JPH11125787A - 光ビーム走査装置 - Google Patents
光ビーム走査装置Info
- Publication number
- JPH11125787A JPH11125787A JP23540898A JP23540898A JPH11125787A JP H11125787 A JPH11125787 A JP H11125787A JP 23540898 A JP23540898 A JP 23540898A JP 23540898 A JP23540898 A JP 23540898A JP H11125787 A JPH11125787 A JP H11125787A
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- Japan
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- rotator
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- laser beam
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
Abstract
ーの回転空気抵抗を減少させ、同時に、ミラー回転で生
じる送風によるプリンタ内の微小なちり等の拡大を防止
する。 【解決手段】ミラーの周囲を囲む覆いを設けた。レーザ
ー光の入射・出射用の開口を設ける。ミラーの回転によ
って覆い内は減圧され、空気抵抗が減少する。
Description
に関するものであり、さらに詳細には、レーザ・ビーム
をフォトレセプタを横断して走査するのに切子面付き走
査器ミラー回転子を利用するレーザ・プリンタに関す
る。
・ビームをラスタまたは類似の方式(以下、単にラスタ
方式という)で、フォトレセプタを横断して走査するこ
とにより、フォトレセプタの露出を達成している。走査
動作を行なうのに、このようなプリンタは一般に、変調
レーザ・ビームを複数切子面ミラー構造体の方に向けて
いる。ミラー構造体が回転するにつれて、入射ビーム
は、所定の走査角を横断して、走査ビームをフォトレセ
プタの方に向けるレンズ装置の方に走査される。ミラー
構造体は一般に4、6、または8個の切子面を有する回
転子の形態を取り、その切子面は、回転子がモータによ
り回転するにつれて入射ビームの走査を可能とするよう
に反射を行なう。
転速度で駆動されるので、走査器ミラー回転子の回転に
より発生する風損負荷は、駆動モータおよび軸受にかか
る実質的負荷を生ずる。その結果、エネルギ損失の増加
に至る熱の蓄積が存在することになる。さらに、スピン
アップ中に生ずる風損負荷があることから、駆動モータ
にかかる過渡負荷を減少させるため、モータのスピンア
ップ時間はしばしば遅くなる。さらに、全速力で回転す
るとき、走査器ミラー回転子は、ファンのように作用
し、プリンタに存在する微粒子物質を急速な空気流によ
りプリンタの内部のあちこちに撒き散らし、汚染の問題
を生ずる。
目的は、風損効果が減少する改善された走査器ミラー構
造を提供することである。
受の加熱が消費電力の低下により減少する改善された走
査器ミラー構造を提供することである。
の近辺で吹く空気から生ずるプリンタの汚染の問題を、
ミラーを周囲空気に露出するのを減らすことにより減少
させることである。
ビームを走査する改善された走査器ミラー構造は、上部
アスペクト(以下、上部面という)および複数の反射切
子面を備えている。レーザは、光ビームを回転子の切子
面が導き、回転子に結合されたモータがその回転、およ
び反射光ビームの走査を生ずる。シュラウド(以下、覆
い)が回転子の実質的部分を囲んでいる。覆いは、光ビ
ームを通過させてそれを回転子の複数の切子面に入射で
きるようにする。複数の反射切子面からの光ビームの反
射は、結像装置の方に出る。覆いは、さらに、実施例に
よれば、回転子の上部アスペクトを囲んでその実質的囲
みを達成している。
回転子10(以下「回転子10」という)は、複数の切子面
12を備え、その各々が反射面となっている。回転子10
は、モータ16に結合されたシャフト14により回転する。
覆い18が回転子10の実質的部分を取り囲み、上部19(図
2にだけ示してある)および側壁21を共に備えている。
開口20は、レーザ源24からの変調レーザ・ビーム22を、
切子面12が回転するにつれて、切子面12に入射できるよ
うにする。さらに他の開口26が反射レーザ・ビーム28
を、覆い18から出してレンズ30に入射できるようにす
る。レンズ30は、走査レーザ・ビームが走査線を移動す
るフォトレセプタ(図示せず)を横断して完全に取り囲
むことができるように走査レーザ・ビームを構成する。
間に捕らえられる空気が開口26を通して排出されるよう
に、モータ16により時計回りに回転させられる。図4に
示すように、覆い18の縁30は、互いに隣接する切子面12
間の境界32から距離d1だけ離れるように設置されてい
る。図5にさらに示すように、開口26の反対縁34は、互
いに隣接する切子面12の間の境界32から距離d2だけ離
れるように設置されている。図1に示す第1の実施例で
は、距離d2は距離d1より小さいので、回転子10の回転
は、縁30および34、反射切子面12、および介在する切子
面境界の空気力学的特性と組み合わされて回転子10と覆
い18との間の内部空間36内に低圧力状態を生ずる。
す。これではビーム22が開口25を通して導かれるので、
図1における開口20は、設ける必要がない。さらに、こ
の実施例では、距離d1は実質的に距離d2と同じであ
る。
ずる音響雑音が減少するばかりでなく、回転子10が組み
込まれているプリンタの周りの塵埃を撒き散らさないよ
うに、排出される空気を導く傾向もある。さらに、覆い
18は、回転子10にかかる大気の抵抗を減らす傾向があ
り、したがってモータにかかる負荷が少なくなる。
で、覆い18を付けておよび付けないで、試験を行なっ
た。モータの運転電流は、(i)覆い18の無い場合152mA、
(ii)覆い18のある場合124mAで、19%の低減であった。
図1の実施例に関しては、回転子10の時計回り回転は、
空気を縁34を越えて区域36に引込み、次に縁30を越えて
排出させる。距離d1が距離d2より大きければ、区域36
に圧力不足状態が生じ、それにより回転子10の回転によ
