JP3674246B2 - 加湿用シート及び加湿装置及び換気・加湿装置 - Google Patents

加湿用シート及び加湿装置及び換気・加湿装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は加湿用膜体の内部に水を供給し、加湿用膜体の外表に空気を接触させて加湿処理を行う加湿用シート及び新鮮な外気の給気と室内空気の排気とを同時に行なう加湿用シートを使った加湿装置並びに給気と排気との間で互いに熱交換を行う換気・加湿装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、オフィスのOA化が進む中、機器の発熱により冬場にも関らず機器冷房や外気導入による冷却を行う室内が散見されるようになり、冬場の加湿不足がさらに増している。
また、外気冷却を行って熱交換なしで換気を行えば、無駄に排熱する結果となる。
【0003】
図23は例えば特開平8−100935号公報に示された従来の加湿ユニットを示す斜視図、図24は同加湿用シートを示す断面図である。図23、24において、101は水吸収層、102は水吸収層101の両側に形成された水蒸気透過性で水不透過性の合成樹脂膜で、この三層膜の端部を封止することで加湿シート120を構成する。この加湿シート120を間隔と風路とを保持する保持部材と交互に積層して、取付枠121に収め、加湿シート120の水吸収層101へ水を供給する給水パイプ122を接続して加湿ユニット123を構成する。
【0004】
上記のように構成された加湿ユニットにおいては、加湿シートの両側に形成された風路に送風機等により空気を流すことにより、加湿シートを透過する水蒸気が通過空気に含まれて加湿が行われる。このような加湿ユニットを用いて室内の湿度を改善することができる。
【0005】
図25は例えば特開昭58−178188号公報に示された従来の換気・加湿装置を示す斜視図、図26は同換気・加湿部材を示す部分斜視図である。図25、26において、103及び104は吸湿性のある素材で形成された間隔板及び仕切板、105及び106は吸湿性のない素材で形成された仕切板、間隔板で、間隔板104と104、105と105とが、間に間隔板103、106を介在させてそれぞれ向かい合うよう積層されている。
【0006】
107は図26に示されたように積層されて構成された熱交換ユニット、108は間隔板105と105との間に形成された排気風路、109は間隔板104と104との間に形成された給気風路、110は水受けである。
熱交換ユニット107の角を水受け皿110に浸し、吸湿性のある間隔板103及び仕切板104を通じて給気風路109に水が行き渡り、給気を加湿する。このような構成によって換気と加湿とが同一のユニットで行える。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来の加湿装置又は換気・加湿装置は以上のように構成され、特開平8−100935号公報の加湿装置は、加湿に使用される水と加湿される空気とが直接接触しないので衛生的ではあるが、換気には別の手段が必要であった。
また、給排気の熱交換ができないため、同時給排熱交換型換気装置で加湿をするには別個の加湿装置となってしまい、装置全体が大型化するという問題点があった。
【0008】
また、特開昭58−178188号公報の換気・加湿装置では、換気と同時に加湿も行えるが、室内に導入される空気に直接加湿用水から加湿されるので、加湿水に雑菌等が繁殖した際、給気を通じて室内に雑菌等が侵入してしまい、衛生上好ましくない。また、送風機が停止した後に熱交換ユニット107内にカビなどの真菌類が発生する可能性があった。
また、冬場の給気は温度が低いため、水蒸気の発生が活発でなく、加湿効率が良好でないという問題点があった。
【0009】
この発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、加湿用水を直接換気用の空気にさらすことなく、加湿性能が良好な加湿用シート及び加湿装置を得ることを目的とする。
