JPH11134842A - デジタル記録再生機 - Google Patents
デジタル記録再生機Info
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- JPH11134842A JPH11134842A JP29367897A JP29367897A JPH11134842A JP H11134842 A JPH11134842 A JP H11134842A JP 29367897 A JP29367897 A JP 29367897A JP 29367897 A JP29367897 A JP 29367897A JP H11134842 A JPH11134842 A JP H11134842A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ＭＤ記録再生機において、記録中に電源が切
れても、それまでの記録が無効にならないようにする。 【解決手段】 商用交流電圧から変換された直流電圧
を、記録回路１２、再生回路１４および制御回路２０に
それらの動作電圧として供給する電源回路５０を設け
る。充電式電池４５と、電源回路５０から得られる電圧
により充電式電池４５を充電する充電回路４４とを設け
る。記録モードの場合に電源回路５０から直流電圧が得
られなくなったとき、充電式電池４５の電圧を、電源回
路５０からの直流電圧に代わって、記録回路１２、再生
回路１４および制御回路２０にそれらの動作電圧として
供給するとともに、デジタルオーディオデータの記録ア
ドレスのデータをＭＤ１に記録する。
れても、それまでの記録が無効にならないようにする。 【解決手段】 商用交流電圧から変換された直流電圧
を、記録回路１２、再生回路１４および制御回路２０に
それらの動作電圧として供給する電源回路５０を設け
る。充電式電池４５と、電源回路５０から得られる電圧
により充電式電池４５を充電する充電回路４４とを設け
る。記録モードの場合に電源回路５０から直流電圧が得
られなくなったとき、充電式電池４５の電圧を、電源回
路５０からの直流電圧に代わって、記録回路１２、再生
回路１４および制御回路２０にそれらの動作電圧として
供給するとともに、デジタルオーディオデータの記録ア
ドレスのデータをＭＤ１に記録する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、デジタル記録再
生装置に関する。
生装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】オーディオ信号をデジタル記録・再生す
るためのディスク媒体としてＭＤ（ミニディスク）があ
るが、このＭＤには、デジタルオーディオデータの記録
されるエリアとは別に管理エリアが用意され、この管理
エリアに、ＭＤ上におけるデジタルオーディオデータの
記録アドレスなどを示すデータ、すなわち、ＵＴＯＣデ
ータと呼ばれるデータが記録されている。
るためのディスク媒体としてＭＤ（ミニディスク）があ
るが、このＭＤには、デジタルオーディオデータの記録
されるエリアとは別に管理エリアが用意され、この管理
エリアに、ＭＤ上におけるデジタルオーディオデータの
記録アドレスなどを示すデータ、すなわち、ＵＴＯＣデ
ータと呼ばれるデータが記録されている。
【０００３】そして、ＭＤをＭＤ機（ＭＤ記録再生機）
にセットすると、そのＭＤ上のＵＴＯＣデータがＭＤ機
に設けられているメモリにコピーされる。そして、再生
時には、そのメモリにコピーされたＵＴＯＣデータに基
づいてＭＤの再生アドレスが選択されて目的とする曲な
どが再生される。
にセットすると、そのＭＤ上のＵＴＯＣデータがＭＤ機
に設けられているメモリにコピーされる。そして、再生
時には、そのメモリにコピーされたＵＴＯＣデータに基
づいてＭＤの再生アドレスが選択されて目的とする曲な
どが再生される。
【０００４】また、記録時には、メモリにコピーされた
ＵＴＯＣデータにしたがってＭＤの空いているアドレス
にデジタルオーディオデータが記録されるとともに、そ
の記録に対応してメモリ上のＵＴＯＣデータが更新され
る。そして、ＭＤへの記録の行われたときには、そのＭ
ＤをＭＤ機から取り出すキー操作をしたとき、メモリ上
のＵＴＯＣデータがＭＤのＵＴＯＣエリア（管理エリ
ア）に上書きされてＭＤ上のＵＴＯＣデータが更新さ
