JPH1112995A - 紙カッター用基紙およびその基紙を用いた紙カッター - Google Patents

紙カッター用基紙およびその基紙を用いた紙カッター

Info

Publication number
JPH1112995A
JPH1112995A JP17207797A JP17207797A JPH1112995A JP H1112995 A JPH1112995 A JP H1112995A JP 17207797 A JP17207797 A JP 17207797A JP 17207797 A JP17207797 A JP 17207797A JP H1112995 A JPH1112995 A JP H1112995A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
cutter
base
pulp
base paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17207797A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukiko Suzuki
由紀子 鈴木
Hiroyuki Furukawa
博之 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
New Oji Paper Co Ltd
Original Assignee
Oji Paper Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oji Paper Co Ltd filed Critical Oji Paper Co Ltd
Priority to JP17207797A priority Critical patent/JPH1112995A/ja
Publication of JPH1112995A publication Critical patent/JPH1112995A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】使用時に怪我がなく、変形しにくく、燃やすこ
とができ、製造工程に時間がかからず製造コストの低い
紙カッターを提供することにある。 【解決手段】紙を金属ロールと金属ロールによって形成
されるニップ部に線圧200〜3500kg/cmの加
圧条件下で通し100〜500μmの厚みとした紙カッ
ター用基紙。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート状物や帯状
物を切断する紙カッターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】食品等を包むラップフィルム、アルミ箔
等の包装用シートは、通常、紙筒にロール状に巻かれた
状態で板紙製のカートン内に収納されている。このよう
な従来の包装用シート収納カートンの使用時においては
必要長さを引き出した包装用シートを切断するために、
金属製のカッターや、バルカナイズドファイバーで製造
されたカッター、及び紫外線硬化樹脂、熱硬化性樹脂、
金属アルコシド、無機系硬化剤を利用して刃を強化した
カッターがカートンの本体に必要位置に取り付けられて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ごとく金属製のカッターを有する従来の包装用シート収
納カートンや粘着テープ等で貼り付けられている刃は、
切れ味がよいという利点はあるとしても、怪我をしやす
く、燃やすと刃が金属であるため燃えないで刃だけが残
るという欠点があった。また、バルカナイズドファイバ
ーで製造されたカッターは、可燃性である点は良い点で
あるが、バルカナイズドファイバーはコットンパルプや
精製木材パルプを抄造後、塩化亜鉛溶液に浸漬し、加熱
した上下2本の積層ロールより積層させる。その後熟成
工程、水洗工程を経て、多筒ドライヤーにより所定水分
(7〜9%)まで乾燥させるという方法で製造されてお
り、塩化亜鉛溶液の浸漬工程、熟成工程及び水洗工程に
長時間が必要となり、製造コストがかかる。また、紫外
線硬化樹脂、熱硬化性樹脂、金属アルコシド、無機系硬
化剤を利用して刃を強化したカッターは、いずれも刃の
部分のみを強化しており、それなりの強度と切れ味を有
しているが、部分強化のため、原紙との伸びの差で紙カ
ッターが変形する恐れがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、紙を金属ロー
ルと金属ロールによって形成されるニップ部に200〜
3500kg/cmの加圧条件下で通し、通した後の紙
厚が100〜500μmであることを特徴とした紙カッ
ター用基材であり、加圧処理後の基紙の緊度が1.0〜
1.5g/cm3 であるとさらに優れた紙カッター用基
紙が得られる。また、本発明は紙に樹脂を含浸させて高
圧処理を行うことにより、さらに優れた紙カッター用基
紙が得られる。
