JPH11134243A - 記憶装置の制御装置及びデータ処理システムにおける記憶装置の制御方法 - Google Patents
記憶装置の制御装置及びデータ処理システムにおける記憶装置の制御方法Info
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- JPH11134243A JPH11134243A JP9301306A JP30130697A JPH11134243A JP H11134243 A JPH11134243 A JP H11134243A JP 9301306 A JP9301306 A JP 9301306A JP 30130697 A JP30130697 A JP 30130697A JP H11134243 A JPH11134243 A JP H11134243A
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- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F13/00—Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
- G06F13/14—Handling requests for interconnection or transfer
- G06F13/16—Handling requests for interconnection or transfer for access to memory bus
- G06F13/1668—Details of memory controller
- G06F13/1694—Configuration of memory controller to different memory types
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- Theoretical Computer Science (AREA)
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Memory System (AREA)
- Dram (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 シンクロナスDRAMのように、モードレジ
スタへの格納をアドレスデータにより行う記憶装置を用
いた場合でも、メモリマップの構成が容易で、ハードウ
ェア設計を容易に行うことのできる記憶装置の制御装置
を提供すること。 【解決手段】 メモリマップ上にシンクロナスDRAM
等の内蔵RAM3のモードレジスタのセット領域を設
け、モードレジスタへのセットを行う場合には、この領
域にセット内容を書き込む。その結果、この領域に対す
るアドレスデータが出力され、制御信号生成回路21に
おいて、このアドレスデータがモードレジスタに対する
ものであると判定された場合には、制御信号生成回路2
1から選択回路20に選択信号が出力される。選択信号
を受け取った選択回路20は、前記アドレスデータと共
に出力される前記領域に書き込まれたI/Oデータに基
づいて、モードレジスタに対する特定のアドレスデータ
を生成し、内蔵RAM3に出力する。これにより、モー
ドレジスタには、特定のアドレスデータにより所望のモ
ード内容が書き込まれる。
スタへの格納をアドレスデータにより行う記憶装置を用
いた場合でも、メモリマップの構成が容易で、ハードウ
ェア設計を容易に行うことのできる記憶装置の制御装置
を提供すること。 【解決手段】 メモリマップ上にシンクロナスDRAM
等の内蔵RAM3のモードレジスタのセット領域を設
け、モードレジスタへのセットを行う場合には、この領
域にセット内容を書き込む。その結果、この領域に対す
るアドレスデータが出力され、制御信号生成回路21に
おいて、このアドレスデータがモードレジスタに対する
ものであると判定された場合には、制御信号生成回路2
1から選択回路20に選択信号が出力される。選択信号
を受け取った選択回路20は、前記アドレスデータと共
に出力される前記領域に書き込まれたI/Oデータに基
づいて、モードレジスタに対する特定のアドレスデータ
を生成し、内蔵RAM3に出力する。これにより、モー
ドレジスタには、特定のアドレスデータにより所望のモ
ード内容が書き込まれる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DRAM等の記憶
装置の制御装置、及びCPUとDRAM等を備えたデー
タ処理システムにおける当該DRAM等の制御方法の技
術分野に関するものである。
装置の制御装置、及びCPUとDRAM等を備えたデー
タ処理システムにおける当該DRAM等の制御方法の技
術分野に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マイクロプロセッサ等のコンピュータの
主記憶には、DRAMを採用するのが一般的であり、従
来からコンピュータシステムの高性能化を目的として、
DRAMの大容量化が図られてきた。
主記憶には、DRAMを採用するのが一般的であり、従
来からコンピュータシステムの高性能化を目的として、
DRAMの大容量化が図られてきた。
【0003】しかしながら、近年においては、大容量化
だけでなく、マイクロプロセッサの高速化に伴っうデー
タ転送速度の高速化が要望されており、様々な種類の高
速型DRAMの開発が行われている。
だけでなく、マイクロプロセッサの高速化に伴っうデー
タ転送速度の高速化が要望されており、様々な種類の高
速型DRAMの開発が行われている。
【0004】例えば、高速型DRAMの例としては、高
速ページモード付きDRAM、EDOモード付きDRA
M、バーストEDOモード付きDRAM等の非同期式の
もの、あるいはシンクロナスDRAM、Rambus仕
様のDRAM等の同期式のものが挙げられる。
速ページモード付きDRAM、EDOモード付きDRA
M、バーストEDOモード付きDRAM等の非同期式の
もの、あるいはシンクロナスDRAM、Rambus仕
様のDRAM等の同期式のものが挙げられる。
【0005】この中でも、近年サーバーコンピュータ等
の高性能機器の主記憶として、シンクロナスDRAMの
採用が一般的になりつつあり、更にはパーソナルコンピ
ュータやプリンタ等のパーソナルユースの機器にもシン
クロナスDRAMが採用され始めている。
の高性能機器の主記憶として、シンクロナスDRAMの
採用が一般的になりつつあり、更にはパーソナルコンピ
ュータやプリンタ等のパーソナルユースの機器にもシン
クロナスDRAMが採用され始めている。
【0006】このシンクロナスDRAMとは、マイクロ
プロセッサ等のコンピュータに供給されるクロック信号
と同じクロック信号に同期した動作が可能な高速なDR
AMであり、例えばクロック信号の周波数を100MH
zとし、データバスのビット幅を64ビット幅とした場
合には、800Mバイト/秒という高速なデータ転送速
度を達成できるものも製品化されている。
プロセッサ等のコンピュータに供給されるクロック信号
と同じクロック信号に同期した動作が可能な高速なDR
AMであり、例えばクロック信号の周波数を100MH
zとし、データバスのビット幅を64ビット幅とした場
合には、800Mバイト/秒という高速なデータ転送速
度を達成できるものも製品化されている。
【0007】シンクロナスDRAMは、このような高速
な動作を可能とするために、チップ内部にコラムアドレ
スのカウンタを有しており、入力されたコラムアドレス
からクロック信号に同期してコラムアドレスをカウント
アップし、連続したアドレスデータのリード/ライトを
行うように構成されている。
な動作を可能とするために、チップ内部にコラムアドレ
スのカウンタを有しており、入力されたコラムアドレス
からクロック信号に同期してコラムアドレスをカウント
アップし、連続したアドレスデータのリード/ライトを
行うように構成されている。
【0008】そして、このような内部アドレスカウンタ
を用いた、バーストモードと呼ばれる転送モードにおい
ては、バースト長と呼ばれる入出力されるデータの個
数、及びコラムアドレスのストローブ信号を入力してか
らデータを出力するまでのクロック・サイクル数等をユ
ーザーが設定可能に構成されており、ユーザーのシステ
ムに応じた設計が可能となっている。
を用いた、バーストモードと呼ばれる転送モードにおい
ては、バースト長と呼ばれる入出力されるデータの個
数、及びコラムアドレスのストローブ信号を入力してか
らデータを出力するまでのクロック・サイクル数等をユ
ーザーが設定可能に構成されており、ユーザーのシステ
ムに応じた設計が可能となっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記シ
ンクロナスDRAMにおいては、前記バースト長または
前記クロック・サイクル数を設定するためには、モード
レジスタと呼ばれる内部レジスタにパラメータを格納す
る必要があるが、このモードレジスタの設定が特殊なた
めに、一般的なシステムでは使用が困難であるという問
題があった。
ンクロナスDRAMにおいては、前記バースト長または
前記クロック・サイクル数を設定するためには、モード
レジスタと呼ばれる内部レジスタにパラメータを格納す
る必要があるが、このモードレジスタの設定が特殊なた
めに、一般的なシステムでは使用が困難であるという問
題があった。
【0010】モードレジスタへパラメータを格納するた
めには、シンクロナスDRAMに対して所定の制御信号
を出力することによって、動作モードをモードレジスタ
のセットモードに設定し、アドレスデータを構成する所
定のビットの組み合わせで前記パラメータの格納を行
う。例えば、シンクロナスDRAMのアドレスデータ
が、A0〜A11の12ビットで構成されていた場合、
A4〜A6の3ビットで前記クロック・サイクル数を設
定し、A0〜A2の3ビットで前記バースト長を設定す
るように構成されている。そして、設定を行う際には、
上位のA7〜A11の値は「0」に固定する必要があ
る。
めには、シンクロナスDRAMに対して所定の制御信号
を出力することによって、動作モードをモードレジスタ
のセットモードに設定し、アドレスデータを構成する所
定のビットの組み合わせで前記パラメータの格納を行
う。例えば、シンクロナスDRAMのアドレスデータ
が、A0〜A11の12ビットで構成されていた場合、
A4〜A6の3ビットで前記クロック・サイクル数を設
定し、A0〜A2の3ビットで前記バースト長を設定す
