JPH11127222A - 情報受信機能を有する端末装置 - Google Patents

情報受信機能を有する端末装置

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JPH11127222A
JPH11127222A JP28853297A JP28853297A JPH11127222A JP H11127222 A JPH11127222 A JP H11127222A JP 28853297 A JP28853297 A JP 28853297A JP 28853297 A JP28853297 A JP 28853297A JP H11127222 A JPH11127222 A JP H11127222A
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JP
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signal
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JP28853297A
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Ryuichi Aikawa
龍一 合川
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信前情報通知サービスを利用して、受話器
を取る前に、加入者の中の誰宛であるのかを通知する。 【解決手段】 情報受信端末起動信号を受信して加入者
線交換機20との間の回線を接続し、発信側端末装置の
情報を受信した後、回線を一旦切断するといった通信前
の接続動作を制御する接続制御部9と、受信した発信側
端末装置の情報を記憶する第1の記憶部11と、複数の
発信側端末装置の情報を予め複数種類に分類して記憶す
る第2の記憶部13と、第2の記憶部13に記憶されて
いる情報の分類毎に異なる呼出信号を記憶する呼出信号
パターン記憶部14と、回線を一旦切断した後、第1の
記憶部11に記憶された情報と第2の記憶部に記憶され
ている情報とを比較し、一致する情報が含まれる分類に
対応する呼出信号を呼出信号パターン記憶部14から読
み出して鳴動させる呼出手段制御部12とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信前情報通知機
能を有する加入者線交換機に接続される端末装置に係
り、より詳細には、発信側端末装置の情報を通信前(例
えば、端末装置の受話器を取る前)に、その端末装置の
使用者に知らせるようにした情報受信機能を有する端末
装置(電話機やファクシミリ装置などの通信装置)に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、加入者を個別に呼び出すこと
のできる加入者個別呼出端末が提供されている(特開平
3−213033号公報)。この加入者個別呼出端末
は、交換システムの複数の加入者が共同で使用する加入
者端末であって、この加入者端末が保有する複数の加入
者のそれぞれに対応した被呼者番号が予め交換機に登録
されている。一方、加入者端末には、被呼者番号に対応
した呼出音が登録されている。そして、交換機から任意
の加入者に対応した被呼者番号(被呼者識別信号)が送
信されてくると、加入者端末では、この被呼者番号に対
応した呼出音を読み出して出力する構成となっている
(これを従来技術1)という。
【0003】また、1つの通信回線に複数の電話番号が
与えられている場合に、その電話番号ごとに異なる信号
パターンの呼出信号を交換機から出力することにより、
電話番号ごとに異なる呼出音を鳴らすようにした、いわ
ゆるD/R(ディスティンクティブリンギング)サービ
スが提供されている(これを従来技術2という)。
【0004】また、ISDN網に接続される加入者端末
装置において、着信加入者の個々に付与された識別番号
にその加入者を示す指標を対応付けてメモリに記憶し、
交換機からの着信信号に含まれる識別番号に基づいてメ
モリ内の情報を検索し、着信加入者を示す指標を表示す
るように構成したもの(特開平1−105648号公
報)もある(これを従来技術3という)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術1の
ものは、加入者端末が保有する複数の加入者のそれぞれ
に対応した被呼者番号を交換機に予め登録しておく必要
があるため、交換機に大容量のメモリを備える必要があ
るといった問題があった。また、加入者端末を利用する
加入者が変わった場合には、交換機のメモリ内容をその
都度変更する必要があるため、変更作業が煩わしいとい
った問題もあった。
【0006】また、上記した従来技術2のものは、D/