れ、その後、ＭＤを取り出せる状態になる。
ＵＴＯＣデータにしたがってＭＤの空いているアドレス
にデジタルオーディオデータが記録されるとともに、そ
の記録に対応してメモリ上のＵＴＯＣデータが更新され
る。そして、ＭＤへの記録の行われたときには、そのＭ
ＤをＭＤ機から取り出すキー操作をしたとき、メモリ上
のＵＴＯＣデータがＭＤのＵＴＯＣエリア（管理エリ
ア）に上書きされてＭＤ上のＵＴＯＣデータが更新さ
れ、その後、ＭＤを取り出せる状態になる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上述からも明らかなよ
うに、ＭＤ上のデジタルオーディオデータはＵＴＯＣデ
ータにより管理されているので、ＵＴＯＣデータは極め
て重要である。
うに、ＭＤ上のデジタルオーディオデータはＵＴＯＣデ
ータにより管理されているので、ＵＴＯＣデータは極め
て重要である。
【０００６】ところが、上記のように、ＭＤ上のＵＴＯ
Ｃデータは、デジタルオーディオデータの記録と同時に
更新されるのではなく、ＭＤをＭＤ機から取り出すとき
に更新される。
Ｃデータは、デジタルオーディオデータの記録と同時に
更新されるのではなく、ＭＤをＭＤ機から取り出すとき
に更新される。
【０００７】したがって、音楽などを録音しても、ＭＤ
をＭＤ機から取り出す前に、電源を切ってしまうと、Ｍ
Ｄ上のＵＴＯＣデータが更新されないので、その録音は
無効になり、録音に失敗したことになってしまう。ま
た、タイマを使用して放送などを録音しようとしても、
ＭＤを取り出す前に電源が切れるので、やはりタイマ録
音のできないことになる。
をＭＤ機から取り出す前に、電源を切ってしまうと、Ｍ
Ｄ上のＵＴＯＣデータが更新されないので、その録音は
無効になり、録音に失敗したことになってしまう。ま
た、タイマを使用して放送などを録音しようとしても、
ＭＤを取り出す前に電源が切れるので、やはりタイマ録
音のできないことになる。
【０００８】この発明は、このような問題点を解決しよ
うとするものである。
うとするものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、デジタルオーディオデータをディスクに記録再
生するとともに、その記録アドレスのデータを上記ディ
スクの特定のエリアに記録して上記デジタルオーディオ
データの記録再生の管理を行うようにしたデジタル記録
再生機において、上記デジタルオーディオデータを上記
ディスクに記録するための記録回路と、上記ディスクに
記録されているデジタルオーディオデータを再生して出
力する再生回路と、上記記録回路および上記再生回路を
制御する制御回路と、商用交流電圧から変換された直流
電圧を、上記記録回路、上記再生回路および上記制御回
路にそれらの動作電圧として供給する電源回路と、充電
式電池と、上記電源回路から得られる電圧により上記充
電式電池を充電する充電回路と、上記直流電圧が得られ
なくなったとき、これを検出する検出回路とを有し、記
録モードの場合に上記直流電圧が得られなくなったと
き、上記充電式電池の電圧を、上記直流電圧に代わっ
て、上記記録回路、上記再生回路および上記制御回路に
それらの動作電圧として供給するとともに、上記検出回
路の検出出力にしたがって、上記記録アドレスのデータ
を上記ディスクに記録するようにしたデジタル記録再生
機とするものである。したがって、電源が切れると、充
電式電池の電圧を使用して記録アドレスのデータがディ
スクに書き込まれる。
いては、デジタルオーディオデータをディスクに記録再
生するとともに、その記録アドレスのデータを上記ディ
スクの特定のエリアに記録して上記デジタルオーディオ
データの記録再生の管理を行うようにしたデジタル記録
再生機において、上記デジタルオーディオデータを上記
ディスクに記録するための記録回路と、上記ディスクに
記録されているデジタルオーディオデータを再生して出
力する再生回路と、上記記録回路および上記再生回路を
制御する制御回路と、商用交流電圧から変換された直流
電圧を、上記記録回路、上記再生回路および上記制御回
路にそれらの動作電圧として供給する電源回路と、充電
式電池と、上記電源回路から得られる電圧により上記充
電式電池を充電する充電回路と、上記直流電圧が得られ
なくなったとき、これを検出する検出回路とを有し、記
