JPH11128119A - 加熱流体を利用した蓄熱式暖房便座 - Google Patents
加熱流体を利用した蓄熱式暖房便座Info
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- JPH11128119A JPH11128119A JP29820397A JP29820397A JPH11128119A JP H11128119 A JPH11128119 A JP H11128119A JP 29820397 A JP29820397 A JP 29820397A JP 29820397 A JP29820397 A JP 29820397A JP H11128119 A JPH11128119 A JP H11128119A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】便器本体に対して便座本体を取り外すことがで
き、また水洗いもできる清掃性及びメンテナンス性に優
れた蓄熱式暖房便座を提供する。 【解決手段】便器本体側に対して分離できる便座本体2
4内に、蓄熱材26を配設すると共に、蓄熱材26を加
熱するための温風通路27を形成するか又はヒートパイ
プ39を配設し、便器本体側に配設した温風発生装置3
0から便座本体24内の温風通路27へ温風を供給する
か又は便器本体側のヒーター41で便座本体24側のヒ
ートパイプ受熱部41を加熱するようにする。これによ
り、蓄熱式の暖房便座にあって、便座本体24を便器本
体から分離することができる。また便座本体24内には
電気的な部品は介在しない。そのため、便座本体を便器
本体側から分離して水洗いができ、清掃性及びメンテナ
ンス性に優れている。
き、また水洗いもできる清掃性及びメンテナンス性に優
れた蓄熱式暖房便座を提供する。 【解決手段】便器本体側に対して分離できる便座本体2
4内に、蓄熱材26を配設すると共に、蓄熱材26を加
熱するための温風通路27を形成するか又はヒートパイ
プ39を配設し、便器本体側に配設した温風発生装置3
0から便座本体24内の温風通路27へ温風を供給する
か又は便器本体側のヒーター41で便座本体24側のヒ
ートパイプ受熱部41を加熱するようにする。これによ
り、蓄熱式の暖房便座にあって、便座本体24を便器本
体から分離することができる。また便座本体24内には
電気的な部品は介在しない。そのため、便座本体を便器
本体側から分離して水洗いができ、清掃性及びメンテナ
ンス性に優れている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温風又はヒートパ
イプにより便座本体及び便座本体内の蓄熱材を温めるよ
うにした加熱流体を利用した蓄熱式の暖房便座に関する
ものである。
イプにより便座本体及び便座本体内の蓄熱材を温めるよ
うにした加熱流体を利用した蓄熱式の暖房便座に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】今日では、冬期や寒冷地等の寒い環境に
おける便器の使用に際し、便座の着座面を温めて使用す
る暖房便座が広く普及している。この暖房便座は、電気
式のヒーターを便座の裏面側へ貼り付けておき、常時通
電するタイプのものが主流であった。ところが、常時通
電するようにすると、電気の消費量が増大して不経済で
あり、ヒーターを用いることで温度ムラが生じるので過
大な熱量が必要なるという問題があった。
おける便器の使用に際し、便座の着座面を温めて使用す
る暖房便座が広く普及している。この暖房便座は、電気
式のヒーターを便座の裏面側へ貼り付けておき、常時通
電するタイプのものが主流であった。ところが、常時通
電するようにすると、電気の消費量が増大して不経済で
あり、ヒーターを用いることで温度ムラが生じるので過
大な熱量が必要なるという問題があった。
【0003】そのため、電気式のヒーターと、ポリエチ
レングリコール等の蓄熱材とを併用し、電気式のヒータ
ーで所定時間加熱した後は、ヒーターをOFFにしてお
き、その後はヒーターによって温められた蓄熱材からの
熱によって便座の着座面を温める蓄熱式のものが開発さ
れている。
レングリコール等の蓄熱材とを併用し、電気式のヒータ
ーで所定時間加熱した後は、ヒーターをOFFにしてお
き、その後はヒーターによって温められた蓄熱材からの
熱によって便座の着座面を温める蓄熱式のものが開発さ
れている。
【0004】図6〜図9は、それぞれ従来の蓄熱式の暖
房便座1〜4を示すものである。図6の図(A)及び図
(B)に示す暖房便座1は、実開昭50−73035号
公報に開示された技術である。この暖房便座1は、便器
本体5の便鉢上面に開閉自在に載置される便座本体6
を、耐熱性の合成樹脂で中空状かつドーナツ形状に成形
し、便座本体6の内周面にグラスファイバーその他から
なる断熱材7を配設している。そして、断熱材7の内方
