JPH11131762A - 暖冷房畳 - Google Patents
暖冷房畳Info
- Publication number
- JPH11131762A JPH11131762A JP9312644A JP31264497A JPH11131762A JP H11131762 A JPH11131762 A JP H11131762A JP 9312644 A JP9312644 A JP 9312644A JP 31264497 A JP31264497 A JP 31264497A JP H11131762 A JPH11131762 A JP H11131762A
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- JP
- Japan
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- tatami
- heating
- cooling
- tatami mat
- mat
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 畳の感触を失わないで立ち上がりのきわめて
早い暖冷房畳を提供する。 【解決手段】 従来の畳サイズの中にやや薄目の上層畳
部と下層の温冷水蛇管配管部とを設け、畳部の畳床部を
伝熱板として機能する薄金属板で包むと共に鉛直方向に
暖冷気対流のための多数の通気孔を穿設した。
早い暖冷房畳を提供する。 【解決手段】 従来の畳サイズの中にやや薄目の上層畳
部と下層の温冷水蛇管配管部とを設け、畳部の畳床部を
伝熱板として機能する薄金属板で包むと共に鉛直方向に
暖冷気対流のための多数の通気孔を穿設した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は暖冷房畳に関し、よ
り詳しくは下層の温冷水の循環する蛇管による暖冷房効
果を顕著に向上させた暖冷房畳に関する。
り詳しくは下層の温冷水の循環する蛇管による暖冷房効
果を顕著に向上させた暖冷房畳に関する。
【0002】
【従来技術と課題】従来、畳の下層に温冷水の循環する
蛇管を配設し、その周辺を発泡ポリエチレン等の断熱材
で覆い更にその下層を合板等で覆った暖冷房畳(例えば
実開昭62−138113,特開平3−20535等)
が提案されている。
蛇管を配設し、その周辺を発泡ポリエチレン等の断熱材
で覆い更にその下層を合板等で覆った暖冷房畳(例えば
実開昭62−138113,特開平3−20535等)
が提案されている。
【0003】しかし、これらの暖冷房畳では、分厚い畳
の断熱性が高く、かつ熱容量が大きいために屡々蛇管に
温冷水を流し始めてから室内に暖冷房効果が現れる迄時
間が掛かり過ぎ、他の暖冷房装置に比して実用性に劣る
という問題点があった。そしてそのために折角熱効率の
高い暖冷房畳を採用しても石油ストーブ、ガスまたは電
気ストーブ、ヒートポンプ型エアコン等を併用せざるを
得ないという問題点も生じていた。
の断熱性が高く、かつ熱容量が大きいために屡々蛇管に
温冷水を流し始めてから室内に暖冷房効果が現れる迄時
間が掛かり過ぎ、他の暖冷房装置に比して実用性に劣る
という問題点があった。そしてそのために折角熱効率の
高い暖冷房畳を採用しても石油ストーブ、ガスまたは電
気ストーブ、ヒートポンプ型エアコン等を併用せざるを
得ないという問題点も生じていた。
【0004】そこで本発明者は各種の暖冷房畳について
鋭意試作研究の結果、表装畳の畳床部を伝熱材である薄
金属板で包んだり、表装畳の畳床部に外部からは見えな
い通気孔を設ける事により、上記問題点を解決し得る事
を知り、本発明に到達した。
鋭意試作研究の結果、表装畳の畳床部を伝熱材である薄
金属板で包んだり、表装畳の畳床部に外部からは見えな
い通気孔を設ける事により、上記問題点を解決し得る事
を知り、本発明に到達した。
【0005】
【発明の目的】本発明の目的は、畳としての普通の感触
を失わないで、暖冷房効果を改善した暖冷房畳を提供す
るにある(請求項1〜6)。
を失わないで、暖冷房効果を改善した暖冷房畳を提供す
るにある(請求項1〜6)。
【0006】本発明の他の目的は、下層蛇管に温冷水を
流し始めてから暖冷房が早く効き始める、立上がりが早
く、空調コントロールのし易い暖冷房畳を提供する事で
ある(請求項1〜6)。
流し始めてから暖冷房が早く効き始める、立上がりが早
く、空調コントロールのし易い暖冷房畳を提供する事で
ある(請求項1〜6)。
【0007】本発明の更に他の目的は、湿気およびダニ
等の害虫の発生を防止する暖冷房畳を提供する事である
(請求項7)。
