JPH11127161A - Atmネットワークにおけるコネクション性能測定システム、性能測定方法 - Google Patents

Atmネットワークにおけるコネクション性能測定システム、性能測定方法

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JPH11127161A
JPH11127161A JP9288909A JP28890997A JPH11127161A JP H11127161 A JPH11127161 A JP H11127161A JP 9288909 A JP9288909 A JP 9288909A JP 28890997 A JP28890997 A JP 28890997A JP H11127161 A JPH11127161 A JP H11127161A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コネクションの性能測定結果の通信に必要と
なるOAMセルの帯域を確保する必要があった。 【解決手段】 送信側終端点の装置A(1)は、オペレ
ーションシステムOPS(0)から性能測定開始指示
(101)を受信してFMセルを送信した後、性能測定
結果読出要求(102)を受信すると性能測定結果読出
要求ビットを付加したFMセルを生成して送信し、受信
側終端点の装置B(2)はFMセルを受信して性能測定
結果読出要求ビットの検出と性能測定結果の積算を行
い、性能測定結果読出要求があると性能測定結果を搭載
したBRセルを生成し、逆方向フローを用いて送信する
ため、装置A(1)は逆方向フローからBRセルを受信
して測定結果を抽出し結果をオペレーションシステムO
PS(0)に通知する(103)ため、OAMセルの帯
域を削減し、性能測定結果積算処理のハードウェア規模
を削減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非同期転送モード
(ATM)ネットワークにおけるコネクションの性能測
定を行うATMネットワークにおけるコネクション性能
測定システムおよびコネクション性能測定方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のATMネットワークにお
けるコネクション性能測定システムとして、図5に示す
ものが知られている。このATMネットワークは、オペ
レーションシステムOPS(900)と、性能測定区間
の送信側終端点に位置する装置A(910)と、同測定
区間の受信側終端点に位置する装置B(920)とから
構成されている。
【0003】同オペレーションシステムOPS(90
0)は、ネットワーク全体の管理を行なうものであり、
性能測定区間の定義、性能測定試験の開始/終了指示、
測定結果の収集及びコネクションの正常性の判定を行
う。また、装置A(910)は、性能測定区間の送信側
終端点に位置し、フォワードモニタリング(FM)セル
送信部(911)においてFMセルの送信を行い、バッ
クワードレポーティング(BR)セル受信部(912)
においてBRセルの受信を行う。また、測定結果積算部
(913)においてコネクションの性能測定結果の積算
を行う。
【0004】そして、装置B(920)は、測定区間の
受信側終端点に位置し、FMセル受信部(921)にお
いてFMセルの受信を行い、測定結果積算部(922)
においてコネクションの性能測定結果の積算を行う。ま
た、BRセル送信部(923)においてBRセルの送信
を行う。
【0005】次に、上記構成からなる従来のコネクショ
ン性能測定システムにおいて性能測定を行う動作につい
て説明する。性能測定区間の送信側終端点に設定された
装置A(910)はオペレーションシステムOPS(9
00)からの性能測定開始指示(901)を受信する
と、FMセル送信部(911)においてFMセルを生成
し、対向の受信側終端点に向けて送信する。
【0006】対向の受信側終端点に設定された装置B
(920)はFMセル受信部(921)においてFMセ
ルの受信と測定結果の抽出を行い、測定結果積算部(9
22)においてコネクションの性能測定結果の積算を行
う。また、FMセル受信部(923)はFMセル受信毎
にBRセル送信部(923)に対してBRセル送信要求
(924)を行い、同BRセル送信部(923)はBR
セル送信要求(924)を受信するとBRセルを生成
し、対向のFMセル送信側終端点に対して逆方向フロー
を用いてBRセルを送信する。
【0007】一方、装置A(910)では、BRセル受
信部(912)において逆方向フローからBRセルを受
信し、測定結果の抽出を行う。また、測定結果積算部
(913)はコネクションの性能測定結果の積算を行