また、加湿用水を直接換気用の空気にさらすことなく、室内外で同時給排換気及び加湿が行える、コンパクトで加湿性能が良好な給気と排気との間で互いに熱交換を行う換気・加湿装置を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る加湿シートは、加湿用水の水路を形成する水路形成層の一方の側に水蒸気透過性で水不透過性の透湿膜を設け、他方の側に水蒸気及び水不透過性の不透湿膜を設けたものである。
【0011】
この発明に係る加湿装置は加湿用水の水路を形成する水路形成層の一方の側に被加湿通路に面し水蒸気透過性で水不透過性の透湿膜を設け、他方の側に熱源に面し水蒸気及び水不透過性の不透湿膜を設けたものである。
【0012】
この発明に係る換気・加湿装置は加湿用水の水路を形成する水路形成層の一方の側に給気通路に面し水蒸気透過性で水不透過性の透湿膜を設け、他方の側に排気通路に面し水蒸気及び水不透過性の不透湿膜を設けたものである。
【0013】
また、加湿用水の水路を形成する水路形成層の一方の側に給気通路に面し水蒸気透過性で水不透過性の透湿膜を設け、他方の側に排気通路に面し水蒸気及び水不透過性の不透湿膜を設け、前記透湿膜と透湿膜、不透湿膜と不透湿膜とを対向させて積層し、給気通路と排気通路とを交互に形成したものである。
【0014】
また、前記不透湿膜に水による腐蝕に強い合成樹脂膜を用いたものである。
【0015】
また、前記不透湿膜に熱伝導性の金属膜を用いたものである。
【0016】
また、前記金属膜の表面に腐蝕防止用の樹脂コーティングを施したものである。
【0017】
また、前記水路形成層に形状保持材を加え、前記水路形成層を積層方向へ変形させることにより給気通路又は排気通路を保持するものである。
【0018】
また、前記水路形成層に多孔質吸着素材を用いたものである。
【0019】
また、前記対向する透湿膜と透視膜又は不透湿膜と不透湿膜との間に耐水性の合成樹脂よりなる間隔保持部材を備え、前記給気通路と排気通路とを形成したものである。
【0020】
また、前記対向する透湿膜と透湿膜又は不透湿膜と不透湿膜との間に熱伝導性の金属よりなる間隔保持部材を備え、前記給気通路と排気通路とを形成したものである。
【0021】
また、前記間隔保持部材の金属部分の表面に腐蝕防止用の樹脂コーティングを施したものである。
【0022】
また、前記透湿膜及び不透湿膜に水路形成層と外部とを連通する給水孔を形成し、この給水孔と接合されて前記積層方向に前記給水孔同士を互いに通水可能にする給水部材を備えたものである。
【0023】
また、前記給気通路及び排気通路を排気通路及び給気通路に切換え可能としたものである。
【0024】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態を図について説明する。図1は本発明における加湿シートを示す部分断面図で、図1において、1は水蒸気は通過する(水蒸気透過性)が水は通さない(水不透過性)透湿膜、2は水路形成する水路形成層、3は水蒸気も水も通さない不透湿膜で、粋と形成層2の一方の側に透湿膜1が、他方の側に不透湿膜3が設けられ、端部を閉塞して加湿用シート4を構成する。
【0025】
上記のように構成された加湿用シート4では、シート状の水路形成層2に水が供給されると、水路形成層2の一方の側にある透湿膜1より水蒸気が通過し、外側の空気を加湿する。他方の側の不透湿膜3は水蒸気を通過させない。
不透湿膜3は水路形成層2と接しているので、この部分の温度を上げれば水路形成層2に熱が伝導して水温を上昇させることができ、水路形成層2から透湿膜1を通過しての水蒸気の発生を促すことができる。また、このようにして水温を調節することによって透湿膜1からの蒸発量をコントロールすることができる。
【0026】
また、透湿面と不透湿面とを有することから、透湿面を給気側、不透湿面を排気側に臨ませれば、排気による熱が水路形成層に伝達され、水路形成層の水が水蒸気として給気に入り込むため、この加湿シートを通じて熱交換を行うことが可能となり、換気による給排熱交換と加湿とを一つのユニットで実現できる。いずれにしても、透湿膜、水路形成層、不透湿膜の3層構造によって、加湿水を風路にさらすことなく、効率的に加湿を行うことができ、また、不透湿膜は水蒸気を発生せず気化熱による冷却がないので、水路形成層2内の加湿用水は不透湿膜側で冷却されにくく、外気温が低い場合の加湿量の低下を低減できる。
【0027】
実施の形態2.
