JPH11132742A - 画像処理による異物検出方法 - Google Patents

画像処理による異物検出方法

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JPH11132742A
JPH11132742A JP29589697A JP29589697A JPH11132742A JP H11132742 A JPH11132742 A JP H11132742A JP 29589697 A JP29589697 A JP 29589697A JP 29589697 A JP29589697 A JP 29589697A JP H11132742 A JPH11132742 A JP H11132742A
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JP29589697A
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Isao Kinumegawa
勲 衣目川
Kenji Sonoi
健二 園井
Tadashi Takagaki
正 高垣
Hiroki Yamada
祐基 山田
Masaru Mitsumoto
勝 三本
Yukinori Nakayama
幸徳 中山
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Hitachi Plant Technologies Ltd
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Hitachi Techno Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】搬送路に映る被検体の影や被検体の凹凸による
暗部、さらには搬送路の汚れなどは異物とせず、異物の
みを異物として検出することができる画像処理による異
物検出方法を提供することである。 【解決手段】無端搬送路上の被検体を搬送路ともどもカ
メラで撮像して得た画像を処理し上記被検体の他に異物
があるかどうか判断し異物の検出をする画像処理による
異物検出方法において、搬送路として半透明材を用い、
搬送路の下方にも照明用光源を設置し、該搬送路の上方
に設置された照明用光源により被検体の影が上記搬送路
にできても該搬送路の下方に設置された照明用光源によ
り被検体の影を消してカメラで撮像する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無端搬送路上の被検体
をカメラで撮像して得た画像を処理し上記被検体の他に
異物があるかどうか判断し異物の検出をする画像処理に
よる異物検出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】「包装工程における乾燥食品の異物除去
技術」(城 克己著、ジャパンフードサイエンス第32
巻7号、1993年7月発行、pp77〜83)や「凍
結乾燥の技術」(佐原 幸雄著、食品工業第31巻10
号、1988年5.30発行、pp57〜63)などの
論文に紹介されているように、食品に限らず量産をして
いる製品には各種の異物が混入する可能性があり、出荷
された製品に異物が混入していると信用失墜につながる
ので、異物の検出ならびに除去に多大な注意を払ってい
る。
【0003】従来、量産品の生産ライン(搬送路)にお
いて、検出作業者が目視により異物検出を行なってい
た。しかし、作業者の目の疲れは甚だしく異物を見逃し
がちであった。そこで近年画像処理技術を利用して無端
搬送路上の製品(被検体)をカメラで撮像して得た画像
を処理して異物を検出することが行なわれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像処理による
異物検出方法では、搬送路の上方に照明用光源とカメラ
を設置し、カメラは搬送路上の製品を搬送路ともども撮
像し、画像処理により画像の2値化を行ない、画像の明
暗から暗部を異物と判断し、異物検出をしていた。
【0005】そのために、製品の影が搬送路にできると
影が異物と判断されてしまったり、製品の表面に凹凸が
あると、照明の方向や凹凸の形状によっては凹部が暗く
なって影と同様に異物と判断されてしまう。さらに、長
