JPH11131520A - 建設機械の作業機 - Google Patents

建設機械の作業機

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JPH11131520A
JPH11131520A JP31116397A JP31116397A JPH11131520A JP H11131520 A JPH11131520 A JP H11131520A JP 31116397 A JP31116397 A JP 31116397A JP 31116397 A JP31116397 A JP 31116397A JP H11131520 A JPH11131520 A JP H11131520A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来より建設機械等に装着されている作業機
のブーム,アームは、母材を箱形に溶接して形成してい
る。前記ブーム,アームの溶接部の疲労強度は前記母材
に比べてかなり小さく、また前記溶接部の溶接加工には
大なる工数を要するので、強度上の点及びコストの面で
非常に具合が悪かった。本発明はブーム,アームを未溶
接部材である母材で形成し、前記ブーム及びアームのそ
れぞれ内部を通して油圧配管を配置できる作業機の構造
を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明では作業機のブーム,アームをそ
れぞれ左右一対の側板にて形成し、前記一対の側板にピ
ン結合部のピンをそれぞれ貫通する複数のピン穴を開穿
し、前記ピン穴に対して前記ピンを枢着するようにし
た。そして前記ピン結合部における前記側板の相対応す
る内面間の間隙部にスペーサボスを介挿し、また前記建
設機械の車体よりアームシリンダ,バケットシリンダに
通じる油圧配管を、前記一対の側板の内側に配管した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベルなど
の建設機械のフロント部にブーム、アーム、作業工具等
の作業機構成部材を順次回動可能に連結して構成されて
いる作業機の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図13は、特開平4−5341号公報に
記載されている一実施例ブーム16の平面図である。図
14は、図13におけるブーム16の左右の側面板27
L,27Rを示す斜視図である。図13及び図14に示
す一実施例ブーム16では、左右一対の側面板27L,
27Rを、その長手方向と直角方向の断面形状がコ字形
なる鋼板にて形成し、その一対の側面板27L,27R
の上横板部29,29’のそれぞれ側端トと側端チを、
間隔Lをおいて対向させ、前記一対の側面板27L,2
7Rを基端ボス20と先端ブラケット22を介し、溶着
して構成している。それにより、図示していない従来よ
り行われているブームの上面板と下面板を不要にするこ
とができるので、ブーム16の重量を軽くすることがで
きる。また前記側面板27L,27Rをプレス曲げ加工
によりコ字形に形成するようにしたので、溶接加工を減
少させて、ブームの製造コストを安価にすることができ
る。またブーム16の内部に油圧配管(図13,図14
には図示していない)を通すようにしているので、ブー
ム16の外観上の見映えを良くするばかりでなく、前記
油圧配管が他の障害物と接触して破損する事故を防止す
ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来より油圧ショベル
など建設機械,作業車両のフロント部に装着されている
作業機におけるブーム,アームは、母材(未溶接部材で
ある鋼板,棒鋼などをいう)を箱形に溶接して形成して
いる。前記ブーム,アームの溶接部の疲労強度は、前記
母材に比べてかなり小さい。そのために前記溶接部に対
しては、応力集中に起因するクラックなどの発生を防止
する必要があった。すなわち前記溶接部を低応力にする
ために、前記溶接部の断面係数を前記部母材に比べて大
きくしなければならなかった。したがって前記溶接部の
