JPH11129458A - 液体噴射記録装置 - Google Patents

液体噴射記録装置

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JPH11129458A
JPH11129458A JP9312802A JP31280297A JPH11129458A JP H11129458 A JPH11129458 A JP H11129458A JP 9312802 A JP9312802 A JP 9312802A JP 31280297 A JP31280297 A JP 31280297A JP H11129458 A JPH11129458 A JP H11129458A
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recording
unit
liquid
liquid jet
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JP9312802A
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Manabu Sueoka
学 末岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録素子ユニットと駆動素子ユニットとを圧
接して電気的に接続するようにした記録素子交換型式の
液体噴射記録装置において、両ユニットの電気的接続部
に塵埃等を挟み込むことなく良好な電気的な接続を行な
うことができる液体噴射記録装置を提供する。 【解決手段】 複数の記録素子および吐出口、液流路を
配設した記録素子ユニットPに粘着ローラ10を取り付
け、駆動素子22や電極端子23を配設した駆動素子ユ
ニットDに対して記録素子ユニットPをスライド移動さ
せて、両ユニットの電極端子6、23を接続させる際
に、記録素子ユニットPの粘着ローラ10は駆動素子ユ
ニットDの電極端子23に接触しながら回転することに
より、駆動素子ユニットDの電極端子23上の塵埃を除
去する。そして、両ユニットの電極端子6、23の電気
的接続は塵埃を挟み込むことなく良好に行なわれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インク等の記録液
を吐出口から微小液滴として吐出飛翔させて被記録媒体
に記録を行なう液体噴射記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液体噴射記録方式は、液体噴射記録ヘッ
ドに配設された吐出口(オリフィス)からインク等の記
録液を微小液滴として吐出させ、これを紙等の被記録媒
体に付着させて記録を行なう方式であり、騒音の発生が
極めて少なく、かつ高速記録が可能である。なかでも、
熱エネルギーをインク等の記録液に作用させて、記録液
を急激に加熱して膜沸騰現象が生じさせることにより気
泡を発生させ、この気泡の体積膨脹により液流路内の記
録液を吐出口から微小液滴として噴射し、気泡の消滅時
に液室から液流路内に記録液を導入するようにした型式
の液体噴射記録ヘッドは、記録信号に対する応答性が良
いことおよび高マルチ化が容易であること等の利点を有
している。
【0003】この種の液体噴射記録ヘッドの代表的な構
成例を図7および図8に示す。液体噴射記録ヘッドを構
成する記録ヘッドエレメントEは、図7に図示するよう
に、素子基板101に絶縁層を形成し、その上に吐出エ
ネルギー発生素子である電気熱変換素子としての発熱抵
抗体(以下、発熱素子または記録素子ともいう。)10
2とそれに通電するための配線(図示しない)およびそ
の端部の電極(接続)端子106が配設されている。こ
の素子基板101上の発熱抵抗体102に対応する部位
には液流路103を有し、この液流路103の一方は開
口して吐出口(オリフィス)105を形成し、他方は共
通液室104に連通している。共通液室104にはイン
ク等の記録液の供給を受ける液受け口104a、104
b(104aのみ図示する)が設けられている。また、
記録ヘッドエレメントEを組み込んだ記録素子ユニット
Pは、図8に模式的に図示するように、位置決めピン1
09aと位置決め穴109bを有するベースプレート1
08に、図7に図示する記録ヘッドエレメントEが所定
の位置に精度良く貼り合わされている。さらに記録ヘッ
ドエレメントEの共通液室104に記録液を導入するた
めの供給部材107a、107bが液受け口104a、
104bに連通するように取り付けられ、別に付設され
ている記録液貯蔵タンク(図示しない)から記録液を供
給する。
【0004】このように記録素子ユニットPに複数の発
熱素子を配置して、複数のドットの記録を同時に行なう
場合には、発熱素子のそれぞれについて個別にON−O
FFを制御しなければならず、このような制御を行なう