るように構成されている。そして、設定を行う際には、
上位のA7〜A11の値は「0」に固定する必要があ
る。
【0011】従って、前記パラメータの内容によって
は、モードレジスタを設定するためのアドレスデータ
は、システム上あり得ないアドレスを示す値となること
があり、システムにおけるメモリマップの構成が困難に
なり、ハードウェア設計が困難になるという問題があっ
た。
は、モードレジスタを設定するためのアドレスデータ
は、システム上あり得ないアドレスを示す値となること
があり、システムにおけるメモリマップの構成が困難に
なり、ハードウェア設計が困難になるという問題があっ
た。
【0012】そこで、本発明は、前記問題点を解決し、
シンクロナスDRAMのように、モードレジスタへの格
納をアドレスデータにより行う記憶装置を用いた場合で
も、メモリマップの構成が容易で、ハードウェア設計を
容易に行うことのできる記憶装置の制御装置、及びデー
タ処理システムにおける記憶装置の制御方法を提供する
ことを目的としている。
シンクロナスDRAMのように、モードレジスタへの格
納をアドレスデータにより行う記憶装置を用いた場合で
も、メモリマップの構成が容易で、ハードウェア設計を
容易に行うことのできる記憶装置の制御装置、及びデー
タ処理システムにおける記憶装置の制御方法を提供する
ことを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の記憶装
置の制御装置は、前記課題を解決するために、複数の記
憶要素と、記憶装置の動作の態様を識別するための識別
情報を格納する識別情報格納手段と、該識別情報格納手
段に格納された識別情報及び外部から入力される制御信
号並びにアドレスデータに応じて記憶装置の動作制御を
行う制御手段とを有し、アドレスデータの入力に応じて
前記記憶要素の選択を行うと共に、所定の制御信号と共
にアドレスデータが入力された場合には、当該アドレス
データから前記識別情報を抽出して前記識別情報格納手
段に格納する記憶装置と、該記憶装置の前記記憶要素に
対する処理対象データの書き込み及び該記憶要素からの
処理対象データの読み出しを行うデータ処理装置との間
に設けられ、該データ処理装置から出力されるアドレス
データ並びに処理対象データに基づいて、前記記憶装置
に対する前記制御信号及びアドレスデータ並びに処理対
象データを生成あるいは出力する制御装置であって、前
記データ処理装置から出力されるアドレスデータに基づ
いて、選択先が前記識別情報格納手段であるか否かを判
定する判定手段と、前記判定手段により、選択先が前記
識別情報格納手段であると判定された場合には、前記デ
ータ処理装置から当該アドレスデータに対応して出力さ
れる処理対象データに基づいて、前記識別情報を含む前
記特定のアドレスデータを生成するアドレスデータ生成
手段と、前記アドレスデータ生成手段により生成された
前記前記識別情報を含む前記特定のアドレスデータを前
記記憶装置に対して出力するアドレスデータ出力手段と
を備えたことを特徴とする。
置の制御装置は、前記課題を解決するために、複数の記
憶要素と、記憶装置の動作の態様を識別するための識別
情報を格納する識別情報格納手段と、該識別情報格納手
段に格納された識別情報及び外部から入力される制御信
号並びにアドレスデータに応じて記憶装置の動作制御を
行う制御手段とを有し、アドレスデータの入力に応じて
前記記憶要素の選択を行うと共に、所定の制御信号と共
にアドレスデータが入力された場合には、当該アドレス
データから前記識別情報を抽出して前記識別情報格納手
段に格納する記憶装置と、該記憶装置の前記記憶要素に
対する処理対象データの書き込み及び該記憶要素からの
処理対象データの読み出しを行うデータ処理装置との間
に設けられ、該データ処理装置から出力されるアドレス
データ並びに処理対象データに基づいて、前記記憶装置
に対する前記制御信号及びアドレスデータ並びに処理対
象データを生成あるいは出力する制御装置であって、前
記データ処理装置から出力されるアドレスデータに基づ
いて、選択先が前記識別情報格納手段であるか否かを判
定する判定手段と、前記判定手段により、選択先が前記
識別情報格納手段であると判定された場合には、前記デ
ータ処理装置から当該アドレスデータに対応して出力さ
れる処理対象データに基づいて、前記識別情報を含む前
記特定のアドレスデータを生成するアドレスデータ生成
手段と、前記アドレスデータ生成手段により生成された
前記前記識別情報を含む前記特定のアドレスデータを前
記記憶装置に対して出力するアドレスデータ出力手段と
を備えたことを特徴とする。
【0014】請求項1に記載の記憶装置の制御装置によ
れば、データ処理装置において、選択先を記憶装置の識
別情報格納手段とするアドレス領域に、当該識別情報格
納手段に格納すべき識別情報を内容とする処理対象デー
タが書き込まれると、データ処理装置からは、当該アド
レス領域を示すアドレスデータと当該処理対象データが
出力される。一方、判定手段においては、データ処理装
置から出力されるアドレスデータの判定が行われてお
り、データ処理装置から上述のようなアドレスデータが
出力された場合には、その選択先が記憶装置の識別情報
格納手段であることが判定される。そして、このような
判定が行われた場合には、アドレスデータ生成手段にお
いて、当該アドレスデータに対応して出力される処理対
象データ、即ち前記識別情報格納手段に格納すべき内容
の処理対象データに基づいて、前記識別情報を含む前記
特定のアドレスデータが生成される。そして、この特定
のアドレスデータは、アドレスデータ出力手段により、
前記記憶装置に対して出力される。その結果、記憶装置
においては、識別情報格納手段に前記識別情報が格納さ
れ、記憶装置が所望の動作態様を示すことになる。
れば、データ処理装置において、選択先を記憶装置の識
別情報格納手段とするアドレス領域に、当該識別情報格
納手段に格納すべき識別情報を内容とする処理対象デー
タが書き込まれると、データ処理装置からは、当該アド
レス領域を示すアドレスデータと当該処理対象データが
出力される。一方、判定手段においては、データ処理装
置から出力されるアドレスデータの判定が行われてお
り、データ処理装置から上述のようなアドレスデータが
出力された場合には、その選択先が記憶装置の識別情報
格納手段であることが判定される。そして、このような
判定が行われた場合には、アドレスデータ生成手段にお
いて、当該アドレスデータに対応して出力される処理対
象データ、即ち前記識別情報格納手段に格納すべき内容
の処理対象データに基づいて、前記識別情報を含む前記
特定のアドレスデータが生成される。そして、この特定
のアドレスデータは、アドレスデータ出力手段により、
前記記憶装置に対して出力される。その結果、記憶装置
においては、識別情報格納手段に前記識別情報が格納さ
れ、記憶装置が所望の動作態様を示すことになる。
【0015】以上のように、本発明によれば、識別情報
格納手段に対する識別情報の格納を特定のアドレスデー
タによって行う記憶装置を用いる場合でも、通常のメモ
リマップ上に割り当てられたアドレス領域に対して前記
識別情報を書き込むだけで前記識別情報格納手段に対す
る識別情報の格納を行うことができるので、メモリマッ
プの構成が容易で、ハードウェア設計を容易に行うこと
ができる。
格納手段に対する識別情報の格納を特定のアドレスデー
タによって行う記憶装置を用いる場合でも、通常のメモ
リマップ上に割り当てられたアドレス領域に対して前記
識別情報を書き込むだけで前記識別情報格納手段に対す
る識別情報の格納を行うことができるので、メモリマッ
プの構成が容易で、ハードウェア設計を容易に行うこと
ができる。
【0016】請求項2に記載の記憶装置の制御装置は、
前記課題を解決するために、請求項1に記載の記憶装置
の制御装置において、前記記憶装置は、クロック信号に
同期して動作するシンクロナスDRAMであることを特
徴とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の記憶装置
の制御装置において、前記記憶装置は、クロック信号に
同期して動作するシンクロナスDRAMであることを特
徴とする。
【0017】請求項2に記載の記憶装置の制御装置は、
前記記憶装置として、クロック信号に同期して動作する
シンクロナスDRAMの識別情報格納手段に対し、上述
のように識別情報を格納するので、例えばバースト動作
モードにおけるバースト長を容易に設定することがで
き、高速な記憶装置を容易に制御することができる。
前記記憶装置として、クロック信号に同期して動作する
シンクロナスDRAMの識別情報格納手段に対し、上述
のように識別情報を格納するので、例えばバースト動作
モードにおけるバースト長を容易に設定することがで
き、高速な記憶装置を容易に制御することができる。
【0018】請求項3に記載のデータ処理システムにお
ける記憶装置の制御方法は、前記課題を解決するため
に、複数の記憶要素と、記憶装置の動作の態様を識別す
るための識別情報を格納する識別情報格納手段と、該識
別情報格納手段に格納された識別情報及び外部から入力
される制御信号並びにアドレスデータに応じて記憶装置
の動作制御を行う制御手段とを有し、アドレスデータの
入力に応じて前記記憶要素の選択を行うと共に、所定の
制御信号と共にアドレスデータが入力された場合には、
当該アドレスデータから前記識別情報を抽出して前記識
別情報格納手段に格納する記憶装置と、該記憶装置の前
記記憶要素に対する処理対象データの書き込み及び該記
憶要素からの処理対象データの読み出しを行うデータ処
理装置と、他の周辺装置とを少なくとも有するデータ処
理システムにおける前記記憶装置の制御方法であって、
前記データ処理システム全体のアドレス空間に、前記記
憶装置の記憶要素に対するアドレス領域と、前記周辺装
置に対するアドレス領域とを割り当てる工程と、前記記
憶装置の識別情報格納手段への識別情報の格納を行う場
合には、前記周辺装置に対するアドレス領域に該当する
アドレスデータを出力すると共に、前記識別情報がエン
コードされた処理対象データを出力する工程と、前記ア
ドレスデータと共に出力される前記処理対象データをデ
コードして前記識別情報を抽出する工程と、前記抽出し
た識別情報をエンコードして所定の制御信号及びアドレ
スデータを生成する工程と、前記識別情報がエンコード
された前記所定の制御信号及びアドレスデータを前記記
憶装置に対して出力する工程とを備えたことを特徴とす
る。
ける記憶装置の制御方法は、前記課題を解決するため