等の害虫の発生を防止する暖冷房畳を提供する事である
(請求項7)。
【0008】
【発明の構成】本発明により、畳の裏側に温冷水を通す
蛇管を配設し、蛇管周辺を断熱材で覆った暖冷房畳にお
いて、畳層の厚さを10〜60mmとし、該畳層の畳床
部を厚さ0.05〜0.40mmの薄金属板で包んだ事
を特徴とする、蛇管を通る温冷水による暖冷房効果を向
上させた暖冷房畳(請求項1)、薄金属板がAlないし
Cu板もしくはAl合金ないしCu合金板もしくはZn
系めっき鋼板等の表面処理鋼板である請求項1に記載の
暖冷房畳(請求項2)、薄金属層で包まれた畳床部が、
厚み方向に沿ってほぼ鉛直に通気孔が穿設された畳床部
である請求項1ないし2に記載の暖冷房畳(請求項
3)、通気孔上部を弾性体でなる網状もしくは多孔質の
蓋材で覆った請求項3に記載の暖冷房畳(請求項4)、
蓋材および畳床部と畳表との間に、更に通気性のある織
布および/もしくは不織布および/もしくは紙を介挿し
た請求項3ないし4に記載の暖冷房畳(請求項5)、通
気孔が内径5〜25mmの断面円形の丸孔、長円孔もし
くは断面三角形以上の多角孔であり、各通気孔間隔が、
中心軸間隔で、60〜150mmとなるようにほぼ均等
分散配置されている通気孔である請求項3ないし5に記
載の暖冷房畳(請求項6)および調湿材として蛇管の周
辺に粉粒状木炭を加装した請求項1ないし6に記載の暖
冷房畳(請求項7)が提供される。
蛇管を配設し、蛇管周辺を断熱材で覆った暖冷房畳にお
いて、畳層の厚さを10〜60mmとし、該畳層の畳床
部を厚さ0.05〜0.40mmの薄金属板で包んだ事
を特徴とする、蛇管を通る温冷水による暖冷房効果を向
上させた暖冷房畳(請求項1)、薄金属板がAlないし
Cu板もしくはAl合金ないしCu合金板もしくはZn
系めっき鋼板等の表面処理鋼板である請求項1に記載の
暖冷房畳(請求項2)、薄金属層で包まれた畳床部が、
厚み方向に沿ってほぼ鉛直に通気孔が穿設された畳床部
である請求項1ないし2に記載の暖冷房畳(請求項
3)、通気孔上部を弾性体でなる網状もしくは多孔質の
蓋材で覆った請求項3に記載の暖冷房畳(請求項4)、
蓋材および畳床部と畳表との間に、更に通気性のある織
布および/もしくは不織布および/もしくは紙を介挿し
た請求項3ないし4に記載の暖冷房畳(請求項5)、通
気孔が内径5〜25mmの断面円形の丸孔、長円孔もし
くは断面三角形以上の多角孔であり、各通気孔間隔が、
中心軸間隔で、60〜150mmとなるようにほぼ均等
分散配置されている通気孔である請求項3ないし5に記
載の暖冷房畳(請求項6)および調湿材として蛇管の周
辺に粉粒状木炭を加装した請求項1ないし6に記載の暖
冷房畳(請求項7)が提供される。
【0009】実施例を用いて本発明を以下に詳細に説明
する。
する。
【0010】
【実施例】図1は本発明実施例の一部断面斜視図、図2
は図1のA−A断面図、図3は六帖の間に配置した配管
の平面断面図である。
は図1のA−A断面図、図3は六帖の間に配置した配管
の平面断面図である。
【0011】図1,2,3において、1は暖冷房畳、2
は畳表、2Aは畳縁、3は畳床、4はCu板、5は通気
孔、7は通気性織布(または不織布)、10は蛇管、1
1はコネクタ、12は粉粒状木炭、15は断熱材製パネ
ル、17は座板である。
は畳表、2Aは畳縁、3は畳床、4はCu板、5は通気
孔、7は通気性織布(または不織布)、10は蛇管、1
1はコネクタ、12は粉粒状木炭、15は断熱材製パネ
ル、17は座板である。
【0012】図1および図2に示すように本発明の暖冷
房畳では畳層の厚さが10〜60mmで通常の畳よりもや
や薄い。但し、畳層厚さは少なくとも10mmはないと畳
としての感触や緩衝性が失われるので、10mm以上とし
た。また60mmを超えると下層の蛇管配管部や座板部を
含めると分厚くなり過ぎて、従来の畳と同様に扱えない
欠点を生じるので、上限厚さを60mmとした。そして畳
層の内、先ず畳床3は厚さ0.15mmのCu板で包まれ
ている。Cu板接合部はコの字型のホッチキス等のステ
ープラによって畳床に固着されている。またCu板はA
l板またはこれらの合金または他の金属との合金もしく
はZn系めっき鋼板等の各種表面処理鋼板であってもよ
い。畳床にはほぼ鉛直に内径5〜25mmの通気孔がCu
板を貫通して穿設されている。これらの通気孔は断面円
形の丸孔、長円孔もしくは断面三角形ないし八角形程度
の多角孔である。これらの通気孔は丸孔の場合は回転す
る電気ドリルで、多角孔の場合は圧入プレスで穿設す
る。
房畳では畳層の厚さが10〜60mmで通常の畳よりもや
や薄い。但し、畳層厚さは少なくとも10mmはないと畳