に、エチレングリコール、水若しくはポリビニールアル
コール等からなるゼリー状の蓄熱材8を内蔵し、この蓄
熱材8と断熱材7との上部側の境界付近にニクロム線若
しくは熱電素子等の発熱体9を配設している。
房便座1〜4を示すものである。図6の図(A)及び図
(B)に示す暖房便座1は、実開昭50−73035号
公報に開示された技術である。この暖房便座1は、便器
本体5の便鉢上面に開閉自在に載置される便座本体6
を、耐熱性の合成樹脂で中空状かつドーナツ形状に成形
し、便座本体6の内周面にグラスファイバーその他から
なる断熱材7を配設している。そして、断熱材7の内方
に、エチレングリコール、水若しくはポリビニールアル
コール等からなるゼリー状の蓄熱材8を内蔵し、この蓄
熱材8と断熱材7との上部側の境界付近にニクロム線若
しくは熱電素子等の発熱体9を配設している。
【0005】図7の縦断面図に示す暖房便座2は、実開
昭62−53095号公報に開示された技術である。こ
の従来の暖房便座2は、便座本体10を断面逆U字状に
して下面側を開口面とし、開口面側にヒーター取付板1
1を固定している。そして、ヒーター取付板11の上面
にヒーター12を配設し、ヒーター取付板11と便座本
体10の裏面との間の空間に蓄熱材13を充填すると共
に、サーミスタ等の温度制御手段12aを配設してい
る。蓄熱材13は、パラフィン、塩化カルシウム、植物
性油脂等である。
昭62−53095号公報に開示された技術である。こ
の従来の暖房便座2は、便座本体10を断面逆U字状に
して下面側を開口面とし、開口面側にヒーター取付板1
1を固定している。そして、ヒーター取付板11の上面
にヒーター12を配設し、ヒーター取付板11と便座本
体10の裏面との間の空間に蓄熱材13を充填すると共
に、サーミスタ等の温度制御手段12aを配設してい
る。蓄熱材13は、パラフィン、塩化カルシウム、植物
性油脂等である。
【0006】図8の縦断面図に示す暖房便座3は、特開
昭61−73623号公報に開示された技術である。こ
の従来の暖房便座3は、断面逆U字状の便座本体14の
裏面側に、蓄熱体ユニット15を配設し、この蓄熱体ユ
ニット15の下面側に発熱体16及びサーミスタ17を
配設している。蓄熱体ユニット15は、アルミニウム箔
で形成された外皮内に、酢酸ナトリウム三水塩等の蓄熱
材が充填されたものである。
昭61−73623号公報に開示された技術である。こ
の従来の暖房便座3は、断面逆U字状の便座本体14の
裏面側に、蓄熱体ユニット15を配設し、この蓄熱体ユ
ニット15の下面側に発熱体16及びサーミスタ17を
配設している。蓄熱体ユニット15は、アルミニウム箔
で形成された外皮内に、酢酸ナトリウム三水塩等の蓄熱
材が充填されたものである。
【0007】更に、図9の縦断面図に示す暖房便座4
は、実開平3−82098号公報に開示された技術であ
る。この従来の暖房便座4は、断面逆U字状の便座本体
18の内周面に沿ってヒーター19を配設し、ヒーター
19の下面側であって便座本体18の裏面側空間内に、
空気層20を介して樹脂パック材21によって密閉状に
封入された蓄熱材22を配設している。蓄熱材として
は、酢酸ナトリウム三水塩とチオ硫酸ナトリウム五水塩
の混合物と水とを混合したものや、酢酸ソーダを主成分
とするもの等がある。
は、実開平3−82098号公報に開示された技術であ
る。この従来の暖房便座4は、断面逆U字状の便座本体
18の内周面に沿ってヒーター19を配設し、ヒーター
19の下面側であって便座本体18の裏面側空間内に、
空気層20を介して樹脂パック材21によって密閉状に
封入された蓄熱材22を配設している。蓄熱材として
は、酢酸ナトリウム三水塩とチオ硫酸ナトリウム五水塩
の混合物と水とを混合したものや、酢酸ソーダを主成分
とするもの等がある。
【0008】なお、図6〜図9に示す前記各従来の暖房
便座1〜4にあっては、蓄熱材8,13,15,22を
封入してなる容器は、各蓄熱材の膨張による破損を防ぐ
ため、容器内にエアーが混入されている。
便座1〜4にあっては、蓄熱材8,13,15,22を
封入してなる容器は、各蓄熱材の膨張による破損を防ぐ
ため、容器内にエアーが混入されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、図6〜図
9に示す従来の蓄熱式の暖房便座1〜4は、いずれもヒ
ーター9,12,16,19が便座本体6,10,1
4,18内に配設されており、これらの便座本体から配
線コード等が露出しているため、簡単に取り外すことが
できず、メンテナンス性が悪いという欠点があった。ま
た水洗いもできないので清掃性も悪いという欠点があっ
た。
9に示す従来の蓄熱式の暖房便座1〜4は、いずれもヒ
ーター9,12,16,19が便座本体6,10,1
4,18内に配設されており、これらの便座本体から配
線コード等が露出しているため、簡単に取り外すことが
