JPH11127167A - 仮想lan環境におけるフレームの仮想lan番号識別方法 - Google Patents

仮想lan環境におけるフレームの仮想lan番号識別方法

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Publication number
JPH11127167A
JPH11127167A JP9292557A JP29255797A JPH11127167A JP H11127167 A JPH11127167 A JP H11127167A JP 9292557 A JP9292557 A JP 9292557A JP 29255797 A JP29255797 A JP 29255797A JP H11127167 A JPH11127167 A JP H11127167A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
virtual lan
tag
switch
terminal
Prior art date
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Pending
Application number
JP9292557A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ishizaki
洋 石崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
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  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】スイッチに負荷を掛け性能を低下させること無
く、仮想LAN番号を含むタグが付加されたフレームを
通常の端末でも認識することが可能な、仮想LAN環境
におけるフレームの仮想LAN番号識別方法を提供す
る。 【解決手段】端末から送信されたフレームを受信したス
イッチが、該フレームの最後尾にタグを付加して他のス
イッチに送信し、該タグが付加された前記フレームを受
信した受信スイッチが、前記タグを読み出すことによ
り、フレームが所属する仮想LANの仮想LAN番号を
識別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、仮想LAN環境に
おけるフレームの仮想LAN番号識別方法に関するもの
であり、LAN(Local Area Network)上にてフレーム
を中継するスイッチが、フレームの所属する仮想LAN
の仮想LAN番号を識別するための方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】LAN上ではある端末から送信されたフ
レームをスイッチが宛先の端末へ中継する。この時、フ
レームの所属する仮想LANをスイッチが簡単に識別で
きることが中継上望ましい。
【0003】仮想LAN環境において、フレームが所属
する仮想LANを識別する方式に関する標準は現時点で
は出ておらず、各研究機関ではそれぞれ独自の方式を検
討・採用している。
【0004】例えば、IEEE802.1Q小委員会で
検討されている方式においては、仮想LAN番号を含む
タグを送信元アドレスの直後に挿入する仮想LANフレ
ーム構成を採用している。
【0005】図4は、この方式をイーサネットフレーム
に適用した場合のフレーム説明図である。通常イーサネ
ットフレームは、宛先アドレス(6オクテット)、送信
元アドレス(6オクテット)、長さ/プロトコルタイプ
(2オクテット)、データ(Nオクテット、N:任
意)、CRC(4オクテット)より構成される。なお、
CRCとは、Cyclic Redundancy Check の略である。
【0006】タグを挿入したイーサネットタグフレーム
は、送信元アドレスの直後に仮想LANプロトコルID
(2オクテット)、仮想LAN番号(2オクテット)が
付加されており、付加された情報をスイッチが読み取
り、フレームが所属する仮想LANの仮想LAN番号を
認識する。
【0007】図5は、このイーサネットタグフレームを
用いたネットワーク構成図を示す。ネットワークは、ス
イッチ56、57、端末51〜55で構成されており、
スイッチ56には、ポート58、59、トランクポート
60が設けられている。同様に、スイッチ57には、ポ
ート62、63、トランクポート61が設けられてい
る。トランクポート60、61はスイッチ同士を接続す
るためのポートであり、ユーザにより設定される。
【0008】スイッチ56、57は上記で述べた従来方
式による仮想LAN番号識別方式をサポートしたもので
あり、ポート58、62は仮想LAN1、ポート59、
63は仮想LAN2、トランクポート60、61は仮想
LAN1及び仮想LAN2がが割り当てられている。
【0009】端末51から端末54に宛てて送信された
フレームは、スイッチ56のポート58で受信された
後、トランクポート60から仮想LAN1の番号を含む
合計4オクテットのタグをその送信元アドレスの直後に
挿入され送信される。
【0010】トランクポート60から送信されたフレー
ムは、端末53及びスイッチ57のトランクポート61
で受信される。トランクポート61で受信されたフレー