溶接加工には大なる工数を要するので、強度上の点及び
コストの面で非常に具合が悪かった。また特開平4−5
341号公報に記載されているブームでは油圧配管をブ
ーム内部に通すようにしているが、アームの外周面側に
は油圧配管が露出して取付けられている。本発明はブー
ム,アームを未溶接部材である母材で形成し、前記ブー
ム及びアームのそれぞれ内部を通して油圧配管を配置す
ることのできる作業機の構造を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】車体のフロント部に接続
されたブーム、アーム等の建設機械の作業機構成部材に
おいて、前記作業機構成部材は、左右一対の側板と、前
記左右一対の側板を所定の間隔を開けて保持する間隔保
持部材と、前記左右一対の側板を前記間隔保持部材に当
接させて固定する固定部材とを有し、前記固定部財は、
左右一対の側板と前記間隔保持部材を溶接することなく
固定した。これにより母材で形成される左右一対の側板
を溶接等の手段を用いることなく固定できるため、溶接
部に生じる応力集中に起因するクラックなどの発生を防
止することができ、また溶接加工にかかる工数を削除或
いは削減することができ、製造工程を簡略化することが
でき、生産性を向上できる。
【0005】更に、前記間隔保持部材は前記左右一対の
側板の間に介装されたスペーサボスであり、前記固定部
材は前記側板に開穿されたピン穴と前記スペーサボスを
挿通可能なピンであり、前記ピンにより前記左右一対の
側板と前記スペーサボスを挿通するようにした。これに
より、特別な構成を要さず、一般的なボスとピンにより
側板間隔を保持して固定し作業機厚生部材であるブーム
やアームを形成できるため、構造が簡略である。
【0006】更に、前記ピンは、前記複数の作業機構成
部材を連結する連結ピン、及び、前記作業機構成部材を
回動させるアクチュエータを前記左右一対の側板間で軸
支するアクチュエータ支持ピンであり、前記ピンの内少
なくとも複数個のピンにより前記左右一対の側板を移動
不能に固定できるようにした。これにより、通常の作業
機の構成要素である、これらのピン及びボス等により作
業機構成部材が構成できるため、不要な重量の増加を招
くことなく、またより構成が簡略化できる。
【0007】更に、前記左右一対の側板間に前記アクチ
ュエータへの圧油を給排する油圧配管を配置したので、
外観上の見映えを良くできるばかりでなく、油圧配管の
他の障害物との接触が防止でき、また側板間の上下方向
が開放されているため、油圧配管に対するメンテナンス
性も良好である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形
態の作業機1を示す側面図である。図において、2は油
圧ショベルの上部旋回体(全体図を図示していない)の
メインフレーム、3,4,5はそれぞれメインフレーム
2に装着した作業機1を構成する作業機構成部材である
ブーム,アーム,バケット、6はアイドラリンク、7は
バケットリンク、8,9,10はそれぞれアクチュエー
タであるブームシリンダ,アームシリンダ,バケットシ
リンダ、11は上部旋回体側よりアームシリンダ9に通
じる油圧配管、12は上部旋回体側よりバケットシリン
ダ10に通じる油圧配管、13はブーム3基礎部用のピ
ン結合部、14はブームシリンダ8ロッド先端部用のピ
ン結合部、15はブーム3先端部用(すなわちアーム4
基部用でもある)のピン結合部、17はアームシリンダ
9基端部用のピン結合部、18はアームシリンダ9ロッ
ド先端部用のピン結合部、19はアーム4先端部用のピ
ン結合部、21はバケットシリンダ10基端部用のピン
結合部、23はアイドラリンク6基端部用のピン結合部
である。図2は、図1における作業機1を示す平面図で
ある。図において、24L,24Rはブーム3を形成す
る左右一対の側板、25L,25Rはアーム4を形成す
る左右一対の側板である。図3は、図1及び図2におけ
るブーム3の斜視図である。図において、26,26’
は一対の側板24Lと24Rを貫通して開穿されたピン
結合部13用のそれぞれピン穴、28,28’はピン結
合部14用のそれぞれピン穴、30,30’はピン結合
