JPH11127278A - 電源状態監視方法 - Google Patents

電源状態監視方法

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JPH11127278A
JPH11127278A JP28706797A JP28706797A JPH11127278A JP H11127278 A JPH11127278 A JP H11127278A JP 28706797 A JP28706797 A JP 28706797A JP 28706797 A JP28706797 A JP 28706797A JP H11127278 A JPH11127278 A JP H11127278A
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JP28706797A
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Motoaki Shimizu
元明 清水
Takeyuki Tentou
丈幸 天藤
Seiichi Yamano
誠一 山野
Masaru Tsuchiya
勝 土屋
Toshiyuki Kudo
敏行 工藤
Hidekazu Ichikawa
英一 市川
Shoichi Omori
尚一 大森
Akira Kikuchi
顕 菊池
Kazutoshi Komatsu
一俊 小松
Katsuhiro Kondo
克弘 近藤
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OKI TEC KK
Fujitsu Ltd
Hitachi Ltd
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OKI TEC KK
Fujitsu Ltd
Hitachi Ltd
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 宅内装置が電源断状態におかれた際に、その
旨を上位装置で確実に検出すること。 【解決手段】 電源断状態に際し、宅内装置1からのデ
ータ・フレーム1〜データ・フレーム3は上位装置8で
順次受信された上、その正常性が直前受信データ・フレ
ーム内の巡回符号によりチェックされるに際し、データ
・フレーム1、データ・フレーム2の何れか1つが少な
くとも正常であれば、その正常データ・フレーム内に設
定されている電源状態情報からは、宅内装置1における
電源状態、即ち、電源断状態が容易に、しかも確実に検
出され得るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エコーキャンセラ
伝送方式の宅内装置における電源が断状態にあるか否か
が、エコーキャンセラ伝送方式の上位装置で監視される
ようにした電源状態監視方法に係わり、特に宅内装置に
おける電源が断状態におかれた際に、その旨が上位装置
でより確実に知れるようにした電源状態監視方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】これまでに、情報ビット受信(検出)装
置における情報の認識例としては、例えばベルコア ソ
ネット トランスポート システム(GR-26-53-CORE)(B
ellcore SONET Transport System( GR-26-53-CORE))の
6章に記載のものが知られている。STS−3フレーム
内でのRDI−Pビット情報の受信方法が記載されてい
るわけであるが、これをより詳細に説明すれば以下のよ
うである。
【0003】即ち、図3に従来技術に係る保守運用情報
のデータ受信部での検出処理例を示す。これによる場
合、送信データ・フレーム50各々は送信オーバヘッド
51および主データ52からなるものとしてデータ送信
部(図示せず)で順次作成された上、データ受信部54
に送出されるものとなっている。データ送信部で送信デ
ータ・フレーム50各々が順次作成されるに際しては、
送信オーバヘッド51上の特定オクテット(G1オクテ
ット)53には、警報情報表示ビット(論理“1”:警
報、論理“0”:正常)RDI−Pが第5ビットg1と
して設定されているものである。その警報情報表示ビッ
トRDI−Pはその警報状態が解除されるまでの間、論
理“1”状態としてデータ受信部54に継続的に送出さ
れている一方、データ受信部54ではまた、G1オクテ
ットが受信される度に、RDI−Pビット検出部55で
その警報情報表示ビットRDI−Pの論理状態が検出さ
れた上、その論理“1”状態、または論理“0”状態の
10回分に亘る連続性が10連続検出部56で検出され
たものとなっている。即ち、データ受信部54では、論
理“1”状態の警報情報表示ビットRDI−Pを含むデ
ータ・フレームが10データ・フレーム分、連続的に検
出されたことを以て、初めてデータ送信部が警報状態に
あるとして確定されているものである。データ送信部が
正常状態にある場合にも、それと同様にして、その正常
状態が確定されているものである。
【0004】ここで、ローカル給電状態におかれている
宅内装置が電源断状態におかれた場合に、その旨を示す
電源状態情報が、例えば局内回線終端装置(上位装置に
