JPH11125449A - 熱負荷予測装置 - Google Patents
熱負荷予測装置Info
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- JPH11125449A JPH11125449A JP30804997A JP30804997A JPH11125449A JP H11125449 A JPH11125449 A JP H11125449A JP 30804997 A JP30804997 A JP 30804997A JP 30804997 A JP30804997 A JP 30804997A JP H11125449 A JPH11125449 A JP H11125449A
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- load
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 長期的要因と短期的要因、あるいは外的要因
と内的要因をバランス良く反映させて、熱源を効率的に
運転することができる熱源制御装置を提供する。 【解決手段】 所定の熱負荷予測パターンに基づいて熱
源を制御する熱負荷予測装置において、所定時間間隔毎
に、ある時間ピッチＴにおける負荷実績データＱｔnと
その時点における熱負荷予測パターンＰ(n-1)(tn)に基
づく負荷予測値との差ｄnを算出し、この差に基づいて
負荷予測パターンを補正して負荷予測パターンを更新す
る補正演算部１４を有する。
と内的要因をバランス良く反映させて、熱源を効率的に
運転することができる熱源制御装置を提供する。 【解決手段】 所定の熱負荷予測パターンに基づいて熱
源を制御する熱負荷予測装置において、所定時間間隔毎
に、ある時間ピッチＴにおける負荷実績データＱｔnと
その時点における熱負荷予測パターンＰ(n-1)(tn)に基
づく負荷予測値との差ｄnを算出し、この差に基づいて
負荷予測パターンを補正して負荷予測パターンを更新す
る補正演算部１４を有する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、建築物
の空調設備の熱源装置を制御するために用いられる熱負
荷予測装置に関する。
の空調設備の熱源装置を制御するために用いられる熱負
荷予測装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】建築物の空調設備においては、省エネル
ギー的観点から、翌日に必要となる熱負荷を予測し、そ
れに対応して前日に夜間の料金の安い電力を活用して蓄
熱しておくシステムが普及しつつある。また、室内プー
ルや様々なレジャー施設で行われるイベントなどにおい
ても、プール水や施設温度の設定などに必要な熱負荷を
事前に予測することは重要である。
ギー的観点から、翌日に必要となる熱負荷を予測し、そ
れに対応して前日に夜間の料金の安い電力を活用して蓄
熱しておくシステムが普及しつつある。また、室内プー
ルや様々なレジャー施設で行われるイベントなどにおい
ても、プール水や施設温度の設定などに必要な熱負荷を
事前に予測することは重要である。
【０００３】このため、予想される負荷に適した熱源の
運転スケジュールを、長期的に、つまり前日以前に、統
計的または理論的に負荷パターンを予測する一方、より
効果的な熱源の運転を行うために、当日の実際の負荷状
態に応じて、上記で得られた長期的負荷予測パターンを
補正する短期的な制御を行なうことも提案されている。
運転スケジュールを、長期的に、つまり前日以前に、統
計的または理論的に負荷パターンを予測する一方、より
効果的な熱源の運転を行うために、当日の実際の負荷状
態に応じて、上記で得られた長期的負荷予測パターンを
補正する短期的な制御を行なうことも提案されている。
【０００４】負荷予測パターンを短期的に制御するため
の手段としては、例えば当日の外気温度と湿度からその
エンタルピを計算して、１日の負荷予測パターンを補正
するようにしたものや、負荷予測値と負荷実績値との差
を次のサンプリング時刻の負荷予測値に加える方法が考
えられている。
の手段としては、例えば当日の外気温度と湿度からその
エンタルピを計算して、１日の負荷予測パターンを補正
するようにしたものや、負荷予測値と負荷実績値との差