ための手段は、通常、記録素子ユニットPの基板とは別
個の基板に発熱素子のそれぞれを個別にON−OFFの
駆動を行なう駆動素子を形成して、この基板を記録素子
ユニットの基板と電気的に接続して一体化している。例
えば、図9の(a)および(b)に図示するように、複
数の発熱素子252を配設した記録素子ユニットの素子
基板251と、駆動素子255を配設した基板254と
をそれぞれの電極端子253、256をボンディングワ
イヤ257により接続することにより一体化して構成し
ている。また、発熱素子のそれぞれを個別にON−OF
Fの駆動を行なう駆動素子を記録素子ユニット内に形成
する方法などもある。
【0005】しかし、このように、記録素子ユニットと
駆動素子を固定的に接続した場合、発熱素子や駆動素子
のいずれか一部に不良が生じると全体が作動しなくなっ
てしまうという問題があった。
【0006】そこで、この問題を解決するために、図1
0に図示するように、記録素子ユニットPと発熱素子を
駆動するための駆動素子122を配置した駆動素子ユニ
ットDとを分離し、記録素子ユニットPの電極端子10
6と、駆動素子ユニットDの電極端子123を互いに圧
接することによって電気的接続を行ない、各ユニット
P、Eを着脱可能とした型式の記録装置が提案されてい
る。
【0007】図10において、駆動素子ユニットDは、
支持板121上に、駆動素子122を配設するとともに
記録素子ユニットPの記録素子に接続される電極端子1
23が形成された駆動素子配列基板124と、ボンディ
ングワイヤ126等によって駆動素子配列基板124に
接続される回路基板125を固定することにより構成さ
れており、回路基板125にはケーブル128により外
部から駆動信号やエネルギー発生電力が供給される。ま
た、駆動素子ユニットDには、記録素子ユニットPとの
位置を規定するための位置決めピン127aと位置決め
穴127bが設けられている。一方、記録素子ユニット
Pは、図7および図8に図示するように、ベースプレー
ト108に記録ヘッドエレメントEを貼り合わせたもの
であり、さらに電気的接続のための電極端子106が設
けられており、記録素子ユニットPの電極端子106と
駆動素子ユニットDの電極端子123は、図10の
(b)に示すように圧接された状態で接続される。
【0008】このように記録素子ユニットPを駆動素子
ユニットDに対して着脱交換可能に装着する記録素子交
換型式の記録装置においては、記録素子ユニットに故障
が生じたり、あるいは寿命により記録不能になった場
合、記録素子ユニットのみを交換するだけで良いために
コスト的に大変有利である。
【0009】このような記録素子交換型式の記録装置に
おける電気接続機構を図11に図示する。図11の
(a)は記録素子ユニットPを駆動素子ユニットDに対
して接続前の電気接続機構の状態を示し、同(b)は両
ユニットを電気的に接続した状態の電気接続機構を示
す。
【0010】図11において、電気接続機構30は、駆
動素子ユニットDを載置する基台31とこの基台31上
の支柱31aに保持された回転軸32を中心に回転しう
るように設けられた圧着板33とからなり、電気接続機
構30の前端部分において、基台31の下面および圧着
板33の上面には横方向に延びるガイド溝34、35が
それぞれ設けられ、電気接続機構30の後端部部分に
は、図示しないレバーによって回転されるカム37が設
けられており、カム37を図11の(a)に示す位置か
ら同図(b)に示す位置へ回転させることにより、圧着
板33は回転軸32を中心にして反時計方向に回転する
ように構成されている。また、圧着板33の前方部分に
は押さえばね36が取り付けられており、この押さえば
ね36は、記録素子ユニットPに当接してこれを駆動素
子ユニットDに押し付け、記録素子ユニットPの電極端
子を駆動素子ユニットDの電極端子に圧接させて電気的
に接続させる作用をする。
【0011】記録素子ユニットPの液吐出面側には前面
プレート38が固定され、この前面プレート38の上方
部分および下方部分はそれぞれコ字状に折り曲げられ
て、折り曲げ片38bおよび38aを形成する。
【0012】以上のように構成された電気接続機構30
を用いて記録素子ユニットPの電極端子を駆動素子ユニ
ットDの電極端子に接続させる際に、駆動素子ユニット
Dを基台31の所定の位置に載置し、そして、記録素子
ユニットPに固定した前面プレート38の折り曲げ片3
8a、38bを、図11の(a)の状態にある電気接続
機構30の基台31および圧着板33のガイド溝34、
35にそれぞれ横方向から挿入し、ガイド溝34、35
に沿ってスライドさせて記録ユニットPを挿入する。そ
の後、記録素子ユニットPが駆動素子ユニットDに対す
る所定の位置に達したとき、カム32に連結されたレバ
ー(不図示)を回転させることで、カム32を回転させ
て、図11の(b)に示すように、圧着板33を回転軸
32を中心として反時計方向に回転させ、圧着板33の
