JPH11135160A - 電気自動車のバッテリ冷却構造および冷却方法 - Google Patents
電気自動車のバッテリ冷却構造および冷却方法Info
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- JPH11135160A JPH11135160A JP30094797A JP30094797A JPH11135160A JP H11135160 A JPH11135160 A JP H11135160A JP 30094797 A JP30094797 A JP 30094797A JP 30094797 A JP30094797 A JP 30094797A JP H11135160 A JPH11135160 A JP H11135160A
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/70—Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries
Landscapes
- Secondary Cells (AREA)
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 多大な消費電力を要することなく、バッテリ
に対する冷却効率を向上させる。 【解決手段】 電気自動車の車体25のフロア下面に装
着されたバッテリフレーム27内には、バッテリモジュ
ール35が収容される。バッテリモジュール35は、複
数のバッテリである円筒状のセル39を収容する密閉容
器37の密閉壁37aに囲まれた部分に、冷却液となる
冷媒が充填されている。バッテリモジュール35の上方
には、冷媒通過路47と冷却用フィン49とを備えた凝
縮器41が配置されている。電力消費により発熱したセ
ル39に対し、冷媒が熱を奪って蒸発し、その蒸気が蒸
気管43を上昇して冷媒通過路47に達し、ここで冷却
用フィン49に冷却されて凝縮液となり、液戻り管45
を重力落下して密閉容器37に戻る。
に対する冷却効率を向上させる。 【解決手段】 電気自動車の車体25のフロア下面に装
着されたバッテリフレーム27内には、バッテリモジュ
ール35が収容される。バッテリモジュール35は、複
数のバッテリである円筒状のセル39を収容する密閉容
器37の密閉壁37aに囲まれた部分に、冷却液となる
冷媒が充填されている。バッテリモジュール35の上方
には、冷媒通過路47と冷却用フィン49とを備えた凝
縮器41が配置されている。電力消費により発熱したセ
ル39に対し、冷媒が熱を奪って蒸発し、その蒸気が蒸
気管43を上昇して冷媒通過路47に達し、ここで冷却
用フィン49に冷却されて凝縮液となり、液戻り管45
を重力落下して密閉容器37に戻る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、バッテリを動力
源とする電気自動車のバッテリ冷却構造および冷却方法
に関する。
源とする電気自動車のバッテリ冷却構造および冷却方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】バッテリを走行駆動源とする電気自動車
は、例えば特開平7−81432号公報に記載されてい
るように、複数のバッテリを搭載したバッテリフレーム
を車体のフロア下面に取り付けることで、バッテリの搭
載を行っている。このような複数のバッテリは、電力消
費によって発熱し、高温化することで、性能低下や寿命
低下を引き起こすので、バッテリの冷却が必要となる。
は、例えば特開平7−81432号公報に記載されてい
るように、複数のバッテリを搭載したバッテリフレーム
を車体のフロア下面に取り付けることで、バッテリの搭
載を行っている。このような複数のバッテリは、電力消
費によって発熱し、高温化することで、性能低下や寿命
低下を引き起こすので、バッテリの冷却が必要となる。
【0003】電気自動車におけるバッテリの冷却構造と
して、例えば図4に示すようなものがある。図中で左側
が前方となる車体1のフロア下面には、複数のバッテリ
モジュール3を車体前後方向に配列して収容したバッテ
リフレーム5が装着されている。バッテリフレーム5の
車体前方側におけるバッテリモジュール3の下部側空間
には吸気ダクト7が、同後方側におけるバッテリモジュ
ール3の上部側空間には冷却ファン9を備えた排気ダク
