JPH11132146A - 油冷式圧縮機の油分離回収器 - Google Patents
油冷式圧縮機の油分離回収器Info
- Publication number
- JPH11132146A JPH11132146A JP29390197A JP29390197A JPH11132146A JP H11132146 A JPH11132146 A JP H11132146A JP 29390197 A JP29390197 A JP 29390197A JP 29390197 A JP29390197 A JP 29390197A JP H11132146 A JPH11132146 A JP H11132146A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- gas
- opening
- recovery device
- separation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B39/00—Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
- F04B39/16—Filtration; Moisture separation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Compressor (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Abstract
式圧縮機の油分離回収器を提供する。 【解決手段】 下部の油溜まり部11よりも上方にガス
・油流入口12と、ガス流出口13とを有するととも
に、油溜まり部11に開口した油流出口14を有する油
冷式圧縮機の油分離回収器1Aであって、油溜まり部1
1よりも高い位置にガス・油流入口12から流入したガ
ス・油が流入する第1開口部15と、油分離したガスが
流出する第2開口部16と、油溜まり部11内に下方に
向けて開口した第3開口部17とを有するとともに、第
2開口部16から流出したガスを方向転換させてガス流
出口13に向かわせる筒状体18を内部に設けて形成し
てある。
Description
するタイプの油冷式圧縮機の油分離回収器に関するもの
である。
速をできるだけ落とすことにより重力による圧縮ガスと
油との分離効率を高めるようにした油冷式圧縮機の油分
離回収器が公知である(特開平4-143493号公報)。さら
に、油分離回収器下部の油溜まり部の上方に受止板を設
け、油を伴って流入してきた圧縮ガスがこの受止板に当
たるようにして、この流入ガスが油溜まり部の油面に直
接衝突するのを回避することにより、油分離効率の向上
を図った油冷式圧縮機の油分離回収器が公知である(特
開平1-26879号公報)。
公報に開示の油分離回収器の場合、この油分離回収器が
大きなスペースをとるため、圧縮機のユニット全体が大
形になるという問題がある。一方、上記特開平1-26879
号公報に開示の油分離回収器の場合、油分離回収器内に
流入した圧縮ガス・油が受止板に衝突すると油が飛散
し、これがこの油分離回収器から出てゆくガスに油が同
伴するのを助長すると考えられる。したがって、この油
分離回収器による油分離効率の向上は余り期待できない
という問題がある。本発明は、斯る従来の問題をなくす
ことを課題としてなされたもので、小形化、油分離効率
の向上を可能とした油冷式圧縮機の油分離回収器を提供
しようとするものである。
に、第1発明は、下部の油溜まり部よりも上方にガス・
油流入口と、ガス流出口とを有するとともに、上記油溜
まり部に開口した油流出口を有する油冷式圧縮機の油分
離回収器において、上記油溜まり部よりも高い位置に上
記ガス・油流入口から流入したガス・油が流入する第1
開口部と、油分離したガスが流出する第2開口部と、上
記油溜まり部内に向けて開口した第3開口部とを有する
とともに、上記第2開口部から流出したガスを方向転換
させて上記ガス流出口に向かわせる筒状体を内部に設け
て形成した。
筒状体の側面に形成した。
記筒状体の上面に形成した。
りも下面を大きく形成した。
に、上記ガス・油流入口から流入したガス・油の流れ方
向を上記第2開口部から遠ざけるように変えさせる邪魔
板を設けて形成した。
面にしたがって説明する。図1,2は、第1、第2発明
に係る油分離回収器1Aを示し、周知のようにこの油分
離回収器1Aは、油冷式圧縮機、例えば油冷式スクリュ
圧縮機の吐出流路に介設される。この油分離回収器の1
Aの下部は油溜まり部11となっており、油分離回収器
1Aの上面にガス・油流入口12と、油分離回収器の側
面の、油溜まり部11の上方の部分にガス流出口13
と、油溜まり部11の部分に、この油溜まり部11に開
口した油流出口14とが設けられている。さらに、油溜
まり部11よりも高い位置の上面にガス・油流入口12
から流入したガス・油が流入する第1開口部15と、上
記ガス流出口13とは対向しない側面の部分に油分離し
たガスが流出する第2開口部16と、油溜まり部1内に
下方に向けて開口した第3開口部17とを有する筒状体
18が油分離回収器1A内に設けられている。
圧縮機から油を伴って吐出された圧縮ガスがガス・油流
入口12から油分離回収器1A内に流入し、第1開口部
15から油溜まり部11に向かって流れるが、これが油
溜まり部11の油面に当たって飛散する油の大部分を占
める小径油滴の殆どを一定領域内、即ち筒状体18内に
止めておくことができるようになっている。この筒状体
18内で流れ方向を転換して、ある程度まで油とは分離
したガスは第2開口部16から流出し、さらに方向転換
して、残りの油を分離、回収し、クリーンな状態となっ
てガス流出口13から流出するようになっている。この
ように、筒状体18内に飛散する小径油滴を閉じ込め、
効率よく油分離するようにしてあり、油分離回収器1A
も小形化される。なお、油溜まり部11内の油は冷却さ
れた後、再度上記圧縮機内の軸受・軸封部、ロータ室等
に送られ、循環使用に供される。
器1Bを示し、図1,2に示す油分離回収器1Aと互い
に共通する部分については、同一番号を付して説明を省
略する。この油分離回収器1Bでは、上面のガス・油が
流入する第1開口部15の周囲に、上記ガス流出口13