に、複数の記憶要素と、記憶装置の動作の態様を識別す
るための識別情報を格納する識別情報格納手段と、該識
別情報格納手段に格納された識別情報及び外部から入力
される制御信号並びにアドレスデータに応じて記憶装置
の動作制御を行う制御手段とを有し、アドレスデータの
入力に応じて前記記憶要素の選択を行うと共に、所定の
制御信号と共にアドレスデータが入力された場合には、
当該アドレスデータから前記識別情報を抽出して前記識
別情報格納手段に格納する記憶装置と、該記憶装置の前
記記憶要素に対する処理対象データの書き込み及び該記
憶要素からの処理対象データの読み出しを行うデータ処
理装置と、他の周辺装置とを少なくとも有するデータ処
理システムにおける前記記憶装置の制御方法であって、
前記データ処理システム全体のアドレス空間に、前記記
憶装置の記憶要素に対するアドレス領域と、前記周辺装
置に対するアドレス領域とを割り当てる工程と、前記記
憶装置の識別情報格納手段への識別情報の格納を行う場
合には、前記周辺装置に対するアドレス領域に該当する
アドレスデータを出力すると共に、前記識別情報がエン
コードされた処理対象データを出力する工程と、前記ア
ドレスデータと共に出力される前記処理対象データをデ
コードして前記識別情報を抽出する工程と、前記抽出し
た識別情報をエンコードして所定の制御信号及びアドレ
スデータを生成する工程と、前記識別情報がエンコード
された前記所定の制御信号及びアドレスデータを前記記
憶装置に対して出力する工程とを備えたことを特徴とす
る。
【0019】請求項3に記載の記憶装置の制御装置によ
れば、まず、データ処理システム全体のアドレス空間
に、記憶装置の記憶要素に対するアドレス領域と、周辺
装置に対するアドレス領域が割り当てられる。そして、
記憶装置の識別情報格納手段への識別情報の格納を行う
場合には、前記周辺装置に対するアドレス領域に該当す
るアドレスデータが出力され、それと共に前記識別情報
がエンコードされた処理対象データが出力される。
れば、まず、データ処理システム全体のアドレス空間
に、記憶装置の記憶要素に対するアドレス領域と、周辺
装置に対するアドレス領域が割り当てられる。そして、
記憶装置の識別情報格納手段への識別情報の格納を行う
場合には、前記周辺装置に対するアドレス領域に該当す
るアドレスデータが出力され、それと共に前記識別情報
がエンコードされた処理対象データが出力される。
【0020】次に、当該アドレスデータに対応して出力
される処理対象データ、即ち前記識別情報格納手段に格
納すべき内容の処理対象データについてのデコードが行
われ、前記識別情報が抽出される。そして、その抽出し
た識別情報をエンコードすることにより、所定の制御信
号及びアドレスデータが生成され、当該所定の制御信号
及び特定のアドレスデータが、前記記憶装置に対して出
力される。その結果、記憶装置においては、識別情報格
納手段に前記識別情報が格納され、記憶装置が所望の動
作態様を示すことになる。
される処理対象データ、即ち前記識別情報格納手段に格
納すべき内容の処理対象データについてのデコードが行
われ、前記識別情報が抽出される。そして、その抽出し
た識別情報をエンコードすることにより、所定の制御信
号及びアドレスデータが生成され、当該所定の制御信号
及び特定のアドレスデータが、前記記憶装置に対して出
力される。その結果、記憶装置においては、識別情報格
納手段に前記識別情報が格納され、記憶装置が所望の動
作態様を示すことになる。
【0021】以上のように、本発明によれば、識別情報
格納手段に対する識別情報の格納を特定のアドレスデー
タによって行う記憶装置を用いる場合でも、通常のメモ
リマップ上に割り当てられたアドレス領域に対して前記
識別情報を書き込むだけで前記識別情報格納手段に対す
る識別情報の格納を行うことができるので、メモリマッ
プの構成が容易で、ハードウェア設計を容易に行うこと
ができる。
格納手段に対する識別情報の格納を特定のアドレスデー
タによって行う記憶装置を用いる場合でも、通常のメモ
リマップ上に割り当てられたアドレス領域に対して前記
識別情報を書き込むだけで前記識別情報格納手段に対す
る識別情報の格納を行うことができるので、メモリマッ
プの構成が容易で、ハードウェア設計を容易に行うこと
ができる。
【0022】請求項4に記載のデータ処理システムにお
ける記憶装置の制御方法は、前記課題を解決するため
に、請求項3に記載のデータ処理システムにおける記憶
装置の制御方法において、前記記憶装置は、クロック信
号に同期して動作するシンクロナスDRAMであること
を特徴とする。
ける記憶装置の制御方法は、前記課題を解決するため
に、請求項3に記載のデータ処理システムにおける記憶
装置の制御方法において、前記記憶装置は、クロック信
号に同期して動作するシンクロナスDRAMであること
を特徴とする。
【0023】請求項4に記載のデータ処理システムにお
ける記憶装置の制御方法制御装置は、前記記憶装置とし
て、クロック信号に同期して動作するシンクロナスDR
AMの識別情報格納手段に対し、上述のように識別情報
を格納するので、例えばバースト動作モードにおけるバ
ースト長を容易に設定することができ、高速な記憶装置
を容易に制御することができる。
ける記憶装置の制御方法制御装置は、前記記憶装置とし
て、クロック信号に同期して動作するシンクロナスDR
AMの識別情報格納手段に対し、上述のように識別情報
を格納するので、例えばバースト動作モードにおけるバ
ースト長を容易に設定することができ、高速な記憶装置
を容易に制御することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面の図1乃至図8に基づいて説明する。図1は、本実
施形態におけるデータ処理システムの一例としてのプリ
ントシステムの概略構成を示すブロック図である。
図面の図1乃至図8に基づいて説明する。図1は、本実
施形態におけるデータ処理システムの一例としてのプリ
ントシステムの概略構成を示すブロック図である。
【0025】このプリントシステムは、図1に点線で囲
まれたプリンタ装置Aと、このプリンタ装置Aに接続さ
れたパーソナルコンピュータ等のホスト装置10とから
構成されており、ホスト装置10から出力される印字デ
ータがプリント装置AのRAMに一旦格納され、この印
字データに基づいて生成されるビデオデータが適宜プリ
ントエンジンに出力されることにより、プリント処理を
行うシステムである。以下、このプリンタ装置Aの構成
について詳しく説明する。
まれたプリンタ装置Aと、このプリンタ装置Aに接続さ
れたパーソナルコンピュータ等のホスト装置10とから
構成されており、ホスト装置10から出力される印字デ
ータがプリント装置AのRAMに一旦格納され、この印
字データに基づいて生成されるビデオデータが適宜プリ
ントエンジンに出力されることにより、プリント処理を
行うシステムである。以下、このプリンタ装置Aの構成
について詳しく説明する。
【0026】CPU1は、ROM2に記憶された制御プ
ログラムに基づいて、ASIC5等のプリンタ装置Aの
構成手段を制御する手段であり、アドレスデータの出力
と、当該アドレスに割り当てられた手段との間における
データの入出力と、各手段に対する制御信号の入出力を
行う。
ログラムに基づいて、ASIC5等のプリンタ装置Aの
構成手段を制御する手段であり、アドレスデータの出力
と、当該アドレスに割り当てられた手段との間における
データの入出力と、各手段に対する制御信号の入出力を
行う。
【0027】ROM2は、上述したように制御プログラ
ムを記憶するメモリであり、実行プログラムの他に、テ
ーブルデータ等をも記憶する。
ムを記憶するメモリであり、実行プログラムの他に、テ
ーブルデータ等をも記憶する。
【0028】記憶装置としての内蔵RAM3は、CPU
1による演算処理に必要な作業領域と、このデータ処理
システムにおける主記憶としての役割を有するメモリで
あり、本実施形態ではシンクロナスDRAMが用いられ
ている。
1による演算処理に必要な作業領域と、このデータ処理
システムにおける主記憶としての役割を有するメモリで
あり、本実施形態ではシンクロナスDRAMが用いられ
ている。
【0029】また、もう一方の記憶装置としての拡張R
AM4は、主記憶の容量を増加させるために取り付けら
れるメモリであり、内蔵RAM3と同様に、本実施形態
ではシンクロナスDRAMが用いられている。
AM4は、主記憶の容量を増加させるために取り付けら
れるメモリであり、内蔵RAM3と同様に、本実施形態
ではシンクロナスDRAMが用いられている。
【0030】ASIC5は、CPU1による処理の負荷
を軽減するために設けられた、このデータ処理システム
に特有のIC回路であり、ROM2及び内蔵RAM3並
びに拡張RAM4を制御するためのメモリ制御回路5a
と、スイッチパネル6を制御するためのI/O制御回路
5bと、プリントエンジン7を制御するためのエンジン
制御回路5cと、ホスト装置10との間の通信を制御す
るためのインターフェース制御回路5dとから構成され
ている。
を軽減するために設けられた、このデータ処理システム
に特有のIC回路であり、ROM2及び内蔵RAM3並
びに拡張RAM4を制御するためのメモリ制御回路5a
と、スイッチパネル6を制御するためのI/O制御回路
5bと、プリントエンジン7を制御するためのエンジン
制御回路5cと、ホスト装置10との間の通信を制御す
るためのインターフェース制御回路5dとから構成され
ている。
【0031】ASIC5内の夫々の制御回路は、このデ
ータ処理システム内において、夫々特定のアドレスが割
り当てられており、CPU1から夫々の特定のアドレス
にアクセスすることにより、夫々の制御回路に対するア
クセスが可能になっている。
ータ処理システム内において、夫々特定のアドレスが割
り当てられており、CPU1から夫々の特定のアドレス
にアクセスすることにより、夫々の制御回路に対するア
クセスが可能になっている。
【0032】スイッチパネル6は、プリンタ装置Aのパ
ネル部に設けられた表示手段と、ステッチ等から構成さ
れており、スイッチの操作によるプリンタ装置Aの動作
モードの設定、あるいは表示手段におけるエラーメッセ
ージの表示等が行われる。
ネル部に設けられた表示手段と、ステッチ等から構成さ
れており、スイッチの操作によるプリンタ装置Aの動作
モードの設定、あるいは表示手段におけるエラーメッセ
ージの表示等が行われる。
【0033】プリントエンジン7は、電子写真方式ある
いはインクジェット方式の画像形成手段であり、エンジ
ン制御回路5cから出力されるビデオデータに基づい