ト11がそれぞれ接続されている。
して、例えば図4に示すようなものがある。図中で左側
が前方となる車体1のフロア下面には、複数のバッテリ
モジュール3を車体前後方向に配列して収容したバッテ
リフレーム5が装着されている。バッテリフレーム5の
車体前方側におけるバッテリモジュール3の下部側空間
には吸気ダクト7が、同後方側におけるバッテリモジュ
ール3の上部側空間には冷却ファン9を備えた排気ダク
ト11がそれぞれ接続されている。
【0004】バッテリモジュール3は、円筒形の複数
(ここでは8本)のセル13が上下2段となるようにセ
ルケース15内に、一定の間隔を確保した状態で収容さ
れている。セルケース15は、図5に分解斜視図として
示すように、上下に分割された上カバー17および下カ
バー19と、各カバー17,19前後の開口を覆う蓋2
1および23とから構成され、上下のカバー17,19
には、多数の通気孔17a,19aがそれぞれ設けられ
ている。
(ここでは8本)のセル13が上下2段となるようにセ
ルケース15内に、一定の間隔を確保した状態で収容さ
れている。セルケース15は、図5に分解斜視図として
示すように、上下に分割された上カバー17および下カ
バー19と、各カバー17,19前後の開口を覆う蓋2
1および23とから構成され、上下のカバー17,19
には、多数の通気孔17a,19aがそれぞれ設けられ
ている。
【0005】上記したバッテリの冷却構造では、吸気ダ
クト7から流入した冷却空気は、バッテリフレーム5内
に導入され、セルケース15の通気孔17a,19aを
通過することでセル13が冷却される。冷却後の空気
は、冷却ファン9により排気ダクト11を経て強制的に
外部に排出される。
クト7から流入した冷却空気は、バッテリフレーム5内
に導入され、セルケース15の通気孔17a,19aを
通過することでセル13が冷却される。冷却後の空気
は、冷却ファン9により排気ダクト11を経て強制的に
外部に排出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のバッテリ冷却構造では、冷却空気が、特にセ
ルケース15を通過する際の通気抵抗により、流速にば
らつきが生じ、各セル13を均一に冷却することが困難
となって冷却効率が低下し、バッテリ性能の低下を招く
上、冷却空気を流通させるための冷却ファンとしては、
大容量のものが必要となってバッテリの消費電力が増大
し、1度の充電による航続距離の低下を招くものとな
る。
うな従来のバッテリ冷却構造では、冷却空気が、特にセ
ルケース15を通過する際の通気抵抗により、流速にば
らつきが生じ、各セル13を均一に冷却することが困難
となって冷却効率が低下し、バッテリ性能の低下を招く
上、冷却空気を流通させるための冷却ファンとしては、
大容量のものが必要となってバッテリの消費電力が増大
し、1度の充電による航続距離の低下を招くものとな
る。
【0007】そこで、この発明は、多大な消費電力を要
することなく、バッテリに対する冷却効率を向上させる
ことを目的としている。
することなく、バッテリに対する冷却効率を向上させる
ことを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、車体に搭載される走行駆動用の
バッテリを、冷却液となる冷媒が充填された密閉容器に
収容し、この密閉容器の上部に前記冷媒が蒸発気化した
蒸気を凝縮させる凝縮器を設け、この凝縮器と前記密閉
容器とを、密閉容器内にて蒸発した冷媒の蒸気を凝縮器
に流入させる蒸気管および、凝縮器内にて前記蒸気が凝
縮して凝縮液となった冷媒を密閉容器に流入させる液戻
り管によりそれぞれ接続した構成としてある。
に、請求項1の発明は、車体に搭載される走行駆動用の
バッテリを、冷却液となる冷媒が充填された密閉容器に
収容し、この密閉容器の上部に前記冷媒が蒸発気化した
蒸気を凝縮させる凝縮器を設け、この凝縮器と前記密閉
容器とを、密閉容器内にて蒸発した冷媒の蒸気を凝縮器
に流入させる蒸気管および、凝縮器内にて前記蒸気が凝
縮して凝縮液となった冷媒を密閉容器に流入させる液戻
り管によりそれぞれ接続した構成としてある。
【0009】このような構成の電気自動車のバッテリ冷
却構造によれば、電力消費によりバッテリが発熱する
と、冷媒がバッテリの表面から直接熱を奪って蒸発気化
し、これによりバッテリが冷却される。密閉容器内で気
