JPH11126077A - 和音進行作成支援装置及び和音進行作成支援プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

和音進行作成支援装置及び和音進行作成支援プログラムを記録した記録媒体

Info

Publication number
JPH11126077A
JPH11126077A JP9308054A JP30805497A JPH11126077A JP H11126077 A JPH11126077 A JP H11126077A JP 9308054 A JP9308054 A JP 9308054A JP 30805497 A JP30805497 A JP 30805497A JP H11126077 A JPH11126077 A JP H11126077A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
chord
chord progression
original
new
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9308054A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3407623B2 (ja
Inventor
Yoshiko Fukushima
由子 福島
Tomoyuki Funaki
知之 船木
Yasuhiko Okamura
康彦 岡村
Hiroshi Miyamoto
弘 宮本
Kenichirou Saitou
謙一良 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP30805497A priority Critical patent/JP3407623B2/ja
Publication of JPH11126077A publication Critical patent/JPH11126077A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3407623B2 publication Critical patent/JP3407623B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 和音進行データの作成支援を行うに際し、解
析対象である演奏データ中に既に和音進行データが含ま
れている場合に、この含まれている和音進行データを利
用して和音進行作成を容易とする。 【解決手段】 提示された元和音データ及び新和音候補
データ群に基づいて新規和音進行データを構成する和音
データとして、元和音データあるいは新和音候補データ
群を選択することができるので、多様な和音進行データ
の作成を容易とすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、和音進行作成支援
装置及び和音進行作成支援プログラムを記録した記録媒
体に係り、特に自動演奏装置から与えられるメロディ等
の演奏情報に基づいてユーザの和音進行作成を容易にす
べく和音進行作成を支援する和音進行作成支援装置及び
和音進行作成支援プログラムを記録した記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来よりメロディ等の演奏情報に対応す
る演奏データを解析することにより当該演奏データに対
応する和音進行データを自動的に生成し、和音進行作成
を支援する和音作成支援装置が知られている。従来の和
音進行作成支援装置として、特開平9−26790号公
報に開示された演奏データ分析装置がある。
【0003】この演奏データ分析装置は、音符のシーケ
ンスを示す演奏データを少なくとも音符数、音符調、発
音タイミングパターンのいずれによって区間に分割し、
この分割された各区間の演奏データの調あるいはコード
を検出する構成となっており、演奏データのメロディ情
報から正確な調検出やコード検出を行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の演奏データ
分析装置においては、新たな和音進行データを生成した
際に、解析対象である演奏データ中に和音進行データが
含まれていたとしても、含まれていた和音進行データは
新たな和音進行データによって完全に置換されることと
なる。
【0005】従って、元の和音進行データの方が好まし
いと思われた場合であっても、元の和音進行データに復
帰させることはできないという不具合があった。そこ
で、新たな和音進行データを生成した際に分析対象であ
る演奏データ中に含まれていた和音進行データを一旦退
避させておき、新たに生成した和音進行データが気に入
らないような場合には、文書や画像のエディタで行われ
ているようにアンドゥ(Undo)処理を行って、編集過程
を遡ることにより、新しい編集処理から順番にキャンセ
ルし、編集前の状態に戻してやることが考えられる。
【0006】しかしながら、このアンドゥ処理は編集過
程を遡ってデータを復帰させるため、和音進行データを
構成する所望の各和音データ部分を復活させたりするこ
とはできないという問題点があった。
【0007】そこで、本発明の目的は、和音進行データ
の作成支援を行うに際し、解析対象である演奏データ中
に既に和音進行データが含まれている場合に、この含ま
れている和音進行データを利用して和音進行作成を容易
とすることが可能な和音進行作成支援装置及び和音進行
作成支援プログラムを記録した記録媒体を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の構成は、メロディなどの演奏情報デ
ータに基づいて和音進行データの作成を支援し、前記演
奏情報データに対応する和音進行データを自動生成する
和音進行作成支援装置において、前記演奏情報データに
含まれる元和音進行データを構成する和音データである
元和音データを新たに作成しようとする和音進行データ
である新規和音進行データを構成する和音データの候補
として提示する元和音データ提示手段と、前記自動生成
した和音進行データの一部を前記提示された元和音デー
タで置き換えるデータ置換手段と、を備えたことを特徴
としている。
【0009】請求項2記載の構成は、請求項1記載の構
成において、前記演奏情報データに基づいてそれぞれが
複数の新和音候補データにより構成される一または複数
の和音進行候補データを生成する和音進行候補データ生
成手段と、前記新和音候補データを前記新規和音進行デ
ータを構成する和音データの候補として提示する新和音
候補データ提示手段と、前記元和音データ提示手段及び
前記新和音候補データ提示手段の提示に基づいて前記新
規和音進行データを構成する和音データとして前記元和
音データあるいは前記新和音候補データを選択するため
の選択手段と、を備えたことを特徴としている。
【0010】請求項3記載の構成は、請求項2記載の構
成において、前記元和音進行データを記憶する元和音進
行データ記憶手段と、前記新規和音進行データを構成し
ている前記新和音候補データを前記元和音進行データ記