図2はこの発明における換気・加湿装置のユニットを構成した一実施例の斜視図、図3は図2のユニットに組み込まれる加湿シートを示す平面図、図4は図2のユニットの分解図である。図3において、8は実施例1の加湿シート4を概四角形に形成し、周囲の端面を封止(端面封止部b)すると共に、角の一部に該シートを貫通する水供給孔aを穿設して水路形成層と連通可能にする給水部11が形成された換気・加湿シートである。
【0028】
図4において、9は透湿膜1が面する換気・加湿シート8の水蒸気透過膜面、10は不透湿膜3が面する換気・加湿シート8の水蒸気不透過膜面で、これら水蒸気透過膜面9と水蒸気透過膜面9、水蒸気不透過膜面10と水蒸気不透過膜面10とが互いに対向するよう換気・加湿シート8が積層されている。5は換気・加湿シート8間に介在し、換気・加湿シート8間に風路を形成する間隔保持部材としての波板状の間隔板で、波方向は交互に90度ずつずれて積層されている。6は交互に形成される風路の一方を通過する排気、7は他方を通過する給気である。
【0029】
次に動作について説明する。上記のように構成されたユニットにおいては、給水部11に給水パイプ等所定の給水手段を接続することにより、各層の水路形成層に加湿用水が供給される。
そして、図示しない送風機等により排気流及び給気流を発生させると、室内の空気は排気6として室外へ排出され、室外の空気は給気7として室内へ供給される。
【0030】
オフィス等、機器の発熱により冬場の室内において機器冷房や外気導入による冷却を行なう場合、通常の冬場の給気にそのまま加湿しようとしても、外気温が低く蒸発が起きにくいため、十分に加湿することができない。本発明においては、図4に示すように、室内からの排気6を熱源とすることにより水蒸気不透過膜面10が暖められて換気・加湿シート8内の加湿用水が加温されるので、水蒸気が発生しやすくなり、通常より多く水蒸気透過面より加湿することができる。このようにして、換気される際の排気熱を加湿を促進するためのエネルギーとして活用でき、低い外気温に対しても有効に加湿が行える。尚、夏場は外気温、室内温ともある程度高い温度なので、排気温度が給気温度より低いとしても加湿性能にそれほど影響を与えることはない。
【0031】
また、排気6の熱は換気・加湿シート8を介して給気7に伝達され、さらに一部の熱は水蒸気として給気7に含まれて行くから、一つのユニットで加湿と同時に給排熱交換が行え、コンパクトで加湿性能が良好な換気・加湿装置とすることができる。しかもこの場合、加湿用水は直接給気と接するのではなく、透湿膜を介して水蒸気が給気に含まれて行くので、雑菌等の混入も抑制され、衛生的なものとなる。また、冬場の外気導入による冷却は例え室内が冷房状況にあるとしても外気が極端に低い場合があり、そのような場合には室内の快適性を損なうので、熱交換を行うことで、快適な室内冷却ができる。
尚、排気側となる不透湿膜面に加熱又は冷却が行える熱源を別個設け、さらに加湿量を増減できるようにしてもよい。
【0032】
実施の形態3.
図5はこの発明における換気・加湿装置の換気・加湿シート8の断面図である。図5において、その構造は基本的に実施の形態2のものと同様である。本実施の形態では水蒸気不透過膜面10に水に強い合成樹脂を用いて形成することで水漏れ等が少なく、耐久性に優れた長寿命の換気・加湿シートとすることができる。合成樹脂の材質としては、塩化ビニル、ポリプロピレン、ABS樹脂(acrylonitrile-butadiene-styrene resin)、ポリエチレンなどが用いられる。
【0033】
上記のような構成のものを更に図2のように積層するに当って、合成樹脂に間隔板5と同一の素材を用いれば、熱融着により積層が可能になり、接着剤を用いて接着する手間が省ける。
【0034】
実施の形態4.
また、図5において、水蒸気不透過膜面10に熱伝導性の金属膜を用いることで、換気・加湿ユニット8を形成したとき、排気6より効率良く熱を回収して水路形成層2の加湿用水に熱を伝えることができる。この結果、水蒸気透過膜面9からの加湿量をコントロールし易くなり、加湿量を増やすことができる。金属膜としては、銅、アルミニウム等の熱伝導性に優れたものが好適である。
【0035】
実施の形態5.
図6はこの発明における換気・加湿装置の換気・加湿シート8の断面図である。図6において、その構造は基本的に実施の形態2のものと同様である。本実施の形態では水蒸気不透過膜面10に熱伝導性の金属膜を用い、さらにその両面に樹脂コーティング層12を形成している。この結果、実施の形態4の場合と同様、排気6より効率良く熱を回収して水路形成層2の加湿用水に熱を伝えることができ、加湿量を増やすことができる共に、樹脂コーティング層12によって水路形成層2の加湿用水による金属膜の腐蝕を防ぐことができる。また、樹脂コーティング層12に間隔板5と同一の表材を用いれば、熱融着による積層が可能になり、接着剤を用いて接着する手間が省ける。
【0036】
実施の形態6.