化した蒸気は、蒸気管を通って上昇して凝縮器に流入
し、凝縮器にて冷却されて凝縮液となる。凝縮液は、液
戻り管を重力により落下して密閉容器に戻る。
却構造によれば、電力消費によりバッテリが発熱する
と、冷媒がバッテリの表面から直接熱を奪って蒸発気化
し、これによりバッテリが冷却される。密閉容器内で気
化した蒸気は、蒸気管を通って上昇して凝縮器に流入
し、凝縮器にて冷却されて凝縮液となる。凝縮液は、液
戻り管を重力により落下して密閉容器に戻る。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の発明の構成
において、凝縮器は、冷媒が通過する冷媒通過路と、こ
の冷媒通過路の外周部に設けられた冷却用フィンとをそ
れぞれ備えて外気が触れる位置に設けられている。
において、凝縮器は、冷媒が通過する冷媒通過路と、こ
の冷媒通過路の外周部に設けられた冷却用フィンとをそ
れぞれ備えて外気が触れる位置に設けられている。
【0011】上記構成によれば、外気が凝縮器を通過す
ることで、冷却用フィンが冷却され、この冷却された冷
却用フィンを外周部に備えた冷媒通過路を、蒸気管を上
昇してきた蒸気が通過することで、蒸気が冷やされて凝
縮する。
ることで、冷却用フィンが冷却され、この冷却された冷
却用フィンを外周部に備えた冷媒通過路を、蒸気管を上
昇してきた蒸気が通過することで、蒸気が冷やされて凝
縮する。
【0012】請求項3の発明は、請求項2の発明の構成
において、凝縮器の車体前方側に、車体前部から取り入
れた冷却用空気を、凝縮器の周囲に供給する冷却空気ダ
クトを設けている。
において、凝縮器の車体前方側に、車体前部から取り入
れた冷却用空気を、凝縮器の周囲に供給する冷却空気ダ
クトを設けている。
【0013】上記構成によれば、冷却空気ダクトから取
り入れられた冷却空気が凝縮器に直接供給されて冷却用
フィンが冷却される。
り入れられた冷却空気が凝縮器に直接供給されて冷却用
フィンが冷却される。
【0014】請求項4の発明は、請求項2の発明の構成
において、冷却用空気を凝縮器に強制的に供給するファ
ンを設けてある。
において、冷却用空気を凝縮器に強制的に供給するファ
ンを設けてある。
【0015】上記構成によれば、ファンの作動により冷
却用空気が凝縮器に強制的に供給されて冷却用フィンが
冷却される。
却用空気が凝縮器に強制的に供給されて冷却用フィンが
冷却される。
【0016】請求項5の発明は、請求項2ないし4いず
れかの発明の構成において、バッテリは、車体下部に装
着されるバッテリフレームに収容され、バッテリフレー
ムと車体との間には、車体前方側と車体後方側とを連通
する冷却空気通過路が設けられ、この冷却空気通過路に
凝縮器が配置されている。
れかの発明の構成において、バッテリは、車体下部に装
着されるバッテリフレームに収容され、バッテリフレー
ムと車体との間には、車体前方側と車体後方側とを連通
する冷却空気通過路が設けられ、この冷却空気通過路に
凝縮器が配置されている。
【0017】上記構成によれば、冷却用空気がバッテリ
フレームと車体との間の冷却空気通過路を通過すること
で、凝縮器における冷却用フィンが冷却される。
フレームと車体との間の冷却空気通過路を通過すること
で、凝縮器における冷却用フィンが冷却される。
【0018】請求項6の発明は、請求項1の発明の構成
において、密閉容器に複数のバッテリが収容されてバッ
テリモジュールを構成し、このバッテリモジュールが複
数設けられてこれら各バッテリモジュール毎に凝縮器が
設けられている。
において、密閉容器に複数のバッテリが収容されてバッ
テリモジュールを構成し、このバッテリモジュールが複
数設けられてこれら各バッテリモジュール毎に凝縮器が
設けられている。
【0019】上記構成によれば、バッテリモジュールに
おける複数のバッテリが、密閉容器内に充填される冷媒
によって均一に冷却され、このような冷却動作が複数の
バッテリモジュールそれぞれについてなされる。
おける複数のバッテリが、密閉容器内に充填される冷媒
によって均一に冷却され、このような冷却動作が複数の
バッテリモジュールそれぞれについてなされる。
【0020】請求項7の発明は、請求項1の発明の構成
において、バッテリは、少なくとも端子部を除いた部分
が密閉容器に収容されている。
において、バッテリは、少なくとも端子部を除いた部分
が密閉容器に収容されている。
