JPH11135528A - 半導体装置用基板及びこれを用いた樹脂モールド方法 - Google Patents

半導体装置用基板及びこれを用いた樹脂モールド方法

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JPH11135528A
JPH11135528A JP29449997A JP29449997A JPH11135528A JP H11135528 A JPH11135528 A JP H11135528A JP 29449997 A JP29449997 A JP 29449997A JP 29449997 A JP29449997 A JP 29449997A JP H11135528 A JPH11135528 A JP H11135528A
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JP
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resin
substrate
semiconductor device
path
resin film
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JP29449997A
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Junji Hirano
淳二 平野
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Apic Yamada Corp
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  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板に不要な樹脂を残さずに確実な樹脂モー
ルドを可能とする。 【解決手段】 樹脂モールド時に基板10a上で樹脂充
填用の樹脂路7が配置される部位に、樹脂モールド後の
硬化樹脂の剥離用の金属部8が設けられた半導体装置用
基板において、前記金属部8の表面が前記樹脂モールド
後の樹脂との密着性が前記金属部8との密着性よりも高
い樹脂被膜9bによって被覆され、前記樹脂路7が前記
金属部8の幅内を通過すべく設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置用基板及
びこれを用いた半導体装置の製造方法に関し、より詳細
には樹脂基板を基板とする半導体装置用基板及びこの半
導体装置用基板を用いる樹脂モールド方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置製品にはBGA(Ball Grid
Array)等のように樹脂基板に半導体チップを搭載して樹
脂成形した製品がある。図7にBGAで用いる半導体装
置用基板10の例を示す。BGAでの樹脂モールド操作
は、半導体装置用基板に半導体チップ5を搭載した後、
樹脂モールド装置により半導体装置用基板10で半導体
チップ5を搭載した片面を樹脂モールドすることによっ
て行う。
【0003】樹脂モールドの際には図7に示すように短
冊状に形成した半導体装置用基板10を使用し、樹脂モ
ールド金型の所定位置に半導体装置用基板10をセット
した後、ポットからキャビティに樹脂を充填して樹脂モ
ールドする。同図で示すように、樹脂が充填されるキャ
ビティ6は半導体装置用基板10の側縁から離間した位
置にあるから、樹脂モールドの際には半導体装置用基板
10の側縁からキャビティ6まで半導体装置用基板10
の表面上を樹脂路7が通過する。
【0004】このため樹脂モールドした状態で樹脂路7
内で残留して硬化した樹脂(ランナー樹脂、ゲート樹
脂)が半導体装置用基板10の表面に付着して残るよう
になる。ディゲート操作は、樹脂モールドによってこの
ような半導体装置用基板10の表面に残留した硬化樹脂
を剥離除去する操作である。図7に示す半導体装置用基
板10は樹脂路が通過する部位に硬化樹脂の剥離用の金
属部として金めっき部8を設けたものである。
【0005】樹脂基板を用いた半導体装置用基板では表
面に回路パターンを形成した後、回路パターン等を保護
するため樹脂被膜によって基板表面を被覆する。樹脂路
7が通過する部位に金めっき部8を露出させるのは、樹