図7はこの発明における換気・加湿装置の換気・加湿シートを示す斜視図、図8は図7のA−A断面図、図9は図7のB−B断面図、図10は図7の換気・加湿シートを積層してユニットを構成したときの状態を示す部分断面図である。図7〜10において、8a、8bは実施例2と同様な水蒸気透過膜面9、水路形成層2、水蒸気不透過膜面10の三層構造をした換気・加湿シートである。
【0037】
換気・加湿シート8a、8bは、水路形成層2の形状を熱、圧力等で容易に成形できる素材とし、且つ形状を維持できる多孔性樹脂や金属繊維でシート状に作成した水蒸気透過膜面9や水蒸気不透過膜面10によって構成されている。13は上記のように構成された換気・加湿シート8a、8bに波板状に成形された波形状部で、本実施例の形態ではシートの一面側に突出して波を形成している。14は波形状部13の波面方向両端に成形された平坦部である。
【0038】
そして、図8、9に示すように、換気・加湿シート8aはシートに対して凸状面に水蒸気透過膜面9が、反対面に水蒸気不透過膜面10がそれぞれ位置するよう波形状部13が形成される。また、換気・加湿シート8bはシートに対して凸状面に水蒸気不透過膜面10が、反対面に水蒸気透過膜面9がそれぞれ位置するよう波形状部13が形成される。これら換気・加湿シート8aと換気・加湿シート8bとを、水蒸気透過膜面9同士、水蒸気不透過膜面10同士が対面し、且つ波面方向が90°異なるようにしながら図10のように交互に積層する。
【0039】
この結果間隔板を用いることなく排気及び給気の風路が波形状部13によって確保できると共に、加湿面積及び熱交換面積を増加させることができ、効率の良い換気・加湿ユニットが得られる。
また、波形状部13を形成する際、波形状の波面方向両端に平坦部14を残して形成することにより、加湿・換気シート8a、8bを交互に90度ずつずらして積層接着する際、図10に示すように加湿・換気シート8bの最外殻の波頂部が加湿・換気シート8aの平坦部14に当接させることができ、シート端面の排気と給気とのシールが容易になる。
【0040】
実施の形態7.
図11はこの発明における加湿シートを示す部分断面図で、図11において、15は実施の形態1の水路形成層2と同様な機能を担い、水蒸気透過膜面9と水蒸気不透過膜面10との間に設けられた活性炭繊維である。その他の構成は実施の形態1と同様であり、その説明を省略する。活性炭繊維15は多孔質素材なので、供給される加湿水の中に溶存する不純物を取り除くことができるので、加湿器の寿命を決める透湿膜表面の析出物を低減させることができる。このような活性炭繊維の使用は他の透湿膜式加湿器においても同様な効果が得られる。
【0041】
また、水蒸気透過膜9に多孔質タイプの膜を用いれば加湿を必要としない運転時に消臭効果を得ることができる。
また、本実施の形態においては水路形成層2に活性炭繊維を用いたが、活性炭繊維と同様な機能、効果を奏するゼオライト等でもよく、多孔質の吸着素材であれば、同様な作用効果を奏する。
【0042】
実施の形態8.
図4はこの発明における図2のユニットの分解図で、図4において、5は耐水性の合成樹脂を用いて形成された間隔板である。その他の構成は実施の形態3と同様であり、その説明を省略する。間隔板5は水に強い合成樹脂を用いているため、水蒸気や加湿水による間隔板の変形等が防止でき、間隔を常に一定に保つべくその保持力が持続され、長寿命の換気・加湿シートを得ることができる。合成樹脂の素材としては塩化ビニル、ポリプロピレン、ABS樹脂、ポリエチレンなどが用いられる。
【0043】
実施の形態9.
図4はこの発明における図2のユニットの分解図で、図4において、5は熱伝導性の金属板により形成された間隔板である。その他の構成は実施の形態3と同様であり、その説明を省略する。間隔板5は熱伝導性を有することから、フィンとしての役割を果たし、排気6より効率的に熱を水路形成層2の被加湿水に熱を伝えることができ、水蒸気透過膜面9からの加湿量を増やすことができる。
【0044】
実施の形態10.