期の使用において搬送路が汚れたり傷がつくと、それら
を異物と誤認してしまうこともある。
【0006】本発明の目的は、異物のみを異物として検
出することができる画像処理による異物検出方法を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決する手段】上記目的を達成する本発明の特
徴とするところは、無端搬送路上の被検体を搬送路とも
どもカメラで撮像して得た画像を処理し上記被検体の他
に異物があるかどうか判断し異物の検出をする画像処理
による異物検出方法において、搬送路として半透明材を
用い、搬送路の下方にも照明用光源を設置し、該搬送路
の上方に設置された照明用光源により被検体の影が上記
搬送路にできても該搬送路の下方に設置された照明用光
源により被検体の影を消してカメラで撮像することにあ
る。
【0008】上記目的を達成する本発明の他の特徴とす
るところは、さらに、カメラで撮像した搬送路全周上の
汚れの画像データを記憶しておき、撮像して得た画像を
処理して異物と判断した画像データが搬送路上の汚れの
画像データに一致した場合に、その異物と判断した画像
データは搬送路上の汚れであって搬送路上に異物は存在
しないものとすることにある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示した実施形
態に基いて説明する。
【0010】図1は、本発明が実施される、例えば、煎
餅、ポテトチップスあるいは笹かまぼこなどの量産品の
中間製造ラインを概略的に示している。
【0011】図1において、1は後工程で焼かれあるい
は揚げられて煎餅になる半なまの状態にあるかきもちな
どの被検体2を搬送する半透明の材質でできた無端コン
ベア(搬送路)である。被検体2は無端コンベア1上に
複数並べられているが、煩雑化を避けるために一個のみ
を示している。
【0012】3a,3bは無端コンベアを回転駆動する
駆動ローラと従動ローラで、駆動ローラ3aはモータ4
によって駆動され、無端コンベア1は時計方向に回転す
る。無端コンベア1の上方にカメラ5が設置されてお
り、無端コンベア1上の被検体2を無端コンベア1と共
に撮像する。
【0013】無端コンベア1の上方及び下方に照明用の
光源6a〜6cが設置されている。上方の光源6a、6
bははカメラ5の両側に対称的に配置され、被検体1に
よる影の発生を低減している。しかし、上方の光源6
a、6bのみで影の発生を完全に防止することは困難で
ある。下方の光源6cは無端コンベア1の搬送路とリタ
ーン路の間に配置され、搬送路の無端コンベア1を下方
から照明する。
【0014】上方の光源6a,6bのみで無端コンベア
1上の被検体2を照射したときに無端コンベア1上にで
きる被検体2の影は下方の光源6cをさらに点灯して半
透明の無端コンベア1を透過、拡散した光の明るさで除
去する。即ち、無端コンベア1が半透明の材質でできて
いることによって下方の光源6cによる照明光が無端コ
ンベア1内を透過拡散し、無端コンベア1の上面に到達
する。この下方からの照明光の明るさで被検体2の影を
消去している。また、被検体が半透明である場合、被検
体2の表面に凹凸が存在し上方の光源6a,6bで凹部
が暗くなっても、下方の光源6cによる照明光がさらに
被検体2内を透過拡散して凹部を明るくする。
【0015】7は装置全体の動作プログラムを収納して
いるパーソナルコンピュータで構成された制御部、8は
制御部7の動作プログラムの開始や終了などの指令を入
力する操作ボード、9は装置全体の動作などを表示する
モニタ画面、10はカメラ5で得た無端コンベア1や被
検体2の画像を処理して異物があるかどうかを判断する
画像処理装置、11は画像処理装置10での画像処理速
度に合わせてカメラ5での画像(映像信号)を取り込ん
で画像処理装置10に送信するカメラコントローラであ
る。12は必要に応じて制御部7のデータ記憶部に収納
した画像処理データなどを出力するプリンタ、13は制
御部7からの指令に基いて無端コンベア1などの駆動の
制御を行なう制御盤、14は制御盤13からの指令でモ
ータ4を駆動するドライバ、15は無端コンベア1上の
原点マーク16を検出する原点センサである。17は無
端コンベア1の移動量を検出するエンコーダであり、エ
ンコーダ17の出力に基いて原点センサ15で検出する