を次のサンプリング時刻の負荷予測値に加える方法が考
えられている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
前者の方法においては、外気温度などの外的要因を基に
負荷予測パターンを補正しているため、例えば空調温度
の設定の変更やイベントにおける事態の変化などの内的
要因による突発的な負荷変動に対応することが困難で、
熱源装置の効率的な運転が困難であった。
前者の方法においては、外気温度などの外的要因を基に
負荷予測パターンを補正しているため、例えば空調温度
の設定の変更やイベントにおける事態の変化などの内的
要因による突発的な負荷変動に対応することが困難で、
熱源装置の効率的な運転が困難であった。
【０００６】一方、後者の方法においては、現在の負荷
実績値と負荷予測値の差によって、次のサンプリング時
間における負荷予測値のみを補正しており、負荷実績値
が全日的な負荷パターンの推移の予測に反映されていな
いため、逆に突発的な負荷変動による対応に振り回され
る場合があり、やはり、熱源装置の効率的な運転が困難
であった。
実績値と負荷予測値の差によって、次のサンプリング時
間における負荷予測値のみを補正しており、負荷実績値
が全日的な負荷パターンの推移の予測に反映されていな
いため、逆に突発的な負荷変動による対応に振り回され
る場合があり、やはり、熱源装置の効率的な運転が困難
であった。
【０００７】本発明は、上記従来方式の問題点に鑑み、
長期的要因と短期的要因、あるいは外的要因と内的要因
をバランス良く反映させて、熱源を効率的に運転するこ
とができる熱負荷予測装置を提供することを目的とす
る。
長期的要因と短期的要因、あるいは外的要因と内的要因
をバランス良く反映させて、熱源を効率的に運転するこ
とができる熱負荷予測装置を提供することを目的とす
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載の発明
は、所定の熱負荷予測パターンに基づいて熱源を制御す
る熱負荷予測装置において、所定時間間隔毎に、ある時
間ピッチにおける負荷実績データとその時点における前
記熱負荷予測パターンに基づく負荷予測値との差を算出
し、この差に基づいて負荷予測パターンを補正して負荷
予測パターンを更新する補正演算部を有することを特徴
とする熱負荷予測装置である。
は、所定の熱負荷予測パターンに基づいて熱源を制御す
る熱負荷予測装置において、所定時間間隔毎に、ある時
間ピッチにおける負荷実績データとその時点における前
記熱負荷予測パターンに基づく負荷予測値との差を算出
し、この差に基づいて負荷予測パターンを補正して負荷
予測パターンを更新する補正演算部を有することを特徴
とする熱負荷予測装置である。
【０００９】これにより、長期的なあるいは外的な観点
から得られた負荷予測パターンを、短期的な実績データ
に基づき順次補正して更新するようにしているので、こ
れらの要因をバランス良く反映させて現実の熱負荷の推
移に適切に追従した負荷予測を行うことができる。
から得られた負荷予測パターンを、短期的な実績データ
に基づき順次補正して更新するようにしているので、こ
れらの要因をバランス良く反映させて現実の熱負荷の推
移に適切に追従した負荷予測を行うことができる。
【００１０】請求項２に記載の発明は、前記差の値に所
定の補正係数を掛けて補正値を算出し、これを前回の負
荷予測パターンに加算することにより負荷予測パターン
を更新することを特徴とする請求項１に記載の熱負荷予
測装置である。これにより、比較的簡単な手法で、短期
的な状態を反映させた的確なパターン更新を行なうこと
ができる。
定の補正係数を掛けて補正値を算出し、これを前回の負
荷予測パターンに加算することにより負荷予測パターン
を更新することを特徴とする請求項１に記載の熱負荷予
測装置である。これにより、比較的簡単な手法で、短期
的な状態を反映させた的確なパターン更新を行なうこと
ができる。
【００１１】請求項３に記載の発明は、前記補正係数
は、過去のより長期的な負荷データから、実績値と予測
値との１日単位での合計誤差を最小とする値に設定され
ていることを特徴とする請求項１又は２に記載の熱負荷
予測補正装置である。
は、過去のより長期的な負荷データから、実績値と予測
値との１日単位での合計誤差を最小とする値に設定され