相当)で、例えば3回連続的に検出された場合に、初め
て宅内装置での電源断状態が確認可とされている場合を
想定の上、これについて図4により説明すれば以下のよ
うである。
【0005】即ち、宅内装置15は他装置(例えば局交
換機)からの給電状態におかれることはなく、一般にロ
ーカル給電状態におかれたものとなっている。したがっ
て、宅内装置15における電源(1次電源(主電源)お
よび2次電源(予備電源))が断状態におかれた場合に
は、電源断状態にあるにも拘らず、それまでの蓄積エネ
ルギを利用して、その旨は短時間内に局内回線終端装置
21に対し速やかに通知される必要があるというもので
ある。図4に示すように、宅内装置15では、1次電源
状態情報作成部16、2次電源状態情報作成部17それ
ぞれで1次電源状態情報PS1(Power Status 1)、2
次電源状態情報PS2(Power Status 2)が作成された
上、他保守運用情報保とともに保守運用データ作成部1
8から保守運用データとして得られているが、これがデ
ータ・フレーム作成部19で主データに多重化により所
定に付加されることで、データ・フレームが作成されて
いるものである。作成されたデータ・フレームはデータ
・フレーム作成部19から順次2線通信線20を介し局
内回線終端装置21に送出されているわけである。特に
宅内装置15が電源断状態におかれた際には、その宅内
装置15から局内回線終端装置21に対しては、データ
・フレームが少なくとも3データ・フレーム分送出され
ているが、データ・フレームが3データ・フレーム分、
送出されている場合でのフォーマットを図5に示す。
【0006】一方、局内回線終端装置21では、宅内装
置15からデータ・フレームが受信される度に、そのデ
ータ・フレーム内の電源状態情報領域25上に設定され
ている電源状態情報PS1,PS2の状態が1次電源状
態情報検出部22、2次電源状態情報検出部23それぞ
れで検出されているものである。したがって、例えば電
源状態情報PS1,PS2各々が論理“1”状態にある
場合をその電源が正常状態、論理“0”状態にある場合
をその電源が断状態にあるとすれば、宅内装置15が電
源断状態におかれた際には、電源状態情報PS1,PS
2がともに論理“0”状態として設定されたデータ・フ
レームが少なくとも3データ・フレーム分、即ち、デー
タ・フレーム1〜データ・フレーム3が宅内装置15か
ら送出されることになる。この結果、1次電源状態情報
検出部22、2次電源状態情報検出部23それぞれで
は、電源状態情報PS1,PS2がともに論理“0”状
態にあることが3回に亘って連続的に検出されることに
なるが、この3回に亘る連続検出態様が1次電源・2次
電源断情報3回連続検出部24で検出されたことを以
て、宅内装置15が現に電源断状態にあることが確認さ
れ得るものである(3回連続検出方法)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、局内回
線終端装置では、電源状態情報PS1,PS2がともに
論理“0”状態にあることが3回に亘って連続的に検出
されたことを以て、宅内装置が現に電源断状態にあるこ
とが初めて確認されているが、その電源断状態を確認す
る上で、3回に亘る連続検出が必要とされているのは、
以下の理由による。即ち、単に1つの1データ・フレー
ム内に設定されている電源状態情報PS1,PS2がと
もに論理“0”状態にあることを以て、宅内装置が電源
断状態にあると確認するのには、伝送路上でのビット誤
りを考慮した場合、その信頼性に欠けるからである。し
たがって、電源状態情報PS1,PS2自体の伝送路上
でのビット誤りを考慮の上、少なくとも保護段数=3と
して、3回に亘る連続検出を以て、宅内装置における電
源断状態が初めて確認されているものである。
【0008】一方、宅内装置が電源断状態、特に1次電
源、2次電源がともに断状態におかれた際に、その宅内
装置から発生されるデータ・フレーム(電源状態情報P
S1,PS2はともに論理“0”状態に設定)として
は、その数が少なくとも3データ・フレーム分とされ、
以降は無信号状態となり得るということが一般に知られ
ている(ANSI(American National Standards Insti
tute) T1.601−1992による)。したがって、
上記3回連続検出方法により1次電源、2次電源がとも
に断状態にある場合が検出されるとすれば、宅内装置が
電源断状態におかれた際に発生されるデータ・フレーム
各々にも伝送誤りが発生する虞があることからすれば、
宅内装置における電源断状態が必ずしも検出されるとは
限らないというものである。例えば宅内装置が電源断状
態におかれた際に、局内回線終端装置へのデータ・フレ
ームが宅内装置から3データ・フレーム分のみ発生され
るとして、そのうちの何れかのデータ・フレーム内に設
定されている電源状態情報PS1,PS2(ともに論理
“0”状態に設定)に伝送途中で誤りが発生したとすれ
ば、局内回線終端装置では、もはや、宅内装置における
電源断状態は検出され得ないというものである。その局
内回線終端装置ではまた、4データ・フレーム目以降が
無信号状態であったとしても、数データ・フレーム時間
