JPH0697937A - ネットワークシステムのデータ転送方式 - Google Patents

ネットワークシステムのデータ転送方式

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JPH0697937A
JPH0697937A JP4242345A JP24234592A JPH0697937A JP H0697937 A JPH0697937 A JP H0697937A JP 4242345 A JP4242345 A JP 4242345A JP 24234592 A JP24234592 A JP 24234592A JP H0697937 A JPH0697937 A JP H0697937A
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JP
Japan
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network
data
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JP4242345A
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Mamoru Koshi
護 越
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ルータ機能を有する中継装置がデータ転送経
路上に多数存在する場合であっても、データの転送を効
率良く行なうことが可能となる方式の提供を目的とす
る。 【構成】 データ転送元の処理装置10−Sとデータ転
送先の処理装置10−Dとが複数のネットワーク12及
び中継装置14を介して接続され、各中継装置14は、
ブリッジ機能及びルータ機能のための手段(20,2
2,24,26,28,30,32,34,36,3
8)を有し、処理装置10−Dは宛先アドレスが自己の
物理的アドレスとを一致する転送データを受け取るため
の手段(40,42,44)を有し、処理装置10−S
は、データ転送の経路上で処理装置10−Dの手前とな
る中継装置14の物理アドレスが宛先アドレスとされた
転送データを送出するための手段(52,52,54,
56)を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、経路選択機能を各々有
する複数の中継装置を介して処理装置間のデータ転送が
行なわれる方式に関するものである。
【0002】分岐するデータ伝送路を介して多数のLA
Nが接続されるネットワークシステムにおいては、ブリ
ッジ機能及びルータ機能を有する中継装置がLAN間に
挿入される。
【0003】
【従来の技術】図6において、ホストコンピュータ10
0(ここではデータの転送元)がネットワーク102に
接続されており、ネットワーク102には中継装置10
4が接続されている。
【0004】さらに中継装置104はネットワーク10
6と接続されており、ネットワーク106には中継装置
108が接続されている。
【0005】その中継装置108はネットワーク110
に接続されており、ネットワーク110にはホストコン
ピュータ112(ここではデータの転送先)が接続され
ている。
【0006】そして、ホストコンピュータ100には経
路制御情報テーブル114及びMACアドレス対応テー
ブル116が、中継装置104には経路制御情報テーブ
ル118及びMACアドレス対応テーブル120が、中
継装置108には経路制御情報テーブル122及びMA
Cアドレス対応テーブル124が、ホストコンピュータ
112には経路制御情報テーブル126及びMACアド
レス対応テーブル128が、各々設けられている。
【0007】図7ではホストコンピュータ100,中継
装置104,中継装置108,ホストコンピュータ11
2について定められるホスト識別子hostidが説明
されており、ホスト識別子hostidはネットワーク
番号netidとホスト番号hostnoで構成されて
いる。
【0008】図6のネットワークシステムにおいては、
ネットワーク102,106,110のネットワーク番
号netidが’1’,’2’,’3’と各々定められ
ており、ホストコンピュータ100,中継装置104,
中継装置108,ホストコンピュータ112のホスト番
号hostnoが’1’,’2’及び’1’,’2’及
び’1’,’2’と各々定められているので、それらホ
ストコンピュータ100,中継装置104,中継装置1
08,ホストコンピュータ112のホスト識別子hos
tidは各々”1.1”,”1.2”及び”2.