ていることを特徴とする請求項１又は２に記載の熱負荷
予測補正装置である。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図１
及び図２を参照して説明する。この熱負荷予測補正装置
Ａは、熱源装置の稼動を効率的に行う熱負荷予測装置の
補助として使用されるもので、対象となる熱源装置とし
ては、建築物の冷房・暖房を行う空調設備、比較的大型
の乗り物の空調設備、温水プールなどが考えられる。
及び図２を参照して説明する。この熱負荷予測補正装置
Ａは、熱源装置の稼動を効率的に行う熱負荷予測装置の
補助として使用されるもので、対象となる熱源装置とし
ては、建築物の冷房・暖房を行う空調設備、比較的大型
の乗り物の空調設備、温水プールなどが考えられる。
【００１３】この実施の形態の熱負荷予測補正装置Ａに
は、熱源装置に取り付けた検出器により検出される負荷
実績データが入力される入力部１０と、別途予測された
長期負荷予測パターンに基づくデータ及び入力部１０に
入力された負荷実績データとを記憶するデータ記憶部１
２と、このデータ記憶部１２からのデータを基に長期負
荷予測パターンに基づくデータを補正して短期負荷予測
パターンを算出する負荷予測補正演算部１４と、この補
正後の短期負荷予測パターンを外部に出力する出力部１
６が備えられている。
は、熱源装置に取り付けた検出器により検出される負荷
実績データが入力される入力部１０と、別途予測された
長期負荷予測パターンに基づくデータ及び入力部１０に
入力された負荷実績データとを記憶するデータ記憶部１
２と、このデータ記憶部１２からのデータを基に長期負
荷予測パターンに基づくデータを補正して短期負荷予測
パターンを算出する負荷予測補正演算部１４と、この補
正後の短期負荷予測パターンを外部に出力する出力部１
６が備えられている。
【００１４】初期状態においてデータ記憶部１２に入力
されている長期負荷予測パターンは、例えば、１日の負
荷パターンが連続的にあるいは適当な時間毎の不連続な
データとして与えられている。また、負荷予測補正演算
部１４で後述するように演算された短期負荷予測パター
ンは、その都度データ記憶部１２に記憶され、初期状態
のあるいは前回入力された長期負荷予測パターンに書き
換えられ、次回の短期負荷予測パターンを算出するため
に用いられる。
されている長期負荷予測パターンは、例えば、１日の負
荷パターンが連続的にあるいは適当な時間毎の不連続な
データとして与えられている。また、負荷予測補正演算
部１４で後述するように演算された短期負荷予測パター
ンは、その都度データ記憶部１２に記憶され、初期状態
のあるいは前回入力された長期負荷予測パターンに書き
換えられ、次回の短期負荷予測パターンを算出するため
に用いられる。
【００１５】以下、図２を参照して実施の形態をさらに
詳しく説明する。ここでは、長期負荷予測パターンは、
熱源装置に制御指示信号を与える所定時間間隔の熱負荷
データのパターンとして与えられる。一方、負荷予測の
補正の実行は、例えば、３０分あるいは１時間程度の適
当な時間間隔ｔで行われる。
詳しく説明する。ここでは、長期負荷予測パターンは、
熱源装置に制御指示信号を与える所定時間間隔の熱負荷
データのパターンとして与えられる。一方、負荷予測の
補正の実行は、例えば、３０分あるいは１時間程度の適
当な時間間隔ｔで行われる。
【００１６】先ず、一日の最初の熱負荷予測は、長期負
荷予測パターンに沿ったこの時間ｔ0における負荷予測
データＰ0(t)を直接に短期負荷予測データとして用い、
次回の補正までは、これに基づいて熱源装置を制御す
る。時間ピッチＴ後（ｔ1）の次回の負荷予測を行なう
時点では、負荷実績データＱｔ1が得られている。
荷予測パターンに沿ったこの時間ｔ0における負荷予測
データＰ0(t)を直接に短期負荷予測データとして用い、
次回の補正までは、これに基づいて熱源装置を制御す
る。時間ピッチＴ後（ｔ1）の次回の負荷予測を行なう
時点では、負荷実績データＱｔ1が得られている。
【００１７】２回目の熱負荷予測においては、負荷予測
補正演算部１４において、現時点（時間ｔ1）までの時
間ピッチＴの間のデータを集計した負荷実績データＱｔ
1と、予め予測設定されてデータ記憶部１２内に記憶さ
れている時間ｔ1における負荷予測データＰ0(t1)とを比
