JPH11136092A - ステップアテネータ - Google Patents

ステップアテネータ

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JPH11136092A
JPH11136092A JP30032397A JP30032397A JPH11136092A JP H11136092 A JPH11136092 A JP H11136092A JP 30032397 A JP30032397 A JP 30032397A JP 30032397 A JP30032397 A JP 30032397A JP H11136092 A JPH11136092 A JP H11136092A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 広帯域にわたってアテネーション設定誤差を
低減するステップアテネータを提供する。 【解決手段】 入力端子1と出力端子2との間には抵抗
6,7とMESFET13とが並列に接続されている。
MESFET13のゲートは、制御端子4及び調節回路
15にも接続される。調節回路15は制御端子5に供給
される電圧によって制御され、アテネーション状態にお
いて、MESFET13を介して制御端子4に流れ込む
入力信号量を調節する。これにより、アテネーション状
態における周波数特性がスルー状態における周波数特性
と一致し、その結果アテネーション設定誤差が広帯域に
わたって低減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はステップアテネータ
に関し、特にマイクロ波周波数帯において使用されるス
テップアテネータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のステップアテネータを図6に示
す。図6に示すように従来のステップアテネータは入力
端子21、出力端子22および制御端子23,24と抵
抗26,27,28およびゲートを保護する為の抵抗2
9,30とMESFET31,32とを含むT字型のス
テップアテネータとして構成される。
【0003】当該ステップアテネータをスルー状態、す
なわち、非アテネーション状態とする場合には制御端子
23に“L”レベルの制御信号を供給し、MESFET
31をOFF状態にするとともに、制御端子24に
“H”レベルの制御信号を供給し、MESFET32を
ON状態にする。
【0004】これにより入力端子1に入力された入力信
号は抵抗26,27とMESFET32の内部インピー
ダンスとの並列回路を介して出力端子2へそのまま出力
される。
【0005】一方、アテネーション状態にする場合は制
御端子23に“H”レベルの信号を供給しMESFET
31をON状態にするとともに制御端子24に“L”レ
ベルの信号を供給しMESFET32をOFF状態にす
る。これにより入力端子1に入力された入力信号は抵抗
26,27,28およびMESFET31の内部インピ
ーダンスにより減衰されて出力端子2へ出力される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示した従来のステップアテネータには次の問題があっ
た。すなわち、入力信号がいかなる周波数であっても、
常にスルー状態における出力レベルとアテネーション状
態における出力レベルとの差、つまり減衰量が所望のレ
ベルと一致するのが理想的であるが、実際のステップア
テネータは、スルー状態における出力レベルとアテネー
ション状態における出力レベルとの差が所望のレベルか
らずれるという、アテネーション設定誤差が生じてしま
う。かかるアテネーション設定誤差は、入力信号が高周
波であればあるほど顕著となるため、図6に示した従来
のステップアテネータでは、アテネーション設定誤差の
小さい、比較的低周波の帯域でしか精度の良い減衰特性
が得られなかった。
【0007】これは、アテネーション状態における出力
レベルは入力信号の周波数の影響を比較的受けず、良好
な周波数特性が得られる一方、スルー状態における出力
レベルは入力信号の周波数の影響を大きく受け、高周波
になればなるほど通過損失が増大し、出力レベルが低下
する傾向にあることに起因している。このため、高周波
になればなるほどスルー状態における出力レベルとアテ
ネーション状態における出力レベルとの差(減衰量)が
所望の減衰量よりも小さくなり、すなわちアテネーショ
ン設定誤差が増大するのである。
【0008】これを示すのが図4である。図4によれ
ば、高周波領域になればなるほどアテネーション設定誤
差がマイナス方向、すなわち減衰量不足となっているこ
とが分かる。
【0009】したがって、本発明は、アテネーション設
定誤差を低減し、広い周波数帯域で精度の良い減衰量が
得られるステップアテネータを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、アテネーショ
