JPH11128395A - トレーニング装置および方法 - Google Patents

トレーニング装置および方法

Info

Publication number
JPH11128395A
JPH11128395A JP30145397A JP30145397A JPH11128395A JP H11128395 A JPH11128395 A JP H11128395A JP 30145397 A JP30145397 A JP 30145397A JP 30145397 A JP30145397 A JP 30145397A JP H11128395 A JPH11128395 A JP H11128395A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load
exerciser
magnitude
pattern
training
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30145397A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Sotokoshi
康之 外越
Hiromi Kinoshita
弘美 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP30145397A priority Critical patent/JPH11128395A/ja
Publication of JPH11128395A publication Critical patent/JPH11128395A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rehabilitation Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】運動者の身体データに基づいて負荷パターンの
負荷の大きさを自動的に適切なものに変えることのでき
るトレーニング装置および方法を提供する。 【解決手段】体重、年令、男女などの運動者の身体デー
タとトレーニングプログラムを予め入力した後、身体デ
ータに基づいて負荷の大きさを表す縦軸のスケーリング
を行い,さらに複数の負荷パターンの中から上記入力デ
ータに基づいて適切な負荷パターンを選択して表示す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、足踏みペダルを
備えたバイクトレーニング装置など、室内外で固定した
状態で運動を可能にするトレーニング装置に関し、特に
運動者に適した運動負荷パターンを自動的に設定するこ
とのできるトレーニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】バイクトレーニング装置(エルゴメー
タ)などのトレーニング装置には、例えば、特開昭61
−196974号に示されるように、時間の経過に応じ
て運動者に加わる負荷の大きさを変化させるようにした
ものがある。例えば、図13に示すように、操作パネル
上に横軸(X軸)を時間軸、縦軸(Y軸)を負荷の大き
さとする負荷パターンLPをグラフィック表示画面上に
表示し、時間の経過に応じて縦軸の長さ(負荷の大き
さ)をハイライト表示、または点滅表示していく。運動
者は、運動前または運動中にこの負荷パターンLPを見
ることにより、ウォーミングアップ時間帯WUからクー
ルダウン時間帯CDに至るまでの負荷パターンの変化を
知ることができるとともに、現在の負荷の状態を知るこ
とができる。この負荷パターンLPは、1つまたは複数
個予め用意されており、複数個を用意されている場合に
は、運動者は予めその中から1つを選択することができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、負荷パターン
LPが複数個用意されている場合であっても、縦軸の1
目盛当りと上限目盛の負荷の大きさは固定値であったた
めに、すなわち縦軸のスケーリングが一定であったため
に、運動者によっては最適な負荷パターンを設定するこ
とができない場合があったり、または制限されたりする
不都合があった。例えば、体力のない運動者が大きな負
荷のかかる運動パターンのプログラムを選択すると体に
無理がかかるから、最大値の大きな負荷パターンを使用
することができなかったり、また、反対に体力が十分に
ある運動者にとっては、最大値の小さい負荷パターンは
適切なものとならなくなる。
【0004】例えば、負荷の大きさ100W(ワット)
を10目盛(10ドット)で表示する装置においては、
