JPH11136422A - 写真画像の入力保存装置 - Google Patents

写真画像の入力保存装置

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JPH11136422A
JPH11136422A JP9301186A JP30118697A JPH11136422A JP H11136422 A JPH11136422 A JP H11136422A JP 9301186 A JP9301186 A JP 9301186A JP 30118697 A JP30118697 A JP 30118697A JP H11136422 A JPH11136422 A JP H11136422A
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photographic
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JP9301186A
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Michiyori Miake
道▲頼▼ 三明
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多様な写真媒体全般を統一的に取り込み保存
することができず、写真の知識や機器の知識のない人に
は、写真画像をデジタル情報として入力して活用するこ
とができなかった。 【解決手段】 写真シート1の形態、形状サイズで区別
される写真シート1の種類毎に、写真画像を統一規格で
保存し得るデータに加工するための読取加工処理条件設
定されている。制御部14は、装置内に写真シート1と
共に供給されるキャリアシートのキャリッジ制御情報
と、入力操作部12用いて入力設定される条件設定側か
らの設定情報とに基づいて、写真シート1の種類を特定
し、種類に応じた読取加工処理条件にて、第1及び第2
の光源5・6、光学制御部8、光学部7、画像処理部1
0等からなる読取加工処理手段を制御する。これにて、
多様な写真シート1の画像を、自動的にデジタル情報に
て保存させ得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、既存の写真媒体を
デジタル化して保存し、表示・再生・管理する写真画像
の入力保存装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、情報処理装置の処理能力や処理速
度も向上の一途をたどっている。それに伴い従来は扱う
ことが困難であった画像データを、各種のアプリケーシ
ョンやネットワーク上で利用し、活用することの要望が
高まっている。
【0003】そして、最近では、デジタルカメラに代表
されるように、写真もデジタル情報として管理されるま
でになってきている。デジタル情報はパソコンなどの中
で様々な加工もでき、かつ画像検索も容易であるために
今後有望視されている。
【0004】このような従来の写真媒体(写真、フィル
ム等)の写真画像を画像入力し、デジタル情報として管
理することを目的とした従来の装置として、例えば以下
に示す3つの装置がある。
【0005】特開平7−93520号公報には、電子ス
チルカメラにて画像入力し、入力画像を目的に合わせて
画像処理を行い、一覧表示して、アルバム又はメモリー
管理を行う装置が記載されている(従来技術)。
【0006】特開平7−87432号公報には、フィル
ムスキャナ、イメージスキャナ、スチルビデオカメラな
どで画像を入力し、TVモニタでその画像を出力できる
装置が記載されている(従来技術)。
【0007】特開平7−123307号公報には、既存
の写真媒体をデジタル化させた写真アルバムにおいて、
付帯情報を各々の写真につけて検索を容易にする技術が
記載されている(従来技術)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の従来
技術〜に記載されている何れを用いても、多様な写
真媒体全般を統一的に取り込み保存することはできな
い。そのため、写真の知識や機器の知識のない子供や老
人、又は機器に不慣れな人にとっては扱いきれないとい
った問題があった。
【0009】つまり、写真媒体としては、大きくは写真
(プリント形態)とフィルム形態に別れ、その中でも、
写真には、E半サイズ、L半サイズ、パノラマ半サイズ
といった各種形状サイズ、及び縁取りの有無、APS
(Advanced Photo System)カメラの一覧プリントや、プ
リントクラブ(登録商標)のシートなどの同一画像の分
割画像プリントなど様々な種類があり、フィルムにおい
ても、ネガフィルム、ポジフィルム、35mmフィル
ム、APSのIX240、ブローニーフィルム等様々で
ある。
【0010】上記の従来技術〜に記載されている何
れを用いても、これら多様な写真媒体全般を統一的に取
り込み保存することはできない。
【0011】例えば従来技術では、画像入力手段は電
子スチルカメラで映像を撮ることから始まり、多様な媒
体を取り込むかについては、各々の技術的操作性に頼る
ところが大きい。したがって、操作者には、各種の写真
媒体について豊富な知識と、煩雑になる操作に対しての
習熟とが必要で、誰にでも簡単に操作できるものではな
い。
【0012】従来技術では、写真媒体をフィルムスキ
ャナ、イメージスキャナ、スチルビデオカメラなどの各
手段で画像を入力することしか記載されておらず、多様
な写真媒体毎の対応について言及されていない。
【0013】従来技術では、既存の写真媒体を対象と
して、その取り込んだ写真画像に付帯情報をつけて検索
を容易にする技術であり、多様な写真媒体をどのように
して取り込んだかについては、記載されていない。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
写真画像の入力保存装置は、上記の課題を解決するため
に、光源、撮像素子、画像処理部等からなる、写真媒体
に光を照射して画像を読み取り、読み取られた画像に加
工を施して保存手段に保存する読取加工処理手段を備え
た写真画像の入力保存装置において、形態、形状サイズ
で区別される写真媒体の種類毎に、画像を統一規格で保
存し得るデータに加工するための読取加工処理条件が設
定されると共に、写真媒体の種類を特定する種類特定手
段と、写真媒体の種類に応じた読取加工処理条件にて上
記読取加工処理手段を制御する制御手段とを備えたこと
を特徴としている。
【0015】これによれば、形態、形状サイズで区別さ
れる写真媒体の種類毎に、画像を統一規格で保存し得る
データに加工するための読取加工処理条件が予め設定さ
れており、制御手段は、種類特定手段にて特定された写
真媒体の種類に応じた読取加工処理条件にて上記読取加
工処理手段を制御する。その結果、読取加工処理手段
は、写真媒体の種類に応じた読取加工処理条件にて、画
像の読取、データの加工を実施して、保存手段に格納す
ることとなる。
【0016】これにより、操作者は、今までのように写
真媒体の種類をまず識別し、それに応じた操作を実施せ
ずとも、装置側で写真媒体の種類を識別して種類に応じ
た操作を実施してくれる。つまり、この装置を用いるこ
とで、多様な写真媒体を、統一的な扱いで保存手段に統
一規格のデータとして保存することが可能となる。
【0017】本発明の請求項2記載の写真画像の入力保
存装置は、請求項1記載の構成において、種類特定手段
は、装置内に供給された写真媒体側から読み取る写真媒
体の物理的情報と、入力指示手段を用いて入力設定され
る条件設定側からの設定情報とに基づいて、写真媒体の
種類を特定することを特徴としている。
【0018】これによれば、装置内に供給された写真媒
体側から読み取る写真媒体の物理的情報と、入力指示手
段を用いて入力設定される条件設定側からの設定情報と
に基づいて、写真媒体の種類を特定するようになってい
るので、多様な写真媒体の種類を特定することが、容易
に行える。その結果、操作性が向上し、ほぼ自動的に、
多様な写真媒体を、統一的な扱いで保存手段に統一規格
のデータとして保存することが可能となる。
【0019】例えば写真媒体側から読み取る物理的情報
として、プリントであるかフィルムであるかの大まかな
形態を示す情報と、写真媒体の画像の大きさや寸法を表
す情報とし、条件設定側から入力設定される設定情報と
しては、フィルムがネガフィルムであるかポジフィルム
であるか、縁取りが有るか無いかを表す情報とする。
【0020】これにより、写真媒体の種類を両入力情報
の組み合わせで表現できるので、入力指示手段のみを用
いて写真媒体の種類を特定していく場合に比べて入力す
る情報量が少なくてすむ。
【0021】本発明の請求項3記載の写真画像の入力保
存装置は、請求項2記載の構成において、上記写真媒体
側からの物理的情報を入力する手段として、写真媒体と
共に装置内に供給され、写真媒体の物理的情報が付記さ
れた写真媒体保持体を用いることを特徴としている。
【0022】写真媒体から直接、その形状サイズ、フィ
ルムであるかプリントであるか等を読み取ることは可能
であるが、上記構成のように、写真媒体と共に装置内に
供給され、写真媒体の物理的情報が付記された写真媒体
保持体を用いることで、該写真媒体保持体に付された情
報を読み取るだけで形状サイズや形態を知ることがで
き、装置における種類特定手段の構成を簡素化できる。
【0023】読取加工処理手段による写真媒体の種別に
応じた読取加工処理としては、例えば請求項4ないし1
3に記載したものを上げることができる。
【0024】例えば、写真媒体がプリントである場合、
読取加工処理手段は、制御手段の制御により、プリント
に光を照射してその反射光を撮像素子に当てて撮像する
ことで画像を読み込み、反射率に比例してコントラスト
を決め、目的の色を決定するようになっている(請求項
4)。
【0025】また、写真媒体がネガフィルムである場
合、読取加工処理手段は、制御手段の制御により、ネガ
フィルムに光を照射してその透過光を撮像素子に当てて
撮像することで画像を読み込み、透過率に反比例してコ
ントラストを決め、補色変換を行って目的の色を決定す
る(請求項5)。
【0026】また、写真媒体がポジフィルムである場
合、読取加工処理手段は、制御手段の制御により、ポジ
フィルムに光を照射してその透過光を撮像素子に当てて
撮像することで画像を読み込み、透過率に比例してコン
トラストを決め、目的の色を決定する(請求項6)。
【0027】従来は目的の色を決定するために、まず、
操作者が人的に、写真媒体がプリントであるか、ネガフ
ィルムであるか、或いはポジフィルムかを識別すると共
に、識別結果に応じて、例えばフィルムスキャナ、イメ
ージスキャナ等を使い分け、複雑な操作や設定を行う必
要があったが、これにより、操作者は人的な操作や設定
を行うことなく、目的の色を決定することが可能とな
る。
【0028】また、写真媒体が同一画像の複数分割写真
である場合、読取加工処理手段は、制御手段の制御によ
り、各分割写真の平均画像に近い画像を主画像として保
存する(請求項7)。
【0029】従来は、写真媒体が前述したプリントクラ
ブ等で得られた同一の複数分割写真である場合、事前に
操作者が人的に汚れ等のない画像をまず選びだし、その