【0021】上記構成によれば、端子部に接続するリー
ド線の引き出しが容易となるとともに、端子部が冷媒液
中に浸されることによる不具合が回避される。
ド線の引き出しが容易となるとともに、端子部が冷媒液
中に浸されることによる不具合が回避される。
【0022】請求項8の発明は、請求項1の発明の構成
において、密閉容器と凝縮器とを接続する冷媒回路内
は、減圧されている。
において、密閉容器と凝縮器とを接続する冷媒回路内
は、減圧されている。
【0023】上記構成によれば、冷媒が発熱したバッテ
リの熱を受けて蒸発することによる冷却が効率よくなさ
れる。
リの熱を受けて蒸発することによる冷却が効率よくなさ
れる。
【0024】請求項9の発明は、密閉容器に収容した走
行駆動用のバッテリの熱を受けて前記密閉容器内の冷却
液となる冷媒が蒸発気化し、この蒸気を、蒸気管を通し
て上部の凝縮器に導き、凝縮器で凝縮させた後、この凝
縮液を液戻り管を通して前記密閉容器に戻す冷却方法と
してある。
行駆動用のバッテリの熱を受けて前記密閉容器内の冷却
液となる冷媒が蒸発気化し、この蒸気を、蒸気管を通し
て上部の凝縮器に導き、凝縮器で凝縮させた後、この凝
縮液を液戻り管を通して前記密閉容器に戻す冷却方法と
してある。
【0025】上記バッテリ冷却方法によれば、バッテリ
が冷却液である冷媒中に浸されて、効率よく冷却され
る。
が冷却液である冷媒中に浸されて、効率よく冷却され
る。
【0026】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明によれば、密閉容器に収容したバッテリを冷却液中に
浸し、バッテリの発熱によって冷却液が蒸発気化した蒸
気を凝縮器によって凝縮させて密閉容器に戻すよう構成
したので、バッテリは冷却液中で効率よく冷却できると
ともに、熱伝達にポンプなど動力を必要とする機器が不
要であるので、バッテリ冷却のための電力消費を回避す
ることができる。
明によれば、密閉容器に収容したバッテリを冷却液中に
浸し、バッテリの発熱によって冷却液が蒸発気化した蒸
気を凝縮器によって凝縮させて密閉容器に戻すよう構成
したので、バッテリは冷却液中で効率よく冷却できると
ともに、熱伝達にポンプなど動力を必要とする機器が不
要であるので、バッテリ冷却のための電力消費を回避す
ることができる。
【0027】請求項2の発明によれば、外気が凝縮器を
通過することで、冷却用フィンが冷却され、この冷却さ
れた冷却用フィンによって、蒸気管を上昇してきた蒸気
が冷やされ凝縮液となって冷媒の熱交換がなされ、これ
によりバッテリの冷却を効率よく行うことができる。
通過することで、冷却用フィンが冷却され、この冷却さ
れた冷却用フィンによって、蒸気管を上昇してきた蒸気
が冷やされ凝縮液となって冷媒の熱交換がなされ、これ
によりバッテリの冷却を効率よく行うことができる。
【0028】請求項3の発明によれば、凝縮器への冷却
空気の供給は、冷却空気ダクトを経て行うことにより、
効率よくなされ、冷却用フィンに対する冷却効果を向上
させることができる。
空気の供給は、冷却空気ダクトを経て行うことにより、
効率よくなされ、冷却用フィンに対する冷却効果を向上
させることができる。
【0029】請求項4の発明によれば、凝縮器への冷却
空気の供給は、ファンによって強性的に行うことによ
り、効率よくなされ、冷却用ファンに対する冷却効果を
向上させることができる。
空気の供給は、ファンによって強性的に行うことによ
り、効率よくなされ、冷却用ファンに対する冷却効果を
向上させることができる。
【0030】請求項5の発明によれば、バッテリフレー
ムと車体との間に設けた冷却空気通過路を外気が通過す
ることで、この冷却空気通過路に配置した凝縮器の冷却
用フィンが効率よく冷却される。
ムと車体との間に設けた冷却空気通過路を外気が通過す
ることで、この冷却空気通過路に配置した凝縮器の冷却
用フィンが効率よく冷却される。
【0031】請求項6の発明によれば、バッテリモジュ
ールにおける複数のバッテリは、密閉容器内に充填され
る冷媒によって均一に冷却でき、このような冷却動作は
複数のバッテリモジュールそれぞれについて行うことが
できる。
ールにおける複数のバッテリは、密閉容器内に充填され
る冷媒によって均一に冷却でき、このような冷却動作は
複数のバッテリモジュールそれぞれについて行うことが
できる。