原点マーク16に対する相対位置を求める。エンコーダ
17の出力が制御部7に送られ、カメラ5と画像処理装
置装置10で検出する無端コンベア1上の汚れや異物と
その位置の対応付けを制御部7で行なう。
【0016】以下、異物が存在するかどうかの検出方法
を図2に示した画像処理のフローに沿って説明する。被
検体2として半なまの状態にあるかきもちを例にとる。
【0017】図示していないホストコンピュータから生
産開始の信号が図1の制御部7に入ると、制御盤13,
ドライバ14を介してモータ4で無端コンベア1を定速
で駆動する。制御部7では、上記の生産開始信号が入る
と、無端コンベア1の画像をカメラ5で取り込み(入力
し)フラグを立てる。なお、このフラグは試運転などの
場合には操作ボード8を用いて、フラグが立たないよう
に設定することができる。
【0018】制御部7は無端コンベア1の運転開始後に
図2のステップ(以下Sと略記)1で上記のコンベア画
像入力のフラグが立っているか、つまり、無端コンベア
1の画像をカメラ5で取り込む(入力する)かどうかの
判断を行なう。平常時にはフラグが立っているのでS2
に進み、無端コンベア1の画像入力を行なう。この場
合、原点センサ15で無端コンベア1に設けた原点マー
ク16を読み取って、原点マーク16位置を始点として
無端コンベア1の画像を入力する。また、無端コンベア
1が原点マーク16位置を始点として一周するS2の処
理中に渡って、被検体2は、上流の生産機械から無端コ
ンベア1に供給されることはない。続いてS3で入力し
た画像の処理を行なって、無端コンベア1に汚れなどが
あるかどうか画像処理装置10により判断する。汚れな
どがあれば、S4で汚れの位置データを制御部7の記憶
部に収納(格納)させ、また汚れありのフラグを立てて
おく。
【0019】S1でフラグが立っておらず、あるいはS
3で無端コンベア1に汚れなどがないと判断された場合
には直接S5に進む。S5に進むと上流の生産機械から
無端コンベア1に被検体2が供給され、カメラ5は無端
コンベア1上の被検体2を無端コンベア1ともども撮像
(被検体2の画像を入力)する。
【0020】この時の画像の一部をフレームFで切り取
って図3(a)に示す。図3(a)において、sfは被
検体2上の異物、ftは被検体2に生じたひびわれであ
る。カメラ5はアナログ量で画像の明暗を捉えているの
で、S6でアナログ値をディジタル値に変換し、S7で
照明用光源6a〜6cの配置によって生じる照明度分布
によるデータのうねり(シェーディング)などを補正
し、S8で異物を検出しやすいように平均化等のフィル
タリング処理を行なう。フィルタリング処理後の画像デ
ータをモニタ画面9に表示させると、図3(b)のよう
に異物sfは異物映像sfaとして表示される。図3
(c)は、図3(b)のA−A線に沿う画像データの濃
度を示す。フィルタリング処理によって、被検体2の輪
郭を示す濃度(暗さ)は異物sfの濃度(暗さ)よりも
淡いものとなる。被検体2にひびわれftがあることに
よって無端コンベア1に影が映りそうであっても、下側
に光源6cがあって無端コンベア1を下方から照明し、
照明光の一部が透過するし、被検体2が水分を保持して
いて光が透過拡散しやすい状態にあるため、図3(b)
の様に影が黒点として現れない。被検体2に凹凸があっ
ても、やはり凹部は暗くならず、凹部は黒点として現れ
ない。
【0021】さらにS9でフィルタリング処理後の画像
データについて2値化処理を行なう。図3(c)に示す
ような適当なしきい値を設定することにより、たとえば
しきい値より上の領域(濃度の低い領域)を「0」と
し、しきい値より下の領域(濃度の高い領域)を「1」
とする。この2値化処理で被検体2の輪郭は消されてし
まう。
【0022】その後、S10で異物があるかどうかの判
断を行なう。この処理では、S9で2値化されたデータ
のうち、例えば「1」のものについて、隣接している画
素が、予め設定されたn個以上集まっている場合に、異
物と判定して異物の有無を判断する。画面全体にn個以
上の「1」が存在しても、分散している場合は、異物と
判定せず、ノイズとして処理する。
【0023】無端コンベア1の搬送方向に直角な方向の
画素列での各画素の濃度データがしきい値を越えるか順
次比較する。越えたなら画素の位置データをS11で制
