JP3120074B2 - 証明写真作成装置,及び証明写真作成用プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

証明写真作成装置,及び証明写真作成用プログラムを記録した記録媒体

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JP3120074B2
JP3120074B2 JP11087707A JP8770799A JP3120074B2 JP 3120074 B2 JP3120074 B2 JP 3120074B2 JP 11087707 A JP11087707 A JP 11087707A JP 8770799 A JP8770799 A JP 8770799A JP 3120074 B2 JP3120074 B2 JP 3120074B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,証明写真作成装
置,及び証明写真作成用プログラムを記録した記録媒体
に係り,例えば自動車運転免許,パスポート,履歴書な
どサイズや必要枚数の異なる複数種類の証明写真を,デ
ィジタルスチルカメラを用いて撮像された原画像データ
から作成するための証明写真作成装置,及び証明写真作
成用プログラムを記録した記録媒体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車運転免許,パスポート,ビ
ザなどの交付申請書類や,履歴書,入学試験出願書類な
どを作成する場合には,サイズ,枚数,撮影範囲などに
関する所定の規定に従った写真を撮影する必要がある。
サイズに関する規定を例にすれば,自動車運転免許の場
合には,縦30mm×横24mmというサイズ規定があ
り,パスポートの場合には,縦45mm×横35mmと
いうサイズ規定があるなど,上記規定には用途により相
違がある。また,パスポートなどの用途では,顔の位置
などが比較的厳密に規定されており,一般個人が撮影し
た写真を用いるには,問題があったり煩わしい場合が多
い。このため,一般個人が証明写真を必要とする場合,
証明写真撮影サービスを提供する業者の店舗に出向き,
証明写真を撮影してもらうことが多い。この証明写真サ
ービスは,ネガフィルムを用いたものと,インスタント
フィルムを用いたものとに大きく分けられる。例えばイ
ンスタントフィルムを用いた証明写真の撮影では,まず
運転免許証などの用途に応じた大きさのインスタントフ
ィルムが用意され,適当な位置で顔の位置などが固定す
るよう利用者に指示が与えられる。そして,顔の位置や
大きさが上記規定に沿うよう撮影距離などが調整されて
撮影が行われ,数分後印画紙側にポジ画像が得られた
ら,印画紙が用途に応じたサイズに切り出され,必要枚
数だけの証明写真が作成される。上記インスタントフィ
ルムを用いた場合には,このような撮影開始から証明写
真作成完了の作業までが,長くとも十数分程度の時間で
行われるため,その程度の時間さえあれば,証明写真撮
R>影サービス利用者が,出来上がった証明写真の受け取
りに再び店舗に出向く必要がなく,上記インスタントフ
ィルムを用いた証明写真提供サービスは利用される機会
が多い。一方,ネガフィルムを用いた証明写真撮影の場
合,証明写真の出来上がりまで時間がかかるものの,印
画紙への焼き付けの際に大きさ等の調整が行えるため,
証明写真撮影サービス利用者の満足を得られやすい。ま
た,ネガフィルムから繰り返しプリントが行えるため,
証明写真撮影サービス利用者が,ある用途に証明写真を
用いてから間もなく他の用途に証明写真を用いる必要が
生じた場合などでも,もう一度撮影からやり直す必要が
ない。ネガフィルム及びインスタントフィルムのいずれ
を用いるにしても,証明写真の作成には,照明器具など
の適当な設備や,写真撮影に関する技能が要求され,撮
影する店舗によって証明写真から得られる,その人の印
象が随分異なることもある。
【0003】ところで,近年,CCDなどの光電変換デ
バイスを利用したディジタルスチルカメラが急速に普及
しており,実装技術の向上や,画像処理アルゴリズムの
最適化が進むに連れて,銀塩写真に迫る画質を提供する
機器が商品化されつつある。ディジタルスチルカメラを
用いた場合には,画像がディジタルデータとして得られ
るため,現像などを行う必要がなく,LCDなどの表示
デバイスに撮像画像を直ぐさま表示して撮像画像の確認
を行うことが可能である点,また撮像後に画像サイズの
変更などを含めた画像の編集が銀塩写真と比べて行い易
い点などの利点がある。もちろん,ディジタルスチルカ
メラを用いたとしても,証明写真を作成する場合に照明
機材等の設備や写真撮影に関する技能が要求される点は
変わらないが,ディジタルスチルカメラの上記した利点
を証明写真の撮影に活かせば,インスタントフィルムや
ネガフィルムの利点を兼ね備えた,美しい証明写真をよ
り簡便且つ迅速に作成することが可能になる。また,証
明写真に適当な解像度を有したディジタルスチルカメラ
や,ディジタルスチルカメラにより得られた画像データ
を高解像度高画質で出力する昇華型熱転写方式プリンタ
は,これまで高価であったが,価格の問題は解消しつつ
あり,これらディジタルスチルカメラ及びプリンタを用
いた実用的な証明写真プリントシステムが強く望まれて
いる。証明写真作成のために,ディジタルスチルカメラ
を用いるとすると,ディジタルスチルカメラにより撮像
された原画像データについて,パスポートや運転免許
証,履歴書などの用途に応じて,必要部分の切り出し
や,画像サイズ及び画質の調整等の加工が行われること
になる。簡単な原画像データの加工は,ディジタルスチ
ルカメラに設けられている視認用の小型LCDを用い
て,ディジタルスチルカメラ単体でも行うことができる
場合もあるが,上記必要部分の切り出しや,画像サイズ
及び画質の調整といった加工は,ディスプレイを備えた
コンピュータ等の他の機器を用いて行う方が簡便であ
る。上記加工に関する各種機能は,多数製品化されてい
る一般写真向けの画像加工プログラムをコンピュータ上
で実行することにより,コンピュータに実現させること
ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,一般写
真向けの画像加工プログラムを用いた場合,自動車運転
免許証やパスポートなどの頻繁に利用される用途であっ
ても,印刷する前に印刷サイズを逐一数値を用いて指定
する必要が生じる。数値だけで指定を行う場合,どのよ
うな用途の規定であっても対応できるが,一目でどの用
途の証明写真であるか判断し難く,入力ミス等による印
刷サイズの誤りも招きやすい。また,ディジタルスチル
カメラにより撮像される原画像データの画像サイズに
は,機種によって多少の相違があり,さらに同一機種に
おいても複数の画像サイズを選択できる場合が多く,さ
らにディスプレイやプリンタ等の設定によってディスプ
レイ上に表示されている原画像データの大きさは変化
し,証明写真に用いるべき画像データの大きさも用途に
よって異なるので,使用者はディスプレイ上の原画像デ
ータの表示から上記原画像データのどの部分を証明写真
に用いるべきか判断し難い。この場合には,上記原画像
データから証明写真に用いる画像データを切り取る作業
を何度も繰り返さなければ,適当な画像データが得られ
ず,上記加工に余計な時間を消費してしまうことにもな
りかねない。本発明は,このような従来の技術における
課題を解決するために,証明写真作成装置,及び証明写
真作成用プログラムを記録した記録媒体を改良し,ディ
ジタルスチルカメラにより撮像された原画像データから
証明写真に用いる証明写真用画像データを作成し出力装
置に供給する場合でも,証明写真の用途に応じた規定を
表示画面上に反映し,表示画面上で原画像データと証明
写真に用いる画像データとの関係が使用者に容易に把握
し得るよう構成することにより,実用的な証明写真作成
装置,及び証明写真作成用プログラムを記録した記録媒
体を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,請求項1に係る発明は,ディジタルスチルカメラを
用いて所定の画像サイズにて撮像された原画像データか
ら,証明写真に用いる証明写真用画像データを作成し,
出力装置に供給する証明写真作成装置であって,上記原
画像データ,及び上記原画像データの上記画像サイズを
含む画像情報を読み出すための原画像読出手段と,上記
原画像読出手段を用いて読み出された上記原画像データ
を表示する原画像データ表示手段と,用途の異なる複数
の証明写真について形状,必要枚数を含むフォーマット
情報をそれぞれ記憶する記憶手段と,上記記憶手段に記
憶された上記フォーマット情報のいずれかを選択するた
めの選択手段と,上記出力装置の出力解像度を含む出力
情報を抽出する出力情報抽出手段と,上記原画像読出手
段を用いて読み出された上記原画像データの上記画像情
報,上記出力情報抽出手段により抽出された上記出力情
報,上記選択手段を用いて選択された上記フォーマット
情報に基づいて,上記原画像データ表示手段に表示され
ている画像データのうち,上記証明写真用画像データに
用いる使用画像データの切り取り範囲を設定する切り取
り範囲設定手段と,上記切り取り範囲設定手段により設
定された切り取り範囲を上記原画像データ表示手段に付