【0032】請求項7の発明によれば、バッテリは、端
子部を除いた部分が冷媒が充填される密閉容器に収容さ
れているので、端子部に接続するリード線の引き出しが
容易となるとともに、端子部が冷媒液中に浸されること
による不具合を回避することができる。
子部を除いた部分が冷媒が充填される密閉容器に収容さ
れているので、端子部に接続するリード線の引き出しが
容易となるとともに、端子部が冷媒液中に浸されること
による不具合を回避することができる。
【0033】請求項8の発明によれば、密閉容器と凝縮
器とを接続する冷媒回路内が、減圧されているので、冷
媒が発熱したバッテリの熱を受けて蒸発することによる
冷却が効率よくなされる。
器とを接続する冷媒回路内が、減圧されているので、冷
媒が発熱したバッテリの熱を受けて蒸発することによる
冷却が効率よくなされる。
【0034】請求項9の発明によれば、バッテリが冷却
液である冷媒中に浸されているので、効率よく冷却でき
るとともに、熱伝達にポンプなど動力を必要とする機器
が不要であるので、バッテリ冷却のための電力消費を回
避することができる。
液である冷媒中に浸されているので、効率よく冷却でき
るとともに、熱伝達にポンプなど動力を必要とする機器
が不要であるので、バッテリ冷却のための電力消費を回
避することができる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づき説明する。
面に基づき説明する。
【0036】図1は、この発明の実施の一形態を示すバ
ッテリ冷却構造の断面図で、図2はこの冷却構造を備え
た電気自動車の車体前部の側面図である。電気自動車の
車体25のフロア下面には、上部が開口したバッテリフ
レーム27が、図示しないボルトによって締結固定され
ている。なお、図1では左右方向を車幅方向とする。バ
ッテリフレーム27は、上部開口がカバー29によって
塞がれ、車体前後方向(図1中で紙面に直交する方向)
両側の壁部の上端に開口31,33がそれぞれ形成され
ている。この両開口31,33が形成されることで、車
体25とカバー29との間に形成される空間が、車体前
後を貫通する冷却空気通過路34となる。
ッテリ冷却構造の断面図で、図2はこの冷却構造を備え
た電気自動車の車体前部の側面図である。電気自動車の
車体25のフロア下面には、上部が開口したバッテリフ
レーム27が、図示しないボルトによって締結固定され
ている。なお、図1では左右方向を車幅方向とする。バ
ッテリフレーム27は、上部開口がカバー29によって
塞がれ、車体前後方向(図1中で紙面に直交する方向)
両側の壁部の上端に開口31,33がそれぞれ形成され
ている。この両開口31,33が形成されることで、車
体25とカバー29との間に形成される空間が、車体前
後を貫通する冷却空気通過路34となる。
【0037】バッテリフレーム27内には、バッテリモ
ジュール35が複数収容されている。バッテリモジュー
ル35は、密閉容器37と、密閉容器37に収容され
る、前記図5に示したものと同様なバッテリを構成する
複数の円筒状のセル39とを備えている。密閉容器37
は、セル39の前後両端に設けた端子部39a付近を除
く中央部の大部分を密閉状に覆うための密閉壁37a
を、両端子部39aより内側となる位置にそれぞれ備
え、この両密閉壁37aに囲まれた密閉容器37の内部
には、電気絶縁性と熱伝導性に優れた例えばパーフロロ
カーボンクーラントのような冷却液となる冷媒が、セル
39が充分浸されるように充填されている。
ジュール35が複数収容されている。バッテリモジュー
ル35は、密閉容器37と、密閉容器37に収容され
る、前記図5に示したものと同様なバッテリを構成する
複数の円筒状のセル39とを備えている。密閉容器37
は、セル39の前後両端に設けた端子部39a付近を除
く中央部の大部分を密閉状に覆うための密閉壁37a
を、両端子部39aより内側となる位置にそれぞれ備
え、この両密閉壁37aに囲まれた密閉容器37の内部
には、電気絶縁性と熱伝導性に優れた例えばパーフロロ
カーボンクーラントのような冷却液となる冷媒が、セル
39が充分浸されるように充填されている。
【0038】バッテリモジュール35の上方には凝縮器
41が配置され、凝縮器41とバッテリモジュール35
とは、密閉部37a内の冷媒の蒸気を凝縮器41側に導
く蒸気管43で接続されるとともに、凝縮器41側で蒸
気が凝縮した凝縮液を密閉部37a側に戻す液戻し管4