1ドットが10Wの固定設定であるため、30Wが負荷
の上限であるような体力のない運動者には、自分の体力
に見合った負荷パターンを選択しようとしても1ドット
から3ドットまで表現出来る負荷パターンしか選択出来
ない。また、100Wの負荷でも問題のない体力のある
運動者には、最大値が3ドット程度の負荷パターンは選
択しても意味がない場合が多い。
【0005】そこで、この発明の目的は、運動者の身体
データに基づいて負荷パターンの負荷の大きさを自動的
に適切なものに変えることのできるトレーニング装置お
よび方法を提供することにある。
【0006】また、この発明の他の目的は、複数の負荷
パターンが予め記憶されている場合に、運動者の身体デ
ータに基づいて適切な負荷パターンを自動的に選択する
トレーニング装置および方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この出願の請求項1に係
る発明は、運動者に対して経時的に負荷を与える負荷手
段を備えるトレーニング装置において、運動者の身体デ
ータを予め入力する手段と、該身体データに基づいて許
容可能な負荷を算出するとともに運動者に与える負荷が
該許容可能な負荷の大きさ以内となるように負荷手段を
制御する負荷制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】上記構成によれば、体力のない、例えば6
0、70才代の高齢の運動者に対して大きな負荷が加わ
ることがなくなるなど、その時々の運動者に対して適切
な負荷が加わるようになる。
【0009】この出願の請求項2に係る発明は、算出し
た前記許容可能な負荷の情報に基づいて負荷の大きさの
スケーリングを行うことを特徴とする。
【0010】この出願の請求項3に係る発明は、時間経
過と与える負荷の大きさとの関係を表す負荷パターンを
表示する表示部を備え、前記負荷制御手段は算出した許
容可能な負荷の情報に基づいて表示部における負荷の大
きさを表す軸のスケーリングを行うことを特徴とする。
【0011】また、この出願の請求項4に係る発明は、
複数の負荷パターンを記憶する負荷パターン記憶部を備
え、前記負荷制御手段は前記許容可能な負荷の情報に基
づいて表示部に表示する負荷パターンを選択することを
特徴とする。
【0012】また、この出願の請求項5に係る発明は、
前記負荷制御手段は、さらに、トレーニングプログラム
の内容に応じて値が異なる係数に基づいて負荷パターン
を選択することを特徴とする。
【0013】上記請求項2に係る発明では、負荷の大き
さの上限値だけではなく、その上限値に基づいて負荷の
大きさのスケーリングが行われるので、体力がそれぞれ
異なる運動者に応じてスケーリングされた大きさの負荷
がかけられ、その時々の運動者に対して適切な負荷変動
を与えることができるようになる。また、請求項3に係
る発明では、負荷の大きさの上限値だけではなく、その
上限値に基づいて負荷の大きさを表す軸のスケーリング
が行われるので、上限値が変化しても負荷の経時変化の
パターンを一定にして表示することができる。また、請
求項4に係る発明では、体力のある人に対する負荷パタ
ーンを体力のない人に対する負荷パターンよりも、最大
負荷の大きなものに出来る。また、スケーリングと併せ
ることで、例えば負荷の大きさ100W(ワット)を1
0目盛(10ドット)で表示する装置においては、10
目盛をフルに活用した負荷パターンが設定されるように
なる。また、請求項5に係る発明では、運動不足解消プ
ログラムよりも運動量を多くすべき体力増強プログラム
の負荷パターンを総負荷量の大きなものや最大負荷の大
きなものに出来るなど、その時々の運動者に対してより
適切な負荷を加えることが出来る。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施形態であ
るバイクトレーニング装置の外観図を示している。この
装置は、自転車(バイク)の形態を一部模倣したもので
あって、サドル10、足踏みペダル11、ハンドル12
を約V字形状に連結し、運動者がサドル10に腰掛け、
ハンドル12を手で握り、足踏みペダル11を足で回転
させることによりトレーニングできるようになってい
る。ペダル11に加わるトルクは、設定された負荷パタ
ーンに基づいて経時的に変化し、この負荷パターンはト
レーニングプログラムなどによって選ぶことができる。
【0015】左右のハンドル12の間には操作パネル1
3が配置され、運動者が運動している最中にこの操作パ
ネルを容易に見ることができるようになっている。図2
は、この操作パネル13の平面図である。この操作パネ
ル13は、パネル正面に向かって中央部に表示部20、