較して、その差ｄ0（＝Ｑｔ1−Ｐ0(t1)）を算出する。
次に、これに正の補正係数ｋを掛けて補正値を算出し、
この補正値ｄ0×ｋを、その時点での負荷予測パターン
Ｐ0(t)に正負を含めて一括して加算して、補正後の短期
負荷予測パターンＰ1(t)とする。すなわち、Ｐ1(t)＝Ｐ
0(t)＋ｄ0×ｋとなる。
補正演算部１４において、現時点（時間ｔ1）までの時
間ピッチＴの間のデータを集計した負荷実績データＱｔ
1と、予め予測設定されてデータ記憶部１２内に記憶さ
れている時間ｔ1における負荷予測データＰ0(t1)とを比
較して、その差ｄ0（＝Ｑｔ1−Ｐ0(t1)）を算出する。
次に、これに正の補正係数ｋを掛けて補正値を算出し、
この補正値ｄ0×ｋを、その時点での負荷予測パターン
Ｐ0(t)に正負を含めて一括して加算して、補正後の短期
負荷予測パターンＰ1(t)とする。すなわち、Ｐ1(t)＝Ｐ
0(t)＋ｄ0×ｋとなる。
【００１８】このようにして、予め与えられた負荷予測
パターンＰ0(t)を補正値ｄ0×ｋだけ上下に平行移動さ
せて、新たな短期負荷予測パターンＰ1(t)を作成し、こ
れは出力部１６から出力されて熱源装置に入力される。
熱源装置では、次回の補正までの間は、これに基づいて
熱源の制御を行なう。同時に、短期負荷予測パターンＰ
1(t)はデータ記憶部１２内に記憶され、次回の補正は今
回補正した短期負荷予測パターンを基に行われる。な
お、補正係数ｋは、例えば過去数日分の負荷データにつ
いての誤差計算を行い、実績値と最終的に補正された予
測値との日合計誤差（全日の合計誤差）を最小にするよ
うな値に決定される。
パターンＰ0(t)を補正値ｄ0×ｋだけ上下に平行移動さ
せて、新たな短期負荷予測パターンＰ1(t)を作成し、こ
れは出力部１６から出力されて熱源装置に入力される。
熱源装置では、次回の補正までの間は、これに基づいて
熱源の制御を行なう。同時に、短期負荷予測パターンＰ
1(t)はデータ記憶部１２内に記憶され、次回の補正は今
回補正した短期負荷予測パターンを基に行われる。な
お、補正係数ｋは、例えば過去数日分の負荷データにつ
いての誤差計算を行い、実績値と最終的に補正された予
測値との日合計誤差（全日の合計誤差）を最小にするよ
うな値に決定される。
【００１９】第３回目以降のｎ回目の補正は、前回に補
正されて作成された負荷予測パターンＰ(n-1)(t)を基
に、同様の方法で行なう。つまり、負荷予測補正演算部
１４において、現時点（時間ｔn）までの時間ピッチＴ
の間のデータを集計した負荷実績データＱｔnと、前回
補正されてデータ記憶部１２内に記憶されている短期負
荷予測パターンＰ(n-1)(t)に基づく時間ｔ(n-1)におけ
る負荷予測データＰ(n-1)(tn)とを比較して、その差ｄn
（＝Ｑｔn−Ｐ(n-1)(tn)）を算出する。次に、これに正
の補正係数ｋを掛けて補正値を算出し、この補正値ｄn
×ｋを、その時点での負荷予測パターンＰn(t)に正負を
含めて一括して加算して、補正後の短期負荷予測パター
ンＰn(t)とする。すなわち、Ｐn(t)＝Ｐ(n-1)(t)＋ｄn
×ｋとなる。
正されて作成された負荷予測パターンＰ(n-1)(t)を基
に、同様の方法で行なう。つまり、負荷予測補正演算部
１４において、現時点（時間ｔn）までの時間ピッチＴ
の間のデータを集計した負荷実績データＱｔnと、前回
補正されてデータ記憶部１２内に記憶されている短期負
荷予測パターンＰ(n-1)(t)に基づく時間ｔ(n-1)におけ
る負荷予測データＰ(n-1)(tn)とを比較して、その差ｄn
（＝Ｑｔn−Ｐ(n-1)(tn)）を算出する。次に、これに正
の補正係数ｋを掛けて補正値を算出し、この補正値ｄn
×ｋを、その時点での負荷予測パターンＰn(t)に正負を
含めて一括して加算して、補正後の短期負荷予測パター
ンＰn(t)とする。すなわち、Ｐn(t)＝Ｐ(n-1)(t)＋ｄn
×ｋとなる。
【００２０】以下、これを順次繰り返すことにより、時
間ピッチＴ毎に新たな補正された負荷予測データＰn(t)
を得る。熱源装置では、次回の補正までの間は、これに
基づいて熱源の制御を行なう。同時に、短期負荷予測パ
ターンＰn(t)はデータ記憶部１２内に記憶され、次回の
補正は今回補正した短期負荷予測パターンを基に行われ
る。このように、負荷実績値と予測値との差に補正係数