憶手段に記憶されており、かつ、当該新和音候補データ
と同一の曲進行位置に対応する前記元和音候補データに
復帰させるデータ復帰手段と、を備えたことを特徴とし
ている。
【0011】請求項4記載の構成は、予めメロディ等の
ノートデータ及び和音進行データを含む演奏情報データ
を記憶する演奏情報データ記憶手段と、前記演奏情報デ
ータに含まれる前記ノードデータを解析して前記ノート
データに対応する和音進行データを自動生成する和音生
成手段と、前記生成された和音進行データを前記演奏情
報データ記憶手段に供給する第1供給手段と、前記演奏
情報データに含まれ、前記演奏情報データ記憶手段に記
憶されている和音進行データであって、前記生成された
和音進行データに対応する和音進行データを退避させる
とともに、前記退避させた和音進行データを元和音進行
データとして記憶する退避和音記憶手段と、前記元和音
進行データをユーザに提示する元和音進行データ提示手
段と、前記元和音データ提示手段により提示された元和
音進行データの中から、前記演奏情報データ記憶手段に
供給すべき前記元和音進行データの少なくとも一部分を
選択和音進行データとして選択させる選択手段と、前記
選択和音進行データを前記演奏情報データとして前記演
奏情報データ記憶手段に供給する第2供給手段と、を備
えたことを特徴としている。
【0012】請求項5記載の構成は、請求項4記載の構
成において、前記元和音進行データ提示手段は、複数に
区分された所定区間ごとに前記元和音進行データを提示
し、前記選択手段は、前記所定区間ごとに前記提示され
た前記元和音進行データを選択させる、ことを特徴とし
ている。
【0013】請求項6記載の構成は、予めメロディ等の
ノートデータ及び和音進行データを含む演奏情報データ
を記憶する演奏情報データ記憶手段と、前記演奏情報デ
ータに含まれる前記ノードデータを解析して前記ノート
データに対応する和音進行データを新和音進行データと
して自動生成する和音生成手段と、前記新和音進行デー
タをユーザに提示する新和音進行データ提示手段と、前
記演奏情報データに含まれ、前記演奏情報データ記憶手
段に記憶されている和音進行データであって、前記生成
された和音進行データに対応する和音進行データを退避
させるとともに、前記退避させた和音進行データを元和
音進行データとして記憶する退避和音記憶手段と、前記
元和音進行データをユーザに提示する元和音進行データ
提示手段と、前記新和音進行データ提示手段により提示
された前記新和音進行データ及び前記元和音データ提示
手段により提示された元和音進行データの中から、前記
演奏情報データ記憶手段に供給すべき前記新和音進行デ
ータの少なくとも一部分あるいは前記元和音進行データ
の少なくとも一部分を選択和音進行データとして選択さ
せる選択手段と、前記選択和音進行データを前記演奏情
報データとして前記演奏情報データ記憶手段に供給する
供給手段と、を備えたことを特徴としている。
【0014】請求項7記載の構成は、請求項6記載の構
成において、前記新和音進行データ提示手段は、複数に
区分された第1の所定区間ごとに前記新和音進行データ
を提示し、前記元和音進行データ提示手段は、複数に区
分された第2の所定区間ごとに前記元和音進行データを
提示し、前記選択手段は、前記第1の所定区間ごとに提
示された前記新和音進行データを選択させ、あるいは、
前記第2の所定区間ごとに前記提示された前記元和音進
行データを選択させる、ことを特徴としている。
【0015】請求項8記載の構成は、請求項3記載の構
成において、前回以前に作成した一または複数の新規和
音進行データを前記元和音進行データとして前記元和音
進行データ記憶手段に記憶することを特徴としている。
【0016】請求項9記載の構成は、メロディなどの演
奏情報データに基づいて和音進行データの作成を支援
し、前記演奏情報データに対応する和音進行データを自
動生成する和音進行作成支援装置の和音進行作成支援プ
ログラムを記録した記録媒体において、記和音進行作成
支援装置に前記演奏情報データに含まれる元和音進行デ
ータを構成する和音データである元和音データを新たに
作成しようとする和音進行データである新規和音進行デ
ータを構成する和音データの候補として提示させ、前記
自動生成した和音進行データの一部を前記提示された元
和音データで置き換えさせる、和音進行作成支援プログ
ラムを記録したことを特徴としている。
【0017】
【発明の実施の形態】次に図面を参照して本発明の好適
な実施形態について説明する。 〔1〕 実施形態のハードウェア構成 図1に自動演奏システムの概要構成ブロック図を示す。
【0018】自動演奏システム10は、自動演奏システ
ム10全体の制御を行うためのコントローラ11と、演
奏データの入力あるいはマニュアル演奏を行うための鍵
盤ユニット12と、鍵盤ユニット12とコントローラ1
1との間のインターフェース動作を行う鍵盤インターフ
ェース13と、各種データの入力を行うためのマウス
や、キーボードなどの入力装置14と、入力装置14と
コントローラ11との間のインターフェース動作を行う
入力装置インターフェース15と、を備えて構成されて
いる。
【0019】また、自動演奏システム10は、各種表示
を行う表示回路16と、バス17を介して供給された演
奏データに基づいて音楽信号を生成する音源回路18
と、音源回路18により出力された音楽信号に各種効果
処理(エフェクト処理)を施す効果回路19と、効果回
路19より入力された音声信号を増幅して音響信号とし
て出力するサウンドシステム20と、を備えて構成され
ている。
【0020】さらに、自動演奏システム10は、各種デ
ータ一時的に記憶するRAM21と、制御用プログラム
及び制御用固定データを記憶するROM22と、各種タ
イミング制御を行うタイマ23と、ハードディスクドラ
イブ、フレキシブルディスクドライブ、CD−ROMド
ライブ、MO(Magneto Optical)ディスクドライブ、
DVD(Digital Video Disc)ドライブ等の外部記憶装
置24と、を備えて構成されている。
【0021】さらにまた、外部の他のMIDI機器25
との間のインターフェース動作を行うMIDIインター
フェース26と、通信ネットワーク27を介して外部の
サーバコンピュータ28と各種データのやりとりなどを
行う通信インターフェース29と、を備えて構成されて
いる。
【0022】この場合において、コントローラ11は、
鍵盤インターフェース13、入力装置インターフェース
15、表示回路16、音源回路18、効果回路19、R
AM21、ROM22、外部記憶装置24、MIDIイ
ンターフェース及び通信インターフェースとバス17を
介して接続されている。
【0023】音源回路18の方式としては、波形メモリ
方式、FM方式、物理モデル方式、高調波合成方式、フ
ォルマント合成方式、VCO+VCF+VCAのアナログシンセ
サイザ方式などのような方式であってもよい。
【0024】〔2〕 実施形態のタスク構成 図2に自動演奏システムのタスク構成のブロック図を示
す。自動演奏システムのタスクは、大別すると、後述の