て、記録用紙に画像を形成する手段である。
いはインクジェット方式の画像形成手段であり、エンジ
ン制御回路5cから出力されるビデオデータに基づい
て、記録用紙に画像を形成する手段である。
【0034】次に、以上のようなプリントシステムにお
けるメモリ制御部分の構成を更に詳しく説明する。
けるメモリ制御部分の構成を更に詳しく説明する。
【0035】図2は、図1のブロック図から、CPU1
と、ASIC5のメモリ制御回路5aと、内蔵RAM3
及び拡張RAM4とを抜き出したブロック図であり、内
蔵RAM3及び拡張RAM4については、SDRAMと
して表示してある。
と、ASIC5のメモリ制御回路5aと、内蔵RAM3
及び拡張RAM4とを抜き出したブロック図であり、内
蔵RAM3及び拡張RAM4については、SDRAMと
して表示してある。
【0036】図2に示すように、ASIC5のメモリ制
御回路5aは、選択回路20と、制御信号生成回路21
とを備えている。
御回路5aは、選択回路20と、制御信号生成回路21
とを備えている。
【0037】アドレスデータ生成手段及びアドレスデー
タ出力手段としての選択回路20は、CPU1から出力
されるアドレスデータをデコード処理することにより、
内蔵RAM3または拡張RAM4に対する実際のアドレ
スを生成し、当該アドレスにより特定される領域との間
でデータの入出力を行う回路である。
タ出力手段としての選択回路20は、CPU1から出力
されるアドレスデータをデコード処理することにより、
内蔵RAM3または拡張RAM4に対する実際のアドレ
スを生成し、当該アドレスにより特定される領域との間
でデータの入出力を行う回路である。
【0038】また、判定手段としての制御信号生成回路
21は、CPU1から出力される制御信号に基づいて、
内蔵RAM3または拡張RAM4に対して所定の制御信
号を出力し、また、必要に応じてCPU1に対して所定
の制御信号を出力する回路である。更に、図2に示すよ
うに、制御信号生成回路21にもCPU1からのアドレ
スデータが入力されるように構成されており、制御信号
生成回路21は、特定のアドレスがアクセスされた場合
には、選択回路20に対して後述するデータ選択信号を
出力するように構成されている。
21は、CPU1から出力される制御信号に基づいて、
内蔵RAM3または拡張RAM4に対して所定の制御信
号を出力し、また、必要に応じてCPU1に対して所定
の制御信号を出力する回路である。更に、図2に示すよ
うに、制御信号生成回路21にもCPU1からのアドレ
スデータが入力されるように構成されており、制御信号
生成回路21は、特定のアドレスがアクセスされた場合
には、選択回路20に対して後述するデータ選択信号を
出力するように構成されている。
【0039】次に、内蔵RAM3及び拡張RAM4の詳
細な構成を図3のブロック図に示す。なお、内蔵RAM
3と拡張RAM4は同様の構成であるため、以下の説明
では説明を簡単にするために、内蔵RAM3についての
み説明する。
細な構成を図3のブロック図に示す。なお、内蔵RAM
3と拡張RAM4は同様の構成であるため、以下の説明
では説明を簡単にするために、内蔵RAM3についての
み説明する。
【0040】本実施形態においては、内蔵RAM3とし
て、1ワードが4ビットで、4Mワードの容量を有する
シンクロナスDRAMを8個用いている。図3は、その
1個のシンクロナスDRAMの構成を示すブロック図で
ある。シンクロナスDRAMは、クロック信号に同期し
て動作するため、図3に示すように、クロックバッファ
30を備えている。このクロックバッファ30には、図
1に示すCPU1へ供給されるクロック信号と同じクロ
ック信号CLKが供給される。そして、以下に説明する
各ブロックは、このクロックバッファ30に供給された
クロック信号CLKに基づいて動作する。
て、1ワードが4ビットで、4Mワードの容量を有する
シンクロナスDRAMを8個用いている。図3は、その
1個のシンクロナスDRAMの構成を示すブロック図で
ある。シンクロナスDRAMは、クロック信号に同期し
て動作するため、図3に示すように、クロックバッファ
30を備えている。このクロックバッファ30には、図
1に示すCPU1へ供給されるクロック信号と同じクロ
ック信号CLKが供給される。そして、以下に説明する
各ブロックは、このクロックバッファ30に供給された
クロック信号CLKに基づいて動作する。
【0041】このシンクロナスDRAMには、図2に示
すように、制御信号生成回路21から各種の制御信号が
供給されるが、これらの制御信号はコマンドデコーダ3
1に入力される。より具体的には、制御信号として、チ
ップセレクトCS、ローアドレスストローブRAS、コ
ラムアドレスストローブCAS、及びライトイネーブル
WEが用いられ、コマンドデコーダ31に入力される。
これらの制御信号は、夫々2値のデータを有する信号で
あり、シンクロナスDRAMにおいては、これらの制御
信号の組み合わせにより、シンクロナスDRAMの動作
モードを選択できるように構成されている。コマンドデ
コーダ31は、これらの制御信号の組み合わせに基づい
て動作モードを判定する手段であり、その判定結果をモ
ードレジスタ35に出力する。一方、これらの制御信号
の内、ローアドレスストローブRAS、コラムアドレス
ストローブCAS、及びライトイネーブルWEは、コマ
ンドデコーダ31を介して制御信号ラッチ34にてラッ
チされ、DRAMコア37を制御する信号として供給さ
れる。
すように、制御信号生成回路21から各種の制御信号が
供給されるが、これらの制御信号はコマンドデコーダ3
1に入力される。より具体的には、制御信号として、チ
ップセレクトCS、ローアドレスストローブRAS、コ
ラムアドレスストローブCAS、及びライトイネーブル
WEが用いられ、コマンドデコーダ31に入力される。
これらの制御信号は、夫々2値のデータを有する信号で
あり、シンクロナスDRAMにおいては、これらの制御
信号の組み合わせにより、シンクロナスDRAMの動作
モードを選択できるように構成されている。コマンドデ
コーダ31は、これらの制御信号の組み合わせに基づい
て動作モードを判定する手段であり、その判定結果をモ
ードレジスタ35に出力する。一方、これらの制御信号
の内、ローアドレスストローブRAS、コラムアドレス
ストローブCAS、及びライトイネーブルWEは、コマ
ンドデコーダ31を介して制御信号ラッチ34にてラッ
チされ、DRAMコア37を制御する信号として供給さ
れる。
【0042】また、アドレスデータA0〜A11は、ア
ドレスバッファ/レジスタ及びバンクセレクト32に供
給される。アドレスデータA0〜A10が入力されるア
ドレスデータ端子には、ローアドレスとコラムアドレス
がマルチプレクスされた状態で入力されるため、一つの
バンクについて211×210=2Mワード、二つのバンク
の合計で4Mワードのセルの一つを任意に選択すること
ができる。アドレスバッファレジスタ及びバンクセレク
ト32の出力は、各DRAMコア37のアドレスデータ
端子に接続されており、各DRAMコア37は、RAS
端子に入力されるローアドレスストローブRASがロー
レベルの時に、アドレスデータ端子に入力されるアドレ
スデータA0〜A10をローアドレスとして読み取る。
また、アドレスバッファレジスタ及びバンクセレクト3
2の出力は、モードレジスタ35とコラムアドレスカウ
ンタ36に接続されている。本実施形態のシンクロナス
DRAMにおいては、アドレスデータA0〜A10によ
り動作モードを指定するように構成されており、モード
レジスタ35は、アドレスデータA0〜A10により指
定された動作モードに従って、コラムアドレスカウンタ
36に入出力するデータの個数(以下、バースト長とす
る)を指定する制御信号を出力する。一方、コラムアド
レスカウンタ36は、アドレスバッファレジスタ及びバ
ンクセレクト32から出力されるアドレスデータA0〜
A10をラッチし、前記モードレジスタ35から指定さ
れたバースト長で、クロック信号CLKに同期してコラ
ムアドレスをカウントアップし、各DRAMコア37に
出力する。従って、シンクロナスDRAMにおいては、
ローアドレスとコラムアドレスを一組指定するだけで、
クロック信号に同期したデータの書き込み及び読み取り
が可能である。
ドレスバッファ/レジスタ及びバンクセレクト32に供
給される。アドレスデータA0〜A10が入力されるア
ドレスデータ端子には、ローアドレスとコラムアドレス
がマルチプレクスされた状態で入力されるため、一つの
バンクについて211×210=2Mワード、二つのバンク
の合計で4Mワードのセルの一つを任意に選択すること
ができる。アドレスバッファレジスタ及びバンクセレク
ト32の出力は、各DRAMコア37のアドレスデータ
端子に接続されており、各DRAMコア37は、RAS
端子に入力されるローアドレスストローブRASがロー
レベルの時に、アドレスデータ端子に入力されるアドレ
スデータA0〜A10をローアドレスとして読み取る。
また、アドレスバッファレジスタ及びバンクセレクト3
2の出力は、モードレジスタ35とコラムアドレスカウ
ンタ36に接続されている。本実施形態のシンクロナス
DRAMにおいては、アドレスデータA0〜A10によ
り動作モードを指定するように構成されており、モード
レジスタ35は、アドレスデータA0〜A10により指
定された動作モードに従って、コラムアドレスカウンタ
36に入出力するデータの個数(以下、バースト長とす
る)を指定する制御信号を出力する。一方、コラムアド
レスカウンタ36は、アドレスバッファレジスタ及びバ
ンクセレクト32から出力されるアドレスデータA0〜
A10をラッチし、前記モードレジスタ35から指定さ
れたバースト長で、クロック信号CLKに同期してコラ
ムアドレスをカウントアップし、各DRAMコア37に
出力する。従って、シンクロナスDRAMにおいては、
ローアドレスとコラムアドレスを一組指定するだけで、
クロック信号に同期したデータの書き込み及び読み取り
が可能である。
【0043】また、本実施形態のシンクロナスDRAM
は、DRAMコア37が複数のバンクから構成されてお
り、本実施形態では、アドレスデータA11をバンクの
切り換え信号として用いており、アドレスデータA11
が0の時にはバンク0、アドレスデータA11が1の時
にはバンク1が選択される。
は、DRAMコア37が複数のバンクから構成されてお
り、本実施形態では、アドレスデータA11をバンクの
切り換え信号として用いており、アドレスデータA11
が0の時にはバンク0、アドレスデータA11が1の時