R(ディスティンクティブリンギング)サービスに特に
適合した交換システムであって、1つの通信回線に1つ
の電話番号が与えられている一般的な交換システムにお
いては、全く意味を持たないものであった。また、電話
番号ごとに異なる信号パターンの呼出信号を交換機に登
録する必要があることから、交換機に大容量のメモリを
備える必要があるといった問題もあった。
【0007】また、上記した従来技術3のものは、IS
DN網に特に適合した交換システムであって、公衆回線
を用いた一般的な交換システムには、全く適用できない
ものであった。ところで、今回新たに通信前情報通知サ
ービスが開始されようとしている。通信前情報通知サー
ビスとは、任意の端末装置からの発信に対し、通信回線
を通じて着信側端末装置に情報受信端末起動信号を送信
し、着信側端末装置からの応答信号を受けて発信側端末
装置の情報を送信し、その後の着信側端末装置からの受
信完了信号を受けて呼出信号を送信するといった処理
を、加入者線交換機において行うサービスである。
【0008】本発明は、このような通信前情報通知サー
ビスに特に適合した端末装置を提供するものである。す
なわち、通信回線を介して加入者線交換機に接続された
従来の端末装置(特に、電話装置)では、着信があった
場合、受話器を取る前に(すなわち、交換機を通じて発
信側端末装置と回線を接続する前に)、電話をかけてき
た相手が誰であるかを知ることができなかった。しかし
ながら、この通信前情報通知サービスでは、受話器を取
る前に、かかってきた電話の相手が誰であるのか(すな
わち、加入者の中の誰宛であるのか)を知ることができ
るので、この情報を利用して、加入者の利便性の向上を
図るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の情報受信機能を有する端末装置は、任意の
端末装置からの発信に対し、通信回線を通じて着信側端
末装置に情報受信端末起動信号を送信し、着信側端末装
置からの応答信号を受けて発信側端末装置の情報を送信
し、その後の着信側端末装置からの受信完了信号を受け
て呼出信号を送信するといった通信前情報通知機能を有
する加入者線交換機に接続される端末装置であって、情
報受信端末起動信号を受信することによって加入者線交
換機との間の回線を接続し、その後に送信されてくる発
信側端末装置の情報を受信した後、回線を一旦切断する
といった通信前の接続動作を制御する接続制御部と、受
信した発信側端末装置の情報を記憶する第1の記憶部
と、複数の発信側端末装置の情報を予め複数種類に分類
して記憶する第2の記憶部と、この第2の記憶部に記憶
されている情報の分類ごとに異なる呼出信号を記憶する
呼出信号記憶部と、接続制御部によって加入者線交換機
との間の回線を一旦切断した後、第1の記憶部に記憶さ
れた情報に基づいて第2の記憶部に記憶されている情報
を検索し、一致する情報が含まれる分類に対応する呼出
信号を呼出信号記憶部から読み出し、加入者線交換機か
ら呼出信号が送信されてきたとき、その読み出した呼出
信号に基づいて呼出手段を駆動させる呼出手段制御部と
を備えた構成としている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、本発明の端末装置
の電気的構成を示すブロック図である。この種の端末装
置には、従来の電話機に情報受信アダプタを接続した構
成のものと、情報受信アダプタを内蔵した構成の情報受
信電話機とがあるが、本実施形態では、情報受信アダプ
タを内蔵した(一体的に組み込んだ)情報受信電話機を
例に挙げて説明する。
【0011】図において、加入者線交換機(以下、ディ
ジタル交換機という)20に接続された通信回線1に
は、フックスイッチ2を介してスピーチネットワーク回
路3、装置全体の動作制御を行う接続制御部9、及びデ
ィジタル交換機20から送信されてくる発信側端末装置
の情報(具体的には、電話番号)を検出する情報検出回
路10がそれぞれ接続されている。
【0012】また、スピーチネットワーク回路3には、
通話回路4を介して受話器に内蔵されたマイク5とイヤ
ピース6とがそれぞれ接続されている。また、通信回線
1には、ディジタル交換機20から送信されてくる情報
受信端末起動信号(以下、単に起動信号という)を検出
する起動信号検出回路7、及びディジタル交換機20か
ら送信されてくる呼出信号を検出する着信検出回路8が
それぞれ接続されており、これら起動信号検出回路7及
び着信検出回路8の出力は、接続制御部9に接続されて
いる。
【0013】また、接続制御部9の出力は、フックスイ
ッチ2の切換制御入力に接続されているとともに、呼出
手段制御部12に接続されており、呼出手段制御部12
の出力は、内部スピーカ(呼出手段)18を駆動するリ
ンガー回路17に接続されている。また、情報検出回路