右側にトレーニングプログラムを選択入力するプログラ
ム入力スイッチ部30、左側に個人データを入力する個
人データ入力スイッチ部40、運動者から向かって手前
に運動中に操作可能な運動時操作スイッチ部50が配置
されている。図に示すように、各スイッチ部30、4
0、50は、それぞれ装置パネル13上に分割配置され
ており、プログラム入力スイッチ部30と個人データ入
力スイッチ部40は表示部20を挟むように左右に分割
配置されており、運動時操作スイッチ部50は表示部2
0の下方、すなわち運動者から見て手前に分割配置され
ている。
【0016】プログラム入力スイッチ部30は、体力測
定31、減量32、体力増強33、マニュアル34、運
動不足解消35、およびゲーム36の各トレーニングプ
ログラムを選択入力するスイッチを備えている。個人デ
ータ入力スイッチ部40は、個人ナンバー41、年令4
2、体重43、男女44の個人データを入力するスイッ
チを備えている。このうち、年令42、体重43、男女
44の各スイッチは身体データを入力するスイッチであ
る。また、表示部20の下方に配置されている運動時操
作スイッチ部50は、操作パネル12に向かって左側か
ら順に、ピッチ音51、負荷増減52、スタート/スト
ップ53、カロリー/距離/上限脈拍数の表示切換54
の各スイッチを含んでいる。ピッチ音51のスイッチは
運動中にピッチ音をオンしたりオフしたりするときに操
作するスイッチであり、負荷増減52のスイッチは運動
中に負荷トルクを大きくしたり小さくしたりするときに
操作するスイッチであり、表示切換54のスイッチは表
示部20に表示されるデータをカロリー、距離、上限脈
拍数の何れかに切り換えるときに操作するスイッチであ
る。また、スタート/ストップ53のスイッチはトレー
ニングをスタートするときとストップするときに操作す
るスイッチである。なお、この実施形態では操作パネル
12の向かって左上方に電源スイッチ60を配置してい
る。
【0017】上記表示部20の表示内容について図3を
参照して説明する。
【0018】この表示部20は、液晶表示部21で構成
され、上方から下方にかけて、第1の数値表示部60、
数値・グラフィック表示部70、グラフィック表示部8
0、第2の数値表示部90が配置されている。第1の数
値表示部60には個人ナンバー61、年令62、体重ま
たは負荷レベル63の各数値表示部が含まれ、さらに、
男女別64の表示部を含んでいる。数値・グラフィック
表示部70は、バーグラフィックで表示する足踏みペダ
ルの回転速度71、数値で表示する脈拍72およびバッ
テリー交換有無73の各表示部を含んでいる。バーグラ
フィック表示の回転速度71の表示部は、足踏みペダル
の回転速度が適正であるか、または速いか遅いかをバー
の位置で表示し、脈拍72の表示部は、図外のセンサで
検出された現在の運動者の脈拍数を数値表示する。な
お、脈拍72の左上方部には脈拍に従って点滅するハー
トマーク74の表示部が配置されている。
【0019】グラフィック表示部80は、n×mのドッ
トマトリクス表示部からなり、ここには、主に負荷トル
クのパターンが表示される。なお、このグラフィック表
示部80は、その右側に、選択入力されたトレーニング
プログラムを表示する領域を含んでいる。
【0020】液晶表示部21の最下段に配置されている
第2の数値表示部90は、時間表示91と、上限脈拍
数、カロリー、距離表示92の各表示部を含んでいる。
上限脈拍数、カロリー、距離の何れを表示するかは運動
時操作スイッチ部50に含まれている表示切換スイッチ
54によって決められる。
【0021】上記グラフィック表示部80には、横軸
(X軸)を時間軸、縦軸(Y軸)を負荷の大きさとする
負荷パターンLPを表示することができる。この負荷パ
ターンLPは、トレーニングプログラムとして、運動不
足解消、減量、体力増強の各トレーニングプログラムが
選択された場合に表示される。
【0022】図4に、減量のトレーニングプログラムが
選択された場合に選択することのできる負荷パターンを
示す。この例では、時間軸(X軸)を18目盛、運動の
大きさの軸(Y軸)を9目盛とし、トレーニング時間全
体を約30分間、すなわち1目盛当り2分弱に設定して
いる。なお、負荷パターンはトレーニングプログラムの
種類によって異なっている。
【0023】以上の実施形態のバイクトレーニング装置
において、減量のトレーニングプログラムにおいてグラ
フィック表示部80に表示される負荷パターンは、次に
述べる方法によって決められる。
【0024】負荷パターンの設定手順は、グラフィック
表示部80の縦軸(Y軸)のスケーリングを行うととも