録モードの場合に上記直流電圧が得られなくなったと
き、上記充電式電池の電圧を、上記直流電圧に代わっ
て、上記記録回路、上記再生回路および上記制御回路に
それらの動作電圧として供給するとともに、上記検出回
路の検出出力にしたがって、上記記録アドレスのデータ
を上記ディスクに記録するようにしたデジタル記録再生
機とするものである。したがって、電源が切れると、充
電式電池の電圧を使用して記録アドレスのデータがディ
スクに書き込まれる。
【００１０】
【発明の実施の形態】図１は、この発明によるＭＤ機の
一形態を示し、符号１はＭＤ、符号１２はデジタル記録
回路、符号１４はデジタル再生回路、符号２０はシステ
ム制御用のマイクロコンピュータである。
一形態を示し、符号１はＭＤ、符号１２はデジタル記録
回路、符号１４はデジタル再生回路、符号２０はシステ
ム制御用のマイクロコンピュータである。
【００１１】そして、デジタル記録回路１２は、入力さ
れたアナログオーディオ信号に対して、Ａ／Ｄ変換、デ
ータ圧縮、エラー訂正コードの付加および変調などの記
録用のエンコード処理を行い、デジタルオーディオデー
タとして出力するものである。また、デジタル再生回路
１４は、ＭＤ１から再生されたデジタルオーディオデー
タに対して、復調、エラー訂正、データ伸長およびＤ／
Ａ変換などの再生用のデコード処理を行い、アナログオ
ーディオ信号を出力するものである。
れたアナログオーディオ信号に対して、Ａ／Ｄ変換、デ
ータ圧縮、エラー訂正コードの付加および変調などの記
録用のエンコード処理を行い、デジタルオーディオデー
タとして出力するものである。また、デジタル再生回路
１４は、ＭＤ１から再生されたデジタルオーディオデー
タに対して、復調、エラー訂正、データ伸長およびＤ／
Ａ変換などの再生用のデコード処理を行い、アナログオ
ーディオ信号を出力するものである。
【００１２】さらに、マイクロコンピュータ２０は、操
作キー３１の操作にしたがって、このＭＤ機の動作モー
ドを記録モードや再生モードなどに制御するとともに、
ＭＤ１に対する記録アドレスおよび再生アドレスをＵＴ
ＯＣデータにしたがって管理ないし制御するものであ
る。また、このマイクロコンピュータ３１は、アナログ
入力ポートA/D を有するとともに、その処理プログラム
の一部として、例えば図２に示す処理ルーチン１００を
有する。
作キー３１の操作にしたがって、このＭＤ機の動作モー
ドを記録モードや再生モードなどに制御するとともに、
ＭＤ１に対する記録アドレスおよび再生アドレスをＵＴ
ＯＣデータにしたがって管理ないし制御するものであ
る。また、このマイクロコンピュータ３１は、アナログ
入力ポートA/D を有するとともに、その処理プログラム
の一部として、例えば図２に示す処理ルーチン１００を
有する。
【００１３】そして、記録モード時には、左および右チ
ャンネルのアナログオーディオ信号が、入力端子１１を
通じてデジタル記録回路１２に供給されてデジタルオー
ディオデータにエンコード処理され、このエンコード処
理の行われたデータが光磁気ヘッド１３に供給されてＭ
Ｄ１のらせん状のトラックに光磁気記録される。
ャンネルのアナログオーディオ信号が、入力端子１１を
通じてデジタル記録回路１２に供給されてデジタルオー
ディオデータにエンコード処理され、このエンコード処
理の行われたデータが光磁気ヘッド１３に供給されてＭ
Ｄ１のらせん状のトラックに光磁気記録される。
【００１４】また、再生モード時には、ヘッド１３によ
りＭＤ１からこれに記録されているデジタルオーディオ
データが再生され、このデータが再生回路１４に供給さ
れてもとのアナログオーディオ信号にデコード処理さ
れ、このアナログオーディオ信号が出力端子１５に取り
出される。
りＭＤ１からこれに記録されているデジタルオーディオ
データが再生され、このデータが再生回路１４に供給さ
れてもとのアナログオーディオ信号にデコード処理さ
れ、このアナログオーディオ信号が出力端子１５に取り
出される。
【００１５】さらに、以上の記録および再生に関連し
て、ＵＴＯＣデータが次のように処理される。すなわ
ち、ＭＤ１をこのＭＤ機にセットすると、ＭＤ１のＵＴ
ＯＣエリアに記録されているＵＴＯＣデータがヘッド１
３により読み出され、この読み出されたＵＴＯＣデータ
がデジタル再生回路１４を通じてマイクロコンピュータ
２０に供給される。そして、以後、記録や再生を行うと