加表示させる切り取り範囲付加表示手段と,上記切り取
り範囲設定手段により設定された切り取り範囲内にある
上記使用画像データを表示する使用画像データ表示手段
と,上記使用画像データ表示手段に表示されている上記
使用画像データから,上記出力情報抽出手段により抽出
された上記出力情報に基づいて,上記証明写真用画像デ
ータを作成する証明写真用画像データ作成手段と,上記
証明写真用画像データ作成手段により作成された上記証
明写真用画像データを,上記選択手段を用いて選択され
た上記フォーマット情報の必要枚数だけ上記出力装置に
出力させるための出力手段とを具備してなる証明写真作
成装置として構成されている。
【0006】また,請求項2に係る発明は,上記請求項
1に記載の証明写真作成装置において,上記原画像デー
タ表示手段に表示されている画像データの位置を変更す
る位置変更手段,及び上記原画像データ表示手段に表示
されている画像データの明度,色度を含む光学的特性を
変更する光学的特性変更手段のうちのいずれか一方又は
両方からなり,上記原画像データ表示手段に表示されて
いる画像データを編集するための画像データ編集手段を
具備してなることをその要旨とする。
【0007】また,請求項3に係る発明は,上記請求項
1又は2に記載の証明写真作成装置において,上記記憶
手段に記憶された上記フォーマット情報が,証明写真の
種類に対応してそれぞれ定められた所定の基準位置を示
す基準位置情報を含むものであって,上記選択手段を用
いて選択された上記フォーマット情報の基準位置情報に
基づいて,上記基準位置を上記原画像データ表示手段に
付加表示させる基準位置付加表示手段を具備してなるこ
とをその要旨とする。
【0008】また,請求項4に係る発明は,上記請求項
1〜3のいずれか1項に記載の証明写真作成装置におい
て,上記使用画像データ表示手段に表示されている上記
使用画像データ,及び上記使用画像データの上記画像情
報を,上記原画像読出手段により読み出し可能な独自形
式にて記録する記録手段を具備してなることをその要旨
とする。
【0009】ここで,図1に上記請求項1〜4のいずれ
か1項に記載の証明写真作成装置の概略構成に関する機
能ブロック図を示す。図1に示す如く,上記請求項1〜
4のいずれか1項に記載の証明写真作成装置1によれ
ば,ディジタルスチルカメラ2を用いて所定の画像サイ
ズにて撮像された原画像データから,証明写真に用いる
証明写真用画像データを作成し,出力装置3に供給して
証明写真を作成する場合に,上記原画像データが原画像
読出手段10に供給され,上記原画像データ,及び上記
原画像データの上記画像サイズを含む画像情報が読み出
される。上記原画像読出手段10を用いて読みだされた
上記原画像データは,原画像データ表示手段11により
表示される。また,用途の異なる複数の証明写真につい
て形状,必要枚数を含むフォーマット情報が記憶手段1
2にそれぞれ記憶されている。上記記憶手段12に記憶
されている用途別のフォーマット情報は,選択手段13
により選択される。上記出力装置3の出力解像度を含む
出力情報は出力情報抽出手段14により抽出される。上
記原画像読出手段10を用いて読み出された上記原画像
データの上記画像情報,上記出力情報抽出手段14によ
り抽出された上記出力情報,上記選択手段13を用いて
選択された上記フォーマット情報に基づいて,切り取り
範囲設定手段15により,上記原画像データ表示手段1
1に表示されている画像データのうち,上記証明写真用
画像データに用いる使用画像データの切り取り範囲が設
定される。上記切り取り範囲設定手段15により設定さ
れた切り取り範囲は,切り取り範囲付加表示手段16に
より,上記原画像データが表示される上記原画像データ
表示手段11に付加表示される。また,上記切り取り範
囲設定手段16により設定された切り取り範囲内にある
上記使用画像データが,上記原画像データ表示手段12
とは別の使用画像データ表示手段17に表示される。上
記使用画像データ表示手段17に表示されている上記使
用画像データから,上記出力情報抽出手段14により抽
出された上記出力情報に基づいて,証明写真用画像デー
タ作成手段18により,上記証明写真用画像データが作
成される。上記証明写真用画像データ作成手段18によ
り作成された上記証明写真用画像データは,出力手段1
9により,上記選択手段13を用いて選択された上記フ
ォーマット情報の必要枚数だけ上記出力装置3に出力さ
れる。
【0010】また,上記請求項2に記載の証明写真作成
装置によれば,上記原画像データ表示手段11に表示さ
れている画像データを編集するための画像データ編集手
段20が備えられ,上記画像データ編集手段20のうち
の例えば位置変更手段21により,上記原画像データ表
示手段11に表示されている画像データの位置が,必要
に応じて変更される。また,上記画像データ編集手段2
0のうちの例えば光学的特性変更手段22により,上記
原画像データ表示手段11に表示されている画像データ
の明度,色度を含む光学的特性が必要に応じて変更され
る。
【0011】また,上記請求項3に記載の証明写真作成
装置によれば,上記記憶手段12に記憶された上記フォ
ーマット情報が,証明写真の種類に対応してそれぞれ定
められた所定の基準位置を示す基準位置情報を含むもの
であり,上記選択手段13を用いて選択された上記フォ
ーマット情報の基準位置情報に基づいて,基準位置付加
表示手段23により,上記基準位置が上記原画像データ
や切り取り範囲とともに上記原画像データ表示手段11
に付加表示される。
【0012】また,上記請求項4に記載の証明写真作成
装置によれば,記録手段24により,上記使用画像デー
タ表示手段17に表示されている上記使用画像データ,
及び上記使用画像データの上記画像情報が,上記原画像
読出手段10により読み出し可能な独自形式にて記録さ
れる。
【0013】これにより,上記請求項1〜4のいずれか
1項に記載の証明写真作成装置では,証明写真の用途に
応じて選択されたフォーマット情報,出力装置の出力情
報,ディジタルスチルカメラにより撮像された原画像デ
ータの画像情報に基づいた,出力される証明写真に対応
した正確な切り取り範囲が,上記原画像データとともに
表示装置上に自動的に表示され,さらに切り取り範囲内
にある使用画像データが上記原画像データとは異なる位
置に表示されるため,使用者は一目で出力される証明写
真の画像を把握することができ,また,証明写真の用途
に応じて選択されたフォーマット情報,上記出力装置の
出力情報に基づいて作成された証明写真用画像データが
上記出力装置から出力されるため,数値を用いて印刷サ
イズを逐一指定する必要もなく,用途に応じた印刷サイ
ズの証明写真が必要枚数だけ簡単かつ正確に得られる。
しかも,上記請求項2に記載の証明写真作成装置では,
使用者が出力される表示装置上で把握した証明写真の画
像に基づいて,位置や,色度や明度などの光学的特性に
問題があったと判断した場合でも,出力される証明写真
の画像を把握しながら,容易に位置や光学的特性を修正
することができる。さらに,上記請求項3に記載の証明
写真作成装置では,上記原画像データや切り取り範囲と
ともに,選択した用途に対応した基準位置,例えば原画
像データに含まれる顔や目が証明写真においてあるべき
位置が上記表示装置上に表示されるため,使用者は上記
基準位置を参照しながら,画像データの位置変更を行う
などして,適正な証明写真を容易に作成することができ
る。また,上記請求項4に記載の証明写真作成装置で
は,上記使用画像データが本装置が備える上記原画像読
出手段により読み出し可能な独自形式にて上記使用画像
データ,及びその画像情報が保存記録されるため,証明
写真の作成を行う本装置使用者以外による上記使用画像
データの編集を極力避けることができ,証明写真の証拠
性を維持することができる。
【0014】また,請求項5に係る発明は,ディジタル
スチルカメラを用いて所定の画像サイズにて撮像された
原画像データから,コンピュータに証明写真に用いる証
明写真用画像データを作成させ,出力装置に供給させる
ための証明写真作成用プログラムであって,コンピュー
タを,上記原画像データ,及び上記原画像データの上記
画像サイズを含む画像情報を読み出すための原画像読出
手段,上記原画像読出手段を用いて読み出された上記原
画像データを表示する原画像データ表示手段,用途の異
なる複数の証明写真について形状,必要枚数を含むフォ
ーマット情報をそれぞれ記憶する記憶手段,上記記憶手
段に記憶された上記フォーマット情報のいずれかを選択
するための選択手段,上記出力装置の出力解像度を含む
出力情報を抽出する出力情報抽出手段,上記原画像読出
手段を用いて読み出された上記原画像データの上記画像
情報,上記出力情報抽出手段により抽出された上記出力
情報,上記選択手段を用いて選択された上記フォーマッ
ト情報に基づいて,上記原画像データ表示手段に表示さ
れている画像データのうち,上記証明写真用画像データ
に用いる使用画像データの切り取り範囲を設定する切り
取り範囲設定手段,上記切り取り範囲設定手段により設
定された切り取り範囲を上記原画像データ表示手段に付
加表示させる切り取り範囲付加表示手段,上記切り取り
範囲設定手段により設定された切り取り範囲内にある上
記使用画像データを表示する使用画像データ表示手段,
上記使用画像データ表示手段に表示されている上記使用