ン設定誤差がスルー状態における減衰量(通過損失)と
アテネーション状態における減衰量(通過損失)との相
対関係によって決まることから、スルー状態における減
衰量(通過損失)及びアテネーション状態における減衰
量(通過損失)の少なくともいずれか一方を調整する手
段を備えることにより、アテネーション設定誤差の調整
を可能とするものである。
【0011】すなわち、本発明によれば、入力信号が供
給される入力端子と、出力端子と、制御信号が供給され
る制御端子と、制御信号が第1の論理レベルであるとき
には入力信号を第1の周波数特性を有する第1の減衰量
にて減衰させて出力端子に供給する第1の減衰手段と、
制御信号が前記第1の論理レベルとは異なる第2の論理
レベルであるときには入力信号を第1の周波数特性とは
異なる第2の周波数特性を有する第1の減衰量よりも大
きい第2の減衰量にて減衰させて出力端子に供給する第
2の減衰手段と、制御信号が前記第2の論理レベルであ
るときに第2の減衰手段の第2の周波数特性を変化させ
る調整手段とを備えるステップアテネータが提供され
る。
【0012】また、本発明によれば、入力端子と出力端
子との間に接続された減衰手段と、入力端子と出力端子
との間に減衰手段と並列に接続され制御電極を有する第
1のトランジスタと、スルー状態とするかアテネーショ
ン状態とするかを選択する第1の制御端子と、第1のト
ランジスタの制御電極と第1の制御端子との間に接続さ
れ第1のトランジスタの制御電極から第1の制御端子ま
でのインピーダンスを変化させる手段とを備えるステッ
プアテネータが提供される。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態によるステ
ップアテネータ100の回路図を図1に示す。図1に示
すステップアテネータ100は、アテネーション状態に
おける減衰量(通過損失)を調整する手段を付加するこ
とによりアテネーション設定誤差の調節を可能としたも
のである。以下、ステップアテネータ100の具体的回
路構成及び動作について詳述する。
【0014】ステップアテネータ100は、特に限定さ
れないが、厚さ80μmのGaAs基板上に形成された
集積回路であり、特にマイクロ波周波数帯において使用
するのに好適である。尚、本ステップアテネータ100
はシリコーン基板上に形成してもよく、また他の回路が
形成される半導体基板上に形成してもよい。さらに、半
導体基板上に集積することなく、単体(ディスクリー
ト)の抵抗及びトランジスタをプリント基板上で配線す
ることにより形成しても良い。
【0015】図1に示すとおり、ステップアテネータ1
00は入力端子1、出力端子2、制御端子3乃至5、抵
抗6乃至10、MESFET12,13、調節回路15
を有しており、調節回路15は抵抗11及びMESFE
T14からなり、これらは図1に示すとおりに接続され
ている。特に限定されないが、抵抗6乃至11はそれぞ
れ15.5Ω、15.5Ω、85Ω、4KΩ、及び4K
Ωに設定される。また、特に限定されないが、MESF
ET12乃至14のゲート幅はそれぞれ100μm、4
00μm、及び100μmに設定される。
【0016】次に、ステップアテネータ100の動作に
ついて説明するが、以下、入力端子1に供給される信号
を減衰させて出力端子2から出力させる状態を「アテネ
ーション状態」、減衰させることなく出力させる状態を
「スルー状態」と呼ぶ。尚、実際には、スルー状態にお
いてもある程度の減衰が生じることはもちろんである。
【0017】まず、ステップアテネータ100をアテネ
ーション状態とする場合には、制御端子3にハイレベ
ル、例えば0Vの電圧を印加し、制御端子4にローレベ
ル、例えば−5Vの電圧を印加し、MESFET12を
導通状態、MESFET13を非導通状態とする。これ
により、入力端子1に供給される入力信号は抵抗6乃至
8及びMESFET12の内部抵抗によって減衰し、出
力端子12へ出力される。尚、アテネーション状態にお
いて制御端子5に印加される電圧については後述する。
【0018】一方、スルー状態とする場合には、制御端
子3にローレベル、例えば−5Vの電圧を印加し、制御
端子4にハイレベル、例えば0Vの電圧を印加し、ME
SFET12を非導通状態、MESFET13を導通状
態とする。これにより、入力端子1に供給される入力信
号は抵抗6及び7とMESFET13からなる並列回路
を介して、出力端子2へほぼそのまま出力される。但
し、入力端子1に供給される入力信号が高周波であれば
あるほど、非導通状態にあるMESFET12のソース
・ドレイン間容量に起因する損失の影響が顕著となるの
で、スルー状態における減衰量(通過損失)は入力信号
が高周波であればあるほど大きくなる。尚、スルー状態
において制御端子5に印加される電圧についてはやはり
後述する。
【0019】このように、ステップアテネータ100を