10の出力は、接続制御部9と第1の記憶部11とに接
続されており、第1の記憶部11は、呼出手段制御部1
2と双方向に接続されている。
【0014】また、呼出手段制御部12には、複数の発
信側端末装置の回線番号を予め複数種類に分類して記憶
する第2の記憶部13が双方向に接続されているととも
に、第2の記憶部13に記憶された回線番号の分類に対
応した呼出信号パターンを記憶する呼出信号パターン記
憶部14が双方向に接続されている。また、呼出手段制
御部12には、第2の記憶部13に記憶させる回線番号
を分類して入力するためのテンキー等を備えた入力部1
5が接続されているとともに、呼出信号の出力時に、発
信側端末装置の回線番号を表示する表示部16が接続さ
れた構成となっている。
【0015】ディジタル交換機20は、任意の端末装置
からの発信に対し、通信回線1を通じて着信側端末装置
(本端末装置)に起動信号を送信するとともに、本端末
装置からの応答信号を受けて発信側端末装置の情報(回
線番号)を送信し、その後の本端末装置からの受信完了
信号を受けて呼出信号を送信するといった、いわゆる通
信前情報通知機能を備えている。
【0016】接続制御部9は、起動信号検出回路7から
の検出信号に基づいてフックスイッチ2を閉じる(直流
ループを形成する)とともに、ディジタル交換機20に
対して応答信号を送信する。また、第1の記憶部11に
発信側端末装置の回線番号が記憶されたことを情報検出
回路10からの確認信号によって確認すると、ディジタ
ル交換機20に対して受信完了信号を送信した後、フッ
クスイッチ2を開く(直流ループを断つ)。その後、着
信検出回路8からの検出信号に基づき、再びフックスイ
ッチ2を閉じて、通常の呼出動作を行うようになってい
る。
【0017】呼出手段制御部12は、入力部15よりグ
ループごとに分類して入力された回線番号を、第2の記
憶部13の所定領域にグループごとに分類して記憶させ
る制御を行う。また、呼出手段制御部12は、第1の記
憶部11に記憶された回線番号に基づいて、第2の記憶
部に記憶されている回線番号を検索し、一致する回線番
号が含まれているグループを抽出する。そして、その抽
出したグループに対応する呼出信号パターンを呼出信号
パターン記憶部14から読み出し、その読み出した呼出
信号パターンに従ってリンガー回路17を制御し、内部
スピーカ18から該当するグループの呼出信号(呼出
音)を出力させる制御を行う。
【0018】ここで、第2の記憶部13に記憶される回
線番号のグループ分けとしては、次のような分け方が考
えられる。例えば、4人家族(父親、母親、長男、長
女)の場合、父親宛の回線番号をグループA、母親宛の
回線番号をグループB、長男宛の回線番号をグループ
C、長女宛の回線番号をグループDとして分類する。す
なわち、父親の会社関係や友人関係等の回線番号をグル
ープAに分類し、母親の友人関係等の回線番号をグルー
プBに分類し、長男の友人関係等の回線番号をグループ
Cに分類し、長女の友人関係等の回線番号をグループD
に分類する。
【0019】呼出信号パターン記憶部14には、これら
4つのグループA〜Dに対応した呼出信号パターン(例
えば、4種類のメロディに対応したパターン等)が予め
記憶されている。また、起動信号検出回路7で検出され
る起動信号は、例えば0.5秒間オン、0.5秒間オフ
を繰り返す16HZの信号となっている。一方、着信検出
回路8で検出される呼出信号は、1秒間オン、2秒間オ
フを繰り返す16HZの信号である。従って、起動信号検
出回路7及び着信検出回路8では、このオン、オフの周
期を検出して、ディジタル交換機20から送信されてき
た16HZの信号が、起動信号であるのか、又は呼出信号
であるのかの判別を行うようになっている。
【0020】また、第1の記憶部11は、情報検出回路
10からの新たな情報(回線番号)が書き込まれると、
その前に書き込まれていた情報(回線番号)が消去され
るようになっている。つまり、前の情報に上書きするよ
うにして新たな情報が書き込まれるようになっている。
【0021】次に、上記構成の端末装置における着信動
作について、図2に示すフローチャートを参照して説明
する。任意の端末装置からの発信に対し、ディジタル交
換機20は、通信回線1を通じて本端末装置に起動信号
を送信する。
【0022】本端末装置は、この起動信号を起動信号検
出回路7で検出すると(ステップS1)、起動信号検出
回路7から接続制御部9に検出信号を出力する。接続制
御部9は、この検出信号に基づき、フックスイッチ2を
閉じる(ステップS2)。これにより、ディジタル交換
機20との間に直流ループが形成される。ディジタル交
換機20は、この直流ループを応答信号として検出する
と、次に発信側端末装置の回線番号の情報(モデム信
号)を通信回線1を通じて本端末装置に送信する。
【0023】本端末装置は、この回線番号(モデム信