画像データから,上記出力情報抽出手段により抽出され
た上記出力情報に基づいて,上記証明写真用画像データ
を作成する証明写真用画像データ作成手段,上記証明写
真用画像データ作成手段により作成された上記証明写真
用画像データを,上記選択手段を用いて選択された上記
フォーマット情報の必要枚数だけ上記出力装置に出力さ
せるための出力手段として機能させるための証明写真作
成用プログラムを記録した記録媒体として構成されてい
る。
【0015】また,請求項6に係る発明は,上記請求項
5に記載の証明写真作成用プログラムを記録した記録媒
体において,コンピュータを,上記原画像データ表示手
段に表示されている画像データの位置を変更する位置変
更手段,及び上記原画像データ表示手段に表示されてい
る画像データの明度,色度を含む光学的特性を変更する
光学的特性変更手段のうちのいずれか一方又は両方から
なり,上記原画像データ表示手段に表示されている画像
データを編集するための画像データ編集手段としてさら
に機能させてなることをその要旨とする。
【0016】また,請求項7に係る発明は,上記請求項
5又は6に記載の証明写真作成用プログラムを記録した
記録媒体において,上記記憶手段に記憶された上記フォ
ーマット情報が,証明写真の種類に対応してそれぞれ定
められた所定の基準位置を示す基準位置情報を含むもの
であって,コンピュータを,上記選択手段を用いて選択
された上記フォーマット情報の基準位置情報に基づい
て,上記基準位置を上記原画像データ表示手段に付加表
示させる基準位置付加表示手段としてさらに機能させて
なることをその要旨とする。
【0017】また,請求項8に係る発明は,上記請求項
5〜7のいずれか1項に記載の証明写真作成用プログラ
ムを記録した記録媒体において,コンピュータを,上記
使用画像データ表示手段に表示されている上記使用画像
データ,及び上記使用画像データの上記画像情報を,上
記原画像読出手段により読み出し可能な独自形式にて記
録する記録手段としてさらに機能させてなることをその
要旨とする。
【0018】上記請求項5〜8のいずれか1項に記載の
証明写真作成用プログラムを記録した記録媒体によれ
ば,コンピュータに読み取らせることにより,上記請求
項1〜4のいずれか1項に記載の証明写真作成装置にそ
れぞれ対応する機能をコンピュータに実現させる証明写
真作成プログラムを提供することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下,添付図面を参照して,本発
明の実施の形態につき説明し,本発明の理解に供する。
尚,以下の実施の形態は,本発明の具体的な一例であっ
て,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではな
い。本発明の一実施の形態に係る証明写真作成装置は,
例えばディジタルスチルカメラを用いて所定の画像サイ
ズにて撮像された原画像データから,証明写真に用いる
証明写真用画像データを作成し,出力装置に供給するた
めの証明写真作成用プログラムにより,図1に示した,
上記原画像データ,及び上記原画像データの上記画像サ
イズを含む画像情報を読み出すための原画像読出手段1
0,上記原画像読出手段10を用いて読み出された上記
原画像データを表示する原画像データ表示手段11,用
途の異なる複数の証明写真について形状,必要枚数を含
むフォーマット情報をそれぞれ記憶する記憶手段12,
上記記憶手段12に記憶された上記フォーマット情報の
いずれかを選択するための選択手段13,上記出力装置
3の出力解像度を含む出力情報を抽出する出力情報抽出
手段14,上記原画像読出手段11を用いて読み出され
た上記原画像データの上記画像情報,上記出力情報抽出
手段14により抽出された上記出力情報,上記選択手段
13を用いて選択された上記フォーマット情報に基づい
て,上記原画像データ表示手段11に表示されている画
像データのうち,上記証明写真用画像データに用いる使
用画像データの切り取り範囲を設定する切り取り範囲設
定手段15,上記切り取り範囲設定手段15により設定
された切り取り範囲を上記原画像データ表示手段11に
付加表示させる切り取り範囲付加表示手段16,上記切
り取り範囲設定手段16により設定された切り取り範囲
内にある上記使用画像データを表示する使用画像データ
表示手段17,上記使用画像データ表示手段17に表示
されている上記使用画像データから,上記出力情報抽出
手段14により抽出された上記出力情報に基づいて,上
記証明写真用画像データを作成する証明写真用画像デー
タ作成手段18,上記証明写真用画像データ作成手段1
8により作成された上記証明写真用画像データを,上記
選択手段13を用いて選択された上記フォーマット情報
の必要枚数だけ上記出力装置に出力させるための出力手
段19,上記原画像データ表示手段11に表示されてい
る画像データの位置を変更する位置変更手段21,及び
上記原画像データ表示手段11に表示されている画像デ
ータの明度,色度を含む光学的特性を変更する光学的特
性変更手段22からなり,上記原画像データ表示手段1
1に表示されている画像データを編集するための画像デ
ータ編集手段20,上記選択手段13を用いて選択され
た上記フォーマット情報に含まれる基準位置情報に基づ
いて,証明写真の種類に対応してそれぞれ定められた所
定の基準位置を上記原画像データ表示手段に付加表示さ
せる基準位置付加表示手段23,上記使用画像データ表
示手段17により表示されている上記使用画像データ,
及び上記使用画像データの上記画像情報を,上記原画像
読出手段10により読み出し可能な独自形式にて記録す
る記録手段24として機能させられたコンピュータ1と
して具体化される。
【0020】コンピュータ1を上記各手段10乃至24
として機能させる上記証明写真作成用プログラムを記録
した,本発明の一実施の形態に係る証明写真作成用プロ
グラムを記録した記録媒体は,例えば上記証明写真作成
プログラムがコンピュータ1により実行可能な状態で記
録された半導体メモリや磁気ディスク,さらには上記証
明写真作成プログラムが圧縮状態又は非実行状態で記録
されたCDROM等の光磁気ディスク,フロッピーディ
スク,半導体メモリなどとして具体化されるものであ
り,これら記録媒体に記録された上記証明写真作成用プ
ログラムは,例えば証明写真撮影サービスを提供する業
者により使用される。ここで,図2に本発明の一実施の
形態に係る証明写真作成装置として機能するコンピュー
タの概略構成を示し,図3に上記コンピュータとその周
辺機器の接続状態を示す。
【0021】本実施の形態に係る証明写真作成装置とし
て機能するコンピュータ1は,図2及び図3に示す如
く,演算装置101,該演算装置101にバス102を
介して接続されたメモリ103,キーボード1041や
マウス1042などの入力装置104,ディスプレイな
どの表示装置105,磁気ディスクドライブなどの記憶
装置106,CDROMドライブ107,着脱可能な半
導体メモリカード108に記録された情報を読み取るた
めのカードリーダ109などから構成され,さらにプリ
ンタポートを介して昇華型熱転写方式プリンタなどの出
力装置3が接続されている。証明写真を作成するための
システムとしては,上記コンピュータ1や出力装置3の
他,もちろんディジタルスチルカメラ2や,照明機材4
01を含む撮影設備が必要となる。
【0022】上記ディジタルスチルカメラ2には,印刷
品質を考慮すると,150万画素程度の画素数,150
0×1000程度の撮影解像度を有するものを用いるの
が好ましい。これは,上記出力装置3の出力解像度が約
300dpi程度であり,証明写真の縦サイズが50m
mであるとすると,縦方向の画素数は約600画素弱程
度必要となり,不要部分を削除することを考慮すると,
少なくとも縦方向に1000画素程度の撮影解像度が必
要となるからである。上記のような画素数,あるいは撮
像解像度を有するディジタルスチルカメラ2や出力装置
3には,例えばコダック社のDC260ZOOM や,ディジタル
フォトプリンターDPP2-Jなどを用いることができる。こ
れらは,高い性能を提供しながら比較的安価で購入でき
るものである。上記DC260ZOOM の場合,画素数は160
万画素であり,最大撮影解像度は,1536×1024
である。また,撮影する際の画像サイズとしては,この
他1152×768や,768×512を利用すること
ができるが,証明写真への利用を考慮した場合,鮮明な
仕上がりが必要であることから,大きな画像サイズ15
36×1024や1152×768が選択されることに
なる。上記ディジタルスチルカメラ2により撮影された
撮像画像は,上記した半導体メモリカード108に記憶
される。無圧縮状態の画像データのデータ容量は大きい
ため,上記半導体メモリカード108に上記撮像画像を
記憶する場合,一般にはJPEGなどの圧縮符号化が行
われる。多くのディジタルスチルカメラ2では,圧縮符
号化率が何段階か選択できるが,証明写真撮影用に用い
る場合には,長時間上記半導体メモリカード108に画
像データを記憶させておく必要がないので,上記半導体
メモリカード108は,低圧縮率の符号化画像データが
数枚記憶できる程度の容量を有していればよい。画像デ
ータが書き込まれた半導体メモリカード108は,例え
ばコンピュータ1が備えるメモリカードリーダ109に
装着され,ディジタルスチルカメラ2を用いて所定の画