き、マイクロコンピュータ２０に取り込まれたＵＴＯＣ
データを参照してＭＤ１に対するデジタルオーディオデ
ータの記録アドレスおよび再生アドレスが制御される。
て、ＵＴＯＣデータが次のように処理される。すなわ
ち、ＭＤ１をこのＭＤ機にセットすると、ＭＤ１のＵＴ
ＯＣエリアに記録されているＵＴＯＣデータがヘッド１
３により読み出され、この読み出されたＵＴＯＣデータ
がデジタル再生回路１４を通じてマイクロコンピュータ
２０に供給される。そして、以後、記録や再生を行うと
き、マイクロコンピュータ２０に取り込まれたＵＴＯＣ
データを参照してＭＤ１に対するデジタルオーディオデ
ータの記録アドレスおよび再生アドレスが制御される。
【００１６】また、記録中には、マイクロコンピュータ
２０において、その記録にしたがってＵＴＯＣデータが
更新され、ＭＤ１をＭＤ機から取り出すキー操作をした
とき、そのＵＴＯＣデータがデジタル記録回路１２を通
じてＭＤ１のＵＴＯＣエリアに書き込まれ、ＭＤ１のＵ
ＴＯＣデータは最新のものに更新される。
２０において、その記録にしたがってＵＴＯＣデータが
更新され、ＭＤ１をＭＤ機から取り出すキー操作をした
とき、そのＵＴＯＣデータがデジタル記録回路１２を通
じてＭＤ１のＵＴＯＣエリアに書き込まれ、ＭＤ１のＵ
ＴＯＣデータは最新のものに更新される。
【００１７】さらに、この発明においては、電源回路が
以下のように構成される。すなわち、外部のＡＣアダプ
タ５０により商用交流電圧が所定の直流電圧Ｖ50に変換
されて取り出され、この電圧Ｖ50が電源ジャック４１を
通じてＭＤ機に供給される。すると、このジャック４１
に供給された電圧Ｖ50は、さらに、逆流防止用のダイオ
ード４２を通じて例えばＤＣ／ＤＣコンバータにより構
成された定電圧回路４３に供給されて所定の大きさの直
流電圧とされ、この直流電圧が、マイクロコンピュータ
２０および回路１２、１４などにそれらの動作電圧とし
て供給される。
以下のように構成される。すなわち、外部のＡＣアダプ
タ５０により商用交流電圧が所定の直流電圧Ｖ50に変換
されて取り出され、この電圧Ｖ50が電源ジャック４１を
通じてＭＤ機に供給される。すると、このジャック４１
に供給された電圧Ｖ50は、さらに、逆流防止用のダイオ
ード４２を通じて例えばＤＣ／ＤＣコンバータにより構
成された定電圧回路４３に供給されて所定の大きさの直
流電圧とされ、この直流電圧が、マイクロコンピュータ
２０および回路１２、１４などにそれらの動作電圧とし
て供給される。
【００１８】また、充電回路４４および充電式電池４５
が設けられる。そして、ジャック４１の電圧Ｖ50が充電
回路４４に供給されて所定の大きさの電圧Ｖ44が形成さ
れ、この電圧Ｖ44が電池４５に供給されて電池４５は電
圧Ｖ44により充電される。
が設けられる。そして、ジャック４１の電圧Ｖ50が充電
回路４４に供給されて所定の大きさの電圧Ｖ44が形成さ
れ、この電圧Ｖ44が電池４５に供給されて電池４５は電
圧Ｖ44により充電される。
【００１９】この場合、電池４５はバックアップ用の電
源として働くもので、このため、電池４５はメモリ効果
および充放電による寿命の短縮の少ない充電式電池、例
えばリチウム・イオン電池とされる。また、この電池４
５は、ＭＤ機に内蔵されるが、ユーザが一般の電池のよ
うには交換できないものとされ、すなわち、いわゆるは
め殺しとされる。そして、この電池４５が、逆流防止用
のダイオード４６を通じてマイクロコンピュータ２０お
よび回路１２、１４などの電源ラインに接続される。
源として働くもので、このため、電池４５はメモリ効果
および充放電による寿命の短縮の少ない充電式電池、例
えばリチウム・イオン電池とされる。また、この電池４
５は、ＭＤ機に内蔵されるが、ユーザが一般の電池のよ
うには交換できないものとされ、すなわち、いわゆるは
め殺しとされる。そして、この電池４５が、逆流防止用
のダイオード４６を通じてマイクロコンピュータ２０お
よび回路１２、１４などの電源ラインに接続される。
【００２０】さらに、ジャック４１に得られる電圧Ｖ50
が、マイクロコンピュータ２０のアナログ入力ポートA/
D に電圧Ｖ50の大きさの検出用として供給される。
が、マイクロコンピュータ２０のアナログ入力ポートA/
D に電圧Ｖ50の大きさの検出用として供給される。