上記実施の形態9において、間隔板5を金属板によって形成したが、図6の水蒸気不透過膜面10と同様に、熱伝導性の金属板の表面に薄く耐水性の樹脂をコーティングして樹脂コーティング層を形成した間隔板としてもよい。このように形成した間隔板5は熱伝導性を有することから、フィンとしての役割を果たし、排気6より効率的に熱を水路形成層2の被加湿水に熱を伝えることができ、水蒸気透過膜面9からの加湿量を増やすことができる。また、樹脂コーティング層12により、主に水路形成層2からの水蒸気等による腐蝕を防止することができる。
【0045】
実施の形態11.
図12はこの発明における換気・加湿装置のユニットを示す斜視図、図13は図12の加湿ユニットの最上段に設けられる枠天板を示す斜視図で、その他の基本構成は図2〜4に示される実施の形態2の換気・加湿装置と同様でありその説明を省略する。図12、13において、16は間隔板5と同一高さで、換気・加湿シート8の給水部11間に組み込まれる給水部材で、積層方向に給水孔a間を接続する孔を中央に有し、各水路形成層2と連通状態にして通水可能にしている。
【0046】
17は換気・加湿ユニットの外殻を構成し、換気・加湿シート8及び間隔板5を互いに積層して形成された積層体の最上段を覆う枠天板で、換気・加湿シートと積層方向に対向する位置に孔aと対向する孔を有する給水部が形成されている。18は枠天板17の給水部の孔に接続された給水パイプである。
上記構成によって給水パイプ18より加湿用水の給水を行うと、加湿用水は積層された換気・加湿シート8の給水部11、給水部材16を流れ、各換気・加湿シート8の水路形成層2に孔aから給水される。
【0047】
このような構成とすれば、給水部11の重量や給水による圧力等は給水部材16にかかるので、間隔板5にアンバランスな負荷がかかることがなく、風路の変形が生じにくい。また、間隔板5と給水部11とを独立した構成とすれば、間隔板5を90度ずつ回転させても、使用することができるから、間隔板の共通化が図れ、低コスト化できるようになる。
尚、枠天板17及び給水パイプ18を積層体の最下段にも設けてもよく、このように両側から給水した場合には、加湿用水の供給がより素早く行える。
【0048】
実施の形態12.
図14はこの発明における換気・加湿装置の換気・加湿シートを示す斜視図、図15は図14の換気・加湿シートを用いた積層体の斜視図、図16は図15の積層体から構成されたユニットである。図14、15において、換気・加湿シートの基本構成は実施の形態2のものと同様な三層構造になっており、その説明を省略する。8は四角形状の換気・加湿シート、aは換気・加湿シート8の一角部付近を貫通して形成された給水孔で、外部と水路形成膜2とを連通状態にしている。
【0049】
給水部材16は実施の形態11と同様な構成だが、換気・加湿シート8の孔a上に配置されている。19は換気・加湿ユニットの外殻を構成し、実施の形態11と同様、換気・加湿シート8及び間隔板5を互いに積層して形成された積層体の最上段を覆う枠天板、19bは同様に積層体の最下段を覆う枠い、給水パイプの接続口を持たない枠天板、19cは積層体の陵部を覆う枠横板である。これた積層体と枠天板19、19b及び枠横板19cとで換気・加湿ユニット8Aを構成する。
【0050】
上記のように換気・加湿ユニットの断面形状を略四角形状の構成とすることにより、換気・加湿ユニット8Aは四角柱状となるので、実施の形態11の場合に比し、給水部11の出っ張りがなく、取り扱いが容易になる。
また、給水部材16と間隔板5とが一体部品であればユニット生産時に取扱性、生産性が向上する。
【0051】
また、図17は他の枠天板の実施例を示す斜視図である。図17において、18は枠天板19の下面と側面とを連通する孔の側面側より突出した給水パイプであり、このように給水パイプ18を横から出す構造の枠天板19とすれば、給水パイプが邪魔にならす、同一ユニットを容易に積み重ねられ、必要な大きさへの対応も同一形状の換気・加湿ユニット8Aを複数個積層し、各換気・加湿ユニットに給水をすることで対応できる。
【0052】
実施の形態13.