自動演奏装置22からノートデータを受け取り、ノート
データを解析して一または複数の和音進行データを生成
し、あるいは、抽出する自動和音生成抽出タスク21
と、メロディなどのノートデータ、メロディに対応する
コードデータ及び演奏スタイルのデータであるスタイル
データ等を含む自動演奏データを記憶し、記憶した自動
演奏データに基づいて自動演奏を行う自動演奏タスク2
2と、を備えて構成されている。
【0025】この場合において、自動演奏データのフォ
ーマットとしては、演奏イベントの発生時刻を一つ前の
イベントからの時間で表した「イベント+相対時間」、
演奏イベントの発生時刻や曲や小節内における絶対時間
で表した「イベント+絶対時間」、音符の音高と符長
(あるいは休符と休符長)で演奏データを表した音高
(休符)+符長)方式、演奏の最小分割単位ごとにメモ
リの領域を確保し、[演奏イベントの発生する時刻に対
応するメモリ領域に演奏イベントを記憶した「ベタ」方
式などがあげられる。
【0026】また、自動演奏データは、複数のチャンネ
ル(演奏パート)データが混在した形式であってもよい
し、各チャンネルのデータがトラック毎に分かれている
ような形式であってもよい。
【0027】自動演奏タスク22は、ノート発生のタイ
ミングを表すタイミングデータ及びノートデータ(音高
データ、ベロシティデータ、ゲートタイムデータ)から
構成されるノートデータ組を演奏の進行順に記憶し(図
3(a)参照)、記憶したノートデータ組に基づいて処
理を実行するノートシーケンサ25と、和音変更のタイ
ミングを表すタイミングデータ及びコードデータ(ルー
ト+タイプ、必要に応じて+ベース)の組を演奏進行順
に記憶し(図3(b)参照)、記憶したデータに基づい
て処理を実行するコードシーケンサ26と、スタイル変
更のタイミングを表すタイミングデータ及び演奏スタイ
ルのデータであるスタイルデータの組を演奏進行順に記
憶し(図3(c)参照)、記憶したデータに基づいて処
理を実行するスタイルシーケンサ27と、を備えて構成
されている。
【0028】この場合において、ノートシーケンサ25
においては、ノートデータの他に音量や音色などを制御
するデータを記憶している場合もある。記憶しているノ
ートデータ組はユーザが入力したものでもよいし、既存
(市販)の曲データであってもよい。
【0029】また、ノートデータ組は、一ないし複数の
トラックデータを備えて構成されており、少なくとも一
のトラックデータが和音進行の生成、抽出対象として指
定される。さらに、演奏の進行上の任意の位置に「調指
定タイミングデータ+調指定データ」を任意で含ませる
ことができる。
【0030】さらに、コードシーケンサ26において
は、演奏の進行順に記録されている和音データ組は和音
進行データを構成している。スタイルデータは、リズム
パート、ベースパート、コードパッキングパート等の伴
奏パートを表す演奏データであって、ロックやポップス
等の演奏スタイルごとに演奏データがパターン化された
データである。
【0031】一つのスタイルデータは、楽曲の中で主と
して定常的に演奏されるメインスタイルAデータや、メ
インスタイルBデータ、……等のメインスタイルデータ
や、楽曲の中のイントロ部分で演奏されるイントロスタ
イルデータ、楽曲の中のエンディング部分で演奏される
エンディングスタイルデータ等、複数のセクションデー
タから構成され、各セクションデータが一つの演奏パタ
ーンに対応している。すなわち、演奏スタイル及びセク
ションにより演奏パターンが特定されるのである。
【0032】そして、各セクションデータは、一つの楽
曲の演奏中に適宜切り替えて演奏される。これらスタイ
ルデータにおけるセクションの切れ目である切り替わり
のタイミングは、音楽的な区切りということができる。
【0033】例えば、以下のようにセクションが切り替
わるタイミングは音楽的な区切りといえる。 スタイルデータがイントロスタイルデータからメイ
ンスタイルAデータへと切り替わるタイミング
【0034】 メインスタイルBデータからメインス
タイルAデータへと切り替わるタイミング メインスタイルBデータからエンディングスタイル
データへと切り替わるタイミング
【0035】 一の演奏スタイルから他の演奏スタイルに
切り替わるタイミング これらの音楽的な区切り位置は、メロディ等の音楽的な
区切り位置と一致する場合が多い(以下、これを音楽的
区切り位置という)
【0036】スタイルシーケンサ27においては、上記
演奏スタイルの切り替わりタイミングを表すタイミング
データと、切り替わるべきスタイルデータを特定するス
タイルデータが楽曲の進行に従って記憶されており、こ
のタイミングデータとスタイルデータとの組がスタイル
進行データを構成している。
【0037】〔3〕 実施形態の動作 (3.1) 処理ウィンドウの構成 次に動作説明に先立ち、和音進行データ候補の生成時に
表示回路16の図示しないディスプレイに表示される処
理ウィンドウ(処理画面)について説明する。
【0038】図4に処理ウィンドウの一例を示す。自動
演奏システム10の処理ウィンドウ30は、大別する
と、自動和音生成抽出装置21の処理状態を表示する自
動和音生成抽出ウィンドウ31と、自動演奏装置22の
各トラック(またはブロック:トラック内に含まれる演
奏データのひとかたまりを表す)の設定状態を表示する
トラック情報表示ウィンドウ32と、を備えて構成され
ている。
【0039】自動和音生成抽出ウィンドウ31は、現在
の編集対象あるいは選択対象についての情報を表示する
対象情報表示選択領域35と、和音進行データ生成スタ
イルを設定するとともに、和音進行データの生成指示を
与えるための和音進行データ生成指示領域36と、和音
進行データ表示編集領域37と、を備えて構成さてい
る。
【0040】対象情報表示選択領域35は、現在の編集
対象あるいは選択対象(図では、「Block22」)を表示
する対象表示コンボボックス38と、現在のカーソル3
9の位置における様々な情報を表示するカーソル情報表
示領域39と、を備えて構成されている。
【0041】和音進行データ生成指示領域36は、生成
しようとする和音進行データ候補のコード傾向を指示す
るためのコード傾向指示コンボボックス40と、伴奏ス
タイルを指示するための伴奏スタイル指示コンボボック
ス41と、和音進行データ生成スタート指示ボタン42
と、を備えて構成されている。
【0042】和音進行データ表示編集領域37は、和音
進行コード生成編集対象の小節番号を表示する小節番号
表示領域45と、現時点における和音進行データ候補を
表示する和音進行データ表示領域46と、生成した複数
の和音進行データをおすすめ和音データ群として表示す
るおすすめコード(和音データ)群表示領域47と、編
集対象としての和音進行データが存在する場合に当該和
音進行データを構成する和音データ群を元和音進行デー
タとして表示する元コード(和音データ)表示領域48
と、を備えて構成されている。
【0043】おすすめコード(和音データ)群表示領域
47には、複数の和音進行系列(4小節進行系列、2小
節進行系列、1小節進行系列:各系列については、後に
詳述する。)が表示され、各和音進行系列には、それぞ
