JPH111317A - 高純度天然ゼオライトの製法と同天然ゼオライト配合遠赤外線放射フイルム - Google Patents
高純度天然ゼオライトの製法と同天然ゼオライト配合遠赤外線放射フイルムInfo
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- JPH111317A JPH111317A JP17324497A JP17324497A JPH111317A JP H111317 A JPH111317 A JP H111317A JP 17324497 A JP17324497 A JP 17324497A JP 17324497 A JP17324497 A JP 17324497A JP H111317 A JPH111317 A JP H111317A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 天然ゼオライト岩中のゼオライト結晶と他成
分との効率的分離及び同分離により得た高純度天然ゼオ
ライト粉の混入による遠赤外線フイルムを提供しようと
する。 【解決手段】 天然ゼオライト原鉱を粉砕機により乾式
粉砕した後、気流分級機で分級点を選択して分級するこ
と及び、分級した高純度ゼオライト粉とエチレン―酢酸
ビニール共重合体とを混合して遠赤外線放射フイルムと
する。
分との効率的分離及び同分離により得た高純度天然ゼオ
ライト粉の混入による遠赤外線フイルムを提供しようと
する。 【解決手段】 天然ゼオライト原鉱を粉砕機により乾式
粉砕した後、気流分級機で分級点を選択して分級するこ
と及び、分級した高純度ゼオライト粉とエチレン―酢酸
ビニール共重合体とを混合して遠赤外線放射フイルムと
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は天然ゼオライト原鉱
より気流による天然ゼオライト結晶の分離濃縮及びその
濃縮により得られた天然ゼオライトを配合した遠赤外線
放射フイルムに関する。
より気流による天然ゼオライト結晶の分離濃縮及びその
濃縮により得られた天然ゼオライトを配合した遠赤外線
放射フイルムに関する。
【0002】
【従来の技術】天然ゼオライト原鉱には天然ゼオライト
結晶のほかに、石英、長石やスメクタイト等の粘土鉱物
が含まれている。天然ゼオライト原鉱からゼオライト結
晶と他鉱物とを分離する方法としては、従来は水樋槽や
ドラッグ分級機、あるいはスパイラル分級機等が使用さ
れ、湿式による分離が行われている。
結晶のほかに、石英、長石やスメクタイト等の粘土鉱物
が含まれている。天然ゼオライト原鉱からゼオライト結
晶と他鉱物とを分離する方法としては、従来は水樋槽や
ドラッグ分級機、あるいはスパイラル分級機等が使用さ
れ、湿式による分離が行われている。
【0003】一方、遠赤外線を放射する物質としては、
アルミナ、ジルコニア等の酸化物系セラミックス、炭化
ジルコニウム、炭化ケイ素、炭化チタン等の炭化物系セ
ラミックス、窒化ホウ素、窒化アルミ、窒化ケイ素等の
窒化物系セラミックスを代表とするセラミックス類や、
炭素、グラファイト等の非金属類、タングステン、モリ
ブデン、白金等の金属類、更に雲母、水晶、明ばん等の
結晶が知られている。遠赤外線には、食品類の鮮度保持
効果や果実類の熟成促進効果があることから、上記遠赤
外線放射性物質を樹脂等に混入してフイルム、発砲成形
体、厚膜等を作製し、農業用フイルム材、食品包装材や
食品用容器、また各種保温材としての利用がなされてい
る。
アルミナ、ジルコニア等の酸化物系セラミックス、炭化
ジルコニウム、炭化ケイ素、炭化チタン等の炭化物系セ
ラミックス、窒化ホウ素、窒化アルミ、窒化ケイ素等の
窒化物系セラミックスを代表とするセラミックス類や、
炭素、グラファイト等の非金属類、タングステン、モリ
ブデン、白金等の金属類、更に雲母、水晶、明ばん等の
結晶が知られている。遠赤外線には、食品類の鮮度保持
効果や果実類の熟成促進効果があることから、上記遠赤
外線放射性物質を樹脂等に混入してフイルム、発砲成形
体、厚膜等を作製し、農業用フイルム材、食品包装材や
食品用容器、また各種保温材としての利用がなされてい
る。
【0004】天然ゼオライト原鉱中に含まれる石英、長
石や粘土鉱物を除去する方法として、前記の樋槽やスパ
イラル分級機等を用いた湿式法が用いられていたが、こ
れらの方法では、分級品が湿っているために乾燥工程
が必要である、微粉の沈降速度が気体中よりも小さい
ため単位面積あたりの処理能力が小さい、分散媒に溶
解又は変質する原料は使えない等の欠点がある。また、
化学的な手法による分離も検討されたが、天然ゼオライ
ト結晶と石英、長石、粘土鉱物は組成が類似しているた
めこの方法でも分離除去は困難である。
石や粘土鉱物を除去する方法として、前記の樋槽やスパ