5で接続されている。凝縮器41とバッテリモジュール
35とを、蒸気管43および液戻し管45にて接続する
冷媒回路内は、真空に減圧されている。
41が配置され、凝縮器41とバッテリモジュール35
とは、密閉部37a内の冷媒の蒸気を凝縮器41側に導
く蒸気管43で接続されるとともに、凝縮器41側で蒸
気が凝縮した凝縮液を密閉部37a側に戻す液戻し管4
5で接続されている。凝縮器41とバッテリモジュール
35とを、蒸気管43および液戻し管45にて接続する
冷媒回路内は、真空に減圧されている。
【0039】凝縮器41は、冷媒が通過する冷媒通過路
47と、冷媒通過路47の周囲に装着される冷却用フィ
ン49とで構成され、冷却用フィン49がカバー29に
形成した取付孔29a内に挿入された状態で、冷却用フ
ィン49の下端に固定された底板51がカバー29の下
面に接触している。
47と、冷媒通過路47の周囲に装着される冷却用フィ
ン49とで構成され、冷却用フィン49がカバー29に
形成した取付孔29a内に挿入された状態で、冷却用フ
ィン49の下端に固定された底板51がカバー29の下
面に接触している。
【0040】冷媒通過路47は、蒸気管43の上方に延
長される位置にて上方に伸びる蒸気導入部47aと、蒸
気導入部47aの上端に連通し、水平に車幅方向に向け
て延長される蒸気滞留部47bと、蒸気滞留部47bに
上端が連通する複数の液落下部47cと、各液落下部4
7cの下端に連通し、液落下部47cを落下した液冷媒
が滞留する液滞留部47dとを備えている。液滞留部4
7dの蒸気管43とは反対側の端部には、液戻し管45
の上端が連通接続されている。
長される位置にて上方に伸びる蒸気導入部47aと、蒸
気導入部47aの上端に連通し、水平に車幅方向に向け
て延長される蒸気滞留部47bと、蒸気滞留部47bに
上端が連通する複数の液落下部47cと、各液落下部4
7cの下端に連通し、液落下部47cを落下した液冷媒
が滞留する液滞留部47dとを備えている。液滞留部4
7dの蒸気管43とは反対側の端部には、液戻し管45
の上端が連通接続されている。
【0041】上記した蒸気導入部47a,蒸気滞留部4
7b,液落下部47cおよび液滞留部47dからなる冷
媒通過路47は、紙面に直交する方向に延長形成され、
この冷媒通過路47に、冷却用フィン49が、図1中で
紙面に直交する方向に複数等間隔に配置された状態で、
溶接などにより装着されている。
7b,液落下部47cおよび液滞留部47dからなる冷
媒通過路47は、紙面に直交する方向に延長形成され、
この冷媒通過路47に、冷却用フィン49が、図1中で
紙面に直交する方向に複数等間隔に配置された状態で、
溶接などにより装着されている。
【0042】図2に示すように、バッテリフレーム27
内に複数配置されたバッテリモジュール35は、それぞ
れ個別の凝縮器41を備えている。車体25の前部のモ
ータルーム53内には、図示していないが、バッテリに
よって作動する走行駆動用のモータなどが収容されてお
り、このモータルーム53内の下部に、冷却空気ダクト
55が設けられている。冷却空気ダクト55は、車体前
端部に空気取入口55aが形成され、前述したバッテリ
フレーム27の開口31に対向する位置に、空気吐出口
55bが開口している。
内に複数配置されたバッテリモジュール35は、それぞ
れ個別の凝縮器41を備えている。車体25の前部のモ
ータルーム53内には、図示していないが、バッテリに
よって作動する走行駆動用のモータなどが収容されてお
り、このモータルーム53内の下部に、冷却空気ダクト
55が設けられている。冷却空気ダクト55は、車体前
端部に空気取入口55aが形成され、前述したバッテリ
フレーム27の開口31に対向する位置に、空気吐出口
55bが開口している。
【0043】上記したような電気自動車のバッテリ冷却
構造によれば、自動車の走行などにより、バッテリ電力
が消費されセル39が発熱すると、密閉容器37内の冷
媒がセル39の表面から熱を直接奪って蒸発気化し、こ
れによってセル39が冷却される。この冷却時発生する
蒸気は、蒸気管43を経て凝縮器41の冷媒通過路47
に達する。冷媒通過路47内では、蒸気が蒸気導入部4
7aを上昇し、蒸気滞留部47bに滞留する。
構造によれば、自動車の走行などにより、バッテリ電力
が消費されセル39が発熱すると、密閉容器37内の冷
媒がセル39の表面から熱を直接奪って蒸発気化し、こ
