JP2011256624A - 作業アタッチメントおよび建設機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】アイドラリンクの軽量化とアイドラリンクの高強度化との両立を図る。
【解決手段】アーム12と、アーム12に設けた第1ピンに各一端側が回動可能に連結された一対のアイドラリンク15と、アーム12に回動可能に一端側が支持されていて水平軸回りに揺動させるシリンダ14と、アイドラリンク15の各他端側が連結されるとともに、シリンダ14の他端側がアイドラリンク15の各他端側の間で回動可能に連結されている第2ピン20とを備え、アイドラリンク15のそれぞれは、一定方向に長い本体部15dと、第2ピン20を挿通させる第2ピン挿通孔15hを有する第2ピン連結部15fとを備え、本体部15dの長手方向中央部を含む領域Hが、もう一方のアイドラリンクに近い側である内側に位置する底部15jと、一対の突出部15uとを有する凹状断面に形成され、かつ底部15jが領域Hの中立面Mよりも内側に位置している。
【選択図】図6

Description

本発明は、パワーショベル等の建設機械に用いられアイドラリンクを有する作業アタッチメント及び建設機械に関する。
上述したアイドラリンクは、図10(正面図)及び図11(平面図)に示すようにパワーショベル100の上部旋回体100aの先端側に、ブーム101を介して配設されるアーム102に付随して設けられる。具体的には、バケット103を支持するアーム102を貫通するピン104に、アイドラリンク105の一方の端部が回動可能に連結され、アイドラリンク105のもう一方の端部がバケットシリンダ106とバケットリンク107を繋ぐピン108に回動可能に連結されている。
図12は、バケットシリンダ106とアイドラリンク105とが概略平行になった状態を表し、ピン108に対するバケットシリンダ106、バケットリンク107およびアイドラリンク105の連結状態を示す図である。上記ピン108の中央部には、バケットシリンダ106の端部が連結され、そのバケットシリンダ106の端部の外側に、バケットリンク107の二股状の端部が連結され、更にそのバケットリンク107の各端部の外側にそれぞれアイドラリンク105の端部が連結されている。
特開平11−131520号公報
ところで、上記バケットシリンダ106が最も伸びた状態(ストロークエンド)で、バケットシリンダ106を更に伸ばそうとする外力が作用するときに、アイドラリンク105に圧縮力が加わる状況が発生する。即ち、上記ストロークエンドではない状態で、バケットシリンダ106に外力が加わった場合は、バケットシリンダ106の縮み側室からの油がリリーフ弁を介してタンクに逃げるためアイドラリンク105に圧縮力は働かないが、ストロークエンドの状態ではリリーフ弁が作用しないため、外力が直ちにアイドラリンク105に圧縮力として作用するからである。
このような状況下において、ピン108の中央部が図12の下側に向けて湾曲するように撓むと、アイドラリンク105のピン連結部105aに設けられたピン挿通孔105bの両端のうち、もう一方のアイドラリンク105に近い内側端(載荷点)Aがアイドラリンク105にE方向に押す力(圧縮力)を作用させ、これによりアイドラリンク105を内側端Aとは反対側(外側)に膨らませる力Cにより変形が発生する。そして、その変形の程度によってはアイドラリンク105に座屈等が起こる虞がある。
その解決策として、アイドラリンク105の強度を高くすることが考えられるものの、近年においてはパワーショベルの軽量化が要望されている。そのパワーショベルの軽量化を図る場合、パワーショベルの先端に配設されるアームの付随物であるアイドラリンクを軽量化することが極めて有効であるため、アイドラリンクの軽量化とアイドラリンクの高強度化との両立を達成することが困難となっている。