内は正常なデータ・フレームが再度受信されることが期
待された状態(前方保護状態)にあり、その前方保護状
態では、たとえ、無信号状態であったとしても、データ
・フレーム内電源状態情報PS1,PS2設定相当位置
でのビット情報が認識可能とされ、しかも3回連続検出
動作状態にあることから、もしも、その際に、電源状態
情報PS1,PS2設定相当位置で仮にノイズが発生し
たとすれば、その位置でのビット情報は電源状態情報P
S1,PS2(ともに論理“0”状態に設定)以外のも
の、即ち、宅内装置が非電源断状態にあると誤って認識
されてしまう虞も生じるものとなっている。したがっ
て、このような事情からして、従来技術に係る3回連続
検出方法に代わる電源状態監視方法、即ち、宅内装置が
電源断状態におかれた際に、その旨が上位装置で確実に
検出され得る電源状態監視方法が必要とされていたもの
である。
【0009】よって、本発明の目的は、宅内装置が電源
断状態におかれた際に、その旨が上位装置で確実に検出
され得る電源状態監視方法を供するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、データ・フ
レーム各々には直前送出データ・フレームに対する巡回
符号がフレーム内に付加されつつ、宅内装置における電
源が断状態にあるか否かを示す電源状態情報が含まれた
データ・フレームがその宅内装置から連続的に送出され
ている状態で、その宅内装置が電源断状態におかれた際
には、その宅内装置からは、電源断状態を示す電源状態
情報が含まれたデータ・フレームが少なくとも3データ
・フレーム分に亘って連続的に送出される一方、上位装
置では、上記宅内装置からのデータ・フレームが受信さ
れる度に、該データ・フレームに付加されている巡回符
号により直前受信データ・フレームの正常/異常性がチ
ェックされた上、正常であると判定された受信データ・
フレーム各々に含まれている電源状態情報から、上記宅
内装置が電源断状態にあるか否かが監視されることで達
成される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1,図2により
説明するが、その具体的説明に先立って、その理論的背
景について簡単ながら説明すれば以下のようである。即
ち、一般に、宅内装置からデータ・フレームが上位装置
に順次送出されるに際しては、そのデータ・フレーム内
には、その宅内装置における電源が断状態にあるか否か
を示す電源状態情報が設定される他、直前送出データ・
フレームに対する巡回符号(CRCコード:Cyclic Red
undancy Check Code)が付加された状態として送出され
るようにしたものである。当然ながら、その巡回符号は
主データや電源状態情報等から作成されたものとなって
いる。よって、上位装置では、宅内装置からのデータ・
フレームが受信される度に、そのデータ・フレームに付
加されている巡回符号により直前受信データ・フレーム
についての正常/異常性がチェックされ得ることから、
正常であると判定された受信データ・フレーム各々に含
まれている電源状態情報から、宅内装置が現に電源断状
態にあるか否かが確実に監視され得るものである。
【0012】したがって、以上のようにして、データ・
フレームが送出されている状態で、宅内装置が電源断状
態におかれた場合を想定すれば、宅内装置が電源断状態
におかれれば、宅内装置からは、上位装置へのデータ・
フレームが、例えば3データ・フレーム(データ・フレ
ーム1〜データ・フレーム3)分のみ送出される一方、
上位装置ではまた、それらデータ・フレームが順次受信
された上、その正常/異常性が巡回符号によりチェック
されることになるが、その際に、それらデータ・フレー
ムのうち、データ・フレーム1、またはデータ・フレー
ム2の何れかが少なくとも正常であると判定されたとす
れば、その正常であると判定されたデータ・フレーム内
に設定されている電源状態情報からは、宅内装置におけ
る電源状態、即ち、電源断状態が確実に検出され得るも
のである。因みに、その際、データ・フレーム3につい
ては、その正常/異常性チェックが不可とされる。これ
は、宅内装置からは、実際にデータ・フレーム4が送出
されることはなく、データ・フレーム4以降は無信号状
態として送出されているからである。より具体的には、
上位装置では、データ・フレーム3の受信時にそのデー
タ・フレーム3に対する巡回符号が作成され得ても、無
信号状態にあるデータ・フレーム4からは、データ・フ
レーム3に対する比較照合用巡回符号が抽出され得ない
からである。
【0013】したがって、宅内装置が電源断状態におか
れた際に、宅内装置から上位装置に対し、電源状態情報
が論理“0”状態に設定されたデータ・フレームが3デ
ータ・フレーム(データ・フレーム1〜データ・フレー
ム3)分のみ送出されるとして、既述の3回連続検出方
法による場合、それら3データ・フレームの全てがその
フレーム内に設定されている電源状態情報が伝送途中で
誤ることなく、上位装置でG(G:GOOD)フレーム
として受信されることで、初めて宅内装置における電源
状態が断状態にあると確認され得、それらデータ・フレ
ームの何れか1つでも電源状態情報が伝送途中で誤れ
ば、宅内装置における電源断状態は検出され得なかった