に、負荷の大きさのスケーリングを行うステップと、そ
の後に図4に示すパターンから1つの負荷パターンを選
択するステップとからなる。この発明に係るトレーニン
グ装置は、上記スケーリングを行うステップを少なくと
も実行するものであれば良いが、この実施形態では、さ
らに、負荷パターンを選択するステップをも実行する。
【0025】図5は、上記縦軸(Y軸)のスケーリング
および負荷の大きさのスケーリングを行う方法について
説明する図である。スケーリングは、上限負荷値、すな
わち、グラフィック表示部80の最も高い位置にある負
荷の値を求め、この最も高い負荷の値と最も低い負荷の
値の間を均等割りすることである。これにより表示上の
縦軸の1目盛に対応する負荷の大きさが定まる。
【0026】上限負荷値の算出は、運動者の体重と、運
動者の年齢、性別(男女)に応じた最大酸素摂取量の平
均値とに基づいて所定の算出式によって行う。最大酸素
摂取量の平均値は、図6に示す。図6は、年令(Ag
e)と男女別に応じた最大酸素摂取量の平均値を示す。
この体重と最大酸素摂取量の平均値を、下記(1)式に
代入することにより上限負荷値Wlimitを求める。
【0027】 Wlimit=((((Oavg*Weight*0.23) /0.01433)*5.047)/1000)*0.75 ・・・・(1) Oavg:最大酸素摂取量の平均値 Weight:体重 上記の(1)式により上限負荷値Wlimitを算出し
た後、図7に示す負荷設定表に従ってグラフィック表示
部80の縦軸(Y軸)の各目盛の均等割りを行う。すな
わち、縦軸の1番下の目盛の負荷の大きさを35(ワッ
ト)とし、1番上の目盛の負荷の大きさをWlimit
としたとき、その間のL2〜L8の各目盛の負荷の大き
さは同表に示す式によって求めることができる。
【0028】以上の操作により、縦軸(Y軸)のスケー
リングが行われる。
【0029】負荷パターンのスケーリングを行った後、
負荷パターンを図4に示すパターンから選ぶ。この負荷
パターンの選択には上限負荷値Wlimitを用いる。
すなわち、図8に示す負荷パターン選択表の判定式に基
づいて使用する負荷パターンが選択される。L1〜L9
の各目盛の負荷の大きさは図7の負荷設定表によって求
めることができるから、この値と、上限負荷値Wlim
itを使用することにより、図7の負荷パターン選択表
の判定式(同表の左側)によって、使用する負荷パター
ン(同表の右側)を決定する。図4から明らかなよう
に、番号の大きな負荷パターンほど運動者に与える負荷
の大きさが全体として大きい。すなわち、上限負荷値W
limitの大きな人ほど、換言すれば年令が若くて体
重の重い人ほど、その運動者に対して与えられる負荷の
総量が多くなる。
【0030】なお、図8の判定式においてKは、トレー
ニングプログラムの種類に対応する係数であり、図9
に、その係数Kの値を示す。この係数Kは、各トレーニ
ングの運動強度に基づく値である。この例では、トレー
ニングプログラムが減量の場合は0.5、体力増強の場
合は0.65、運動不足解消の場合は0.45となって
いる。Kの値が大きいほど番号の大きな負荷パターンが
選択されるようになるのは、図8の判定式から明らかで
ある。すなわち、選択されるトレーニングプログラムの
種類によっても、自動的に適切な負荷パターンが選択さ
れる。
【0031】このように、運動者の身体データに基づい
て許容可能な負荷の大きさ、すなわち上限負荷値を算出
するとともに、その値に基づいて運動者に与える負荷が
該許容可能な負荷の大きさ以内となるように負荷制御を
行っているから、運動者に対して適切な負荷パターンを
設定することができる。また、負荷の大きさを上記許容
可能な負荷の大きさに基づいてスケーリングすることに
よって、体力の異なる運動者毎に適切な負荷の大きさの
変動を与えることができる。また、縦軸を上記上限負荷
値に基づいてスケーリングを行うことにより、負荷上限
値が変化しても負荷の経時変化のパターンを一定にして
表示することができる。さらに上記負荷の大きさのスケ
ーリングおよび表示上の縦軸のスケーリングを均等割す
ることにより、その負荷制御が確実なものとなる。ま
た、上記身体データに基づいて負荷パターンをも自動選
択するようにしているから、さらに運動者に適した負荷
パターンを設定することができる。さらに、トレーニン
グプログラムの種類に基づいても使用する負荷パターン
を選択することで、さらに適切な負荷パターンを選択で
きるという利点がある。
【0032】図10は、上記バイクトレーニング装置の
制御部のブロック図である。
【0033】操作パネル13は、バッテリーからなる電
源130、脈拍測定回路131、スイッチ132、液晶