先端部分を基台31の方へ回動させる。この圧着板33
の反時計方向の回動により、圧着板33の前方部分に固
定されている押さえばね36は、記録素子ユニットPに
当接してこれを下方に(図11の(b)において)押圧
する。このようにして、記録素子ユニットPの電極端子
と駆動素子ユニットDの電極端子は、図10の(b)に
示すように、所望の押圧力で押圧されて接続され、両ユ
ニットの電気的接続が行なわれている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような記録素子ユニットと駆動素子ユニットとを圧接し
て電気的に接続するようにし、かつ記録素子ユニットを
着脱交換可能とした記録素子交換型式の液体噴射記録装
置においては、記録素子ユニットが寿命に達し、あるい
はなんらかの不具合により、記録素子ユニットの交換を
行なう場合において、記録素子ユニットと駆動素子ユニ
ットの電気的接続を行なう電極のピッチは非常に細かい
ため、空気中に浮遊する塵埃などが記録素子ユニットと
駆動素子ユニットの電気的接続部に挟み込まれると、良
好な電気的接続を行なうことができなくなるという未解
決な課題があった。
【0014】そこで、本発明は、上記の従来技術の有す
る未解決の課題に鑑みてなされたものであって、記録素
子ユニットと駆動素子ユニットとを圧接して電気的に接
続するようにした記録素子交換型式の液体噴射記録装置
において、両ユニットの電気的接続部に塵埃等を挟み込
むことなく良好な電気的な接続を行なうことができる液
体噴射記録装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の液体噴射記録装置は、外部から入力される
電気的画信号にしたがって液体を吐出するための複数の
記録素子と液体を吐出する吐出口と該吐出口に連通する
液流路とが配設された記録素子ユニットと、前記記録素
子に電気信号を供給して該記録素子を駆動するための駆
動素子が配設された駆動素子ユニットとを有し、前記記
録素子ユニットと前記駆動素子ユニットとを圧接して電
気的に接続するようになし、前記記録素子ユニットを着
脱交換可能とした液体噴射記録装置において、前記記録
素子ユニットの前記駆動素子ユニットに対する装着時
に、前記記録素子ユニットの電気的接続部と前記駆動素
子ユニットの電気的接続部のいずれか一方または両方を
清浄化する清浄手段を具備することを特徴とする。
【0016】本発明の液体噴射記録装置においては、清
浄手段として、記録素子ユニットおよび/または駆動素
子ユニットに設けられた粘着ローラあるいは刷毛状の部
材を設けることが好ましい。
【0017】さらに、清浄手段として、記録素子ユニッ
トと駆動素子ユニットを接続するための接続ユニットに
設けられた圧縮空気吹き出し手段を設けることが好まし
く、また、記録素子ユニットと駆動素子ユニットを接続
するための接続ユニットに設けられた圧縮空気吹き出し
手段は記録素子基板の装着時の移動に応じて空気を圧縮
する手段を有し、記録素子ユニットまたは駆動素子ユニ
ット上には他方のユニットの電気接続部に対応するよう
に配設した空気吹き出しノズルを設け、該空気吹き出し
ノズルは前記空気を圧縮する手段に連通しうるように構
成することができる。
【0018】そして、本発明の液体噴射記録装置におい
て、液体噴射記録ヘッドは記録素子および吐出口が記録
幅全域にわたって配置されているフルラインタイプが好
適である。
【0019】
【作用】外部から入力される電気的画信号にしたがって
液体を吐出するための複数の記録素子が配設された記録
素子ユニットと、記録素子に電気信号を供給して該記録
素子を駆動するための駆動素子が配設された駆動素子ユ
ニットとを有し、前記記録素子ユニットと前記駆動素子
ユニットとを圧接して電気的に接続するようになし、前
記記録素子ユニットを着脱交換可能とした液体噴射記録
装置において、記録素子ユニットおよび/または駆動素
子ユニットに粘着ローラまたは刷毛状の部材等の清浄手
段を設けることにより、記録素子ユニットと駆動素子ユ
ニットの電気的接続を行なう時の両ユニットの相対的な
スライド移動によって、前記清浄手段が、記録素子ユニ
ットの電気的接続部あるいは駆動素子ユニットの電気的
接続部に付着しているの塵埃を除去して清浄化すること
ができ、塵埃などを電気的接続部に挟み込むことなく良
好な電気的接続を行なうことができ、信頼性の高い液体
噴射記録装置を得ることができる。
【0020】さらに、記録素子ユニットと駆動素子ユニ
ットを接続するための接続ユニットに圧縮空気吹き出し
手段を設け、記録素子基板の装着時の移動に応じて空気
を圧縮するようになし、そして記録素子ユニットまたは
駆動素子ユニット上には他方のユニットの電気接続部に
対応するように配設した空気吹き出しノズルを設け、該
空気吹き出しノズルを空気圧縮手段に連通しうるように
構成することによって、記録素子ユニットと駆動素子ユ