できず、メンテナンス性が悪いという欠点があった。ま
た水洗いもできないので清掃性も悪いという欠点があっ
た。
【0010】更に、図6及び図9に示す従来の暖房便座
1及び2では、便座本体6及び10自体を容器として利
用し、その中に蓄熱材8,13を封入しており、封入作
業が困難であった。また便座本体6の取扱いも十分に気
をつける必要があり、更にはヒーター9及び12が蓄熱
材8,13内にあるため、組立性や分解性能が悪く、メ
ンテナンス時等に手間を要するという問題があった。
1及び2では、便座本体6及び10自体を容器として利
用し、その中に蓄熱材8,13を封入しており、封入作
業が困難であった。また便座本体6の取扱いも十分に気
をつける必要があり、更にはヒーター9及び12が蓄熱
材8,13内にあるため、組立性や分解性能が悪く、メ
ンテナンス時等に手間を要するという問題があった。
【0011】また図8に示す従来の暖房便座3では、便
座本体14の下面側が開口しているため、発熱体16及
び蓄熱体ユニット15の放熱ロスが大きく、熱効率が悪
かった。また蓄熱体ユニット15内に混入されたエアー
が、発熱体ユニット15の頂部へ集まって伝熱を妨げ、
使用者が着座する部分の便座本体14を十分に温めるこ
とができないという問題があった。
座本体14の下面側が開口しているため、発熱体16及
び蓄熱体ユニット15の放熱ロスが大きく、熱効率が悪
かった。また蓄熱体ユニット15内に混入されたエアー
が、発熱体ユニット15の頂部へ集まって伝熱を妨げ、
使用者が着座する部分の便座本体14を十分に温めるこ
とができないという問題があった。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は従来の前記課題
に鑑みてこれを改良除去したものであって、便器本体に
対して便座本体を取り外すことができ、また水洗いもで
きる清掃性及びメンテナンス性に優れた蓄熱式暖房便座
を提供せんとするものである。
に鑑みてこれを改良除去したものであって、便器本体に
対して便座本体を取り外すことができ、また水洗いもで
きる清掃性及びメンテナンス性に優れた蓄熱式暖房便座
を提供せんとするものである。
【0013】而して、前記課題を解決するために本発明
が採用した請求項1の手段は、便器本体側に対して分離
できる中空の便座本体を有し、該便座本体の中空内に蓄
熱材を配設すると共に、蓄熱材を加熱するための温風通
路を形成し、便器本体側には温風の発生装置を設けて成
り、該温風発生装置の温風吐出口と前記温風通路の温風
流入口とを連通接続したことを特徴とする加熱流体を利
用した蓄熱式暖房便座である。このように構成すること
で、便座本体は便器本体から分離でき、また便座本体内
には電気的な部品は介在しないので、メンテナンス性に
優れ、水洗いができる等の清掃性にも優れている。更
に、各部品単位に分けられるので、リサイクル性にも優
れる。
が採用した請求項1の手段は、便器本体側に対して分離
できる中空の便座本体を有し、該便座本体の中空内に蓄
熱材を配設すると共に、蓄熱材を加熱するための温風通
路を形成し、便器本体側には温風の発生装置を設けて成
り、該温風発生装置の温風吐出口と前記温風通路の温風
流入口とを連通接続したことを特徴とする加熱流体を利
用した蓄熱式暖房便座である。このように構成すること
で、便座本体は便器本体から分離でき、また便座本体内
には電気的な部品は介在しないので、メンテナンス性に
優れ、水洗いができる等の清掃性にも優れている。更
に、各部品単位に分けられるので、リサイクル性にも優
れる。
【0014】また本発明が採用した請求項2の手段は、
蓄熱材と接触した後の温風又は温風発生装置から吐出さ
れる温風が人体の局部へ向けて吐出されることを特徴と
する請求項1に記載の加熱流体を利用した蓄熱式暖房便
座である。人体の局部を乾燥するたびごとに、その温風
で蓄熱材を加熱することができ、蓄熱材の放熱時間を実
質的に延長することが可能である。
蓄熱材と接触した後の温風又は温風発生装置から吐出さ
れる温風が人体の局部へ向けて吐出されることを特徴と
する請求項1に記載の加熱流体を利用した蓄熱式暖房便
座である。人体の局部を乾燥するたびごとに、その温風
で蓄熱材を加熱することができ、蓄熱材の放熱時間を実
質的に延長することが可能である。
【0015】更に、本発明が採用した請求項3の手段
は、蓄熱材と接触した後の温風が便座本体の前方側へ吐
出され、使用者の脚部等を温めるようになっていること
を特徴とする請求項1に記載の加熱流体を利用した蓄熱
式暖房便座である。温風が蓄熱材を温めた後、使用者の
脚部へ吐出されるので、足元等の暖房ができ、また部屋
全体の暖房へも寄与する。
は、蓄熱材と接触した後の温風が便座本体の前方側へ吐
出され、使用者の脚部等を温めるようになっていること
を特徴とする請求項1に記載の加熱流体を利用した蓄熱
式暖房便座である。温風が蓄熱材を温めた後、使用者の