ムはタグを削除された後、ポート62に中継されて端末
54に受信される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の仮想LAN環境
におけるフレームの仮想LAN番号識別方法は以下の問
題があった。
【0012】仮想LAN情報を含むタグをフレームの中
間に挿入しており、通常の端末は標準フォーマットのフ
レームしか認識できないため、このようなフレームを認
識できない。従って、トランクポートに通常の端末を直
結できない。例えば、図5において、端末51から端末
54に宛てて送信されたフレームは、前述のように端末
53でも受信されるが、端末53は受信したフレームを
認識することができない。
【0013】また、スイッチは端末が直結されているポ
ートにおいてタグを削除する必要が生じるため、スイッ
チに負荷を掛け性能を低下させる。更に、フレームの中
間にタグを挿入するために、フレームの一部分を受信バ
ッファとは別の領域にコピーする必要が生じることによ
り、スイッチに負荷を掛け性能を低下させる。
【0014】ユーザはタグを選択的に削除する必要性か
ら他のスイッチと接続されているポー卜をトランクポー
トに設定し、端末と直結されているポートとを区別しな
くてはならないため、ユーザの負担が大きくなる。
【0015】従って本発明の目的は、前記した従来技術
の欠点を解消し、スイッチに負荷を掛け性能を低下させ
ること無く、タグが付加されたフレームを通常の端末も
認識することが可能な、仮想LAN環境におけるフレー
ムの仮想LAN番号識別方法を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の目的を実現するた
め、本発明方法は、端末から送信されたフレームを受信
したスイッチが、該フレームの最後尾にタグを付加して
他のスイッチに送信し、該タグが付加された前記フレー
ムを受信した受信スイッチが、前記タグを読み出すこと
により、フレームが所属する仮想LANの仮想LAN番
号を識別するものである。
【0017】前記タグは、仮想LANタグ識別子と、仮
想LAN番号と、タグチェックサムとにより構成されて
も良い。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の仮想LAN番号
識別方法の一実施例を示す仮想LANフレームの構成図
である。フレームは、オリジナルフレーム、仮想LAN
タグ識別子、仮想LAN番号、タグチェックサムから構
成される。
【0019】仮想LANをサポートしているスイッチに
よって、端末から送信されたオリジナルのフレームの後
に、その端末が所属する仮想LAN番号を含むタグを付
加している。このタグをオリジナルフレームの後ろに偶
然に付いてしまった不要な値と区別するため、タグは組
織化されたデータ構造を採っている。タグは、仮想LA
Nタグ識別子、仮想LAN番号、タグチェックサムから
成る。
【0020】仮想LANタグ識別子は仕意の文字列であ
り、タグを不要なデータと区別するために用いる。タグ
チェックサムは、タグを伝送路エラーから保護すると同
時にタグのデータ構造に組織化を持たせ、不要なデータ
と区別する役割も果たす。このようなデータ構造によ
り、タグを付加したフレームのスイッチ間での送受信を
確実に保証する。
【0021】タグを付加する前後で、オリジナルフレー
ムの内容は長さ情報、フレームチェックサムを含めて全
て同じである。従って、通常の端末においてはオリジナ
ルフレームの最後尾に付加されたタグは単に無視される
だけであり、端末がフレームを受信及び認識する時の妨
げにならない。
【0022】これに対し、スイッチはフレームの長さ情
報で示される値の更に後ろのデータをチェックすること
により、付加されたタグを認識し、フレームが所属する
仮想LANの仮想LAN番号を認識することができる。
また、フレームにタグを付加する作業においては、スイ
ッチの受信バッファに格納されたフレームの次のアドレ
スからタグの情報を書き込めばよいので、フレームの内
容を受信バッファからコピーする必要が生じない。従っ
て、スイッチには負荷を掛けないで済むため、スイッチ
の性能が低下することはない。
【0023】図2は、本発明の仮想LAN番号識別方法
の他の実施例を示すイーサネットタグフレームの構成図
である。イーサネットフレームの構造は図4と同様であ
る。このイーサネットフレームの後にタグが付加されて
いる。
【0024】タグ内のデータ構造は、仮想LANタグ識
別子(2オクテット)、仮想LAN番号(2オクテッ
ト)、タグチェックサム(2オクテット)から成ってい
る。タグを付加してもイーサネットフレームの長さ情報
は変化しないので、通常の端末ではタグは無視される。
スイッチでは長さ情報で示されるフレームの末尾の後ろ
6オクテットをチェックすることによりタグを認識し、
フレームの所属する仮想LANの仮想LAN番号を認識
することができる。
【0025】図3は、図4のイーサネットタグフレーム
を用いたネットワークの構成図である。ネットワーク
は、スイッチ16、17、端末11〜15とから構成さ
れている。スイッチ16には、ポート18〜20が設け
られている。同様に、スイッチ17にも、ポート21〜
23が設けられている。
【0026】スイッチ16、17は本発明による仮想L
AN環境におけるフレームの仮想LAN番号識別方法を
サポートしたものであり、端末11〜15は通常の端末