ニットの電気的接続を行なう時の両ユニットの相対的な
スライド移動によって、記録素子ユニットの電気的接続
部あるいは駆動素子ユニットの電気的接続部に付着して
いるの塵埃を除去して清浄化することができ、塵埃など
を電気的接続部に挟み込むことなく良好な電気的接続を
行なうことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
【0022】図1および図2は、本発明の第1の実施例
を図示するものであって、図1の(a)は液体噴射記録
装置の記録素子ユニットの斜視図であり、同(b)は記
録素子ユニットの要部の側面図であり、図2の(a)は
液体噴射記録装置の記録素子ユニットと駆動素子ユニッ
トの斜視図であり、同(b)は両ユニットの電気的接続
を行なう際に電極端子部を清浄する態様を説明するため
の断面図である。
【0023】図1において、記録ヘッドエレメントE
は、図7に図示した記録ヘッドエレメントと同様の構成
を有し、素子基板1上に形成された吐出エネルギーを発
生させる複数の発熱抵抗体(発熱素子または記録素子)
とそれに対応した複数の吐出口5、5…および複数の液
流路が配置され、さらに液流路に連通する共通液室が設
けられており、発熱素子には一対の電極配線が接続さ
れ、その端部には後述する駆動素子ユニットDと接続す
るための複数の電極端子6が形成されている。この記録
ヘッドエレメントEはベースプレート8上に貼着され
て、記録素子ユニットPを構成する。記録素子ユニット
Pのベースプレート8には、位置決めピン9aと位置決
め穴9b、および粘着ローラ10を装着するための貫通
穴11が設けられている。なお、記録ヘッドエレメント
Eはベースプレート8上の位置決めピン9aと位置決め
穴9bに対する所定の位置に精度良く貼着され、その後
に共通液室に連通するインク等の記録液の供給部材7
a、7bが取り付けられている。さらに、ベースプレー
ト8の貫通穴11には粘着ローラ10が取り付けられ、
ベースプレート8の記録液吐出面側には前面プレート
(図1には図示しない。図11参照)が取り付けられ
る。
【0024】粘着ローラ10を装着するためのベースプ
レート8の貫通穴11は、電気接続機構(図11参照)
を用いて記録素子ユニットPを駆動素子ユニットDに対
してスライドさせて装着する際に、スライド方向の前方
部分であって、記録素子ユニットPの電極端子6列の延
長線上、すなわち駆動素子ユニットDの電極端子に対応
する部位に設けられており、粘着ローラ10を回転しう
るように粘着ローラ10の軸部12を保持する溝部13
が貫通穴11の側壁に形成されている。粘着ローラ10
の取り付けは、粘着ローラ10の軸部12を貫通穴11
の溝部13に挿入し、その後に、一端部をベースプレー
ト8に固定した板ばね14を粘着ローラ10の軸部12
に当接させ、軸部12を図1の(b)において上方に付
勢する。したがって、粘着ローラ10は、ベースプレー
ト8に対して回動自在でしかも上下動可能に保持され
る。
【0025】一方、駆動素子ユニットDは、図2の
(a)に図示するように、支持板21上に、駆動素子2
2を配設するとともに電極端子23が形成された駆動素
子配列基板24と、ボンディングワイヤ26等によって
駆動素子配列基板24に接続された回路基板25を固定
することにより構成されており、回路基板25にはケー
ブル28により外部から駆動信号やエネルギー発生電力
が供給される。また、駆動素子ユニットDには記録素子
ユニットPとの位置を規定するための位置決めピン27
aと位置決め穴27bが設けられている。
【0026】これらの記録素子ユニットPと駆動素子ユ
ニットDは、以下に説明するように、記録素子ユニット
Pの電極端子6と駆動素子ユニットDの電極端子23を
互いに圧接された状態で電気的接続が行なわれるととも
に、それぞれの位置決めピン9a、27aと位置決め穴
9b、27bを係合させる。
【0027】そこで、前面プレートを取り付けた記録素
子ユニットPと駆動素子ユニットDとの電気的接続なら
びに電極端子部の清浄について、図2および図11に基
づいて説明する。記録素子ユニットPは、図11に図示
する電気接続機構30を用いて、駆動素子ユニットDに
対する電気的接続が行なわれる。図11に関連して先に
説明したように、駆動素子ユニットDを基台31の所定
の位置に載置するとともに、記録素子ユニットPをその
前面プレート38の折り曲げ片38a、38bを基台3
1と圧着板33に設けたガイド溝34、35の横方向か
ら挿入する。そして、記録素子ユニットPをガイド溝3
4、35に沿って図2の(b)における矢印A方向にス
ライドさせる。この記録素子ユニットPの矢印A方向へ
のスライドにしたがって、記録素子ユニットPに設けて
ある粘着ローラ10は、駆動素子ユニットD上の電極端
子23に接触しながら回転して移動する。このとき、粘
着ローラ10は、板ばね14により図2の(b)におい