像サイズにて撮像された原画像データがコンピュータ1
に供給される。より具体的には,上記半導体メモリカー
ド108が上記メモリカードリーダ109に装着される
と,コンピュータ1の演算装置101の指示に従って上
記メモリカードリーダ109により上記半導体メモリカ
ード108に記憶された原画像データが読み出され,バ
ス102を介して例えば記憶装置106に記憶される。
上記原画像データから証明写真を作成するための上記し
た証明写真作成用プログラムは,CDROM1071な
どの記憶媒体を用いて使用者に供給されることが多い。
このCDROM1071には,上記証明写真作成用プロ
グラムが圧縮された状態で記憶されているので,使用者
がはじめて上記証明写真作成用プログラムを利用する場
合には,コンピュータ1に上記CDROM1071に記
憶された上記証明写真作成用プログラムを読み取らせ,
実行可能な状態に展開した上で,上記コンピュータ1が
備える記憶装置106に記憶させる。
【0023】使用者と上記コンピュータ1とのインター
フェースには,入力装置104,表示装置105が用い
られる。上記記憶装置106に記憶された上記証明写真
作成用プログラム1061が実行されると,上記演算装
置101により上記証明写真作成用プログラム1061
の実行に必要なモジュールがメモリ103に順次読み出
され,その後上記表示装置105に例えば図4に示すよ
うなメイン画面501が表示される。このメイン画面5
01には,上記ディジタルスチルカメラ2を用いて所定
の画像サイズにて撮像され上記記憶装置106に記憶さ
れた原画像データ1062,及び上記原画像データ10
62の上記画像サイズを含む画像情報を読み出すための
画像取り込みボタン502,上記画像取り込みボタン5
02を用いて読み出された原画像データ1062を表示
するための取り込み画像表示枠503,自動車運転免許
証,パスポートなどの用途に応じてそれぞれ設けられた
用途選択ボタン504(5041,…,5045),上
記取り込み画像表示枠503に表示されている画像の色
度,明度,濃淡等の光学的特性を変更する光学的特性変
更ボタン505(5051,…,5055)及びゲージ
506(5061,…,5065),上記取り込み画像
表示枠503に表示されている画像データの拡大又は縮
小を行うための拡大ボタン507,縮小ボタン508,
上記取り込み画像表示枠503に表示されている画像デ
ータがカラー画像である場合に,当該画像データをカラ
ー又は白黒で表示させるためのカラー選択ボタン50
9,白黒選択ボタン510,上記取り込み画像表示枠5
03に表示されている画像データのうち証明写真に用い
るサンプル画像(使用画像データの一例)を表示するた
めのサンプル画像表示枠511,上記用途選択ボタン5
04を用いず上記サンプル画像のサイズを任意指定する
ためのサイズ指定ボタン512(5121,5122,
5123),上記用途選択ボタン504に対応して各用
途毎に記憶されているサイズ,必要枚数を含むフォーマ
ット情報を編集するためのフォーマット編集ボタン51
3,上記取り込み画像表示枠503に表示させている画
像データの位置を変更するための画像移動ボタン51
4,上記サンプル画像表示枠511に表示されているサ
ンプル画像を上記用途選択ボタン504により選択され
た用途に従って上記出力装置3に出力させるためのプリ
ントアウトボタン515,上記サンプル画像表示枠51
1に表示されているサンプル画像を上記記憶装置106
などに記憶させるための保存ボタン516,上記証明写
真作成プログラム1061の実行を終了するための終了
ボタン517が表示されている。また,上記取り込み画
像表示枠503には,上記用途選択ボタン504を用い
て選択された証明写真の上記取り込み画像表示枠503
上のサイズを表す切り取り範囲5031,さらに上記証
明写真の上記取り込み画像表示枠503上の位置を判断
するための中心位置などを示す基準位置5032,50
33が表示されている。上記メイン画面501に表示さ
れているこれらオブジェクトのうち,画像取り込みボタ
ン502は,本発明における上記原画像読出手段10の
使用者に対するインターフェースに相当する。同様に,
上記取り込み画像表示枠503は上記原画像データ表示
手段11の,上記用途選択ボタン504は上記選択手段
13の,上記光学的特性変更ボタン505及びゲージ5
06は上記光学的特性変更手段22の使用者に対するイ
ンターフェースにそれぞれ相当する。さらに,上記サン
プル画像表示枠511は上記使用画像データ表示手段1
7の,上記画像移動ボタン514は上記位置変更手段2
1の,上記保存ボタン516は上記記録手段24のイン
ターフェースにそれぞれ相当し,上記切り取り範囲50
31は,上記切り取り範囲付加表示手段16が上記原画
像データ表示手段11に付加表示させる切り取り範囲の
表示例であり,上記基準位置5032,5033は,上
記基準位置付加表示手段23が上記原画像データ表示手
段11に付加表示させる基準位置の例である。尚,上記
各オブジェクトは,入力装置104であるマウス104
2の位置と対応して表示されるマウスポインタ1042
1を各オブジェクト近傍に移動させ,その位置でマウス
1042に設けられたボタン10422を押し下げてク
リックすることにより選択が可能である。また,上記マ
ウスポインタ10421が位置合わせされボタン104
22の押し下げが使用者により行われたオブジェクト
が,ボタンオブジェクト(名称後部にボタンという文字
が付けられているオブジェクト)である場合には,選択
だけでなく上記ボタンオブジェクトの押し下げが行われ
る(押し下げられているように表示が変更される)。
【0024】上記メイン画面501が表示された後の上
記証明写真作成用プログラムを用いた証明写真作成の作
業手順は,例えば図5に示すような手順となる。図5に
示す如く,まず上記メイン画面501上の画像取り込み
ボタン502が使用者によりマウス1042を用いて押
し下げられ,上記取り込み画像表示枠503への画像表
示がコンピュータ1の演算装置101に指示される(S
1)。上記画像表示の指示が供給されると,上記演算装
置101は上記取り込み画像表示枠503に表示させる
上記原画像データを格納したファイルを設定するための
ダイアログを上記表示装置105に表示させる。例えば
上記ディジタルスチルカメラ2により撮像され上記半導
体メモリカード108に一時記憶された画像データが上
記記憶装置106に転送されているとすると,使用者
は,上記原画像データを格納したファイルが記憶されて
いる位置を上記ダイアログを用いて仮想的に指定して,
上記取り込み画像表示枠503に表示させる上記原画像
データを上記演算装置101に指示する。上記取り込み
画像表示枠503に表示させる上記原画像データの指定
が上記演算装置101に与えられると,上記演算装置1
01では,指定された上記原画像データが読み出される
と共に,当該原画像データに付加されている圧縮符号化
方式や画像サイズなどを含む画像情報が抽出される。上
記演算装置101により抽出される上記圧縮符号化方式
は,例えばJPEG方式であり,上記画像サイズは,1
536×1024である。上記抽出された画像情報は,
一時的に記憶装置106などに保持される。このよう
な,上記演算装置101による上記原画像データ,及び
上記原画像データの上記画像サイズを含む画像情報を読
み出すための一連の処理が本発明における上記原画像読
出手段10に相当する。そして,上記演算装置101に
より,上記抽出された上記原画像データの上記画像サイ
ズと上記取り込み画像表示枠503のそのときの表示サ
イズとが比較され,上記原画像データを表示する際の変
倍率が定められる。上記原画像データの画像サイズは例
えば1536×1024であるから,上記取り込み画像
表示枠503のそのときの表示サイズが768×475
であるとすると,縦方向の変倍率が0.5,横方向の変
倍率が0.464となる。さらに,上記抽出された圧縮
符号化方式に対応した伸張処理が上記演算装置101に
より上記原画像データについて行われ,当該原画像デー
タが上記変倍率などに従って上記取り込み画像表示枠5
03に表示させられる。このような,上記演算装置10
1を用いて行われる,上記原画像データを表示させる一
連の処理,及び上記取り込み画像表示枠503が本発明
における上記原画像データ表示手段11に相当する。
【0025】上記のようにして,上記取り込み画像表示
枠503に所望の原画像データが表示されたとすると,
次に使用者が行う一般的な手順は,自動車運転免許証,
履歴書,パスポート,ビザ,一般入学試験用などの用途
の選択(S2)である。上記用途の選択は,上記用途選
択ボタン504を用いて行われる。使用者は上記用途選
択ボタン504のうちのいずれか一つ,例えばパスポー
トに対応する用途選択ボタン504をマウス1042を
用いて押し下げることにより,選択する用途を上記演算
装置101に指示することができる。ここで,上記用途
選択ボタン504が押し下げられた後,上記演算装置1
01により実行される処理内容を図6のフローチャート
に示す。図6に示す如く,メイン画面501が表示され
た後(S200),用途選択ボタン504が使用者によ
りマウス1042を用いて押し下げられると(S20
1),上記演算装置101により,上記記憶装置(上記
記憶手段12の一例)106又は上記記憶装置106か