【００２１】このような構成によれば、定常時には、Ａ
Ｃアダプタ５０からの直流電圧Ｖ50が定電圧回路４３に
供給されて所定の直流電圧とされ、この電圧が各部に動
作電圧として供給されている。したがって、この場合に
は、このＭＤ機は、上記のように、記録や再生を行うこ
とができる状態にある。
Ｃアダプタ５０からの直流電圧Ｖ50が定電圧回路４３に
供給されて所定の直流電圧とされ、この電圧が各部に動
作電圧として供給されている。したがって、この場合に
は、このＭＤ機は、上記のように、記録や再生を行うこ
とができる状態にある。
【００２２】なお、このとき、ジャック４１の電圧Ｖ50
が、マイクロコンピュータ２０のアナログ入力ポートA/
D に供給され、その電圧Ｖ50の値がモニタされている。
そして、この電圧Ｖ50の値が規定値より高いときには、
電圧Ｖ50が正常に供給されていると見なされ、すなわ
ち、電源が切れていないと見なされ、特別の処理は実行
されないでいる。さらに、このとき、充電回路４４によ
りジャック４１の電圧Ｖ50から充電電圧Ｖ44が形成さ
れ、この電圧Ｖ44により電池４５は充電されている。
が、マイクロコンピュータ２０のアナログ入力ポートA/
D に供給され、その電圧Ｖ50の値がモニタされている。
そして、この電圧Ｖ50の値が規定値より高いときには、
電圧Ｖ50が正常に供給されていると見なされ、すなわ
ち、電源が切れていないと見なされ、特別の処理は実行
されないでいる。さらに、このとき、充電回路４４によ
りジャック４１の電圧Ｖ50から充電電圧Ｖ44が形成さ
れ、この電圧Ｖ44により電池４５は充電されている。
【００２３】そして、記録中に何らかの理由により電源
が切れると、電圧Ｖ50が低下するが、すると、電池４５
の電圧がダイオード４６を通じてマイクロコンピュータ
２０および回路１２、１４に供給されるようになる。し
たがって、電源が切れても、電池４５の容量に対応する
期間、このＭＤ機は動作のできる状態にある。
が切れると、電圧Ｖ50が低下するが、すると、電池４５
の電圧がダイオード４６を通じてマイクロコンピュータ
２０および回路１２、１４に供給されるようになる。し
たがって、電源が切れても、電池４５の容量に対応する
期間、このＭＤ機は動作のできる状態にある。
【００２４】さらに、電源が切れて電圧Ｖ50が規定値ま
で低下すると、これがアナログ入力ポートA/D を通じて
マイクロコンピュータ２０により検出され、この結果、
マイクロコンピュータ２０はルーチン１００を実行す
る。そして、ルーチン１００においては、処理はステッ
プ１０１からスタートし、次にステップ１０２におい
て、ＭＤ機が記録モードであるかどうかが判別される。
で低下すると、これがアナログ入力ポートA/D を通じて
マイクロコンピュータ２０により検出され、この結果、
マイクロコンピュータ２０はルーチン１００を実行す
る。そして、ルーチン１００においては、処理はステッ
プ１０１からスタートし、次にステップ１０２におい
て、ＭＤ機が記録モードであるかどうかが判別される。
【００２５】そして、記録モードのときには、処理はス
テップ１０２からステップ１１１に進み、このステップ
１１１において、ＭＤ機は停止モードとされ、次にステ
ップ１１２において、マイクロコンピュータ２０のＵＴ
ＯＣデータが記録回路１２およびヘッド１３を通じてＭ
Ｄ１のＵＴＯＣエリアに書き込まれ、その後、ステップ
１１３において、ルーチン１００を終了する。
テップ１０２からステップ１１１に進み、このステップ
１１１において、ＭＤ機は停止モードとされ、次にステ
ップ１１２において、マイクロコンピュータ２０のＵＴ
ＯＣデータが記録回路１２およびヘッド１３を通じてＭ
Ｄ１のＵＴＯＣエリアに書き込まれ、その後、ステップ
１１３において、ルーチン１００を終了する。
【００２６】また、ステップ１０２において、ＭＤ機が
記録モードではないときには、処理はステップ１０２か
らステップ１２１に進み、このステップ１２１におい
て、ＭＤ機は停止モードとされ、その後、ステップ１１
３において、ルーチン１００を終了する。
記録モードではないときには、処理はステップ１０２か
らステップ１２１に進み、このステップ１２１におい
て、ＭＤ機は停止モードとされ、その後、ステップ１１
３において、ルーチン１００を終了する。
【００２７】こうして、このＭＤ機においては、記録中
に電源が切れると、内蔵の電池４５によりＭＤ機の動作