としての感触や緩衝性が失われるので、10mm以上とし
た。また60mmを超えると下層の蛇管配管部や座板部を
含めると分厚くなり過ぎて、従来の畳と同様に扱えない
欠点を生じるので、上限厚さを60mmとした。そして畳
層の内、先ず畳床3は厚さ0.15mmのCu板で包まれ
ている。Cu板接合部はコの字型のホッチキス等のステ
ープラによって畳床に固着されている。またCu板はA
l板またはこれらの合金または他の金属との合金もしく
はZn系めっき鋼板等の各種表面処理鋼板であってもよ
い。畳床にはほぼ鉛直に内径5〜25mmの通気孔がCu
板を貫通して穿設されている。これらの通気孔は断面円
形の丸孔、長円孔もしくは断面三角形ないし八角形程度
の多角孔である。これらの通気孔は丸孔の場合は回転す
る電気ドリルで、多角孔の場合は圧入プレスで穿設す
る。
【0013】薄金属板は伝熱板として機能し、畳表面の
急速加熱、全体としての熱分布の均一化をもたらす。従
って通気孔が薄金属板を貫通していない場合でも効果が
認められるが、貫通しておけば更に熱(冷)空気の畳内
対流効果があるので効果は著しい。
急速加熱、全体としての熱分布の均一化をもたらす。従
って通気孔が薄金属板を貫通していない場合でも効果が
認められるが、貫通しておけば更に熱(冷)空気の畳内
対流効果があるので効果は著しい。
【0014】なお、各通気孔配置は中心軸間隔で60〜
150mmとなるようにほぼ均等分散配置するが、若干の
偏りがあっても構わない。その理由は中心軸間隔が少な
くとも60mmないと畳としての剛性が保てないからであ
り、一方150mmを超すと本発明効果が得難くなるから
である。なお長円孔の場合この中心軸間隔は近い方の半
円の中心軸間隔とする。
150mmとなるようにほぼ均等分散配置するが、若干の
偏りがあっても構わない。その理由は中心軸間隔が少な
くとも60mmないと畳としての剛性が保てないからであ
り、一方150mmを超すと本発明効果が得難くなるから
である。なお長円孔の場合この中心軸間隔は近い方の半
円の中心軸間隔とする。
【0015】薄金属板の厚みは0.05mmより薄いと面
積当りの価格が高くなり、取り扱いが困難となるから
0.05mm以上とした。一方0.4mmを超えるとフルア
ニールの軟質Cu,Al板であっても畳の感触を損なう
傾向があるので0.40mm以下とした。
積当りの価格が高くなり、取り扱いが困難となるから
0.05mm以上とした。一方0.4mmを超えるとフルア
ニールの軟質Cu,Al板であっても畳の感触を損なう
傾向があるので0.40mm以下とした。
【0016】また通気孔上部をゴム、エラストマー等で
なる比較的剛性の高い網状もしくは多孔質の蓋材で覆う
と、普通の畳に比して足先のタッチにおいて違和感な
く、通気孔部における畳表の垂下を殆ど感じられないよ
うにする事が出来る。これは特に通気孔の内径が大きい
場合に有効である。
なる比較的剛性の高い網状もしくは多孔質の蓋材で覆う
と、普通の畳に比して足先のタッチにおいて違和感な
く、通気孔部における畳表の垂下を殆ど感じられないよ
うにする事が出来る。これは特に通気孔の内径が大きい
場合に有効である。
【0017】加えて上記蓋材および畳床部上面と畳表の
間に通気性のある織布および/もしくは不織布および/
もしくは紙を介挿する事が出来る。すなわち、通気性の
ある織布、不織布もしくは紙を、単独もしくはこれらを
重ねて介挿すると通気性を損なわないで埃や微小炭粉に
よる畳表の部分汚れを防止する事が出来る。
間に通気性のある織布および/もしくは不織布および/
もしくは紙を介挿する事が出来る。すなわち、通気性の
ある織布、不織布もしくは紙を、単独もしくはこれらを
重ねて介挿すると通気性を損なわないで埃や微小炭粉に
よる畳表の部分汚れを防止する事が出来る。
【0018】畳床の材質は基本的には古来の藁である
が、インシュレーションボード(軟質繊維板)や発泡ポ
リスチレン等である事も出来る。
が、インシュレーションボード(軟質繊維板)や発泡ポ
リスチレン等である事も出来る。
【0019】次に本実施例における蛇管の材質は例えば
ENGEL PROCESSによるHDPE(高密度ポ
リエチレン)等のポリオレフィン系合成樹脂である。こ
れらは使用温度範囲−40℃〜120℃に耐え、かつ弾
力性(および可撓性)に富むので、温冷水を通すのに適
している。しかし、本発明における蛇管は本実施例の場
合に止まらず、各種銅、ステンレス鋼、亜鉛めっき鋼板
等でなる金属管又はこれらのフレキシブル管である事が
出来る。
ENGEL PROCESSによるHDPE(高密度ポ
リエチレン)等のポリオレフィン系合成樹脂である。こ