にはバンク1が選択される。
【0044】次に、I/Oデータバッファ/レジスタ3
3は、各DRAMコア37に書き込むを行うためのデー
タ、あるいは各DRAMコア37から読み取られるデー
タに対してのバッファ回路あるいはレジスタ回路であ
り、I/OデータDQ0〜DQ3のデータバスと接続さ
れている。本実施形態では、図3に示すシンクロナスD
RAMを8個用いてるため、図示しない他の7個のシン
クロナスDRAMのI/Oデータバッファ/レジスタ3
3には、夫々I/OデータDQ4〜DQ7、DQ8〜D
Q11、DQ12〜DQ15、DQ16〜DQ19、D
Q20〜DQ23、DQ24〜DQ27、DQ28〜D
Q31のデータバスが接続されている。
3は、各DRAMコア37に書き込むを行うためのデー
タ、あるいは各DRAMコア37から読み取られるデー
タに対してのバッファ回路あるいはレジスタ回路であ
り、I/OデータDQ0〜DQ3のデータバスと接続さ
れている。本実施形態では、図3に示すシンクロナスD
RAMを8個用いてるため、図示しない他の7個のシン
クロナスDRAMのI/Oデータバッファ/レジスタ3
3には、夫々I/OデータDQ4〜DQ7、DQ8〜D
Q11、DQ12〜DQ15、DQ16〜DQ19、D
Q20〜DQ23、DQ24〜DQ27、DQ28〜D
Q31のデータバスが接続されている。
【0045】次に、以上のようなシンクロナスDRAM
における基本コマンドの設定と、動作モードの設定につ
いて説明する。
における基本コマンドの設定と、動作モードの設定につ
いて説明する。
【0046】本実施形態のシンクロナスDRAMにおい
ては、クロック信号CLKの立ち上がり時におけるチッ
プセレクトCS、ローアドレスストローブRAS、コラ
ムアドレスストローブCAS、ライトイネーブルWE等
の制御信号のレベルによって、コマンドを指定するよう
に構成されている。このコマンドのデコードは、上述し
たコマンドデコーダ31によって行われる。図4に本実
施形態のシンクロナスDRAMにおける基本コマンドの
内の代表的なものを示す。尚、基本コマンドは図4に挙
げたもののみではなく、他にも多数のコマンドの指定が
可能であるがここでは詳しい説明は省略する。
ては、クロック信号CLKの立ち上がり時におけるチッ
プセレクトCS、ローアドレスストローブRAS、コラ
ムアドレスストローブCAS、ライトイネーブルWE等
の制御信号のレベルによって、コマンドを指定するよう
に構成されている。このコマンドのデコードは、上述し
たコマンドデコーダ31によって行われる。図4に本実
施形態のシンクロナスDRAMにおける基本コマンドの
内の代表的なものを示す。尚、基本コマンドは図4に挙
げたもののみではなく、他にも多数のコマンドの指定が
可能であるがここでは詳しい説明は省略する。
【0047】まず、クロック信号CLKの立ち上がり時
において、チップセレクトCSがローレベル、ローアド
レスストローブRASがハイレベル、コラムアドレスス
トローブCASがローレベル、ライトイネーブルWEが
ハイレベルの場合には、リードコマンドが指定され、D
RAMコア37に格納されたI/Oデータが出力され
る。
において、チップセレクトCSがローレベル、ローアド
レスストローブRASがハイレベル、コラムアドレスス
トローブCASがローレベル、ライトイネーブルWEが
ハイレベルの場合には、リードコマンドが指定され、D
RAMコア37に格納されたI/Oデータが出力され
る。
【0048】また、クロック信号CLKの立ち上がり時
において、チップセレクトCS、ローアドレスストロー
ブRAS、及びコラムアドレスストローブCASがリー
ドコマンドの場合と同じレベルにあるが、ライトイネー
ブルWEがローレベルの場合には、ライトコマンドが指
定され、DRAMコア37にI/Oデータが格納され
る。
において、チップセレクトCS、ローアドレスストロー
ブRAS、及びコラムアドレスストローブCASがリー
ドコマンドの場合と同じレベルにあるが、ライトイネー
ブルWEがローレベルの場合には、ライトコマンドが指
定され、DRAMコア37にI/Oデータが格納され
る。
【0049】そして、クロック信号CLKの立ち上がり
時において、チップセレクトCS、ローアドレスストロ
ーブRAS、コラムアドレスストローブCAS、及びラ
イトイネーブルWEの全てがローレベルの場合には、モ
ードレジスタセットコマンドが指定される。
時において、チップセレクトCS、ローアドレスストロ
ーブRAS、コラムアドレスストローブCAS、及びラ
イトイネーブルWEの全てがローレベルの場合には、モ
ードレジスタセットコマンドが指定される。
【0050】このモードレジスタコマンドとは、CAS
レイテンシ、バーストタイプ、及びバースト長を設定す
るコマンドであり、このコマンドをモードレジスタ35
に設定することにより、コラムアドレスのカウントアッ
プタイミングあるいはカウントアップ数を指定すること
ができる。
レイテンシ、バーストタイプ、及びバースト長を設定す
るコマンドであり、このコマンドをモードレジスタ35
に設定することにより、コラムアドレスのカウントアッ
プタイミングあるいはカウントアップ数を指定すること
ができる。
【0051】CASレイテンシとは、図6に示すよう
に、ローアドレスストローブCASを入力してからI/
Oデータを出力するまでのクロックサイクル数であり、
本実施形態では、このCASレイテンシCLをCL=1
〜3の範囲で設定することができる。図6はCL=2の
例である。
に、ローアドレスストローブCASを入力してからI/
Oデータを出力するまでのクロックサイクル数であり、
本実施形態では、このCASレイテンシCLをCL=1
〜3の範囲で設定することができる。図6はCL=2の
例である。
【0052】また、バーストタイプとは、バースト動作
時におけるI/Oデータの出力タイミング等をCPUの
タイプに応じて選択するものであり、使用するCPUの
タイプに応じて設定する。
時におけるI/Oデータの出力タイミング等をCPUの
タイプに応じて選択するものであり、使用するCPUの
タイプに応じて設定する。
【0053】更に、バースト長とは、バースト動作時に
おけるI/Oデータの出力個数を指定するものであり、
本実施形態ではバースト長BLを例えばBL=1〜8の
範囲で指定することができる。図6はBL=4とした例
である。
おけるI/Oデータの出力個数を指定するものであり、
本実施形態ではバースト長BLを例えばBL=1〜8の
範囲で指定することができる。図6はBL=4とした例
である。
【0054】例えば、モードレジスタコマンドにより、
CASレイテンシCL=1、及びバースト長BL=4と
設定した場合の本実施形態のシンクロナスDRAMの動
作について説明する。
CASレイテンシCL=1、及びバースト長BL=4と
設定した場合の本実施形態のシンクロナスDRAMの動
作について説明する。
【0055】まず、ローアドレスデータA0〜A10が
セットされ、タイミングt0においてローアドレススト
ローブRASがローレベルになると、このローアドレス
データA0〜A10がラッチされ、次にタイミングt1
でチップセレクトCSを一旦ハイレベルにした後に、チ
ップセレクトCSをローレベルにしてコラムアドレスA
0〜A9をセットし、タイミングt2でコラムアドレス
をローレベルにする。これによりコラムアドレスA0〜
A9がラッチされる。そして、ライトイネーブルWEを
ハイレベルにしておくことにより、リードコマンドが指
定され、更にCASレイテンシCL=2であるため、2
クロックサイクル後のタイミングt4においてCPU1
が最初のデータnをクロック信号CLKの立ち上がりの
タイミングでサンプリングできるように出力される。そ
して、バースト長BLはBL=4に設定されているた
め、以下、クロック信号CLKの立ち上がりに同期して
2番目のデータn+1、n+2、n+3が順次連続して
出力される。また、ライトコマンドが選択された場合に
も同様に連続したI/Oデータの書き込みが行われる。
本実施形態のシンクロナスDRAMは、このようにクロ
ック信号CLKに同期した連続的なI/Oデータの読み
出し及び書き込みが可能であるため、高速なアクセスが
可能となっている。
セットされ、タイミングt0においてローアドレススト
ローブRASがローレベルになると、このローアドレス
データA0〜A10がラッチされ、次にタイミングt1
でチップセレクトCSを一旦ハイレベルにした後に、チ
ップセレクトCSをローレベルにしてコラムアドレスA
0〜A9をセットし、タイミングt2でコラムアドレス
をローレベルにする。これによりコラムアドレスA0〜
A9がラッチされる。そして、ライトイネーブルWEを
ハイレベルにしておくことにより、リードコマンドが指
定され、更にCASレイテンシCL=2であるため、2
クロックサイクル後のタイミングt4においてCPU1
が最初のデータnをクロック信号CLKの立ち上がりの
タイミングでサンプリングできるように出力される。そ
して、バースト長BLはBL=4に設定されているた
め、以下、クロック信号CLKの立ち上がりに同期して
2番目のデータn+1、n+2、n+3が順次連続して
出力される。また、ライトコマンドが選択された場合に
も同様に連続したI/Oデータの書き込みが行われる。
本実施形態のシンクロナスDRAMは、このようにクロ
ック信号CLKに同期した連続的なI/Oデータの読み
出し及び書き込みが可能であるため、高速なアクセスが
可能となっている。
【0056】しかしながら、このようなバースト動作時
におけるCASレイテンシCL、バーストタイプ、ある
いはバースト長BLを設定するためには、図5に示すよ
うに、アドレスデータA0〜A11により行うように構
成されている。
におけるCASレイテンシCL、バーストタイプ、ある
いはバースト長BLを設定するためには、図5に示すよ
うに、アドレスデータA0〜A11により行うように構
成されている。
【0057】具体的には、アドレスデータA8〜A11
の値は0に固定し、アドレスデータA4〜A6の3ビッ
トでCASレイテンシCLを設定し、アドレスデータA
3でバーストタイプを設定し、アドレスデータA0〜A
2でバースト長BLを設定するように構成されている。
例えば図6の例では、モードレジスタ35に出力するア
ドレスデータA0〜A11は、「0000 0010
0010」であり、図7に示すように、このようなアド
レスデータA0〜A11をセットした後、t10のタイ
ミングで、チップセレクトCS、ローアドレスストロー
ブRAS、コラムアドレスストローブCAS、ライトイ
ネーブルWEを全てローレベルにすることにより、モー