アテネーション状態とするかスルー状態とするかは、制
御端子3及び4に印加する電圧の論理レベルによって決
定するのであるが、上述の通り、スルー状態における減
衰量(通過損失)は高周波になればなるほど大きくなる
というある周波数特性を持つため、高周波になればなる
ほどアテネーション状態における減衰量(通過損失)と
スルー状態における減衰量(通過損失)との差が所望の
値から外れてしまう。
【0020】そこで、本発明の一実施形態によるステッ
プアテネータ100によれば、調節回路15及びこれを
制御する制御端子5を設け、かかる制御端子5に印加さ
れる電圧を調整することによりアテネーション設定誤差
の調節を可能としている。本発明の一実施形態によるス
テップアテネータ100は、アテネーション状態におけ
る減衰量(通過損失)を調節することによりアテネーシ
ョン設定誤差を調整するものであり、以下、図2を参照
して、その調節方法及び原理を説明する。
【0021】図2は、アテネーション状態におけるステ
ップアテネータ100の等価回路であり、導通状態にあ
るMESFET12は内部抵抗R12として表され、非
導通状態にあるMESFET13は、内部抵抗R13、
寄生容量C13a乃至C13c、寄生インダクタンスL
13a乃至L13cとして表されている。さらに、調節
回路15内のMESFET14は、内部抵抗R14、寄
生容量C14、寄生インダクタンスL14a乃至L14
cとして表されている。尚、アテネーション状態のた
め、制御端子4には上述の通り−5Vの電圧が印加され
ている。
【0022】ここで、内部抵抗R14及び寄生容量C1
4は、制御端子5に印加される電圧によって決定される
ので、制御端子5に例えば−8Vの電圧を印加しMES
FET14を非導通状態とすれば、制御端子4と図2に
示す破線Aとの間のインピーダンスZcは、ステップア
テネータ100の特性インピーダンスZoに対して十分
大きな値となる。このため、入力端子1に供給される入
力信号は制御端子4にはほとんど現れない。このときの
ステップアテネータ100のスキャッタリングパラメー
タS21(dB)は、入力信号の角周波数をωとおく
と、次式により与えられる。 但し、スキャッタリングパラメータS21は、各回路素
子が特性インピーダンスZoにより正規化されているも
のとする。このように、制御端子5に印加する電圧を例
えば−8VとしMESFET14を非導通状態とすれ
ば、アテネーション状態におけるステップアテネータ1
00の周波数特性は、各抵抗R6乃至R8及びR12の
抵抗値と、MESFET13の寄生成分である抵抗R1
3、寄生容量C13a、寄生インダクタンスL13a及
びL13bによって一義的に決まり、図2に示す破線A
より上の回路はほとんど影響を及ぼさない。このため、
アテネーション状態における周波数特性は、スルー状態
における周波数特性とは異なり、フラットとなる。した
がって、この場合には、従来と同様、入力信号が高周波
になればなるほどアテネーション設定誤差はマイナス方
向にずれ込んでしまう。
【0023】一方、制御端子5に例えば−5.1Vの電
圧を印加しMESFET14を僅かに導通状態とすれ
ば、制御端子4と図2に示す破線Aとの間のインピーダ
ンスZcは導通状態に応じて小さくなる。すなわち、入
力端子1に供給される入力信号の特に高周波成分が寄生
容量C13b及びC13cを介して制御端子4に現れ、
これにより入力信号が減衰されることになる。かかる減
衰量は入力信号が高周波であればあるほど大きくなるた
め、結果的に、アテネーション状態における周波数特性
がスルー状態における周波数特性と同様、高周波領域に
おいて低下することとなる。
【0024】上述の通り、アテネーション設定誤差は、
スルー状態における出力レベルとアテネーション状態に
おける出力レベルとの差(減衰量)が所望のレベルから
どの程度ずれているかを示すものであるから、制御端子
5に印加する電圧を調製することにより、アテネーショ
ン状態における周波数特性とスルー状態における周波数
特性とを一致乃至近接させれば、アテネーション設定誤
差が広帯域にわたって小さくなることが理解できる。
【0025】つまり、入力端子1から制御端子4へ流れ
込む信号をα(dB)とおくと、このときのスキャッタ
リングパラメータS21′は となるので、制御端子5に印加する電圧を調整すること
により、入力端子1から制御端子4へ流れ込む信号α
(dB)の値が変化するので、制御端子5に印加する電
圧を調整することによってスキャッタリングパラメータ
S21′の特性をスルー状態における特性に一致乃至接
近させることができる。
【0026】尚、上述の例では、制御端子5に−5.1
Vの電圧を印加したが、本発明はこれに限定されること
なく、種々の電圧を印加しうる。例えば、アテネーショ
ン時における高周波成分の減衰量をさらに大きくする必
要があれば、制御端子5により高い電圧、例えば−5.