号)を情報検出回路10によって検出し、第1の記憶部
11にその検出した回線番号を記憶する(ステップS
3)。また、接続制御部9は、第1の記憶部11に発信
側端末装置の回線番号が記憶されたことを情報検出回路
10からの確認信号によって確認すると(ステップS
4)、ディジタル交換機20に対して受信完了信号を送
信した後、フックスイッチ2を開いて直流ループを断つ
(ステップS5)。ディジタル交換機20は、直流ルー
プが断たれた後、一定の時間(0.3秒以上の時間)経
過後に、通信回線1を通じて本端末装置に呼出信号を送
信する。
【0024】一方、本端末装置は、フックスイッチ2を
開いた後、第1の記憶部11に記憶された回線番号に基
づき、第2の記憶部13に記憶されている回線番号を検
索して、一致する回線番号があるか否かを判別する(ス
テップS6)。一致する回線番号がある場合には、その
回線番号が含まれているグループを抽出する(ステップ
S7)。ここで、第1の記憶部11に記憶された回線番
号が父親宛の電話番号である場合、呼出手段制御部12
は、この回線番号が分類されているグループAを抽出す
る。
【0025】そして、その抽出したグループAに対応す
る呼出信号パターンを呼出信号パターン記憶部14から
読み出し(ステップS8)、その読み出した呼出信号パ
ターンに従ってリンガー回路17を制御し、内部スピー
カ18からグループAの呼出信号(メロディ)を出力さ
せる(ステップS9)。またこのとき、呼出信号制御部
12は、第1の記憶部11に記憶されている回線番号
を、表示部16に表示する(ステップS10)。
【0026】一方、ステップS6において一致する回線
番号がなかった場合には、呼出手段制御部12は、呼出
信号パターン記憶部14から呼出信号パターンを読み出
すことなく、リンガー回路17を制御して、内部スピー
カ18から通常の(従来通りの)呼出信号(呼出音)を
出力させる(ステップS11)。
【0027】これにより、本端末装置を使用する家族
は、受話器を取る前に、家族の中の誰宛にかかってきた
電話であるのかを、その呼出音によって知ることができ
る。そのため、上記の場合には父親が受話器を取ること
によって、家族内での取次ぎが不要となる。また、電話
をかけてきた相手側にとっても、受話器を取った家族に
取次ぎを依頼せずに済むといった利点がある。特に、受
話器を取った家族が幼稚園児や小学校低学年の子供であ
る場合には、取次ぎがうまくいかず、目的の相手と話が
できるまでに時間がかかってしまうといったことがよく
あるが、本端末装置では、このような無駄な通話時間も
解消されるものである。
【0028】なお、上記実施形態では、分類したグルー
プごとに異なったメロディを鳴らす構成としているが、
従来の呼出音の長さや断続のタイミングを変えることに
よって、使用者が誰宛の電話であるのかを分かるように
してもよい。また、音声合成回路を用いて、例えば「×
×さんに電話です。」といった音声によって、使用者が
誰宛の電話であるのかを分かるようにしてもよい。
【0029】また、上記実施形態では、第2の記憶部1
3を単独で設けた構成としているが、この第2の記憶部
13は、例えば短縮ダイヤルの記憶部と兼用することが
できる。すなわち、短縮ダイヤルを登録するときに、回
線番号と共にグループA〜Dのいずれかを登録するよう
にすればよい。このようにすれば、記憶部の容量が節約
できる。
【0030】また、本発明は、ディジタル交換機20の
通信前情報通知機能を電話装置(コードレス電話機や留
守番電話機を含む)に適用したものであるが、ファクシ
ミリ等の画像通信装置に適用することも可能である。こ
の場合の適用例としては、例えば、画像通信装置が紙切
れ等で受信不可能状態のときに、相手側の画像通信装置
が送信してきた場合、その相手側の画像通信装置の回線
番号を記録しておくことが考えられる。これにより、相
手側の画像通信装置とは一度も通信回線を接続していな
くても、受信不可能状態のときに送信されてきた相手側
の画像通信装置の回線番号を記録し、使用者に知らせる
ことが可能となる。
【0031】この場合、例えば図1に示す基本構成を画
像通信装置が備えているとすると、第1の記憶部11を
更新記憶するタイプのものから、受信不可能状態におい
て送信してきた相手側の画像通信装置の回線番号を全て
蓄積できるタイプのものに変更すればよい。これによ
り、従来は何ら蓄積されなかった、受信不可能状態で送
信されてきた相手側画像通信装置の回線番号を蓄積する
ことができるので、その蓄積した回線番号を使用者に知
らせることができるものである。なお、上記実施形態で
は、呼出手段として、一般的な内部スピーカ18を例に
挙げて説明しているが、この他にも、バイブレータによ
るものとか、ランプ表示あるいは液晶画面表示によるも
のでもよく、また、これらを組み合わせたものでもよ
い。
