JPH11131744A - 縦目地用ジョイナー - Google Patents
縦目地用ジョイナーInfo
- Publication number
- JPH11131744A JPH11131744A JP33758997A JP33758997A JPH11131744A JP H11131744 A JPH11131744 A JP H11131744A JP 33758997 A JP33758997 A JP 33758997A JP 33758997 A JP33758997 A JP 33758997A JP H11131744 A JPH11131744 A JP H11131744A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- decorative
- exterior material
- joint
- joiner
- vertical joint
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Finishing Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】建築物の縦目地部分における美観を損なわず、
かつ施工性を飛躍的に向上させ、雨水の浸入を防止する
ことを可能とする。 【構成】目地下地板と化粧キャップの２部材から構成さ
れ、目地下地板は、釘打ち部と、略Ｕ字状の係合溝を有
した、音叉状の突起部とから成り、化粧キャップは、鎧
張りの外装材の表面形状と一致するように形成される化
粧面と、目地下地板の係合溝に、係合装着される係合凸
部を設け、化粧面の斜面と斜面、または平面と斜面の間
に形成される段差部の底部に凹状溝を設けた縦目地用ジ
ョイナー。
かつ施工性を飛躍的に向上させ、雨水の浸入を防止する
ことを可能とする。 【構成】目地下地板と化粧キャップの２部材から構成さ
れ、目地下地板は、釘打ち部と、略Ｕ字状の係合溝を有
した、音叉状の突起部とから成り、化粧キャップは、鎧
張りの外装材の表面形状と一致するように形成される化
粧面と、目地下地板の係合溝に、係合装着される係合凸
部を設け、化粧面の斜面と斜面、または平面と斜面の間
に形成される段差部の底部に凹状溝を設けた縦目地用ジ
ョイナー。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は鎧張りの外装材の縦目地
部に使用する縦目地用ジョイナーに関するものである。
部に使用する縦目地用ジョイナーに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】鎧張りの外装材の化粧面は、傾斜した斜
面と平面とで構成され、斜面と斜面または、斜面と平面
との間に段差部を設け壁面を構成するものである。この
ような鎧張りの外装材を施工する際、外装材の長手方向
同士の繋ぎ目には、外装材を張る前に繋ぎ目部分に設置
しておく係合溝を有する下地板と、外装材を張り終えた
後に化粧面部と下地版の係合溝に装着される係合突部を
有する化粧キャップを用いて縦目地部分を処理してい
た。
面と平面とで構成され、斜面と斜面または、斜面と平面
との間に段差部を設け壁面を構成するものである。この
ような鎧張りの外装材を施工する際、外装材の長手方向
同士の繋ぎ目には、外装材を張る前に繋ぎ目部分に設置
しておく係合溝を有する下地板と、外装材を張り終えた
後に化粧面部と下地版の係合溝に装着される係合突部を
有する化粧キャップを用いて縦目地部分を処理してい
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の鎧張り
外装材に使用される化粧キャップは、化粧面部が水平で
平坦な形状であったため、装着した際に、縦目地部分だ
けが目立ち建物全体の景観を損ねていた。また、縦目地
部分を横から覗き込むと、段差部などで外装材の端部が
露出しているため、美観を損ねていた。さらに、これら
の問題を解決するため、外装材の化粧面部の形状に合わ
せて化粧面を成形した化粧キャップを有する縦目地用ジ
ョイナーも作られてはいるが、従来の鎧張りの外装材の
化粧面部にぴったりと合わせた形状とするとはめ込む際
に段差部が引っかかり、装着が困難なため施工に手間が
かかる。また、従来の鎧張り外装材の化粧面部の段差部
に凹状溝を設けた外装材などに対応した化粧キャップを
有する縦目地用ジョイナーはなく、前述した化粧キャッ
プを使用していたため、縦目地部分に違和感のある外観
になっていた。本発明は、建物の縦目地部分における美
観を損なわず、かつ施工性を飛躍的に向上させ、確実な
防水処理を可能とした縦目地用ジョイナーを提供するも
のである。
外装材に使用される化粧キャップは、化粧面部が水平で
平坦な形状であったため、装着した際に、縦目地部分だ
けが目立ち建物全体の景観を損ねていた。また、縦目地
部分を横から覗き込むと、段差部などで外装材の端部が
露出しているため、美観を損ねていた。さらに、これら
の問題を解決するため、外装材の化粧面部の形状に合わ