を続行させるととともに、そのときのＵＴＯＣデータを
直ちにＭＤ１に書き込むようにしているので、記録中に
電源が切れても、あるいは記録中に誤って電源を切って
も、それまでの記録が無効になることがない。また、タ
イマを使用して放送などを録音するとき、これを正常に
行うことができる。
に電源が切れると、内蔵の電池４５によりＭＤ機の動作
を続行させるととともに、そのときのＵＴＯＣデータを
直ちにＭＤ１に書き込むようにしているので、記録中に
電源が切れても、あるいは記録中に誤って電源を切って
も、それまでの記録が無効になることがない。また、タ
イマを使用して放送などを録音するとき、これを正常に
行うことができる。
【００２８】さらに、電池４５が切れていると、ＭＤ機
の電源が切れたときからＭＤ機は動作しなくなるが、こ
の発明においては、ＭＤ機に電圧Ｖ50が供給されている
ときには、その電圧Ｖ50を使って常に電池４５を充電す
るようにしているので、電池４５の切れることがなく、
したがって、電源が切れても、確実にＵＴＯＣデータを
ＭＤ１に書き込むことができる。
の電源が切れたときからＭＤ機は動作しなくなるが、こ
の発明においては、ＭＤ機に電圧Ｖ50が供給されている
ときには、その電圧Ｖ50を使って常に電池４５を充電す
るようにしているので、電池４５の切れることがなく、
したがって、電源が切れても、確実にＵＴＯＣデータを
ＭＤ１に書き込むことができる。
【００２９】また、例えばタイマ録音をしたのちに電源
を再投入したときには、ＭＤ１のＵＴＯＣデータはすで
に更新されているので、電源を再投入したとき、直ちに
通常の動作を行わせることができ、操作性がよい。
を再投入したときには、ＭＤ１のＵＴＯＣデータはすで
に更新されているので、電源を再投入したとき、直ちに
通常の動作を行わせることができ、操作性がよい。
【００３０】さらに、電源を切ったとき、ＭＤ機やマイ
クロコンピュータ２０における動作状態に関するデータ
を、電池４５によりリジュームすることができるので、
それらのデータを保存するためにＥＥＰＲＯＭなどの不
揮発性メモリを設ける必要がない。また、電池４５はは
め殺しとしているので、ユーザが電池４５の交換などを
行う必要がない。
クロコンピュータ２０における動作状態に関するデータ
を、電池４５によりリジュームすることができるので、
それらのデータを保存するためにＥＥＰＲＯＭなどの不
揮発性メモリを設ける必要がない。また、電池４５はは
め殺しとしているので、ユーザが電池４５の交換などを
行う必要がない。
【００３１】なお、上述においては、外部のＡＣアダプ
タ５０から直流電圧Ｖ50が供給されるとしたが、商用交
流電圧を直流電圧Ｖ50に変換する整流回路を、ＭＤ機に
内蔵させることもできる。
タ５０から直流電圧Ｖ50が供給されるとしたが、商用交
流電圧を直流電圧Ｖ50に変換する整流回路を、ＭＤ機に
内蔵させることもできる。
【００３２】
【発明の効果】この発明によれば、記録中に電源が切れ
ても、あるいは記録中に誤って電源を切っても、それま
での記録が無効になることがない。また、タイマを使用
して放送などを録音するとき、これを正常に行うことが
できる。
ても、あるいは記録中に誤って電源を切っても、それま
での記録が無効になることがない。また、タイマを使用
して放送などを録音するとき、これを正常に行うことが
できる。
【００３３】さらに、バックアップ用の電池は常に充電
されているので、電源が切れても、確実にＵＴＯＣデー
タをＭＤに書き込むことができる。また、例えばタイマ
録音をしたのちに電源を再投入したとき、直ちに通常の
動作を行わせることができ、操作性がよい。
されているので、電源が切れても、確実にＵＴＯＣデー
タをＭＤに書き込むことができる。また、例えばタイマ
録音をしたのちに電源を再投入したとき、直ちに通常の
動作を行わせることができ、操作性がよい。
【図１】この発明の一形態を示す系統図である。
【図２】この発明の一形態を示すフローチャートであ
る。
る。
１＝ＭＤ、１２＝デジタル記録回路、１３＝光磁気ヘッ
ド、１４＝デジタル再生回路、２０＝マイクロコンピュ
ータ、３１＝操作キー、４１＝電源ジャック、４３＝定
電圧回路、４４＝充電回路、４５＝充電式電池、５０＝
ＡＣアダプタ
ド、１４＝デジタル再生回路、２０＝マイクロコンピュ
ータ、３１＝操作キー、４１＝電源ジャック、４３＝定