を掛けることにより、現在の負荷パターンにより適合し
た負荷予測値を算出することができる。
間ピッチＴ毎に新たな補正された負荷予測データＰn(t)
を得る。熱源装置では、次回の補正までの間は、これに
基づいて熱源の制御を行なう。同時に、短期負荷予測パ
ターンＰn(t)はデータ記憶部１２内に記憶され、次回の
補正は今回補正した短期負荷予測パターンを基に行われ
る。このように、負荷実績値と予測値との差に補正係数
を掛けることにより、現在の負荷パターンにより適合し
た負荷予測値を算出することができる。
【００２１】なお、上記の実施の形態にあっては、補正
係数ｋとして一定の値を設定して、負荷予測パターンを
上下に平行移動させて補正するようにした例を示してい
るが、図３に示すように、時間毎に異なる補正係数ｋ
1 ，ｋ2・・・ＫNを設定して、負荷実績データＱｔと負
荷予測データＰｔとの差ｄ（＝Ｑｔ−Ｐｔ）にこの時間
毎に異なる補正係数ｋ1 ，ｋ2・・・ＫNを掛けて、時間
別の補正を行うようにすることもできる。
係数ｋとして一定の値を設定して、負荷予測パターンを
上下に平行移動させて補正するようにした例を示してい
るが、図３に示すように、時間毎に異なる補正係数ｋ
1 ，ｋ2・・・ＫNを設定して、負荷実績データＱｔと負
荷予測データＰｔとの差ｄ（＝Ｑｔ−Ｐｔ）にこの時間
毎に異なる補正係数ｋ1 ，ｋ2・・・ＫNを掛けて、時間
別の補正を行うようにすることもできる。
【００２２】また、熱負荷予測補正装置は、市販されて
いる汎用コンピュータ、いわゆるパソコンや専用の演算
ボードの他に、熱源装置の制御に一般に広く用いられて
いるシーケンサなどでも構築することができる。
いる汎用コンピュータ、いわゆるパソコンや専用の演算
ボードの他に、熱源装置の制御に一般に広く用いられて
いるシーケンサなどでも構築することができる。
【００２３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
長期的なあるいは外的な観点から得られた負荷予測パタ
ーンを、短期的な実績データに基づき順次補正して更新
するようにしているので、これらの要因をバランス良く
反映させて現実の熱負荷の推移に適切に追従した負荷予
測を行うことができる。従って、総合的に熱源を効率的
に運転することができ、省エネルギー効果の高い熱源装
置を提供することができる。
長期的なあるいは外的な観点から得られた負荷予測パタ
ーンを、短期的な実績データに基づき順次補正して更新
するようにしているので、これらの要因をバランス良く
反映させて現実の熱負荷の推移に適切に追従した負荷予
測を行うことができる。従って、総合的に熱源を効率的
に運転することができ、省エネルギー効果の高い熱源装
置を提供することができる。
【図１】この発明の実施の形態の熱負荷予測演算装置の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図２】負荷予測補正演算部での演算の流れを説明する
フロー図である。
フロー図である。
【図３】本発明の他の負荷予測パターンの補正の例を示
す図である。
す図である。
１０ 入力部 １２ データ記憶部 １４ 負荷予測補正演算部 １６ 出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂下 千春 東京都港区芝浦３−４−１ 株式会社エ ヌ・ティ・ティファシリティーズ内 (72)発明者 児嶋 勝 東京都大田区羽田旭町11番１号 株式会社 荏原製作所内 (72)発明者 柳下 英明 東京都大田区羽田旭町11番１号 株式会社 荏原製作所内
Claims (3)
- 【請求項１】 所定の熱負荷予測パターンに基づいて熱
源を制御する熱負荷予測装置において、 所定時間間隔毎に、ある時間ピッチにおける負荷実績デ
ータとその時点における熱負荷予測パターンに基づく負
荷予測値との差を算出し、この差に基づいて負荷予測パ
ターンを補正して負荷予測パターンを更新する補正演算
部を有することを特徴とする熱負荷予測装置。 - 【請求項２】 前記差の値に所定の補正係数を掛けて補
正値を算出し、これを前回の負荷予測パターンに加算す
ることにより負荷予測パターンを更新することを特徴と
する請求項１に記載の熱負荷予測装置。 - 【請求項３】 前記補正係数は、過去のより長期的な負
