JPH11133766A - 転写装置 - Google Patents

転写装置

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Publication number
JPH11133766A
JPH11133766A JP9293935A JP29393597A JPH11133766A JP H11133766 A JPH11133766 A JP H11133766A JP 9293935 A JP9293935 A JP 9293935A JP 29393597 A JP29393597 A JP 29393597A JP H11133766 A JPH11133766 A JP H11133766A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
gear
transfer device
transfer
fixed
Prior art date
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Pending
Application number
JP9293935A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahito Minagawa
雅人 皆川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP9293935A priority Critical patent/JPH11133766A/ja
Publication of JPH11133766A publication Critical patent/JPH11133766A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置をコンパクトに構成しても良好
な画像転写を行う転写装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 転写ロールを支持するシャフト20は、
その一端部に駆動力を伝達するギア22が固着されてい
る。シャフト20の一端部にはローレット加工部30が
形成され、これをギア22の穴38に圧入することによ
り、ギア22がシャフト20に対して回転方向にがたつ
くことなく固定される。しかも、電圧が印加される転写
ロールからシャフト20を介して導電性のフレーム12
にリークするおそれがあるが、シャフトの一端部を包み
込むギア20が絶縁性能を有する硬質樹脂材で成形され
ているため、リークすることはない。したがって、良好
な画像転写が行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、複写
機、ファクシミリ等の画像記録装置に設けられる転写装
置に関し、詳細には外部より電圧を印加する転写ロール
を有する転写装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、電子写真技術を使用した複写
機やレーザプリンタ等が使用されている。このような機
器は、感光体ドラム表面に形成されたトナー像を転写装
置によって搬送されてくる用紙に転写する。この転写装
置の転写ロールは、感光体ドラム表面に対向する位置に
シャフトによって支持されて配設される。シャフトは回
転自在に軸支され、その端部に回転駆動源からの回転力
を伝達するためのギアが固着されている。
【0003】シャフトに対するギアのスラスト方向の固
定は、図6に示すように、ギア50の回転中心部に設け
られた孔部52にシャフト54を挿入し、シャフト54
の外周部に形成された溝部56に爪58を所定の弾性力
をもって係止させることにより行われる。あるいは、図
7に示すように、シャフト60の端部をギア62の回転
中心部の孔部64に挿入し、Eリング66をシャフトの
溝(図示せず)に装着してギア62のスラスト方向の固
定を行う。
【0004】また、シャフトに対するギアの回転方向の
固定は、図8に示すように、シャフト70の一端部にD
カット加工部72を設け、ギアの回転中心部にこれに対
応する形状の孔部を形成し、この孔部にシャフト70を
挿入することにより行う。あるいは、図9に示すよう
に、シャフト74の直径方向に設けられた貫通孔にピン
部材76を挿入し、ギアのシャフト用孔部壁面に形成さ
れた凹部(図示せず)にピン部材76を挿入することに
より、ギアの回転方向の固定を行っている。
【0005】このようにしてギアがシャフトに固定さ
れ、駆動力が転写ロールに伝達されることにより、電圧
が印加された転写ロールにより感光体ドラム表面に形成
されたトナー像が用紙に転写される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
る転写装置であるが、近年、装置のコンパクト化が求め
られており、転写装置を含む画像形成装置を構成するフ
レームと転写ロールとが接近するようになってきた。し
たがって、転写ロールを支持するシャフトの一端部と導
電体で形成されたフレームが接近しすぎると、転写ロー
ルに電圧が印加されるためシャフトからフレームへリー
ク(漏電)が発生するおそれがある。例えば、図6、図
7に示すように、シャフト54、60の一端部がフレー
ム100側に露呈している場合には、当該一端部からフ
レーム100へリークするおそれがあった。この場合に
は転写ロールに正しい電圧が印加されず、トナー像が用
紙に正確に転写されないので正しい画像を形成できな
い。
【0007】そこで、シャフト54、60の一端部など
に絶縁部材Sを貼りつけたり、絶縁部材で覆ってリーク
対策を行っているが、製造工程の増加、または部品点数
の増大という問題があった。
【0008】また、図8、図9に示すように、シャフト
70、74のDカット部72やピン部材76がギアの孔
部に挿入されている状態では必ず遊びがあり、がたが発
生するため画質が低下するおそれがあった。
【0009】本発明は係る事実を考慮して、画像形成装
置をコンパクトに構成しても正確に機能し、良好な画像
転写を行う転写装置を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
は、感光体表面に形成されたトナー像を用紙に転写させ
る転写装置であって、外部より電圧が印加され、前記感
光体に対向して配設される転写ロールと、前記転写ロー
ルを支持するシャフトと、絶縁材料で成形され、前記シ
ャフトの一端部を包み込んで当該シャフトに固着された
駆動力伝達用のギアと、を備えることを特徴とする。
【0011】シャフトの一端部に固着されたギアが当該
一端部を包み込んでいるため、シャフトの一端部が外部
に露出しない。しかも、このギアは絶縁材料で成形され
ているため、転写装置を構成するシャフトの一端部がフ