【0005】また、本発明の紙カッターは、紙を金属ロ
ールと金属ロールによって形成されるニップ部に200
〜3500kg/cmの加圧条件下でした紙カッター用
基紙を刃の形状に打ち抜き加工したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明者らは、金属ロールと金属
ロールによって形成されるニップ部で高圧処理した紙の
性質を評価すると、高圧処理紙は特に樹脂を含浸しなく
ても紙カッターとして使用できる剛度を有することを見
出し、本発明を完成するに至った。本発明に使用される
紙は特に限定されるものではなく、通常用いられる針葉
樹晒クラフトパルプ(以下NBKP)や広葉樹晒クラフ
トパルプ(以下LBKP)等の化学パルプ、GP、BC
TMP、MP等の機械パルプ、また、ケナフ等の非木材
原料から得られるパルプ、DIP等のパルプ等が使用さ
れる。これらのパルプを一般に使用されている抄紙機、
例えば、長網多筒抄紙機、長網ヤンキー抄紙機、丸網抄
紙機で抄紙した上質紙、中質紙、クラフト紙等を含有す
るものである。また、本発明の効果を阻害しない限りに
おいて原紙中に有機及び無機の顔料、並びに化学薬品
(助剤)等が使用可能である。パルプの叩解度はカナダ
標準濾水度(以下CSF)で150〜600mlのもの
が好ましい。CSFが600ml以上のパルプを使用す
ると、パルプ繊維が均等に分布せず、パルプ繊維の塊
(フロック)ができて好ましくない。また、150ml
未満のパルプは叩解を進めるのに非常にエネルギーを必
要とするため、好ましくない。
【0007】また、高圧処理後の紙厚は100〜500
μmが好ましい。因みに、100μm未満であると、基
材の剛度が弱すぎ、紙カッターに成形して使用した場
合、刃となる部分が折れてしまい、使用することができ
ない。更に500μmを超えると、紙カッターとして使
用した場合、厚すぎて刃となる部分の鋭さが減少し、切
断することが困難になる。
【0008】本発明の加圧処理後の紙の緊度は1.0〜
1.5が望ましい。因みに緊度1.0未満であると、紙
カッターとしての性能を示し難くなり、緊度が1.5を
超えるほど圧縮すると、得られた基材がもろくなる傾向
にあり、好ましくない。本発明に使用される樹脂として
は、特に限定されず、例えば、メラミン樹脂、ウレタン
樹脂、グリオキザール系樹脂、フェノール樹脂等の熱硬
化性樹脂やポリエステル、ナイロン等の熱可塑性樹脂等
が挙げられる。
【0009】本発明の紙には合成繊維および/または合
成パルプを含有してもよい。使用される合成繊維として
はポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン・プロピレ
ン共重合体、ポリスチレン、エチレン・酢酸ビニル共重
合体等のポリオレフィン系繊維、ポリ塩化ビニル、ポリ
塩化ビニリデン等のハロゲン含有重合体、ナイロン−
6、ナイロン6,6等のポリアミド系繊維、ポリエチレ
ンサクシネート、ポリブチレンサクシネート、ポリカプ
ロラクトン、ポリ乳酸、ポリヒドロキシブチレート・ヴ
ァリレート共重合体等の脂肪族ポリエステル繊維、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート
等の芳香族ポリエステル繊維、ビニロン繊維などがあげ
られる。また低融点成分(80〜140℃)と高融点成
分(170〜250℃)がそれぞれ偏心もしくは同心円
上の鞘芯型、両成分が背腹状のサイドバイサイド型、両
成分が交互に配列された風車型もしくは積層型、繊維成
形成分を芯成分とする多芯型、および両成分が単に混合
されて溶融紡糸された混合紡糸型等の複合繊維などもあ
げられる。低融点成分と高融点成分の組み合わせはポリ
エチレン/ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレ
ン/ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフ
タレート変性物/ポリエチレンテレフタレート等があげ
られる。合成パルプとしては上述された繊維の材料であ
る合成高分子を木材パルプに似た多分岐状の繊維にした
ものである。
【0010】これらの中でもポリオレフィン繊維、生分
解性のある脂肪族ポリエステル繊維、芳香族ポリエステ
ル繊維、またこれらの繊維から構成された低融点成分と
高融点成分から構成される複合繊維は特に好ましく用い
られる。またこれらの合成繊維は2種以上を併用して用
いることもできる。使用する合成繊維の配合比率が増加
すれば、寸法安定性は良好になる傾向にあるが筆記性、
合成繊維の分散性等の問題のため、合成繊維の使用量は
3〜70%の範囲が好ましく、より好ましくは5〜50
%の範囲で使用される。本発明に使用される合成繊維の
繊維長は50mm以下の長さのものが好ましい。50m
mを超えると抄紙原料として水懸濁液に分散し難く、フ
ロックを形成して均一な地合いの紙が得られない。
【0011】本発明の効果を阻害しない限りにおいてバ
インダーもしくは内添サイズ剤、外添サイズ剤は特に制