れ4小節単位、2小節単位、1小節単位で区切られたコ
ードブロックが演奏の進行に従って配置されて、表示さ
れる。
【0044】各コードブロックは、4小節単位の和音進
行データ、2小節単位の和音進行データ、1小節単位の
和音進行データにそれぞれ対応するものであり、ユーザ
はコードブロック単位で和音進行データを選択すること
ができる。また、元コード(和音データ)表示領域48
には、元和音進行データを1小節単位で区切ったコード
ブロックが演奏の進行に従って配置されて、表示され
る。
【0045】ユーザは、コードブロック単位(すなわ
ち、1小節単位)で元コードを選択することができる。
なお、1小節単位で区切るものに限らず、拍単位や2拍
単位で区切るようにしてもよく、一つの和音が継続する
区間を一つの区間として区切るようにしてもよい。
【0046】トラック情報表示領域32は、複数のトラ
ック番号及び各トラック番号に割り当てられているMI
DIチャンネル番号を表示するトラック番号/ちゃんEN
留番号表示領域50と、各トラック番号に対応して記憶
され、当該トラックの演奏データを構成する一または複
数のブロックを、トラック毎に表示するブロック表示領
域51と、コードシーケンサ中に記憶されているコード
進行を表示するコード進行データ表示領域52と、スタ
イルシーケンサ中に記憶されているスタイル進行を表示
するスタイル進行データ表示領域53と、を備えて構成
されている。
【0047】この場合において、ブロック表示領域51
に表示されている1ないし複数のブロックの中から、和
音生成対象となる1ないし複数のブロックが指定される
こととなる(図4においては、「トラック13」の「ブ
ロック22」が和音生成対象として指定されている)。
【0048】なお、ブロックを指定する代わりにトラッ
クを指定する、すなわち、当該トラックに含まれる全て
のノートデータを指定するように構成することも可能で
ある。 また、図4においては、トラック番号/チャン
ネル番号表示領域50とブロック表示領域51には、多
数あるトラック、ブロックのうちの一部分のみが表示さ
れており、ブロック表示領域の右方に表示されているス
クロールバーを利用して表示エリアを変更することによ
り、他のトラックあるいはブロックを表示させることが
できる。
【0049】(3.2) 全体動作 次に図5ないし図7を参照して実施形態の動作を説明す
る。図5に実施形態のメイン処理フローチャートを示
す。ディスプレイの画面上に、図4に示した処理ウィン
ドウ30のうち、トラック情報32が表示され、かつ、
1ないし複数表示されているブロックのうち、和音進行
データを生成対象として、1ないし複数のブロックが特
定されている状態において、図示しないスイッチ等によ
り自動和音生成抽出タスク起動指示がなされると、各種
データの設定、メモリ領域の確保などの初期化処理が行
われ、ディスプレイの画面上に図4に示したような処理
ウィンドウ30のうち、自動和音生成抽出ウィンドウ3
1がオープンされる(ステップS1)。
【0050】次にコントローラはコードシーケンサの内
容をチェックし(ステップS2)、和音進行データが既
に存在するか否かを判別する(ステップS3)。以下、
コードシーケンサ内に既に存在している和音進行データ
を元和音進行データという。ステップS3の判別におい
て、元和音進行データが存在する場合には(ステップS
3;Yes)、コードシーケンサ内の元和音進行データ
を取得して、元コードメモリに書き込み(ステップS
4)、元コードメモリの内容を処理ウィンドウ内の元コ
ード表示領域48に表示して(ステップS5)、処理を
ステップS6に移行する。
【0051】ステップS3の判別において、元和音進行
データが存在しない場合には(ステップS3;No)、
元コードメモリの内容を処理ウィンドウ内の元コード表
示領域48に表示して、すなわち、ブランクデータを表
示して(ステップS5)、処理をステップS6に移行す
る。
【0052】次にコントローラ11は、キーボード操作
あるいはマウス操作などのイベントが発生したか否かを
判別する(ステップS6)。ステップS6の判別におい
て、イベントが発生していない場合には(ステップS
6;No)、そのまま待機状態となる。
【0053】ステップS6の判別において、イベントが
発生した場合には(ステップS6;Yes)、発生した
イベント内容を判別する(ステップS7)。ステップS
7以降の動作は、発生したイベント内容により異なるた
め、以下、場合を分けて説明する。
【0054】(3.2.1) 和音進行データ生成スタ
ート指示ボタン42のイベント ステップS7の判別において、発生したイベント内容が
和音進行データ生成スタート指示ボタン42の操作であ
った場合には、和音進行データ候補生成処理に移行する
(ステップS8)
【0055】ここで、図6の和音進行データ候補生成処
理フローチャートを参照して和音進行データ候補生成処
理について説明する。まず、コントローラ11は、和音
生成対象として、指定されているトラックまたはブロッ
クに対応するノートデータを解析することにより音符
数、音符長、発音タイミングパターンによって上述した
音楽的区切り位置を検出する。
【0056】あるいは、コントローラ11は、ノートデ
ータの解析に代えて、スタイルシーケンサにおけるスタ
イルデータ変更(切り替わり)タイミングに基づいて音
楽的区切り位置を検出する。そして、二つの音楽的区切
り位置に挟まれたトラックまたはブロックの部分をセク
ションとして設定する(ステップS21)。
【0057】スタイルシーケンサにおけるスタイル変更
タイミングとしては、例えば、新たなメイン、イント
ロ、フィルイン等のスタイル演奏開始タイミングや他の
演奏スタイルへの変更タイミングが挙げられる。より具
体的には、図7に示すように、新たなスタイル演奏が開
始されるタイミングや他の演奏スタイルへの変更タイミ
ングを音楽的区切り位置とし、二つの音楽的区切り位置
に挟まれたトラックまたはブロックの部分をセクション
とするのである。
【0058】次に指定されているトラックまたはブロッ
クのノートデータを解析することにより、あるいは、コ
ードシーケンサに記憶されている調指定データを検索す
ることにより調を検出し、検出調データとして設定する
(ステップS22)。次に設定されたセクション及び検
出調データを利用して和音進行データ候補を生成し、和
音進行候補メモリに書き込む(ステップS23)。
【0059】より具体的には、和音進行パターンとして
は、例えば、4小節進行、2小節進行、1小節進行等の
異なる長さの和音進行パターンのそれぞれについて典型
的な多数の和音進行パターンをデータベースとして予め
記憶しておく。この場合において、和音進行パターンを
N小節単位(N:自然数)で行うように構成するのが取
り扱いが容易であるが、小節未満の単位、例えば、拍単
位や2拍単位で和音進行パターンを記憶するように構成
することも可能である。
【0060】なお、この異なる長さの和音進行パターン
が、前述の複数の和音進行系列に対応する。より具体的
には、4小節進行の和音進行パターンとしては、 [AMaj→Bmin7→AMaj→DMaj]→[DMaj→AMaj→