ドレジスタ35に上述した夫々の設定が行われることに
なる。
の値は0に固定し、アドレスデータA4〜A6の3ビッ
トでCASレイテンシCLを設定し、アドレスデータA
3でバーストタイプを設定し、アドレスデータA0〜A
2でバースト長BLを設定するように構成されている。
例えば図6の例では、モードレジスタ35に出力するア
ドレスデータA0〜A11は、「0000 0010
0010」であり、図7に示すように、このようなアド
レスデータA0〜A11をセットした後、t10のタイ
ミングで、チップセレクトCS、ローアドレスストロー
ブRAS、コラムアドレスストローブCAS、ライトイ
ネーブルWEを全てローレベルにすることにより、モー
ドレジスタ35に上述した夫々の設定が行われることに
なる。
【0058】本実施形態のシンクロナスDRAMは、こ
のような細かな動作モードの指定が可能であるため、高
速でありながら使い勝手の良いデータ処理システムを提
供することが可能となっている。
のような細かな動作モードの指定が可能であるため、高
速でありながら使い勝手の良いデータ処理システムを提
供することが可能となっている。
【0059】しかしながら、モードレジスタセットのコ
マンドを上述のようなアドレスデータで指定しなければ
ならないため、この指定のための処理が煩雑になるとい
う問題があった。つまり、まず、図5のようなモードレ
ジスタをセットするためには、少なくともA0〜A6の
7ビット、あるいは、望ましくはA0〜A11の12ビ
ットで表されるアドレス空間をシステム全体のメモリマ
ップ上に確保し、セットするコマンドの内容からアドレ
スデータを計算し、そのアドレスに対して何らかのデー
タを書き込むという処理を行う必要があった。
マンドを上述のようなアドレスデータで指定しなければ
ならないため、この指定のための処理が煩雑になるとい
う問題があった。つまり、まず、図5のようなモードレ
ジスタをセットするためには、少なくともA0〜A6の
7ビット、あるいは、望ましくはA0〜A11の12ビ
ットで表されるアドレス空間をシステム全体のメモリマ
ップ上に確保し、セットするコマンドの内容からアドレ
スデータを計算し、そのアドレスに対して何らかのデー
タを書き込むという処理を行う必要があった。
【0060】例えば、従来では、図9に示すようにシス
テム全体のメモリマップが設定されており、モード設定
の対象となるシンクロナスDRAMは「$4000−0
000」〜「$47FF−FFFF」の記憶要素の領域
と、「$4C00−0000」〜「$4FFF−FFF
F」のモードレジスタ用の領域という具合に設定されて
いる。
テム全体のメモリマップが設定されており、モード設定
の対象となるシンクロナスDRAMは「$4000−0
000」〜「$47FF−FFFF」の記憶要素の領域
と、「$4C00−0000」〜「$4FFF−FFF
F」のモードレジスタ用の領域という具合に設定されて
いる。
【0061】この時、アドレスの上位の数ビットにて、
物理的にシンクロナスDRAMを選択するためのCS
(チップセレクト)を作成するため、記憶要素としての
DRAMエリアとモードレジスタエリアは同じ「$4*
**−****」で表されるアドレス空間に割り当てら
れる。
物理的にシンクロナスDRAMを選択するためのCS
(チップセレクト)を作成するため、記憶要素としての
DRAMエリアとモードレジスタエリアは同じ「$4*
**−****」で表されるアドレス空間に割り当てら
れる。
【0062】更に、ここで、図6に示したBL=4とす
るモードレジスタのセットの場合は、CPU1は、上記
のモードレジスタ用の領域内のアドレス「$4C00−
0022」に何らかのデータを書き込むことを行う。す
ると、上位ビットでシンクロナスDRAMが選択され、
上記のアドレスの下位12ビットである「000000
10 0010」の内容のアドレスデータA0〜A11
がシンクロナスDRAMの内蔵RAM3に出力され、前
記各制御信号を所定のレベルに設定することにより、上
述のようなモードレジスタのコマンドセットが行われる
ことになる。
るモードレジスタのセットの場合は、CPU1は、上記
のモードレジスタ用の領域内のアドレス「$4C00−
0022」に何らかのデータを書き込むことを行う。す
ると、上位ビットでシンクロナスDRAMが選択され、
上記のアドレスの下位12ビットである「000000
10 0010」の内容のアドレスデータA0〜A11
がシンクロナスDRAMの内蔵RAM3に出力され、前
記各制御信号を所定のレベルに設定することにより、上
述のようなモードレジスタのコマンドセットが行われる
ことになる。
【0063】ところが、32ビットのCPUにおいて
は、4バイト単位のアクセスを行うのが通常であるた
め、「$4C00−0000」、「$4C00−000
4」、「$4C00−0008」というようなアドレス
にアクセスするのが一般的である。従って、従来では、
モードレジスタへのコマンドセットを行う時、上記の
「$4C00−0022」のような2バイトのデータ境
界にアクセスするといった不自然なアドレスにアクセス
するための処理が必要になり、非常に煩雑であった。
は、4バイト単位のアクセスを行うのが通常であるた
め、「$4C00−0000」、「$4C00−000
4」、「$4C00−0008」というようなアドレス
にアクセスするのが一般的である。従って、従来では、
モードレジスタへのコマンドセットを行う時、上記の
「$4C00−0022」のような2バイトのデータ境
界にアクセスするといった不自然なアドレスにアクセス
するための処理が必要になり、非常に煩雑であった。
【0064】そこで、本実施形態においては、上述した
制御信号生成回路21において、CPU1から出力され
るアドレスデータを読み取り、そのアドレスデータがメ
モリマップ上に割り当てられたモードレジスタのコマン
ドセット領域であった場合には、選択回路20に対して
選択信号を出力し、この選択信号を受け取った選択回路
20により、その領域に書き込まれたコマンドの内容を
シンクロナスDRAMである内蔵RAM3に対するアド
レスデータA0〜A11として出力するように構成し
た。このような構成により、メモリマップ上に割り当て
られたモードレジスタのコマンドセット領域に、コマン
ドの内容を書き込むだけで、モードレジスタへのセット
が可能になる。
制御信号生成回路21において、CPU1から出力され
るアドレスデータを読み取り、そのアドレスデータがメ
モリマップ上に割り当てられたモードレジスタのコマン
ドセット領域であった場合には、選択回路20に対して
選択信号を出力し、この選択信号を受け取った選択回路
20により、その領域に書き込まれたコマンドの内容を
シンクロナスDRAMである内蔵RAM3に対するアド
レスデータA0〜A11として出力するように構成し
た。このような構成により、メモリマップ上に割り当て
られたモードレジスタのコマンドセット領域に、コマン
ドの内容を書き込むだけで、モードレジスタへのセット
が可能になる。
【0065】具体例を挙げて説明する。まず、図8に示
すように、モードレジスタのコマンドセット領域を「$
3C00−0000」からの4バイトの領域に割り当て
る。次に、コマンドの内容が図6の例のように、「00
00 0010 0010」であったとすると、CPU
1はアドレス「$3C00−0000」で示される4バ
イトの領域に、4バイトのデータ「0000−002
2」を書き込む処理を行う。すると、アドレスデータ
「$3C00−0000」がCPU1から出力され、こ
のアドレスデータが制御信号生成回路21により読み取
られる。制御信号回路21においては、このアドレスデ
ータがモードレジスタへのコマンドセット領域であると
判定し、選択回路に選択信号を出力する。この選択信号
を受け取った選択回路20は、前記アドレスデータ「$
3C00−0000」に対応して出力されるI/Oデー
タ「0000−0022」に基づき、アドレスデータA
11〜A0として、「022」を作成し、シンクロナス
DRAMの内蔵RAM3に出力する。一方、制御信号生
成回路21は、図4に示すようなモードレジスタセット
を指定するコマンドを制御信号によりシンクロナスDR
AMの内蔵RAM3に出力する。
すように、モードレジスタのコマンドセット領域を「$
3C00−0000」からの4バイトの領域に割り当て
る。次に、コマンドの内容が図6の例のように、「00
00 0010 0010」であったとすると、CPU
1はアドレス「$3C00−0000」で示される4バ
イトの領域に、4バイトのデータ「0000−002
2」を書き込む処理を行う。すると、アドレスデータ
「$3C00−0000」がCPU1から出力され、こ
のアドレスデータが制御信号生成回路21により読み取
られる。制御信号回路21においては、このアドレスデ
ータがモードレジスタへのコマンドセット領域であると
判定し、選択回路に選択信号を出力する。この選択信号
を受け取った選択回路20は、前記アドレスデータ「$
3C00−0000」に対応して出力されるI/Oデー
タ「0000−0022」に基づき、アドレスデータA
11〜A0として、「022」を作成し、シンクロナス
DRAMの内蔵RAM3に出力する。一方、制御信号生
成回路21は、図4に示すようなモードレジスタセット
を指定するコマンドを制御信号によりシンクロナスDR
AMの内蔵RAM3に出力する。
【0066】本実施形態においては、図4に示すチップ
セレクト信号(CS)を含む1つのモードレジスタセッ
トのコマンドで設定可能なシンクロナスDRAM(8
個)に対して「$3C00−0000」という4バイト
の領域をモードレジスタ領域1としてASIC5の内部
レジスタ領域に割り当ててある。更に、「$3C00−
0004」には、別のチップセレクト信号で選択可能な
シンクロナスDRAM(図8では拡張RAM4で示す)
に対応させるようにしている。図8に示すように、これ
らのモードレジスタを設定する為のアドレス領域(「$
3C00−0000」、「$3C00−0004」等)
は、記憶要素としてのシンクロナスDRAMに割り当て
られているアドレス領域(内蔵RAM3としての「$4
000−0000」から「$47FF−FFFF」と、
それから連続するアドレスとして設定された拡張RAM
4としての「$4800−0000」から「$4FFF
−FFFF」等)とは関係無く、例えば、1つのASI
C5に割り当てられたアドレス領域内にコンパクトに配
置することができ、システム全体の設計上のアドレス空
間の利用に制約が加わらない。
セレクト信号(CS)を含む1つのモードレジスタセッ