い、測定結果をオペレーションシステムOPS(90
0)に通知する(902)。これによりオペレーション
システムOPS(900)は測定結果を収集し、性能測
定試験コネクションの正常性の判定を行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のATM
ネットワークにおけるコネクション性能測定システムに
おいては、次のような課題があった。順方向のフォワー
ドモニタリング(FM)セルを受信するごとに逆方向に
バックワードレポーティングセルを送信し測定情報の転
送を行っているため、転送用の帯域を確保しなければな
らない。特に、コネクションの帯域が順方向と逆方向で
異なる場合や、一方向コネクションの場合には逆方向に
おけるBRセル用の帯域確保が問題となる。
【0009】また、FMセルによる性能測定結果の積算
処理とBRセルによる性能測定結果の積算処理を行って
いるため、測定区間の送信側終端点と受信側終端点とで
個別にハードウェアを備えなければならず、ハードウェ
ア規模が増加してしまう。
【0010】本発明は、上記課題にかんがみてなされた
もので、ATMネットワークにおけるコネクションの性
能測定結果の通信に必要となるOAMセルの帯域を削減
するとともに、ハードウェア規模を削減することが可能
なATMネットワークにおけるコネクション性能測定シ
ステムおよびコネクション性能測定方法の提供を目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、非同期転送モードネット
ワークにおけるコネクションの性能測定を行うATMネ
ットワークにおけるコネクション性能測定システムであ
って、性能測定区間の送信側終端点にて性能測定開始指
示を含むフォワードモニタリングセルを対向の受信側終
端点に向けて送信し、受信側終端点にて測定情報の抽出
を行うとともに所定タイミングで性能測定結果を搭載し
たバックワードレポーティングセルを送信側終端点に対
して逆方向フローを用いて転送する構成としてある。
【0012】上記のように構成した請求項1にかかる発
明においては、非同期転送モードネットワークにおける
コネクションの性能測定を行うにあたり、性能測定区間
の送信側終端点から性能測定開始指示を含むフォワード
モニタリングセルを対向の受信側終端点に向けて送信す
ると、受信側終端点では測定情報の抽出を行う。そし
て、所定タイミングとなったときに性能測定結果を搭載
したバックワードレポーティングセルを送信側終端点に
対して逆方向フローを用いて転送する。これにより、送
信側終端点では同性能測定結果を受信する。
【0013】従って、送信側終端点から性能測定開始指
示を含むフォワードモニタリングセルを送信するたびに
受信側終端点からOAMセルが送信されて帯域確保が困
難となることが無くなるし、測定情報の抽出処理などは
受信側終端点でのみ行うことになる。
【0014】受信側終端点から送信側終端点に対して性
能測定結果を搭載したバックワードレポーティングセル
を転送するタイミングは必要最低限において実現すれば
良いものの、特に限定されるものではなく、その一例と
して、請求項2にかかる発明は、請求項1に記載のAT
Mネットワークにおけるコネクション性能測定システム
において、受信側終端点では送信側終端点からの性能測
定結果読出要求を待って性能測定結果を転送する構成と
してある。
【0015】上記のように構成した請求項2にかかる発
明においては、受信側終端点では送信側終端点からの性
能測定結果読出要求を待っており、送信側終端点が性能
測定結果を要求するために性能測定結果読出要求を送信
した場合にのみ同性能測定結果を転送する。
【0016】また、このような性能測定結果読出要求を
送信する手法も各種のものを採用可能であるが、その一
例として、請求項3にかかる発明は、請求項2に記載の
ATMネットワークにおけるコネクション性能測定シス
テムにおいて、送信側終端点ではフォワードモニタリン
グセルの空き領域に性能測定結果の読出を要求する性能
測定結果読出要求ビットを定義して性能測定結果読出要
求を送出するとともに、受信側終端点では同性能測定結
果読出要求ビットを抽出して性能測定結果読出要求を受
信する構成としてある。
【0017】上記のように構成した請求項3にかかる発
明においては、フォワードモニタリングセルの空き領域
に性能測定結果の読出を要求する性能測定結果読出要求
ビットを定義しておき、送信側終端点で性能測定結果読
出要求ビットを使用して性能測定結果読出要求を送出す
ると、受信側終端点では同性能測定結果読出要求ビット
を抽出し、性能測定結果読出要求として受信する。むろ
ん、ビットの立て方などは特に限定されるものでもな