【0032】
【発明の効果】本発明の情報受信機能を有する端末装置
は、通信前情報通知機能を有する加入者線交換機に接続
される端末装置であって、情報受信端末起動信号を受信
することによって加入者線交換機との間の回線を接続
し、その後に送信されてくる発信側端末装置の情報を受
信した後、回線を一旦切断するといった通信前の接続動
作を制御する接続制御部と、受信した発信側端末装置の
情報を記憶する第1の記憶部と、複数の発信側端末装置
の情報を予め複数種類に分類して記憶する第2の記憶部
と、この第2の記憶部に記憶されている情報の分類ごと
に異なる呼出信号を記憶する呼出信号記憶部と、接続制
御部によって加入者線交換機との間の回線を一旦切断し
た後、第1の記憶部に記憶された情報に基づいて第2の
記憶部に記憶されている情報を検索し、一致する情報が
含まれる分類に対応する呼出信号を呼出信号記憶部から
読み出し、加入者線交換機から呼出信号が送信されてき
たとき、その読み出した呼出信号に基づいて呼出手段を
駆動させる呼出手段制御部とを備えた構成としている。
これにより、従来は受話器を取り上げて通話をしなけれ
ば誰宛なのか分からなかったが、受話器を取る前に、か
かってきた電話が誰宛であるかを知ることができる。そ
のため、かかってきた電話を取るべき者が直接電話を取
ることができるので、共同で使用する者が例えば家族で
ある場合には、その家族内での取次ぎが不要となる。ま
た、電話をかけてきた相手側にとっても、受話器を取っ
た家族に取次ぎを依頼せずに済むといった利点がある。
特に、受話器を取った家族が幼稚園児や小学校低学年の
子供である場合には、取次ぎがうまくいかず、目的の相
手と話ができるまでに時間がかかってしまうといったこ
とがよくあるが、本発明の端末装置では、このような無
駄な通話時間が解消されることから、通話料金の節約に
もつながるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報受信機能を有する端末装置の電気
的構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の情報受信機能を有する端末装置の動作
を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 通信回線 2 フックスイッチ 7 起動信号検出回路 9 接続制御部 10 情報検出回路 11 第1の記憶部 12 呼出手段制御部 13 第2の記憶部 14 呼出信号パターン記憶部 20 ディジタル交換機(加入者線交換機)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意の端末装置からの発信に対し、通信
    回線を通じて着信側端末装置に情報受信端末起動信号を
    送信し、着信側端末装置からの応答信号を受けて発信側
    端末装置の情報を送信し、その後の前記着信側端末装置
    からの受信完了信号を受けて呼出信号を送信するといっ
    た通信前情報通知機能を有する加入者線交換機に接続さ
    れる端末装置であって、 前記情報受信端末起動信号を受信することによって前記
    加入者線交換機との間の回線を接続し、その後に送信さ
    れてくる前記発信側端末装置の情報を受信した後、回線
    を一旦切断するといった通信前の接続動作を制御する接
    続制御部と、 受信した前記発信側端末装置の情報を記憶する第1の記
    憶部と、 複数の発信側端末装置の情報を予め複数種類に分類して
    記憶する第2の記憶部と、 この第2の記憶部に記憶されている情報の分類ごとに異
    なる呼出信号を記憶する呼出信号記憶部と、 前記接続制御部によって前記加入者線交換機との間の回
    線を一旦切断した後、前記第1の記憶部に記憶された情
    報に基づいて前記第2の記憶部に記憶されている情報を
    検索し、一致する情報が含まれる分類に対応する呼出信
    号を前記呼出信号記憶部から読み出し、前記加入者線交
    換機から呼出信号が送信されてきたとき、その読み出し
    た呼出信号に基づいて呼出手段を駆動させる呼出手段制
    御部とを備えたことを特徴とする情報受信機能を有する
    端末装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000115348A (ja) * 1998-10-02 2000-04-21 Brother Ind Ltd 通信端末装置
JP2006507766A (ja) * 2002-11-25 2006-03-02 テレセクター リソーシーズ グループ インコーポレイテッド 複数のユーザーの選択的通知のための方法及びシステム
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