ら上記メモリ103に転送されたフォーマット情報が抽
出される(S202)。上記フォーマット情報は,例え
ば図7に示すようなデータ構造を有しており,自動車運
転免許証,履歴書,パスポートなど種類の異なる複数の
用途毎に記憶された,サイズ(縦方向のサイズ×横方向
のサイズ),必要枚数,基準位置情報,フォーマット変
更日,割付オブジェクトIDなどの情報を含むものであ
る。例えば用途がパスポートの場合,規定されている証
明写真の縦サイズは45mmであり,横サイズは35m
mであり,これらはパスポートという用途に対応したフ
ォーマット情報の一つとして上記記憶装置106に記憶
されている。また,基準位置情報は,例えば上記縦サイ
ズと横サイズとの比(9:7)と同じ比を有する矩形に
おいて,撮影された人の目が画像中であるべき相対位置
を示す情報などである。フォーマット変更日は,各用途
に関するフォーマット情報が変更された最新の日付を表
すものであり,フォーマット情報が作成された日付を含
むものである。このような上記演算装置101による上
記フォーマット情報の抽出に関する処理が,本発明にお
ける選択手段13に相当する。上記選択手段13を用い
て選択された上記フォーマット情報は,上記記憶装置1
06などに一時的に記憶される。
【0026】また,上記フォーマット情報の編集は,上
記メイン画面501上のフォーマット編集ボタン513
を使用者がマウス1042を用いて押し下げることによ
り,その指示を演算装置101に与えることができる。
使用者によりフォーマット情報の編集指示が与えられる
と,上記演算装置101は,図7に対応したテーブルウ
ィンドウを上記表示装置105に表示させる。証明写真
に関する規定が変更され,例えば所定の用途の証明写真
の縦サイズが50mmから45mmになったとすると,
使用者は上記テーブルウィンドウの縦サイズに対応する
箇所に45という数字を入力し,縦サイズのフォーマッ
ト情報を変更する。このような変更があると,上記演算
装置101は,そのときの日付をシステムクロックから
取得して,上記フォーマット情報のフォーマット変更日
の内容を書き換える。また,上記規定によるフォーマッ
ト情報の変更だけでなく,使用者の簡便性などの観点か
ら,各用途が対応付けられる用途選択ボタン504を変
更することも可能である。上記割付けオブジェクトID
は,対応する用途選択ボタン504を変更するためのも
のであり,例えば自動車運転免許証の割付けオブジェク
トID,「2001」は上記メイン画面501に表示さ
れている用途選択ボタン504のうち最上段にある用途
選択ボタン5041に割り付けられている。この割付け
オブジェクトID,「2001」を例えば「2005」
に変更すれば,当該オブジェクトIDが他の用途に対し
て割り付けられていないときには,上記自動車運転免許
証という用途が,用途選択ボタン5045に割り付けら
れる。このとき,上記演算装置101によりフォーマッ
ト情報が参照され,用途選択ボタン5045上に表示さ
れているボタン名が「自動車運転免許証」に変更され,
用途選択ボタン5045の図面右側に表示されているサ
イズ情報の表示も変更される。また,上記フォーマット
情報は削除することも可能であるし,対応する用途選択
ボタン504のオブジェクトが余計に存在する場合には
追加することも可能である。このような上記フォーマッ
ト編集ボタン513をインターフェースとした上記演算
装置101による,上記フォーマット情報の編集を行う
処理は,請求項に記載されていない本発明に関する技術
的思想である,上記フォーマット情報の編集を行うフォ
ーマット情報編集手段25(図1参照)に対応するもの
である。上記フォーマット情報編集手段25を具備する
ことによって,証明写真の規定に変更があっても,その
変更内容を上記証明写真作成用プログラムに反映するこ
とができ,また,使用者の利便性を向上させることもで
きる。
【0027】そして,上記演算装置101により上記フ
ォーマット情報が抽出されると,既に抽出されている上
記原画像データの画像サイズ,上記フォーマット情報,
及び上記出力装置3の出力解像度を含む出力情報に基づ
いて,上記取り込み画像表示枠503に表示されている
画像データのうち,上記証明写真に用いる上記サンプル
画像(使用画像データ)の切り取り範囲が,上記演算装
置101により設定される(S203)。尚,このよう
な上記演算装置101による上記切り取り範囲の設定に
関する処理が,本発明における切り取り範囲設定手段1
5に相当する。上記出力装置3の上記出力情報は,上記
出力装置3の出力解像度,出力時の階調,出力に用いる
印刷用紙の種類などを含む情報であり,上記出力装置3
を制御する制御プログラムによって管理されるものであ
る。上記出力情報は,上記証明写真作成用プログラムを
実行している上記演算装置101により,上記制御プロ
グラムを介して例えば上記証明写真作成用プログラムの
起動時に予め,或いは必要に応じて抽出される。このよ
うな上記演算装置101による上記出力情報の抽出に関
する処理が,本発明における出力情報抽出手段14に相
当する。上記出力装置3の出力解像度が,上記制御プロ
グラムにより例えば305dpiに設定されており,パ
スポートに対応した上記用途選択ボタン5043が押し
下げられたとすると,上記パスポートに対応するフォー
マット情報に記述されている証明写真の縦サイズ,横サ
イズはそれぞれ45mm×35mmであるから,補完処
理等が必要のない上記パスポートに使用するサンプル画
像の最低画素数は,図8に示す通り540×420画素
となる。この最低解像度が,上記演算装置101により
求められると,上記原画像データの画像サイズ1536
×1024画素と比較され,例えば上記サンプル画像の
最低画素数の整数倍であって,上記原画像データの画像
サイズよりも小さい,1080×840画素が上記切り
取り範囲として設定される。このような上記演算装置1
01による上記切り取り範囲の設定に関する処理が,本
発明における上記切り取り範囲設定手段15に相当す
る。
【0028】そして,上記演算装置101により上記切
り取り範囲が設定されると,上記演算装置101により
上記変倍率が参照され,例えば上記取り込み画像表示枠
のサイズ768×475画素にあわせて,上記設定され
た切り取り範囲の表示サイズが上記演算装置101によ
り演算され,上記選択された証明写真に対応する540
×390画素のサイズの上記切り取り範囲5031が上
記演算装置101により上記取り込み画像表示枠503
に付加表示される(S204)。このような上記演算装
置101による上記切り取り範囲5031の上記取り込
み画像表示枠503への付加表示に関する処理が,本発
明における上記切り取り範囲付加表示手段16に相当す
る。次に用途選択ボタン504を用いて選択された上記
フォーマット情報から,基準位置情報が抽出され,上記
演算装置101により上記取り込み画像表示枠503上
に,上記取り込み画像表示枠503のサイズに応じた上
記切り取り範囲5031,及び上記基準位置情報に対応
した基準位置5032,5033が表示させられる(S
205)。上記基準位置5032は,上記取り込み画像
表示枠503の中心位置を表すものであり,上記基準位
置5033は,例えばパスポートなどの用途の場合に規
定に従うような目線位置を示すためのものである。尚,
上記基準位置5032,5033を上記取り込み画像表
示枠503上に付加表示させる上記演算装置101によ
る処理が,本発明における基準位置付加表示手段24に
相当する。次に,上記設定された切り取り範囲5031
内にある画像データ(サンプル画像)が,上記演算装置
101により上記サンプル画像表示枠511に表示され
る(S206)。上記サンプル画像表示枠511のサイ
ズは,例えば上記切り取り範囲5031のサイズに応じ
て可変に設定されるものである。また,上記用途選択ボ
タン504を用いて選択された上記フォーマット情報の
画像サイズが上記演算装置101により参照され,上記
サンプル画像表示枠511の2辺近傍に,対応する縦方
向サイズ及び横方向サイズが表示される。このような上
記サンプル画像の上記サンプル画像表示枠511への表
示に関する処理,及び上記サンプル画像表示枠511
が,本発明における上記使用画像データ表示手段17に
相当する。尚,上記サンプル画像は,上記取り込み画像
表示枠503に原画像データが表示された時点で表示さ
せるようにしてもよく,この場合にはデフォルトの用途
として指定されている例えば自動車運転免許証のフォー
マット情報に基づいて上記サンプル画像の切り出しが行
われる。また,上記デフォルトの設定も,上記フォーマ
ット情報に含まれるものであり,使用者が適宜変更可能
である。また,上記切り取り範囲5031内にあるサン
プル画像は,上記サンプル画像表示枠511へ表示され
ると共に,その画像データが上記取り込み画像表示枠5
03に表示されている原画像データから複写され(切り
取られ),上記取り込み画像表示枠503に表示されて
いる原画像データとは独立して上記メモリ103又は記
憶装置106に記憶される。
【0029】上記のようにして用途の選択,切り取り範
囲の付加表示,サンプル画像の表示が行われると,使用
者は,上記サンプル画像表示枠511に表示されている
サンプル画像が,証明写真として用いるのに適当なもの
か,即ち位置のずれや,画像から受ける印象等を判断し