レーム近傍に配設されていても、リークするおれそがな
い。また、ギアに絶縁部材としての機能を兼用させたた
め、部品点数が増えることもない。
【0012】請求項2に記載の発明では、請求項1記載
の発明において、前記シャフトの一端部にローレット加
工部を形成し、前記ローレット加工部を前記ギアの回転
中心部に形成した穴に圧入固定し、前記穴の深さをロー
レット加工部がギアの歯面の下方域に至らない大きさと
したことを特徴とする。
【0013】ギアの回転中心部に形成された穴に、シャ
フトに形成したローレット加工部を圧入固定するため、
シャフトに対してギアがスラスト方向、回転方向とも確
実に固定される。しかも、穴の深さがローレット加工部
がギアの歯面の下方域に至らない大きさに設定されてい
るので、シャフトが穴に圧入される時に歯面に影響を与
えず歯面の真円性を維持できる。したがって、歯の噛み
合い精度が高くなり、回転力が転写ロールに正確に伝達
される。
【0014】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は2に記載の発明において、前記シャフトは、前記一端
部に前記ギアが固定され、他端部から前記転写ロールが
挿入され、前記他端部が抜止部材で抜け止めされたこと
を特徴とする。
【0015】したがって、ギアが一端部に固定されたシ
ャフトに対して、他端部から回転ロールを挿入して抜止
部材で抜け止めすることにより、簡単に転写装置が製造
できる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明に係る画像形成装置の一部
を構成する転写装置について、図1乃至図5を参照して
詳細に説明する。
【0017】図1に示すように、転写装置10は、画像
形成装置を構成する金属製(導電性)のフレーム12に
固定されるガイドユニット14に軸支部材16(図3参
照)を介して回転自在に支持される。転写装置10は、
図2及び図3に示すように、シャフト20の一端部から
他端部にかけてギア22、トラッキングロール24、転
写ロール26、トラッキングロール24、Eリング28
の順で挿入、固定されている。
【0018】シャフト20の一方の先端部32には、図
4に示すように、ローレット加工により細かい刻み目
(溝等)が形成されたローレット加工部30が備えられ
ている。
【0019】ギア22は、外周部に形成された歯面22
aと、中央部から突出するボス36とからなり、絶縁性
能を備えた硬質樹脂材で成形されている。ボス36の穴
38には、真円に形成された先端部32が挿入される。
穴38の内径は、先端部32の直径よりも若干大きく、
ローレット加工によって径が膨らんだローレット加工部
30の直径よりも若干小さい。また、穴38の深さは、
図5に示すように、底壁38aに先端部32が当接した
状態において、ローレット加工部30が歯面22aの下
方域に到達しない大きさに設定されている。
【0020】転写ロール26は、図示しない電源から電
圧が印加されることにより、対向した位置に配設される
感光体ドラム40に形成されたトナー像を搬送されてく
る用紙に転写させる。
【0021】このように構成される転写装置10の作用
について以下、説明する。転写装置10は、フレーム1
2の近傍にギア22が配設されている。この際、シャフ
ト20の先端部32は、ギア22の穴38に挿入されて
いるため、外部に露出していない。このため、シャフト
20からリークが発生するおそれはなく、シャフト20
の端部を絶縁処理する必要がなくなった。
【0022】なお、本実施形態において、シャフト20
の他端部側はフレーム12と十分な距離(絶縁距離)を
有しているため、絶縁処理を施す必要性がない。また、
絶縁距離を確保できない場合には、他端部に絶縁キャッ
プを装着すれば良い。
【0023】また、ギア22をシャフト20に固定する
際、先端部32のローレット加工部30の径が穴38の
径よりも若干大きいため、ローレット加工部30がギア
22の穴38に圧入される。この際、ローレット加工部
30には細かい刻み目が設けられているため、ギア22
がシャフト20に対して確実に固定され、回転方向のが
たつきを生ずることはない。したがって、転写ロール2
6によって用紙に転写される画質が向上する。
【0024】また、ギア22は、シャフト20に固定さ
せるために、特別な爪等を形成する必要がなく、単純な
形状なので樹脂の肉厚も均一になり歯形精度が向上する
とともに、型の制作費も低減する。
【0025】さらに、ローレット加工部30がボス36
の穴38に圧入されることにより、ボス36が外縁部に
向かって膨張するが、歯面22aはボス36と回転軸方
向の位置が異なるため影響を受けず、膨張することはな
い。しかも、歯面22aの下方域に挿入されているのは
穴38の直径よりも若干小さい真円の先端部32である
ため、ギア22の歯面22aの真円性を精度良く保つ。
【0026】さらにまた、シャフト20の一端部にギア
22を固定して、他端部から順次転写ロール26、トラ
ッキングロール24を挿入してEリング28で抜け止め
しているため、製造工程が簡単になる。
【0027】なお、本実施形態では、転写ロールについ
て説明したが、電圧が印加された帯電ロールであれば適
用可能である。
【0028】また、転写ロールからリークすることを防
止する点について説明したが、逆にフレーム等の周囲の
材料に電圧を印加した場合に、転写ロールへのリークを
防止する構成にも適用できる。
【0029】
【発明の効果】請求項1記載の本発明は上記構成とした
ので、転写装置を構成するシャフトの一端部がフレーム
近傍に配設されていても、リークするおれそがない。し
かも、ギアに絶縁部材としての機能を兼用させたため、
部品点数が増えることもない。
【0030】請求項2記載の本発明は上記構成としたの
で、シャフトが前記穴に圧入される時に歯面の真円性を
維持でき、回転力が転写ロールに正確に伝達され、良好
な画質を得ることができる。
【0031】請求項3記載の本発明は上記構成としたの
で、簡単に転写装置が製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る転写装置を含む画像形成装置の概
略斜視図である。
【図2】本発明に係る転写装置の全体斜視図である。
【図3】本発明に係る転写装置の側面図である。
【図4】本発明に係る転写装置の部分斜視図である。
【図5】本発明に係る転写装置の一部断面図である。
【図6】従来技術に係る転写ロールの断面図である。
【図7】従来技術に係る転写ロールの断面図である。
【図8】従来技術に係る転写ロールの斜視図である。
【図9】従来技術に係る転写ロールの斜視図である。
【符号の説明】
10 転写装置 20 シャフト 22 ギア 26 転写ロール 28 Eリング(抜止部材) 30 ローレット加工部 38 穴

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体表面に形成されたトナー像を用紙
    に転写させる転写装置であって、 外部より電圧が印加され、前記感光体に対向して配設さ
    れる転写ロールと、 前記転写ロールを支持するシャフトと、 絶縁材料で成形され、前記シャフトの一端部を包み込ん
    で当該シャフトに固着された駆動力伝達用のギアと、を
    備えることを特徴とする転写装置。
  2. 【請求項2】 前記シャフトの一端部にローレット加工
    部を形成し、前記ローレット加工部を前記ギアの回転中
    心部に形成した穴に圧入固定し、前記穴の深さをローレ
    ット加工部がギアの歯面の下方域に至らない大きさとし
    たことを特徴とする請求項1記載の転写装置。
  3. 【請求項3】 前記シャフトは、前記一端部に前記ギア
    が固定され、他端部から前記転写ロールが挿入され、前
    記他端部が抜止部材で抜け止めされたことを特徴とする
    請求項1または2に記載の転写装置。
JP9293935A 1997-10-27 1997-10-27 転写装置 Pending JPH11133766A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9293935A JPH11133766A (ja) 1997-10-27 1997-10-27 転写装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9293935A JPH11133766A (ja) 1997-10-27 1997-10-27 転写装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11133766A true JPH11133766A (ja) 1999-05-21

Family

ID=17801081

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9293935A Pending JPH11133766A (ja) 1997-10-27 1997-10-27 転写装置

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JP (1) JPH11133766A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013225037A (ja) * 2012-04-23 2013-10-31 Canon Inc 画像形成装置
CN111752128A (zh) * 2019-03-29 2020-10-09 富士施乐株式会社 辊以及图像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013225037A (ja) * 2012-04-23 2013-10-31 Canon Inc 画像形成装置
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Effective date: 20040928

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050208