とは対向しない油分離したガスが流出する第2開口部1
6が設けられている。そして、ガス・油流入口12から
油を伴って流入したガスは、方向転換を繰り返しなが
ら、第2開口部16を経て、クリーンな状態となってガ
ス流出口13から流出してゆく。
回収器1Cを示し、図1,2に示す油分離回収器1Aと
互いに共通する部分については、同一番号を付して説明
を省略する。この油分離回収器1Cでは、筒状体18の
上部を小径筒状部21、下部を大径筒状部22とし、上
面よりも下面を大きく形成してある。そして、このよう
に油溜まり部11から飛散する小径油滴を閉じ込める領
域を広くすることにより、この領域内での油滴の運動を
緩慢にして、効率よく油分離、回収できるようになって
いる。
筒状体18は、段違い状に径を異ならせたものである
が、本発明はこれに限定するものではなく、下方に向か
って連続的に漏斗状に広がった筒状体であってもよい。
この場合、油溜まり部11から飛散して、筒状体の内面
に衝突した小径油滴は、内方かつ下方に反射して、より
一層効率よく、油分離、回収できるようになる。
回収器1Dを示し、図1,2に示す油分離回収器1Aと
互いに共通する部分については、同一番号を付して説明
を省略する。この油分離回収器1Dでは、筒状体18の
内部の第1開口部15の下方に油を伴って流入するガス
の流れ方向を、第2開口部16から遠ざけるように変え
させる邪魔板23が設けられている。そして、第1開口
部15から油を伴って流入するガスが邪魔板23に当た
り、反対側の筒状体18の内面に衝突し、反射した油が
確実に第2開口部16よりも下方に向かうようにして、
効率よく油分離、回収できるようになっている。
係る油分離回収器1Eを示し、図1,2に示す油分離回
収器1Aと互いに共通する部分については、同一番号を
付して説明を省略する。この油分離回収器1Eでは、油
溜まり部11の上方の油分離回収器1Eの側面部分にガ
ス・油流入口12が設けられている。また、油分離回収
器1Eの内部には、油溜まり部11の上方の側面部分に
ガス・油流入口12からのガス・油が流入する第1開口
部15と、上面に油分離したガスが流出する第2開口部
16をと、上述した各実施形態の場合と同様、油溜まり
部11内にて下方に向けて開口した第3開口部17とを
有する筒状体18が設けられている。
15からのガス・油の流れを、第2開口部16から遠ざ
けるように、下方に向けさせる邪魔板24が設けられて
いる。そして、第1開口部15から油を伴って流入する
ガスが邪魔板24に当たり、下方に向けて方向転換する
過程で一部の油を分離し、さらにこの邪魔板24の下部
から方向転換して第2開口部16に向かう過程でもさら
に油分離するとともに、飛散した油を邪魔板24により
内部に閉じ込め、効率よく油分離、回収できるようにな
っている。
によれば、内部に飛散した小径油滴を閉じ込めるととも
に、油を伴って流入したガスを複数回方向転換させる筒
状体を設けて形成してある。このため、効率よくガスか
ら油分離、回収できるとともに、小形化が可能になると
いう効果を奏する。
図である。
図である。
図である。
図である。
収器を示す断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 下部の油溜まり部よりも上方にガス・油
流入口と、ガス流出口とを有するとともに、上記油溜ま
り部に開口した油流出口を有する油冷式圧縮機の油分離
回収器において、上記油溜まり部よりも高い位置に上記
ガス・油流入口から流入したガス・油が流入する第1開
口部と、油分離したガスが流出する第2開口部と、上記
油溜まり部内に向けて開口した第3開口部とを有すると
ともに、上記第2開口部から流出したガスを方向転換さ
せて上記ガス流出口に向かわせる筒状体を内部に設けて
形成したことを特徴とする油冷式圧縮機の油分離回収
器。 - 【請求項2】 上記第2開口部を上記筒状体の側面に形
成したことを特徴とする請求項1に記載の油冷式圧縮機
の油分離回収器。 - 【請求項3】 上記第2開口部を上記筒状体の上面に形
成したことを特徴とする請求項1に記載の油冷式圧縮機
の油分離回収器。 - 【請求項4】 上記筒状体の上面よりも下面を大きく形
成したことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記
載の油冷式圧縮機の油分離回収器。 - 【請求項5】 上記筒状体の内部に、上記ガス・油流入
口から流入したガス・油の流れ方向を上記第2開口部か
ら遠ざけるように変えさせる邪魔板を設けて形成したこ
とを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の油冷
式圧縮機の油分離回収器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29390197A JP3805500B2 (ja) | 1997-10-27 | 1997-10-27 | 油冷式圧縮機の油分離回収器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29390197A JP3805500B2 (ja) | 1997-10-27 | 1997-10-27 | 油冷式圧縮機の油分離回収器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11132146A true JPH11132146A (ja) | 1999-05-18 |
JP3805500B2 JP3805500B2 (ja) | 2006-08-02 |
Family
ID=17800626
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29390197A Expired - Lifetime JP3805500B2 (ja) | 1997-10-27 | 1997-10-27 | 油冷式圧縮機の油分離回収器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3805500B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015048766A (ja) * | 2013-08-30 | 2015-03-16 | 株式会社神戸製鋼所 | 油冷式空気圧縮機 |