脂モールド後の硬化樹脂が金から容易に剥離する性質を
利用して、ディゲート操作が確実に行えるようにするた
めである。半導体装置用基板10の製造工程では、回路
パターンを形成する際に金めっきを施す工程があるか
ら、硬化樹脂が通過する部位に金めっき部8を形成する
ことは製造工程上も容易である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような半導体装置用基板10を用いて樹脂モールドした
場合は以下のような問題点がある。図8は半導体装置用
基板10を樹脂モールド金型20でクランプして樹脂モ
ールドする状態を示す。同図で9は基板10aの表面を
被覆する樹脂被膜である。樹脂路7は金めっき部8を施
した部位を通過するが、基板10aを被覆する樹脂被膜
9は金めっき部8を設けた部位では金めっき部8の側縁
部にわずかに重複して設けられ、樹脂路7の側縁部がこ
の樹脂被膜9の側縁部の内側を通過するように配置され
る。
【0007】したがって、半導体装置用基板10を樹脂
モールド金型20でクランプすると、金めっき部8を設
けた部位では、金めっき部8の表面に被着した樹脂被膜
9の厚さ分だけ隙間7aが生じ、樹脂モールドの際にこ
の隙間7aの部分に樹脂が入り込む。樹脂モールド後
は、ディゲート操作によって金めっき部8に付着した硬
化樹脂を剥離除去するのであるが、この隙間7a部分で
硬化した樹脂がディゲートの際に樹脂路7内で硬化した
樹脂と分離し、金めっき部8の表面上にそのまま残留す
ることがある。
【0008】隙間7aで硬化した樹脂は細幅で金めっき
部8の表面に筋状に残るため、商品の見栄えの点で問題
となる。また、樹脂モールド後にははんだボール付け工
程、あるいは半導体装置用基板10から最終製品の個片
に分離するといった工程があり、これらの加工工程中に
金めっき部8の表面から樹脂が剥離して加工装置内に落
下するといった問題もある。
【0009】本発明はこれらの問題点を解消すべくなさ
れたものであり、BGA等の樹脂基板を使用した半導体
装置の製造に好適に用いることができる半導体装置用基
板及びこの半導体装置用基板を用いる樹脂モールド方法
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。すなわち、樹脂モールド時
に基板上で樹脂充填用の樹脂路が配置される位に、樹脂
モールド後の硬化樹脂の剥離用の金属部が設けられた半
導体装置用基板において、前記金属部の表面が前記樹脂
モールド後の樹脂との密着性が前記金属部との密着性よ
りも高い樹脂被膜によって被覆され、前記樹脂路が前記
金属部の幅内を通過すべく設けられたことを特徴とす
る。また、前記金属部を被覆する樹脂被膜が、前記基板
の表面を被覆して保護する樹脂被膜と同一の樹脂により
一連に被着形成されたことを特徴とする。また、前記金
属部を被覆する樹脂被膜が、前記基板の表面を被覆して
保護する樹脂被膜とは異種の樹脂により形成されたこと
を特徴とする。異種の樹脂として金属部との剥離性の良
好な樹脂を使用することにより、樹脂モールド後に金属
部から硬化樹脂とともに樹脂被膜を好適に剥離除去する
ことができる。また、前記金属部が形成されている領域
内で前記樹脂路が通過する両側縁位置の外側に、各々の
側縁に沿って露出溝を設けたことを特徴とする。これに
より、露出溝にそって硬化樹脂とともに樹脂被膜を剥離
除去することができる。また、前記樹脂路とキャビティ
との接続部で樹脂路を幅方向に横切る露出溝を設けたこ
とを特徴とする。また、前記金属部が基板表面に設けら
れた下地の樹脂被膜上に形成されたことは、樹脂モール
ド時のクランプ性を向上させ、確実な樹脂モールドがで
きる点で好ましい。また、前記金属部が表面に金めっき
が施された金めっき部であることは、樹脂被膜の剥離性
が好適になされる点で好ましい。
【0011】前記半導体装置用基板を用いた樹脂モール
ド方法であって、前記半導体装置用基板の前記金属部を
被覆する前記樹脂被膜上に樹脂路を配置して前記キャビ
ティに樹脂を充填し、前記樹脂が硬化した後、ディゲー
ト操作の際に前記樹脂路中で硬化した樹脂とともに該硬
化樹脂に付着する前記樹脂被膜を剥離除去することを特
徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る半導体装置用
基板の実施形態について図面とともに詳細に説明する。