1”,”2.2”及び”3.1”,”3.2”とされ
る。
【0009】図8(A)においては経路制御情報テーブ
ル114,118,122,126が説明されており、
これらにはネットワーク番号netidとホスト識別子
hostidとが対応して格納される。
【0010】また同図(B)においてはMACアドレス
対応テーブル116,120,124,128が説明さ
れており、これらにはホスト識別子hostidとMA
Cアドレスmacadrとが対応して格納される。
【0011】図9では中継装置104,108の処理内
容が、図10及び図11ではホストコンピュータ100
及びホストコンピュータ112の処理内容が、各々説明
されており、図12(A),同図(B),同図(C),
同図(D)にはこれら間で通信される経路制御情報通知
パケット,MACアドレス要求パケット,MACアドレ
ス通知パケット,情報パケット(転送データを含むデー
タグラム)が各々示されている。
【0012】図9において、フレームの受信が行なわれ
ると(ステップ900)、受信パケットが自局宛のもの
であるか否かをこれに含まれた宛先MACアドレスda
(図12参照)と自局のMACアドレスmacadrと
の比較で判定する処理が行なわれる(ステップ90
2)。
【0013】その際に自局宛のフレーム受信が確認され
ると(ステップ902でyes 同報の場合には特殊な
MACアドレスを使用する)、経路制御情報通知パケッ
トを受信したか否かがパケット内の情報識別子(図12
参照)を用いて判定され(ステップ904)、経路制御
情報通知パケットの受信が確認された場合(ステップ9
04でyes)には、経路制御情報テーブル118,1
22が受信パケットの内容を用いて更新される(ステッ
プ906)。
【0014】さらに、受信パケットの内容を自局発信の
ものへ変更する処理が行なわれ(ステップ908)、自
局発信のものへ内容を変更した受信パケットが送出され
る(ステップ910)。
【0015】図10で示されるようにホストコンピュー
タ100,ホストコンピュータ112においても、自局
宛のフレームを受信したか否かを判定する処理(ステッ
プ1000)、経路制御情報通知パケットを受信したか
否かを判定する処理(ステップ1002)、経路制御情
報テーブル114,126を更新する処理(ステップ1
004)が行なわれる。
【0016】また、ホストコンピュータ100,中継装
置104,中継装置108,ホストコンピュータ112
から図12(B)のMACアドレス要求パケットが送信
されることにより、同図(C)のMACアドレス通知パ
ケットがそれらで受信され、このときの通知内容を用い
てMACアドレス対応テーブル116,120,12
4,128が更新される(図9ステップ912,914
/図10 ステップ1006,1008)。
【0017】図13では図6のネットワークシステムに
おける経路制御情報通知パケットの通信作用が説明され
ており、経路制御情報通知パケットは図13の,,
,,,の順に行なわれ、その結果、図6で示さ
れるように経路制御情報テーブル114,118,12
2,126の内容が更新される。
【0018】すなわち、データ転送経路(ホストコンピ
ュータ100,112間)で隣接する中継装置(10
4,108)の装置識別情報(ホスト識別子hosti
d)とこの中継装置(104,108)に接続されデー
タ転送経路の伸張側となるネットワーク(102,11
0)の識別情報(ネットワーク番号netid)とが対
応した内容及びデータ転送経路上で隣接するホストコン
ピュータ(102,110)または中継装置104との
間に存在するネットワーク(102,106,110)
の識別情報(ネットワーク番号netid)が中継装置
(104,108)の経路制御情報テーブル(118,
122)に書き込まれる。
【0019】そして、データ転送路上に存在するネット
ワーク(102,106,110)の識別情報(ネット
ワーク番号netid)とデータ転送経路上で隣接する
中継装置(104,108)の装置識別情報(ホスト識
別子hostid)とがホストコンピュータ(100,
112)の経路制御情報テーブル(114,126)に
対応して書き込まれる(自局の接続されたネットワーク
の識別情報については中継装置の装置識別情報が対応し
て格納されず、直接配送の旨を示す内容が対応して格納
される)。
【0020】また図6のネットワークシステムでは、ホ