本発明は、このような従来技術の課題を解決するためになされたものであり、アイドラリンクの軽量化とアイドラリンクの高強度化との両立を図ることができる作業アタッチメントおよび建設機械を提供することを目的とする。
本発明の作業アタッチメントは、建設機械に用いられる作業アタッチメントであって、作業部材が先端側に水平軸回りに揺動可能に取付けられるアームと、前記アームに設けた第1ピンと、前記第1ピンに各一端側が回動可能に連結された一対のアイドラリンクと、前記アームに回動可能に一端側が支持されていて前記作業部材を前記水平軸回りに揺動させるシリンダと、前記一対のアイドラリンクの各他端側が連結されるとともに、前記シリンダの他端側が前記一対のアイドラリンクの各他端側の間で回動可能に連結されている第2ピンとを備え、前記一対のアイドラリンクのそれぞれは、一定方向に長い本体部と、前記本体部の一端側に設けられ、前記第1ピンを挿通させる第1ピン挿通孔を有する第1ピン連結部と、前記本体部の他端側に設けられ、前記第2ピンを挿通させる第2ピン挿通孔を有する第2ピン連結部とを備え、前記本体部のうち少なくとも長手方向中央部を含む領域の部分が、もう一方のアイドラリンクに近い側である内側に位置する底部と、その底部における前記長手方向と直交する幅方向両端からそれぞれ前記内側とは反対の外側へ向けて突出し、前記長手方向に沿う空洞部を間に挟むように形成された一対の突出部とを備える凹状断面を有し、かつ前記領域の部分の中立面が前記領域の部分における内外方向の中心位置よりも前記内側に位置していることを特徴とする。この構成による場合には、各アイドラリンクの本体部のうち少なくとも長手方向中央部を含む領域が、内側の底部と、その底部の幅方向両端から外側へ向けて突出した一対の突出部とを有する凹状断面に形成されているので、完全な中実の断面に比して重量が軽減される。しかも、凹状断面の部分の中立面が、その部分における内外方向の中心位置よりも内側に寄っているので、前述したように前記第2ピン挿通孔の内側端(載荷点)からアイドラリンクに作用する圧縮力に対する耐荷力が大きくなり、凹状断面の部分は座屈を抑制する機能を果たす。そして、凹状断面の部分が、各アイドラリンクの本体部における少なくとも長手方向中央部を含む領域に設けられているので、座屈変形が発生するのを効率よく抑制することができる。よって、アイドラリンクの軽量化とアイドラリンクの高強度化との両立を図ることができる作業アタッチメントおよび建設機械を提供することが可能になる。
本発明の作業アタッチメントにおいて、前記底部が前記領域の部分の中立面よりも内側に位置している構成とすることが好ましい。この構成にあっては、中立面を前記載荷点に極めて接近した状態にできるとともに、軽量化にも優れる。
本発明の作業アタッチメントにおいて、前記本体部が、その長手方向の全域にわたり前記凹状断面を有する構成にしてもよい。この構成による場合には、凹状断面の部分がアイドラリンクの本体部の全長にわたって設けられるので、軽量化がより顕著になる。
本発明の作業アタッチメントにおいて、前記凹状断面を有する部分の両端部が、端に近くなる程に、底部の厚みが大きくなるとともに各突出部の高さが低くなるように形成されている構成にしてもよい。この構成による場合には、本体部が、第1、第2ピン連結部に繋がる部分の強度を十分に確保することになる。つまり、第1、第2ピン連結部に繋がる部分まで凹状断面に形成すると、そのピン連結部に繋がる部分の強度が弱くなってしまう虞があるが、その虞をこの構成により解消できる。
本発明の作業アタッチメントにおいて、前記凹状断面の部分は、鍛造により形成されている構成にすることが好ましい。この構成により、凹状断面の部分を鍛造により形成しているので、平板にリブを溶接して凹状断面にした場合よりも、疲労強度を高くすることが可能になる。
本発明の建設機械は、下部走行体と、前記下部走行体の上に配設される上部旋回体と、前記上部旋回体に搭載される、請求項1乃至5のいずれかに記載の作業アタッチメントとを具備することを特徴とする。この建設機械においては、上述した作業アタッチメントと同様の効果を達成できることに加えて、建設機械の軽量化も可能になる。