図1、2は半導体装置用基板10の第1の実施の形態の
構成を示す説明図である。図1は半導体装置用基板10
に半導体チップを搭載し、樹脂モールドしてディゲート
した状態の平面図、図2は樹脂モールドの際に樹脂路7
が通過する部分を拡大して示す説明図である。
【0013】前述した従来の半導体装置用基板10で
は、樹脂モールドの際に樹脂路が通過する部位の金めっ
き部8は露出した形態で形成していたのに対し、本実施
形態の半導体装置用基板10は樹脂路が通過する金めっ
き部8の表面を樹脂被膜9によって被覆したことを特徴
とし、樹脂モールドの際には金めっき部8を被覆する樹
脂被膜9の上を樹脂路が通過するようにする。
【0014】図1で12は樹脂成形部であり、8は金め
っき部、9は樹脂被膜である。金めっき部8の表面はあ
らかじめ樹脂被膜9によって被覆されていた部位である
が、樹脂モールド後のディゲート操作によって樹脂路7
中で硬化した樹脂とともに樹脂被膜9が剥離除去され、
金めっきが露出した状態となっている。
【0015】図2は樹脂モールド時に半導体装置用基板
10の側縁からキャビティ6のコーナー部に向けて樹脂
路7が延出して配置される様子を拡大して示す。金めっ
き部8は樹脂路7の配置と同様に基板の側縁からキャビ
ティ6に通じるように配置されている。本実施形態の半
導体装置用基板10で特徴的な構成は、金めっき部8が
設けられた範囲についても樹脂被膜9によって被覆した
ことと、樹脂路7の側縁に沿って露出溝9aを設けたこ
とにある。
【0016】図3に樹脂路7と金めっき部8、露出溝9
aの相互配置を断面図によって示す。従来の半導体装置
用基板と同様に基板10aの表面がソルダーレジスト等
の樹脂被膜9によって被覆され、樹脂路7が通過する部
位に合わせて金めっき部8が設けられる。9bは金めっ
き部8の表面を被覆する樹脂被膜であり、9aは樹脂被
膜9bに設けた露出溝である。樹脂被膜9bは基板10
aの表面を被覆する樹脂被膜9と同一の材料で形成した
もので、基板10aの表面に所要の回路パターンおよび
金めっき部8を形成した後、基板10aの表面に被覆用
の樹脂をコーティングし、フォトリソグラフィー法ある
いはレーザ光照射等を利用して露出溝9aを形成するこ
とができる。
【0017】樹脂路7は両側の露出溝9aの中間を通過
するように配置されており、樹脂モールドに際して、樹
脂路7(金型ランナーおよび金型ゲート)を通過する樹
脂は金めっき部8の表面を被覆する樹脂被膜9bに接し
てキャビティ6に充填される。したがって、樹脂モール
ド後は樹脂路7内の樹脂は樹脂被膜9bに接した状態で
硬化する。
【0018】ディゲート操作の際には樹脂路7内で硬化
した樹脂に樹脂被膜9bが密着しているから、硬化樹脂
を剥離除去する操作によって樹脂被膜9bとともに硬化
樹脂が剥離除去される。本実施形態では樹脂被膜9bに
露出溝9aを設けたことにより、硬化樹脂を剥離除去す
る際に、露出溝9aが樹脂被膜9を分離する境界線とな
って硬化樹脂とともに樹脂被膜9bがきれいに剥離除去
される。
【0019】このように、露出溝9aは硬化樹脂を剥離
除去する際に樹脂被膜9bを金めっき部8から確実に剥
離するためのものであるから、露出溝9aは図2に示す
ように基板の側縁部からキャビティ6のコーナー部まで
通じるように設けるのがよい。なお、キャビティ6のコ
ーナー部と樹脂路7との接続部に樹脂路7を幅方向に横
切るように露出溝9cを設けて、ディゲート時にキャビ
ティ6との連結部分で樹脂被膜9bが剥離しやすくして
もよい。この露出溝9cはコーナー部と樹脂路との接続
端に一致して配置するのがよいが、境界位置から若干位
置ずれしていても実際には問題にならない。
【0020】図4〜6は半導体装置用基板10の他の実
施形態を示す。この実施形態の半導体装置用基板10は
樹脂路7が通過する部位に合わせて設けた金めっき部8
の表面全体を基板10aを被覆する樹脂被膜9によって
被覆したことを特徴とする。すなわち、上記実施形態で
は金めっき部8を被覆する樹脂被膜9に露出溝9aを設
けたが、本実施形態では露出溝9aを設けずに単に金め
っき部8を樹脂被膜9によって被覆したものである。
【0021】図4、5に示す実施形態の半導体装置用基
板10は基板10aの表面に回路パターン等を形成し、
所要部位に金めっきを施した後、金めっき部8を含む基
板10aの表面に被膜用の樹脂をコーティングして樹脂