限されずに使用できる。バインダーとしては、例えば酸
化澱粉、酵素変性澱粉、カチオン変性澱粉、エステル澱
粉、エーテル澱粉等の澱粉類、メチルセルロース、エチ
ルセルロース、カルボキシメチルセルロース、メトキシ
セルロース、ヒドロキシセルロース、完全(または部
分)鹸化ポリビニルアルコール、カルボキシ変性ポリビ
ニルアルコール、珪素変性ポリビニルアルコール等のポ
リビニルアルコール類、ポリアクリルアミド、ポリビニ
ルピロリドン、アクリル酸アミド・アクリル酸エステル
共重合体、アクリル酸アミドアクリル酸エステル・メタ
クリル酸共重合体、スチレン・無水マレイン酸共重合体
のアルカリ塩、イソブチレン・無水マレイン酸共重合体
アルカリ塩、カゼイン等の水溶性高分子、ポリ酢酸ビニ
ル、ポリウレタン、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸エ
ステル、ポリブチルメタクリレート、スチレン・ブタジ
エン共重合体、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体スチレ
ン・ブタジエン・アクリル系共重合体等のラテックス等
があげられる。また、サイズ剤としては、ロジン系サイ
ズ剤、アルケニルコハク酸無水物等適宜使用することが
できる。
【0012】また、本発明の効果を阻害しない限りにお
いて有機及び無機の填料が使用可能である。例えば、カ
オリン、タルク、クレー、炭酸カルシウム、焼成クレ
ー、酸化チタン、珪藻土、微粒子状無水シリカ、活性白
土、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、水酸化アルミニウ
ム、硫酸亜鉛、硫酸バリウム、二酸化珪素、コロイダル
シリカ等の無機顔料、尿素ホルマリン樹脂フィラー、ナ
イロンパウダー、ポリエチレンパウダー等の有機顔料が
あげられる。
【0013】本発明で処理される金属ロール温度は、2
0℃〜300℃が好ましい。ロール温度が20℃未満で
あると、外気温度の影響もあるが、概してロールの表面
が結露し、操業上問題が起きやすい。また、ロール温度
の最適温度域は加圧速度により、支持体へ伝えられる熱
量が変化するので、300℃以下の温度でも、加圧速度
が遅ければ、ブリスターが発生することもある。しかし
ながら、概して300℃を越えると、支持体の水分が一
気に気体となり、支持体中で急激に体積が膨れることに
より支持体の一部が部分的に剥離し、表面が膨れるブリ
スター現象を起こし、均一な基材が得られない。
【0014】本発明における加圧速度は、上述のごとく
温度との関連が大きく、厳密には決定できないが、1〜
500m/分が望ましい。ちなみに500m/分を超え
ると基材に伝わる温度と圧力が十分でなく、所望する効
果が得られにくい。
【0015】加圧時の支持体の水分は2〜15%が好ま
しく、より好ましくは5〜10%である。ちなみに、2
%未満であると繊維と繊維の絡まりが悪く、効果が得ら
れず、15%を超えると繊維が膨潤し過ぎ、一部分が伸
ばされてような現象がおき、均一な基材が得られない。
【0016】本発明の加圧条件のニップ線圧が200k
g/cm未満の場合は本発明の所望する効果は得られ
ず、3500kg/cmを越えると、かえって基材がも
ろくなり商品価値がなくなってしまう。
【0017】この金属ロールと金属ロールによって形成
されるニップ部を通した基材は表面が平滑で、透気度の
高いものが得られ、剛弾性も優れているので、カッター
の表面に印刷層や保護層等を問題無く形成することがで
きる。
【0018】加圧するのに用いる金属ロールは幅方向に
渡って均一な圧力が加わるように適切なクラウンを持た
せることが好ましい。
【0019】本発明の紙の厚みは抄紙条件を調整するこ
とにより、任意の厚さの紙が得られるが、一般に抄紙機
では最低量を1回抄紙しても生産量は大量となるが、厚
みの厚い紙を得ようとするには、基材を重ねて高圧処理
すると貼りあわすことができ、任意の厚さの紙カッター
用基紙を得ることができる。これは、紙を重ねて、金属
ロールと金属ロールによって形成されるニップ部に線圧
が200kg/cm〜3500kg/cm条件で、加圧
すると、支持体のパルプ繊維同士が高圧によって接触
し、お互いに絡まりあうとともに各繊維中の分子間の水
素結合が働き、紙が接着されると考えられる。
【0020】
【実施例】以下に実施例を示し、本発明をより具体的に
説明するが、勿論これらに限定されるものではない。な
お、特に断らないかぎり実施例中の「部」及び「%」
は、それぞれ「重量部」及び「重量%」を示す。
【0021】実施例1 原料パルプとしてLBKPが100%の配合パルプをC
SF510mlに調整し、パルプに対してアルケニルコ
ハク酸無水物(商品名;ファイブラン81 荒川化学社
製)0.05%、カチオン澱粉(商品名;ケートF 王
子コーンスターチ社製)0.7%を添加し、さらに、紙
灰分で14%になるようタルクを添加して紙料を調製
し、長網多筒抄紙機で抄紙した。なお、抄紙の工程で澱
粉(商品名;エースA 王子コーンスターチ社製)6.