イラル分級機等を用いた湿式法が用いられていたが、こ
れらの方法では、分級品が湿っているために乾燥工程
が必要である、微粉の沈降速度が気体中よりも小さい
ため単位面積あたりの処理能力が小さい、分散媒に溶
解又は変質する原料は使えない等の欠点がある。また、
化学的な手法による分離も検討されたが、天然ゼオライ
ト結晶と石英、長石、粘土鉱物は組成が類似しているた
めこの方法でも分離除去は困難である。
【0005】一方、農作物を育成するために使用する保
温フイルムとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリ酢酸ビニル、ポリエステル及びポリアミド等があ
り、これらはビニールハウス用のビニール材や種子の発
芽促進用の土壌保温材として長年に渡り使用されてき
た。しかし、これらは素材が樹脂フイルムのため風雨の
防除には効果があるが、作物を保温し育成する効果や日
没後の温度低下を防止する効果は十分とはいえないのが
実状である。また、遠赤外線放射特性を有するといわれ
ている酸化物系セラミックス粉末を混入したフイルムが
作製されているが、室温で必ずしも高い遠赤外線放射効
率を示すとはいえず十分な保温効果があるとはいえない
こと、強度、耐候性、色感の面においても問題があるこ
とから実際に使用されている例は多くない等の問題があ
る。
温フイルムとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリ酢酸ビニル、ポリエステル及びポリアミド等があ
り、これらはビニールハウス用のビニール材や種子の発
芽促進用の土壌保温材として長年に渡り使用されてき
た。しかし、これらは素材が樹脂フイルムのため風雨の
防除には効果があるが、作物を保温し育成する効果や日
没後の温度低下を防止する効果は十分とはいえないのが
実状である。また、遠赤外線放射特性を有するといわれ
ている酸化物系セラミックス粉末を混入したフイルムが
作製されているが、室温で必ずしも高い遠赤外線放射効
率を示すとはいえず十分な保温効果があるとはいえない
こと、強度、耐候性、色感の面においても問題があるこ
とから実際に使用されている例は多くない等の問題があ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、天然ゼオライト原鉱中のゼオライト結晶と
他成分との効率的分離によって高純度天然ゼオライト粉
末を得ること及び、同粉末をエチレン−酢酸ビニール共
重合体(以下、EVA樹脂という。)とに配合して遠赤
外線放射フイルムを提供しようとする。
する課題は、天然ゼオライト原鉱中のゼオライト結晶と
他成分との効率的分離によって高純度天然ゼオライト粉
末を得ること及び、同粉末をエチレン−酢酸ビニール共
重合体(以下、EVA樹脂という。)とに配合して遠赤
外線放射フイルムを提供しようとする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明が上記課題を解決
するための手段は、天然ゼオライト原鉱中のゼオライト
結晶と、石英、長石、粘土鉱石との硬さと大きさの違い
に着目して乾式微粉砕と精密気流分級を組み合わせた手
法でゼオライト結晶の濃縮を行い、一方、上記により得
たる高純度天然ゼオライト粉とEVA樹脂とを配合しフ
イルムとするもので、他の遠赤化物質を混合することが
できる。
するための手段は、天然ゼオライト原鉱中のゼオライト
結晶と、石英、長石、粘土鉱石との硬さと大きさの違い
に着目して乾式微粉砕と精密気流分級を組み合わせた手
法でゼオライト結晶の濃縮を行い、一方、上記により得
たる高純度天然ゼオライト粉とEVA樹脂とを配合しフ
イルムとするもので、他の遠赤化物質を混合することが
できる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は天然ゼオライト原鉱の乾
式による微粉砕と精密気流分級処理を組み合わせた乾式
分離により、天然ゼオライト原鉱中のゼオライト結晶と
他成分との分離をするものであり、得た高純度天然ゼオ
ライト粉をEVA樹脂に遠赤外線放射率を高くする配合
率に配合するものである。
式による微粉砕と精密気流分級処理を組み合わせた乾式
分離により、天然ゼオライト原鉱中のゼオライト結晶と
他成分との分離をするものであり、得た高純度天然ゼオ
ライト粉をEVA樹脂に遠赤外線放射率を高くする配合
率に配合するものである。
【0009】
実施例1 天然ゼオライト岩(CEC=155meq /100g(純度
約72%)を平均粒径1mm程度に粉砕し、これをジェッ
トミル粉砕機でノズル元圧6.0kgf /cm2 、ミル静圧
300mmAq 、セパレータ回転数3600、1080
0、18000r.p .mの各条件で10分間、粉砕、分
級を行い、回収した分級粉の平均粒径とCECの関係を
図1に示す。平均粒径2〜10μmにCEC=175〜