本発明にあっては、各アイドラリンクの本体部が凹状断面に形成された部分を有するので、完全な中実の断面に比して重量が軽減される。しかも、凹状断面の部分の中立面が、その部分における内外方向の中心位置よりも内側に寄っているので、前述したように前記第2ピン挿通孔の内側端(載荷点)からアイドラリンクに作用する圧縮力に対する耐荷力が大きくなり、凹状断面の部分は座屈を抑制する機能を果たす。よって、アイドラリンクの軽量化とアイドラリンクの高強度化との両立を図ることができる作業アタッチメントおよび建設機械を提供することが可能になる。
本発明の一実施形態に係る作業アタッチメントを用いたパワーショベルの一例を示す側面図である。 図1のパワーショベルを示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る作業アタッチメントを示す外観斜視図である。 図3の作業アタッチメントを示す側面図である。 図4のV−V線による端面図である。 本発明の一実施形態に係る作業アタッチメントの近傍を示す平面図である。 本発明の他の実施形態に係る作業アタッチメントを示す側面図である。 本発明の更に他の実施形態に係る作業アタッチメントを示す端面図である。 本発明の更に他の実施形態に係る作業アタッチメントを示す端面図である。 従来の作業アタッチメントの構成を示す側面図である。 図10の従来の作業アタッチメントの構成を示す平面図である。 従来技術の課題の説明図である。
以下に、本発明の実施形態を具体的に説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る作業アタッチメントを用いたパワーショベルの一例を示す側面図であり、図2は図1のパワーショベルを示す平面図、図3は本発明の一実施形態に係る作業アタッチメントを示す外観斜視図、図4は図3の作業アタッチメントを示す側面図、図5は図4のV−V線による端面図、図6は本発明の一実施形態に係る作業アタッチメントの近傍を示す平面図(図12に対応する図)である。
このパワーショベル1は、図示しない下部走行体と、その下部走行体の上に旋回可能に設けられた上部旋回体2と、その上部旋回体2の先端に取付けられる作業アタッチメント10とを具備する。
作業アタッチメント10は、上部旋回体2に水平軸11a回りに揺動可能に基端が取付けられるブーム11と、ブーム11を前記水平軸11a回りに揺動させるブームシリンダ11bと、そのブーム11の先端に水平軸12a回りに揺動可能に基端が取付けられたアーム12と、アーム12を前記水平軸12a回りに揺動させるアームシリンダ12bと、アーム12の先端に水平軸13a回りに揺動可能に基端が取付けられた作業部材としてのバケット13と、バケット13を前記水平軸13a回りに揺動させるバケットシリンダ14と、バケットシリンダ14の先端(他端)14aとアーム12とに両端部が連結されたアイドラリンク15と、バケットシリンダ14の先端14aとバケット13とに両端部が連結されたバケットリンク16とを有する。
バケットシリンダ14の一端14bは、アーム12に設けたピン17を介して水平軸回りに揺動可能に支持され、アイドラリンク15の一端15bはアーム12に設けた第1ピン18を介して水平軸回りに揺動可能に支持されている。バケットリンク16は平板状のもので、その一端16aはバケット13に設けた一対の取付部13bの間にピン19を介して水平軸回りに揺動可能に支持され、また、バケットリンク16の他端16bは二股状に分かれて一対となっていて、各他端16bとバケットシリンダ14の他端14aとアイドラリンク15の他端15aとが共通の第2ピン20に水平軸回りに揺動可能に支持されている(図6参照)。
バケットシリンダ14の他端14aは第2ピン20の中央部に配され、その他端14aを挟んでバケットリンク16の一対の他端16bが第2ピン20に配され、各他端16bの外側に一対のアイドラリンク15の各他端15aが配されている。