JP2015048798A (ja) * | 2013-09-03 | 2015-03-16 | 株式会社神戸製鋼所 | 油冷式空気圧縮機 |
CN108825468A (zh) * | 2018-08-09 | 2018-11-16 | 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 | 吸气消音器及压缩机 |
-
1997
- 1997-10-27 JP JP29390197A patent/JP3805500B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015048766A (ja) * | 2013-08-30 | 2015-03-16 | 株式会社神戸製鋼所 | 油冷式空気圧縮機 |
JP2015048798A (ja) * | 2013-09-03 | 2015-03-16 | 株式会社神戸製鋼所 | 油冷式空気圧縮機 |
CN108825468A (zh) * | 2018-08-09 | 2018-11-16 | 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 | 吸气消音器及压缩机 |
CN108825468B (zh) * | 2018-08-09 | 2024-06-18 | 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 | 吸气消音器及压缩机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3805500B2 (ja) | 2006-08-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100636758B1 (ko) | 내연 기관의 크랭크 케이스 배기 가스 탈유용 유분 분리기 | |
KR100743856B1 (ko) | 내연기관의 크랭크케이스 배출 가스로부터 오일을분리하기 위한 오일 분리기 | |
CN105492843B (zh) | 分油器和具备该分油器的压缩机 | |
JP2527892B2 (ja) | 一体型オイル分離装置及びマフラ | |
JP2009121281A (ja) | 内燃機関のオイルセパレータ | |
JP2006316641A5 (ja) | ||
JP2011521146A (ja) | 内燃機関のためのオイル分離器 | |
EP1795753B1 (en) | Compressor with foreign matter remover | |
JP4425951B2 (ja) | ブローバイガス用オイルセパレータ | |
CN108671638B (zh) | 一种汽车空调压缩机后置气体分离器 | |
CN106352622A (zh) | 油分离器及采用其的制冷系统 | |
JPH11132146A (ja) | 油冷式圧縮機の油分離回収器 | |
JPH0676614U (ja) | オイルミストセパレータ | |
JP4890230B2 (ja) | 内燃機関におけるブローバイガス流路のオイルミストセパレータ | |
JPH04153596A (ja) | ベーン型圧縮機 | |
JP4353473B2 (ja) | 内燃機関におけるブローバイガスのオイル分離装置 | |
JP2871307B2 (ja) | スクロール圧縮機 | |
CN100436973C (zh) | 在管路中的油分离器 | |
CN206247721U (zh) | 油分离器及采用其的制冷系统 | |
CN205779122U (zh) | 发动机用油气分离器 | |
JPH0861812A (ja) | 空気調和装置のオイルセパレータ | |
JPH09220421A (ja) | 旋回式気液分離装置 | |
JPH05137925A (ja) | オイルミストトラツプ | |
JP2002085924A (ja) | 気液分離器 | |
JP3728516B2 (ja) | 液分離器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041018 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041026 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041224 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050830 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051031 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060502 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060510 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100519 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100519 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110519 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110519 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120519 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120519 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130519 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140519 Year of fee payment: 8 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |