、塩９％、水１％の割合となる。次
に、これをモーノポンプ等で固液分離デカンタ２に導入
し、固形分（砂等）Ｓｌｕｄｇｅを粗取りする。粗取り
した固形分は、油１３％、砂４２％、塩３７％、水８％
の割合である。一方、固形分を取り除いた後の処理液の
割合は、油９４％、砂２％、塩４％、水０％である。
【００１５】次に、この処理液にスタティックミキサー
３で３０％〜１００％の水（約７０℃）を混合し、よく
撹拌する。これにより、油中の塩分が十分に洗浄され
る。そして、この処理液を第２のヒーティングミキサー
４に導入すると共に、該ミキサー４内にエマルジョンブ
レーカー（Ｅｍｕｌｓｉｏｎ Ｂｒｅａｋｅｒ）を添加
して混合撹拌し、水／油エマルジョンを破壊する。
３で３０％〜１００％の水（約７０℃）を混合し、よく
撹拌する。これにより、油中の塩分が十分に洗浄され
る。そして、この処理液を第２のヒーティングミキサー
４に導入すると共に、該ミキサー４内にエマルジョンブ
レーカー（Ｅｍｕｌｓｉｏｎ Ｂｒｅａｋｅｒ）を添加
して混合撹拌し、水／油エマルジョンを破壊する。
【００１６】最後に、このエマルジョンを破壊した後の
処理液を、遠心分離デカンタ５に導入して、ここで油と
水を分離する。分離後の油の中には、０．１％程度の塩
分しか含まれなくなる。従って、この処理後の油は、燃
料として利用できるものとなる。
処理液を、遠心分離デカンタ５に導入して、ここで油と
水を分離する。分離後の油の中には、０．１％程度の塩
分しか含まれなくなる。従って、この処理後の油は、燃
料として利用できるものとなる。
【００１７】なお、遠心分離デカンタ５の代わりに、大
き目の油水分離槽を用意して自然分離させてもよい。ま
た、上記の工程は改良前の油の性状で変わってくる。た
とえば、処理対象油に特に固形分が含まれていない場合
は、最初の工程の固液分離デカンタ１を省略してもよ
い。
き目の油水分離槽を用意して自然分離させてもよい。ま
た、上記の工程は改良前の油の性状で変わってくる。た
とえば、処理対象油に特に固形分が含まれていない場合
は、最初の工程の固液分離デカンタ１を省略してもよ
い。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電気脱塩ではなく、遠心分離デカンタ等の油水分離器を
利用して、水に移行した塩分を取り除くので、大量の油
の塩濃度を大幅に下げることができる。また、前処理で
軽質油を混合することにより、高粘度の油も処理するこ
とができるし、前処理で固形分を除去することにより、
砂等を含む油も処理することができる。
電気脱塩ではなく、遠心分離デカンタ等の油水分離器を
利用して、水に移行した塩分を取り除くので、大量の油
の塩濃度を大幅に下げることができる。また、前処理で
軽質油を混合することにより、高粘度の油も処理するこ
とができるし、前処理で固形分を除去することにより、
砂等を含む油も処理することができる。
【図１】 本発明の実施形態の脱塩装置及び脱塩方法の
説明図である。
説明図である。
３ スタティックミキサー（第１のミキサー） ４ ヒーティングミキサー（第２のミキサー） ５ 遠心分離デカンタ（油水分離器
Claims (5)
- 【請求項１】 高濃度の塩を含む処理対象油に水を加え
て撹拌し油中の塩分を洗浄する工程と、該工程後にエマ
ルジョンブレーカーを添加混合し油／水エマルジョンを
破壊する工程と、該工程後に油水分離器で水と油を分離
する工程とを備えたことを特徴とする油の脱塩方法。 - 【請求項２】 前記水を加えて油中の塩分を洗浄する工
程の前に、処理対象油に軽質油を混合して粘度を低下さ
せる工程を設けたことを特徴とする請求項１記載の油の
脱塩方法。 - 【請求項３】 前記水を加えて油中の塩分を洗浄する工
程の前に、油中の砂分を固液分離器で除去する工程を設
けたことを特徴とする請求項１または２記載の油の脱塩
方法。 - 【請求項４】 前記油水分離器として遠心分離デカンタ
を用いることを特徴とする請求項１〜３のいずれかに記
載の油の脱塩方法。 - 【請求項５】 高濃度の塩を含む処理対象油を水と混合
撹拌する第１のミキサーと、該第１のミキサーで混合撹
拌した油水混合物にエマルジョンブレーカーを添加混合
する第２のミキサーと、該第２のミキサーの処理液を水
と油に分離する油水分離器とを備えたことを特徴とする
油の脱塩装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9313818A JPH11137906A (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | 油の脱塩方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9313818A JPH11137906A (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | 油の脱塩方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11137906A true JPH11137906A (ja) | 1999-05-25 |
Family
ID=18045890
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9313818A Pending JPH11137906A (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | 油の脱塩方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11137906A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014218662A (ja) * | 2013-04-30 | 2014-11-20 | ポール・コーポレーションＰａｌｌＣｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ | 原油を処理するための方法及びシステム |
| JP2018039005A (ja) * | 2016-03-07 | 2018-03-15 | 伯東株式会社 | 原油含有廃液の処理方法及び原油含有廃液の処理設備 |
-
1997
- 1997-11-14 JP JP9313818A patent/JPH11137906A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014218662A (ja) * | 2013-04-30 | 2014-11-20 | ポール・コーポレーションＰａｌｌＣｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ | 原油を処理するための方法及びシステム |
| JP2018039005A (ja) * | 2016-03-07 | 2018-03-15 | 伯東株式会社 | 原油含有廃液の処理方法及び原油含有廃液の処理設備 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4722781A (en) | Desalting process | |
| US6214236B1 (en) | Process for breaking an emulsion | |
| US6056882A (en) | Process of breaking a sludge emulsion with a ball mill followed by separation | |
| JP2001523557A (ja) | 精油所排出物の処理方法 | |
| US9611434B2 (en) | Metal removal from liquid hydrocarbon streams | |
| JPH11137906A (ja) | 油の脱塩方法及び装置 | |
| JPS59112808A (ja) | 汚泥油の処理方法 | |
| JPH05285305A (ja) | エマルジョン性含油廃水の油水分離による廃水処理方法 | |
| CN110436732A (zh) | 一种含油污泥脱油脱水装置及方法 | |
| KR100217235B1 (ko) | 탈염기 배출수 처리 시스템 | |
| US4874528A (en) | Method for treating dispersions of oleophilic liquids and water | |
| CN114702977A (zh) | 一种处理石化企业电脱盐罐难处理油泥的方法 | |
| US5417864A (en) | Decontamination of hydrocarbon containing substrates (LAW100) | |
| CN113636739B (zh) | 一种用于橡胶填充助剂的含油污泥的资源化处理方法 | |
| KR920006450B1 (ko) | 각종 폐유의 종말처리장치 | |
| WO2001074468A2 (en) | Processes for separation of oil/water emulsions | |
| JP3721491B2 (ja) | 石油系化合物による汚染土砂の洗浄処理方法 | |
| JP4679680B2 (ja) | 固形分含有油分の脱塩方法 | |
| CN216662800U (zh) | 一种含油污泥处理装置 | |
| JPH08309330A (ja) | 油汚染土壌の清浄化方法 | |
| JPH08318295A (ja) | 高塩分濃度の油汚染土壌の浄化方法 | |
| RU2047647C1 (ru) | Способ разрушения стойкой водонефтяной эмульсии | |
| RU2076767C1 (ru) | Способ разделения водно-масляных шламов | |
| WO2022069897A1 (en) | Process for cleaning hydrocarbon containing waste | |
| SU1057522A1 (ru) | Состав дл обезвоживани и обессоливани нефти |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051025 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060307 |