て上下動可能に下方に付勢されて保持されているため
に、駆動素子ユニットD上の電極端子23の表面に確実
に接触する。したがって、駆動素子ユニットDの電極端
子23に付着している塵埃は、粘着ローラ10の粘着層
に付着され除去される。このように、電気接続機構30
において、記録素子ユニットPを駆動素子ユニットDに
対してスライドさせて装着する際に、記録素子ユニット
Pに設けた粘着ローラ10が駆動素子ユニットD上の電
極端子23に接触して回動し、駆動素子ユニットD上の
電極端子部23に付着している塵埃を完全に除去するこ
とができ、記録素子ユニットPと駆動素子ユニットDの
電気的接続部を確実に安定して行なうことができる。
【0028】また、上記実施例においては、記録素子ユ
ニットPに粘着ローラ10を取り付けて、駆動素子ユニ
ットD上の電極端子部に付着している塵埃を除去するよ
うにしているけれども、図3に図示するように、駆動素
子ユニットDに粘着ローラ10aを取り付けて、記録素
子ユニットPを駆動素子ユニットDに対してスライドさ
せて装着する際に、記録素子ユニットPの電極端子部を
清浄するようにすることもできる。なお、粘着ローラ1
0aの駆動素子ユニットDの支持板21への取り付け
は、先の実施例における粘着ローラ10の取り付け機構
と同様の機構によって行なうことができる。
【0029】さらにまた、記録素子ユニットPおよび駆
動素子ユニットDにそれぞれ粘着ローラ10および10
aを取り付け、これらを組み合わせることにより、記録
素子ユニットPを駆動素子ユニットDに対してスライド
させて装着する際に、それぞれ相手側の電極端子部を同
時に清浄することができるようにすることも可能であ
る。
【0030】また、以上の実施例における粘着ローラに
代えて、図4に図示するように刷毛状の部材10bを取
り付け、この刷毛状の部材10bによって、駆動素子ユ
ニットDあるいは記録素子ユニットPの電極端子部を清
浄するようにしても同様の効果をうることができる。
【0031】次に、本発明の第2の実施例について、図
5および図6を参照して説明する。図5は、図11に図
示する電気接続機構に改良を加えたものであり、同一の
部材や構成には図11と同じ符号を付して詳細な説明は
省略する。
【0032】本実施例は、電気接続機構30に圧縮空気
発生器としてシリンダ40およびピストン41を配設し
たものであり、図5は電気接続機構の断面図であり、図
6の(a)はその構造の要部を説明するための斜視図で
あり、図6の(b)はその平面図である。
【0033】圧縮空気発生器としてのシリンダ40およ
びピストン41は、電気接続機構30の圧着板33の前
方部分において、記録素子ユニットPを押圧する押さえ
ばね36に隣接して、横方向に延びるように圧着板33
に固定されており、シリンダ40には、図6に図示する
ように、その側部に横方向に延びる貫通穴42が設けら
れ、この貫通穴42を介してシリンダ40内のピストン
41に連結される連結部材44は、シリンダ40内のピ
ストン41とともにシリンダ40に沿って移動しうるよ
うに設けられ、そして、記録素子ユニットPを駆動素子
ユニットDへ装着する時にスライド移動する記録素子ユ
ニットPの端面に当接するように形成されている。ま
た、横方向に延びるシリンダ40の貫通穴42は、連結
部材44の移動に伴なって、連結部材44と一体的に移
動あるいは伸縮しうるように形成した、例えば、蛇腹状
の、シール部材43により閉塞され、シリンダ40の左
側端部(図6の(b)において)には小孔を設けて、大
気に連通させてある。そして、ピストン41には、シリ
ンダ40内のピストン41の右側の領域(図6の(b)
におけるC領域)に開口する空気流路41aを設け、連
結部材44にはピストン41の空気流路41aに連通す
る空気流路44aを設けてあり、これらの空気流路41
a、44aはシリンダ40内のC領域に連通する。ピス
トン41および連結部材44は、電気接続機構30に記
録素子ユニットPが挿入される前の通常時には、ばね付
勢等によって、図6においてシリンダ40の左端部に位
置するように規制される。
【0034】一方、記録素子ユニットPのベースプレー
ト8には、記録素子ユニットPの装着時(記録素子ユニ
ットPの前面プレート38の折り曲げ片38a、38b
をガイド溝34、35に沿ってスライド移動させると
き)に、連結部材44の空気流路44aの開口部に当接
する位置に開口部47を設け、そして、記録素子ユニッ
トPのスライド移動時に駆動素子ユニットDの電極端子
部に空気を吹き付けるように空気吹き出しノズル45を
設けてあり、空気吹き出しノズル45と開口部47は空
気流路46を介して連通させてある。なお、連結部材4
4の空気流路44aの開口部または記録素子ユニットP
の開口部47に弾性状のOリングを付設しておくと空気
流路の結合をスムーズに行なわせることができる。
【0035】以上の構成により、記録素子ユニットPを