ここで、一対のアイドラリンク15の一方において、もう一方のアイドラリンク15に近い側を内側と呼び、遠い側を外側と呼ぶ。
各アイドラリンク15は、図3に示すように一端15b側に設けた第1ピン連結部15eと、他端15a側に設けた第2ピン連結部15fと、第1ピン連結部15eと第2ピン連結部15fとの間に設けた一定方向Gに長い本体部15dとを有する。第1ピン連結部15eは前記第1ピン18が挿通可能な第1ピン挿通孔15gを有し、一方、第2ピン連結部15fは前記第2ピン20が挿通可能な第2ピン挿通孔15hを有する。
本体部15dは、前記一定方向G(長手方向とも言う)と直交する方向であって、第1ピン挿通孔15g(または第2ピン挿通孔15h)の軸方向の片側に向く面15iに形成された底部15jと、その底部15jの前記面15iとは反対側の両端部に、長手方向Gに沿う空洞部15kを挟むように形成された一対の突出部15uとを備え、前記底部15jと前記一対の突出部15uとは凹状断面部15sを構成する。この凹状断面部15sは、本体部15dにおける長手方向G中央部を含む領域Hに形成されており、その領域Hと第1ピン連結部15eとの間15nと、前記領域Hと第2ピン連結部15fとの間15pでは、各ピン連結部15e、15fに近づくにつれて底部15jが厚く、かつ突出部15uが低くなる境界領域Iが設けられている。この境界領域Iの面15iからの高さは、領域Hの面15iからの高さと同一になっている。つまり、底部15jが厚くなる分だけ、突出部15uが低くなるように形成されている。また、凹状断面部15sは、鍛造により作製されており、溶接による場合のように繋ぎ目がない。
このように構成された各アイドラリンク15は、面15iを内側に配し、一対の突出部15uの間に形成される開口側を外側に配した状態で、第1ピン18と第2ピン20に取付けられる(図6参照)。
次に、本実施形態の作業アタッチメントの作用効果につき説明する。
この作業アタッチメント10において、図6に示すようにバケットシリンダ14とアイドラリンク15とが概略平行になった状態から、掘削を行うべくバケットシリンダ14のシリンダロッドを進出させて、第2ピン20を挿通させている第2ピン挿通孔15hの内側端(載荷点)A1がアイドラリンク15に圧縮力を作用させる状態になっても、アイドラリンク15が外側に膨らむ変形の発生を抑制することが可能になる。その理由は、領域Hにおいて図4及び図5に示すように前記底部15jと前記一対の突出部15uとが凹状断面部15sを構成し、一点鎖線で示す中立面Mが面15i側に寄り、つまり中立面Mが前記内側端(載荷点)A1に近くなり(図6参照)、これによりアイドラリンク15の耐荷力が大きくなるからである。したがって、凹状断面部15sが座屈を抑制する機能を果たす。そして、その凹状断面部15sが、長手方向中央部を含む領域Hに形成されているので、座屈変形が発生するのを効率よく抑制することができる。また、凹状断面部15sでの断面積が小さくなるため、アイドラリンク15の軽量化を図ることができる。よって、アイドラリンク15の軽量化とアイドラリンク15の高強度化との両立を図ることができる。
また、本実施形態においては、アイドラリンク15の凹状断面部15sが鍛造により作製されているので、疲労強度を高くすることが可能になる。
なお、上述した実施形態では底部15jよりも中立面Mが外側に位置する配置にしているが、本発明はこれに限らず、中立面Mが底部15jと重なる位置配置にした場合も含む。
また、上述した実施形態では本体部15dに境界領域Iと領域Hを設けているが、本発明はこれに限らず、境界領域Iを省略して領域Hを本体部15dの全長にわたって形成してもよい。また、本発明は、領域Hを狭くして本体部15dの中央部に形成してもよい。更に、本発明は、図7に示すようにアイドラリンク15Aの一対の突出部15u1の高さを一定にする必要はなく、部分的に一対の突出部15u1の高さを変えるようにしてもよい。