画像が入力画像となるように、位置や順番を決め手て読
み込んでいたが、これにより、自動的に同一複数画像の
中から汚れなどのある画像を避けて、各分割写真の平均
画像に近い画像を主画像として取り込むことができるの
で、従来に比べ非常に操作性が良くなる。
【0030】また、写真媒体が異なる画像の複数分割写
真である場合、読取加工処理手段は、制御手段の制御に
より、各分割写真を個別に主画像として保存する(請求
項8)。
【0031】従来は、写真媒体が前述したAPS一覧プ
リントのような異なる複数分割写真である場合、事前に
操作者が人的に位置や順番を指定しながら、画像を1つ
ずつ取り込んでいたが、これにより、自動的に異なる複
数画像を個別に順次主画像として取り込むことができる
ので、従来に比べ非常に操作性が良くなる。
【0032】また、写真媒体の画像が標準画像より大き
い又は精密写真であって、縮小希望がある場合、読取加
工処理手段は、制御手段の制御により、標準画像と同じ
サイズの複数の主画像に分割し、各々の主画像を配置の
組み合わせを関連付けて保存する(請求項9)。
【0033】従来は、写真媒体の画像が標準画像より大
きい若しくは精密写真であって、保存メモリーに余裕が
あり、縮小しなくてもよい場合、操作者が人的に読み取
りサイズの変更又は読み取り解像度の変更処理を行って
いたが、これにより、自動的に画像を標準画像と同じサ
イズの複数の主画像に分割して、各々の主画像を配置の
組み合わせを関連付けて保存されるので、標準画像より
大きい若しくは精密写真であって縮小希望のない場合で
も、操作者は何ら手間を必要とすることもなく、画質の
劣化を防ぎ、高画質な画像として取り込むことができ
る。
【0034】また、写真媒体の画像が標準画像より大き
い又は精密写真であって、縮小希望のある場合、読取加
工処理手段は、制御手段の制御により、標準画像と同じ
サイズの1つの主画像に縮小して保存する(請求項1
0)。
【0035】従来は、写真媒体の画像が標準画像より大
きい若しくは精密写真であって、保存メモリーに余裕が
なく、縮小する必要がある場合、操作者が人的に読み取
りサイズの変更又は読み取り解像度の変更処理を行って
いたが、これにより、自動的に画像を標準画像と同じサ
イズの1つの主画像に縮小して保存されるので、標準画
像より大きい若しくは精密写真であって縮小希望のある
場合でも、操作者は何ら手間を必要とすることもなく、
高画質な画像として取り込むことができる。
【0036】また、写真媒体の画像が標準画像より小さ
い場合、読取加工処理手段は、制御手段の制御により、
標準画像と同じサイズの1つの主画像に拡大して保存す
る(請求項11)。
【0037】従来は、写真媒体の画像が標準画像より小
さい場合、操作者が人的に読み取りサイズの変更又は読
み取り解像度の変更処理を行っていたが、これにより、
自動的に画像を標準画像と同じサイズの1つの主画像に
拡大して保存されるので、標準画像より小さい場合で
も、操作者は何ら手間を必要とすることもなく、写真媒
体の画像が標準画像より小さい場合も同一規格で取り込
むことができる。
【0038】また、写真媒体の画像が標準画像の形状と
異なる場合、読取加工処理手段は、制御手段の制御によ
り、標準画像と同じ形状の複数の主画像に分割し、各々
の主画像を配置の組み合わせを関連付けて保存する(請
求項12)。
【0039】従来は、写真媒体の画像が標準画像より小
さい場合、操作者が人的に読み取りサイズの変更又は読
み取り解像度の変更処理を行っていたが、これにより、
自動的に画像を標準画像と同じサイズの1つの主画像に
拡大して保存されるので、標準画像より小さい場合で
も、操作者は何ら手間を必要とすることもなく、写真媒
体の画像が標準画像より小さい場合も同一規格で取り込
むことができる。
【0040】また、読取加工処理手段は、制御手段の制
御により、写真媒体に縁取りがある場合、縁を取り除い
た画像を主画像として扱い、写真媒体に縁取りがない場
合には、入力画像を主画像として扱う(請求項13)。
【0041】従来は、写真媒体に縁取りがある場合に
は、縁取りを除く等の処理を人的に行っていたが、これ
により、写真媒体に縁取りがある場合、縁を取り除いた
画像を主画像として扱い、写真媒体に縁取りがない場合
には、入力画像を主画像として扱うので、操作者の手を
何ら煩わせることなく縁取りの作業処理の効率化が図れ
る。
【0042】
【発明の実施の形態】本発明に係る実施の一形態を、図
1ないし図22に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。
【0043】図1は、本実施形態の写真画像の入力保存
装置のブロック図である。本実施形態の写真画像の入力
保存装置は、シート通路2、形状センサ3、シート駆動
制御部4、第1の光源5、第2の光源6、光学部7、光
学制御部8、CCD(Charge Coupled Device)素子9、
画像処理部10、記憶部11、入力操作部12、表示出
力部13、及び制御部14とを備えている。
【0044】シート通路2は、写真画像を有する写真シ
ート(写真媒体)1の通り道であり、写真シート1が図
示しないトレイ等にセットされて投入され、これを、図
示しない搬送機構が、通路内を搬送して排出するように
なっている。
【0045】写真シート1の詳細は後述するが、プリン
ト形態のものと、フィルム形態のものとがあり、いずれ
も、その写真シート1の種類を特定するための情報であ
るキャリッジ制御情報が付された所定のキャリアシート
(写真媒体保持体)に挟み込まれた状態で投入される。
【0046】形状センサ3は、シート通路2内に写真シ
ート1と共に投入されたキャリアシートのキャリッジ制
御情報を経路100を介して読み取り、読み取った該情
報を制御系(制御手段)14へと経路101を介して出
力するものである。
【0047】シート駆動制御部4は、入力操作部12か
ら経路102を介して送られてくる情報を基に、シート
通路2内に設けられた上記の搬送機構の駆動を経路10
3を介して制御するものである。
【0048】第1の光源5は、シート通路2内を搬送さ
れる写真シート1が、プリントである場合に、その画像
を読み取るために用いられる光源であり、入力操作部1
2から経路105を介して送られる情報を基に駆動が制
御される。
【0049】第2の光源6は、シート通路2内を搬送さ
れる写真シート1が、フィルムである場合に、その画像
を読み取るために用いられる光源であり、入力操作部1
2から経路104を介して送られる情報を基に駆動が制
御される。
【0050】光学部7は、第1の光源5からの光学情報
が経路106aを介して集光する一方、第2の光源6か
らの光学情報が経路106bを介して集光するものであ
る。集光した光学情報は、経路107を介してCCD素
子(撮像素子)9へと出力される。
【0051】光学制御部8は、制御部14から経路10
9を介して送られる情報を基に経路112を介して光学
部7を制御して、写真シート1の種類により、拡大/縮
小/位置/縁取/コマ選択等を行うものである。具体的
には、該光学部7の倍率や光通過領域を可変させて、C
CD素子9に取り込まれる画像の大きさ等を調整する。
【0052】CCD素子9は、第1及び第2の光源5・
6から光学部7を経由して入力された光学情報である画
像情報を電子エネルギーに置換して、経路108を介し
て画像処理部10へと出力するものである。
【0053】画像処理部10は、制御部14から経路1
14を介して送られる情報を基に、CCD素子9のアナ
ログ信号をA/D変換してデジタル化した情報を、色管
理/分割処理/コマ選択/鏡像処理/回転処理等の処理
を行い指示するものであり、光学制御部8へも経路11
1を介して制御指示を出力するようになっている。ここ
で処理された画像情報は、経路110を介して記憶部1
1へと出力される。
【0054】記憶部(保存手段)11は、図示しないV
RAM(Random Access Memory) からなる記憶媒体を備
えており、画像処理部10より送られてくる画像処理さ
れた画像情報を記憶するものである。また、記憶部11
は、経路117を介して制御部14より入力される後述
の補足情報も合わせて記憶するようになっている。
【0055】入力操作部(入力指示手段)12は、後述
する各種設定及び補足情報の入力を行うためのものであ
って、図2に示すキーボードからなる。入力操作部12
からの入力情報は、経路118を介して表示出力部13
に送られ表示される。また、入力操作部12からの入力
情報は、経路113を介して制御部14に入力されると
共に、経路102を介してシート駆動制御部4にも入力
されている。
【0056】表示出力部13は、図3に示す画面13a
を有しており、記憶部11より経路115を介して送ら
れてくる写真画像の画像情報や補足情報を画面13aに
表示するものである。また、表示出力部13の画面13
aには、入力操作部12で設定された各種情報及び入力
された表示選択/カーソル操作等も表示される。
【0057】制御部14は、装置本体を構成する各部を
制御する制御中枢である。そして、制御部14は、後述
する図7の制御テーブルを有しており、この制御テーブ
ルと、形状センサ3から送られるキャリッジ制御情報、
入力操作部12からの入力情報を基に、写真シート1の
種類を後述のように特定し、その種類に応じた最適処理
を各部を制御して実施させるようになっている。
【0058】なお、本発明の読取加工処理手段は、上記
した第1及び第2の光源5・6、光学部7、光学制御部
8、シート駆動制御部4、画像処理部10にて構成さ
れ、また、本発明の制御手段は、主に制御部14にて構
成されるが、入力操作部12と画像処理部10も制御手
段を一部構成している。
【0059】ここで、まず、写真シート1の形態や、形
状サイズについて説明する。上述したように、写真シー
ト1は、形態的に、銀塩写真に代表される写真画像をプ
リント状に加工したプリントと、フィルムとに大別さ
れ、さらにフィルム形態はネガフィルムとポジフィルム
とに区別される。プリントには、各種印刷方式で印刷処
理されたものも含まれる。
【0060】図4(a)〜(g)に、プリントの形状サ
イズを示す。プリントの形状サイズとしては、一般的に
よく使用されているフィルムである35mmフィルム
(一般的に135フィルムとも称されている)の場合、
同図(a)に示すE判サイズ及びEC判サイズが標準的
なサイズである。これは、一般的に『サービス判』と呼
ばれているサイズで、縁有(E判サイズ)と縁無(EC
判サイズ)の区別がある。E判サイズと同じ形状(相似
形)でサイズが異なるものとしては、同図(b)に示す
E判サイズより一回り大きいL判サイズ、及び同図
(c)に示すL判サイズよりさらに大きいLL判サイズ
がある。
【0061】また、通称『パノラマ判』と呼ばれてい
る、同図(e)に示すE判サイズの横倍のサイズのもの
もある。しかしながらこれは、価格を抑えるために一回
り小さい印画紙を使用しているもので、本来のパノラマ
判は、同図(f)に示すL判サイズの横倍のサイズのも
のである。
【0062】また、標準的な大きさから若干大きめのサ
イズ、標準的な大きさから若干小さめのサイズ、はがき
サイズに準じたサイズなど、同図(d)に示すE判サイ
ズ以外の不定形サイズも、市場に出回っている。