電気接続機構30へ挿入して駆動素子ユニットDと電気
的接続をさせるべくスライド移動させる際に、記録素子
ユニットPに設けられた空気流路46の開口部47は連
結部材44の空気流路44aの開口部に当接し、記録素
子ユニットPの空気吹き出しノズル45は、空気流路4
6、44a、41aを介して、シリンダ40内のピスト
ン41の右側のC領域と連通された状態となる。そし
て、以後、記録素子ユニットPの矢印B(図6参照)方
向へのスライド移動にしたがって、連結部材44および
連結部材44に連結されたピストン41も同様に矢印B
方向に押圧され移動する。このとき、シリンダ40内の
ピストン41の右側のC領域内の空気は圧縮され、C領
域内の空気は、ピストン41の空気流路41aから連結
部材44の空気流路44aおよび空気流路46を介して
空気吹き出しノズル45に流れ、空気吹き出しノズル4
5から空気を吹き出す。したがって、空気吹き出しノズ
ル45は、記録素子ユニットPを電気接続機構30へ挿
入して駆動素子ユニットDへ装着する時に常に空気を吹
き出しながら、駆動素子ユニットDの電極端子部上に沿
って移動し、その結果、駆動素子ユニットDの電極端子
部上の塵埃を吹き飛ばして除去し、駆動素子ユニットD
の全ての電極端子部を清浄にする。
【0036】以上のように、本発明によれば、記録素子
ユニットと駆動素子ユニットとを圧接してそれぞれの電
極端子部を電気的に接続するようにした記録素子交換型
式の液体噴射記録装置において、記録素子ユニットが寿
命に達し、あるいはなんらかの不具合により、記録素子
ユニットの交換を行なう場合において、記録素子ユニッ
トと駆動素子ユニットの電気的接続を行なう際に、同時
に電極端子部の塵埃を完全に除去することができ、空気
中に浮遊する塵埃などを電気的接続部に挟み込むことな
く良好な電気的接続を行なうことができて、信頼性の高
い液体噴射記録装置を得ることができる。
【0037】次に、本発明を適用した液体噴射記録装置
について、図12に基づいて説明する。図12はフルカ
ラー記録が可能なライン型の液体噴射記録ヘッドを複数
個(図示の例では4個)備えた液体噴射記録ヘッドの模
式的斜視図である。
【0038】図12において、302、303は紙等の
被記録媒体304を挟持し、矢印Fで示す方向へ被記録
媒体304を搬送するローラーであり、301B、30
1Y、301Mおよび301Cはそれぞれ被記録媒体3
04の略全幅にわたって吐出口が配列されたフルライン
型の液体噴射記録ヘッドである。
【0039】フルカラー記録の場合、4個の記録ヘッド
301から吐出されるインク色として、例えば、ブラッ
ク、イエロー、マゼンタ、シアンが用いられ、被記録媒
体304の搬送方向の上流側からこの順序で配置され、
記録ヘッド装着部305は相互位置関係を規制されて装
着された構成となっている。
【0040】また、本発明は、特に液体噴射記録方式の
中で熱エネルギーを利用して飛翔液滴を形成し、記録を
行なう、いわゆるインクジェット記録方式の記録ヘッ
ド、記録装置において、優れた効果をもたらすものであ
る。
【0041】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されており、本発明はこれらの基
本的な原理を用いて行なうものが好ましい。この記録方
式はいわゆるオンデマンド型、コンティニュアス型のい
ずれにも適用可能である。
【0042】この記録方式を簡単に説明すると、記録液
(インク)が保持されているシートや液流路に対応して
配置されている吐出エネルギー発生素子である電気熱変
換体に駆動回路より吐出信号を供給する、つまり、記録
情報に対応して記録液(インク)に核沸騰現象を越え、
膜沸騰現象を生じるような急速な温度上昇を与えるため
の少なくとも一つの駆動信号を印加することによって、
熱エネルギーを発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜
沸騰を生じさせる。このように記録液(インク)から電
気熱変換体に付与する駆動信号に一対一に対応した気泡
を形成できるため、特にオンデマンド型の記録法には有
効である。この気泡の成長、収縮により吐出口を介して
記録液(インク)を吐出させて、少なくとも一つの滴を
形成する。この駆動信号をパルス形状とすると、即時適
切に気泡の成長収縮が行なわれるので、特に応答性に優
れた記録液(インク)の吐出が達成でき、より好まし
い。このパルス形状の駆動信号としては、米国特許第4
463359号明細書、同第4345262号明細書に
記載されているようなものが適している。なお、上記熱
作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第4313
124号明細書に記載されている条件を採用すると、さ
らに優れた記録を行なうことができる。
【0043】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液流路、電気熱変換