せて化粧面を成形した化粧キャップを有する縦目地用ジ
ョイナーも作られてはいるが、従来の鎧張りの外装材の
化粧面部にぴったりと合わせた形状とするとはめ込む際
に段差部が引っかかり、装着が困難なため施工に手間が
かかる。また、従来の鎧張り外装材の化粧面部の段差部
に凹状溝を設けた外装材などに対応した化粧キャップを
有する縦目地用ジョイナーはなく、前述した化粧キャッ
プを使用していたため、縦目地部分に違和感のある外観
になっていた。本発明は、建物の縦目地部分における美
観を損なわず、かつ施工性を飛躍的に向上させ、確実な
防水処理を可能とした縦目地用ジョイナーを提供するも
のである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに本発明は、水平な釘打ち部と、釘打ち部の中央部か
ら鉛直上方に延び二股に分かれ、さらに鉛直上方に延長
し略Ｕ字状の係合溝を有した音叉状の突起部とから成る
目地下地板と、外装材の表面形状と一致するように形成
される化粧面と、化粧面の裏面側中央から鉛直下方に延
び、係合溝に係合装着され、外れ防止の切り起こし加工
を施した係合凸部を設けた化粧キャップの２部材から構
成され、化粧面の斜面と斜面、または平面と斜面の間に
形成される段差部の底部に凹状溝を設けた。
めに本発明は、水平な釘打ち部と、釘打ち部の中央部か
ら鉛直上方に延び二股に分かれ、さらに鉛直上方に延長
し略Ｕ字状の係合溝を有した音叉状の突起部とから成る
目地下地板と、外装材の表面形状と一致するように形成
される化粧面と、化粧面の裏面側中央から鉛直下方に延
び、係合溝に係合装着され、外れ防止の切り起こし加工
を施した係合凸部を設けた化粧キャップの２部材から構
成され、化粧面の斜面と斜面、または平面と斜面の間に
形成される段差部の底部に凹状溝を設けた。
【０００５】
【実施例】図面を参照して説明すると、図１は本発明に
よる縦目地用ジョイナーの実施例であり、（ａ）図に示
す目地下地板（１）と、（ｂ）から（ｄ）に示す化粧キ
ャップ（２）の２部材から構成され、目地下地板（１）
は、水平な釘打ち部（３）と、釘打ち部（３）の中央部
から鉛直上方に延び二股に分かれ、さらに鉛直上方に延
長し略Ｕ字状の係合溝（４）を有した音叉状の突起部
（５）とから成り、化粧キャップ（２）は、鎧張りの外
装材の表面形状と一致するように形成される化粧面
（６）と、化粧面（６）の裏面側中央から鉛直下方に延
び、係合溝（４）に係合装着され、外れ防止のための切
り起こし加工（７）を施した係合凸部（８）を設け、化
粧面（６）の斜面と斜面、または平面と斜面の間に形成
される段差部（９）の底部に凹状溝（１０）を設けたも
のであり、図２に示すような、外装材の長手方向の繋ぎ
目となる縦目地部分に使用される。
よる縦目地用ジョイナーの実施例であり、（ａ）図に示
す目地下地板（１）と、（ｂ）から（ｄ）に示す化粧キ
ャップ（２）の２部材から構成され、目地下地板（１）
は、水平な釘打ち部（３）と、釘打ち部（３）の中央部
から鉛直上方に延び二股に分かれ、さらに鉛直上方に延
長し略Ｕ字状の係合溝（４）を有した音叉状の突起部
（５）とから成り、化粧キャップ（２）は、鎧張りの外
装材の表面形状と一致するように形成される化粧面
（６）と、化粧面（６）の裏面側中央から鉛直下方に延
び、係合溝（４）に係合装着され、外れ防止のための切
り起こし加工（７）を施した係合凸部（８）を設け、化
粧面（６）の斜面と斜面、または平面と斜面の間に形成
される段差部（９）の底部に凹状溝（１０）を設けたも
のであり、図２に示すような、外装材の長手方向の繋ぎ
目となる縦目地部分に使用される。
【０００６】本発明による縦目地用ジョイナーの施工状
態を示している図３を参照しながら、施工方法を説明し
ます。建築物に外装材（１１）を施工する前に、縦目地
部分に当たる場所に予め目地下地板（１）の釘打ち部
（３）を釘等で建築物の下地（１２）に取り付けた後
に、鎧張りの外装材（１１）を張り終えた後、化粧キャ
ップ（２）の化粧面（６）を、鎧張りの外装材（１１）
の表面形状に合わせるように凹状溝（１０）の幅を調整
し、目地下地板（１）の係合溝（４）に切り起こし加工
（７）を施した係合凸部（８）を挿入し装着する。
態を示している図３を参照しながら、施工方法を説明し
ます。建築物に外装材（１１）を施工する前に、縦目地
部分に当たる場所に予め目地下地板（１）の釘打ち部
（３）を釘等で建築物の下地（１２）に取り付けた後
に、鎧張りの外装材（１１）を張り終えた後、化粧キャ
ップ（２）の化粧面（６）を、鎧張りの外装材（１１）
の表面形状に合わせるように凹状溝（１０）の幅を調整
し、目地下地板（１）の係合溝（４）に切り起こし加工
（７）を施した係合凸部（８）を挿入し装着する。
【０００７】
【発明の効果】目地下地板と化粧キャップの２部材から
構成されているため、施工性が良好であり工期の短縮を
図ることが可能である。また、化粧キャップの化粧面が
外装材の表面形状と一致するように形成されているの
で、縦目地部分が左右の外装材と違和感がなく建物全体
の美観を損なうことがなくなる。化粧面の斜面と斜面、