図18、19はこの発明における換気・加湿装置に組み込まれる間隔形成給水部材の斜視図である。20、21はそれぞれ橋絡部20a、21aにより間隔保持部20b、21bが平行になるよう連結され、一角部に積層方向に貫通した孔aを有する給水部11が形成された間隔形成給水部材である。間隔形成給水部材20と21とは給水部11の位置が橋絡部方向を軸方向として線対称の関係にある。
【0053】
間隔形成給水部材20、21の給水部11の孔aが互いに合致するよう、間に実施の形態12と同様な換気・加湿シート8を介在させて図16のように積層しユニットを構成すると、間隔形成給水部材20、21の間隔保持部20b、21bは互いに90度異なる風路を形成する。間隔形成給水部材20、21はポリエチレン、ABS等の耐水性の合成樹脂等が選択され、間隔形成給水部材20、21そのものが枠の働きを兼ねるので、上下に枠天板19などを挟み込んでやれば換気・加湿ユニットは別工程で枠入れする必要がなく構成できる。
【0054】
実施の形態14.
図20はこの発明における天井埋め込みタイプの換気・加湿装置を示す斜視図である。図20において、22は排気流及び給気流を発生させる遠心ファンよりなる送風機、23はドレンパンで、その他の構成む含め、その構造は従来公知の天井埋込型熱交換換気装置と同様である。8Aは実施の形態12と同様な構成で、図16にも記載された換気・加湿エレメント、24は一端が給水パイプ18に接続されると共に他端が外部の水源に接続された給水ホースである。
【0055】
上記のような構成とすることにより、給気7は換気・加湿エレメント8Aを通過する際に実施の形態2と同様な原理で水蒸気を含み、加湿された新鮮な空気を室内へと供給する。また、排気6は換気・加湿エレメント8Aを通過する際に室内の熱を水蒸気不透過膜面10より回収し、水路形成層2を加温することにより水蒸気透過巻く面9からの水蒸気の発生を促進する。
【0056】
このようにして換気される際無駄に捨てられる排気熱を加湿を行うための熱として利用できるので、低い外気温にも有効に加湿が行える。また、同時給排型の熱交換器と加湿器との機能を兼用できるので、従来の製品と比較して小型化が可能である。また、透湿膜を使用することにより加湿水を直接風路にさらさないので、衛生的な加湿が行える。
【0057】
図21、22は図20のような天井埋め込みタイプの換気・加湿装置への給水手段を概念的に示す側面図である。図21において、25は給水ホース24に接続された減圧電磁弁で、水道などの水源からの水圧を低下させて、直接換気・空調ユニット8Aに給水する構成となる。図22において、26は給水ホース24に接続された給水タンクで、水道などの水源から水を一旦貯留する。27は薬液供給タンクである。
【0058】
図21においては、減圧され適度な水圧に調節された水道水を加湿用水として換気・加湿エレメント8Aへ供給する。供給された加湿用水は上述した原理で水蒸気となり給気7を加湿する。図22においては、一旦水道水を給水タンク26に貯留した後、給水ホース24を介して加湿用水を換気・加湿エレメント8Aへ供給する。
【0059】
また、薬液供給タンク27から加湿用水に薬液を供給すると、給気7に薬品液を添加でき、湿度が高く滅菌された清潔な空気を送り出すことができ、病院等にも利用できる多機能化された換気・加湿器が得られる。
尚、図20で送風機22に軸流プロペラファン等を用い、ファン逆回転やパスの切り換え等により給気と排気のパスを入れ替えることにより、夏季には排気を換気加湿エレメントにより加湿し、その際の気化熱により換気・加湿シートを冷却させることにより、給気を冷却させることができる。
【0060】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、加湿用水の水路を形成する水路形成層の一方の側に水蒸気透過性で水不透過性の透湿膜を設け、他方の側に水蒸気及び水不透過性の不透湿膜を設けたので、加湿用水を風路にさらすことなく、効率的に加湿できる効果が得られる。
【0061】
また、加湿用水の水路を形成する水路形成層の一方の側に被加湿通路に面し水蒸気透過性で水不透過性の透湿膜を設け、他方の側に熱源に面し水蒸気及び水不透過性の不透湿膜を設けたので、加湿用水を風路にさらすことなく、しかも透湿膜から発生する水蒸気の量を熱源で調節して低い温度の空気でも効率的に加湿ができる効果が得られる。
【0062】