部15用のそれぞれピン穴、31,31’はピン結合部
17用のそれぞれピン穴である。図4は、図1及び図2
におけるアーム4の斜視図である。図において、32,
32’は一対の側板25Lと25Rを貫通して開穿され
たピン結合部15用のそれぞれピン穴、33,33’は
ピン結合部18用のそれぞれピン穴、34,34’はピ
ン結合部19用のそれぞれピン穴、35,35’はピン
結合部21用のそれぞれピン穴、36,36’はピン結
合部23のそれぞれピン穴である。
【0007】次に図5は、図1におけるピン結合部13
のA−A矢視要部断面図である。図において、37はメ
インフレーム2のブーム3取付用ブラケット、37Pは
ブーム3取付用ブラケット37に対して溶着した補強パ
イプ、38はピン結合部13のピンである。図6は、図
1におけるピン結合部14のB−B矢視要部断面図であ
る。図において、39はピン結合14のピン、40はピ
ン穴41を有し一対の側板24Lと24Rの相対応する
内面側の間隙部に介挿されているスペーサボス、42,
42’は左右のブームシリンダ8ロッド先端部の左右取
付位置を設定する座板カラーである。図7は、図1にお
けるピン結合部15のC−C矢視要部断面図である。図
において、43はピン結合部15のピン、44はピン穴
45を有し側板25Lと25Rの内面側の間隙部に介挿
されているスペーサボスである。図8は、図1における
ピン結合部17のD−D矢視要部断面図である。図にお
いて、46はピン結合部17のピン、47,47’はそ
れぞれピン穴48,48’を有し側板24L,24R内
側面とアームシリンダ9基端部側面との互いに相対する
対面間の間隙部にそれぞれ介挿したスペーサボスであ
る。
【0008】次に図9は、図1におけるピン結合部18
のE−E矢視要部断面図である。図において、49はピ
ン結合部18のピン、50,50’はそれぞれピン穴5
1,51’を有し側板25L,25R内側面とアームシ
リンダ9ロッド先端部側面との互いに相対する対面間の
間隙部にそれぞれ介挿したスペーサボスである。図10
は、図1におけるピン結合部19のF−F矢視要部断面
図である。図において、52はピン結合部19のピン、
53はピン穴54を有し側板25Lと25Rの内面側の
間隙部に介挿されているスペーサボスである。図11
は、図1におけるピン結合部21のG−G矢視要部断面
図である。図において、55はピン結合部21のピン、
56,56’はそれぞれピン穴57,57’を有し側板
25L,25R内側面とバケットシリンダ10基端部側
面との互いに相対する対面間の間隙部にそれぞれ介挿し
たスペーサボスである。図12は、図1におけるピン結
合部23のH−H矢視要部断面図である。図において、
58はピン結合部23のピン、59はピン穴60を有し
一対の側板25Lと25Rの相対応する内面側の間隙部
に介挿されているスペーサボス、61,61’は左右の
アイドラリンク6,6の左右取付位置を設定する座板カ
ラーである。
【0009】次に、本発明の一実施形態の作業機1の構
造を図1〜図12について述べる。本実施形態では、油
圧ショベルの上部旋回体(図示していない)のメインフ
レーム2(図1に示す)のフロント部に順次回動自在に
連結したブーム3、アーム4を、それぞれ左右一対の側
板24L,24R、25L,25Rにて形成した。すな
わちブーム3は図3に示すように一対の側板24Lと2
4Rで形成し、前記一対の側板24Lと24Rに、ピン
38,39,43,46(図3では各ピンの中心線のみ
を図示している)をそれぞれ貫通する複数のピン穴26
−26’、28−28’、30−30’、31−31’
を開穿し、前記各ピン穴(符号を省略する)に対して前
記各ピンをそれぞれ枢着することにより前記一対の側板
24Lと24Rを位置決め固定するようにした。そして
前記の場合に、図5に示すようにピン38を枢着するピ
ン結合部13では、側板24Lと24Rの基端部をメイ
ンフレーム2のブラケット37に取付けている。また図
6に示すようにピン39を枢着するピン結合部14で
は、側板24Lと24Rの相対応する内面側の間隙部
に、ピン穴41にピン39を通したスペーサボス40を
介挿している。また図7に示すようにピン43を枢着す