Bmin7→E7th]→…… 等が挙げられる。なお、[ ]内の組み合わせは固定で
ある。
【0061】2小節進行の和音進行パターンとしては、 [DMaj→E7th]→[C#7th→F#min]→[DMaj→AM
aj]→…… 等が挙げられる。
【0062】1小節進行の和音進行パターンとしては、 [ F#min]→[ Bmin]→[C#7th]→[F#min]→
[ Bmin]→…… 等が挙げられる。
【0063】なお、和音進行パターンは、1小節につき
1和音のものに限らず、1小節に複数和音が含まれるも
のや、1和音が複数小節にわたるものも存在する。N小
節進行の和音進行パターンは、図7に示すように各セク
ションの先頭から割り当てられるが、あるセクションに
おいて、N小節進行の和音進行パターンでは小節数が不
足し、割り当てができない場合もある。
【0064】例えば、セクションAにおいて、4小節進
行あるいは2小節進行の和音進行パターンでは、小節数
が足らず、当該和音進行パターン割り当てられない小節
PH1ができてしまうが、このような小節は、和音進行
パターンが割り当てられたN1(N1<N)の小節進行の
中から、和音進行を選べばよい。
【0065】これらのN小節進行の和音進行パターンの
データベースは、実際には、調の主音を基準とした度数
形式で記述されており、これを上述したいずれかの方法
により得た調情報により実和音進行に変換される。
【0066】そして、コントローラ11は、ノートデー
タを音楽知識を適用することにより解析し、ノートデー
タ中の和声音(候補)を抽出し、得られた各区間(4小
節、2小節、1小節)の和声音(候補)と実和音進行と
を比較し、マッチする和音進行パターンを和音進行(候
補)データとする。
【0067】続いて生成した和音進行候補データをおす
すめコード群表示領域47に表示する(ステップS2
4)。
【0068】また、一つの区間について、複数の和音進
行(候補)データがマッチ(適合)した場合は、それら
のうち、最も優先度の高いもののみをディスプレイに表
示しておき、所定の操作によってその他の和音進行(候
補)データについてもユーザが選択できるようにする。
【0069】この場合において、優先度は、所定のルー
ル(例えば、データベース中で最初に見つかったもの、
前後の区間でつながりのよいもの)に基づいて決定す
る。次にコントローラ11は、4小節進行、2小節進
行、1小節進行の和音進行データ候補のうち、優先度の
高いものをコードメモリに書き込み、和音進行データ表
示領域(コード部)46に表示し、コードシーケンサに
転送(供給)する。
【0070】この場合において、優先度は所定のルール
(例えば、前後の区間でつながりがよいもの等)に基づ
いて決定する。この結果、コード進行データ表示領域5
2には、図4に示すように、和音進行データ表示領域
(コード部)46に表示されたものと同一の和音進行デ
ータ候補が表示されることとなる。
【0071】以上の動作が終了すると、処理をステップ
S6に移行して、以下、同様の処理を行う。
【0072】(3.2.2) お勧めコード群の選択 ステップS7の判別において、発生したイベント内容
が、和音進行候補メモリにデータがあり、かつ、おすす
めコード群表示領域47に表示されているコードブロッ
クを選択操作した場合には、和音進行候補メモリ内の操
作されたコードブロックに対応する和音進行データをコ
ードメモリに書き込み、和音進行データ表示領域(コー
ド部)46に表示するとともに、コードシーケンサに転
送(供給)する(ステップS9)。
【0073】この結果、コード進行データ表示領域52
には、図4に示すように、和音進行データ表示領域(コ
ード部)46に表示されたものと同一の和音進行データ
候補が表示されることとなる。
【0074】なお、選択されたコードブロックがどれで
あるかを示すために、選択されたコードブロックの表示
態様(色、点滅表示、反転表示等)を他のコードブロッ
クとは異なるようにすることも可能である。以上の動作
が終了すると、処理をステップS6に移行して、以下、
同様の処理を行う。
【0075】(3.2.3) 元コードの選択 ステップS7の判別において、発生したイベント内容
が、元コードメモリにデータがあり、かつ、元和音進行
データを構成する和音に対応するコードブロックを選択
するものであった場合には、元コードメモリ内の操作さ
れたコードブロックに対応する和音データをコードメモ
リに書き込み、和音進行データ表示領域(コード部)4
6に表示するとともに、コードシーケンサに転送(供
給)する(ステップS10)。
【0076】この結果、コード進行データ表示領域52
には、図4に示すように、和音進行データ表示領域(コ
ード部)46に表示されたものと同一の和音進行データ
候補が表示されることとなる。なお、選択されたコード
ブロックがどれであるかを示すために、選択されたコー
ドブロックの表示態様(色、点滅表示、反転表示等)を
他のコードブロックとは異なるようにすることも可能で
ある。
【0077】以上の動作が終了すると、処理をステップ
S6に移行して、以下、同様の処理を行う。
【0078】(3.2.4) クローズボタン ステップS7の判別において、発生したイベント内容が
クローズボタンBC(図4参照)の操作であった場合に
は、当該処理ウィンドウのうちの自動和音生成抽出ウィ
ンドウ31を閉じて、処理を終了する(ステップS1
1)。
【0079】〔4〕 実施形態の効果 以上の説明のように、本実施形態によれば、新たな和音
進行データ候補を生成した場合でも、既に存在する和音
進行データである元和音進行データは破壊されず、新た
に作成する和音進行データの一部として元和音進行デー
タの一部を用いたりすることができるため、和音進行デ
ータの高度な作成・編集作業の支援が可能となる。
【0080】〔5〕 実施形態の変形例 上記実施形態においては、元和音進行データを1小節単
位のコードブロック毎に選択可能としていたが、コード
ブロックという概念を持たせず、ユーザが元和音進行デ
ータの任意の区間を選択するように構成することも可能
である。この場合において、元和音進行データを小節単
位で選択できるようにしてもよいし、非小節単位(例え
ば、拍単位)で選択できるようにしてもよい。もちろん
一つの和音を単独で選択できるようにしてもよい。
【0081】また、上記実施形態においては、おすすめ
和音進行として、複数系列(4小節系列、2小節系列、
1小節系列)の和音進行データを生成、提示するように
構成していたが、1系列のみを提示するように構成する
ことも可能である。さらにコードブロック毎に和音進行
データを選択可能なものに限らず、ユーザが任意の区間
を選択できるようにしてもよい。
【0082】さらにまた、上記実施形態においては、音
源回路として、専用のハードウェアを用いる場合につい
て説明したが、専用のハードウェアを用いて音源回路を
構成するものに限らず、DSP+マイクロプログラムを
用いて音源回路を構成するようにしてもよいし、CPU
+ソフトウェアのプログラムで音源回路を構成するよう
にしてもよい。さらに発音チャンネルは、一つの発音回