て,次の作業として,位置,明度など画像情報の編集を
行う(S3)。例えば上記用途選択ボタン504により
選択された用途が,パスポートである場合に,上記取り
込み画像表示枠503に表示されている画像データの目
の位置が上記基準位置5033に合っていない場合に
は,上記取り込み画像表示枠503に表示されている画
像データの位置を変更する。この画像データの位置変更
の指示は,使用者がマウス1042を用いて上記画像移
動ボタン514を押し下げることにより行うことができ
る。上記画像移動ボタン514が押し下げられると,演
算装置101によりマウスポインタ10421の表示
が,例えばマウスポインタ10421’のように変更さ
れる。上記マウスポインタの変更が行われた状態で,使
用者がマウスポインタ10421’を上記取り込み画像
表示枠503上に移動させ,マウス1042のボタン1
042を押し下げながら,さらにマウスポインタ10
421’を移動させると,マウスポインタ10421’
の色が変えられるなどして表示が変更され,そのときマ
ウスポインタ10421’が移動させられた分だけ,上
記演算装置101により上記取り込み画像表示枠503
に表示されている画像データの位置が変更される。そし
て,上記基準位置5033に上記画像データの目の位置
が合い,使用者がマウス1042のボタン10422を
離すと,上記演算装置101による上記画像データの位
置の変更は終了する。上記画像移動ボタン514が押し
下げ後の画像移動モードは,上記画像移動ボタン514
がもう一度押し下げられた場合や,他のオブジェクトが
選択された場合に解除される。尚,上記画像移動ボタン
514の押し下げによって発生する上記演算装置101
による一連の処理が,本発明における上記位置変更手段
20に相当する。また,上記記憶装置106に記憶され
ている画像データは,カラー画像の場合が多いが,証明
写真撮影サービス利用者の希望などによって白黒画像に
する場合には,白黒選択ボタン510を選択することに
より,上記演算装置101により上記カラー画像から色
度情報が排除された白黒画像が,上記取り込み画像表示
枠503に表示される。この際,上記サンプル画像の画
像データから色情報が排除されるので,その旨を表す警
告を使用者に与えるようにしてもよい。
【0030】また,証明写真を作成する場合には,証明
写真が他人との区別を行うために用いられるという性格
上,証明写真撮影サービス利用者が別人であるような印
象を受ける画像データの編集は好ましくないが,ディジ
タルスチルカメラ2の固体差や使用する出力装置3の特
性などを考慮して,色度,明度等の光学的特性を変更し
た方が,仕上がりが美しくなる場合もあり,上記メイン
画面501にはそのような場合に対応して,色度,明
度,濃淡等の光学的特性を変更する光学的特性変更ボタ
ン505及びゲージ506が設けられている。例えば使
用者により明度に対応する光学的特性変更ボタン505
4がマウス1042を用いて押し下げられると,明度に
対応する光学的特性変更ゲージ5064が利用可能な状
態に設定され,使用者が光学的特性変更ゲージ5064
のバー50641近傍にマウスポインタ10421を移
動させ,マウス1042のボタン10422を押しなが
らマウスポインタ10421を移動させると,上記バー
50641も上記マウスポインタ10421に合わせて
移動し,上記演算装置101により上記バー50641
が移動させられた分だけ,上記画像データの明度が,暗
く又は明るく変更される。この他,赤,緑,青などの色
度を調整する場合や濃淡を調整する場合も,光学的特性
変更ボタン5051,5052,5053,5055,
及び光学的特性変更ゲージ5061,5062,506
3,5065を用いて,上記明度に関する処理と同様の
処理が行われる。このような上記光学的特性変更ボタン
505及びゲージ506の選択によって生じる上記演算
装置101による一連の処理が,本発明における上記光
学的特性変更手段23に相当する。さらに,上記演算装
置101による上記画像の移動及び光学的特性の変更を
含む画像データの編集に関する処理が,本発明における
上記画像データ編集手段20に相当する。尚,上記のよ
うな上記取り込み画像表示枠503に表示されている画
像データの光学的特性の変更が行われている場合,上記
位置の変更の場合と同様,それと同時に又はそれが終了
した後,上記演算装置101により上記サンプル画像表
示枠511に表示されているサンプル画像の表示内容,
及び画像データ自体も変更される。また,上記のような
画像データの編集を行う際に,上記取り込み画像表示枠
503に表示されている原画像データ或いはその加工デ
ータの詳細を視認するのが難しかったり,逆に全体を把
握することが難しい場合には,拡大ボタン507,及び
縮小ボタン508の押し下げにより,上記取り込み画像
表示枠503に表示されている画像データの表示サイズ
が,例えば60段階でそれぞれ拡大,縮小される。そし
て,上記のようにして画像データの編集が行われると,
次に上記サンプル画像表示枠511に表示されている上
記編集された画像データ,及びその画像情報の保存記録
が行われる(S4)。使用者が画像データ(及びその画
像情報)の保存を上記演算装置101に指示するため
に,上記保存ボタン516が用いられる。上記保存ボタ
ン516が,使用者によりマウス1042を用いて押し
下げられると,上記演算装置101により上記編集され
た画像データを格納するファイルの名称,保存場所,フ
ァイルの種類等を設定するためのダイアログが表示され
る。使用者が,このダイアログにてファイルの名称,保
存場所等を仮想的に指定すれば,例えば上記記憶装置1
06や,フロッピーディスクや書き込み可能なCD,或
いは半導体メモリカードなどの着脱可能な記憶媒体に記
録される。
【0031】ところで,証明写真を作成する場合,既述
した通り,証明写真撮影サービス利用者が別人であるよ
うな印象を受ける画像データの編集は避けた方がよい。
しかしながら,フィルムを用いる場合と異なり,近年の
パーソナルコンピュータなどの普及により,ディジタル
画像データは証明写真撮影サービス利用者でも画像デー
タの編集を行うことが比較的簡単な環境にある。このた
め,上記サンプル画像表示枠511に表示されている編
集後の画像データを上記コンピュータ1が備える記憶装
置106に記録するのではなく,証明写真撮影サービス
利用者が持ち帰れるように,上記着脱可能な記憶媒体に
記録させる際には,上記着脱可能な記憶媒体を持ち帰っ
た証明写真撮影サービス利用者が,所有するコンピュー
タを用いて自由に画像データを編集できるようにするの
は好ましくない場合が多い。そこで,必要に応じて,証
明写真撮影サービスを提供する業者側が用いる上記証明
写真作成用プログラムの独自形式にて,上記サンプル画
像表示枠511に表示されている上記編集された画像デ
ータ(及びその画像情報)を格納するファイルを,上記
記憶装置106や着脱可能な記憶媒体に記憶させる。上
記独自形式は,例えば画像データの各画素データを所定
の規則に従って実際の画素位置とは無関係に配列して一
般のJPEGなどと異ならせたり,さらには画像データ
の構造を表すヘッダ情報や画像データ自体を暗号化した
ものなどとして,具体化される。もちろん,上記独自形
式にて保存した画像データを再び取り込む場合には,上
記演算装置101が上記原画像読出手段10に対応する
処理を行う際に読み取らせる必要がある。上記演算装置
101が上記原画像読出手段10に対応する処理を行う
際に読み取らせるためには,例えば上記証明写真作成用
プログラムに上記所定の規則や暗号化キーを一つ又は複
数予め組み込んでおき,上記演算装置101による上記
保存記録処理と再取り込み処理とで,同一の上記所定の
規則や,対応する暗号化キーを参照しながら処理を行わ
せればよい。また,好ましくない画像データの編集を防
止するために,上記暗号化などの他,電子すかし技術な
どを用いるようにしてもよい。これにより,フィルムを
用いる場合と同様,証明写真撮影サービス利用者が簡単
に画像データの編集を行うことが避けられる。証明写真
撮影サービス利用者が上記記憶媒体に記憶されているフ
ァイルの画像データを再び用いることを所望した場合に
は,上記証明写真サービスを提供し上記証明写真作成プ
ログラムを所有する業者に依頼することで,画像データ
の再利用が可能となる。尚,上記のようなサンプル画像
表示枠511に表示されている画像データ,及びその画
像情報を独自形式にて記録する上記演算装置101によ
る処理が,本発明における上記記録手段24に相当す
る。このようにして上記編集された画像データが保存さ
れると,使用者が次に行う作業は,上記サンプル画像表
示枠511に表示されているサンプル画像の印刷である
(S5)。上記サンプル画像を印刷する際に用いられる
上記サンプル画像の画像データは,上記切り取り範囲5
031の設定後,上記取り込み画像表示枠503に表示
されている原画像データとは独立して上記メモリ103
又は記憶装置107に記憶されたものである。このサン
プル画像の画像データは,既述の通り,上記画像移動ボ
タン514押し下げ後の画像の位置変更処理や,光学的
特性変更ボタン505及びゲージ506選択後の画像の
光学的特性変更処理に応じて変更されている。上記サン
プル画像の画像データの印刷は,使用者がマウス104