るピン結合部15では、アーム4の側板25Lと25R
の内面側の間隙部に、ピン穴45にピン43を通したス
ペーサボス44を介挿し、ブーム3の側板24L,24
R先端部と、アーム4の側板25L,25R基部とを連
結している。また図8に示すようにピン46を枢着する
ピン結合部17では、側板24L,24R内側面とアー
ムシリンダ9基端部側面との互いに相対する対面間の間
隙部に、ピン穴48,48’にピン46を通したスペー
サボス48,48’をそれぞれ介挿し、前記アームシリ
ンダ9基端部を取付けている。
【0010】また図9に示すようにピン49を枢着する
ピン結合部18では、側板25L,25R内側面とアー
ムシリンダ9ロッド先端部側面との互いに相対する対面
間の間隙部に、ピン穴51,51’にピン49を通した
スペーサボス50,50’をそれぞれ介挿し、前アーム
シリンダ9ロッド先端部を取付けている。また図10に
示すようにピン52を枢着するピン結合部19では、側
板25Lと25Rの内面側の間隙部に、ピン穴54にピ
ン52を通したスペーサボス53を介挿し、アーム4の
側板25L,25R先端部にバケット5を連結してい
る。また図11に示すようにピン55を枢着するピン結
合部21では、側板25L,25R内側面とバケットシ
リンダ10基端部側面との互いに相対する対面間の間隙
部に、ピン穴57,57’にピン55を通したスペーサ
ボス56,56’をそれぞれ介挿し、前記バケットシリ
ンダ10基端部を取付けている。また図12に示すよう
にピン58を枢着するピン結合部23では、側板25L
と25Rの相対応する内面側の間隙部に、ピン穴60に
ピン58を通したスペーサボス59を介挿し、アイドラ
リンク6を取付けている。
【0011】前記のようにブーム3及びアーム4をそれ
ぞれ一対の側板24L,24R、25L,25Rで形成
し、溶接加工,プレス曲げ加工を不要にしているので、
前記ブーム3及びアーム4には、断面係数及び疲労強度
の小さい溶接部と、曲げ角度が存在しない。したがって
ブーム3,アーム4の母材(鋼板をいう)の大なる強度
を発揮できるとともに、クラック発生などのトラブルを
防止することができる。そして、前記ブーム3,アーム
4の構造が簡単であるので、作業機1の製作コストを大
巾に低減することができる。
【0012】また本実施形態では、ブーム3の側板24
L,24Rの上面側周縁部(図3における符号イ,イ’
で示す部分)と下面側周縁部(図3における符号ロ,
ロ’で示す部分)、アーム4の側板25L,25Rの上
面側周縁部(図4における符号ハ,ハ’で示す部分)と
下面側周縁部(図4における符号ニ,ニ’で示す部分)
のそれぞれ側面視形状を、直線と湾曲線とで連なる滑ら
かな曲線に形成し、前記ブームシリンダ8ロッド先端部
のピン結合部14(ブームシリンダが単数の場合を含む
が図示はしていない)、アームシリンダ9基端部のピン
結合部17が前記側板24L,24Rの上面側周縁部
イ,イ’、下面側周縁部ロ,ロ’より突出しないように
し、またバケットシリンダ10基端部のピン結合部21
が前記側板25L,25Rの上面側周縁部ハ,ハ’下面
側周縁部ニ,ニ’より突出しないようにした。それによ
り、前記アームシリンダ9,バケットシリンダ10の本
体部分の一部分を前記側板24Lと24Rとの間,側板
25Lと25Rとの間にそれぞれ収納された状態にする
ことができる。
【0013】また本実施形態では、油圧ショベルの車体
(図示していない上部旋回体をいう)より前記アームシ
リンダ9に通じる油圧配管11(図1に示す)をブーム
3の側板24Lと24Rの内側に配管し、また前記車体
よりバケットシリンダ10に通じる油圧配管12をブー
ム3の側板24Lと24Rの内側、アーム4の側板25
Lと25Rの内側を通して配管した。それにより、ブー
ム3にアーム4を連接した作業機1全体の外観上の見映
えを良くするばかりでなく、前記油圧配管11,12が
他の障害物と接触して破損する事故を防止することがで
きる。
【0014】
【発明の効果】本発明では車体のフロント部に連結した
作業機の作業機構成部材であるブーム,アームをそれぞ
れ左右一対の側板にて形成し、溶接加工,プレス曲げ加