または平面と斜面の間に形成される段差部の底部に設け
た凹状溝により、化粧キャップの長さ方向の寸法を自由
に変更できるため、外装材の表面の段差等に引っかかる
ことがなくなり、施工が容易になる。さらに、鎧張りの
外装材の化粧面部の段差部に凹状溝を設けた外装材にも
対応できるため、縦目地部分からの雨水の浸入を防止す
ることを可能としている。
構成されているため、施工性が良好であり工期の短縮を
図ることが可能である。また、化粧キャップの化粧面が
外装材の表面形状と一致するように形成されているの
で、縦目地部分が左右の外装材と違和感がなく建物全体
の美観を損なうことがなくなる。化粧面の斜面と斜面、
または平面と斜面の間に形成される段差部の底部に設け
た凹状溝により、化粧キャップの長さ方向の寸法を自由
に変更できるため、外装材の表面の段差等に引っかかる
ことがなくなり、施工が容易になる。さらに、鎧張りの
外装材の化粧面部の段差部に凹状溝を設けた外装材にも
対応できるため、縦目地部分からの雨水の浸入を防止す
ることを可能としている。
【０００８】
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による縦目地用ジョイナーを示す斜視
図。
図。
【図２】鎧張りの外装材を示す斜視図。
【図３】本発明による縦目地用ジョイナーの施工状態を
示す斜視図。
示す斜視図。
１ ・・・ 目地下地材 ２ ・・・ 化粧キャップ ３ ・・・ 釘打ち部 ４ ・・・ 係合溝 ５ ・・・ 突起部 ６ ・・・ 化粧面 ７ ・・・ 切り起こし加工 ８ ・・・ 係合凸部 ９ ・・・ 段差部 １０ ・・・ 凹状溝 １１ ・・・ 鎧張りの外装材 １２ ・・・ 下地
【手続補正書】
【提出日】平成１０年２月３日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 縦目地用ジョイナー
Claims (1)
- 【請求項１】 表面材に段差を有する鎧張りの外装材の
縦目地部において、水平な釘打ち部と、該釘打ち部の中
央部から鉛直上方に延び二股に分かれ、さらに鉛直上方
に延長し略Ｕ字状の係合溝を有した音叉状の突起部とか
ら成る目地下地板と、外装材の表面形状と一致するよう
に形成される化粧面と、化粧面の裏面側中央から鉛直下
方に延び、該係合溝に係合装着される係合凸部を設けた
化粧キャップの２部材から構成され、該化粧面の斜面と
斜面、または平面と斜面の間に形成される段差部の底部
に凹状溝を設けたことを特徴とする縦目地用ジョイナ
ー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33758997A JPH11131744A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 縦目地用ジョイナー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33758997A JPH11131744A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 縦目地用ジョイナー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11131744A true JPH11131744A (ja) | 1999-05-18 |
Family
ID=18310079
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33758997A Pending JPH11131744A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 縦目地用ジョイナー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11131744A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003056151A (ja) * | 2001-08-10 | 2003-02-26 | Ig Tech Res Inc | 縦目地構造 |
| JP2018135718A (ja) * | 2017-02-23 | 2018-08-30 | アイジー工業株式会社 | 縦目地用ジョイナ |
-
1997
- 1997-10-31 JP JP33758997A patent/JPH11131744A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003056151A (ja) * | 2001-08-10 | 2003-02-26 | Ig Tech Res Inc | 縦目地構造 |
| JP2018135718A (ja) * | 2017-02-23 | 2018-08-30 | アイジー工業株式会社 | 縦目地用ジョイナ |
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