JPH06313605A - 熱源機器の運転制御方法および装置 - Google Patents

熱源機器の運転制御方法および装置

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JPH06313605A
JPH06313605A JP5102921A JP10292193A JPH06313605A JP H06313605 A JPH06313605 A JP H06313605A JP 5102921 A JP5102921 A JP 5102921A JP 10292193 A JP10292193 A JP 10292193A JP H06313605 A JPH06313605 A JP H06313605A
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heat
predicted
operation plan
demand
heat storage
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正博 ▲吉▼岡
Masahiro Yoshioka
Tetsuhiro Numata
哲弘 沼田
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、熱源機器の起動・停止回数を少くし
て熱損失を低減し、また、運転中に運転計画を修正して
熱の安定供給を実現する、熱源機器の運転制御方法およ
び装置を提供する。 【構成】1日の各基準時(例えば正時)について、長期
需要予測手段20により予測する。熱源機器の所定基準
時の運転状態を次の基準時まで続けるとして、運転計画
作成手段30で蓄熱量を予測し、この値が制限範囲内で
あれば運転状態を継続し、超えるときは制限範囲内を維
持するように、所定基準時の運転状態を変更する。これ
を各基準時について行う。一方、運転中に、実績データ
によって短期の需要予測を行い、制限範囲を超える場合
は運転計画を修正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蓄熱槽を介して熱供給
を行う熱源機器の運転制御に係り、特に蓄熱槽の蓄熱量
を予測しながら運転計画を決定する方法および装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】蓄熱槽を含む熱源機器の運転方法に関し
ては、「コージェネレーションの最適計画」(産業図書
1990)などにおいて論じられている。
【0003】ここでは、混合整数計画法および動的計画
法を組合せ、1日の各時間ごとに最適解を求めて、熱源
機器の運転計画を作成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、計
画期間の各時間における最適な運転計画を求めることは
できるが、計画期間を通じての機器の起動/停止回数
や、翌日の計画との運転の連続性、さらには運転中の計
画修正について考慮されていない。
【0005】一般に、熱源機器の起動/停止には時間を
要し、その間はエネルギーロスとなる。また、運転計画
において予想した需要や気象条件と現実とのずれが大き
くなると、熱の供給過多でむだを生じたり、反対に供給
不足を生じて安定な供給を損なう。
【0006】本発明の目的は、運転計画に連続性を持た
せ、起動/停止回数をできるだけ少くして、損失の少な
い熱源機器の運転制御方法と装置を提供することにあ
る。
【0007】本発明の目的は、運転中に実情に応じて運
転計画を修正できる、安定かつ効率的な熱源供給プラン
トとその運転方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたもので、その一態様としては、運転
計画に基づいて、蓄熱槽を介しながら熱供給を行なう熱
源機器の運転制御方法において、計画期間における熱需
要量の変動を予測し、計画期間内の所定時点における、
熱源機器の運転計画(所定時点が実行時点では運転状
態)と前記予測による熱需要量とから、所定時間後にお
ける前記蓄熱層の蓄熱量を予測し、この予測した蓄熱量
が所定の制限範囲を超えない間は前記運転状態を継続す
るように運転計画を定めることを特徴とする。
【0009】一方、前記予測による蓄熱量が前記所定の
制限範囲を超えることが予想されるときは、前記所定の
制限範囲内を維持するように前記所定時点の運転計画を
変更する。
【0010】本発明の他の実施態様としては、運転計画
期間の熱需要量を長周期で予測し、熱源機器の運転状態
と前記予測による熱需要量とから、所定時間後における
蓄熱層の蓄熱量を予測し、この予測した蓄熱量が所定の
制限範囲を超えないときは前記運転状態を継続するよう
に運転計画を定め、該計画の実行中に短周期で熱需要量
を再予測して前記長周期による予測熱需要量を修正し、
該修正された予測熱需要量に基づいて以後の運転計画を