ディスプレイ(LCD)133およびCPU134を備
えている。脈拍測定回路131は、脈拍センサ14に接
続され、脈拍センサ14は、運動者の脈拍を、例えば耳
たぶなどから検出する。バイクトレーニング装置本体1
5には、足踏みペダル11の回転数を検出するペダル回
転数検出センサ150と、足踏みペダル11に対して与
える負荷トルクを制御する負荷制御部151とを備え、
ペダル回転数検出センサ150で検出されたペダル回転
数は操作パネル13のCPU134に入力され、CPU
134は、負荷制御部151に対してその時々に、足踏
みペダル11に対して与える負荷トルクのデータを出力
する。なお、このバイクトレーニング装置では、負荷制
御部151の駆動電源を操作パネル13に内蔵される電
源130から供給するようになっている。このため、商
用電源のない場所でも使用可能である。
【0034】図11は、身体データに基づいて負荷パタ
ーンを選択し表示するまでの手順を示すフローチャート
である。最初に、運動者の体重、年令、男女の身体デー
タを入力し、さらにトレーニングプログラムを、減量、
体力増強、運動不足解消の中から選んで入力する。これ
らの情報をもとに、表示すべき負荷パターンの縦軸(Y
軸)のスケーリングを行い、さらに負荷パターンを選択
しグラフィック表示部80に表示する。この後、トレー
ニングプログラムがスタートすると、時間経過に応じ
て、その時間に対応する部分がハイライト表示されてい
く。
【0035】なお、上記の実施形態では、負荷の大きさ
を表す軸を縦軸としたが、横軸を負荷の大きさ、縦軸を
時間とする表示形態でもよい。また、負荷パターンは上
記の実施形態のようなXY座標面に代えて、図12に示
すような極座標で表示することも可能である。極座標で
は、rを負荷の大きさ、θを時間とし、スケーリングを
rに対して行う。また、見やすくするために立体グラフ
にすることも可能である。また、身体データとしては、
体重、年令、男女を例示したが、これ以外であってもよ
く、また、入力を簡単にするために、身体データを、年
令、男女だけにすることも可能である。また、負荷の大
きさを表す軸のスケーリングは必ずしも行わなくてもよ
く、運動者に対して許容可能な負荷の大きさ以内で、運
動者に対して実際に与える負荷を算出するだけでもよ
い。
【0036】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、予め入力
された運動者の身体データに基づいて、運動者に対して
許容可能と思われる負荷の大きさ以内で負荷制御を行う
ようにしたから、体力のない、例えば60、70才代の
高齢の運動者に対して大きな負荷が加わることがなくな
り、その時々の運動者に対して適切に負荷制御される。
請求項2に係る発明によれば、負荷の大きさの上限値だ
けではなく、その上限値に基づいて負荷の大きさのスケ
ーリングが行われるので、体力がそれぞれ異なる運動者
に応じてスケーリングされた大きさの負荷がかけられ、
その時々の運動者に対して適切な負荷変動を与えること
ができるようになる。
【0037】請求項3に係る発明によれば、負荷の大き
さの上限値だけではなく、その上限値に基づいて負荷の
大きさを表す軸のスケーリングが行われるので、上限値
が変化しても負荷の経時変化のパターンを一定にして表
示することができる。
【0038】請求項4に係る発明によれば、運動者はそ
の運動者に適切な負荷パターンを選ぶことができるよう
になる。
【0039】請求項5に係る発明によれば、負荷パター
ンを選択するためのパラメータとしてトレーニングプロ
グラムの内容が含まれるようにしたために、さらに、運
動者に対して適切な負荷パターンが選択されるようにな
り、しかも、スケーリングにより負荷の大きさを表す軸
をフルに活用した負荷パターンが設定されるので、体力
の大小に関係なくさまざまなトレーニングプログラムを
無理なく選択可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態であるバイクトレーニング
装置の外観図。
【図2】同装置に設けられた操作パネルを示す図。
【図3】操作パネル内の表示部の構成を示す図。
【図4】減量のトレーニングプログラムの負荷パターン
群を示す図。
【図5】上限負荷値の算出法について説明するための
図。
【図6】最大酸素摂取量(体重当り)の平均値表。
【図7】負荷設定表。
【図8】負荷パターン選択表。
【図9】Kの値を示す表。
【図10】バイクトレーニング装置の構成図。
【図11】上記装置の要部の動作を示すフローチャー
ト。
【図12】負荷パターンの他の表示形態を示す図。