185meq/100g(純度約82〜87%)の天然ゼ
オライト粉が濃縮し、1μm前後に粘土鉱物、30〜7
0μmに石英、長石が分離回収された。ゼオライト粉の
収率は、セパレータ回転数が少なくなるとともに増加す
る傾向がある。
約72%)を平均粒径1mm程度に粉砕し、これをジェッ
トミル粉砕機でノズル元圧6.0kgf /cm2 、ミル静圧
300mmAq 、セパレータ回転数3600、1080
0、18000r.p .mの各条件で10分間、粉砕、分
級を行い、回収した分級粉の平均粒径とCECの関係を
図1に示す。平均粒径2〜10μmにCEC=175〜
185meq/100g(純度約82〜87%)の天然ゼ
オライト粉が濃縮し、1μm前後に粘土鉱物、30〜7
0μmに石英、長石が分離回収された。ゼオライト粉の
収率は、セパレータ回転数が少なくなるとともに増加す
る傾向がある。
【0010】実施例2 天然ゼオライト原鉱をジェットミル粉砕機で乾式微粉砕
した後に、精密気流分級機で分級して得た天然ゼオライ
ト粉の平均粒径とCECの関係を図2に示す。原鉱のC
ECが155、172meq /100g と比較的良好なも
のからは、天然ゼオライト結晶が10〜40μmに高濃
度に濃縮し、また、分級点を調節することによりCEC
200meq /100g の高純度ゼオライト粉も回収可能
であった。
した後に、精密気流分級機で分級して得た天然ゼオライ
ト粉の平均粒径とCECの関係を図2に示す。原鉱のC
ECが155、172meq /100g と比較的良好なも
のからは、天然ゼオライト結晶が10〜40μmに高濃
度に濃縮し、また、分級点を調節することによりCEC
200meq /100g の高純度ゼオライト粉も回収可能
であった。
【0011】実施例3 EVA樹脂80重量部と20重量部の高純度天然ゼオラ
イト粉末(平均粒子径6μm)を十分に混合した後、押
し出し成形機によりゼオライト粉末混合EVAマスター
バッチを作製した。このマスターバッチを、全量に対し
てゼオライト粉末が2%混合されるようにEVA樹脂と
混合し、インフレーション成形機でフイルム状に成形
し、天然ゼオライト−EVA複合フイルムを作製した。
得た天然ゼオライト−EVA複合フイルムの40℃にお
ける遠赤外線放射率の分布を測定した結果を図3に点線
で示す。比較のために、天然ゼオライト粉末を含まない
EVAフイルムを作製して、同様に40℃でフイルムか
ら放射された遠赤外線の放射率分布を図3に実線で示
す。天然ゼオライト粉末を2%含有する天然ゼオライト
−EVA複合フイルムは各波数において放射効率がよ
く、特に1050〜1200cm-1ではEVAフイルムよ
りも高い放射率を示し、良好な保温効果を有すると推測
される。EVAフイルムおよび天然ゼオライト−EVA
複合フイルムの伸びを測定した結果を第4図を示す。縦
方向、横方向のいずれの伸びもJIS規格の最低基準値
を大きく上回っており、天然ゼオライト粉末を混入した
ことによる悪影響は見られなかった。EVAフイルムお
よび天然ゼオライト−EVA複合フイルムの引裂強さを
測定した結果を図5に示す。こちらも縦方向、横方向の
いずれについてもJIS規格の最低基準値を上回ってお
り、使用に問題はないと思われる。天然ゼオライト−E
VA複合フイルムの重ね合わせ枚数と積分放射率の関係
を図9に示す。
イト粉末(平均粒子径6μm)を十分に混合した後、押
し出し成形機によりゼオライト粉末混合EVAマスター
バッチを作製した。このマスターバッチを、全量に対し
てゼオライト粉末が2%混合されるようにEVA樹脂と
混合し、インフレーション成形機でフイルム状に成形
し、天然ゼオライト−EVA複合フイルムを作製した。
得た天然ゼオライト−EVA複合フイルムの40℃にお
ける遠赤外線放射率の分布を測定した結果を図3に点線
で示す。比較のために、天然ゼオライト粉末を含まない
EVAフイルムを作製して、同様に40℃でフイルムか
ら放射された遠赤外線の放射率分布を図3に実線で示
す。天然ゼオライト粉末を2%含有する天然ゼオライト
−EVA複合フイルムは各波数において放射効率がよ
く、特に1050〜1200cm-1ではEVAフイルムよ
りも高い放射率を示し、良好な保温効果を有すると推測
される。EVAフイルムおよび天然ゼオライト−EVA
複合フイルムの伸びを測定した結果を第4図を示す。縦
方向、横方向のいずれの伸びもJIS規格の最低基準値
を大きく上回っており、天然ゼオライト粉末を混入した
ことによる悪影響は見られなかった。EVAフイルムお
よび天然ゼオライト−EVA複合フイルムの引裂強さを
測定した結果を図5に示す。こちらも縦方向、横方向の
いずれについてもJIS規格の最低基準値を上回ってお
り、使用に問題はないと思われる。天然ゼオライト−E
VA複合フイルムの重ね合わせ枚数と積分放射率の関係
を図9に示す。