【0063】さらに、APS等のシステムに対応したコ
マ分割一覧プリントのサイズや、同一画像がコマ分割さ
れて一覧プリントされるプリントクラブのサイズもあ
る。APSの場合、撮影時のフィルム枚数により一覧プ
リントにしたものは、同図(g)に示すように、15コ
マ/25コマ/40コマの形状をとる。APSにおいて
もプリントされる形状は、上記したE判サイズ、L判サ
イズ、パノラマ判サイズのプリントが可能である。
【0064】また、ブローニーフィルムからのプリント
の場合には、L判サイズプリントを基本としてプリント
されるが、現在パノラマプリント及び一覧プリントはで
きない。
【0065】その他、プリントの形状サイズとしては、
上記したE/EC/L判サイズ、パノラマ判サイズ、不
特定な比率の拡大サイズの他に、K判サイズ、六切/四
切/半切/全紙と拡大して用途に合わせた利用が行われ
ている。
【0066】図5(a)〜(g)に、フィルムの形状サ
イズを示す。フィルムの形状サイズとしては、同図
(a)に示すAPSのIX240フィルム(カートリッ
ジ入)、同図(b)に示す35mmフィルム、及び同図
(c)〜(f)に示すブローニー110/220フィル
ムの種別がある。ブローニーフィルムは使用される写真
機器により、6×4.5判/6×6判/6×7判/6×
9判に区分されるが、サイズを共用できるタイプの写真
機器もある。その他一般的ではないが、商業用として4
×5判サイズもある。
【0067】撮影後のフィルムの形状としては、1枚の
フィルム、1枚のフィルムに複数コマを有するもの、紙
のような台紙形状のものに周辺を挟みスライドに利用す
る目的のスライドフィルム、APSのようにカートリッ
ジ形状のユニットに複数コマをロールして収められたも
のなどある。フィルムもプリント同様に各種サイズに対
応を行う。
【0068】次に、制御部14に備えられた制御テーブ
ルについて説明する。
【0069】図7に、制御テーブルの内容を示す。この
制御テーブルでは、写真シート1が、『形態種別』『サ
イズ種別』『フィルム種』に応じて種類が特定され、コ
ード「00000」〜「nnnnn」が付されて分類さ
れている。各コード毎に、制御情報として、『主画像縦
横サイズ』『主画像分割数』『コマ処理数』『縦方向圧
縮率』『横方向圧縮率』を有している。
【0070】『種別』は、写真シート1がプリントであ
るか、ネガフィルムであるか、ポジフィルムであるかを
示すもので、『サイズ種別』は写真シート1の形状サイ
ズを示す。『フィルム種』は、APSフィルムである
か、35mmフィルムであるか、或いはブローニー11
0/220フィルムであるか等のフィルムの種類を示し
ている。
【0071】『主画像縦横サイズ』は、読み取る1写真
画像の寸法であり、『主画像分割数』は、標準サイズを
1分割とした場合の分割数である。詳細には処理説明の
ときに述べるが、標準サイズとしては、プリントの場合
は、E/EC判サイズかL判サイズであり、フィルムの
場合は35mmフィルムの1枚サイズ(以下、35mm
サイズと称する)である。
【0072】『コマ処理数』は、写真シート1に含まれ
るコマ数を示すもので、プリントであれば、APS一覧
プリント等の複数分割画像でない限り「1」となる。
『縦方向圧縮率』及び『横方向圧縮率』は、プリントの
場合は、E/EC判サイズを「1.00」とした場合の
圧縮率であり、フィルムの場合は、35mmフィルムの
1枚サイズを「1.00」とした場合の圧縮率である。
【0073】次に、写真シート1のプリント・フィルム
と、上記したキャリアシートとの関係を説明する。写真
シート1は、例えば図6(a)に示すように、シート通
路2内に投入されるとき、所定のキャリアシート20に
挟み込まれた状態で投入される。同図(a)は、プリン
トの標準的なE/EC判サイズがキャリアシート20に
挟持された状態を示している。このキャリアシート20
は、写真シート1の形態や形状サイズに対応して設けら
れており、写真シート1の物理的特徴を示すキャリッジ
制御情報が付されている。図中、右下の○●の組み合わ
せがキャリッジ制御情報である。キャリッジ制御情報
は、前述の図7の制御テーブルにおけるコードに対応し
ており、○=「0」、●=「1」を表し、その組み合わ
せである。
【0074】同図(b)はパノラマ判サイズのプリン
ト、同図(c)は35mmフィルムの6コマシート、同
図(d)はブローニー6×4.5判フィルム、同図
(e)はブローニー6×9判フィルム、同図(f)はA
PS一覧プリントがそれぞれ、所定のキャリアシート2
0に挟持された状態を示している。
【0075】キャリアシート20は、同図(g)に示す
ように、各種サイズのプリント及び各種フィルムへの対
応が可能であり、図7の制御テーブルを拡張し、キャリ
ッジ制御情報の組み合わせを拡張することにより、現在
無いサイズや個別のサイズに対応させることが可能とな
る。但し、APSフィルムのようなカートリッジ状のユ
ニット内に収められたものの場合は、キャリッジ制御情
報が付されたキャリッジケースを用いる。
【0076】以下、上記構成を有する写真画像の入力保
存装置における処理の流れを、図1を参照しながら詳細
に説明していく。
【0077】ユーザー(操作者)は、これから入力する
写真シート1を、その種類に対応する所定のキャリアシ
ート20に挟み込んで、装置本体の図示しないトレイに
セットする。ここで、写真シート1が、APSのフィル
ムであれば、そのユニットごとキャリアケースに挿入し
たものを、所定の場所にセットする。セット後、シート
通路2内に写真シート1が投入される。
【0078】シート通路2内に写真シート1が投入され
ると、キャリアシート20のキャリッジ制御情報、或い
はキャリアケースのキャリッジ制御情報が、形状センサ
3にて読み取られ、制御部14へ送られる。制御部14
では、送られてきたキャリッジ制御情報の示すコードを
基に、図7の制御テーブルを参照する。この制御テーブ
ルには、前述したように、キャリッジ制御情報の示すコ
ード毎に、写真シート1の形態種別・サイズ種別・フィ
ルム種・主画像縦横サイズ・主画像分割数・コマ処理数
・縦横圧縮率が対応付けられて記載されているので、こ
の時点で、制御部14には、投入された写真シート1の
種類を大凡特定できる。
【0079】但し、キャリッジ制御情報だけでは、写真
シート1が例えばフィルムであるとき、フィルムである
ことについては判別できるが、ポジフィルムであるかネ
ガフィルムであるかは分からない。また、縁が有るか無
いか等も識別できない。
【0080】続いて、ユーザーは、入力操作部12を用
いて、上記写真シート1の変更可能な各種基礎情報の設
定を行う。
【0081】図8(a)に、表示出力部13に表示され
る各種情報を入力設定する条件設定画面を示す。ここで
は、ユーザーが変更可能な上記写真シート1の各種基礎
情報の設定を行う。本装置の場合、設定する基礎情報と
しては、入力する写真シート1の『種別』『読込画質』
『露光量補正』『鏡像指定』『回転指定』『縁有無』の
6項目であり、形状センサ3で得られたキャリッジ制御
情報を基に変更可能な範囲でユーザーは変更できる。ま
た変更を行う為のファンクションを有する。
【0082】入力設定画面における各設定の選択は各項
目において、(○印)にカーソル又は移動用のマークを
移動させて選択すると、(◎)に変更することにより選
択が確定したことを表示する。
【0083】『種別』では、プリント、ネガフィルム、
ポジフィルムの設定を行う。この設定により、光学制御
部8の処理が制御される。形状センサ3で得られたキャ
リッジ制御情報より、写真シート1がプリントであるか
フィルムであるかは判明しているので、写真シート1が
プリントである場合には、ネガフィルムやポジフィルム
とは設定できない。
【0084】『読込画質』では、ユーザーが入力する写
真シート1の画質を指定でき、ここで普通(標準解像
度)が選択された場合は、写真シート1の主画像を一面
として読み込まれ、細かく(高解像度)が選択された場
合は、主画像を4面に分割して画像が読み込まれ、各画
像は配置の組み合わせを関連付けて処理される。
【0085】『露光量補正』では、入力する写真シート
1の写真画像の明るさを基に指定するもので、少し明る
く、もう少し明るく、少し暗く、もう少し暗くの4つの
中から設定でき、設定された内容により、露光量が補正
される。
【0086】『鏡像指定』は、写真シート1の写真画像
を鏡像にしたいときに設定され、通常は写真シート1が
セットされた方向で読み込まれ、鏡像が指定された場合
には、左右反転又は上下反転の鏡像処理が行われる。
【0087】『回転指定』は、撮影時に写真機器を縦向
き又は上下逆に設定して撮影した画像に対して有効な処
理であり、縦向き画像としては人物の直立像等が多く、
建物の撮影等にも使用される。上下逆の像は写真機器を
三脚等にセットして近接した画像を撮影する際に三脚の
構造により逆に写真機器をセットし撮影する場合等に対
応したものである。入力に関しては通常はセットされた
方向で読み込みこまれ、指定された場合には、時計回り
に90度の回転、時計逆回りに90度の回転、上下18
0度の回転を行い、縦向きの画像や撮影時に上下逆に画
像を正立として読み込む処理が行われる。
【0088】『縁有無』は、写真シート1に縁が有るか
無いかを設定するもので、縁無の場合にはそのままで読
み込み処理され、縁有の場合には周囲5%を光学制御部
8にて対応して削除を行い、その内側が主画像として読
み込まれる。
【0089】同図(b)に、上記の入力設定における設
定パラメーターを示す。『種別』に関してプリント、ネ
ガフィルム、ポジフィルムの種別に対してコードを「0
0」「01」「11」と設定し、プリントの場合には第
1の光源5の処理に進み、フィルムの場合には第2の光
源6へ進むように制御を行う。ネガフィルムの場合には
画像処理部10でコントラストの反転をして補色処理を
行い、ポジフィルムの場合には反転処理は行わない。
【0090】『読込画質』については、標準解像度及び
高解像度に対してコードを設定し、標準解像度の場合に
は光学制御部8を制御して単一画像として処理を行い、
高解像度の場合には光学制御部8を制御して複数分割画
像として処理を行う。
【0091】『露光量補正』に関しては、少し明るく、
もう少し明るく、少し暗く、もう少し暗くの各設定に対
してコードを設定し、光量の過不足の補正処理を図9の
パラメーターにて行う。
【0092】図9は、投入した写真シート1における主
画像が見た目として光量が不足又は過剰の場合に、元の
主画像を256階調にて表現した場合に主画像の現状の
光量に対して不足量の追加及び過剰量の削除を行い、補
正を行うための処理範囲を示している。基本的には明度
の設定を行うが、色相/彩度/輝度に関しても変更又は
補正の範囲と手段を有する場合もある。
【0093】『鏡像指定』については、普通での読み込
み、鏡像の読み込みに対してコードを設定し、鏡像の場
合には光学制御部8を制御して上下の反転画像又は左右
の反転画像として処理を行う。
【0094】『回転指定』については普通、時計回り9
0度回転、時計逆回り90度回転、180度回転につい
てコードを設定し、回転の場合には光学制御部8を制御
して各回転処理を行う。『縁有縁』については、縁無、
縁有に対してコードを設定し、光学制御部8を制御して
処理を行う。
【0095】このように、キャリアシート20より得ら
れるキャリッジ制御情報より、形態種別・サイズ種別・
フィルム種・主画像縦横サイズ・主画像分割数・コマ処
理数・縦横圧縮率が指定されると共に、入力操作部12
を用いて各基礎情報が入力設定されることとで、入力す
る写真シート1の最終的な種類、及び該種類に応じた読
み取り動作、適切な処理内容(読取加工処理条件)が制
御部14にて認識され、制御部14の制御により、光学
制御部8及び画像処理部10等の読取加工処理手段が読
取加工処理条件にて制御され、自動的に写真シート1の
写真画像が記録部11の記憶媒体に記録できることとな
る。
【0096】図7の制御テーブルは、入力操作部12で
設定された種別情報(プリント/ネガ/ポジ)とキャリ
ッジ制御情報に基づき、該テーブルによる写真シート1
の最終的な形態種別・サイズ種別の決定と主画像のサイ
ズ及び主画像を分割する分割数、同一複数画像や異なる
複数画像に対するコマ処理数の設定を制御する為のパラ
メーターを持っている。
【0097】続いて、ユーザは、写真画像と同時に表記
するメッセージ等の補足情報の設定を希望する場合は、
補足情報を、図2に示す入力操作部12を用いて入力す
る。
【0098】入力操作部12には、入力用のフルキー及
びカーソルキー、設定画面/写真画面を切り替える為の
選択キー、その他各種操作を行うためのファンクション
キーが備えられている。設定画面/写真画面選択キー
は、写真シート1の投入直後においては設定画面のみを
表示出力部13に表示させ、写真画面への切り替えはで
きないものとなっている。
【0099】以上のようにして、入力操作部12を用い
た基礎情報の設定、及び補足情報の入力を終了すると、
入力操作部12からの指示で、シート駆動制御部4が図
示しない搬送機構の駆動を制御し、自動的な写真画像の
読み取りが開始される。
【0100】まず、写真シート1の形態の違いにより、
写真画像を読み取ってCCD素子9にまで導く経路が異
なる。写真シート1がプリントであれば、シート駆動制
御部4の制御により、シート通路2内を搬送される写真
シート1は第1の光源5による読み取り位置に搬送さ
れ、フィルムであれば第2の光源6による読み取り位置
に搬送される。
【0101】ここで、第1及び第2の光源5・6も入力
操作部12からの指示で動作が制御され、写真シート1
がプリントである場合は、第1の光源5がONして光を
写真シート1に照射し、その反射光が光学部7に集めら
れ、CCD素子9へ送られる。
【0102】第1の光源5と光学部7とでは、写真シー
ト1に反射した光をCCD素子9に集めて映し、CCD
素子9に入力した画像を画像処理部10へと送る。画像
処理部10ではCCD素子9から入力された画像と入力
操作部12で設定された基礎情報を基に、入力された画
像の反射率に比例してコントラストを決め、目的の色を
決定する。
【0103】一方、写真シート1がフィルム(ネガ/ポ
ジ)である場合、第2の光源6をONして該光源6と光
学部7との間に位置する写真シート1に光を透過させ、
その透過光が光学部7に集められ、CCD素子9へ送ら
れる。第2の光源6と光学部7とでは、写真シート1を
透過した光をCCD素子9に集めて映し、CCD素子9
に入力した画像を画像処理部10へと送る。
【0104】そのとき、画像処理部10では、CCD素
子9から入力された画像と入力操作部12で設定された
基礎情報を基に、写真シート1がポジフィルムの場合
は、同時に透過率に反比例してコントラストを決め、目
的の色を決定する。
【0105】一方、写真シート1がネガフィルムの場合
には、CCD素子9から入力された画像と入力操作部1
2で設定された基礎情報を基に、同時に透過率に反比例
してコントラストを決め、画像処理部10に送られた
後、画像処理部10において適切な補色変換処理を行
い、目的の色を決定する。
【0106】次に、写真シート1から写真画像を取り込
んで記憶部11に記憶する処理を、形状サイズ毎に説明
する。
【0107】写真シート1が、図7の制御テーブルにお
いて、図10に示すプリントクラブで作成された同一画
像の複数分割写真プリントであると判断すると、写真シ
ート1を制御部14で制御しつつ、図11のフローチャ
ートに示す手順の処理を行う。
【0108】つまり、CCD素子9から、画像処理部1
0に画像情報が入力された段階で、経路111を介して
光学制御部8に指示を送り、光学部7を操作させ、同一
複数分割写真である写真シート1の1コマ寸法画像をC
CD素子9へ取り込めるように拡大/縮小/調整処理を
行う(S1)。
【0109】次に、光学部7における読取り位置を、図
10に示す原点(X0 ,Y0 )に合わせて読み取り位置
の基準点を決定し、座標値(X,Y)にX=0,Y=0
をセットし、また、X軸方向、Y軸方向の読取り位置の
シフト動作数をカウントするカウンタの値n,mを、n
=0,m=0にセットする(S2)。
【0110】図10に示すように、この写真シート1に
おいては、X軸方向、Y軸方向にそれぞれ4コマあるの
で、カウンタの設定値はn,mはそれぞれ「3」に設定
されている。
【0111】次に、画像を読み込み、読み込んだ画像を
画像処理部10のパラメーターに合わせて画像処理を行
い(S3)、画像処理した結果を記憶部11の記憶媒体
へ仮記憶する(S4)。続いて、n=3かどうかを判断
する(S5)。ここでは、nへのセット値がn=0のた
め、次の処理(S6)に進み、計算式の通りXにXaを
加算すると共に、nを+1し、次のコマヘ進み画像を読
み込み、前述のS3・S4の各処理を、S5にてn=3
と判断されるまで繰り返す。
【0112】X軸方向に計3回シフトし、S5にてnの
値が条件を満足したら、S7の処理に進み、mへのセッ
ト値がm=3かどうかを判断する。ここでは、mへのセ
ット値がm=0のため、次の処理(S8)に進み、計算
式の通りYにYaを加算すると共に、Xに0をセット
し、かつ、n=0、mを+1し、次のコマヘ進み画像を
読み込み、前述のS3・S4の各処理を、S7にてm=
3と判断されるまで繰り返す。
【0113】その後、n=3、m=3の条件を満たした
ら、前述のS4で仮記憶されている仮記憶画像のそれぞ
れについて、各加算処理を行い加算値を求める(S
9)。汚れなどのある画像やかすれなどのある画像の加
算値には差が発生する。次に、この加算値結果をソート
し(S10)、加算値結果の中央の値を決定し、平均画
像に近い、中央の加算値結果を示す対象仮記憶画像を主
画像として、正式に記憶部11のメモリに記憶し、他の
仮記憶画像を消去する(S11)。
【0114】また、写真シート1が、図7の制御テーブ
ルにおいて、図12に示す、APS一覧プリントに代表
される異なる複数分割写真プリントであると判断する
と、写真シート1を制御部14で制御しつつ、図13の
フローチャートに示す手順の処理を行う。
【0115】つまり、CCD素子9から、画像処理部1
0に画像情報が入力された段階で、経路111を介して
光学制御部8に指示を送り、光学部7を操作させ、異な
る複数分割写真である写真シート1の1コマ寸法画像を
CCD素子9へ取り込めるように拡大/縮小/調整処理
を行う(S21)。
【0116】次に、光学部7における読取り位置を、図
10に示す原点(X0 ,Y0 )に合わせ読み取り位置の
基準点を決定し、座標値(X,Y)にX=0,Y=0を
セットし、また、X軸方向、Y軸方向の読取り位置のシ
フト動作数をカウントするカウンタの値n,mを、n=
0,m=0にセットする(S22)。
【0117】図10に示すように、この写真シート1で
は、X軸方向並びに5コマ、Y軸方向並びに3コマある
ので、カウンタの設定値n,mはそれぞれ「4」,
「2」に設定されている。
【0118】次に、画像を読み込み、読み込んだ画像を
画像処理部10のパラメーターに合わせて画像処理を行
い(S23)、画像処理した結果を記憶部11へ記憶す
る(S24)。続いて、n=4がどうかを判断する(S
25)。ここでは、nへのセット値がn=0のため、次
の処理(S26)に進み、計算式の通りXにXaを加算
すると共に、nを+1し、次のコマヘ進み画像を読み込
み、前述のS23・S24の各処理を、S25にてn=
4と判断されるまで繰り返す。
【0119】S25にてnの値が条件を満足したら、S
27の処理に進み、mへのセット値がm=2かどうかを
判断する。ここでは、mへのセット値がm=0のため、
次の処理(S28)に進み、計算式の通りYにYaを加
算すると共に、Xに0をセットし、かつ、n=0、mを
+1し、次のコマヘ進み画像を読み込み、前述のS23
・S24の各処理を、S27にてm=2と判断されるま
で繰り返す。
【0120】そして、n=4、m=2の条件を満たした
ら処理を終了する。このように、異なる個別の分割写真
を主画像として順次入力画像として取り込むことで、操
作性が向上する。
【0121】また、写真シート1が、図7の制御テーブ
ルにおいて、主画像が標準サイズより大きい又は精密写
真であって、縮小希望がない、或いは不定形サイズなど
主画像が標準サイズの形状と異なる場合は、入力操作部
12から経路113を経由して制御部14へ進み、制御
部14が経路109を介して画像処理部10へ指示を与
え、画像処理部10は分割処理の指示を経路111を経
由して光学制御部8与え、光学部7を操作させ、分割し
て読み込み各々の主画像の配置の組み合わせを関連づけ
て記憶する。
【0122】図14に示すように、E判サイズ又はL判
サイズをプリントの標準サイズとし、この標準サイズに
て、写真シート1の主画像を、複数の主画像に分割し、
各分割した主画像(分割主画像)を関連付けて記憶部1
1に記憶する。
【0123】図14(b)のパノラマ判サイズの写真シ
ート1の場合、E判サイズ(同図(a))の分割主画像
P1・P2に2分割して、両者を関連付けて記憶する。
なお、前述の図4(f)に示したLサイズパノラマ判の
場合は、L判サイズの分割主画像に2分割する。
【0124】また、同図(c)に示すように、E判サイ
ズより大きいLL判サイズや、これに近い不定形サイズ
等では、E判サイズ(同図(a))の分割主画像P1・
P2・P3・P4に4分割して、これら分割主画像P1
・P2・P3・P4を関連付けて記憶する。そして、そ
れ以上に大きいサイズや、極端に一方に長いなどの不定
形の形状のものは、標準サイズの縦横寸法の横n倍、横
m倍に分割して、これら分割主画像P1〜Pn×mを関
連付けて記憶する。
【0125】また、写真シート1が、図7の制御テーブ
ルにおいて、ブローニーフィルムのように、主画像がフ
ィルムの標準サイズより大きい又は精密写真であって、
縮小希望がない、或いは不定形で主画像が標準サイズの
形状と異なる場合は、入力操作部12から経路113を
経由して制御部14へ進み、制御部14が経路109を
介して画像処理部10へ指示を与え、画像処理部10は
分割処理の指示を経路111を経由して光学制御部8与
え、光学部7を操作させ、分割して読み込み各々の主画
像の配置の組み合わせを関連づけて記憶する。
【0126】図15に示すように、35mmフィルムサ
イズをフィルムの標準サイズとし、この標準サイズに
て、写真シート1の主画像を、複数の主画像に分割し、
各分割した主画像(分割主画像)を関連付けて記憶部1
1に記憶する。
【0127】同図(c)のブローニーフィルム6×4.
5判サイズの場合、35mmサイズ(同図(a))の分
割主画像F1・F2・F3・F4分割して、これら分割
主画像F1・F2・F3・F4を関連付けて記憶する。
【0128】同図(d)のブローニーフィルム6×6判
サイズ、及び6×7判サイズの場合には、分割主画像F
1〜F6に6分割して、これら分割主画像F1〜F6を
関連付けて記憶する。
【0129】同図(e)のブローニーフィルム6×9判
サイズの場合には、分割主画像F1〜F9に9分割し
て、これら分割主画像F1〜F9を関連付けて記憶す
る。
【0130】同図(f)の6×9判サイズ以上のフイル
ム種別及びサイズの場合には、35mmサイズの縦横寸
法の横n倍、横m倍に分割して、これら分割主画像F1
〜Fn×mを関連付けて記憶する。
【0131】また、写真シート1が、図7の制御テーブ
ルにおいて、E判サイズや35mmフイルムのように、
主画像が標準サイズと判断される場合は、そのままの画
像を記憶部11に記憶する。但し、ここで、入力設定時
に、『読込画質』の設定において細かく(高解像度)が
指定されている場合には、4分割して読み込み、各々の
分割主画像の配置の組み合わせを関連づけて記憶する。
【0132】また、写真シート1が、図7の制御テーブ
ルにおいて、主画像が標準サイズより大きい又は精密写
真であって、縮小希望がある場合は、入力操作部12か
ら経路113を経由して制御部14へ進み、制御部14
が経路109を介して画像処理部10へ指示を与え、画
像処理部10は分割・縮小処理の指示を経路111を経
由して光学制御部8に与え、光学部7を操作させ、分割
・縮小或いは縮小処理のみして読み込み、縮小処理のみ
の場合はそのまま記憶し、分割して読み込んだ場合は、
各々の主画像の配置の組み合わせを関連づけて記憶す
る。
【0133】前述の図14に示すように、E判サイズ又
はL判サイズを標準サイズとし、この標準サイズにて、
写真シート1の主画像を、複数の主画像に分割し、各分
割した主画像(分割主画像)を関連付けた上で縮小し標
準サイズに適合させ、記憶部11に記憶する。
【0134】例えば、同図(b)のパノラマ判サイズの
写真シート1の場合、E判サイズ(同図(a))の分割
主画像P1・P2に2分割して、両者を関連付けた上で
縮小して標準サイズに適合させ、記憶する。なお、前述
の図4(f)に示したLサイズパノラマ判の場合は、L
判サイズの分割主画像に2分割する。
【0135】また、同図(c)に示すように、E判サイ
ズより大きいLL判サイズや、これに近い不定形サイズ
等では、E判サイズ(同図(a))の分割主画像P1・
P2・P3・P4に4分割して、これら分割主画像P1
・P2・P3・P4を関連付けた上で縮小して標準サイ
ズに適合させ、記憶する。そして、それ以上に大きいサ
イズや、極端に一方に長いなどの不定形の形状のもの
は、標準サイズの縦横寸法の横n倍、横m倍に分割し
て、これら分割主画像P1〜Pn×mを関連付けた上で
縮小して標準サイズに適合させ、記憶する。
【0136】また、写真シート1が、図7の制御テーブ
ルにおいて、ブローニーフィルムのように、主画像が標
準サイズより大きい又は精密写真であって、縮小希望が
ある場合は、入力操作部12から経路113を経由して
制御部14へ進み、制御部14が経路109を介して画
像処理部10へ指示を与え、画像処理部10は分割/縮
小処理の指示を経路111を経由して光学制御部8に与
え、光学部7を操作させ、分割・縮小或いは縮小処理の
みして読み込み、縮小処理のみの場合はそのまま記憶
し、分割して読み込んだ場合は、各々の主画像の配置の
組み合わせを関連づけて記憶する。
【0137】前述の図15に示すように、35mmフィ
ルムのサイズを標準サイズとし、この標準サイズにて、
写真シート1の主画像を、複数の主画像に分割し、各分
割した主画像(分割主画像)を関連付けた上で縮小して
標準サイズに適合させ、記憶部11に記憶する。
【0138】例えば、同図(c)のブローニーフィルム
6×4.5判サイズの場合、35mmサイズ(同図
(a))の分割主画像F1・F2・F3・F4分割し
て、これら分割主画像F1・F2・F3・F4を関連付
けた上で縮小して標準サイズに適合させ、記憶する。
【0139】同図(d)のブローニーフィルム6×6判
サイズ、及び6×7判サイズの場合には、分割主画像F
1〜F6に6分割して、これら分割主画像F1〜F6を
関連付けた上で縮小して標準サイズに適合させ、記憶す
る。
【0140】同図(e)のブローニーフィルム6×9判
サイズの場合には、分割主画像F1〜F9に9分割し
て、これら分割主画像F1〜F9を関連付けた上で縮小
して標準サイズに適合させ、記憶する。
【0141】同図(f)の6×9判サイズ以上のフイル
ム種別及びサイズの場合には、35mmサイズの縦横寸
法の横n倍、横m倍に分割して、これら分割主画像F1
〜Fn×mを関連付けた上で縮小して標準サイズに適合
させ、記憶する。
【0142】また、写真シート1が、図7の制御テーブ
ルにおいて、プリントであれフィルムであれ、主画像が
標準サイズより小さい場合は、入力操作部12から経路
113を経由して制御部14へ進み、制御部14が経路
109を介して画像処理部10へ指示を与え、画像処理
部10は拡大処理の指示を経路111を経由して光学制
御部8に与え、光学部7を操作させ、拡大して標準サイ
ズに適合させて読み込み記憶する。
【0143】例えば、前述の図15(b)に示すよう
に、写真シート1がIX240フイルムの場合は、標準
サイズヘ拡大し読み込み記憶する。同様に、35mmサ
イズの半分のサイズ(ハーフサイズ)の場合にも、標準
サイズに拡大して読み込み記憶する。
【0144】また、上記したプリントを読み込むそれぞ
れの場合において、入力操作部12にて、写真シート1
が縁無しであると指定された場合は、そのまま、何ら縮
小することなく、入力画像を主画像として扱う。一方、
入力操作部12にて、写真シート1が縁有りであること
が指定された場合には、この情報を経路113を経由し
て制御部14に伝え、制御部14より、光学制御部8に
て光学部7を操作させ、周囲5%を削除させるように
し、その内側を主画像として扱う。
【0145】続いて、鏡像処理、回転処理が指定された
場合の処理内容を説明する前に、記憶部11における画
像情報の管理方法について説明しておく。
【0146】入力操作部12からの基礎情報と、キャリ
アシート20のキャリッジ制御情報により制御されて入
力される写真シート1の画像情報は、図16(a)に示
すように、記憶部11において、メモリー管理上、『領
域番号』『関連番号』『補足情報』で制御される。
【0147】1つの領域番号に対して関連番号及び補足
情報が1つの場合には分割されていない主画像であり、
分割画像に対しては1つの領域番号に対して分割数にあ
った関連番号の数が設定され入力される。
【0148】この図において、領域番号「002」に対
応している関連番号は、「002−1A」〜「002−
2B」まで4個あり、4分割の画像を表している。記憶
部11のメモリーレイアウトとしては、同図(b)に示
すように、領域番号と補足情報をセットにしたヘッダ部
で管理され、各主画像のイメージ情報がヘッダに関連し
て記憶されている。
【0149】このような記憶部11における画像情報の
管理方法を説明した上で、入力操作部12からの指示
で、鏡像処理が指定され、入力される写真シート1の画
像を鏡像として活用したい場合の方法を、図17(a)
を参照し、左右の鏡像を得る方法を例示して説明する。
【0150】入力操作部12からの指示で、鏡像処理が
指定されると、入力する主画像をラインアドレス単位0
00001からnnnnnnまで読み取り、メモリーへ
展開する段階でラインアドレスをインクリメンタルでは
なく逆のデクリメンタルにつめてセットを行う。その処
理をラインアドレス単位に行うことにより入力画像の鏡
像が可能となる。
【0151】また、入力操作部12からの指示で、回転
処理が指定され、入力される写真シート1の画像を回転
画像として活用したい場合の方法を、図17(b)(c)
を用いて説明する。回転画像には時計方向に90度回転
する場合、時計逆方向に90度回転する場合、及び18
0度回転する場合がある。時計方向に90度回転する場
合の例を同図(b)で示す。主画像の画像データを8×
8のブロック単位で読み取った画像からメモリーへ、指
定方向の通り時計方向に90度回転して、ブロック単位
の転送を行いセットする。その処理を主画像全体に繰り
返し行うことにより時計方向に90度回転した回転画像
を得ることができる。
【0152】180度回転する場合は、前述した鏡像処
理を使用し、図において左端の主画像のラインアドレス
をデクリメンタルにセットして中央に示す左右の鏡像を
得た後、その左右鏡像の最終ラインアドレスnnnnn
nからを最初のラインアドレス位置にデクリメンタルに
セットを行う。これにて、上下の鏡像を得ることができ
(右端の主画像)、結果的に元の主画像の180度回転
した回転画像を得ることができる。
【0153】次に、本実施形態の写真画像の入力保存装
置における写真画像の出力表示について説明する。
【0154】上記のように、読み込まれて記憶された主
画像は、記憶部11の記憶媒体に記憶されているが、こ
れは、図3の表示出力部13の画面13aにて表示する
ことができる。
【0155】画面13aでは、記憶している主画像の拡
大表示、縮小表示、回転表示、拡大時のスクロール、複
数画像表示、高速頁めくり表示、及び変更/編集処理が
でき、入力操作部12で入力された補足情報の閲覧と変
更も行うことができる。
【0156】また、記憶している画像情報の変更及び補
足情報の変更に関しては、表示出力部13から制御部1
4へ進み、適切な制御を画像処理部10へ指示して行
い、記憶部11にて画像情報及び補足情報を更新するこ
とができる。
【0157】また、標準サイズより大きく、分割読み取
りして記憶されている画像については、図7の制御テー
ブルに基づいて分割保存されている全貌を各々で関連づ
けられている配置情報をもとに合成し、圧縮表示するこ
とで、全体の内容を一覧表示することができる。
【0158】また、標準サイズより大きく、分割読み取
りして記憶されている画像については、図7の制御テー
ブルに基づいて分割保存されている各々の関連づけられ
た配置情報をもとに、分割画像相互に対して移動操作手
段を持って画面の移動/スクロールが可能であり、複数
画面指定時には表示一画面又は複数画面を表示した状態
で他の画面の画面移動/スクロールを行うことができ
る。
【0159】また、標準サイズより大きく、分割読み取
りして記憶されている画像で、縁有りの画像の表示に関
しては、図3で示すとおり、表示する時に縁取りを差別
表示することによって、記憶画像の四隅の端を明確に
し、表示の中で確認することができる。
【0160】さらに、記憶保存されている画像に補足情
報がある場合には、経路115を経由しての図3の画面
表示時に、補足情報の表示の行う、行わないを、経路1
16を介して制御部14に進み、画面上で指定すること
ができる。
【0161】以下、記憶された主画像を再生表示する場
合の処理を、具体例を挙げて説明する。まず、図18を
用いて、主画像が標準画像より大きい若しくは精密写真
であって、縮小希望の無い場合として記憶した画像を再
生表示する処理例を、大型写真として分割保存されてい
る場合の縮小表示処理を例示して説明する。ここでは、
4分割の画像を例とする。
【0162】ヘッダとイメージが「002−1A」〜
「002−2B」まで4分割されて記憶されている(参
照符号30)。参照符号31に、4分割の画像のメモリ
と最終的なレイアウトを示す。表示画面に圧縮されてい
ない画像を一覧表示するためには、レイアウトに即して
記憶されている分割画像を図7の制御テーブルの各々写
真シート1の種類に対応したコードに付加されている縦
方向及び横方向の圧縮率で、分割保存されている画像全
貌を圧縮し、縮小表示することで表示可能となる。な
お、圧縮方法に関しては公知の技術であるのでここでの
記載は省略する。
【0163】分割数が多い場合にも同様の処理を行う。
また、縦方向及び横方向の圧縮率は、フィルムの場合は
標準サイズの35mmフィルムを基準とし、プリントの
場合は標準サイズのE判サイズを基準として圧縮を行
う。APS一覧プリントやプリントクラブ等で得られた