り生ずる風損負荷が減少する。さらに、回転子10の周り
に覆い18を設置すると、レーザ・プリンタの内側の周り
に汚染微粒子を撒き散らす傾向のある「扇風機」効果が
減少する。
業者は、本発明の技術的思想から逸脱することなく、色
々な代案および修正案を工夫することができ、それら
も、本発明の特許請求の範囲の範囲に入ることは言うま
でもない。以下に本発明の実施態様を列挙する。 (実施態様1)光ビーム(22)を所定の走査角で走査す
る構造において、上部面および複数のミラー側面(12)
を有し、隣接するミラー側面の交線が切子面(32)を形
成している回転子(10)、光ビーム(22)を前記回転子
(10)に向ける手段(24)、前記回転子(10)に結合し
てその回転を生ぜしめるモータ(16)、前記回転子(1
0)を部分的に囲む覆い(18)であって、前記光ビーム
(22)を通過させて、前記複数のミラー側面(12)が前
記モータ(16)により回転するにつれて前記複数のミラ
ー側面(12)に光ビーム(22)を入射できるようにし、
前記複数のミラー側面(12)からの前記光ビーム(22)
が前記覆い(18)から出ることができるようにする開口
手段(20、26)を有している覆い(18)、を備えている
ことを特徴とする構造。 (実施態様2)前記覆い(18)は、前記回転子(10)の
前記上部アスペクトを囲んでいることを特徴とする実施
態様1に記載の構造。 (実施態様3)前記モータ(16)は、前記回転子(10)
を第1の回転方向に回転させ、前記開口手段は、前記回
転子(10)の切子面(32)から距離d1に第1の側縁(3
0)、および前記回転子(10)の切子面(32)から距離
d2に第2の側縁(34)を備えており、、d1 およびd2
は、実質上同じであることを特徴とする実施態様1又は
2に記載の構造。 (実施態様4)前記モータ(16)は、前記回転子(10)
を第1の回転方向に回転させ、前記開口手段は、前記回
転子(10)の切子面(32)から距離d1に第1の側縁(3
0)、および前記回転子(10)の切子面(32)から距離
d2に第2の側縁(34)を備えており、、d1 はd2より
大きいことを特徴とする実施態様1又は2又は3に記載
の構造。 (実施態様5)前記第1の側縁(30)は、前記第1の回
転方向およびそれにより生ずる空気流を考えるとき、前
記第2の側縁(34)から上流方向に設置されていること
を特徴とする実施態様4に記載の構造。 (実施態様6)前記第1の側縁(30)および前記第2の
側縁(34)は、前記第1の回転方向およびそれにより生
ずる空気流を考えるとき、前記覆い(18)の内部に低圧
力状態を生ずるように、前記回転子(10)に対して設置
されていることを特徴とする実施態様3又は4又は5に
記載の構造。
するものであるから、上記した課題を解決しうるという
効果が得られる。
図である。
の実施例の概略上面図である。
寸法、すなわち、切子面交線と、回転子を囲む覆いとの
間の距離d1を示す図である。
寸法、すなわち、切子面交線と、回転子を囲む覆いとの
間の距離d2を示す図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 光ビームを所定の走査角で走査する装置
において、 上部面および複数のミラー側面を有し、隣接するミラー
側面の交線が切子面を形成している回転子と、光ビーム
を前記回転子に向ける手段と、前記回転子に結合してそ
の回転を生ぜしめるモータと、前記回転子を部分的に囲
む覆いであって、前記光ビームを通過させて、前記複数
のミラー側面が前記モータにより回転するにつれて前記
複数のミラー側面に光ビームを入射させることができる
ようにし、前記複数のミラー側面からの前記光ビームが
前記覆いから出ることができるようにする開口手段を有
している覆いとを備えていることを特徴とする光ビーム
走査装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US91681597A | 1997-08-21 | 1997-08-21 | |
US916,815 | 1997-08-21 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11125787A true JPH11125787A (ja) | 1999-05-11 |
Family
ID=25437876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23540898A Withdrawn JPH11125787A (ja) | 1997-08-21 | 1998-08-21 | 光ビーム走査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11125787A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115598619A (zh) * | 2022-11-08 | 2023-01-13 | 北醒(北京)光子科技有限公司(Cn) | 激光雷达 |
-
1998
- 1998-08-21 JP JP23540898A patent/JPH11125787A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115598619A (zh) * | 2022-11-08 | 2023-01-13 | 北醒(北京)光子科技有限公司(Cn) | 激光雷达 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
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RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20041208 |
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A521 | Written amendment |
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A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20060417 |