い。
【0018】また、受信側終端点から送信側終端点に対
して性能測定結果を搭載したバックワードレポーティン
グセルを転送するタイミングの他の一例として、請求項
4にかかる発明は、請求項1〜請求項3のいずれかに記
載のATMネットワークにおけるコネクション性能測定
システムにおいて、受信側終端点にて測定結果から性能
劣化が検出されたときに性能測定結果を転送する構成と
してある。
【0019】上記のように構成した請求項4にかかる発
明においては、受信側終端点にて測定結果を判定してお
り、その判定結果で性能劣化が検出されたときに性能測
定結果を転送する。すなわち、性能劣化が検出されない
ときには性能測定結果を転送しないこともあり、よりO
AMセルの送信帯域を確保する必要性が無くなってく
る。
【0020】また、他の一例として、請求項5にかかる
発明は、請求項1〜請求項3のいずれかに記載のATM
ネットワークにおけるコネクション性能測定システムに
おいて、受信側終端点にて所定時間経過後に性能測定結
果を転送する構成としてある。
【0021】上記のように構成した請求項5にかかる発
明においては、受信側終端点にて性能測定開始指示から
の時間を計測し、所定時間経過後に性能測定結果を転送
する。すなわち、一定時間後には必ず転送することによ
って、よりOAMセルの送信帯域を確保する必要性が無
くなってくる。
【0022】このように、受信側終端点から送信側終端
点に対して性能測定結果を搭載したバックワードレポー
ティングセルを転送するタイミングを低減させる手法
は、実体のある装置に限定される必要はなく、その方法
としても機能することは容易に理解できる。このため、
請求項6にかかる発明は、非同期転送モードネットワー
クにおけるコネクションの性能測定を行うにあたり、性
能測定区間の送信側終端点にて性能測定開始指示を含む
フォワードモニタリングセルを対向の受信側終端点に向
けて送信し、受信側終端点にて測定情報の抽出を行うと
ともに所定タイミングで性能測定結果を搭載したバック
ワードレポーティングセルを送信側終端点に対して逆方
向フローを用いて転送する構成としてある。すなわち、
必ずしも実体のある装置に限らず、その方法としても有
効であることに相違はない。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて本発明の
実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態にか
かるATMネットワークにおけるコネクション性能測定
システムをブロック図により示している。同図におい
て、このATMネットワークは、オペレーションシステ
ムOPS(0)と、性能測定区間の送信側終端点に位置
する装置A(1)と、同測定区間の受信側終端点に位置
する装置B(2)とから構成されている。
【0024】オペレーションシステムOPS(0)は、
ネットワーク全体の管理を行なうものであり、性能測定
区間の定義と、性能測定試験の開始指示および終了指示
と、性能測定結果の読出要求指示と、測定結果の収集及
びコネクションの正常性の判定を行う。
【0025】装置A(1)は、性能測定区間の送信側終
端点に位置し、フォワードモニタリング(FM)セル送
信部(11)において測定結果読出要求ビットを付加し
たFMセルの送信を行う。また、バックワードレポーテ
ィング(BR)セル受信部(12)においてBRセルの
受信と測定結果の抽出を行う。
【0026】この装置A(1)は、オペレーションシス
テムOPS(0)からの性能測定開始指示(101)を
受信すると、FMセル送信部(11)においてFMセル
を生成し、対向の受信側終端点に向けて送信する。ま
た、オペレーションシステムOPS(0)から性能測定
結果読出要求(102)を受信した場合は、FMセルの
空き領域に新たに定義した性能測定結果読出要求ビット
を付加し、対向装置に向けて送信する。
【0027】そして 装置A(1)はBRセル受信部
(12)において逆方向フローからBRセルを受信する
と、測定結果の抽出を行い、結果をオペレーションシス
テムOPS(0)に通知する(103)。オペレーショ
ンシステムOPS(0)は測定結果を収集し、性能測定
試験コネクションの正常性の判定を行う。
【0028】一方、装置B(2)は、測定区間の受信側
終端点に位置し、FMセル受信部(21)においてFM
セルの受信と測定情報の抽出を行ない、測定結果積算部
(22)において性能測定結果読出要求ビットの検出と
コネクションの性能測定結果の積算を行う。また、BR
セル送信部(23)においてBRセルの送信を行う。
【0029】この装置B(2)はFMセル受信部(2
1)においてFMセルの受信と測定情報の抽出を行なう