体を組み合わせた構成(直線状液流路又は直角液流路)
の他に、米国特許第4558333号明細書、米国特許
第4459600号明細書に開示されているように、熱
作用部が屈曲する領域に配置された構成を持つものにも
本発明は有効である。
【0044】加えて、複数の電気熱変換体に対して、共
通するスリットを電気熱変換体の吐出口とする構成を開
示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギー
の圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開
示する特開昭59−138461号公報に基づいた構成
を有するものにおいても本発明は有効である。
【0045】さらに、本発明が有効に利用される記録ヘ
ッドとしては、記録装置が記録可能である被記録媒体の
最大幅に対応した長さのフルラインタイプの記録ヘッド
がある。このフルラインヘッドは、上述した明細書に開
示されているような記録ヘッドを複数組み合わせること
によってフルライン構成にしたものや、一体的に形成さ
れた一個のフルライン記録ヘッドであってもよい。
【0046】加えて、装置本体に装着されることで、装
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的に設けられたカートリッ
ジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効で
ある。
【0047】また、記録ヘッドに対する回復手段や予備
的な補助手段を付加することは、記録装置を一層安定に
することができるので好ましいものである。これらを具
体的に挙げれば、記録ヘッドに対しての、キャッピング
手段、クリーニング手段、加圧または吸引手段、電気熱
変換体あるいはこれとは別の加熱素子、あるいはこれら
の組み合わせによる予備加熱手段、記録とは別の吐出を
行なう予備吐出モード手段を付加することも安定した記
録を行なうために有効である。
【0048】さらに、記録装置の記録モードとしては黒
色等の主流色のみを記録するモードだけではなく、記録
ヘッドを一体的に構成したものか、複数個の組み合わせ
で構成したものかのいずれでもよいが、異なる色の複色
カラーまたは、混色によるフルカラーの少なくとも一つ
を備えた装置にも本発明は極めて有効である。
【0049】以上の説明においては、インクを液体とし
て説明しているが、室温やそれ以下で固化するインクで
あって、室温で軟化もしくは液体となるもの、あるい
は、インクジェットにおいて一般的に行なわれている温
度調整の温度範囲である30℃以上70℃以下の温度範
囲で軟化もしくは液体となるものでもよい。すなわち、
使用記録信号付与時にインクが液状をなすものであれば
よい。加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温をイン
クの固形状態から液体状態への態変化のエネルギーとし
て使用せしめることで防止するか、または、インクの蒸
発防止を目的として放置状態で固化するインクを用いる
かして、いずれにしても熱エネルギーの記録信号に応じ
た付与によってインクが液化してインク液状として吐出
するものや記録媒体に到達する時点ではすでに固化し始
めるもの等のような、熱エネルギーによって初めて液化
する性質のインクの使用も可能である。このような場合
インクは、特開昭54−56847号公報あるいは特開
昭60−71260号公報に記載されるような、多孔質
シート凹部または貫通孔に液状または固形物として保持
された状態で、電気熱変換体に対して対向するような形
態としてもよい。上述した各インクに対して最も有効な
ものは、上述した膜沸騰方式を実行するものである。
【0050】さらに加えて、インクジェット記録装置の
形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出
力端末として用いられるものの他、リーダ等と組み合わ
せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシミ
リ装置の形態を採るものであってもよい。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録素子ユニットと駆動素子ユニットを有し、記録素子
ユニットを交換可能とした液体噴射記録装置において、
記録素子ユニットと駆動素子ユニットの電気的接続部の
清浄化手段を設けることによって、記録素子ユニットと
駆動素子ユニットの電気的接続を行なう際に同時に電気
的接続面の塵埃を確実に除去することが可能となり、電
気接続を確実に安定して行なうことができ、その結果、
信頼性の高い液体噴射記録装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1の実施例における液体噴