れによってセル39が冷却される。この冷却時発生する
蒸気は、蒸気管43を経て凝縮器41の冷媒通過路47
に達する。冷媒通過路47内では、蒸気が蒸気導入部4
7aを上昇し、蒸気滞留部47bに滞留する。
【0044】一方、車両の走行時などで、図2に示す冷
却空気ダクト55に外気が流入し、その外気は凝縮器4
1が配置された冷却空気通過路34に導入され、冷却用
フィン49が冷却されている。この冷却用フィン49に
より、冷媒滞留部47bに滞留している蒸気が冷却され
て凝縮液となり、凝縮液は重力により液落下部47cを
落下して液滞留部47dに達する。液滞留部47dに達
した凝縮液は、さらに液戻り管45を重力によって落下
し、密閉容器37に戻る。
却空気ダクト55に外気が流入し、その外気は凝縮器4
1が配置された冷却空気通過路34に導入され、冷却用
フィン49が冷却されている。この冷却用フィン49に
より、冷媒滞留部47bに滞留している蒸気が冷却され
て凝縮液となり、凝縮液は重力により液落下部47cを
落下して液滞留部47dに達する。液滞留部47dに達
した凝縮液は、さらに液戻り管45を重力によって落下
し、密閉容器37に戻る。
【0045】電力消費により発熱するセル39は、全体
が冷媒に浸された状態で冷却されるので、冷却時での熱
伝達効率がよく、各バッテリモジュール35におけるそ
れぞれのセル39が均一に冷却され、バッテリの性能向
上および長寿命化が達成される。このような冷却方法
は、冷媒が蒸発および凝縮して冷媒回路内を自然循環す
る沸騰冷却作用を採用しているので、熱伝達にポンプな
どの動力が不要であり、バッテリ冷却のための電力消費
がなく、1度の充電での車両の航続距離の低下が防止さ
れる。
が冷媒に浸された状態で冷却されるので、冷却時での熱
伝達効率がよく、各バッテリモジュール35におけるそ
れぞれのセル39が均一に冷却され、バッテリの性能向
上および長寿命化が達成される。このような冷却方法
は、冷媒が蒸発および凝縮して冷媒回路内を自然循環す
る沸騰冷却作用を採用しているので、熱伝達にポンプな
どの動力が不要であり、バッテリ冷却のための電力消費
がなく、1度の充電での車両の航続距離の低下が防止さ
れる。
【0046】また、セル39は、端子部39aが冷媒に
浸されていないので、リード線の引き出しが容易である
とともに、端子部39aが冷媒に浸されることによるバ
ッテリ寿命の低下などの不具合が回避される。
浸されていないので、リード線の引き出しが容易である
とともに、端子部39aが冷媒に浸されることによるバ
ッテリ寿命の低下などの不具合が回避される。
【0047】図3は、図2における凝縮器41の車体後
方側に近接する位置に、フィン49を強制冷却するファ
ン59を設置した例である。ファン59を設置して強制
冷却することで、走行風などで充分な冷却効果が得られ
ない場合に有効なものとなる。
方側に近接する位置に、フィン49を強制冷却するファ
ン59を設置した例である。ファン59を設置して強制
冷却することで、走行風などで充分な冷却効果が得られ
ない場合に有効なものとなる。
【0048】この場合、ファン59を作動させる際に、
バッテリが消費するが、このファン59は、前記図4に
示した従来の空冷用のファンに比べて小容量で済み、複
数必要ではあるものの、同等の冷却効果が得られるとし
て従来の1/4以下の消費電力で済む。
バッテリが消費するが、このファン59は、前記図4に
示した従来の空冷用のファンに比べて小容量で済み、複
数必要ではあるものの、同等の冷却効果が得られるとし
て従来の1/4以下の消費電力で済む。
【図1】この発明の実施の一形態を示す電気自動車のバ
ッテリ冷却構造の断面図である。
ッテリ冷却構造の断面図である。
【図2】図1のバッテリ冷却構造を備えた電気自動車の
車体前部の側面図である。
車体前部の側面図である。
【図3】バッテリ冷却構造の他の例を示す電気自動車の
車体前部の側面図である。
車体前部の側面図である。
【図4】従来例を示す電気自動車のバッテリ冷却構造の
断面図である。
断面図である。
【図5】図4のバッテリ冷却構造におけるバッテリモジ
ュールの分解斜視図である。
ュールの分解斜視図である。
25 車体 27 バッテリフレーム 34 冷却空気通過路 37 密閉容器 39 セル(バッテリ) 39a 端子部 41 凝縮器 43 蒸気管 45 液戻り管 47 冷媒通過路 49 冷却用フィン 55 冷却空気ダクト 59 ファン