とともに、測定結果積算部(22)において性能測定結
果読出要求ビットの検出とコネクションの性能測定結果
の積算を行う。また、性能測定結果読出要求がある場合
には、BRセル送信部(23)に対してBRセル送信要
求(201)を行う。すると、BRセル送信部(23)
は性能測定結果を搭載したBRセルを生成し、対向のF
Mセル送信側終端点に対して逆方向フローを用いて送信
する。
【0030】次に、上記構成からなる本実施形態の動作
を図2に示す詳細動作をフローチャートを参照しつつ説
明する。オペレーションシステムOPS(0)はATM
コネクションに対して性能測定試験を開始する場合、装
置A(1)に対して測定開始指示を行う(S301)。
測定中に測定結果の読出しを行う場合(S302)は、
装置A(1)に対して測定結果読出要求を行い(S30
3)、測定結果の通知待ち状態となる(S304)。
【0031】装置A(1)からの測定結果を受信すると
(S305)、測定結果から試験対象コネクションの正
常性の判定を行う(S306、S307)。また、性能
測定試験を終了する場合は装置A(1)に対して終了指
示を行い、試験を続ける場合は再度測定結果の読出実効
判定処理に戻り測定結果読出処理を繰り返す(S30
8)。
【0032】すなわち、この性能測定方式では、フォワ
ードモニタリング(FM)セルの空き領域に性能測定結
果の読出要求を示す性能測定結果読出要求ビットを定義
し、この性能測定結果読出要求ビットを管理する機能
と、付加/検出する機能と性能測定結果を転送/検出す
る機能とを有しており、性能測定区間の送信側終端点に
設定された装置は、オペレーションシステム(OPS)
からの性能測定結果読出要求を受信した時、新たに定義
した性能測定結果読出要求ビットを付加したフォワード
モニタリング(FM)セルを対向の終端点に向けて送信
する。そして、受信側終端点に設定された装置は同FM
セルを受信した時、測定開始時からの性能測定結果をバ
ックワードレポーティング(BR)セルに付加し、逆方
向フローを用いて送信側終端点に性能測定結果を転送す
る。そして、送信側終端点の装置は逆方向フローからB
Rセルを受信すると、性能測定結果情報を抽出し、オペ
レーションシステムOPSに通知する。これによってB
Rセルの通信に必要となる逆方向フローの帯域削減及び
送信側終端点における性能測定結果積算処理に関するハ
ードウェア規模の削減が可能になる。
【0033】次に、本発明の他の実施の形態について図
面を参照して説明する。図3は他の実施の形態をブロッ
ク図により示している。なお、図3において図1と同じ
構成要素については同じ符号を付しており、先の実施の
形態と同一の機能を有するものである。以下、主に先の
実施の形態と異なる機能について説明する。
【0034】送信側終端点に位置する装置A(1)は、
オペレーションシステムOPS(0)から性能測定開始
指示(101)を受信した後、性能測定結果読出要求
(102)を受信すると、FMセル送信部(11)にお
いて対向の受信側終端点に向けて性能測定結果読出要求
ビットを付加したFMセルを送出する。
【0035】一方、受信側終端点に位置する装置B
(2)は、FMセル受信部(21)においてこのFMセ
ルを受信すると、測定結果積算部(22)において測定
結果を積算し、特性劣化検出部(24)において試験コ
ネクションの性能特性の劣化を判定する。
【0036】そして、特性劣化検出部(24)は性能特
性の劣化の有無を検出し、性能劣化を検出した場合の
み、BRセル送信部(23)に対してBRセル送信要求
(201)を行なう。すると、BRセル送信部(23)
は測定開始時からの測定結果をBRセルに搭載し、対向
装置に向けて逆方向フローを用いて送信する。
【0037】装置A(1)は、BRセル受信部(12)
において逆方向フローからBRセルを受信すると、測定
結果を抽出し、オペレーションシステムOPS(0)に
通知する(103)。そして、オペレーションシステム
OPS(0)は測定結果を収集し、性能測定試験コネク
ションの正常性の判定を行う。
【0038】この実施の形態では、先の実施形態の効果
に加えてコネクションの性能特性劣化時のみBRセルを
転送することから、更に性能測定結果の通信に必要とな
るOAMセルの帯域を削減し、必要最小限にとどめるこ
とができるという効果を有する。
【0039】さらに、本発明の他の実施の形態について
図面を参照して説明する。図4は他の実施の形態をブロ
ック図により示している。なお、図4においても図1と
同じ構成要素については同じ符号を付しており、先の実
施の形態と同一の機能を有するものである。
【0040】送信側終端点に位置する装置A(1)は、