である。ポート18、22は仮想LAN1、ポート1
9、23は仮想LAN2、ポート20、21は仮想LA
N1及び仮想LAN2が割り当てられている。
【0027】端末11から端末14に宛てて送信された
フレームは、スイッチ16のポート18で受信された
後、仮想LAN1の番号を含む合計6オクテットのタグ
がその最後尾に付加されポート20から送信される。ポ
ート20から送信されたフレームは、端末13及びスイ
ッチ17のポート21で受信される。ポート21で受信
されたフレームはタグを付加されたまま、ポート22に
中継されて端末14で受信される。なお、端末13でも
このフレームを認識することができる。
【0028】
【発明の効果】本発明の仮想LAN環境におけるフレー
ムの仮想LAN番号識別方法によれば以下の如き優れた
効果を発揮し工業上有用である。
【0029】(1)仮想LAN環境においてスイッチは
フレームの所属する仮想LANの仮想LAN番号を識別
することができる。
【0030】(2)フレームの最後尾に仮想LAN番号
を含むタグを付加することにより、タグが付加されたフ
レームを通常の端末においても認識できる。
【0031】(3)一度タグを付加してしまえば、タグ
を削除、再付加する必要がなく、また、タグを付加する
作業においてもフレームをコピーする必要がないので、
スイッチにかかる負荷が小さく、スイッチの性能を低下
させることは無い。
【0032】(4)トランクポートを設定する必要がな
いためユーザにかかる負担が少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の仮想LAN番号識別方法の一実施例を
示す仮想LANフレームの構成図である。
【図2】本発明の仮想LAN番号識別方法の他の実施例
を示すイーサネットタグフレームの構造図である。
【図3】図2のイーサネットタグフレームを用いたネッ
トワーク構成図である。
【図4】従来の仮想LAN番号識別方法を示すイーサネ
ットタグフレームの構成図である。
【図5】図4のイーサネットタグフレームを用いたネッ
トワーク構成図である。
【符号の説明】
11〜15、51〜55 端末 16、17、56、57 スイッチ 18〜23、58、59、62、63 ポート 60、61 トランクポート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】端末から送信されたフレームを受信したス
    イッチが、該フレームの最後尾にタグを付加して他のス
    イッチに送信し、該タグが付加された前記フレームを受
    信した受信スイッチが、前記タグを読み出すことによ
    り、フレームが所属する仮想LANの仮想LAN番号を
    識別することを特徴とする仮想LAN環境におけるフレ
    ームの仮想LAN番号識別方法。
  2. 【請求項2】前記タグは、仮想LANタグ識別子と、仮
    想LAN番号と、タグチェックサムとにより構成される
    ことを特徴とする請求項1記載の仮想LAN環境におけ
    るフレームの仮想LAN番号識別方法。
JP9292557A 1997-10-24 1997-10-24 仮想lan環境におけるフレームの仮想lan番号識別方法 Pending JPH11127167A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9292557A JPH11127167A (ja) 1997-10-24 1997-10-24 仮想lan環境におけるフレームの仮想lan番号識別方法

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JP9292557A JPH11127167A (ja) 1997-10-24 1997-10-24 仮想lan環境におけるフレームの仮想lan番号識別方法

Publications (1)

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JPH11127167A true JPH11127167A (ja) 1999-05-11

Family

ID=17783317

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JP9292557A Pending JPH11127167A (ja) 1997-10-24 1997-10-24 仮想lan環境におけるフレームの仮想lan番号識別方法

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JP (1) JPH11127167A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009201142A (ja) * 2001-01-30 2009-09-03 Alcatel Internetworking (Pe) Inc Vlanトンネリングプロトコル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009201142A (ja) * 2001-01-30 2009-09-03 Alcatel Internetworking (Pe) Inc Vlanトンネリングプロトコル

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