【0012】実施例4 実施例3において、高純度天然ゼオライト粉末を4%混
入したこと以外は実施例1と同様の方法で天然ゼオライ
ト−EVA複合フイルムを作製した。天然ゼオライト−
EVA複合フイルムの40℃における400〜2200
cm-1での遠赤外線放射率の分布を測定した結果を図6に
点線で示す。比較のために天然ゼオライト粉末を含まな
いEVAフイルムの40℃における遠赤外線放射率の分
布を図6に実線で示す。天然ゼオライト粉末の混入によ
り、1100cm-1 付近では約50%もの放射率の向上
が見られた。EVAフイルムおよび天然ゼオライト−E
VA複合フイルムの伸びを測定した結果を図7に示す。
縦方向、横方向のいずれの伸びもJIS規格の最低基準
値を上回っていた。EVAフイルムおよび天然ゼオライ
ト−EVA複合フイルムの引裂強さを測定した結果を図
8に示す。こちらも同様にJIS規格の最低基準値を上
回っていた。40℃において、天然ゼオライト−EVA
複合フイルムを数枚重ね合わせて積分放射率を測定した
結果を図9に示す。天然ゼオライト粉を4%混入した天
然ゼオライト−EVA複合フイルムは、1枚でEVAフ
イルム2枚分の積分放射率と等しかったことから、複合
フイルム1枚でEVAフイルム2枚分の保温効果を持つ
ことが明らかになった。
入したこと以外は実施例1と同様の方法で天然ゼオライ
ト−EVA複合フイルムを作製した。天然ゼオライト−
EVA複合フイルムの40℃における400〜2200
cm-1での遠赤外線放射率の分布を測定した結果を図6に
点線で示す。比較のために天然ゼオライト粉末を含まな
いEVAフイルムの40℃における遠赤外線放射率の分
布を図6に実線で示す。天然ゼオライト粉末の混入によ
り、1100cm-1 付近では約50%もの放射率の向上
が見られた。EVAフイルムおよび天然ゼオライト−E
VA複合フイルムの伸びを測定した結果を図7に示す。
縦方向、横方向のいずれの伸びもJIS規格の最低基準
値を上回っていた。EVAフイルムおよび天然ゼオライ
ト−EVA複合フイルムの引裂強さを測定した結果を図
8に示す。こちらも同様にJIS規格の最低基準値を上
回っていた。40℃において、天然ゼオライト−EVA
複合フイルムを数枚重ね合わせて積分放射率を測定した
結果を図9に示す。天然ゼオライト粉を4%混入した天
然ゼオライト−EVA複合フイルムは、1枚でEVAフ
イルム2枚分の積分放射率と等しかったことから、複合
フイルム1枚でEVAフイルム2枚分の保温効果を持つ
ことが明らかになった。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、ジェットミルと精
密気流分級機によりCEC約155meq /100g の天
然ゼオライト原鉱中のゼオライト結晶をCEC180〜
200meq /100g (純度85〜95%)まで向上さ
せることが可能であり、収率も約80%と良好である。
また、高純度天然ゼオライト粉とEVA樹脂の複合フイ
ルムは、平均粒子径が1〜10μmの天然ゼオライト粉
がEVAフイルム中に均一に分散しており、その優れた
遠赤外線放射特性により良好な保温効果を示し、強度的
にも優れており、農業用の加熱、保温用フイルムとして
有効に利用し得る。
密気流分級機によりCEC約155meq /100g の天
然ゼオライト原鉱中のゼオライト結晶をCEC180〜
200meq /100g (純度85〜95%)まで向上さ
せることが可能であり、収率も約80%と良好である。
また、高純度天然ゼオライト粉とEVA樹脂の複合フイ
ルムは、平均粒子径が1〜10μmの天然ゼオライト粉
がEVAフイルム中に均一に分散しており、その優れた
遠赤外線放射特性により良好な保温効果を示し、強度的
にも優れており、農業用の加熱、保温用フイルムとして
有効に利用し得る。
【図1】ジェットミルによる粉砕、分級粉の平均粒径と
CECの関係を示す。
CECの関係を示す。
【図2】精密気流分級機による分級粉の平均粒径とCE
Cの関係を示す。
Cの関係を示す。
【図3】EVAフイルム及び天然ゼオライト粉末を2%
混入した天然ゼオライト−EVA複合フイルムから放射
される遠赤外線の波数と放射率の関係を示す。
混入した天然ゼオライト−EVA複合フイルムから放射
される遠赤外線の波数と放射率の関係を示す。
【図4】EVAフイルム及び天然ゼオライト粉末を2%
混入した天然ゼオライト−EVA複合フイルムの伸びの
関係を示す。
混入した天然ゼオライト−EVA複合フイルムの伸びの
関係を示す。
【図5】EVAフイルム及び天然ゼオライト粉末を4%
混入した天然ゼオライト−EVA複合フイルムの引裂強
さの関係を示す。
混入した天然ゼオライト−EVA複合フイルムの引裂強
さの関係を示す。
【図6】EVAフイルム及び天然ゼオライト粉末を4%
混入した天然ゼオライト−EVA複合フイルムから放射
される遠赤外線の波数と放射率の関係を示す。