御部7の記憶部に格納させる。画素列の位置を無端コン
ベア1の搬送方向に順次シフトさせ、越えた画素の位置
(異物の画像データ)を再現すると図3(d)のように
なる。なお、前記の無端コンベア1に汚れがあるかどう
かの判断処理S3においても上記S6〜S9の処理を行
なうが、紙面の大きさの都合から図示を省略している。
【0024】S10で異物有りと判断されると、無端コ
ンベア1に汚れがあるかどうかの判断処理S3において
コンベアに汚れありのフラグが立てられていたかをS1
2で判断し、コンベア画像(汚れ位置の画像データ)の
入力があれば、S13に進んでS11で記憶した異物の
画像データとS4で記憶させておいたコンベアの汚れの
画像データとを比較し、それらの位置が一致するか否か
を判断する。同一位置でなければ、S11で記憶した画
像データは異物であるとして、S14でモニタ画面9に
図3(d)のように異物画像を表示する。
【0025】表示後に、画像データはS15で更新す
る。モニタ画面9での異物表示は、無端コンベア1の搬
送速度に合わせたスクロール表示であれば、画面から消
えるときに画像データの更新を行なえば良い。異物あり
のデータを残したい場合には、前もって操作ボード8か
ら指令を入力しておいて制御部7の記憶部に格納してお
く。S10で異物を検出しない場合にはS16に進ん
で、以上の一連の処理を継続するかどうかの判断を行な
う。生産の終了がホストコンピュータより出されていれ
ば終了するが、出ていなければ、S5に戻って異物検出
処理S5〜S15を繰り返す。
【0026】S13で汚れの位置と異物の位置の画像デ
ータが一致した場合には、異物の画像データは汚れの画
像データであると判断でき、画像表示を行なう必要がな
いのでS16に進む。汚れの位置と異物の位置の画像デ
ータが一致した場合は、異物として撮られた画像は汚れ
がそのまま撮像されたものが殆どで異物ではないとして
も充分であることを実験を繰返し行なって確認したこと
に基づく。
【0027】さて、S14における異物表示では、生産
品の種類によっては、さらに異物が何であるかの判定を
行なうと都合がよい。特に、煎餅など食品では毛髪が異
物として混入することは絶対に避けなくてならない。
【0028】そこで、以下、S10で異物と判断された
画像データから毛髪を選択する判定法の例について説明
する。
【0029】先ず、異物と判断された画像データについ
て、図3(c)のしきい値を越えた画素の数から異物の
面積Aを求め、一方その異物と判断された画像を包括す
る長方形を画像上に仮想的に求めて、この長方形の四辺
の合計の長さ(周囲長)Lを長方形の各辺に相当する画
素の数から求める。次に、異物と判断された画像の面積
Aに対する周囲長Lの比L/Aを求める。
【0030】このL/Aを任意に設定した数値を越えて
いるか比較し、越えていれば毛髪、越えていなければ毛
髪以外の異物と判定する。
【0031】異物が毛髪である場合に、毛髪が真っ直な
形で無端コンベア1の搬送方向に平行あるいは直角に横
たわっている場合に、L/A=1になる。しかしなが
ら、真っ直な毛髪は殆どなく、また、無端コンベア1の
搬送方向に平行あるいは直角に横たわっていることも殆
どなかったので、L/Aの判定値をどれくらいにするか
は任意な設定によることになる。任意設定のL/A判定
値を越えた場合に、毛髪検出の表示をS14で出すよう
にすると、判定の信頼性は格段に向上する。
【0032】異物有りの判定がでた場合には後段の搬送
路で除去処理を行なうが、除去機構の説明は省略する。
【0033】上記の実施形態では被検体2上に異物sf
があった例で説明したが、異物が被検体2とともに無端
コンベア1上を搬送されてきても検出することができ
る。
【0034】被検体2は白色系や淡い色合いのもので光
が拡散する傾向を持つものであれば、異物を検出でき
る。
【0035】カメラ5に代えて、ラインセンサを用いて
も良い。原点マーク16に代えて、無端コンベア1やロ
ーラ3a,3bのいずれかに凸起部を設け、この凸起部
をリミットスイッチで検出して原点位置を得ても良い。
【0036】画像処理装置10にカメラやカメラコント
ローラを複数セット設置し、各セットごとに無端コンベ
ア1の指定された範囲での異物を検出するようにしても
よい。
【0037】モニタ画面は異物の種類毎に表示するよう