2を用いてプリントアウトボタン515を選択すること
により行われる。使用者によりプリントアウトボタン5
15が押し下げられると,上記演算装置101により印
刷枚数,印刷用紙サイズなどを設定するための印刷設定
ダイアログが上記表示装置105に表示される。そし
て,使用者により上記印刷設定ダイアログの設定が承認
されると,上記演算装置101では,上記出力装置3の
設定,即ち上記印刷枚数,印刷用紙サイズ,出力解像
度,出力階調を含む上記出力情報,及び選択された用途
に対応したフォーマット情報に従って,上記サンプル画
像から上記出力装置3に供給される出力データ(証明写
真用画像データ)が作成される。選択された用途に対応
したフォーマット情報の必要枚数が4枚であるとする
と,例えば上記印刷設定ダイアログで設定された1枚の
印刷用紙に上記4枚の画像を同時に印刷すべく,印刷用
紙上での上記4枚の位置が上記演算装置101により演
算され,その演算結果に合わせて上記印刷用紙に対応し
た画像の異なる4箇所に,上記サンプル画像がそれぞれ
組み込まれる。また,画像データに電子すかしが刷り込
まれている場合には,さらに電子すかしが上記印刷用紙
に対応した画像から排除される。このような上記証明写
真用画像データ作成に関する上記演算装置101による
処理が,本発明における証明写真用画像データ作成手段
18に対応する。そして,上記のようにして作成された
証明写真用画像データは,上記演算装置101により上
記出力装置3を制御する上記制御プログラムに供給さ
れ,上記制御プログラムの制御により上記出力装置3か
ら,4枚の証明写真に相当する画像が1枚の印刷用紙に
印刷されて,出力される。尚,上記証明写真用画像デー
タを上記出力装置3に供給する上記演算装置101によ
る処理が,本発明における上記出力手段19に対応す
る。そして,証明写真を作成する上記証明写真作成用プ
ログラムの使用者が,上記印刷用紙から4枚の証明写真
を切り分けて,証明写真の作成が完了する。証明写真の
作成が完了すると,作成された証明写真と,必要に応じ
て上記編集された画像データが記憶された記憶媒体と
が,証明写真撮影サービス利用者に手渡される。
【0032】このように,本発明の一実施の形態に係る
証明写真作成装置によれば,証明写真の用途に応じて選
択されたフォーマット情報,出力装置の出力情報,ディ
ジタルスチルカメラにより撮像された原画像データの画
像情報に基づいた,出力される証明写真に対応した正確
な切り取り範囲が,上記原画像データとともに表示装置
上に自動的に表示され,さらに切り取り範囲内にある使
用画像データが上記原画像データとは異なる位置に表示
されるため,使用者は一目で出力される証明写真の画像
を把握することができ,また,証明写真の用途に応じて
選択されたフォーマット情報,上記出力装置の出力情報
に基づいて作成された証明写真用画像データが上記出力
装置から出力されるため,数値を用いて印刷サイズを逐
一指定する必要もなく,用途に応じた印刷サイズの証明
写真が必要枚数だけ簡単かつ正確に得られる。しかも,
使用者が出力される表示装置上で把握した証明写真の画
像に基づいて,位置や,色度や明度などの光学的特性に
問題があったと判断した場合でも,出力される証明写真
の画像を把握しながら,容易に位置や光学的特性を修正
することができる。さらに,上記原画像データや切り取
り範囲とともに,選択した用途に対応した基準位置,例
えば原画像データに含まれる顔や目が証明写真において
あるべき位置が上記表示装置上に表示されるため,使用
者は上記基準位置を参照しながら,画像データの位置変
更を行うなどして,適正な証明写真を容易に作成するこ
とができる。また,上記サンプル画像表示枠に表示され
ている使用画像データ,及びその画像情報は,本装置に
おける原画像読出手段に読み取り可能な独自形式にて記
録されるため,証明写真の作成を行う本装置使用者以外
による上記使用画像データの編集を極力避けることがで
き,証明写真の証拠性を維持することができる。また,
本発明の一実施の形態に係る証明写真用作成プログラム
を記録した記録媒体によれば,コンピュータに読み取ら
せることにより,上記実施の形態に係る証明写真作成装
置に対応する機能をコンピュータに実現させる証明写真
作成プログラムを提供することができる。
【0033】
【実施例】上記実施の形態では,上記取り込み画像表示
枠503のサイズは固定されたものとしていたが,これ
に限られるものではなく,上記原画像データの画像サイ
ズに応じて可変に設定してもよい。この場合には,上記
取り込み画像表示枠503に付加表示される上記切り取
り範囲5031等のサイズも上記取り込み画像表示枠5
03のサイズに応じて変化することになる。このような
証明写真作成装置,及び証明写真用作成プログラムを記
録した記録媒体も本発明における証明写真作成装置,及
び証明写真用作成プログラムを記録した記録媒体の一例
である。また,上記実施の形態では,上記画像編集手段
20に上記位置変更手段21及び上記光学的特性変更手
段22の両方が備えられていたが,これに限られるもの
ではなく,いずれか一方のみを備えるようにしてもよ
い。このような証明写真作成装置,及び証明写真用作成
プログラムを記録した記録媒体も本発明における証明写
真作成装置,及び証明写真用作成プログラムを記録した
記録媒体の一例である。また,上記実施の形態では,用
途選択ボタン504により証明写真の出力サイズを指定
していたが,上記用途選択ボタン504に該当するもの
がないときには,上記用途選択ボタン504を用いず,
上記サイズ指定ボタン5121を押し下げて,上記サイ
ズ指定ボタン5122,5123を使用可能に設定し,
上記サイズ指定ボタン5122により縦方向サイズを,
上記サイズ指定ボタン5123により横方向サイズをそ
れぞれ指定するようにしてもよい。このような証明写真
作成装置,及び証明写真用作成プログラムを記録した記
録媒体も本発明における証明写真作成装置,及び証明写
真用作成プログラムを記録した記録媒体の一例である。
また,上記実施の形態では,証明写真用データの保存
(工程S4)を行ってから,プリントアウト(工程S
5)を行ったが,これに限られるものではなく,順番を
逆にしてもよいし,必要がなければ,証明写真用データ
の保存は行わなくてもよい。さらに,上記切り取り範囲
の設定後,切り取り範囲の付加表示(工程S204),
基準位置の付加表示(工程S205),サンプル画像の
表示(工程S206)の順に処理を行ったが,これに限
られるものではなく,他の順番で上記演算装置101に
より実行させてもよい。このような証明写真作成装置,
及び証明写真用作成プログラムを記録した記録媒体も本
発明における証明写真作成装置,及び証明写真用作成プ
ログラムを記録した記録媒体の一例である。
【0034】
【発明の効果】以上説明した通り,上記請求項1〜4の
いずれか1項に記載の証明写真作成装置では,証明写真
の用途に応じて選択されたフォーマット情報,出力装置
の出力情報,ディジタルスチルカメラにより撮像された
原画像データの画像情報に基づいた,出力される証明写
真に対応した正確な切り取り範囲が,上記原画像データ
とともに表示装置上に自動的に表示され,さらに切り取
り範囲内にある使用画像データが上記原画像データとは
異なる位置に表示されるため,使用者は一目で出力され
る証明写真の画像を把握することができ,また,証明写
真の用途に応じて選択されたフォーマット情報,上記出
力装置の出力情報に基づいて作成された証明写真用画像
データが上記出力装置から出力されるため,数値を用い
て印刷サイズを逐一指定する必要もなく,用途に応じた
印刷サイズの証明写真が必要枚数だけ簡単かつ正確に得
られる。しかも,上記請求項2に記載の証明写真作成装
置では,使用者が出力される表示装置上で把握した証明
写真の画像に基づいて,位置や,色度や明度などの光学
的特性に問題があったと判断した場合でも,出力される
証明写真の画像を把握しながら,容易に位置や光学的特
性を修正することができる。さらに,上記請求項3に記
載の証明写真作成装置では,上記原画像データや切り取
り範囲とともに,選択した用途に対応した基準位置,例
えば原画像データに含まれる顔や目が証明写真において
あるべき位置が上記表示装置上に表示されるため,使用
者は上記基準位置を参照しながら,画像データの位置変
更を行うなどして,適正な証明写真を容易に作成するこ
とができる。また,上記請求項4に記載の証明写真作成
装置では,上記使用画像データが本装置が備える上記原
画像読出手段により読み出し可能な独自形式にて上記使
用画像データ,及びその画像情報が保存記録されるた
め,証明写真の作成を行う本装置使用者以外による上記
使用画像データの編集を極力避けることができ,証明写
真の証拠性を維持することができる。また,上記請求項
5〜8のいずれか1項に記載の証明写真作成用プログラ
ムを記録した記録媒体によれば,コンピュータに読み取
らせることにより,上記請求項1〜4のいずれか1項に
記載の証明写真作成装置にそれぞれ対応する機能をコン
ピュータに実現させる証明写真作成プログラムを提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る証明写真作成装置の構成を説明
するための機能ブロック図。
【図2】 本発明の一実施の形態に係る証明写真作成装
置のために用いられるコンピュータの概略構成を示す