脚部へ吐出されるので、足元等の暖房ができ、また部屋
全体の暖房へも寄与する。
【0016】更にまた、本発明が採用した請求項4の手
段は、便器本体側に対して分離できる中空の便座本体を
有し、該便座本体の中空内に蓄熱材を配設すると共に、
蓄熱材を加熱するためのヒートパイプを配設し、便器本
体側には前記ヒートパイプを加熱するためのヒーターを
設けて成り、前記ヒートパイプの受熱部と前記ヒーター
とを接合可能にしたことを特徴とする加熱流体を利用し
た蓄熱式暖房便座である。便座本体内には、両端が閉塞
されたヒートパイプと蓄熱材が介在するだけであり、こ
の場合も便器本体に対して分離できると共に、水洗いが
でき、メンテナンス性及び清掃性に優れている。
段は、便器本体側に対して分離できる中空の便座本体を
有し、該便座本体の中空内に蓄熱材を配設すると共に、
蓄熱材を加熱するためのヒートパイプを配設し、便器本
体側には前記ヒートパイプを加熱するためのヒーターを
設けて成り、前記ヒートパイプの受熱部と前記ヒーター
とを接合可能にしたことを特徴とする加熱流体を利用し
た蓄熱式暖房便座である。便座本体内には、両端が閉塞
されたヒートパイプと蓄熱材が介在するだけであり、こ
の場合も便器本体に対して分離できると共に、水洗いが
でき、メンテナンス性及び清掃性に優れている。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の構成を図面に示
す発明の実施の形態に基づいて説明すると次の通りであ
る。図1は本発明の第1の実施の形態に係る蓄熱式暖房
便座23を示す横断平面図である。同図に示す如く、こ
の暖房便座23は、便座本体24と便座ボックス25と
を有し、便座ボックス25が便器本体に取り付けられて
固定されており、便座本体24は便座ボックス25に対
して開閉自在に取り付けられている。前記便座本体24
は、図2の図(A)〜図(F)の各縦断面図に示すよう
に、中空のケース状に成形されており、その内部には蓄
熱材26が配設されると共に、温風通路27が形成され
ている。蓄熱材26は、酢酸ナトリウム、チオ硫酸ナト
リウム又は工業用ワックス等の材料から成り、PP(ポ
リプロピレン)、PE(ポリエチレン)等の比較的に固
いパック材料28に封入されている。
す発明の実施の形態に基づいて説明すると次の通りであ
る。図1は本発明の第1の実施の形態に係る蓄熱式暖房
便座23を示す横断平面図である。同図に示す如く、こ
の暖房便座23は、便座本体24と便座ボックス25と
を有し、便座ボックス25が便器本体に取り付けられて
固定されており、便座本体24は便座ボックス25に対
して開閉自在に取り付けられている。前記便座本体24
は、図2の図(A)〜図(F)の各縦断面図に示すよう
に、中空のケース状に成形されており、その内部には蓄
熱材26が配設されると共に、温風通路27が形成され
ている。蓄熱材26は、酢酸ナトリウム、チオ硫酸ナト
リウム又は工業用ワックス等の材料から成り、PP(ポ
リプロピレン)、PE(ポリエチレン)等の比較的に固
いパック材料28に封入されている。
【0018】而して、図2の図(A)は、便座本体24
の中空の中央部分にパック材料28で封入された蓄熱材
26を配設し、その余の領域を温風通路27としたもの
である。なお、図1は図2の図(A)で示す蓄熱材26
を配設した場合を示す図面である。また同図の図(B)
は、便座本体24の中空を上下に二分割し、下側半分の
領域にパック材料28で封入された蓄熱材26を配設
し、上側半分の領域に温風通路27を形成したものであ
る。また同図の図(C)は、中空の中央部分に温風通路
27を形成し、その余の領域にパック材料28で封入し
た蓄熱材26を配設したものである。更に、図(D)及
び図(E)は、図(A)及び図(C)に示すパック材料
28に伝熱面積を増加させるためのフィン29を取り付
けた場合のものであり、図(F)は中空の全領域にパッ
ク材料28で封入した蓄熱材26を配設し、該蓄熱材2
6内に管等を利用した温風通路27を多数形成するよう
にしたものである。
の中空の中央部分にパック材料28で封入された蓄熱材
26を配設し、その余の領域を温風通路27としたもの
である。なお、図1は図2の図(A)で示す蓄熱材26
を配設した場合を示す図面である。また同図の図(B)
は、便座本体24の中空を上下に二分割し、下側半分の
領域にパック材料28で封入された蓄熱材26を配設
し、上側半分の領域に温風通路27を形成したものであ
る。また同図の図(C)は、中空の中央部分に温風通路
27を形成し、その余の領域にパック材料28で封入し
た蓄熱材26を配設したものである。更に、図(D)及
び図(E)は、図(A)及び図(C)に示すパック材料
28に伝熱面積を増加させるためのフィン29を取り付
けた場合のものであり、図(F)は中空の全領域にパッ
ク材料28で封入した蓄熱材26を配設し、該蓄熱材2
6内に管等を利用した温風通路27を多数形成するよう
にしたものである。
【0019】一方、便座ボックス25内には、温風発生
装置30が配設されている。温風発生装置30は、例え
ばヒーター内蔵型のファンであり、従来公知の温風によ
る局部乾燥装置を利用したものである。従って、この温
風発生装置30は、便鉢の空間領域へ連通する局部乾燥
用の通路31と、前記便座本体24内の温風通路27へ
温風を供給するための通路32とを有しており、両通路
の選択を開閉弁33によって切り換えることができるよ
うになされている。またこの便座ボックス25内に設け
られた温風通路32の吐出口32aと、便座本体24内
に設けられた温風通路27の流入口27aとは、便座本
体24の使用状態のときに連通するようにしてもよく、
常時連通するようにしてもよい。
装置30が配設されている。温風発生装置30は、例え
ばヒーター内蔵型のファンであり、従来公知の温風によ
る局部乾燥装置を利用したものである。従って、この温
風発生装置30は、便鉢の空間領域へ連通する局部乾燥
用の通路31と、前記便座本体24内の温風通路27へ
温風を供給するための通路32とを有しており、両通路
の選択を開閉弁33によって切り換えることができるよ
うになされている。またこの便座ボックス25内に設け
られた温風通路32の吐出口32aと、便座本体24内
に設けられた温風通路27の流入口27aとは、便座本
体24の使用状態のときに連通するようにしてもよく、
常時連通するようにしてもよい。
【0020】このように構成することにより、便座本体
24には電気的な部品や配線は装着されておらず、便器
本体側に対して分離することが可能である。そのため、
便座本体24を分離してこれを水洗いすることが可能で
あり、その清掃性及びメンテナンス性に優れたものとな
る。
24には電気的な部品や配線は装着されておらず、便器
本体側に対して分離することが可能である。そのため、
便座本体24を分離してこれを水洗いすることが可能で
あり、その清掃性及びメンテナンス性に優れたものとな
る。
【0021】次に、上述の如く構成された蓄熱式暖房便
座23の動作態様を説明する。例えば、夜間等の一般の
使用電力量が少なく、電気料金も安いときに、温風発生
装置30を駆動させ、温風を通路32からその吐出口3
2aを通じてこれに連通する便座本体24内の温風通路
27の入口27aへ供給する。温風通路27へ供給され
た温風は、温風通路27を循環して便座本体とその底面
側のケースとの隙間から外部へ排出される。また温風
は、循環後に便座ボックス25内へ戻るように構成して
もよい。そして、循環途中において、蓄熱材26と接触
して熱交換し、蓄熱材26を加熱する。また循環する温
風は、便座本体24自体を直接加熱し、温める。蓄熱材
26の加熱が終わった昼間は、温風発生装置30の駆動
を停止させ、蓄熱材26からの放熱により、便座本体2
4を加熱すればよい。
座23の動作態様を説明する。例えば、夜間等の一般の
使用電力量が少なく、電気料金も安いときに、温風発生
装置30を駆動させ、温風を通路32からその吐出口3
2aを通じてこれに連通する便座本体24内の温風通路
27の入口27aへ供給する。温風通路27へ供給され
た温風は、温風通路27を循環して便座本体とその底面
側のケースとの隙間から外部へ排出される。また温風
は、循環後に便座ボックス25内へ戻るように構成して
もよい。そして、循環途中において、蓄熱材26と接触
して熱交換し、蓄熱材26を加熱する。また循環する温
風は、便座本体24自体を直接加熱し、温める。蓄熱材
26の加熱が終わった昼間は、温風発生装置30の駆動
を停止させ、蓄熱材26からの放熱により、便座本体2
4を加熱すればよい。
【0022】このように蓄熱材26によっても便座本体
24を温度ムラなく加熱することで、使用電力量が少な
くなり、省エネルギー化が可能である。しかも、ピーク
カット及びランニングコストの低減が可能である。また
温風発生装置30を人体の局部乾燥装置として利用する
場合は、開閉弁33を切り換えて通路32を閉塞し、通
路31を開放する。これにより、温風発生装置30から
供給される温風が人体の局部へ向けて吐出され、温水洗
浄装置(図示せず)で洗浄した後の人体の局部を乾燥さ
せるようになる。
24を温度ムラなく加熱することで、使用電力量が少な
くなり、省エネルギー化が可能である。しかも、ピーク
カット及びランニングコストの低減が可能である。また
温風発生装置30を人体の局部乾燥装置として利用する
場合は、開閉弁33を切り換えて通路32を閉塞し、通
路31を開放する。これにより、温風発生装置30から
供給される温風が人体の局部へ向けて吐出され、温水洗
浄装置(図示せず)で洗浄した後の人体の局部を乾燥さ
せるようになる。
【0023】図3は、本発明の第2の実施の形態に係る
蓄熱式暖房便座34を示す横断平面図である。同図に示
す如く、この暖房便座34は、温風発生装置30から吐
出される通路を、便座本体24内の温風通路27へ連通
する通路32のみとし、人体の局部へ向けて温風を吐出
する通路35を温風発生装置30とは別個に設けてい
る。つまり、便座本体24の流入口27aが設けたられ
た枢支部とは反対側の枢支部に温風通路27の流出口2
7bを形成し、これと対向する便座ボックス25の位置
に通路35の流入口35aを形成し、通路35の吐出口
を便鉢内の空間へ臨ませている。
蓄熱式暖房便座34を示す横断平面図である。同図に示
す如く、この暖房便座34は、温風発生装置30から吐
出される通路を、便座本体24内の温風通路27へ連通
する通路32のみとし、人体の局部へ向けて温風を吐出
する通路35を温風発生装置30とは別個に設けてい
る。つまり、便座本体24の流入口27aが設けたられ
た枢支部とは反対側の枢支部に温風通路27の流出口2
7bを形成し、これと対向する便座ボックス25の位置
に通路35の流入口35aを形成し、通路35の吐出口
を便鉢内の空間へ臨ませている。
【0024】従って、温風発生装置30から通路32を
経て便座本体24内の温風通路27へ供給される温風
は、該通路27内を循環する間に蓄熱材26及び便座本
体24自体を加熱し、通路27の流出口27bから便座
ボックス25内の通路35へ流入し、便鉢空間内に存在
する人体の局部へ向けて吐出される。このため、人体の
局部を乾燥する場合に、蓄熱材26及び便座本体24を
加熱することができ、蓄熱材26の放熱時間を延長する
ことが可能である。その他の構成並びに作用効果につい
ては、前記図1に示す実施の形態の場合と同じである。
経て便座本体24内の温風通路27へ供給される温風
は、該通路27内を循環する間に蓄熱材26及び便座本
体24自体を加熱し、通路27の流出口27bから便座
ボックス25内の通路35へ流入し、便鉢空間内に存在
する人体の局部へ向けて吐出される。このため、人体の
局部を乾燥する場合に、蓄熱材26及び便座本体24を
加熱することができ、蓄熱材26の放熱時間を延長する
ことが可能である。その他の構成並びに作用効果につい
ては、前記図1に示す実施の形態の場合と同じである。
【0025】また図4は本発明の第3の実施の形態に係
る蓄熱式暖房便座36を示す横断平面図である。同図に
示す如く、この実施の形態にあっては、便座本体24の
手前側(使用者が便座本体24へ着座した状態で使用者
の足元側)に、温風の吹出口37を形成している。便座
本体24内の温風通路27を循環する温風は、温風通路
27を分岐して流れ、その途中において蓄熱材26及び
便座本体24自体を加熱し、温風吹出口37から使用者
の足元へ向けて吹き出される。従って、使用者の脚部の
全体を温めることが可能であり、また部屋全体の暖房効
果もある。その他の構成並びに作用効果は、前述した図
1に示す第1の実施の形態の場合と同じである。
る蓄熱式暖房便座36を示す横断平面図である。同図に
示す如く、この実施の形態にあっては、便座本体24の
手前側(使用者が便座本体24へ着座した状態で使用者
の足元側)に、温風の吹出口37を形成している。便座
本体24内の温風通路27を循環する温風は、温風通路
27を分岐して流れ、その途中において蓄熱材26及び
便座本体24自体を加熱し、温風吹出口37から使用者
の足元へ向けて吹き出される。従って、使用者の脚部の
全体を温めることが可能であり、また部屋全体の暖房効
果もある。その他の構成並びに作用効果は、前述した図
1に示す第1の実施の形態の場合と同じである。
【0026】図5は、本発明の第4の実施の形態に係る
蓄熱式暖房便座38を示すものである。この暖房便座3
8は、便座本体24内に蓄熱材26を配設し、該蓄熱材
26内にヒートパイプ39を装着している。そして、ヒ
ートパイプ39の受熱部40と、便座ボックス25側に
配設した電気式のヒーター41とが衝合可能に配設され
ている。従って、便座ボックス25側のヒーター41を
夜間等の電力使用量が少ないときにON動作させてヒー
トパイプ39の受熱部40を加熱し、ヒートパイプ39
の熱媒体の循環を利用して蓄熱材26及び便座本体24
を加熱すればよい。この場合も便座本体24は、便器本
体側に固定された便座ボックス25に対して脱着自在で
あり、しかも電気的部品が配設されていないので、水洗
いができ、清掃性及びメンテナンス性に優れている。蓄
熱材26による作用効果は前述した各実施の形態の場合
と同じである。
蓄熱式暖房便座38を示すものである。この暖房便座3
8は、便座本体24内に蓄熱材26を配設し、該蓄熱材
26内にヒートパイプ39を装着している。そして、ヒ
ートパイプ39の受熱部40と、便座ボックス25側に
配設した電気式のヒーター41とが衝合可能に配設され
ている。従って、便座ボックス25側のヒーター41を
夜間等の電力使用量が少ないときにON動作させてヒー
トパイプ39の受熱部40を加熱し、ヒートパイプ39
の熱媒体の循環を利用して蓄熱材26及び便座本体24