射記録装置の記録素子ユニットの斜視図であり、(b)
は記録素子ユニットの要部の側面図である。
【図2】(a)は本発明の第1の実施例における液体噴
射記録装置の記録素子ユニットと駆動素子ユニットの斜
視図であり、(b)は両ユニットの電気的接続を行なう
際に電気接続部を清浄する態様を説明するための断面図
である。
【図3】本発明の第1の実施例の変形例における駆動素
子ユニットの斜視図である。
【図4】本発明の第1の実施例の他の変形例における記
録素子ユニットの斜視図である。
【図5】本発明の第2の実施例における記録素子ユニッ
トと駆動素子ユニットを接続するための電気接続機構の
概略図である。
【図6】(a)は本発明の第2の実施例における電気接
続機構と記録素子ユニットとの関係を説明するための斜
視図であり、(b)はその平面図である。
【図7】従来の液体噴射記録装置における記録ヘッドエ
レメントの斜視図である。
【図8】従来の液体噴射記録装置における記録素子ユニ
ットの斜視図である。
【図9】従来の液体噴射記録装置における記録素子ユニ
ットと駆動素子ユニットの電気接続関係の一例を示す図
であり、(a)はその平面図であり、(b)はその側面
図である。
【図10】従来の液体噴射記録装置における記録素子ユ
ニットと駆動素子ユニットの電気接続関係の他の例を示
す図であり、(a)はその斜視図であり、(b)は模式
的断面図である。
【図11】(a)および(b)は記録素子ユニットと駆
動素子ユニットを接続するための従来の電気接続機構の
概略図である。
【図12】本発明を適用した液体噴射記録ヘッドの模式
的斜視図である。
【符号の説明】
E 記録ヘッドエレメント P 記録素子ユニット D 駆動素子ユニット 1 素子基板 6 電極端子 8 ベースプレート 10 粘着ローラ 10a 粘着ローラ 10b 刷毛状の部材 11 貫通穴 14 板ばね 22 駆動素子 23 電極端子 24 駆動素子配列基板 30 電気接続機構 31 基台 33 圧着板 34、35 ガイド溝 36 押さえばね 38 前面プレート 40 シリンダ(圧縮空気発生器) 41 ピストン(圧縮空気発生器) 44 連結部材 45 空気吹き出しノズル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から入力される電気的画信号にした
    がって液体を吐出するための複数の記録素子と液体を吐
    出する吐出口と該吐出口に連通する液流路とが配設され
    た記録素子ユニットと、前記記録素子に電気信号を供給
    して該記録素子を駆動するための駆動素子が配設された
    駆動素子ユニットとを有し、前記記録素子ユニットと前
    記駆動素子ユニットとを圧接して電気的に接続するよう
    になし、前記記録素子ユニットを着脱交換可能とした液
    体噴射記録装置において、 前記記録素子ユニットの前記駆動素子ユニットに対する
    装着時に、前記記録素子ユニットの電気的接続部と前記
    駆動素子ユニットの電気的接続部のいずれか一方または
    両方を清浄化する清浄手段を具備することを特徴とする
    液体噴射記録装置。
  2. 【請求項2】 清浄手段は、記録素子ユニットおよび/
    または駆動素子ユニットに設けられた粘着ローラである
    ことを特徴とする請求項1記載の液体噴射記録装置。
  3. 【請求項3】 清浄手段は、記録素子ユニットおよび/
    または駆動素子ユニットに設けられた刷毛状の部材であ
    ることを特徴とする請求項1記載の液体噴射記録装置。
  4. 【請求項4】 清浄手段は、記録素子ユニットと駆動素
    子ユニットを接続するための接続ユニットに設けられた
    圧縮空気吹き出し手段であることを特徴とする請求項1
    記載の液体噴射記録装置。
  5. 【請求項5】 記録素子ユニットと駆動素子ユニットを
    接続するための接続ユニットに設けられた圧縮空気吹き
    出し手段は記録素子基板の装着時の移動に応じて空気を
    圧縮する手段を有し、記録素子ユニットまたは駆動素子
    ユニット上には他方のユニットの電気接続部に対応する
    ように配設した空気吹き出しノズルを設け、該空気吹き
    出しノズルは前記空気を圧縮する手段に連通しうるよう
    に構成したことを特徴とする請求項4記載の液体噴射記
    録装置。
  6. 【請求項6】 記録素子および吐出口が記録幅全域にわ
    たって配置されているフルラインタイプの液体噴射記録
    ヘッドであることを特徴とする請求項1ないし5のいず
    れか1項記載の液体噴射記録装置。
JP9312802A 1997-10-29 1997-10-29 液体噴射記録装置 Pending JPH11129458A (ja)

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