にしてもよい。制御部での制御状態や操作ボード8使用
時の対話などを表示する画面と異物検出結果を表示する
画面は別置きのモニタ画面で表示するようにしてもよ
い。この場合、異物検出結果を表示する画面は画像処理
装置10から直接表示する信号を受けるようにすると、
制御部7の負担は軽くなる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、搬
送路に映る被検体の影や被検体の凹凸による暗部、さら
には搬送路の汚れなどは異物とせず、異物のみを異物と
して検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が実施される量産品の中間製造ラインを
概略的に示す斜視図である。
【図2】図1に示した実施形態での画像処理装置におけ
る画像処理のフロー図である。
【図3】図2に示した画像処理のフローにより異物を検
出する状況を説明する平面図および信号波形図である。
【符号の説明】
1 …無端コンベア(搬送路) 2 …被検体 3a,3b …ローラ 4 …モータ 5 …カメラ 6a〜6c …照明用の光源 7 …制御部 8 …操作ボード 9 …モニタ画面 10 …画像処理装置 11 …カメラコントローラ 12 …プリンタ 13 …制御盤 14 …ドライバ 15 …原点センサ 16 …原点マーク 17 …エンコーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高垣 正 茨城県竜ヶ崎市向陽台5丁目2番 日立テ クノエンジニアリング株式会社開発研究所 内 (72)発明者 山田 祐基 茨城県竜ヶ崎市向陽台5丁目2番 日立テ クノエンジニアリング株式会社開発研究所 内 (72)発明者 三本 勝 東京都台東区池之端二丁目9番7号 日立 テクノエンジニアリング株式会社エンジニ アリング事業部内 (72)発明者 中山 幸徳 東京都台東区池之端二丁目9番7号 日立 テクノエンジニアリング株式会社エンジニ アリング事業部内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無端搬送路上の被検体を搬送路ともどもカ
    メラで撮像して得た画像を処理し上記被検体の他に異物
    があるかどうか判断し異物の検出をする画像処理による
    異物検出方法において、 搬送路として半透明材を用い、搬送路の下方にも照明用
    光源を設置し、該搬送路の上方に設置された照明用光源
    により被検体の影が上記搬送路にできても該搬送路の下
    方に設置された照明用光源により被検体の影を消してカ
    メラで撮像することを特徴とする画像処理による異物検
    出方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の画像処理による異物検出
    方法において、 カメラで撮像した搬送路全周上の汚れの画像データを記
    憶しておき、撮像して得た画像を処理して異物と判断し
    た画像データが搬送路上の汚れの画像データに一致した
    場合に、その異物と判断した画像データは搬送路上の汚
    れであって搬送路上に異物は存在しないものとすること
    を特徴とする画像処理による異物検出方法。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の画像処理による異物検出
    方法において、 異物と判断された画像の面積に対する周囲長の比を求
    め、比から該異物を毛髪と判断することを特徴とする画
    像処理による異物検出方法。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の画像処理による異物検出
    方法において、 被検体は半透明なものあるいは光が拡散する傾向を持つ
    ものであることを特徴とする画像処理による異物検出方
    法。
JP29589697A 1997-10-28 1997-10-28 画像処理による異物検出方法 Withdrawn JPH11132742A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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