膜9を形成する。図6は樹脂被膜9を2層構造とした実
施形態である。この場合は基板10aの表面に樹脂被膜
9を形成し、下地の樹脂被膜9で金めっき部8を形成す
る部位に導体部を形成して金めっきを施した後、被覆用
の樹脂をコーティングして2層目の樹脂被膜9を形成す
る。なお、図3に示す露出溝9aを設けた例でも金めっ
き部8を中間に設けて樹脂被膜9を2層構造とすること
も可能である。
【0022】本実施形態の場合も樹脂モールドの際に樹
脂路7内の樹脂は樹脂被膜9に接した状態で硬化し、デ
ィゲート操作によって樹脂路7内で硬化した樹脂と一体
に樹脂被膜9が剥離除去される。樹脂路7は図5、6に
示すように、金めっき部8の幅内を通過するように配置
されているから、ディゲート操作により硬化樹脂を剥離
除去する際に、金めっき部8上で樹脂路7が通過した部
位の樹脂被膜9が除去され金めっき部8が露出する。
【0023】樹脂路7内で硬化した樹脂を剥離除去する
際に樹脂被膜9が硬化樹脂とともに剥離除去されるの
は、樹脂被膜9が硬化樹脂にはより強固に結合するのに
対して、樹脂被膜9と金めっき部8との結合性が低いこ
とによる。すなわち、樹脂被膜9は金めっき部8に対し
ては剥離しやすいから、樹脂路7内で硬化した樹脂を剥
離除去することによって容易に硬化樹脂とともに樹脂被
膜9を剥離除去することが可能となる。
【0024】本実施形態の半導体装置用基板を用いて樹
脂モールドした場合は、図5、6に示すように、樹脂路
7が通過する部分では樹脂が全面的に樹脂被膜9に接す
るから、樹脂被膜9に接して硬化した樹脂はディゲート
操作により樹脂被膜9とともに確実に剥離除去され、基
板側に不要な樹脂が残留することがない。これによっ
て、基板上に樹脂が残って商品の見栄えが悪くなるとい
った問題を解消することができる。また、樹脂被膜9上
に樹脂路7を通過させると樹脂被膜9の弾性によって樹
脂路7が通過する部位でのクランプ性が高まることか
ら、より確実な樹脂モールドが可能になる。図6に示す
実施形態は樹脂被膜9を2層にしてクランプ性をさらに
高めたものである。
【0025】図3で示す実施形態の場合も、樹脂路7は
樹脂被膜9bの幅内に配置しているから、樹脂モールド
の際には樹脂路7は樹脂被膜9bの上を通過し、上記実
施形態と同様に、樹脂路7が通過する部位でのクランプ
性が向上して確実な樹脂モールドができる。また、ディ
ゲートする際に硬化樹脂とともに樹脂被膜9bが剥離除
去され、基板側に不要樹脂を残留させることなくディゲ
ートでき、製品上の問題点を解消することができる。
【0026】上述した各実施形態の半導体装置用基板は
樹脂モールドの際に樹脂路が通過する部位に設けていた
金めっき部8等の金属部を樹脂被膜によって被覆したこ
とを特徴とする。この樹脂被膜は、前述したように基板
10aを被覆する際に同時に金属部の表面を被覆して形
成したが、金属部を被覆する樹脂被膜を基板10aを被
覆する樹脂とは異種の樹脂によって被覆することも可能
である。
【0027】すなわち、まず、金属部を除いて基板10
aの表面を通常用いられている樹脂被膜で被覆し、次い
で金属部の表面のみを他の樹脂によって被覆する、もし
くは、金属部の表面のみを他の樹脂によって被覆した
後、基板10aを樹脂被膜によって被覆する方法によっ
て、金属部の表面を特定の樹脂被膜によって被覆した半
導体装置用基板を得ることができる。
【0028】このように、金属部の表面を被覆する樹脂
を基板10aを被覆する樹脂とは異種の樹脂とする方法
は、基板10aを被覆する樹脂にくらべて金属部との剥
離性に優れた樹脂を選択して使用できる点で有効であ
る。とくに、金属部に使用する金属との関係で、より剥
離性に優れた樹脂を使用できることは有効である。
【0029】基板10aを被覆する樹脂被膜と金属部を
被覆する樹脂被膜の樹脂材を異種の材料とする場合も、
上記各実施形態で説明したと同様に、金属部を被覆した
部位に露出溝9a、9cを設けることが可能であり、基
板10aを被覆する樹脂被膜を2層構造とすることも可
能である。
【0030】上記実施形態では樹脂基板を使用するBG
A用の基板を例に説明したが、本発明は種々タイプの半
導体装置に使用される基板に適用できるものであり、た
とえば硬化樹脂の剥離用として金めっき以外のめっきを
設けた基板についても同様に適用可能である。
【0031】
【発明の効果】本発明に係る半導体装置用基板によれ