れらは使用温度範囲−40℃〜120℃に耐え、かつ弾
力性(および可撓性)に富むので、温冷水を通すのに適
している。しかし、本発明における蛇管は本実施例の場
合に止まらず、各種銅、ステンレス鋼、亜鉛めっき鋼板
等でなる金属管又はこれらのフレキシブル管である事が
出来る。
【0020】蛇管は畳一帖単位で独立しており、互いに
コネクタで容易に結合される。 次に蛇管10は図1お
よび図2に示されるように凸状の連続した断熱材製パネ
ル15の凹部に平行配管されている。蛇管10には別設
のボイラもしくは冷水タンクより循環ポンプを介して温
冷水が供給される。この場合、自然もしくは産業上の廃
温冷熱を利用出来る事がエネルギ利用上望ましい。なお
パネル15と蛇管10の間には粒径0.2〜20mmの粉
粒状の木炭が装入されている。断熱材製パネルは例えば
木枠を石膏で覆ったパネルもしくはFRP(ガラス繊維
補強)等のプラスチック製パネルである。
コネクタで容易に結合される。 次に蛇管10は図1お
よび図2に示されるように凸状の連続した断熱材製パネ
ル15の凹部に平行配管されている。蛇管10には別設
のボイラもしくは冷水タンクより循環ポンプを介して温
冷水が供給される。この場合、自然もしくは産業上の廃
温冷熱を利用出来る事がエネルギ利用上望ましい。なお
パネル15と蛇管10の間には粒径0.2〜20mmの粉
粒状の木炭が装入されている。断熱材製パネルは例えば
木枠を石膏で覆ったパネルもしくはFRP(ガラス繊維
補強)等のプラスチック製パネルである。
【0021】木炭は雰囲気が高湿度の時は吸湿し、雰囲
気が低湿度の時は排湿する性質があるので、畳表の湿度
をほぼ一定に保つ事が出来る。また木炭はダニ、蚤等の
害虫の忌避に有効である。粉粒状木炭サイズは0.2mm
未満であると前述の不織布等を通過して畳表を汚すこと
があるので、0.2mm以上とし、かつ20mmを超えると
均一に配装困難となるので20mm以下とした。
気が低湿度の時は排湿する性質があるので、畳表の湿度
をほぼ一定に保つ事が出来る。また木炭はダニ、蚤等の
害虫の忌避に有効である。粉粒状木炭サイズは0.2mm
未満であると前述の不織布等を通過して畳表を汚すこと
があるので、0.2mm以上とし、かつ20mmを超えると
均一に配装困難となるので20mm以下とした。
【0022】そして最下層として座板17がパネル15
の下に固着されている。固着手段は接着であってもよい
し、釘打ち、ボルト締めもしくは接着とこれらの併用で
あってもよい。なお前記断熱材製パネル15が強固な場
合は座板17は省略する事も出来る。
の下に固着されている。固着手段は接着であってもよい
し、釘打ち、ボルト締めもしくは接着とこれらの併用で
あってもよい。なお前記断熱材製パネル15が強固な場
合は座板17は省略する事も出来る。
【0023】座板17は木の板、合板、石膏ボード、ま
たはこれらの組合わせ、または更にグラスファイバー等
の断熱材を固着、接着したものであっても良い。
たはこれらの組合わせ、または更にグラスファイバー等
の断熱材を固着、接着したものであっても良い。
【0024】
【発明の効果】本発明を実施する事により前記目的のす
べてが達成される。すなわち従来の畳に替えて用いる事
により、畳としての好ましい感触を維持しつつ極めて立
上がりの早い暖冷房を得る事が出来る。また梅雨時等の
高湿度時であっても畳が湿気を帯びることがなく、ダニ
等の害虫も予防可能である。
べてが達成される。すなわち従来の畳に替えて用いる事
により、畳としての好ましい感触を維持しつつ極めて立
上がりの早い暖冷房を得る事が出来る。また梅雨時等の
高湿度時であっても畳が湿気を帯びることがなく、ダニ
等の害虫も予防可能である。
【図1】本発明実施例の一部断面斜視図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】六帖の間に配置した配管の平面断面図。
1 暖冷房畳 2 畳表 2A 畳縁 3 畳床 4 Cu板 5 通気孔 7 通気性織布(または不織布) 10 蛇管 11 コネクタ 12 粉粒状木炭 15 断熱材製パネル 17 座板
Claims (7)
- 【請求項1】畳の裏側に温冷水を通す蛇管を配設し、蛇
管周辺を断熱材で覆った暖冷房畳において、畳層の厚さ
を10〜60mmとし、該畳層の畳床部を厚さ0.05
〜0.40mmの薄金属板で包んだ事を特徴とする、蛇
管を通る温冷水による暖冷房効果を向上させた暖冷房
畳。 - 【請求項2】薄金属板がAlないしCu板もしくはAl
合金ないしCu合金板もしくはZn系めっき鋼板等の表
面処理鋼板である請求項1に記載の暖冷房畳。 - 【請求項3】薄金属層で包まれた畳床部が、厚み方向に