トのコマンドで設定可能なシンクロナスDRAM(8
個)に対して「$3C00−0000」という4バイト
の領域をモードレジスタ領域1としてASIC5の内部
レジスタ領域に割り当ててある。更に、「$3C00−
0004」には、別のチップセレクト信号で選択可能な
シンクロナスDRAM(図8では拡張RAM4で示す)
に対応させるようにしている。図8に示すように、これ
らのモードレジスタを設定する為のアドレス領域(「$
3C00−0000」、「$3C00−0004」等)
は、記憶要素としてのシンクロナスDRAMに割り当て
られているアドレス領域(内蔵RAM3としての「$4
000−0000」から「$47FF−FFFF」と、
それから連続するアドレスとして設定された拡張RAM
4としての「$4800−0000」から「$4FFF
−FFFF」等)とは関係無く、例えば、1つのASI
C5に割り当てられたアドレス領域内にコンパクトに配
置することができ、システム全体の設計上のアドレス空
間の利用に制約が加わらない。
【0067】なお、1回のモードレジスタへの書き込み
で設定可能なシンクロナスDRAMに対するモードレジ
スタ領域として、4バイトのアドレス空間を割り当てた
が、本発明はこれに限られるものではなく、4バイト未
満のバイトとか、8バイトとか、16バイトとか言った
アドレス空間を割り当てても良い。所定のアドレス空間
内のアドレスがCPU1から出力された時、モードレジ
スタの設定をする為のI/Oデータが出力されていると
して、上記の制御信号生成回路及び選択回路は上記の動
作を行うようにすれば良い。
で設定可能なシンクロナスDRAMに対するモードレジ
スタ領域として、4バイトのアドレス空間を割り当てた
が、本発明はこれに限られるものではなく、4バイト未
満のバイトとか、8バイトとか、16バイトとか言った
アドレス空間を割り当てても良い。所定のアドレス空間
内のアドレスがCPU1から出力された時、モードレジ
スタの設定をする為のI/Oデータが出力されていると
して、上記の制御信号生成回路及び選択回路は上記の動
作を行うようにすれば良い。
【0068】以上のように、本実施形態によれば、CP
U1側で、モードレジスタへのセットのためのアドレス
を計算し、不自然なアドレスにデータを書き込むことな
く、通常のメモリマップ上の特定領域に必要なデータを
書き込むだけで、モードレジスタへのコマンドセットを
行うことができ、使い勝手の良いデータ処理システムを
提供することができる。
U1側で、モードレジスタへのセットのためのアドレス
を計算し、不自然なアドレスにデータを書き込むことな
く、通常のメモリマップ上の特定領域に必要なデータを
書き込むだけで、モードレジスタへのコマンドセットを
行うことができ、使い勝手の良いデータ処理システムを
提供することができる。
【0069】なお、本実施形態においては、記憶装置の
一例として、シンクロナスDRAMを用いた場合につい
て説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、
上述したようにアドレスデータを用いてモードレジスタ
セットを行う記憶装置であれば、適用可能である。但
し、シンクロナスDRAMについて適用することによ
り、適宜のモードの設定を行い、システムの態様に応じ
た高速なメモリアクセスの可能なデータ処理システムを
提供することができる。
一例として、シンクロナスDRAMを用いた場合につい
て説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、
上述したようにアドレスデータを用いてモードレジスタ
セットを行う記憶装置であれば、適用可能である。但
し、シンクロナスDRAMについて適用することによ
り、適宜のモードの設定を行い、システムの態様に応じ
た高速なメモリアクセスの可能なデータ処理システムを
提供することができる。
【0070】また、本実施形態においては、プリンタシ
ステムに本発明を適用した場合について説明したが、上
述したようなモードレジスタの設定を行う記憶装置を用
いるデータ処理システムであれば、他のシステムにも適
用可能である。例えばパーソナルコンピュータ、ワード
プロセッサ、複写機、通信装置等のデータ処理システム
に適用可能である。
ステムに本発明を適用した場合について説明したが、上
述したようなモードレジスタの設定を行う記憶装置を用
いるデータ処理システムであれば、他のシステムにも適
用可能である。例えばパーソナルコンピュータ、ワード
プロセッサ、複写機、通信装置等のデータ処理システム
に適用可能である。
【0071】
【発明の効果】請求項1に記載の記憶装置の制御装置に
よれば、識別情報格納手段に割り当てられたアドレス領
域に、識別情報の内容を書き込むことにより、当該アド
レス領域に対応して出力されるアドレスデータに基づい
て選択先が識別情報格納手段であると判定された場合に
は、識別情報の内容を有する処理対象データに基づいて
識別情報格納手段に対する特定のアドレスデータが生成
及び出力され、識別情報格納手段に対する識別情報の格
納が行われるので、通常のメモリマップ上に割り当てら
れたアドレス領域に対して前記識別情報を書き込むだけ
で前記識別情報格納手段に対する識別情報の格納を行う
ことができ、従って、メモリマップの構成が容易で、ハ
ードウェア設計を容易に行うことができる。
よれば、識別情報格納手段に割り当てられたアドレス領
域に、識別情報の内容を書き込むことにより、当該アド
レス領域に対応して出力されるアドレスデータに基づい
て選択先が識別情報格納手段であると判定された場合に
は、識別情報の内容を有する処理対象データに基づいて
識別情報格納手段に対する特定のアドレスデータが生成
及び出力され、識別情報格納手段に対する識別情報の格
納が行われるので、通常のメモリマップ上に割り当てら
れたアドレス領域に対して前記識別情報を書き込むだけ
で前記識別情報格納手段に対する識別情報の格納を行う
ことができ、従って、メモリマップの構成が容易で、ハ
ードウェア設計を容易に行うことができる。
【0072】請求項2に記載の記憶装置の制御装置によ
れば、前記記憶装置として、クロック信号に同期して動
作するシンクロナスDRAMの識別情報格納手段に対
し、上述のように識別情報を格納するので、例えばバー
スト動作モードにおけるバースト長を容易に設定するこ
とができ、高速な記憶装置を容易に制御することができ
る。
れば、前記記憶装置として、クロック信号に同期して動
作するシンクロナスDRAMの識別情報格納手段に対
し、上述のように識別情報を格納するので、例えばバー
スト動作モードにおけるバースト長を容易に設定するこ
とができ、高速な記憶装置を容易に制御することができ
る。
【0073】請求項3に記載のデータ処理システムによ
れば、識別情報格納手段に割り当てられたアドレス領域
に、識別情報の内容を書き込むことにより、当該アドレ
ス領域に対応して出力されるアドレスデータに基づいて
選択先が識別情報格納手段であると判定された場合に
は、識別情報の内容を有する処理対象データに基づいて
識別情報格納手段に対する特定のアドレスデータが生成
及び出力され、識別情報格納手段に対する識別情報の格
納が行われるので、通常のメモリマップ上に割り当てら
れたアドレス領域に対して前記識別情報を書き込むだけ
で前記識別情報格納手段に対する識別情報の格納を行う
ことができ、従って、メモリマップの構成が容易で、ハ
ードウェア設計を容易なデータ処理システムを提供する
ことができる。
れば、識別情報格納手段に割り当てられたアドレス領域
に、識別情報の内容を書き込むことにより、当該アドレ
ス領域に対応して出力されるアドレスデータに基づいて
選択先が識別情報格納手段であると判定された場合に
は、識別情報の内容を有する処理対象データに基づいて
識別情報格納手段に対する特定のアドレスデータが生成
及び出力され、識別情報格納手段に対する識別情報の格
納が行われるので、通常のメモリマップ上に割り当てら
れたアドレス領域に対して前記識別情報を書き込むだけ
で前記識別情報格納手段に対する識別情報の格納を行う
ことができ、従って、メモリマップの構成が容易で、ハ
ードウェア設計を容易なデータ処理システムを提供する
ことができる。
【0074】請求項4に記載の記憶装置の制御装置によ
れば、前記記憶装置として、クロック信号に同期して動
作するシンクロナスDRAMの識別情報格納手段に対
し、上述のように識別情報を格納するので、例えばバー
スト動作モードにおけるバースト長を容易に設定するこ
とができ、高速な記憶装置を容易に制御可能なデータ処
理システムを提供することができる。
れば、前記記憶装置として、クロック信号に同期して動
作するシンクロナスDRAMの識別情報格納手段に対
し、上述のように識別情報を格納するので、例えばバー
スト動作モードにおけるバースト長を容易に設定するこ
とができ、高速な記憶装置を容易に制御可能なデータ処
理システムを提供することができる。
【図1】本発明の一実施形態におけるデータ処理システ
ムの概略構成を示すブロック図である。
ムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1のブロック図から、記憶装置及び記憶装置
の制御装置を抜き出したブロック図である。
の制御装置を抜き出したブロック図である。
【図3】図1または図2のプロック図における記憶装置
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図4】図3の記憶装置におけるコマンドの種類と、コ
マンドを設定するための制御信号のレベルの値を示す図
である。
マンドを設定するための制御信号のレベルの値を示す図
である。
【図5】図3の記憶装置におけるモードレジスタの設定
値とその内容及び各設定値のアドレスデータにおける位
置を示す図である。
値とその内容及び各設定値のアドレスデータにおける位
置を示す図である。
【図6】図3の記憶装置におけるリード時のバースト動
作を示すタイミングチャートである。
作を示すタイミングチャートである。
【図7】図3の記憶装置におけるモードレジスタセット
のコマンド選択時のタイミングチャートである。
のコマンド選択時のタイミングチャートである。
【図8】図1のデータ処理システムにおけるメモリマッ
プを示す図である。
プを示す図である。
【図9】従来のデータ処理システムにおけるメモリマッ
プを示す図である。
プを示す図である。