更に、上述した実施形態では一対の突出部15は平板状に形成しているが、本発明はこれに限らず、図8に示すように突出部15uの面15iと反対側(図8の上側)に外側に突出したリブ15qを設けてもよい。更に、本発明は、図9に示すように底部15jの面15iと反対側に突起15rを設けたり、図示を省略するが底部15jの面15i側に突起を設けたりしてもよい。
更にまた、上述した実施形態では作業部材がバケットである作業アタッチメントのアイドラリンクに適用しているが、本発明はこれに限らない。圧縮力が作用して外側に膨らむように変形を起こす虞があるアイドラリンクを備える作業アタッチメントにも、本発明は同様に適用される。また、本発明はそのような作業アタッチメントが搭載される建設機械にも適用される。
1 パワーショベル(建設機械)
2 上部旋回体
10 作業アタッチメント
12 アーム
13 作業部材としてのバケット
14 バケットシリンダ
15 アイドラリンク
15e 第1ピン連結部
15f 第2ピン連結部
15g 第1ピン挿通孔
15h 第2ピン挿通孔
15j 底部
15u 突出部
18 第1ピン
20 第2ピン
G 長手方向
H 領域
I 境界領域
A1 内側端(載荷点)
M 中立面

Claims (6)

  1. 建設機械に用いられる作業アタッチメントであって、
    作業部材が先端側に水平軸回りに揺動可能に取付けられるアームと、前記アームに設けた第1ピンと、前記第1ピンに各一端側が回動可能に連結された一対のアイドラリンクと、前記アームに回動可能に一端側が支持されていて前記作業部材を前記水平軸回りに揺動させるシリンダと、前記一対のアイドラリンクの各他端側が連結されるとともに、前記シリンダの他端側が前記一対のアイドラリンクの各他端側の間で回動可能に連結されている第2ピンとを備え、
    前記一対のアイドラリンクのそれぞれは、一定方向に長い本体部と、前記本体部の一端側に設けられ、前記第1ピンを挿通させる第1ピン挿通孔を有する第1ピン連結部と、前記本体部の他端側に設けられ、前記第2ピンを挿通させる第2ピン挿通孔を有する第2ピン連結部とを備え、
    前記本体部のうち少なくとも長手方向中央部を含む領域の部分が、もう一方のアイドラリンクに近い側である内側に位置する底部と、その底部における前記長手方向と直交する幅方向両端からそれぞれ前記内側とは反対の外側へ向けて突出し、前記長手方向に沿う空洞部を間に挟むように形成された一対の突出部とを備える凹状断面を有し、かつ前記領域の部分の中立面が前記領域の部分における内外方向の中心位置よりも前記内側に位置していることを特徴とする作業アタッチメント。
  2. 請求項1に記載の作業アタッチメントにおいて、
    前記底部が前記領域の部分の中立面よりも内側に位置していることを特徴とする作業アタッチメント。
  3. 請求項1または2に記載の作業アタッチメントにおいて、
    前記本体部が、その長手方向の全域にわたり前記凹状断面を有することを特徴とする作業アタッチメント。
  4. 請求項1または2に記載の作業アタッチメントにおいて、
    前記凹状断面を有する部分の両端部が、端に近くなる程に、底部の厚みが大きくなるとともに各突出部の高さが低くなるように形成されていることを特徴とする作業アタッチメント。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の作業アタッチメントにおいて、
    前記凹状断面の部分は、鍛造により形成されていることを特徴とする作業アタッチメント。
  6. 下部走行体と、
    前記下部走行体の上に配設される上部旋回体と、
    前記上部旋回体に搭載される、請求項1乃至5のいずれかに記載の作業アタッチメントとを具備することを特徴とする建設機械。
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