を加熱すればよい。この場合も便座本体24は、便器本
体側に固定された便座ボックス25に対して脱着自在で
あり、しかも電気的部品が配設されていないので、水洗
いができ、清掃性及びメンテナンス性に優れている。蓄
熱材26による作用効果は前述した各実施の形態の場合
と同じである。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明にあっては、
便器本体側に対して分離できる中空の便座本体内に、蓄
熱材を配設すると共に、蓄熱材を加熱するための温風通
路を形成するか又はヒートパイプを配設し、便器本体側
に配設した温風発生装置から便座本体内の温風通路へ温
風を供給するか又は便器本体側のヒーターで便座本体側
のヒートパイプの受熱部を加熱するようにしたから、便
器本体側から便座本体内の蓄熱材を加熱して更に便座本
体を温めることができる。しかも、便座本体を便器本体
から分離することができる。また便座本体内には電気的
な部品は介在しない。そのため、便座本体を便器本体側
から分離して水洗いができ、清掃性及びメンテナンス性
に優れている。
便器本体側に対して分離できる中空の便座本体内に、蓄
熱材を配設すると共に、蓄熱材を加熱するための温風通
路を形成するか又はヒートパイプを配設し、便器本体側
に配設した温風発生装置から便座本体内の温風通路へ温
風を供給するか又は便器本体側のヒーターで便座本体側
のヒートパイプの受熱部を加熱するようにしたから、便
器本体側から便座本体内の蓄熱材を加熱して更に便座本
体を温めることができる。しかも、便座本体を便器本体
から分離することができる。また便座本体内には電気的
な部品は介在しない。そのため、便座本体を便器本体側
から分離して水洗いができ、清掃性及びメンテナンス性
に優れている。
【0028】また本発明にあっては、蓄熱材と接触した
後の温風又は温風発生装置から吐出される温風が人体の
局部へ向けて吐出されるようにしており、人体の局部を
乾燥するたびごとに、その温風で蓄熱材を加熱すること
ができ、蓄熱材の放熱時間を実質的に延長することが可
能である。
後の温風又は温風発生装置から吐出される温風が人体の
局部へ向けて吐出されるようにしており、人体の局部を
乾燥するたびごとに、その温風で蓄熱材を加熱すること
ができ、蓄熱材の放熱時間を実質的に延長することが可
能である。
【0029】更に、蓄熱材と接触した後の温風を便座本
体の前方側へ吹き出すようにしており、使用者の足元暖
房及び部屋全体の暖房を行うことが可能である。
体の前方側へ吹き出すようにしており、使用者の足元暖
房及び部屋全体の暖房を行うことが可能である。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る蓄熱式暖房便
座の横断平面図である。
座の横断平面図である。
【図2】図(A)〜図(F)は、それぞれ本発明に係る
蓄熱材と温風通路との配置関係を示す便座本体の一部を
示す縦断面図である。
蓄熱材と温風通路との配置関係を示す便座本体の一部を
示す縦断面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る蓄熱式暖房便
座の横断平面図である。
座の横断平面図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態に係る蓄熱式暖房便
座の横断平面図である。
座の横断平面図である。
【図5】本発明の第4の実施の形態に係る蓄熱式暖房便
座の横断平面図である。
座の横断平面図である。
【図6】従来技術に係るものであり、図(A)は便器の
全体を示す斜視図、図(B)は便座本体の一部を示す縦
断面図である。
全体を示す斜視図、図(B)は便座本体の一部を示す縦
断面図である。
【図7】他の従来技術に係るものであり、便座本体の一
部を示す縦断面図である。
部を示す縦断面図である。
【図8】更に他の従来技術に係るものであり、便座本体
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図9】更にまた他の従来技術に係るものであり、便座
本体の一部を示す縦断面図である。
本体の一部を示す縦断面図である。
23,34,36,38…蓄熱式の暖房便座 24…便座本体 25…便座ボック
ス 26…蓄熱材 27…便座本体の
温風通路 27a…温風通路の流入口 28…パック材料 30…温風発生装置 32…便座ボック
スの温風通路 32a…温風通路の吐出口 37…温風吹出口 39…ヒートパイプ 40…ヒートパイ
プの受熱部 41…ヒーター
ス 26…蓄熱材 27…便座本体の
温風通路 27a…温風通路の流入口 28…パック材料 30…温風発生装置 32…便座ボック
スの温風通路 32a…温風通路の吐出口 37…温風吹出口 39…ヒートパイプ 40…ヒートパイ
プの受熱部 41…ヒーター