05Vを印加すればよい。また、スルー状態において
は、制御端子4に0Vの電圧が印加されMESFET1
3が導通状態となっているので、制御端子5に印加され
る電圧はスルー特性に影響を与えない。このため、制御
端子5には、スルー状態においてもアテネーション状態
においても同じ電圧、例えば−5.1Vを印加すれば足
りる。
【0027】図5は、ステップアテネータ100のアテ
ネーション設定誤差を示す図であり、入力信号が高周波
になればなるほどアテネーション設定誤差が一方的にマ
イナス方向へずれ込むという従来の特性が改善され、入
力信号の周波数にかかわらず0dB付近で安定したアテ
ネーション設定誤差が得られることが分かる。
【0028】このように、本発明の一実施の形態による
ステップアテネータ100は、アテネーション状態にお
ける周波数特性を調整する手段を設けたことにより、広
帯域にわたって良好なアテネーション特性を得ることが
できる。
【0029】次に本発明の他の実施の形態におけるステ
ップアテネータにつき、図3を参照して説明する。
【0030】図3は、図1において説明したステップア
テネータ100を直列接続することにより様々な減衰量
を得ることができる、マルチビット対応のステップアテ
ネータ300を示す図である。図において、各ステップ
アテネータ101,102及び103は図1において示
したステップアテネータ100と同様の回路構成である
が、それぞれアテネーション状態における減衰量に差を
もたせており、例えば、ステップアテネータ101の減
衰量は1dB、ステップアテネータ102の減衰量は2
dB、ステップアテネータ103の減衰量は4dBとな
るよう、各抵抗等の値が設定されている。
【0031】かかる構成により、入力端子1−1に供給
される入力信号は各ステップアテネータ101乃至10
3によって減衰され若しくは減衰されることなく出力端
子2−3へ出力される。各ステップアテネータ101乃
至103をアテネーション状態とするかスルー状態とす
るかは、それぞれ設けられた制御端子3−1及び4−
1、3−2及び4−2、3−3及び4−3に供給される
電圧(論理レベル)によって制御され、その制御方法は
ステップアテネータ100の場合と同様である。また、
各ステップアテネータ101乃至103は、それぞれ制
御端子5−1、5−2及び5−3を備えており、それぞ
れ独立して調整することができるので、製造上のばらつ
きが生じても制御端子5−1、5−2及び5−3に供給
する電圧を調整することにより広帯域にわたって良好な
アテネーション特性を得ることができる。
【0032】尚、直列接続されるステップアテネータの
段数は3段に限定されず、2段でも4段でもよく、また
各ステップアテネーション101,102及び103の
アテネーション状態における減衰量は上記減衰量に限定
されず、例えば3dB、6dB及び12dBでもよい。
但し、各ステップアテネータのアテネーション状態にお
ける減衰量は2進数による重みづけ(1、2、4、8
…)がされた減衰量に設定されることが好ましい。最も
きめ細かい減衰量制御が可能となるからである。
【0033】
【発明の効果】このように、本発明によるステップアテ
ネータは、アテネーション状態における周波数特性を調
整する調整回路を備えているのでアテネーション設定誤
差を広帯域で小さくすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるステップアテネータ
100を示す回路図である。
【図2】ステップアテネータ100のアテネーション状
態時における等価回路図である。
【図3】本発明の他の実施形態によるステップアテネー
タ300を示す回路図である。
【図4】従来のステップアテネータアテネーション設定
誤差特性を示す図である。
【図5】ステップアテネータ100のアテネーション設
定誤差特性を示す図である。
【図6】従来のステップアテネータ100を示す回路図
である。
【符号の説明】
1,1−1 入力端子 2,2−3 出力端子 3〜5,3−1〜3−3,4−1〜4−3,5−1〜5