オペレーションシステムOPS(0)から性能測定開始
指示(101)を受信した後、性能測定結果読出要求
(102)を受信すると、FMセル送信部(11)にお
いて対向の受信側終端点に向けて性能測定結果読出要求
ビットを付加したFMセルを送出する。
【0041】一方、受信側終端点に位置する装置B
(2)は、FMセル受信部(21)においてこのFMセ
ルを受信すると、測定結果積算部(22)において測定
結果を積算し始める。一方、タイマ(25)はこの測定
結果積算部(22)の積算状況を監視しており、積算を
開始してから所定時間経過したときに、BRセル送信部
(23)に対してBRセル送信要求(201)を行な
う。すると、BRセル送信部(23)は測定開始時から
の測定結果をBRセルに搭載し、対向装置に向けて逆方
向フローを用いて送信する。
【0042】以下、先程と同様にして装置A(1)はB
Rセルから測定結果を抽出し、オペレーションシステム
OPS(0)に通知する(103)ので、オペレーショ
ンシステムOPS(0)は性能測定試験コネクションの
正常性の判定を行う。
【0043】この実施の形態では、積算を開始してから
一定時間経過したときにだけBRセルを転送するため、
OAMセルの帯域を削減し、必要最小限にとどめること
ができる。
【0044】このように、送信側終端点に位置する装置
A(1)は、オペレーションシステムOPS(0)から
性能測定開始指示(101)を受信してFMセルを送信
した後、性能測定結果読出要求(102)を受信すると
空き領域に新たに定義した性能測定結果読出要求ビット
を付加したFMセルを生成して送信すると、受信側終端
点に位置する装置B(2)はFMセルを受信して性能測
定結果読出要求ビットの検出と性能測定結果の積算を行
うが、性能測定結果読出要求がある場合は、BRセル送
信要求(201)を行ない、性能測定結果を搭載したB
Rセルを生成し、逆方向フローを用いて送信する。そし
て、装置A(1)は逆方向フローからBRセルを受信し
測定結果の抽出を行ない、結果をオペレーションシステ
ムOPS(0)に通知する(103)ので、性能測定結
果の通信に必要となるOAMセルの帯域削減、および性
能測定結果積算処理におけるハードウェア規模の削減が
可能となる。
【0045】以上のような手法でOAMセルの転送タイ
ミングを低減する本発明の思想は、各種の態様を含むも
のである。すなわち、ハードウェアで実現されたり、ソ
フトウェアで実現されるなど、適宜、変更可能である。
発明の思想の具現化例として画像処理するソフトウェア
となる場合には、かかるソフトウェアを記録したソフト
ウェア記録媒体上においても当然に存在し、利用でき
る。
【0046】もちろん、その記録媒体は、磁気記録媒体
であってもよいし光磁気記録媒体であってもよいし、今
後開発されるいかなるソフトウェア記録媒体においても
全く同様に考えることができる。また、一次複製品、二
次複製品などの複製段階については全く問う余地無く同
等である。その他、供給方法として通信回線を利用して
行う場合でも本発明が利用されていることには変わりな
いし、半導体チップに書き込まれたようなものであって
も同様である。
【0047】さらに、一部がソフトウェアであって、一
部がハードウェアで実現されている場合においても発明
の思想において全く異なるものはなく、一部をソフトウ
ェア記録媒体上に記憶しておいて必要に応じて適宜読み
込まれるような形態のものとしてあってもよい。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、バックワ
ードレポーティング(BR)セルによる性能測定結果の
転送を必要時にのみ行うようにしたため、性能測定結果
の通信に必要となるOAMセルの帯域を削減することが
可能なATMネットワークにおけるコネクション性能測
定システムを提供することができる。また、受信側終端
点でのみ性能測定を行うようにしたため、BRセルの受
信側終端点では性能測定開始時からの測定結果の積算処
理を行うハードウェア規模の削減が可能になる。
【0049】また、請求項2にかかる発明によれば、送
信側終端点から受信側終端点に対して性能測定結果読出
要求を行うようにしたため、結果を知りたい側で要求を
出すことにより、制御が容易になる。さらに、請求項3
にかかる発明によれば、所定の空きビットを性能測定結
果読出要求ビットとして利用することにより、新たな資
源を要求することなく実現可能となる。
【0050】さらに、請求項4にかかる発明によれば、
性能劣化がなければ性能測定結果を知る必要はないた
め、性能劣化がなければ性能測定結果を送出しないよう
にすることにより、よりOAMセルの帯域削減が可能と
なる。さらに、請求項5にかかる発明によれば、性能測