フロントページの続き (72)発明者 豊吉 英文 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内
Claims (4)
- 【請求項1】便器本体側に対して分離できる中空の便座
本体を有し、該便座本体の中空内に蓄熱材を配設すると
共に、蓄熱材を加熱するための温風通路を形成し、便器
本体側には温風の発生装置を設けて成り、該温風発生装
置の温風吐出口と前記温風通路の温風流入口とを連通接
続したことを特徴とする加熱流体を利用した蓄熱式暖房
便座。 - 【請求項2】蓄熱材と接触した後の温風又は温風発生装
置から吐出される温風が人体の局部へ向けて吐出される
ことを特徴とする請求項1に記載の加熱流体を利用した
蓄熱式暖房便座。 - 【請求項3】蓄熱材と接触した後の温風が便座本体の前
方側へ吐出され、使用者の脚部等を温めるようになって
いることを特徴とする請求項1に記載の加熱流体を利用
した蓄熱式暖房便座。 - 【請求項4】便器本体側に対して分離できる中空の便座
本体を有し、該便座本体の中空内に蓄熱材を配設すると
共に、蓄熱材を加熱するためのヒートパイプを配設し、
便器本体側には前記ヒートパイプを加熱するためのヒー
ターを設けて成り、前記ヒートパイプの受熱部と前記ヒ
ーターとを接合可能にしたことを特徴とする加熱流体を
利用した蓄熱式暖房便座。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29820397A JPH11128119A (ja) | 1997-10-30 | 1997-10-30 | 加熱流体を利用した蓄熱式暖房便座 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29820397A JPH11128119A (ja) | 1997-10-30 | 1997-10-30 | 加熱流体を利用した蓄熱式暖房便座 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11128119A true JPH11128119A (ja) | 1999-05-18 |
Family
ID=17856555
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29820397A Pending JPH11128119A (ja) | 1997-10-30 | 1997-10-30 | 加熱流体を利用した蓄熱式暖房便座 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11128119A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002355192A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-12-10 | Toto Ltd | 便座装置 |
KR100612770B1 (ko) | 2005-02-24 | 2006-08-21 | 나은기술 주식회사 | 비데의 난방 변좌 |
CN107361689A (zh) * | 2017-08-04 | 2017-11-21 | 杭州巨力绝缘材料有限公司 | 高效低耗环保型马桶盖及蓄热恒温方法 |
CN107411626A (zh) * | 2017-08-04 | 2017-12-01 | 杭州巨力绝缘材料有限公司 | 高效低耗环保恒温刚性马桶盖及工作方法 |
CN111920336A (zh) * | 2020-07-14 | 2020-11-13 | 李强 | 一种易清洁马桶坐垫 |
-
1997
- 1997-10-30 JP JP29820397A patent/JPH11128119A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002355192A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-12-10 | Toto Ltd | 便座装置 |
KR100612770B1 (ko) | 2005-02-24 | 2006-08-21 | 나은기술 주식회사 | 비데의 난방 변좌 |
CN107361689A (zh) * | 2017-08-04 | 2017-11-21 | 杭州巨力绝缘材料有限公司 | 高效低耗环保型马桶盖及蓄热恒温方法 |
CN107411626A (zh) * | 2017-08-04 | 2017-12-01 | 杭州巨力绝缘材料有限公司 | 高效低耗环保恒温刚性马桶盖及工作方法 |
CN111920336A (zh) * | 2020-07-14 | 2020-11-13 | 李强 | 一种易清洁马桶坐垫 |
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