また、加湿用水の水路を形成する水路形成層の一方の側に給気通路に面し水蒸気透過性で水不透過性の透湿膜を設け、他方の側に排気通路に面し水蒸気及び水不透過性の不透湿膜を設けたので、排気通路の熱で透湿膜からの水蒸気の発生を促し、給気を効果的に加湿することができる効果が得られる。
【0063】
また、加湿用水の水路を形成する水路形成層の一方の側に給気通路に面し水蒸気透過性で水不透過性の透湿膜を設け、他方の側に排気通路に面し水蒸気及び水不透過性の不透湿膜を設け、前記透湿膜と透湿膜、不透湿膜と不透湿膜とを対向させて積層し、給気通路と排気通路とを交互に形成したので、排気通路の熱を効率的に回収しながら給気の加湿を行うことが可能になる効果が得られる。
【0064】
また、前記不透湿膜に水による腐蝕に強い合成樹脂膜を用いたので、長寿命の換気・加湿装置とすることができる効果が得られる。
【0065】
また、前記不透湿膜に熱伝導性の金属膜を用いたので、排気より効率良く熱を回収して水路形成層の加湿用水に伝えることができ、給気温度が低い場合でも加湿量を増やすことができる効果が得られる。
【0066】
また、前記金属膜の表面に腐蝕防止用の樹脂コーティングを施したので、不透過膜が水路形成層の加湿用水によって腐蝕することを防止できる。
【0067】
また、前記水路形成層に形状保持材を加え、前記水路形成層を積層方向へ変形させることにより給気通路又は排気通路を保持したので、間隔板を省略できると共に加湿及び熱交換面積を増加させることができる効果が得られる。
【0068】
また、前記水路形成層に多孔質吸着素材を用いたので、加湿用水中に溶存する不純物を取り除くことができ、透湿膜面の析出物を低減させることができる効果が得られる。
【0069】
また、前記対向する透湿膜と透視膜又は不透湿膜と不透湿膜との間に耐水性の合成樹脂よりなる間隔保持部材を備え、前記給気通路と排気通路とを形成したので、水蒸気等による間隔保持部材の変形等を防止でき、風路の確保がより確実なものとできる効果が得られる。
【0070】
また、前記対向する透湿膜と透湿膜又は不透湿膜と不透湿膜との間に熱伝導性の金属よりなる間隔保持部材を備え、前記給気通路と排気通路とを形成したので、間隔保持部材がフィンの効果を果たして排気より効率的に熱を回収でき、加湿用水に熱を伝えて加湿を促す効果が得られる。
【0071】
また、前記間隔保持部材の金属部分の表面に腐蝕防止用の樹脂コーティングを施したので、間隔保持部材が水路形成層の加湿用水によって腐蝕することを防止できる効果が得られる。
【0072】
また、前記透湿膜及び不透湿膜に水路形成層と外部とを連通する給水孔を形成し、この給水孔と接合されて前記積層方向に前記給水孔同士を互いに通水可能にする給水部材を備えたので、水路形成層が積層されていても各層に容易に加湿用水の供給が行える効果が得られ、給水部材が給水による重量や圧力を受けるので、間隔保持部材等の変形を防止をできる効果が得られる。
【0073】
また、前記給気通路及び排気通路を排気通路及び給気通路に切換え可能としたので、排気を換気加湿エレメントにより加湿し、その際の気化熱により換気・加湿シートを冷却させることにより、給気を冷却させることができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における換気・加湿シートを示す部分断面図である。
【図2】 この発明の実施の形態2における換気・加湿装置のユニットを示す斜視図である。
【図3】 図2のユニットに組み込まれる加湿シートを示す平面図である。
【図4】 図2のユニットの分解図である。
【図5】 この発明の実施の形態3における換気・加湿装置のうち、換気・加湿シートを示す断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態5における換気・加湿装置のうち、換気・加湿シートを示す断面図である。
【図7】 この発明の実施の形態6における換気・加湿装置のうち、換気・加湿シートを示す斜視図である。
【図8】 図7のA−A断面図である。
【図9】 図7のB−B断面図である。
【図10】 図7の換気・加湿シートを積層して構成したユニットを示す部分断面図である。
【図11】 この発明の実施の形態7における加湿シートを示す部分断面図である。
【図12】 この発明の実施の形態11における換気・加湿装置のユニットを示す斜視図
【図13】 図12の加湿ユニットの最上段に設けられる枠天板を示す斜視図である。