修正することを特徴とする。
【0011】上記した長周期と短周期の熱需要の予測は
それぞれニューラルネットワークによってなされる。前
者は、計画期間における予想天気(晴/曇/雨)、予想
最高気温および予想最低気温のすくなくとも一つを含む
データを用いて、後者は、修正時点(現時点)と直前の
修正時点(または基準時点)における実気温の差分、修
正時点(現時点)における実熱需要量と予測熱需要量の
誤差のすくなくとも一つを含むデータを用いて、熱需要
量を予測する。
【0012】また、前記短周期による修正は起動指令に
応じて、任意時点で実行できる。
【0013】
【作用】本発明の上記一の態様によれば、計画期間を1
日とすると、前日(または当日)の運転計画の実行終了
前に、その終了時点の運転計画を初期値として当日(ま
たは翌日)の運転計画を基準時点毎(1時間毎)に作成
する。この場合の1日は、もちろん暦日をまたがっても
かまわない。
【0014】熱需要量の予測はニューラルネットワーク
でなされ、計画日における予想天気(晴/曇/雨)、予
想最高気温および予想最低気温のすくなくとも一つを含
むデータを用いて、その日の各基準時点について行う。
【0015】所定時間後(始点から直後の基準時点)の
予測蓄熱量は、その日の開始時点における熱源機器の動
作状態(前日の運転計画の終了時点の動作状態)を継続
するとして、前記予測による熱需要量と、当該時点の予
測蓄熱量(前日の終了時点の値)と、始点から所定時間
後までの前記運転状態から決まる供給量によって求め
る。
【0016】運転計画は、所定時間後の予測蓄熱量が所
定の制限範囲を超えないと予想されるときは、当該時点
(ここでは始点)の運転状態を継続し、制限範囲を超え
ると予想されるときは、当該時点の運転状態を(たとえ
ば制限範囲を超えないように)変更し、同様にして、順
次、各基準時点の運転計画を決定する。
【0017】これによれば、新規の運転計画が実行中の
運転計画の終点状態を初期値として開始され、かつ、予
想蓄熱量が制限範囲内にある間は運転計画を変更するこ
となく継続するので、熱源機器の起動/停止回数が少な
くなり、起動/停止時の熱損失が大幅に低減できる。
【0018】本発明の他の態様によれば、熱需要量の長
周期の予測とそれによる運転計画は一の態様と同じく計
画期間(1日)の周期でなされる。一方、短周期による
予測は、長周期でなされた運転計画の実行中に、基準時
点毎に実行する。
【0019】短周期の熱需要量の予測はニューラルネッ
トワークでなされ、当該基準時点(現在)と直前の基準
時点における実気温の偏差、当該時点(現時点)におけ
る実熱需要量と予測熱需要量の誤差の少なくとも一つを
含むデータを用いて行う。
【0020】これによれば、熱需要や気象条件などの実
情に応じて運転計画を修正できるので、供給のむだや不
足を生じず、効率的で安定した熱供給が実現できる。
【0021】また、上記短周期の予測と計画の修正は、
指令によっても起動できるので、機器の故障などイベン
ト発生に際しても運転計画の再構築が可能で、熱供給プ
ラントの信頼性を向上できる。
【0022】
【実施例】本発明の実施例を図を用いて説明する。図2
は、本発明の適用される熱供給プラントの一例で、冷水
供給システムの概略構成を示す。
【0023】冷凍機2(2−1〜2−3)は蒸気吸収式
冷凍機で、ボイラ1より発生する蒸気を吸収し、冷水を
発生する。冷水は一旦、蓄熱槽3に蓄えられた後、供給
ポンプ4によって各需要家に供給される。運転制御装置
5は、冷凍機の運転をON/OFFする運転/停止指令
を出力する。なお、熱供給プラントより運転制御装置5
に入力される情報には、冷凍機の運転状態、蓄熱量を求
めるための蓄熱槽内の冷水温度分布、冷水需要量、気
温、湿度がある。
【0024】図1は、本発明による運転制御装置5の詳
細な構成を示し、長期需要予測手段20と、運転計画作
成手段30と、短期需要予測手段50と、運転計画修正
手段60と、制御指令出力手段40と、マンマシンイン
ターフェイス8と、記憶装置9と、これらを統括制御す
る制御手段10からなっている。上記各手段の機能は、
図示しない計算機装置とそのソフトウェアによって実現
される。
【0025】図3は、本実施例における各手段の実行タ
イミングを示す。運転計画は、午前8時から翌日の午前
8時までの1日について、1時間毎の計画を決定する。
【0026】長期需要予測手段30と、蓄熱量予測を含
む運転計画作成手段40は、制御手段10により1日1
回起動され、短期需要予測手段50と運転計画修正手段
60は、1時間ごとに起動される。制御指令出力手段4
0は、少なくとも1時間ごとに起動され、運転計画に基
づく制御指令を出力する。
【0027】なお、上記の実行タイミングは種々とりう
る。たとえば、運転計画の周期は特異日のみ1日単位と
して他は数日まとめてもよく、また、手段40〜60の
実行タイミングを任意時点とすることなども可能であ
る。