【図13】従来の負荷の表示方法について説明する図。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運動者に対して経時的に負荷を与える負
    荷手段を備えるトレーニング装置において、運動者の身
    体データを予め入力する手段と、該身体データに基づい
    て許容可能な負荷を算出するとともに運動者に与える負
    荷が該許容可能な負荷の大きさ以内となるように負荷手
    段を制御する負荷制御手段と、を備えたトレーニング装
    置。
  2. 【請求項2】 前記負荷制御手段は、算出した許容可能
    な負荷の情報に基づいて負荷の大きさのスケーリングを
    行うことを特徴とする請求項1記載のトレーニング装
    置。
  3. 【請求項3】 時間経過と与える負荷の大きさとの関係
    を表す負荷パターンを表示する表示部を備え、前記負荷
    制御手段は算出した許容可能な負荷の情報に基づいて表
    示部における負荷の大きさを表す軸のスケーリングを行
    うことを特徴とする、請求項1または2記載のトレーニ
    ング装置。
  4. 【請求項4】 複数の負荷パターンを記憶する負荷パタ
    ーン記憶部を備え、前記負荷制御手段は前記許容可能な
    負荷の情報に基づいて表示部に表示する負荷パターンを
    選択することを特徴とする、請求項3記載のトレーニン
    グ装置。
  5. 【請求項5】 前記負荷制御手段は、さらに、トレーニ
    ングプログラムの内容に応じて値が異なる係数に基づい
    て負荷パターンを選択することを特徴とする、請求項4
    記載のトレーニング装置。
  6. 【請求項6】 運動者の身体データが予め入力されたと
    きに、該身体データに基づいて運動者に対して与えるこ
    との許容可能な負荷を算出し、運動者に与える負荷がこ
    の許容可能な負荷の大きさ以内となるように負荷制御を
    行うことを特徴とする、トレーニング方法。
  7. 【請求項7】 前記負荷の大きさを前記許容可能な負荷
    の情報に基づいてスケーリングすることを特徴とする請
    求項6記載のトレーニング方法。
  8. 【請求項8】 時間経過と与える負荷の大きさとの関係
    を表す負荷パターンを表示部に表示するとき、前記許容
    可能な負荷の情報に基づいて表示部における負荷の大き
    さを表す軸のスケーリングを行うことを特徴とする、請
    求項6または7記載のトレーニング方法。
JP30145397A 1997-11-04 1997-11-04 トレーニング装置および方法 Pending JPH11128395A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30145397A JPH11128395A (ja) 1997-11-04 1997-11-04 トレーニング装置および方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30145397A JPH11128395A (ja) 1997-11-04 1997-11-04 トレーニング装置および方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11128395A true JPH11128395A (ja) 1999-05-18

Family

ID=17897082

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30145397A Pending JPH11128395A (ja) 1997-11-04 1997-11-04 トレーニング装置および方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11128395A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002073018A (ja) * 2000-08-23 2002-03-12 Daiichikosho Co Ltd エアロビクスエクササイズ用音楽の演奏方法、編集方法、演奏装置
JP2002078840A (ja) * 2000-09-07 2002-03-19 Atr Media Integration & Communications Res Lab 体感競技中継装置
JP2006345904A (ja) * 2005-06-13 2006-12-28 Katsumi Hakui 電動アシストサイクル型健康器具