ストコンピュータ100,中継装置104.中継装置1
08,ホストコンピュータ112のMACアドレス対応
テーブル116,120,124,128へ同図のよう
にホスト識別子hostid,MACアドレスmaca
drが対応して格納される。
【0021】すなわち、データ転送路上で隣接するホス
トコンピュータ(100,112)または中継装置(1
04,108)の物理アドレス(MACアドレスmac
adr)と装置識別情報(ホスト識別子hostid)
とが対応して中継装置(104,108)のMACアド
レス対応テーブル(120,124)へ書き込まれる。
【0022】そしてホストコンピュータ(100,11
2)のMACアドレス対応テーブル(116,128)
には、データ転送経路上で隣接する中継装置(104,
108)の装置識別情報(ホスト識別子hostid)
とその物理アドレス(MACアドレスmacadr)と
が対応して書き込まれる。
【0023】なお、必要な内容がMACアドレス対応テ
ーブル(120,124)に書き込まれていなかった場
合には、その取得要求が送出され、ネットワーク(10
2,106,110)を介して取り込まれる(図9 ス
テップ910,912,914,916,918,92
0,図11 ステップ1100,1102,1104,
1106)。
【0024】ここで、ホストコンピュータ100内にお
いてデータ転送要求が発生すると(図11 ステップ1
108)、データ転送先が同一のネットワーク102に
存在しているか否かを判定する処理が行なわれる(ステ
ップ1110)。
【0025】そして、データ転送先のホストコンピュー
タ112が同一ネットワーク102に存在していないこ
とが確認されると、経路制御情報テーブル114とMA
Cアドレス対応テーブル116がアクセスされ(111
2,1100)、図12(D)の情報パケットが作成さ
れる(ステップ1104)。
【0026】作成された情報パケットはホストコンピュ
ータ100からネットワーク102へ送出され(ステッ
プ1106)、同ネットワーク102に接続されていた
中継装置104で受信される(ステップ900)。
【0027】中継装置102では受信したパケットが自
局宛のものであることが確認され(ステップ902でy
es)、さらに受信パケットが経路制御情報通知パケッ
トでないことが確認され(ステップ904でno)、そ
して最終の宛先が自局でないことが確認される(ステッ
プ912でno)。
【0028】またデータ転送先のホストコンピュータ1
12が自局と同一のネットワーク102に接続されてい
ないことが確認されると(ステップ922)、経路制御
情報テーブル118及びMACアドレス対応テーブル1
20がアクセスされ(ステップ924,916)、受信
のパケットが自局発信のものに更新(宛先変更)されて
からネットワーク106へ送出される(ステップ92
0,910)。
【0029】以上と同様なルータ処理は中継装置108
においても行なわれるが、中継装置108ではデータ転
送先のホストコンピュータ112が自局と同一のネット
ワーク110に接続されていることが確認される(ステ
ップ922)。
【0030】このため経路制御情報テーブル122がア
クセスされることはなく、MACアドレス対応テーブル
124が直ちにアクセスされる(ステップ916)。
【0031】そして、受信のパケットが自局発信のもの
に更新されてネットワーク110へ送出されると(ステ
ップ920,910)、このパケットがホストコンピュ
ータ112で受信される(図10 ステップ101
0)。
【0032】ホストコンピュータ112では受信パケッ
トが自局宛であること及び受信パケットが情報パケット
であることが確認され(ステップ1000,100
2)、さらに、受信パケット内のホスト識別子host
idから最終の宛先が自局であることが確認され(ステ
ップ1006)、その結果、受信の情報パケットが内部
に取り込まれる(ステップ1008)。
【0033】以上のように、データ転送の経路上に存在
する中継装置104,108では、受信フレーム内のM
ACアドレスが自局宛であった場合、ルータ機能を用い
た中継動作が行なわれる。
【0034】これに対し、受信フレーム内のMACアド
レスが自局宛のものでなかった場合には、ブリッジ機能
を用いた中継動作が行なわれ、論理リンク制御副層以上
が透過的なものとなる。
【0035】
【発明が解決しようとする課題】ある端局(処理装置)