ものである。これに対し、巡回符号を利用した電源状態
監視方法による場合には、データ・フレーム1〜データ
・フレーム3全てが上位装置で正常に受信されることは
必要とされなく、データ・フレーム1、またはデータ・
フレーム2の何れか1つが少なくとも巡回符号により正
常であると判定されればよく、その正常であると判定さ
れたデータ・フレーム内に設定されている電源状態情報
より、宅内装置における電源断状態が容易に、しかも確
実に検出され得るものである。
【0014】さて、本発明を具体的に説明すれば、図1
はエコーキャンセラ伝送方式の、本発明に係る宅内装置
および局内回線終端装置(以下、単に局内装置と称す)
の接続関係とそれら装置の一例での内部構成を示したも
のである。図示のように、図4の場合と同様、宅内装置
1では、1次電源状態情報作成部2、2次電源状態情報
作成部3それぞれで1次電源状態情報PS1(Power St
atus 1)、2次電源状態情報PS2(Power Status 2)
が作成された上、他保守運用情報保とともに保守運用デ
ータ作成部4から保守運用データとして得られている
が、これがデータ・フレーム作成部5で主データに多重
化により所定に付加されることで、データ・フレームが
順次作成されたものとなっている。ただ、図4の場合と
実質的に異なるところは、そのようにして作成されたデ
ータ・フレーム内には、巡回符号作成部6で直前送出デ
ータ・フレームより作成された巡回符号が付加された
上、加入者2線伝送路7を介し局内装置8に送出されて
いる点である。巡回符号作成部6では、現に送出されつ
つあるデータ・フレームより巡回符号が作成されている
が、その巡回符号はその直後に送出されるデータ・フレ
ームに付加されているものである。
【0015】一方、局内装置8では、宅内装置1からの
データ・フレームが加入者2線伝送路7を介し受信され
る度に、そのデータ・フレームに付加されている巡回符
号により直前受信データ・フレームの正常/異常性が巡
回符号検査部9でチェックされているとともに、現に受
信されたデータ・フレーム内に設定されている電源状態
情報PS1,PS2はそれぞれ1次電源状態情報検出部
10、1次電源状態情報検出部11で検出されたものと
なっている。巡回符号検査部9では、データ・フレーム
が受信される度に、そのデータ・フレームより巡回符号
が作成されているが、その巡回符号と直前に受信された
データ・フレームに付加されている巡回符号とが比較照
合されることで、現に受信されたデータ・フレームにつ
いての正常/異常性が初めて確認されているものであ
る。換言すれば、巡回符号検査部9からの、現に受信さ
れたデータ・フレームについての正常/異常性チェック
結果は、1データ・フレーム後でなければ得られないも
のである。したがって、例えば1次電源状態情報検出部
10、1次電源状態情報検出部11各々に2ビット容量
シフトレジスタが具備されているとして、電源状態情報
PS1,PS2がそれらシフトレジスタを介しデータ・
フレーム周期毎に1次電源状態情報検出部10、1次電
源状態情報検出部11各々から同時に読み出されるよう
にすれば、データ・フレーム各々に設定されている電源
状態情報PS1,PS2と、そのデータ・フレームにつ
いての正常/異常性チェック結果とが同時に得られるも
のであり、更に、これら電源状態情報PS1,PS2、
正常/異常性チェック結果は1次・2次電源断検出保持
回路12で所定に処理されることで、宅内装置1におけ
る1次電源、2次電源がともに断状態にあることが検出
可されているものである。因みに、本例での1次・2次
電源断検出保持回路12では、巡回符号検査部9から誤
りなし“0”が得られ、かつ電源状態情報PS1が論理
“0”状態として得られた場合のみ、電源状態情報PS
1対応に設けられているフリップフロップはセット状態
におかれ、それ以外の場合には、そのフリップフロップ
はリセット状態におかれたものとなっている。電源状態
情報PS2についても同様に処理されているものであ
る。したがって、それらフリップフロップがともにセッ
ト状態にあることを以て、宅内装置1における1次電
源、2次電源がともに断状態にあることが検出され得る
ものである。
【0016】図2にはまた、宅内装置1における1次電
源、2次電源がともに断状態におかれた際に、宅内装置
1から局内装置8に送出される3データ・フレーム(デ
ータ・フレーム1〜データ・フレーム3)分のフォーマ
ットが示されているが、これより判るように、それらデ
ータフレーム各々は、主データや電源状態情報(PS
1,PS2)13等の他に、新たに巡回符号14が所定
に設定された状態として構成されたものとなっている。
さて、宅内装置1における1次電源、2次電源がともに
断状態におかれた際には、電源状態情報PS1,PS2
はともに論理“0”状態に設定された状態としてデータ
・フレーム1〜データ・フレーム3は宅内装置1から順
次送出された上、局内装置8で順次受信されるところと
なる。したがって、既述のように、その際に、それらデ
ータ・フレーム1〜データ・フレーム3のうち、データ
・フレーム1、またはデータ・フレーム2の何れかが少
なくとも正常であると判定されたとすれば、その正常で
あると判定されたデータ・フレーム内に設定されている