JP2008006216A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Hamamatsu Photonics Kk トレーニングメニュー作成システムおよびトレーニングメニュー作成方法
JP2020003206A (ja) * 2019-09-26 2020-01-09 三菱電機株式会社 空調機システム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002073018A (ja) * 2000-08-23 2002-03-12 Daiichikosho Co Ltd エアロビクスエクササイズ用音楽の演奏方法、編集方法、演奏装置
JP2002078840A (ja) * 2000-09-07 2002-03-19 Atr Media Integration & Communications Res Lab 体感競技中継装置
JP2006345904A (ja) * 2005-06-13 2006-12-28 Katsumi Hakui 電動アシストサイクル型健康器具
JP2008006216A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Hamamatsu Photonics Kk トレーニングメニュー作成システムおよびトレーニングメニュー作成方法
JP2020003206A (ja) * 2019-09-26 2020-01-09 三菱電機株式会社 空調機システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1029507B1 (en) Exercie apparatus for maintaining a user's level of exercise
US5362069A (en) Combination exercise device/video game
US8574130B1 (en) Total body exercise methods and apparatus
US20050209528A1 (en) Body composition measuring device capable of comparing current measured value with past measured value
US20070249468A1 (en) System for monitoring exercise performance
JP2000005339A (ja) 自転車エルゴメータ
JP2001314538A (ja) インターネットを通した健康増進器具の制御方法及びこれを利用した健康増進システム
JP2004008659A (ja) 生体測定装置
JPH10192258A (ja) 体脂肪計
JPH11128395A (ja) トレーニング装置および方法
JP4503818B2 (ja) 表示装置
JPH08266698A (ja) 運動能力評価装置および運動実践支援装置
JP3911097B2 (ja) エアロビック運動器具の負荷自動調整装置
JP3911098B2 (ja) エアロビック運動器具の負荷自動調整装置
JPH0636839Y2 (ja) 体内インピ−ダンス測定可能なエアロビック運動器具
TWI220387B (en) Exercise device with virtual-reality and physical agility training functions
TWM398440U (en) Exercise apparatus with exercise state feedback function
WO2002007826A1 (en) Jump rope having function of calory and fat exhaustion amount measurement
JP2000126334A (ja) 運動機器
JP2002345996A (ja) 運動指針の提供方法、提供装置及び運動装置
JP2002113127A (ja) 定置式自転車
JP2000316833A (ja) 脂肪燃焼量の演算方法及びその装置
JP2004154589A (ja) エアロビック運動器具の負荷自動調整装置
JP2002360734A (ja) トレーニングマシンの表示装置
KR200382430Y1 (ko) 디스플레이장치를 구비한 재활치료 및 체력단련을 위한 운동기구

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040120

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02