ものなど、当初より分割された画像には対応を行わな
い。
【0164】次に、図19を用いて、主画像が標準画像
より大きい若しくは精密写真であって、縮小希望の無い
場合として記憶した画像を再生表示する処理例を、分割
写真相互に対して移動操作手段をもって画面移動させて
再現表示する処理を例示して説明する。ここでは、ブロ
ーニー6×9判サイズの9分割画像を、35mmの標準
サイズを画像表示範囲として表示する場合を例とする。
【0165】ヘッダとイメージが「002−1A」〜
「002−3C」まで9分割されて記憶されている(参
照符号32)。9分割画像を表示できる最大エリアを記
憶媒体上に確保し、ビットマップで展開した画像を関連
の組み合わせに沿って展開した後(参照符号33)、展
開した主画像は画像X0 0 を原点とした座標に表され
る。
【0166】35mmフィルムの表示範囲を画像表示範
囲34として縦484ドット、横726ドットの範囲が
見える範囲として移動し、主画像を表示範囲が動くスク
ロール量と表示位置に沿ったビットマップ情報をX0
0 の原点Xn n と変化する中で、常にXn n を原点
とし、Xn から726ドット、Yn から484ドットの
範囲を画像表示範囲34として表示する、スクロールの
処理を行う(参照符号35)。Xn =Xm −726ドッ
ト、及びYn =Ym −484ドットの交点が主画像の一
番端の座標となる。分割数が多い場合にも同様の処理を
行う。
【0167】また、図20を用いて、主画像が標準画像
より大きい若しくは精密写真であって、縮小希望の無い
場合として記憶した画像を再生表示する処理例を、分割
写真相互に対して移動操作手段をもって画面移動する
際、縁を差別化表示することにて画像端の表示を確認で
きる表示処理を例示して説明する。ここでは、4分割の
画像を例とする。
【0168】ヘッダとイメージが「002−1A」〜
「002−2B」まで4分割されて記憶されている(参
照符号36)。4分割画像を表示できる最大エリアを表
示メモリー上に確保し(参照符号37)、ビットマップ
で展開した画像を関連の組み合わせに沿って展開した
後、外端から5%の縮小を行い、再度メモリー上に展開
する(参照符号38)。縮小前の画像のサイズの縁画像
に補足情報の表示エリア40ドットを下部に追加したエ
リアを縁エリアとして縮小した主画像と合成し、表示装
置に表示する(参照符号39)。スクロール量と表示位
置に沿ったビットマップ情報をある単位ずつ変更表示さ
せることによって、スクロールの処理を行う。分割数が
多い場合にも同様の処理を行う。
【0169】また、記録された画像に補足情報がある場
合の表示を行う、行わないを指定して再現表示する処理
例を、図21、図22を用いて、標準サイズの35mm
フィルムの画像にて説明を行う。
【0170】図21は、主画像と縁画像を表した図であ
る。標準サイズの35mmフィルムを例として説明す
る。35mmフィルムの縦方向のサイズは24.2mm
で484ドット、横方向サイズは36.3mmで726
ドットとすると、縁情報の表示領域としては、上下左右
に4ドットずつを追加した各492ドット及び734ド
ットを確保する。
【0171】そして補足情報の表示領域として縦方向に
40ドットの表示領域を追加して最終の縁画像領域とす
る。主画像に縁情報の有無は、図16(a)のメモリー
管理のテーブルに記憶情報として持っているため、図2
2のフローチャートに示すように、補足情報キーの有無
を判断し(S31)、有れば補足情報の表示領域に補足
情報を表示し(S32)、補足情報キーが無ければ補足
情報の表示領域に何も表示を行わない(S33)。
【0172】分割画像を関連付けをもって組み合わせ縮
小表示を行う場合も同様であり、同一分割画像及び異な
る分割画像、縮小画像を拡大表示する場合も同様に、任
意に縁画像を作成し、補足情報表示の領域とする。
【0173】以上にように、本実施形態の写真画像の入
力保存装置は、形態、形状サイズで区別される写真シー
ト1の種類毎に、写真画像を統一規格で保存し得るデー
タに加工するための読取加工処理条件が図17の制御テ
ーブルに予め設定されており、入力操作部12を用いた
各種情報設定と、キャリアシート20に付記された、写
真シート1の物理的特徴を示すキャリッジ制御情報と
で、写真シート1の種類を特定し、写真シート1に応じ
た読取加工処理条件にて、上記読取加工処理手段を制御
するようになっている。
【0174】これにより、ユーザーは、今までのように
写真シート1の種類をまず識別し、それに応じた操作を
実施せずとも、装置側で写真シート1の種類を識別して
種類に応じた操作を実施してくれる。つまり、本写真画
像の入力保存装置を用いることで、写真の知識や機器の
知識のない人や、機器に不慣れな人手も、多様な写真媒
体を、統一的な扱いで保存手段に統一規格のデータとし
て保存することが可能となる。
【0175】その結果、過去に撮影した多様な写真シー
ト1を統一的にデジタル情報として管理することが簡単
な操作で可能となるため、以後の保管及び運用が容易に
なる。そして、探し易さ、収納性、高品質な保管、機密
保持性、パソコンや情報機器での活用、通信機器への添
付及び活用、テレビやビデオなど画像表示装置との間で
本装置から取り込んだ画像をやり取りし、ビデオ画像の
表題や決定的シーンの追加など有機的な利用、デジタル
カメラで撮った現在の写真に過去の自分や家族の写真を
取り込み合成したり、デジタルアルバム等に用途を広げ
るなどの有機的な利用といった多くのメリットが得られ
る。
【0176】また、上記においては、写真シート1の種
類の特定を、写真シート1から読み取る写真シート1の
物理的特徴を表す情報であるとキャリッジ制御情報と、
入力操作部12を用いた各種情報設定における入力設定
情報との組み合わせとしたので、ユーザーは、所定のキ
ャリアシート20に写真シート1を挟み込んで装置内に
投入し、入力操作部12を用いて若干の基礎的な条件設
定を行うだけの操作で、多様な写真シート1の種類を特
定することができ、優れた操作性となり、ほぼ自動的
に、多様な写真シート1を、統一的な扱いで記憶部11
に統一規格のデータとして保存することが可能となる。
【0177】なお、本実施形態においては、装置構成を
簡素化するために、写真シート1の投入は、キャリアシ
ート20を用いて投入して、物理的条件はキャリアシー
ト20に付してあるコード(キャリッジ制御情報)を形
状センサ3で読み取り認識するようにしたが、写真シー
ト1から直接条件を認識することももちろん可能であ
る。
【0178】最後に、本実施形態の写真画像の入力保存
装置において行われる、写真シート1の種類に応じた読
取加工処理を簡単にまとめて記載しておく。
【0179】上記の構成においては、写真シート1がプ
リントであると判断すると、プリントに光を照射してそ
の反射光をCCD素子9に当てて撮像することで画像を
読み込み、反射率に比例してコントラストを決め、目的
の色を決定するようになっている。
【0180】これにより、多様な写真シート1を、初期
の簡単な設定で、統一的かつ自動的にデジタル情報とし
て管理できるように処理することが可能となる上で、写
真シート1の形態がプリントである場合でも、ユーザー
は複雑な操作や設定を行うことなく、目的の色を決定す
ることが可能となる。
【0181】上記の構成においては、写真シート1がネ
ガフィルムであると判断すると、ネガフィルムに光を照
射してその透過光をCCD素子9に当てて撮像すること
で画像を読み込み、透過率に反比例してコントラストを
決め、補色変換を行って目的の色を決定するようになっ
ている。
【0182】これにより、多様な写真シート1を、初期
の簡単な設定で、統一的かつ自動的にデジタル情報とし
て管理できるように処理することが可能となる上で、写
真シート1の形態がネガフィルムである場合でも、ユー
ザーは複雑な操作や設定を行うことなく、目的の色を決
定することが可能となる。
【0183】上記の構成においては、写真シート1がポ
ジフィルムであると判断すると、ポジフィルムに光を照
射してその透過光をCCD素子9に当てて撮像すること
で画像を読み込み、透過率に比例してコントラストを決
め、目的の色を決定するようになっている。
【0184】これにより、多様な写真シート1を、初期
の簡単な設定で、統一的かつ自動的にデジタル情報とし
て管理できるように処理することが可能となる上で、写
真シート1の形態がポジフィルムである場合でも、ユー
ザーは複雑な操作や設定を行うことなく、目的の色を決
定することが可能となる。
【0185】上記の構成においては、写真シート1がプ
リントクラブで得たもののように、同一画像の複数分割
写真であると判断すると、1コマずつ画像を読み取って
いき、読み取った複数画像の中から、汚れなどのある不
要な画像を避けて、平均画像に近い画像を抽出して記憶
するようになっている。
【0186】これにより、多様な写真シート1を、初期
の簡単な設定で、統一的かつ自動的にデジタル情報とし
て管理できるように処理することが可能となる上で、写
真シート1が同一画像の複数分割写真である場合でも、
同一複数画像の中から汚れなどのある画像を避けて、各
分割写真の平均画像に近い画像を入力画像として取り込
むことができる。したがって、従来の、事前にユーザー
が人的に汚れ等のない画像をまず選びだし、その画像が
入力画像となるように、位置や順番を決め手て読み込ん
でいた場合に比べ、非常に操作性が良くなる。
【0187】上記の構成においては、APS一覧プリン
トのような、写真シート1が分割された異なる複数分割
写真であると判断すると、各分割写真を個別の主画像と
して、各分割画像に順番を付して順次記憶するようにな
っている。
【0188】これにより、多様な写真シート1を、初期
の簡単な設定で、統一的かつ自動的にデジタル情報とし
て管理できるように処理することが可能となる上で、写
真シート1が異なる画像の複数分割写真である場合で
も、異なる複数画像を個別に順次入力画像として取り込
むことができる。したがって、従来の、事前にユーザー
が人的に位置や順番を指定しながら、画像を1つずつ取
り込んでいた場合に比べ非常に操作性が良くなる。
【0189】上記の構成においては、写真シート1の画
像が標準サイズより大きい又は精密写真であって、縮小
希望がないと判断すると、標準サイズと同じサイズの複
数の画像に分割し、各々の画像を配置の組み合わせを関
連付けて保存するようになっている。
【0190】従来は、人的な方法により読み取りサイズ
の変更又は読み取り解像度の変更処理を行っていたが、
これにより、多様な写真シート1を、初期の簡単な設定
で、統一的かつ自動的にデジタル情報として管理できる
ように処理することが可能となる上で、写真シート1の
主画像が標準サイズより大きく若しくは精密写真であっ
て、縮小希望のない場合でも、人的な方法により複雑な
操作や設定をする必要が無く、使用者が意識することな
く自動的に主画像の分割及び関連づけを行い画質劣化の
少ない画像情報を記憶することができる。
【0191】上記の構成においては、写真シート1の主
画像が標準サイズより大きい若しくは精密写真であっ
て、縮小希望があると判断すると、標準サイズの一つの
主画像に縮小して記憶するようになっている。
【0192】従来は、人的な方法により読み取りサイズ
の変更又は読み取り解像度の変更処理を行っていたが、
これにより、多様な写真シート1を、初期の簡単な設定
で、統一的かつ自動的にデジタル情報として管理できる
ように処理することが可能となる上で、写真シート1の
主画像が標準サイズより大きい若しくは精密写真であっ
て、縮小希望のある場合でも、人的な方法により複雑な
操作や設定をする必要が無く、使用者が意識することな
く自動的に読み取りサイズの変更及び読み取り解像度の
変更を行い、画質劣化の少ない画像情報を記憶できる。
【0193】上記の構成においては、写真シート1の主
画像が標準サイズより小さいと判断すると、統一規格で
保存できるように標準サイズに拡大して記憶するように
なっている。
【0194】従来は、人的な方法により読み取りサイズ
の変更又は読み取り解像度の変更処理を行っていたが、
これにより、多様な写真シート1を、初期の簡単な設定
で、統一的かつ自動的にデジタル情報として管理できる
ように処理することが可能となる上で、写真シート1の