図。
【図3】 上記コンピュータとその周辺機器との接続状
態を説明するための図。
【図4】 本発明の一実施の形態に係る証明写真作成装
置により表示されるメイン画像を説明するための図。
【図5】 上記証明写真作成装置を用いた一般的な作業
手順を説明するための図。
【図6】 上記証明写真作成装置における証明写真の種
類選択を説明するための図。
【図7】 上記証明写真作成装置で用いられるフォーマ
ット情報の構造を説明するための図。
【図8】 出力サイズに応じた表示サイズを説明するた
めの図。
【符号の説明】
1…コンピュータ 2…ディジタルスチ
ルカメラ 3…出力装置 10…原画像情報読
出手段 11…原画像データ表示手段 12…記憶手段 13…選択手段 14…出力情報抽出
手段 15…切り取り範囲設定手段 16…切り取り範囲
付加表示手段 17…使用画像データ表示手段 18…証明写真用画
像データ作成手段 19…出力手段 20…画像データ編
集手段 21…位置変更手段 22…光学的特性変
更手段 23…基準位置付加表示手段 25…記録手段 104…入力装置 105…表示装置 106…記憶装置 108…半導体メモ
リカード 1071…CDROM 501…メイン画面 502…画像取り込みボタン 503…取り込み画
像表示枠 504…用途選択ボタン 505…光学的特性
変更ボタン 506…光学的特性変更ゲージ 511…サンプル画
像表示枠 514…画像移動ボタン 515…プリントア
ウトボタン 516…保存ボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/38 - 1/393 H04N 5/76 - 5/956 B42D 15/10 - 15/10 551

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタルスチルカメラを用いて所定の
    画像サイズにて撮像された原画像データから,証明写真
    に用いる証明写真用画像データを作成し,出力装置に供
    給する証明写真作成装置であって,上記原画像データ,
    及び上記原画像データの上記画像サイズを含む画像情報
    を読み出すための原画像読出手段と,上記原画像読出手
    段を用いて読み出された上記原画像データを表示する原
    画像データ表示手段と,用途の異なる複数の証明写真に
    ついて形状,必要枚数を含むフォーマット情報をそれぞ
    れ記憶する記憶手段と,上記記憶手段に記憶された上記
    フォーマット情報のいずれかを選択するための選択手段
    と,上記出力装置の出力解像度を含む出力情報を抽出す
    る出力情報抽出手段と,上記原画像読出手段を用いて読
    み出された上記原画像データの上記画像情報,上記出力
    情報抽出手段により抽出された上記出力情報,上記選択
    手段を用いて選択された上記フォーマット情報に基づい
    て,上記原画像データ表示手段に表示されている画像デ
    ータのうち,上記証明写真用画像データに用いる使用画
    像データの切り取り範囲を設定する切り取り範囲設定手
    段と,上記切り取り範囲設定手段により設定された切り
    取り範囲を上記原画像データ表示手段に付加表示させる
    切り取り範囲付加表示手段と,上記切り取り範囲設定手
    段により設定された切り取り範囲内にある上記使用画像
    データを表示する使用画像データ表示手段と,上記使用
    画像データ表示手段に表示されている上記使用画像デー
    タから,上記出力情報抽出手段により抽出された上記出
    力情報に基づいて,上記証明写真用画像データを作成す
    る証明写真用画像データ作成手段と,上記証明写真用画
    像データ作成手段により作成された上記証明写真用画像
    データを,上記選択手段を用いて選択された上記フォー
    マット情報の必要枚数だけ上記出力装置に出力させるた
    めの出力手段とを具備してなる証明写真作成装置。
  2. 【請求項2】 上記原画像データ表示手段に表示されて
    いる画像データの位置を変更する位置変更手段,及び上
    記原画像データ表示手段に表示されている画像データの
    明度,色度を含む光学的特性を変更する光学的特性変更
    手段のうちのいずれか一方又は両方からなり,上記原画
    像データ表示手段に表示されている画像データを編集す
    るための画像データ編集手段を具備してなる請求項1に
    記載の証明写真作成装置。
  3. 【請求項3】 上記記憶手段に記憶された上記フォーマ
    ット情報が,証明写真の種類に対応してそれぞれ定めら
    れた所定の基準位置を示す基準位置情報を含むものであ
    って, 上記選択手段を用いて選択された上記フォーマット情報
    の基準位置情報に基づいて,上記基準位置を上記原画像
    データ表示手段に付加表示させる基準位置付加表示手段
    を具備してなる請求項又はに記載の証明写真作成装
    置。
  4. 【請求項4】 上記使用画像データ表示手段に表示され
    ている上記使用画像データ,及び上記使用画像データの
    上記画像情報を,上記原画像読出手段により読み出し可
    能な独自形式にて記録する記録手段を具備してなる請求
    項1〜3のいずれか1項に記載の証明写真作成装置。
  5. 【請求項5】 ディジタルスチルカメラを用いて所定の
    画像サイズにて撮像された原画像データから,コンピュ
    ータに,証明写真に用いる証明写真用画像データを作成
    させ出力装置に供給させるための証明写真作成用プログ
    ラムであって,コンピュータを,上記原画像データ,及
    び上記原画像データの上記画像サイズを含む画像情報を
    読み出すための原画像読出手段,上記原画像読出手段を
    用いて読み出された上記原画像データを表示する原画像
    データ表示手段,用途の異なる複数の証明写真について
    形状,必要枚数を含むフォーマット情報をそれぞれ記憶
    する記憶手段,上記記憶手段に記憶された上記フォーマ
    ット情報のいずれかを選択するための選択手段,上記出
    力装置の出力解像度を含む出力情報を抽出する出力情報
    抽出手段,上記原画像読出手段を用いて読み出された上
    記原画像データの上記画像情報,上記出力情報抽出手段
    により抽出された上記出力情報,上記選択手段を用いて
    選択された上記フォーマット情報に基づいて,上記原画
    像データ表示手段に表示されている画像データのうち,
    上記証明写真用画像データに用いる使用画像データの切
    り取り範囲を設定する切り取り範囲設定手段,上記切り
    取り範囲設定手段により設定された切り取り範囲を上記
    原画像データ表示手段に付加表示させる切り取り範囲付
    加表示手段,上記切り取り範囲設定手段により設定され
    た切り取り範囲内にある上記使用画像データを表示する
    使用画像データ表示手段,上記使用画像データ表示手段
    に表示されている上記使用画像データから,上記出力情
    報抽出手段により抽出された上記出力情報に基づいて,
    上記証明写真用画像データを作成する証明写真用画像デ
    ータ作成手段,上記証明写真用画像データ作成手段によ
    り作成された上記証明写真用画像データを,上記選択手
    段を用いて選択された上記フォーマット情報の必要枚数
    だけ上記出力装置に出力させるための出力手段として機
    能させるための証明写真作成用プログラムを記録した記
    録媒体。
  6. 【請求項6】 コンピュータを,上記原画像データ表示
    手段に表示されている画像データの位置を変更する位置
    変更手段,及び上記原画像データ表示手段に表示されて
    いる画像データの明度,色度を含む光学的特性を変更す
    る光学的特性変更手段のうちのいずれか一方又は両方か
    らなり,上記原画像データ表示手段に表示されている画
    像データを編集するための画像データ編集手段としてさ
    らに機能させてなる請求項5に記載の証明写真作成用プ
    ログラムを記録した記録媒体。
  7. 【請求項7】 上記記憶手段に記憶された上記フォーマ
    ット情報が,証明写真の種類に対応してそれぞれ定めら
    れた所定の基準位置を示す基準位置情報を含むものであ
    って,コンピュータを,上記選択手段を用いて選択され
    た上記フォーマット情報の基準位置情報に基づいて,上
    記基準位置を上記原画像データ表示手段に付加表示させ
    る基準位置付加表示手段としてさらに機能させてなる請
    求項5又は6に記載の証明写真作成用プログラムを記録
    した記録媒体。
  8. 【請求項8】 コンピュータを,上記使用画像データ表
    示手段に表示されている上記使用画像データ,及び上記
    使用画像データの上記画像情報を,上記原画像読出手段
    により読み出し可能な独自形式にて記録する記録手段と
    してさらに機能させてなる請求項5〜7のいずれか1項
    に記載の証明写真作成用プログラムを記録した記録媒
    体。
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