路を時分割で使用することによって複数の発音チャンネ
ルを形成するようなものでもよいし、一つの発音チャン
ネルが一つの発音回路で構成されるような形式でもよ
い。
【0083】
【発明の効果】以上の説明のように、請求項1または請
求項9記載の構成によれば、演奏情報データに含まれる
元和音進行データを構成する和音データである元和音デ
ータを新たに作成しようとする和音進行データである新
規和音進行データを構成する和音データの候補として提
示し、自動生成した和音進行データの一部を提示された
元和音データで置き換えるので、元和音データを新規和
音進行データの作成に有効に利用することができ、和音
進行データの高度な作成・編集作業を支援することが可
能となる。
【0084】請求項2記載の構成によれば、請求項1記
載の構成の効果に加えて、選択手段を介して、元和音デ
ータ提示手段及び新和音候補データ提示手段の提示に基
づいて新規和音進行データを構成する和音データとして
元和音データあるいは新和音候補データを選択すること
ができるので、和音候補データの選択肢が増えることと
なり、多様な和音進行データの作成を支援することが可
能となる。
【0085】請求項3記載の構成によれば、請求項2記
載の構成の効果に加えて、データ復帰手段は、新規和音
進行データを構成している新和音候補データを元和音進
行データ記憶手段に記憶されており、かつ、当該新和音
候補データと同一の曲進行位置に対応する元和音候補デ
ータに復帰するので、新和音候補データに代えて元和音
候補データを用いたい場合にも容易に元和音候補データ
を用いることができ、多様な和音進行データの作成を容
易とすることができる。
【0086】請求項4記載の構成によれば、様々な元和
音進行データから和音進行データの作成を行うことがで
き、多様な和音進行データの作成を容易に行うことがで
きる。
【0087】請求項5記載の構成によれば、請求項4記
載の構成の効果に加えて、複数に区分された所定区間ご
とに元和音進行データを提示し、所定区間ごとに提示さ
れた元和音進行データを選択させるので、バラエティに
富んだ様々な和音進行を容易に作成することが可能とな
る。
【0088】請求項6記載の構成によれば、前回以前に
作成した一または複数の新規和音進行データを元和音進
行データとして記憶するとともに、記憶した新和音進行
データの少なくとも一部分あるいは前記元和音進行デー
タの少なくとも一部分から和音進行データの作成を行う
ことができ、多様な和音進行データの作成を容易に行う
ことができる。
【0089】請求項7記載の構成によれば、請求項6記
載の構成の効果に加えて、第1の所定区間ごとに提示さ
れた新和音進行データを選択させ、あるいは、第2の所
定区間ごとに提示された前記元和音進行データを選択さ
せるので、より様々な和音進行データの作成を行うこと
ができる。
【0090】請求項8記載の構成によれば、請求項3記
載の構成の効果に加えて、前回以前に作成した一または
複数の新規和音進行データを元和音進行データとして記
憶するので、様々な元和音進行データから和音進行デー
タの作成を行うことができ、多様な和音進行データの作
成を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動演奏システムの概要構成ブロック図であ
る。
【図2】自動演奏システムの概要機能ブロック図であ
る。
【図3】ノートシーケンサ、コードシーケンサ及びスタ
イルシーケンサのデータ格納状態の説明図である。
【図4】処理ウィンドウの一例の説明図である。
【図5】実施形態のメイン処理フローチャートである。
【図6】和音進行データ候補生成処理フローチャートで
ある。
【図7】音楽的区切りと和音進行パターンの割り当てと
の関係を説明する図である。
【符号の説明】
10 自動演奏システム 11 コントローラ 12 鍵盤ユニット 13 鍵盤インターフェース 14 入力装置 15 入力装置インターフェース 16 表示回路 17 バス 18 音源回路 19 効果回路 20 サウンドシステム 21 RAM 22 ROM 23 タイマ 24 外部記憶装置 25 他のMIDI機器 26 MIDIインターフェース 28 サーバコンピュータ 29 通信インターフェース 30 処理ウィンドウ 31 自動和音生成抽出ウィンドウ 32 トラック情報表示ウィンドウ 35 対象情報表示選択領域 36 和音進行データ生成指示領域 37 和音進行データ表示編集領域 47 おすすめコード(和音データ)群表示領域 48 元コード(和音データ)表示領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮本 弘 静岡県浜松市中沢町10番1号 ヤマハ株式 会社内 (72)発明者 斎藤 謙一良 静岡県浜松市中沢町10番1号 ヤマハ株式 会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メロディなどの演奏情報データに基づい
    て和音進行データの作成を支援し、前記演奏情報データ
    に対応する和音進行データを自動生成する和音進行作成
    支援装置において、 前記演奏情報データに含まれる元和音進行データを構成
    する和音データである元和音データを新たに作成しよう
    とする和音進行データである新規和音進行データを構成
    する和音データの候補として提示する元和音データ提示
    手段と、 前記自動生成した和音進行データの一部を前記提示され
    た元和音データで置き換えるデータ置換手段と、 を備えたことを特徴とする和音進行作成支援装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の和音進行作成支援装置に
    おいて、 前記演奏情報データに基づいてそれぞれが複数の新和音
    候補データにより構成される一または複数の和音進行候
    補データを生成する和音進行候補データ生成手段と、 前記新和音候補データを前記新規和音進行データを構成
    する和音データの候補として提示する新和音候補データ
    提示手段と、 前記元和音データ提示手段及び前記新和音候補データ提
    示手段の提示に基づいて前記新規和音進行データを構成
    する和音データとして前記元和音データあるいは前記新
    和音候補データを選択するための選択手段と、 を備えたことを特徴とする和音進行作成支援装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の和音進行作成支援装置に
    おいて、 前記元和音進行データを記憶する元和音進行データ記憶
    手段と、 前記新規和音進行データを構成している前記新和音候補
    データを前記元和音進行データ記憶手段に記憶されてお
    り、かつ、当該新和音候補データと同一の曲進行位置に
    対応する前記元和音候補データに復帰させるデータ復帰
    手段と、 を備えたことを特徴とする和音進行作成支援装置。
  4. 【請求項4】 予めメロディ等のノートデータ及び和音
    進行データを含む演奏情報データを記憶する演奏情報デ