から別の端局(処理装置)へ多数の中継装置を介してデ
ータが転送される場合、各中継装置でルータ機能(経路
選択機能)によるデータ転送の中継動作が行なわれるの
で、中継に時間を要し、このため、データ転送速度が低
下する。
【0036】本発明は上記事情に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、ルータ機能を有する多数の中継装置
がデータ転送経路上に存在する場合であっても、データ
の転送を効率良く行なうことが可能となる方式を提供す
ることにある。
【0037】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明では図1の方式が採用されており、同図(A)
において、データ転送元の処理装置10−Sとデータ転
送先の処理装置10−Dとが複数のネットワーク12及
び中継装置14を介して接続される。
【0038】そして同図(B)において各中継装置14
は、データ転送経路上で隣接する中継装置14の装置識
別情報と該中継装置14に接続されデータ転送経路の伸
張側となるネットワーク12の識別情報とが対応した内
容及びデータ転送経路上で隣接する処理装置10−S,
10−Dまたは中継装置14との間に存在するネットワ
ーク12の識別情報を記憶する経路制御情報記憶手段2
0と、データ転送経路上で隣接する処理装置10または
中継装置14の物理アドレスと装置識別情報とが対応し
た内容を記憶する物理アドレス記憶手段22と、いずれ
かのネットワーク12から受信の転送データに含まれて
いた宛先アドレスと自己の物理アドレスとを比較する物
理アドレス比較手段24と、アドレスの一致を示す比較
結果が物理アドレス比較手段24で得られたときに、受
信の転送データに含まれていた宛先識別情報と自己の装
置識別情報とを比較する装置識別情報比較手段26と、
識別情報の不一致を示す比較結果が装置識別情報比較手
段26で得られたときに、宛先識別情報の示す中継装置
14が自己の接続されているネットワーク12に所属し
ているか否かを判定する宛先所属有無判定手段28と、
を有する。
【0039】さらに、中継装置14の所属を示す判定結
果が宛先所属有無判定手段28で得られたときに、該中
継装置14の存在するネットワーク12の識別情報を経
路制御情報記憶手段20から読み出すネットワーク識別
情報読出手段30と、中継装置14が所属していないこ
とを示す判定結果が宛先所属有無判定手段28で得られ
たときに、受信の転送データを送出すべき方向に存在す
るネットワーク12の識別情報と対応した装置識別情報
を経路制御情報記憶手段20から読み出す装置識別情報
読出手段32と、経路制御情報記憶手段20から読み出
された装置識別情報と対応する物理アドレスを物理アド
レス記憶手段22から読み出す物理アドレス読出手段3
4と、物理アドレス記憶手段22から読み出された物理
アドレスに宛先アドレスを更新する宛先アドレス更新手
段36と、アドレスの不一致を示す比較結果がアドレス
比較手段24で得られたときまたはネットワーク12の
識別情報が経路制御情報記憶手段20から読み出された
ときまたは宛先アドレスが更新されたときに、識別情報
が経路制御情報記憶手段20で記憶されていたネットワ
ーク12のうち転送データを受信したネットワーク12
と異なるネットワーク12へ受信の転送データを送出す
る転送データ送出手段38と、を有する。
【0040】また同図(C)においてデータ転送先の処
理装置10−Dは、ネットワーク12から受信の転送デ
ータに含まれていた宛先アドレスと自己の物理的アドレ
スとを比較する物理的アドレス比較手段40と、アドレ
スの一致を示す比較結果が物理アドレス比較手段40で
得られたときに受信の転送データに含まれていた宛先識
別情報と自己の識別情報とを比較する装置識別情報比較
手段42と、識別情報の一致を示す比較結果が得られた
ときに、受信の転送データを内部へ取り込む転送データ
受取手段44と、を有する。
【0041】そして同図(D)においてデータ転送先の
処理装置10−Sは、データを転送すべき処理装置10
−Dの物理アドレスを記憶する物理アドレス記憶手段5
0と、データを転送すべき処理装置10−Dが所属して
いるネットワーク12の識別番号と該ネットワーク12
に接続されデータ転送経路上に存在する中継装置14の
装置識別情報を記憶する装置識別情報記憶手段52と、
物理アドレス記憶手段50と装置識別情報記憶手段52