Claims (9)
- 【請求項1】 車体に搭載される走行駆動用のバッテリ
を、冷却液となる冷媒が充填された密閉容器に収容し、
この密閉容器の上部に前記冷媒が蒸発気化した蒸気を凝
縮させる凝縮器を設け、この凝縮器と前記密閉容器と
を、密閉容器内にて蒸発した冷媒の蒸気を凝縮器に流入
させる蒸気管および、凝縮器内にて前記蒸気が凝縮して
凝縮液となった冷媒を密閉容器に流入させる液戻り管に
よりそれぞれ接続したことを特徴とする電気自動車のバ
ッテリ冷却構造。 - 【請求項2】 凝縮器は、冷媒が通過する冷媒通過路
と、この冷媒通過路の外周部に設けられた冷却用フィン
とをそれぞれ備えて外気が触れる位置に設けられている
ことを特徴とする請求項1記載の電気自動車のバッテリ
冷却構造。 - 【請求項3】 凝縮器の車体前方側に、車体前部から取
り入れた冷却用空気を、凝縮器の周囲に供給する冷却空
気ダクトを設けたことを特徴とする請求項2記載の電気
自動車のバッテリ冷却構造。 - 【請求項4】 冷却用空気を凝縮器に強制的に供給する
ファンを設けたことを特徴とする請求項2記載の電気自
動車のバッテリ冷却構造。 - 【請求項5】 バッテリは、車体下部に装着されるバッ
テリフレームに収容され、バッテリフレームと車体との
間には、車体前方側と車体後方側とを連通する冷却空気
通過路が設けられ、この冷却空気通過路に凝縮器が配置
されていることを特徴とする請求項2ないし4いずれか
1項記載の電気自動車のバッテリ冷却構造。 - 【請求項6】 密閉容器に複数のバッテリが収容されて
バッテリモジュールを構成し、このバッテリモジュール
が複数設けられてこれら各バッテリモジュール毎に凝縮
器が設けられていることを特徴とする請求項1記載の電
気自動車のバッテリ冷却構造。 - 【請求項7】 バッテリは、少なくとも端子部を除いた
部分が密閉容器に収容されていることを特徴とする請求
項1記載の電気自動車のバッテリ冷却構造。 - 【請求項8】 密閉容器と凝縮器とを接続する冷媒回路
内は、減圧されていることを特徴とする請求項1記載の
電気自動車のバッテリ冷却構造。 - 【請求項9】 密閉容器に収容した走行駆動用のバッテ
リの熱を受けて前記密閉容器内の冷却液となる冷媒が蒸
発気化し、この蒸気を、蒸気管を通して上部の凝縮器に
導き、凝縮器で凝縮させた後、この凝縮液を液戻り管を
通して前記密閉容器に戻すことを特徴とする電気自動車
のバッテリ冷却方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30094797A JPH11135160A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 電気自動車のバッテリ冷却構造および冷却方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30094797A JPH11135160A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 電気自動車のバッテリ冷却構造および冷却方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11135160A true JPH11135160A (ja) | 1999-05-21 |
Family
ID=17891013
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30094797A Pending JPH11135160A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 電気自動車のバッテリ冷却構造および冷却方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11135160A (ja) |
Cited By (24)
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-
1997
- 1997-10-31 JP JP30094797A patent/JPH11135160A/ja active Pending
Cited By (34)
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