工を不要にしているので、前記ブーム,アームには、断
面係数及び疲労強度の小さい溶接部と、曲げ角度が存在
しない。したがってブーム,アームの母材(鋼板をい
う)の大なる強度(耐疲労強度を含む)を発揮できると
ともに、クラック発生などのトラブルを防止することが
できる。そして、前記ブーム,アームの構造が簡単であ
るので、作業機を軽量化できると共に、その生産性を大
巾に向上することができる。また前記車体より前記油圧
アクチュエータに通じる油圧配管を前記一対の側板の内
側に配管したので、ブーム,アームを連接した作業機全
体の外観上の見映えを良くするばかりでなく、前記複数
の油圧配管が他の障害物と接触を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の作業機を示す側面図であ
る。
【図2】図1における作業機を示す平面図である。
【図3】図1及び図2におけるブームの斜視図である。
【図4】図1及び図2におけるアームの斜視図である。
【図5】図1におけるピン結合部のA−A矢視要部断面
図である。
【図6】図1におけるピン結合部のB−B矢視要部断面
図である。
【図7】図1におけるピン結合部のC−C矢視要部断面
図である。
【図8】図1におけるピン結合部のD−D矢視要部断面
図である。
【図9】図1におけるピン結合部のE−E矢視要部断面
図である。
【図10】図1におけるピン結合部のF−F矢視要部断
面図である。
【図11】図1におけるピン結合部のG−G矢視要部断
面図である。
【図12】図1におけるピン結合部のH−H矢視要部断
面図である。
【図13】従来技術の一実施例ブームの平面図である。
【図14】図13におけるブームの左右の側面板を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 作業機 3,16 ブーム 4 アーム 8 ブームシリンダ 9 アームシリンダ 10 バケットシリンダ 11,12 油圧配管 13,〜,19,21,23 ピン結合部 24L,24R,25L,25R 側板 38,39,43,46,49,52,55,58 ピ
ン 40,44,47,47’,50,50’,53,5
6,56’,59 スペーサボス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体のフロント部に接続されたブーム、
    アーム等の建設機械の作業機構成部材において、前記作
    業機構成部材は、左右一対の側板と、前記左右一対の側
    板を所定の間隔を開けて保持する間隔保持部材と、前記
    左右一対の側板を前記間隔保持部材に当接させて固定す
    る固定部材とを有し、前記固定部財は、左右一対の側板
    と前記間隔保持部材を溶接することなく固定することを
    特徴とする建設機械の作業機。
  2. 【請求項2】 前記間隔保持部材は前記左右一対の側板
    の間に介装されたスペーサボスであり、前記固定部材は
    前記側板に開穿されたピン穴と前記スペーサボスを挿通
    可能なピンであり、前記ピンにより前記左右一対の側板
    と前記スペーサボスを挿通するようにしたことを特徴と
    する請求項1記載の建設機械の作業機。
  3. 【請求項3】 前記ピンは、前記複数の作業機構成部材
    を連結するピン、及び、前記作業機構成部材を回動させ
    るアクチュエータを前記左右一対の側板間で軸支するピ
    ンであり、前記ピンの内少なくとも複数個のピンにより
    前記左右一対の側板を移動不能に固定できるようにした
    ことを特徴とする請求項2記載の建設機械の作業機。
  4. 【請求項4】 前記左右一対の側板間に前記アクチュエ
    ータへの圧油を給排する油圧配管を配置したことを特徴
    とする請求項1乃至3記載の建設機械の作業機。
JP31116397A 1997-10-27 1997-10-27 油圧ショベルの作業機 Expired - Fee Related JP3562945B2 (ja)

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