電源状態情報からは、宅内装置における電源状態、即
ち、電源断状態が容易に、しかも確実に検出され得るも
のである。
【0017】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1による
場合は、宅内装置が電源断状態におかれた際に、その旨
が上位装置で確実に検出され得るものとなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る宅内装置および局内回線
終端装置の接続関係とそれら装置の一例での内部構成を
示す図
【図2】図2は、その宅内装置が電源断状態におかれた
際に、その宅内装置から局内回線終端装置に送出される
3データ・フレーム分のフォーマットを示す図
【図3】図3は、従来技術に係る保守運用情報のデータ
受信部での検出処理例を示す図
【図4】図4は、宅内装置における電源断状態が、局内
回線終端装置(上位装置)でのその旨の連続検出を以て
確認可とされている場合を説明するための図
【図5】図5は、宅内装置が電源断状態におかれた場合
に、局内回線終端装置に対し送出されるデータ・フレー
ムの3データ・フレーム分のフォーマットを示す図
【符号の説明】
1…(エコーキャンセラ伝送方式)宅内装置、2…1次
電源状態情報作成部、3…2次電源状態情報作成部、4
…保守運用データ作成部、5…データ・フレーム作成
部、6…巡回符号作成部、7…加入者2線伝送路、8…
(エコーキャンセラ伝送方式)局内回線終端装置(上位
装置、あるいは局内装置)、9…巡回符号検査部、10
…1次電源状態情報検出部、11…2次電源状態情報検
出部、12…1次・2次電源断検出保持回路
【手続補正書】
【提出日】平成9年10月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000005223 富士通株式会社 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 (71)出願人 000000295 沖電気工業株式会社 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 (71)出願人 593065844 株式会社沖テック 愛知県名古屋市西区上名古屋三丁目25番28 号 第7猪村ビル (72)発明者 清水 元明 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 天藤 丈幸 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 山野 誠一 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 土屋 勝 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 工藤 敏行 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 市川 英一 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 大森 尚一 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 菊池 顕 宮城県仙台市青葉区一番町1丁目2番25号 富士通東北ディジタル・テクノロジ株式 会社内 (72)発明者 小松 一俊 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 近藤 克弘 愛知県名古屋市中区丸の内3丁目22番21号 株式会社沖テック内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エコーキャンセラ伝送方式の宅内装置に
    おける電源が断状態にあるか否かが、エコーキャンセラ
    伝送方式の上位装置で監視されるようにした電源状態監
    視方法であって、データ・フレーム各々には直前送出デ
    ータ・フレームに対する巡回符号がフレーム内に付加さ
    れつつ、宅内装置における電源が断状態にあるか否かを
    示す電源状態情報が含まれたデータ・フレームが該宅内
    装置から連続的に送出されている状態で、該宅内装置が
    電源断状態におかれた際には、該宅内装置からは、電源
    断状態を示す電源状態情報が含まれたデータ・フレーム
    が少なくとも3データ・フレーム分に亘って連続的に送
    出される一方、上位装置では、上記宅内装置からのデー
    タ・フレームが受信される度に、該データ・フレームに
    付加されている巡回符号により直前受信データ・フレー
    ムの正常/異常性がチェックされた上、正常であると判
    定された受信データ・フレーム各々に含まれている電源
    状態情報から、上記宅内装置が電源断状態にあるか否か
    が監視されるようにした電源状態監視方法。
JP28706797A 1997-10-20 1997-10-20 電源状態監視方法 Withdrawn JPH11127278A (ja)

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