沿ってほぼ鉛直に通気孔が穿設された畳床部である請求
項1ないし2に記載の暖冷房畳。 - 【請求項4】通気孔上部を弾性体でなる網状もしくは多
孔質の蓋材で覆った請求項3に記載の暖冷房畳。 - 【請求項5】蓋材および畳床部と畳表との間に、更に通
気性のある織布および/もしくは不織布および/もしく
は紙を介挿した請求項3ないし4に記載の暖冷房畳。 - 【請求項6】通気孔が内径5〜25mmの断面円形の丸
孔、長円孔もしくは断面三角形以上の多角孔であり、各
通気孔間隔が、中心軸間隔で、60〜150mmとなる
ようにほぼ均等分散配置されている通気孔である請求項
3ないし5に記載の暖冷房畳。 - 【請求項7】調湿材として蛇管の周辺に粉粒状木炭を加
装した請求項1ないし6に記載の暖冷房畳。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9312644A JPH11131762A (ja) | 1997-10-28 | 1997-10-28 | 暖冷房畳 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9312644A JPH11131762A (ja) | 1997-10-28 | 1997-10-28 | 暖冷房畳 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11131762A true JPH11131762A (ja) | 1999-05-18 |
Family
ID=18031700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9312644A Pending JPH11131762A (ja) | 1997-10-28 | 1997-10-28 | 暖冷房畳 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11131762A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003067157A1 (en) * | 2002-01-15 | 2003-08-14 | Jungo An | Mat having heat retainable structure and property of gold or silver without generating noxious electromagnetic wave |
KR100857075B1 (ko) * | 2007-03-27 | 2008-09-05 | 정오철 | 다다미판넬 및 그를 포함하는 다다미바닥구조 |
CN104006467A (zh) * | 2013-07-12 | 2014-08-27 | 昆山开思拓节能技术有限公司 | 中空纤维膜内嵌除湿换热多功能室内环境调节板 |
CN108643515A (zh) * | 2018-05-15 | 2018-10-12 | 孙夏星 | 一种室内防火方法 |
-
1997
- 1997-10-28 JP JP9312644A patent/JPH11131762A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003067157A1 (en) * | 2002-01-15 | 2003-08-14 | Jungo An | Mat having heat retainable structure and property of gold or silver without generating noxious electromagnetic wave |
KR100857075B1 (ko) * | 2007-03-27 | 2008-09-05 | 정오철 | 다다미판넬 및 그를 포함하는 다다미바닥구조 |
CN104006467A (zh) * | 2013-07-12 | 2014-08-27 | 昆山开思拓节能技术有限公司 | 中空纤维膜内嵌除湿换热多功能室内环境调节板 |
CN108643515A (zh) * | 2018-05-15 | 2018-10-12 | 孙夏星 | 一种室内防火方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051024 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060403 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060803 |