とに記憶されていた物理アドレスと装置識別情報を各々
宛先アドレスと宛先識別番号とした転送データを作成す
る転送データ作成手段54と、接続されたネットワーク
12のうちデータ転送経路上に存在するネットワーク1
2へ作成された転送データを送出する転送データ送出手
段56と、を有する。
【0042】
【作用】例えば図8(D)の情報パケットにおける宛先
MACアドレスとしてデータ転送先のMACアドレスを
データ転送元の処理装置10−Sがセットすると、デー
タ転送経路上の各中継装置14は、ブリッジ機能を用い
てデータの中継動作を行なう。
【0043】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明にかかるデータ
転送方式の好適的な実施例を説明する。
【0044】図2において、ホストコンピュータ100
のMACアドレス対応テーブル116には、中継装置1
08のホスト識別子hostid=2.2とMACアド
レスmacadr=4が対応した内容が追加され書き込
まれている。
【0045】この内容で示される中継装置108はネッ
トワーク110に接続されており、そのネットワーク1
10にはデータ転送先となるホストコンピュータ112
が接続されている。
【0046】なお、ホストコンピュータ112のMAC
アドレス対応テーブル128には中継装置104のホス
ト識別子hostid=2.1とMACアドレスmac
adr=3が対応して書き込まれており、中継装置10
4はホストコンピュータ100と同一のネットワーク1
02に接続されている。
【0047】図3(A)には経路制御情報通知パケット
が、同図(B)にはMACアドレス要求パケットが同図
(C)にはMACアドレス通知パケットが、同図(D)
には情報パケットが各々示されており、本実施例では同
図(A)に示された経路制御情報通知パケットの経路制
御情報に前記中継装置108(104)のMACアドレ
スmacadrも含まれている。
【0048】図4では経路制御情報通知パケットの通信
作用が説明されており、最初に中継装置104からホス
トコンピュータ100へネットワーク106のネットワ
ーク番号netid=2,ネットワーク102における
同中継装置104のホスト識別子hostid=1.
2,同中継装置104のMACアドレスmacadr=
2が通知され()、その内容が図2のようにホストコ
ンピュータ100の経路制御情報テーブル114(2行
目),MACアドレス対応テーブル116(1行目)へ
書き込まれる。
【0049】次に、中継装置108からホストコンピュ
ータ112へネットワーク106のネットワーク番号n
edid=2,ネットワーク110における同中継装置
108のホスト識別子hostid=3.1,同中継装
置108のMACアドレスmacadr=5が通知され
()、図2のようにホストコンピュータ112の経路
制御情報テーブル126(2行目),MACアドレス対
応テーブル128(2行目)へ書き込まれる。
【0050】さらに、中継装置104から中継装置10
8を介してホストコンピュータ112へ経路制御情報通
知パケットが送信され(,),その内容が中継装置
108の経路制御情報テーブル122(1行目),MA
Cアドレス対応テーブル124(1行目)とホストコン
ピュータ112の経路制御情報テーブル126(1行
目),MACアドレス対応テーブル128(1行目)と
に書き込まれる。
【0051】また、中継装置108から中継装置104
へ経路制御情報通知パケットが送信され()、そのパ
ケット内容が図2のように中継装置104の経路制御情
報テーブル118(3行目),MACアドレス対応テー
ブル120(2行目)へ書き込まれる。
【0052】そして、中継装置104からデータ転送元
のホストコンピュータ100へネットワーク110(ホ
ストコンピュータ112が接続されている)のネットワ
ーク番号netid=3,ネットワーク106における
中継装置108のホスト識別子hostid=2.2,
同中継装置108のMACアドレスmacadr=4が
通知され()、その内容が図2のようにホストコンピ
ュータ100の経路制御情報テーブル114(2行
目),MACアドレス対応テーブル116(2行目)へ
書き込まれる。
【0053】以上のようにホストコンピュータ100,
中継装置104,中継装置108,ホストコンピュータ
112間における経路制御情報パケットの転送で、ホス