【図14】 この発明の実施の形態12における換気・加湿装置のうち、換気・加湿シートを示す斜視図である。
【図15】 図14の換気・加湿シートを用いた積層体の斜視図である。
【図16】 図15の積層体から構成された換気・加湿ユニットを示す斜視図である。
【図17】 この発明の実施の形態12における換気・加湿装置のうち、他の枠天板の実施例を示す斜視図である。
【図18】 この発明の実施の形態13における換気・加湿装置に組み込まれる間隔形成給水部材を示す斜視図である。
【図19】 この発明の実施の形態13における換気・加湿装置に組み込まれる間隔形成給水部材を示す斜視図である。
【図20】 この発明の実施の形態14における天井埋め込みタイプの換気・加湿装置を示す斜視図である。
【図21】 図20の天井埋め込みタイプの換気・加湿装置への給水手段を示す側面図である。
【図22】 図20の天井埋め込みタイプの換気・加湿装置への給水手段を示す側面図である。
【図23】 従来の加湿ユニットを示す斜視図である。
【図24】 従来の加湿用シートを示す断面図である。
【図25】 従来の換気・加湿装置を示す斜視図である。
【図26】 従来の換気・加湿部材を示す部分斜視図である。
【符号の説明】
1 透湿膜
2 水路形成層
3 不透湿膜
4 加湿用シート
5 間隔板
8 換気・加湿シート
9 水蒸気透過膜面
10 水蒸気不透過膜面
11 給水部
12 樹脂コーティング層
13 波形状部
14 平坦部
15 活性炭繊維
16 給水部材
17 枠天板
18 給水パイプ
19 枠天板
20、21 間隔形成給水部材
25 減圧電磁弁
27 薬品供給タンク

Claims (14)

  1. 加湿用水の水路を形成する水路形成層の一方の側に水蒸気透過性で水不透過性の透湿膜を設け、他方の側に水蒸気及び水不透過性の不透湿膜を設けたことを特徴とする加湿用シート。
  2. 加湿用水の水路を形成する水路形成層の一方の側に被加湿通路に面し水蒸気透過性で水不透過性の透湿膜を設け、他方の側に熱源に面し水蒸気及び水不透過性の不透湿膜を設けたことを特徴とする加湿装置。
  3. 加湿用水の水路を形成する水路形成層の一方の側に給気通路に面し水蒸気透過性で水不透過性の透湿膜を設け、他方の側に排気通路に面し水蒸気及び水不透過性の不透湿膜を設け給気と排気との間で互いに熱交換を行うことを特徴とする換気・加湿装置。
  4. 加湿用水の水路を形成する水路形成層の一方の側に給気通路に面し水蒸気透過性で水不透過性の透湿膜を設け、他方の側に排気通路に面し水蒸気及び水不透過性の不透湿膜を設け、前記透湿膜と透湿膜、不透湿膜と不透湿膜とを対向させて積層し、給気通路と排気通路とを交互に形成したことを特徴とする請求項3記載の換気・加湿装置。
  5. 前記不透湿膜に水による腐蝕に強い合成樹脂膜を用いたことを特徴とする請求項4記載の換気・加湿装置。
  6. 前記不透湿膜に熱伝導性の金属膜を用いたことを特徴とする請求項4記載の換気・加湿装置。
  7. 前記金属膜の表面に腐蝕防止用の樹脂コーティングを施したことを特徴とする請求項6記載の換気・加湿装置。
  8. 前記水路形成層に形状保持材を加え、前記水路形成層を積層方向へ変形させることにより給気通路又は排気通路を保持することを特徴とする請求項4記載の換気・加湿装置。
  9. 前記水路形成層に多孔質吸着素材を用いたことを特徴とする請求項4記載の換気・加湿装置
  10. 前記対向する透湿膜と透視膜又は不透湿膜と不透湿膜との間に耐水性の合成樹脂よりなる間隔保持部材を備え、前記給気通路と排気通路とを形成したことを特徴とする請求項4記載の換気・加湿装置。
  11. 前記対向する透湿膜と透湿膜又は不透湿膜と不透湿膜との間に熱伝導性の金属よりなる間隔保持部材を備え、前記給気通路と排気通路とを形成したことを特徴とする請求項4記載の換気・加湿装置。
  12. 前記間隔保持部材の金属部分の表面に腐蝕防止用の樹脂コーティングを施したことを特徴とする請求項11記載の換気・加湿装置。
  13. 前記透湿膜及び不透湿膜に水路形成層と外部とを連通する給水孔を形成し、この給水孔と接合されて前記積層方向に前記給水孔同士を互いに通水可能にする給水部材を備えたことを特徴とする請求項4記載の換気・加湿装置。
  14. 前記給気通路及び排気通路を排気通路及び給気通路に切換え可能としたことを特徴とする請求項4記載の換気・加湿装置。
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