5%液を固形分で両面あわせて2g/m2 になるように
サイズプレスした。この紙の紙水分は5.5%、米坪は
262g/m2 、紙厚は296μmであった。この紙を
金属ロールと金属ロールで形成されるニップ部に金属ロ
ール温度150℃、線圧1000kg/cm、速度20
m/分の条件で加圧処理した。得られた紙カッター用基
材の紙厚は186μmであり、緊度は1.41であっ
た。
【0022】実施例2 原料パルプとしてNBKP/LBKPが2/8の配合パ
ルプをCSF490mlに、ポリエチレンテレフタレー
ト主体繊維(商品名;テピルスTA04N(3d×5m
m)帝人社製)を42.9%加えた紙料を調整し、全パ
ルプに対してロジン系サイズ剤を0.3%、硫酸バンド
を1.8%し添加して紙料を調製し、長網多筒抄紙機で
抄紙した。なお、抄紙の工程で澱粉(商品名;エースA
王子コーンスターチ社製)/PVA(商品名;117
クラレ社製)5/1の6.5%液を固形分で両面あわ
せて2g/m2 となるようにサイズプレスした。この紙
の紙水分は5.5%、米坪は338g/m2 、紙厚は4
12μmであった。この紙を金属ロールと金属ロールで
形成されるニップ部に金属ロール温度150℃、線圧1
000kg/cm、速度20m/分の条件で加圧処理し
た。得られた紙カッター用基材の紙厚は249μmであ
り、緊度は1.36であった。
【0023】実施例3 原料パルプとして、462mlに調整したLBKPを6
0部、ポリプロピレンの芯部とポリエチレンの被覆部と
からなる鞘型繊維(商品名;ESC8642×5(2d
×5mm) チッソ社製)を40部加えた紙料を調整
し、長網多筒抄紙機で抄紙した。この紙の米坪は156
g/m2 、紙厚403μmであった。また、原料パルプ
としてNBKP/LBKPが2/8の配合パルプをCS
F500mlに調製し、パルプに対してロジン系サイズ
剤を0.3%、硫酸バンドを1.8%添加し、さらに紙
灰分で9.7%になるようタルクを添加して紙料を調製
し、長網多筒抄紙機で抄紙した。なお、抄紙の工程で澱
粉(商品名;エースA 王子コーンスターチ社製)6.