    ータ記憶手段と、 前記演奏情報データに含まれる前記ノードデータを解析
    して前記ノートデータに対応する和音進行データを自動
    生成する和音生成手段と、 前記生成された和音進行データを前記演奏情報データ記
    憶手段に供給する第1供給手段と、 前記演奏情報データに含まれ、前記演奏情報データ記憶
    手段に記憶されている和音進行データであって、前記生
    成された和音進行データに対応する和音進行データを退
    避させるとともに、前記退避させた和音進行データを元
    和音進行データとして記憶する退避和音記憶手段と、 前記元和音進行データをユーザに提示する元和音進行デ
    ータ提示手段と、 前記元和音データ提示手段により提示された元和音進行
    データの中から、前記演奏情報データ記憶手段に供給す
    べき前記元和音進行データの少なくとも一部分を選択和
    音進行データとして選択させる選択手段と、 前記選択和音進行データを前記演奏情報データとして前
    記演奏情報データ記憶手段に供給する第2供給手段と、 を備えたことを特徴とする和音進行作成支援装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の和音進行作成支援装置に
    おいて、 前記元和音進行データ提示手段は、複数に区分された所
    定区間ごとに前記元和音進行データを提示し、 前記選択手段は、前記所定区間ごとに前記提示された前
    記元和音進行データを選択させる、 ことを特徴とする和音進行作成支援装置。
  6. 【請求項6】 予めメロディ等のノートデータ及び和音
    進行データを含む演奏情報データを記憶する演奏情報デ
    ータ記憶手段と、 前記演奏情報データに含まれる前記ノードデータを解析
    して前記ノートデータに対応する和音進行データを新和
    音進行データとして自動生成する和音生成手段と、 前記新和音進行データをユーザに提示する新和音進行デ
    ータ提示手段と、 前記演奏情報データに含まれ、前記演奏情報データ記憶
    手段に記憶されている和音進行データであって、前記生
    成された和音進行データに対応する和音進行データを退
    避させるとともに、前記退避させた和音進行データを元
    和音進行データとして記憶する退避和音記憶手段と、 前記元和音進行データをユーザに提示する元和音進行デ
    ータ提示手段と、 前記新和音進行データ提示手段により提示された前記新
    和音進行データ及び前記元和音データ提示手段により提
    示された元和音進行データの中から、前記演奏情報デー
    タ記憶手段に供給すべき前記新和音進行データの少なく
    とも一部分あるいは前記元和音進行データの少なくとも
    一部分を選択和音進行データとして選択させる選択手段
    と、 前記選択和音進行データを前記演奏情報データとして前
    記演奏情報データ記憶手段に供給する供給手段と、 を備えたことを特徴とする和音進行作成支援装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の和音進行作成支援装置に
    おいて、 前記新和音進行データ提示手段は、複数に区分された第
    1の所定区間ごとに前記新和音進行データを提示し、 前記元和音進行データ提示手段は、複数に区分された第
    2の所定区間ごとに前記元和音進行データを提示し、 前記選択手段は、前記第1の所定区間ごとに提示された
    前記新和音進行データを選択させ、あるいは、前記第2
    の所定区間ごとに前記提示された前記元和音進行データ
    を選択させる、 ことを特徴とする和音進行作成支援装置。
  8. 【請求項8】 請求項3記載の和音進行作成支援装置に
    おいて、 前回以前に作成した一または複数の新規和音進行データ
    を前記元和音進行データとして前記元和音進行データ記
    憶手段に記憶することを特徴とする和音進行作成支援装
    置。
  9. 【請求項9】 メロディなどの演奏情報データに基づい
    て和音進行データの作成を支援し、前記演奏情報データ
    に対応する和音進行データを自動生成する和音進行作成
    支援装置の和音進行作成支援プログラムを記録した記録
    媒体において、 前記和音進行作成支援装置に前記演奏情報データに含ま
    れる元和音進行データを構成する和音データである元和
    音データを新たに作成しようとする和音進行データであ
    る新規和音進行データを構成する和音データの候補とし
    て提示させ、 前記自動生成した和音進行データの一部を前記提示され
    た元和音データで置き換えさせる、 和音進行作成支援プログラムを記録したことを特徴とす
    る和音進行作成支援プログラムを記録した記録媒体。
JP30805497A 1997-10-22 1997-10-22 和音進行作成支援装置及び和音進行作成支援プログラムを記録した記録媒体 Expired - Lifetime JP3407623B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30805497A JP3407623B2 (ja) 1997-10-22 1997-10-22 和音進行作成支援装置及び和音進行作成支援プログラムを記録した記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30805497A JP3407623B2 (ja) 1997-10-22 1997-10-22 和音進行作成支援装置及び和音進行作成支援プログラムを記録した記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11126077A true JPH11126077A (ja) 1999-05-11
JP3407623B2 JP3407623B2 (ja) 2003-05-19

Family

ID=17976338

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30805497A Expired - Lifetime JP3407623B2 (ja) 1997-10-22 1997-10-22 和音進行作成支援装置及び和音進行作成支援プログラムを記録した記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3407623B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7332667B2 (en) 2002-12-27 2008-02-19 Yamaha Corporation Automatic performance apparatus
JP2008233493A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Yamaha Corp 曲編集装置およびプログラム