1…CPU 2…ROM 3…内蔵RAM 4…拡張RAM 5…ASIC 5a…メモリ制御回路 5b…I/O制御回路 5c…エンジン制御回路 5d…I/F制御回路 6…SWパネル 7…プリントエンジン 10…ホスト 20…選択回路 21…制御信号生成回路 30…クロックバッファ 31…コマンドデコーダ 32…アドレスバッファ/レジスタ及びバンクセレクト 33…I/Oデータバッファ/レジスタ 34…制御信号ラッチ 35…モードレジスタ 36…コラムアドレスカウンタ 37…DRAMコア
Claims (4)
- 【請求項1】 複数の記憶要素と、記憶装置の動作の態
様を識別するための識別情報を格納する識別情報格納手
段と、該識別情報格納手段に格納された識別情報及び外
部から入力される制御信号並びにアドレスデータに応じ
て記憶装置の動作制御を行う制御手段とを有し、アドレ
スデータの入力に応じて前記記憶要素の選択を行うと共
に、所定の制御信号と共にアドレスデータが入力された
場合には、当該アドレスデータから前記識別情報を抽出
して前記識別情報格納手段に格納する記憶装置と、該記
憶装置の前記記憶要素に対する処理対象データの書き込
み及び該記憶要素からの処理対象データの読み出しを行
うデータ処理装置との間に設けられ、該データ処理装置
から出力されるアドレスデータ並びに処理対象データに
基づいて、前記記憶装置に対する前記制御信号及びアド
レスデータ並びに処理対象データを生成あるいは出力す
る制御装置であって、 前記データ処理装置から出力されるアドレスデータに基
づいて、選択先が前記識別情報格納手段であるか否かを
判定する判定手段と、 前記判定手段により、選択先が前記識別情報格納手段で
あると判定された場合には、前記データ処理装置から当
該アドレスデータに対応して出力される処理対象データ
に基づいて、前記識別情報を含む前記特定のアドレスデ
ータを生成するアドレスデータ生成手段と、 前記アドレスデータ生成手段により生成された前記前記
識別情報を含む前記特定のアドレスデータを前記記憶装
置に対して出力するアドレスデータ出力手段と、 を備えたことを特徴とする記憶装置の制御装置。 - 【請求項2】 前記記憶装置は、クロック信号に同期し
て動作するシンクロナスDRAMであることを特徴とす
る請求項1に記載の記憶装置の制御装置。 - 【請求項3】 複数の記憶要素と、記憶装置の動作の態
様を識別するための識別情報を格納する識別情報格納手
段と、該識別情報格納手段に格納された識別情報及び外
部から入力される制御信号並びにアドレスデータに応じ
て記憶装置の動作制御を行う制御手段とを有し、アドレ
スデータの入力に応じて前記記憶要素の選択を行うと共
に、所定の制御信号と共にアドレスデータが入力された
場合には、当該アドレスデータから前記識別情報を抽出
して前記識別情報格納手段に格納する記憶装置と、該記
憶装置の前記記憶要素に対する処理対象データの書き込
み及び該記憶要素からの処理対象データの読み出しを行
うデータ処理装置と、他の周辺装置とを少なくとも有す
るデータ処理システムにおける前記記憶装置の制御方法
であって、 前記データ処理システム全体のアドレス空間に、前記記
憶装置の記憶要素に対するアドレス領域と、前記周辺装
置に対するアドレス領域とを割り当てる工程と、 前記記憶装置の識別情報格納手段への識別情報の格納を
行う場合には、前記周辺装置に対するアドレス領域に該
当するアドレスデータを出力すると共に、前記識別情報
がエンコードされた処理対象データを出力する工程と、 前記アドレスデータと共に出力される前記処理対象デー
タをデコードして前記識別情報を抽出する工程と、 前記抽出した識別情報をエンコードして所定の制御信号
及びアドレスデータを生成する工程と、 前記識別情報がエンコードされた前記所定の制御信号及
びアドレスデータを前記記憶装置に対して出力する工程
と、 を備えたことを特徴とするデータ処理システムにおける
記憶装置の制御方法。 - 【請求項4】 前記記憶装置は、クロック信号に同期し
て動作するシンクロナスDRAMであることを特徴とす
る請求項3に記載のデータ処理システムにおける記憶装
置の制御方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9301306A JPH11134243A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 記憶装置の制御装置及びデータ処理システムにおける記憶装置の制御方法 |
US09/184,173 US6205516B1 (en) | 1997-10-31 | 1998-11-02 | Device and method for controlling data storage device in data processing system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9301306A JPH11134243A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 記憶装置の制御装置及びデータ処理システムにおける記憶装置の制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11134243A true JPH11134243A (ja) | 1999-05-21 |
Family
ID=17895267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9301306A Pending JPH11134243A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 記憶装置の制御装置及びデータ処理システムにおける記憶装置の制御方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6205516B1 (ja) |
JP (1) | JPH11134243A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100442426B1 (ko) * | 2000-12-27 | 2004-07-30 | 엘지전자 주식회사 | 메모리 제어 장치 |
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US6532505B1 (en) * | 1999-11-12 | 2003-03-11 | Infineon Technologies Ag | Universal resource access controller |
JP4071930B2 (ja) * | 2000-11-22 | 2008-04-02 | 富士通株式会社 | シンクロナスdram |
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KR100493028B1 (ko) * | 2002-10-21 | 2005-06-07 | 삼성전자주식회사 | 반도체 메모리 장치에서 mrs 코드를 생성하는 회로 및상기 mrs 코드를 생성하는 방법 |
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US7451270B1 (en) * | 2003-09-30 | 2008-11-11 | Unisys Corporation | System and method for detecting and correcting errors in a control system |
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CN100559361C (zh) * | 2004-03-10 | 2009-11-11 | Nxp股份有限公司 | 集成电路及用于存储器存取控制的方法 |
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TWI358735B (en) * | 2008-01-03 | 2012-02-21 | Nanya Technology Corp | Memory access control method |
CN101216751B (zh) * | 2008-01-21 | 2010-07-14 | 戴葵 | 基于分布存储结构的具有数据处理能力的动态随机存储器装置 |
CN101221532B (zh) * | 2008-01-21 | 2010-06-09 | 戴葵 | 实现具有数据处理能力的动态随机存储器的接口方法 |
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WO2012061633A2 (en) | 2010-11-03 | 2012-05-10 | Netlist, Inc. | Method and apparatus for optimizing driver load in a memory package |
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CN109343794B (zh) * | 2018-09-12 | 2021-11-09 | 杭州晨晓科技股份有限公司 | 一种存储器的配置方法及配置装置 |
Family Cites Families (3)
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JP3351953B2 (ja) * | 1996-03-19 | 2002-12-03 | 富士通株式会社 | モードレジスタ制御回路およびこれを有する半導体装置 |
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-
1997
- 1997-10-31 JP JP9301306A patent/JPH11134243A/ja active Pending
-
1998
- 1998-11-02 US US09/184,173 patent/US6205516B1/en not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
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---|---|
US6205516B1 (en) | 2001-03-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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