定開始後一定時間したときにだけ性能測定結果を送出す
ることにより、よりOAMセルの帯域削減が可能とな
る。さらに、請求項6にかかる発明によれば、同様の効
果を奏するコネクション性能測定方法を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるATMネットワー
クにおけるコネクション性能測定システムのブロック図
である。
【図2】同コネクション性能測定システムの動作を示す
フローチャートである。
【図3】他の実施形態にかかるコネクション性能測定シ
ステムのブロック図である。
【図4】他の実施形態にかかるコネクション性能測定シ
ステムのブロック図である。
【図5】従来のATMネットワークにおけるコネクショ
ン性能測定システムのブロック図である。
【符号の説明】
OPS オペレーションシステム A 送信側終端点に位置する装置 11 セル送信部 12 セル受信部 FMセル フォワードモニタリングセル B 受信側終端点に位置する装置 21 セル受信部 22 測定結果積算部 23 セル送信部 24 特性劣化検出部 BRセル バックワードレポーティングセル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非同期転送モードネットワークにおける
    コネクションの性能測定を行うATMネットワークにお
    けるコネクション性能測定システムであって、 性能測定区間の送信側終端点にて性能測定開始指示を含
    むフォワードモニタリングセルを対向の受信側終端点に
    向けて送信し、受信側終端点にて測定情報の抽出を行う
    とともに所定タイミングで性能測定結果を搭載したバッ
    クワードレポーティングセルを送信側終端点に対して逆
    方向フローを用いて転送するATMネットワークにおけ
    るコネクション性能測定システム。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載のATMネットワー
    クにおけるコネクション性能測定システムにおいて、 受信側終端点では送信側終端点からの性能測定結果読出
    要求を待って性能測定結果を転送することを特徴とする
    ATMネットワークにおけるコネクション性能測定シス
    テム。
  3. 【請求項3】 上記請求項2に記載のATMネットワー
    クにおけるコネクション性能測定システムにおいて、 送信側終端点ではフォワードモニタリングセルの空き領
    域に性能測定結果の読出を要求する性能測定結果読出要
    求ビットを定義して性能測定結果読出要求を送出すると
    ともに、受信側終端点では同性能測定結果読出要求ビッ
    トを抽出して性能測定結果読出要求を受信することを特
    徴とするATMネットワークにおけるコネクション性能
    測定システム。
  4. 【請求項4】 上記請求項1〜請求項3のいずれかに記
    載のATMネットワークにおけるコネクション性能測定
    システムにおいて、 受信側終端点にて測定結果から性能劣化が検出されたと
    きに性能測定結果を転送することを特徴とするATMネ
    ットワークにおけるコネクション性能測定システム。
  5. 【請求項5】 上記請求項1〜請求項3のいずれかに記
    載のATMネットワークにおけるコネクション性能測定
    システムにおいて、 受信側終端点にて所定時間経過後に性能測定結果を転送
    することを特徴とするATMネットワークにおけるコネ
    クション性能測定システム。
  6. 【請求項6】 非同期転送モードネットワークにおける
    コネクションの性能測定を行うにあたり、性能測定区間
    の送信側終端点にて性能測定開始指示を含むフォワード
    モニタリングセルを対向の受信側終端点に向けて送信
    し、受信側終端点にて測定情報の抽出を行うとともに所
    定タイミングで性能測定結果を搭載したバックワードレ
    ポーティングセルを送信側終端点に対して逆方向フロー
    を用いて転送するATMネットワークにおけるコネクシ
    ョン性能測定方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016167851A (ja) * 2011-11-21 2016-09-15 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated 混合された通信ネットワークにおけるパス情報を提供すること

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