荷データから、実績値と予測値との１日単位での合計誤
差を最小とする値に設定されていることを特徴とする請
求項１又は２に記載の熱負荷予測装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30804997A JPH11125449A (ja) | 1997-10-22 | 1997-10-22 | 熱負荷予測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30804997A JPH11125449A (ja) | 1997-10-22 | 1997-10-22 | 熱負荷予測装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11125449A true JPH11125449A (ja) | 1999-05-11 |
Family
ID=17976276
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30804997A Pending JPH11125449A (ja) | 1997-10-22 | 1997-10-22 | 熱負荷予測装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11125449A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007024475A (ja) * | 2005-07-21 | 2007-02-01 | Sanyo Electric Co Ltd | 蓄電式空気調和システム |
| CN105980786A (zh) * | 2014-02-10 | 2016-09-28 | 株式会社东芝 | 热负荷推测装置以及空调控制系统 |
| JP2016208301A (ja) * | 2015-04-23 | 2016-12-08 | 株式会社デンソーウェーブ | 温度補正装置 |
| CN106813293A (zh) * | 2017-03-25 | 2017-06-09 | 余宝法 | 集中供热系统全网平衡控制方法 |
| CN109323379A (zh) * | 2018-09-30 | 2019-02-12 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调器及其控制方法和装置 |
-
1997
- 1997-10-22 JP JP30804997A patent/JPH11125449A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007024475A (ja) * | 2005-07-21 | 2007-02-01 | Sanyo Electric Co Ltd | 蓄電式空気調和システム |
| JP4566084B2 (ja) * | 2005-07-21 | 2010-10-20 | 三洋電機株式会社 | 蓄電式空気調和システム |
| CN105980786A (zh) * | 2014-02-10 | 2016-09-28 | 株式会社东芝 | 热负荷推测装置以及空调控制系统 |
| EP3106767A4 (en) * | 2014-02-10 | 2017-10-11 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Thermal load estimating device and air conditioning control system |
| JP2016208301A (ja) * | 2015-04-23 | 2016-12-08 | 株式会社デンソーウェーブ | 温度補正装置 |
| CN106813293A (zh) * | 2017-03-25 | 2017-06-09 | 余宝法 | 集中供热系统全网平衡控制方法 |
| CN109323379A (zh) * | 2018-09-30 | 2019-02-12 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调器及其控制方法和装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040127 |