ば、上述したように、樹脂モールドした後、樹脂路部分
で硬化した樹脂をディゲートする際に樹脂路部分の樹脂
被膜を硬化樹脂とともに確実に剥離除去することがで
き、基板側に不要な樹脂を残留させることがなくなっ
て、確実なディゲートが可能となる。また、樹脂路が通
過する部位に樹脂被膜を配置したことによって樹脂もれ
や樹脂ばりを生じさせずに確実な樹脂モールドが可能と
なる。また、本発明に係る樹脂モールド方法によれば、
ディゲート操作が容易で、より確実な樹脂モールドが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体装置用基板を用いて樹脂モ
ールドした状態の平面図である。
【図2】半導体装置用基板での樹脂路、金めっき部等の
配置例を示す説明図である。
【図3】半導体装置用基板での樹脂路、金めっき部等の
配置を示す断面図である。
【図4】半導体装置用基板での樹脂路、金めっき部等の
他の配置例を示す説明図である。
【図5】半導体装置用基板での樹脂路、金めっき部等の
他の配置を示す断面図である。
【図6】半導体装置用基板での樹脂路、金めっき部等の
さらに他の配置を示す断面図である。
【図7】従来の半導体装置用基板の平面図である。
【図8】従来の半導体装置用基板での樹脂路、金めっき
部等の配置を示す断面図である。
【符号の説明】
5 半導体チップ 6 キャビティ 7 樹脂路 8 金めっき部 9、9b 樹脂被膜 9a、9c 露出溝 10 半導体装置用基板 10a 基板 12 樹脂成形部 20 樹脂モールド金型
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // B29L 31:34

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂モールド時に基板上で樹脂充填用の
    樹脂路が配置される位に、樹脂モールド後の硬化樹脂の
    剥離用の金属部が設けられた半導体装置用基板におい
    て、 前記金属部の表面が前記樹脂モールド後の樹脂との密着
    性が前記金属部との密着性よりも高い樹脂被膜によって
    被覆され、 前記樹脂路が前記金属部の幅内を通過すべく設けられた
    ことを特徴とする半導体装置用基板。
  2. 【請求項2】 前記金属部を被覆する樹脂被膜が、前記
    基板の表面を被覆して保護する樹脂被膜と同一の樹脂に
    より一連に被着形成されたことを特徴とする半導体装置
    用基板。
  3. 【請求項3】 前記金属部を被覆する樹脂被膜が、前記
    基板の表面を被覆して保護する樹脂被膜とは異種の樹脂
    により形成されたことを特徴とする請求項1記載の半導
    体装置用基板。
  4. 【請求項4】 前記金属部が形成されている領域内で前
    記樹脂路が通過する両側縁位置の外側に、各々の側縁に
    沿って露出溝を設けたことを特徴とする請求項1または
    3記載の半導体装置用基板。
  5. 【請求項5】 前記樹脂路とキャビティとの接続部で樹
    脂路を幅方向に横切る露出溝を設けたことを特徴とする
    請求項4記載の半導体装置用基板。
  6. 【請求項6】 前記金属部が基板表面に設けられた下地
    の樹脂被膜上に形成されたことを特徴とする請求項1、
    2、3、4または5記載の半導体装置用基板。
  7. 【請求項7】 前記金属部が表面に金めっきが施された
    金めっき部であることを特徴とする請求項1、2、3、
    4、5または6記載の半導体装置用基板。
  8. 【請求項8】 請求項1、2、3、4、5、6または7
    記載の半導体装置用基板を用いた樹脂モールド方法であ
    って、 前記半導体装置用基板の前記金属部を被覆する前記樹脂
    被膜上に樹脂路を配置して前記キャビティに樹脂を充填
    し、 前記樹脂が硬化した後、ディゲート操作の際に前記樹脂
    路中で硬化した樹脂とともに該硬化樹脂に付着する前記
    樹脂被膜を剥離除去することを特徴とする樹脂モールド
    方法。
JP29449997A 1997-10-27 1997-10-27 半導体装置用基板及びこれを用いた樹脂モールド方法 Pending JPH11135528A (ja)

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