JP2009025402A (ja) * 2007-07-17 2009-02-05 Yamaha Corp 楽曲加工装置およびプログラム
JP2010066336A (ja) * 2008-09-09 2010-03-25 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 楽曲データ編集装置及び楽曲データ編集用コンピュータ・プログラム
DE102011055737A1 (de) * 2011-11-25 2013-05-29 Markus Hinderberger Vorrichtung und Verfahren zur Erkennung von Akkordfamilien und den dazu gehörenden Tönen mit folgenden Verfahrensschritten
JP2016161774A (ja) * 2015-03-02 2016-09-05 ヤマハ株式会社 楽曲生成装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7332667B2 (en) 2002-12-27 2008-02-19 Yamaha Corporation Automatic performance apparatus
JP2008233493A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Yamaha Corp 曲編集装置およびプログラム
JP4623028B2 (ja) * 2007-03-20 2011-02-02 ヤマハ株式会社 曲編集装置およびプログラム
JP2009025402A (ja) * 2007-07-17 2009-02-05 Yamaha Corp 楽曲加工装置およびプログラム
JP2010066336A (ja) * 2008-09-09 2010-03-25 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 楽曲データ編集装置及び楽曲データ編集用コンピュータ・プログラム
DE102011055737A1 (de) * 2011-11-25 2013-05-29 Markus Hinderberger Vorrichtung und Verfahren zur Erkennung von Akkordfamilien und den dazu gehörenden Tönen mit folgenden Verfahrensschritten
JP2016161774A (ja) * 2015-03-02 2016-09-05 ヤマハ株式会社 楽曲生成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3407623B2 (ja) 2003-05-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5939654A (en) Harmony generating apparatus and method of use for karaoke
JPH1165565A (ja) 楽音再生装置および楽音再生制御プログラム記録媒体
US6211453B1 (en) Performance information making device and method based on random selection of accompaniment patterns
CN104867487A (zh) 多功能音频信号产生设备
KR100408987B1 (ko) 가사표시장치
JP3637775B2 (ja) メロディ生成装置と記録媒体
JP2001092451A (ja) 演奏データ編集装置、方法及び記録媒体
JP3407623B2 (ja) 和音進行作成支援装置及び和音進行作成支援プログラムを記録した記録媒体
US6852918B2 (en) Automatic accompaniment apparatus and a storage device storing a program for operating the same
JP3807380B2 (ja) スコアデータ編集装置、スコアデータ表示装置およびプログラム
JP3671788B2 (ja) 音色設定装置および音色設定方法並びに音色設定プログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体
JP3709821B2 (ja) 楽曲情報編集装置及び楽曲情報編集プログラム
JP3267226B2 (ja) 自動伴奏装置及び自動伴奏制御プログラムを記録した媒体
JP3327188B2 (ja) 和音進行作成支援装置及び和音進行作成支援プログラムを記録した記録媒体
US20060123980A1 (en) Music data processing apparatus and method
JP3381581B2 (ja) 演奏データ編集装置及び演奏データ編集プログラムを記録した記録媒体
JP3430895B2 (ja) 自動伴奏装置及び自動伴奏制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP4449370B2 (ja) 自動伴奏生成装置及びプログラム
JP3799843B2 (ja) 楽曲生成装置および楽曲生成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP3371774B2 (ja) 演奏データから和音を検出する和音検出方法および和音検出装置、ならびに、和音検出用プログラムを記録した記録媒体
JP2000112472A (ja) 自動作曲装置と記録媒体
JP3752956B2 (ja) 演奏ガイド装置および演奏ガイド方法並びに演奏ガイドプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP3709820B2 (ja) 楽曲情報編集装置及び楽曲情報編集プログラム
JP3669335B2 (ja) 自動演奏装置
JP3797180B2 (ja) 楽譜表示装置及び楽譜表示プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090314

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090314

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100314

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110314

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110314

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120314

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130314

Year of fee payment: 10