混入した天然ゼオライト−EVA複合フイルムから放射
される遠赤外線の波数と放射率の関係を示す。
【図7】EVAフイルム及び天然ゼオライト粉末を4%
混入した天然ゼオライト−EVA複合フイルムの伸びの
関係を示す。
混入した天然ゼオライト−EVA複合フイルムの伸びの
関係を示す。
【図8】EVAフイルム及び天然ゼオライト粉末を2%
混入した天然ゼオライト−EVA複合フイルムの引裂強
さの関係を示す。
混入した天然ゼオライト−EVA複合フイルムの引裂強
さの関係を示す。
【図9】天然ゼオライト−EVA複合フイルムの重ね合
わせ枚数と積分放射率の関係を示す。
わせ枚数と積分放射率の関係を示す。
なし。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 31/04 C08L 31/04 A // B02C 19/06 B02C 19/06 A
Claims (2)
- 【請求項1】 天然ゼオライト原鉱を乾式で粉砕した
後、気流分級機で分級点を選択して分級することを特徴
とする高純度天然ゼオライトの製法。 - 【請求項2】 天然ゼオライト原鉱を乾式で粉砕した
後、気流分級機で分級点を選択し、分級した高純度ゼオ
ライトをエチレン−酢酸ビニール共重合体に配合して成
る遠赤外線放射フイルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17324497A JPH111317A (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | 高純度天然ゼオライトの製法と同天然ゼオライト配合遠赤外線放射フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17324497A JPH111317A (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | 高純度天然ゼオライトの製法と同天然ゼオライト配合遠赤外線放射フイルム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH111317A true JPH111317A (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15956841
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17324497A Pending JPH111317A (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | 高純度天然ゼオライトの製法と同天然ゼオライト配合遠赤外線放射フイルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH111317A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100971500B1 (ko) * | 2008-04-23 | 2010-07-21 | 손준형 | 여드름 치료 또는 미백용 제올라이트 함유 마스크 팩조성물 및 그 제조 방법 |
ITMO20090037A1 (it) * | 2009-02-13 | 2010-08-14 | Manfredini E Schianchi S R L | Procedimento per la realizzazione di manufatti ceramici |
CN111234589A (zh) * | 2020-01-08 | 2020-06-05 | 中国人民解放军国防科技大学 | 一种辐射降温涂层制备及其成型方法 |
-
1997
- 1997-06-12 JP JP17324497A patent/JPH111317A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100971500B1 (ko) * | 2008-04-23 | 2010-07-21 | 손준형 | 여드름 치료 또는 미백용 제올라이트 함유 마스크 팩조성물 및 그 제조 방법 |
ITMO20090037A1 (it) * | 2009-02-13 | 2010-08-14 | Manfredini E Schianchi S R L | Procedimento per la realizzazione di manufatti ceramici |
CN111234589A (zh) * | 2020-01-08 | 2020-06-05 | 中国人民解放军国防科技大学 | 一种辐射降温涂层制备及其成型方法 |
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