主画像が標準サイズより小さい場合でも、人的な方法に
より複雑な操作や設定をする必要が無く、使用者が意識
することなく自動的に読み取りサイズの変更及び読み取
り解像度の変更を行い、統一規格にて画像情報を記憶で
きる。
【0195】上記の構成においては、写真シート1の主
画像が標準形状より異なると判断すると、主画像を標準
サイズ(標準形状)に複数分割し、各主画像の配置組み
合わせを関連づけて記憶するようになっている。
【0196】従来は、人的な方法により読み取りサイズ
の変更又は加工処理を行っていたが、これにより、多様
な写真シート1を、初期の簡単な設定で、統一的かつ自
動的にデジタル情報として管理できるように処理するこ
とが可能となる上で、使用者が意識することなく自動的
に標準形状に複数分割して読み取り、配置の組み合わせ
を関連づけることによって操作性の向上と高画質な画像
を統一規格にて記憶できる。
【0197】上記の構成においては、写真シート1に縁
取りがあると判断すると、四隅から5%の内側の画像を
切り出し、白色の縁を削除の上で内側の画像を主画像と
して記憶し、一方、写真シート1に縁取りが無いと判断
した場合は、入力画像を加工せずそのままで主画像とし
て記憶するようになっている。
【0198】従来は、写真シート1に縁取りがある場
合、縁取りを省く等の処理を人的な方法にて行っていた
が、これにより、多様な写真シート1を、初期の簡単な
設定で、統一的かつ自動的にデジタル情報として管理で
きるように処理することが可能となる上で、写真シート
1の主画像に縁取りがあってもなくても、人的な処理を
事前に施すことなく、入力画像を統一規格にて記憶でき
る。
【0199】上記の構成においては、写真シート1を記
憶後、鏡像として使用する必要、又は回転画像として使
用する必要がある場合、入力時に、入力設定画面で指定
することにより、読み取った画像を内部で上下、左右に
反転処理、又は90度/180度回転し、鏡像の主画像
又は回転画像として記憶するようになっている。
【0200】従来、写真シート1の画像を鏡像で使用す
る場合、或いは回転画像として使用する場合、人的な方
法により、入力後に各種の操作を行い各々の処理を実施
していたが、これにより、多様な写真シート1を、初期
の簡単な設定で、統一的かつ自動的にデジタル情報とし
て管理できるように処理することが可能となる上で、写
真シート1の主画像を記憶後、鏡像として取り扱う必要
がある場合又は回転画像として取り扱う必要がある場合
には、入力時に鏡像の設定又は回転の設定を行うことに
よって、記憶後の鏡像/回転の操作作業を省力化でき
る。特に、このような処理が可能となることで、ビジネ
スにおける用途を拡大し、簡単に扱いやすい統一規格の
目的の写真を入力し管理することができる。
【0201】上記の構成においては、写真シート1が1
枚か又は複数枚かで個々のマス目単位にて、プリント対
応、ネガフィルム対応、ポジフィルム対応、同一複数分
割写真対応(プリントクラブ対応)、異種複数分割写真
対応(APS一覧プリント対応)、標準サイズより大き
く縮小希望のない写真シート1、標準サイズより大きく
縮小希望のある写真シート1、縁取りのある写真シート
1、縁取りのない写真シート1の各処理を行うようにな
っている。
【0202】これにより、人的な手段により複雑な操作
や設定をする必要が無く、使用者が意識することなく自
動的に、写真シート1の保存対応が統一規格にて効率的
に行うことができる。
【0203】上記の構成においては、写真シート1の画
像を読み取る際、補足情報も付加して記憶可能にしてい
る。具体的には、入力する主画像に対応したアドレスを
持つテーブルを準備し、補足情報を入力時には入力デー
タと共に有無のフラッグをたて、入力画像のアドレステ
ーブルを更新し、補足情報の追加更新を行う。また、入
力画像表示時に補足情報の有無はフラッグで確認し、有
りのフラッグであれば補足情報の表示を行うようになっ
ている。
【0204】これにより、従来は、写真シート1への補
足情報の付加は、写真画像を読み取る機器以外の情報機
器において付加する構成であったが、補足情報の付加を
写真画像を読み込ませる機器そのもので行いて行えるの
で、写真シート1の入力時に気づく色々な情報を写真シ
ート1へ付加することにより、再生使用時により有効な
活用が期待できる。
【0205】上記の構成においては、多様な写真シート
1から読み取って画像を統一的に分割して管理し、再生
表示時には分割保存されている画像全貌を圧縮表示する
ことで、大型写真の表示を実現するようになっているの
で、大型写真も通常の写真と同様に、全貌を見ることが
できる。
【0206】上記の構成においては、多様な写真シート
1から読み取って画像を統一的に分割して管理し、再生
表示時には分割保存されている画像を、分割画像相互に
対して移動操作手段を持って画面をスクロールさせなが
ら表示することができるようになっているため、この表
示にて、保存されている大型写真内容の詳細を確認でき
る。
【0207】上記の構成においては、保存内容を表示す
る場合、縁取りを差別表示することにて、画像端が表示
の中で確認できるよになっているので、保存されている
大型写真内容の詳細を確認できる。
【0208】上記の構成においては、保存内容を表示す
る場合、補足情報の表示を行う、行わないの選択表示が
できるので、補足情報が常に表示される構成に比べ、保
存画像の有効な利用に対する向上が図れる。
【0209】なお、図1においては入力操作部12と表
示出力部13とを別個の部材としてが、表示部一体型の
タブレットにて両者を一部材にて実現することも可能で
ある。
【0210】さらに、図1の記録部11は、MD(ミニ
ディスク),DVD(デジタル・ビデオ・デスク)など
互換型メディア及び媒体をもうけることにて、デジタル
カメラやデジタルビデオ関連の他のデバイス及びパソコ
ン、電話、通信ネットワーク端末への画像導入も可能と
なり、デジタル画像であるがゆえの活用を拡げることが
できる。
【0211】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の写真画像の入力
保存装置は、以上のように、光源、撮像素子、画像処理
部等からなる、写真媒体に光を照射して画像を読み取
り、読み取られた画像に加工を施して保存手段に保存す
る読取加工処理手段を備えた写真画像の入力保存装置に
おいて、形態、形状サイズで区別される写真媒体の種類
毎に、画像を統一規格で保存し得るデータに加工するた
めの読取加工処理条件が設定されると共に、写真媒体の
種類を特定する種類特定手段と、写真媒体の種類に応じ
た読取加工処理条件にて上記読取加工処理手段を制御す
る制御手段とを備えた構成である。
【0212】これにより、操作者は、今までのように写
真媒体の種類をまず識別し、それに応じた操作を実施せ
ずとも、装置側で写真媒体の種類を識別して種類に応じ
た操作が実施される。
【0213】その結果、多様な写真媒体を、統一的な扱
いで保存手段に統一規格のデータとして保存し得るの
で、写真の知識や機器の知識がなく、また機器に不慣れ
な操作者でも容易に使用できる、写真画像の入力保存装
置を提供することができるという効果を奏する。
【0214】本発明の請求項2記載の写真画像の入力保
存装置は、請求項1記載の構成において、種類特定手段
は、装置内に供給された写真媒体側から読み取る写真媒
体の物理的情報と、入力指示手段を用いて入力設定され
る条件設定側からの設定情報とに基づいて、写真媒体の
種類を特定する構成である。
【0215】これにより、装置内に供給された写真媒体
側から読み取る物理的情報と、入力指示手段を用いて入
力設定される条件設定側からの設定情報とに基づいて、
写真媒体の種類を特定するようになっているので、多様
な写真媒体の種類を特定することが、容易に行える。
【0216】その結果、操作性が向上し、若干の入力設
定を実施するといった操作で、ほぼ自動的に、多様な写
真媒体の種類を特定できるという効果を併せて奏する。
【0217】本発明の請求項3記載の写真画像の入力保
存装置は、請求項2記載の構成において、写真媒体側か
らの物理的情報を入力する手段として、写真媒体と共に
装置内に供給され、写真媒体の物理的情報が付記された
写真媒体保持体を用いる構成である。
【0218】これにより、写真媒体から直接、その形状
サイズ、フィルムであるかプリントであるか等を読み取
る構成に比べ、写真媒体保持体に付された情報を読み取
るだけで形状サイズや形態を知ることができるので、装
置における種類特定手段の構成を簡素化できるといった
効果を併せて奏する。
【0219】本発明の請求項4記載の写真画像の入力保
存装置は、請求項1ないし3の何れかに記載の構成にお
いて、読取加工処理手段は、制御手段の制御により、写
真媒体がプリントである場合、プリントに光を照射して
その反射光を撮像素子に当てて撮像することで画像を読
み込み、反射率に比例してコントラストを決め、目的の
色を決定する構成である。
【0220】これにより、多様な写真媒体を、統一的な
扱いで保存手段に統一規格のデータとして保存する上
で、写真媒体の形態がプリントである場合でも、操作者
は複雑な操作や設定を行うことなく、目的の色を決定す
ることが可能となるという効果を奏する。
【0221】本発明の請求項5記載の写真画像の入力保
存装置は、請求項1ないし3の何れかに記載の構成にお
いて、読取加工処理手段は、制御手段の制御により、写
真媒体がネガフィルムである場合、ネガフィルムに光を
照射してその透過光を撮像素子に当てて撮像することで
画像を読み込み、透過率に反比例してコントラストを決
め、補色変換を行って目的の色を決定する構成である。
【0222】これにより、多様な写真媒体を、統一的な
扱いで保存手段に統一規格のデータとして保存する上
で、写真媒体の形態がネガフィルムである場合でも、操
作者は複雑な操作や設定を行うことなく、目的の色を決
定することが可能となるという効果を奏する。
【0223】本発明の請求項6記載の写真画像の入力保
存装置は、請求項1ないし3の何れかに記載の構成にお
いて、読取加工処理手段は、制御手段の制御により、写
真媒体がポジフィルムである場合、ポジフィルムに光を
照射してその透過光を撮像素子に当てて撮像することで
画像を読み込み、透過率に比例してコントラストを決
め、目的の色を決定する構成である。
【0224】これにより、多様な写真媒体を、統一的な
扱いで保存手段に統一規格のデータとして保存する上
で、写真媒体の形態がポジフィルムである場合でも、操
作者は複雑な操作や設定を行うことなく、目的の色を決
定することが可能となるという効果を奏する。
【0225】本発明の請求項7記載の写真画像の入力保
存装置は、請求項1ないし3の何れかに記載の構成にお
いて、読取加工処理手段は、制御手段の制御により、写
真媒体が同一画像の複数分割写真である場合、各分割写
真の平均画像に近い画像を保存する構成である。
【0226】これにより、多様な写真媒体を、統一的な
扱いで保存手段に統一規格のデータとして保存する上
で、写真媒体が同一画像の複数分割写真である場合で
も、同一複数画像の中から汚れなどのある画像を避け
て、各分割写真の平均画像に近い画像を入力画像として
取り込むことができるので、操作性の向上が図れるとい
う効果を奏する。
【0227】本発明の請求項8記載の写真画像の入力保
存装置は、請求項1ないし3の何れかに記載の構成にお
いて、読取加工処理手段は、制御手段の制御により、写
真媒体が異なる画像の複数分割写真である場合、各分割
写真を個別に保存する構成である。
【0228】これにより、多様な写真媒体を、統一的な
扱いで保存手段に統一規格のデータとして保存する上
で、写真媒体が異なる画像の複数分割写真である場合で
も、異なる複数画像を個別に順次入力画像として取り込
めるので、操作性の向上が図れるという効果を奏する。
【0229】本発明の請求項9記載の写真画像の入力保
存装置は、請求項1ないし3の何れかに記載の構成にお
いて、読取加工処理手段は、制御手段の制御により、写
真媒体の画像が標準画像より大きい又は精密写真であっ
て、縮小希望のない場合、標準画像と同じサイズの複数
の画像に分割し、各々の画像を配置の組み合わせを関連
付けて保存する構成である。
【0230】これにより、多様な写真媒体を、統一的な
扱いで保存手段に統一規格のデータとして保存する上
で、写真シートの主画像が標準画像より大きく若しくは
精密写真であって、縮小希望のない場合でも、人的な方
法により複雑な操作や設定をする必要が無く、使用者が
意識することなく自動的に主画像の分割及び関連づけを
行い画質劣化の少ない画像情報を記憶できる。
【0231】本発明の請求項10記載の写真画像の入力
保存装置は、請求項1ないし3の何れかに記載の構成に
おいて、読取加工処理手段は、制御手段の制御により、
写真媒体の画像が標準画像より大きい又は精密写真であ
って、縮小希望のある場合、標準画像と同じサイズの1
つの主画像に縮小して保存する構成である。
【0232】これにより、自動的に画像を標準画像と同
じサイズの1つの主画像に縮小して保存されるので、標
準画像より大きい若しくは精密写真であって縮小希望の
ある場合でも、操作者は何ら手間を必要とすることもな
く、高画質な画像として取り込むことができる。
【0233】本発明の請求項11記載の写真画像の入力
保存装置は、請求項1ないし3の何れかに記載の構成に
おいて、読取加工処理手段は、制御手段の制御により、
写真媒体の画像が標準画像より小さい場合、標準画像と
同じサイズの1つの主画像に拡大して保存する構成であ
る。
【0234】これにより、自動的に画像を標準画像と同
じサイズの1つの主画像に拡大して保存されるので、標
準画像より小さい場合でも、操作者は何ら手間を必要と
することもなく、写真媒体の画像が標準画像より小さい
場合も同一規格で取り込むことができる。
【0235】本発明の請求項12記載の写真画像の入力
保存装置は、請求項1ないし3の何れかに記載の構成に
おいて、読取加工処理手段は、制御手段の制御により、
写真媒体の画像が標準画像の形状と異なる場合、標準画
像と同じ形状の複数の主画像に分割し、各々の主画像を
配置の組み合わせを関連付けて保存する構成である。
【0236】これにより、自動的に画像を標準画像と同
じサイズの1つの主画像に拡大して保存されるので、標
準画像より小さい場合でも、操作者は何ら手間を必要と
することもなく、写真媒体の画像が標準画像より小さい
場合も同一規格で取り込むことができる。
【0237】本発明の請求項13記載の写真画像の入力
保存装置は、請求項1ないし3の何れかに記載の構成に
おいて、読取加工処理手段は、制御手段の制御により、
写真媒体に縁取りがある場合、縁を取り除いた画像を主
画像として扱い、写真媒体に縁取りがない場合には、入
力画像を主画像として扱う構成である。
【0238】これにより、写真媒体に縁取りがある場
合、縁を取り除いた画像を主画像として扱い、写真媒体
に縁取りがない場合には、入力画像を主画像として扱う
ので、操作者の手を何ら煩わせることなく縁取りの作業
処理の効率化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の写真画像の入力保存装置
の全体構成を示すブロック図である。
【図2】上記写真画像の入力保存装置における入力操作
部を構成するキーボードの平面図である。
【図3】上記写真画像の入力保存装置における表示出力
部を示すもので、写真画像表示及び補足情報が表示され
た画面の説明図である。
【図4】(a)〜(g)は共に、写真シートのプリント
形態のものの各種形状サイズを示す説明図である。
【図5】(a)〜(f)は共に、写真シートのフィルム
形態のものの各種形状サイズを示す説明図である。
【図6】(a)〜(g)は共に、写真シートと該写真シ
ートに対応したキャリッジ制御情報が付されたキャリア
シートとの関連を示す説明図である。
【図7】上記写真画像の入力保存装置における制御部に
備えられた、制御テーブルの説明図である。
【図8】(a)は、上記写真画像の入力保存装置におけ
る入力操作部を用いて入力設定する場合の、表示出力部
に表示される入力設定画面を示す説明図で、(b)は、
入力設定に用いられる入力設定条件テーブルを示す説明
図である。
【図9】入力設定における露光量補正の関係を表した説
明図である。
【図10】同一画像の複数分割プリント(プリントクラ
ブ)入力時のコマ座標の関連を示す説明図である。
【図11】同一画像の複数分割プリント(プリントクラ
ブ)入力時の画像読み込みの処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図12】異なる画像の複数分割プリント(APS一覧
プリント)入力時のコマ座標関連を示す説明図である。
【図13】異なる画像の複数分割プリント(APS一覧
プリント)の画像読み込みの処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図14】(a)〜(c)は共に、各種プリントの標準
サイズをべースにした分割の関連を示す説明図である。
【図15】(a)〜(f)は共に、各種フィルムの標準
サイズをべースにした分割の関連を示す説明図である。
【図16】(a)は、写真画像の入力保存装置における
記憶部の、画像情報のメモリー管理のテーブルを示す説
明図であり、(b)は、とメモリーレイアウトを示す説
明図である。
【図17】(a)は、鏡像処理を示す説明図で、(b)
(c)は、回転画像処理を示す説明図である。
【図18】分割画像の縮小処理を示す説明図である。
【図19】分割画像のスクロールに関する処理を示す説
明図である。
【図20】分割画像の縁差別化表示処理を示す説明図で
ある。
【図21】補足情報表示の処理を説明するもので、表示
出力部の画面を示す説明図である。
【図22】補足情報表示の処理手順を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 写真シート(写真媒体) 3 形状センサ(種類特定手段) 5 第1の光源(読取加工処理手段) 6 第2の光源(読取加工処理手段) 7 光学部(読取加工処理手段) 8 光学制御部(読取加工処理手段) 10 画像処理部(読取加工処理手段) 11 記憶部(保存手段) 12 入力操作部(入力指示部) 14 制御部(制御手段) 20 キャリアシート(写真媒体保持体)

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源、撮像素子、画像処理部等からなる、
    写真媒体に光を照射して画像を読み取り、読み取られた
    画像に加工を施して保存手段に保存する読取加工処理手
    段を備えた写真画像の入力保存装置において、 形態、形状サイズで区別される写真媒体の種類毎に、画
    像を統一規格で保存し得るデータに加工するための読取
    加工処理条件が設定されると共に、 写真媒体の種類を特定する種類特定手段と、 写真媒体の種類に応じた読取加工処理条件にて上記読取
    加工処理手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴
    とする写真画像の入力保存装置。
  2. 【請求項2】上記種類特定手段は、装置内に供給された
    写真媒体側から読み取る写真媒体の物理的情報と、入力
    指示手段を用いて入力設定される条件設定側からの設定
    情報とに基づいて、写真媒体の種類を特定することを特
    徴とする請求項1記載の写真画像の入力保存装置。
  3. 【請求項3】上記写真媒体側からの写真媒体の物理的情
    報を入力する手段として、 写真媒体と共に装置内に供給され、写真媒体の物理的情
    報が付記された写真媒体保持体を用いることを特徴とす
    る請求項2記載の写真画像の入力保存装置。
  4. 【請求項4】上記読取加工処理手段は、制御手段の制御
    により、写真媒体がプリントである場合、プリントに光
    を照射してその反射光を撮像素子に当てて撮像すること
    で画像を読み込み、反射率に比例してコントラストを決
    め、目的の色を決定することを特徴とする請求項1ない
    し3の何れかに記載の写真画像の入力保存装置。
  5. 【請求項5】上記読取加工処理手段は、制御手段の制御
    により、写真媒体がネガフィルムである場合、ネガフィ
    ルムに光を照射してその透過光を撮像素子に当てて撮像
    することで画像を読み込み、透過率に反比例してコント
    ラストを決め、補色変換を行って目的の色を決定するこ
    とを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の写真
    画像の入力保存装置。
  6. 【請求項6】上記読取加工処理手段は、制御手段の制御
    により、写真媒体がポジフィルムである場合、ポジフィ
    ルムに光を照射してその透過光を撮像素子に当てて撮像
    することで画像を読み込み、透過率に比例してコントラ
    ストを決め、目的の色を決定することを特徴とする請求
    項1ないし3の何れかに記載の写真画像の入力保存装
    置。
  7. 【請求項7】上記読取加工処理手段は、制御手段の制御
    により、写真媒体が同一画像の複数分割写真である場
    合、各分割写真の平均画像に近い画像を主画像として保
    存することを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記
    載の写真画像の入力保存装置。
  8. 【請求項8】上記読取加工処理手段は、制御手段の制御
    により、写真媒体が異なる画像の複数分割写真である場
    合、各分割写真を個別に主画像として保存することを特
    徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の写真画像の
    入力保存装置。
  9. 【請求項9】上記読取加工処理手段は、制御手段の制御
    により、写真媒体の画像が標準画像より大きい又は精密
    写真であって、縮小希望のない場合、標準画像と同じサ
    イズの複数の主画像に分割し、各々の主画像を配置の組
    み合わせを関連付けて保存することを特徴とする請求項
    1ないし3の何れかに記載の写真画像の入力保存装置。
  10. 【請求項10】上記読取加工処理手段は、制御手段の制
    御により、写真媒体の画像が標準画像より大きい又は精
    密写真であって、縮小希望のある場合、標準画像と同じ
    サイズの1つの主画像に縮小して保存することを特徴と
    する請求項1ないし3の何れかに記載の写真画像の入力
    保存装置。
  11. 【請求項11】上記読取加工処理手段は、制御手段の制
    御により、写真媒体の画像が標準画像より小さい場合、
    標準画像と同じサイズの1つの主画像に拡大して保存す
    ることを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の
    写真画像の入力保存装置。
  12. 【請求項12】上記読取加工処理手段は、制御手段の制
    御により、写真媒体の画像が標準画像の形状と異なる場
    合、標準画像と同じ形状の複数の主画像に分割し、各々
    の主画像を配置の組み合わせを関連付けて保存すること
    を特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の写真画
    像の入力保存装置。
  13. 【請求項13】上記読取加工処理手段は、制御手段の制
    御により、写真媒体に縁取りがある場合、縁を取り除い
    た画像を主画像として扱い、写真媒体に縁取りがない場
    合には、入力画像を主画像として扱うことを特徴とする
    請求項1ないし3の何れかに記載の写真画像の入力保存
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008305297A (ja) * 2007-06-11 2008-12-18 Fujifilm Corp 画像配置装置および画像配置プログラム

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JP2008305297A (ja) * 2007-06-11 2008-12-18 Fujifilm Corp 画像配置装置および画像配置プログラム
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