−3 制御端子 6〜11 抵抗 12〜14 MESFET 15 調整回路 100,300 ステップアテネータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号が供給される入力端子と、出力
    端子と、制御信号が供給される制御端子と、前記制御信
    号が第1の論理レベルであるときには前記入力信号を第
    1の周波数特性を有する第1の減衰量にて減衰させて前
    記出力端子に供給する第1の減衰手段と、前記制御信号
    が前記第1の論理レベルとは異なる第2の論理レベルで
    あるときには前記入力信号を前記第1の周波数特性とは
    異なる第2の周波数特性を有する前記第1の減衰量より
    も大きい第2の減衰量にて減衰させて前記出力端子に供
    給する第2の減衰手段と、前記制御信号が前記第2の論
    理レベルであるときに前記第2の減衰手段の前記第2の
    周波数特性を変化させる調整手段とを備えるステップア
    テネータ。
  2. 【請求項2】 入力端子と出力端子との間に接続された
    減衰手段と、前記入力端子と前記出力端子との間に前記
    減衰手段と並列に接続され制御電極を有する第1のトラ
    ンジスタと、スルー状態とするかアテネーション状態と
    するかを選択する第1の制御端子と、前記第1のトラン
    ジスタの前記制御電極と前記第1の制御端子との間に接
    続され前記第1のトランジスタの前記制御電極から前記
    第1の制御端子までのインピーダンスを変化させる手段
    とを備えるステップアテネータ。
  3. 【請求項3】 前記手段は、前記第1のトランジスタの
    前記制御電極と前記第1の制御端子との間に接続された
    第2のトランジスタ及び前記第2のトランジスタの制御
    電極に接続された第2の制御端子を含み、前記第2の制
    御端子に印加される電圧に応じて前記第1のトランジス
    タの前記制御電極から前記第1の制御端子までのインピ
    ーダンスが変化することを特徴とする請求項2記載のス
    テップアテネータ。
  4. 【請求項4】 入力端子と、出力端子と、それぞれ第1
    乃至第3の制御信号が供給される第1乃至第3の制御端
    子と、前記入力端子と前記出力端子との間に直列に接続
    された第1及び第2の抵抗と、一端が前記第1の抵抗と
    前記第2の抵抗の接続点に接続された第3の抵抗と、前
    記第3の抵抗の他端と基準電位との間に接続された第1
    のトランジスタと、前記第1のトランジスタのゲートと
    前記第1の制御端子とを接続する第1の接続手段と、前
    記入力端子と前記出力端子との間に前記第1及び第2の
    抵抗とは並列に接続された第2のトランジスタと、前記
    第2のトランジスタのゲートと前記第2の制御端子との
    間に接続された第4の抵抗と、前記第2のトランジスタ
    のゲートと前記第2の制御端子との間に前記第4の抵抗
    とは並列に接続された第3のトランジスタと、前記第3
    のトランジスタのゲートと前記第3の制御端子とを接続
    する第2の接続手段とを備えるステップアテネータ。
  5. 【請求項5】 前記ステップアテネータは、前記第1の
    制御端子に第1の論理レベルの信号が供給されるととも
    に前記第2の制御端子に前記第1の論理レベルとは異な
    る第2の論理レベルの信号が供給された場合にスルー状
    態となる一方、前記第1の制御端子に前記第2の論理レ
    ベルの信号が供給されるとともに前記第2の制御端子に
    前記第1の論理レベル信号が供給された場合にアテネー
    ション状態となり、前記ステップアテネータがスルー状
    態であるかアテネーション状態であるかにかかわらず前
    記第3の制御端子には所定の制御電圧が印加されている
    ことを特徴とする請求項4記載のステップアテネータ。
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