トコンピュータ100のMACアドレス対応テーブル1
16に中継装置108のホスト識別子hostid=
2.2とそのMACアドレスmacadr=4が書き込
まれる(ホストコンピュータ112のMACアドレス対
応テーブル116には中継装置102のホスト識別子
2.1とそのMACアドレスmacadr=3が書き込
まれる)。
【0054】図5ではホストコンピュータ100で行な
われるデータ転送処理が説明されており、最初に経路制
御情報テーブル114,MACアドレス対応テーブル1
16がアクセスされる(ステップ500)。
【0055】次に、テーブル114,116のアクセス
が得られた内容を用いて図3(D)の情報パケットが作
成され(ステップ502)、この情報パケットがネット
ワーク102へ送出される(ステップ504)。
【0056】但し、本実施例においては、データ転送経
路上に存在する中継装置104,108のうち、データ
転送先とされたホストコンピュータ112と同一のネッ
トワーク110に接続された中継装置108のMACア
ドレスmacadr=4(MACアドレス対応テーブル
116の2行目から得られている)が、情報パケットの
宛先MACアドレスとして使用されている。
【0057】したがって、データ転送経路の途中に存在
する中継装置104は受信した情報パケットを自局宛の
ものと認識できず(図9 ステップ902でno)、そ
の情報パケットはルータ機能によることなくブリッジ機
能で中継転送される(図9ステップ926,910)。
【0058】このため、ホストコンピュータ100から
ホストコンピュータ112へデータをより高速に転送で
きる。特に、両ホストコンピュータ100,112間に
多数の中継装置(ルータ)が存在しているネットワーク
システムの場合には、データ転送速度が大幅に高めら
れ、メールやファイルを極めて効率良く転送することが
可能となる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、デ
ータ転送経路上に存在する全ての中継装置がルータ機能
によることなくブリッジ機能で中継動作を行なえ、この
ため、極めて高速にデータを転送することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の原理説明図である。
【図2】実施例のシステム説明図である。
【図3】実施例における各パケットの構成説明図であ
る。
【図4】実施例における経路制御情報の交換作用説明図
である。
【図5】実施例におけるホストコンピュータのデータ転
送処理装置を説明するフローチャートである。
【図6】従来のシステム説明図である。
【図7】ホスト識別子の構成説明図である。
【図8】テーブルの格納内容説明図である。
【図9】中継装置の処理内容を説明するフローチャート
である。
【図10】ホストコンピュータの処理内容を説明するフ
ローチャートである。
【図11】ホストコンピュータの処理内容を説明するフ
ローチャートである。
【図12】従来における各パケットの構成説明図であ
る。
【図13】従来における経路制御情報の交換作用説明図
である。
【符号の説明】
10−S データ転送元の処理装置 10−D データ転送先の処理装置 12 ネットワーク 14 中継装置 100 ホストコンピュータ 102,106,110 ネットワーク 104,108 中継装置 112 ホストコンピュータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ転送元の処理装置(10−S)と
    データ転送先の処理装置(10−D)とが複数のネット
    ワーク(12)及び中継装置(14)を介して接続さ
    れ、 各中継装置(14)は、 データ転送経路上で隣接する中継装置(14)の装置識
    別情報と該中継装置(14)に接続されデータ転送経路
    の伸張側となるネットワーク(12)の識別情報とが対
    応した内容及びデータ転送経路上で隣接する処理装置
    (10−S,10−D)または中継装置(14)との間
    に存在するネットワーク(12)の識別情報を記憶する
    経路制御情報記憶手段(20)と、 データ転送経路上で隣接する処理装置(10)または中
    継装置(14)の物理アドレスと装置識別情報とが対応
    した内容を記憶する物理アドレス記憶手段(22)と、 いずれかのネットワーク(12)から受信の転送データ