電圧回路、４４＝充電回路、４５＝充電式電池、５０＝
ＡＣアダプタ
Claims (2)
- 【請求項１】デジタルオーディオデータをディスクに記
録再生するとともに、その記録アドレスのデータを上記
ディスクの特定のエリアに記録して上記デジタルオーデ
ィオデータの記録再生の管理を行うようにしたデジタル
記録再生機において、 上記デジタルオーディオデータを上記ディスクに記録す
るための記録回路と、 上記ディスクに記録されているデジタルオーディオデー
タを再生して出力する再生回路と、 上記記録回路および上記再生回路を制御する制御回路
と、 商用交流電圧から変換された直流電圧を、上記記録回
路、上記再生回路および上記制御回路にそれらの動作電
圧として供給する電源回路と、 充電式電池と、 上記電源回路から得られる電圧により上記充電式電池を
充電する充電回路と、上記直流電圧が得られなくなった
とき、これを検出する検出回路とを有し、 記録モードの場合に上記直流電圧が得られなくなったと
き、上記充電式電池の電圧を、上記直流電圧に代わっ
て、上記記録回路、上記再生回路および上記制御回路に
それらの動作電圧として供給するとともに、 上記検出回路の検出出力にしたがって、上記記録アドレ
スのデータを上記ディスクに記録するようにしたデジタ
ル記録再生機。 - 【請求項２】請求項１に記載のデジタル記録再生機にお
いて、 上記直流電圧および上記充電式電池の電圧が、それぞれ
ダイオードを通じて上記記録回路、上記再生回路および
上記制御回路にそれらの動作電圧として供給されるよう
にしたデジタル記録再生機およびその親機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29367897A JPH11134842A (ja) | 1997-10-27 | 1997-10-27 | デジタル記録再生機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29367897A JPH11134842A (ja) | 1997-10-27 | 1997-10-27 | デジタル記録再生機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11134842A true JPH11134842A (ja) | 1999-05-21 |
Family
ID=17797821
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29367897A Pending JPH11134842A (ja) | 1997-10-27 | 1997-10-27 | デジタル記録再生機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11134842A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003039882A1 (en) * | 2001-11-09 | 2003-05-15 | Mitsui Chemicals, Inc. | Photorecording media |
| WO2004029970A1 (ja) * | 2002-09-26 | 2004-04-08 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 記録再生装置、記録再生方法及び記録媒体 |
-
1997
- 1997-10-27 JP JP29367897A patent/JPH11134842A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003039882A1 (en) * | 2001-11-09 | 2003-05-15 | Mitsui Chemicals, Inc. | Photorecording media |
| WO2004029970A1 (ja) * | 2002-09-26 | 2004-04-08 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 記録再生装置、記録再生方法及び記録媒体 |
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