5%液を固形分で両面あわせて2g/m2 となるように
サイズプレスした。この紙の米坪は140g/m2 の紙
厚は175μmでった。140g/m2 の紙2枚の間に
先に抄紙した紙を挟み込み、金属ロール温度120℃、
線圧1000kg/cmの条件下で処理した。得られた
紙カッター用基材の紙厚は373μmであり、緊度は
1.17であった。 比較例1 実施例1で抄紙した紙に線圧を50kg/cm、金属ロ
ール温度を50℃にした以外は実施例1と同様な処理を
行った。得られた紙の緊度は0.99であった。
【0024】比較例2 原料パルプとしてLBKPが100%のパルプをCSF
500mlに調整し、パルプに対してロジン系サイズ剤
を0.3%、硫酸バンドを1.8%添加し、さらに紙灰
分16.0%になるようタルクを添加して紙料を調製
し、長網多筒抄紙機で抄紙した。得られた紙の水分は
5.5%、米坪は90g/m2 、紙厚124μmであっ
た。この紙を、金属ロールと金属ロールで形成されるニ
ップ部に、線圧1000kg/cm、金属ロール温度2
50℃、速度100m/分の条件下で通した。得られた
紙の紙厚は64μmであり、緊度は1.41であった。
【0025】(刃の切れ味評価) 刃の作成:得られた基紙の横(流れと直角)方向に刃が
並ぶように打ち抜き型を作り、一定の幅で打ち抜く。得
られた刃は刃先を残して下の部分に補強のためのコート
板紙に貼りつける。 アルミホイルの切れ味:刃と直角にアルミホイルをか
け、約100mm毎に1〜100回切断し、アルミホイ
ルが切れなくなった時点を終点とする。
【0026】 (1)50回未満で切れなくなる。・・× (2)50〜100回切れ味が変わらない。・・△ (3)100回以上切れ味が変わらない。・・○
【0027】実施例1〜3及び比較例1、2の刃の切れ
味の評価結果を表1に示す。
【0028】
【表1】 (効果)本発明は、使用者に怪我をさせずに、収納カー
トンと共に、リサイクルが可能になり、また、一般廃品
回収物として焼却処分も可能となる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙を金属ロールと金属ロールによって形成
    されるニップ部に線圧200〜3500kg/cmの加
    圧条件下で通し100〜500μmの厚みとしたことを
    特徴とする紙カッター用基紙。
  2. 【請求項2】加圧処理後の基紙の緊度が1.0〜1.5
    g/cm3 である請求項1記載の紙カッター用基紙。
  3. 【請求項3】紙が樹脂を含浸した請求項1または2項記
    載の紙カッター用基紙。
  4. 【請求項4】加圧条件が500〜3500kg/cmで
    ある請求項1〜3のいずれか一項記載の紙カッター用基
    紙。
  5. 【請求項5】紙を金属ロールと金属ロールによって形成
    されるニップ部に線圧200〜3500kg/cmの加
    圧条件下で通した紙カッター用基紙を、刃の形状に打ち
    抜き加工したことを特徴とする紙カッター。
JP17207797A 1997-06-27 1997-06-27 紙カッター用基紙およびその基紙を用いた紙カッター Pending JPH1112995A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17207797A JPH1112995A (ja) 1997-06-27 1997-06-27 紙カッター用基紙およびその基紙を用いた紙カッター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17207797A JPH1112995A (ja) 1997-06-27 1997-06-27 紙カッター用基紙およびその基紙を用いた紙カッター

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1112995A true JPH1112995A (ja) 1999-01-19

Family

ID=15935119

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17207797A Pending JPH1112995A (ja) 1997-06-27 1997-06-27 紙カッター用基紙およびその基紙を用いた紙カッター

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1112995A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6537680B1 (en) Paper or paperboard laminate and method to produce such a laminate
EP1160379B2 (en) Paper for use in molding
JPH06156878A (ja) クッション性紙管
NZ522113A (en) Paper or paperboard laminate and method of producing such a laminate
JP2008087765A (ja) 断熱性紙製容器および断熱性紙製容器に用いる原材料シート
JP2002201598A (ja) 成形加工原紙及びそれを用いた紙製成形容器
JP6502741B2 (ja) 多層紙及び多層紙の製造方法
JP5580586B2 (ja) 多層抄き板紙
JP5653683B2 (ja) 補強シート及びこれを用いたシート状構造材
EP0812956A1 (en) High performance paper and process for producing the same
JP7205385B2 (ja) 紙基材、紙製シート、カップ状包装容器およびその製造方法
JP2002266294A (ja) 成形容器用原紙及びそれを用いた成形容器
JPH1112995A (ja) 紙カッター用基紙およびその基紙を用いた紙カッター
CN111893802A (zh) 纸筒用原纸及纸筒
JP5190429B2 (ja) 発泡性の成形用シート及びそれを用いた嵩高成形体並びにその製造方法
JP2002200726A (ja) 成形加工原紙
JP3997713B2 (ja) 成形加工原紙
JP7533267B2 (ja) 深絞り成形加工用原紙および深絞り成形品
JP7533348B2 (ja) 深絞り成形加工用原紙および深絞り成形品
JP7559669B2 (ja) 深絞り成形加工用原紙および深絞り成形品
JPH1181186A (ja) 寸法安定性の優れた紙
JPH10219588A (ja) 低密度塗工シート
JP2000085085A (ja) 成形用積層体およびそれを用いた内装部品
JPH091974A (ja) 選挙用投票用紙
JP2022153685A (ja) バリアシートの製造方法およびバリアシート