    に含まれていた宛先アドレスと自己の物理アドレスとを
    比較する物理アドレス比較手段(24)と、 アドレスの一致を示す比較結果が物理アドレス比較手段
    (24)で得られたときに、受信の転送データに含まれ
    ていた宛先識別情報と自己の装置識別情報とを比較する
    装置識別情報比較手段(26)と、 識別情報の不一致を示す比較結果が装置識別情報比較手
    段(26)で得られたときに、宛先識別情報の示す中継
    装置(14)が自己の接続されているネットワーク(1
    2)に所属しているか否かを判定する宛先所属有無判定
    手段(28)と、 中継装置(14)の所属を示す判定結果が宛先所属有無
    判定手段(28)で得られたときに、該中継装置(1
    4)の存在するネットワーク(12)の識別情報を経路
    制御情報記憶手段(20)から読み出すネットワーク識
    別情報読出手段(30)と、 中継装置(14)が所属していないことを示す判定結果
    が宛先所属有無判定手段(28)で得られたときに、受
    信の転送データを送出すべき方向に存在するネットワー
    ク(12)の識別情報と対応した装置識別情報を経路制
    御情報記憶手段(20)から読み出す装置識別情報読出
    手段(32)と、 経路制御情報記憶手段(20)から読み出された装置識
    別情報と対応する物理アドレスを物理アドレス記憶手段
    (22)から読み出す物理アドレス読出手段(34)
    と、 物理アドレス記憶手段(22)から読み出された物理ア
    ドレスに宛先アドレスを更新する宛先アドレス更新手段
    (36)と、 アドレスの不一致を示す比較結果がアドレス比較手段
    (24)で得られたときまたはネットワーク(12)の
    識別情報が経路制御情報記憶手段(20)から読み出さ
    れたときまたは宛先アドレスが更新されたときに、識別
    情報が経路制御情報記憶手段(20)で記憶されていた
    ネットワーク(12)のうち転送データを受信したネッ
    トワーク(12)と異なるネットワーク(12)へ受信
    の転送データを送出する転送データ送出手段(38)
    と、 を有し、 データ転送先の処理装置(10−D)は、 ネットワーク(12)から受信の転送データに含まれて
    いた宛先アドレスと自己の物理的アドレスとを比較する
    物理的アドレス比較手段(40)と、 アドレスの一致を示す比較結果が物理アドレス比較手段
    (40)で得られたときに受信の転送データに含まれて
    いた宛先識別情報と自己の識別情報とを比較する装置識
    別情報比較手段(42)と、 識別情報の一致を示す比較結果が得られたときに、受信
    の転送データを内部へ取り込む転送データ受取手段(4
    4)と、 を有し、 データ転送先の処理装置(10−S)は、 データを転送すべき処理装置(10−D)の物理アドレ
    スを記憶する物理アドレス記憶手段(50)と、 データを転送すべき処理装置(10−D)が所属してい
    るネットワーク(12)の識別番号と該ネットワーク
    (12)に接続されデータ転送経路上に存在する中継装
    置(14)の装置識別情報を記憶する装置識別情報記憶
    手段(52)と、 物理アドレス記憶手段(50)と装置識別情報記憶手段
    (52)とに記憶されていた物理アドレスと装置識別情
    報を各々宛先アドレスと宛先識別番号とした転送データ
    を作成する転送データ作成手段(54)と、 接続されたネットワーク(12)のうちデータ転送経路
    上に存在するネットワーク(12)へ作成された転送デ
    ータを送出する転送データ送出手段(56)と、 を有する、ことを特徴としたネットワークシステムのデ
    ータ転送方式。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001230818A (ja) * 1999-12-16 2001-08-24 Xerox Corp ルート・サーバ
KR20020039516A (ko) * 2000-11-21 2002-05-27 김경환 데이터통신을 이용한 정보전송 또는 차단방법

Cited By (3)

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