【0028】図4は、本発明の第1の実施例を示し、長
期需要予測手段20と運転計画作成手段30による処理
フローを示す。以下、図1と図4を参照しながら説明す
る。
【0029】ステップs101では、長期需要予測を行
うための入力情報の取り込みを行う。外部入力情報10
0として、計画日の予想最高気温、予想最低気温、予想
天気(晴、曇、雨)などの気象情報、需要家の空調機等
の運転スケジュール情報等が取り込まれ、記憶装置9に
格納される。
【0030】これらの情報は、オペレータがマンマシン
インタフェース8を介して入力したり、外部から図示し
ていない通信手段を経由して入力される。
【0031】外部入力情報100には、特異な熱需要を
もたらす需要家サイドのイベント情報などが含まれるこ
ともある。
【0032】長期需要予測手段20の一方の入力情報と
して、プラントからのオンラインデータ105が入力さ
れる。このデータ105は、前日の最高、最低気温、実
績需要量などである。
【0033】ステップs102では、熱需要量の長期予
測を行う。長期予測手段20は、たとえば図5に示すニ
ューラルネットワーク21によって構成される。
【0034】ニューラルネットワーク21は、入力層2
2、中間層23、出力層24からなる。入力層22は、
計画日の予想最高及び最低気温、予想天気(晴,曇,
雨)、需要家での空調機の運転スケジュール等、外部入
力情報100と、前日の最高及び最低気温等のオンライ
ンデータ105と、を入力するのに必要な数のノード
(ニューロン)を有する。中間層23のノード数は任意
とする。出力層24は、当日午前8時から翌日午前7時
まで1時間毎の予測熱需要量101を出力するために必
要な、合計24個のノードを有する。入力層の各ノード
は各重み係数を介して中間層の各ノードに接続され、中
間層の各ノードは同様に重み係数を介して出力層の各ノ
ードと接続されている。
【0035】入力情報100のうち、予想天気について
は該当するノードの値を1、他を0とする。空調機の運
転スケジュールは、空調機が運転する時間帯に該当する
ノードの値を1とする。
【0036】ニューラルネットワーク21は、あらかじ
め入力層22に過去のある1日の入力情報101とオン
ラインデータ105を学習データとして与え、出力層2
4の各ノードの出力値が、同じ日の午前8時から翌日午
前7時までの実績熱需要量(教師データ)の正規化(0
〜1)された値となるように学習させ、これを数日分く
りかえし学習することにより重み係数を固定している。
【0037】なお、ニューラルネットワーク21は、曜
日や特異日などにより、別々に学習させたものを使い分
けるようにしてもよい。
【0038】このような長期需要予測手段20によっ
て、たとえば1時間毎1日分の予測熱需要量101を演
算し、記憶装置9に格納する。本実施例では、予測熱需
要量101は、当日午前8時から翌日午前7時までの1
時間間隔に出力する。
【0039】以後のステップs103〜s111は、運
転計画作成手段30により処理される。まず、ステップ
s103では、運転計画作成開始の基準時を午前8時に
設定する。
【0040】ステップs104では、現在(8時直前)
の冷凍機2−1〜2−3の運転状態、蓄熱槽3の実蓄熱
量等のプラント状態106を取込む。また、記憶装置9
に格納されている、上記の予測熱需要量101や前日の
運転計画テーブルの終了基準時(当日の開始基準時でも
ある)のデータを、それぞれ取り込む。
【0041】ステップs105では、この基準時t
i(ここでは午前8時)における各冷凍機2の運転ある
いは停止の運転状態が、そのまま継続されると仮定した
場合の、現基準時の直後の基準時ti+1(ここでは午前
9時)の予測蓄熱量CWbを次式により求める。
【0042】
【数1】 CWb(i+1)=CWbi+CWri(ti+1−ti)−CWpi ……(1) ここで、CWb(i+1):ti+1時刻の予測蓄熱量(RT・
h) CWbi :ti時刻の予測蓄熱量(RT・h) CWri(ti+1−ti):tiからti+1までの冷凍機冷水
供給量(RT・h) CWpi :ti時刻の予想熱需要量(RT・h) なお、(1)式の冷水供給量CWrは、冷凍機がn台の
場合は次式により求められる。
【0043】
【数2】 CWri= Σ CWrij×Sij (j=1,2,...,n) ……(2) ここで、CWrij:j番目の冷凍機のti時の冷水供給量
(RT) Sij :j番目の冷凍機のti時における運転状態(運転
中=1、 停止中=0) ステップs105では、ti+1時の予測蓄熱量CW
b(i+1)が、あらかじめ設定された蓄熱量CWbの上下限
値(あるいは上下限比率)の範囲内であるか否かを判定
する。範囲内であれば、基準時tiの動作状態は現状の
まま継続するとして、ステップs110,s111を経
て1時間進めた次の基準時の運転計画を行う。
【0044】一方、予測蓄熱量CWb(i+1)が上記の制限
範囲を超えることが予想される場合は、上記の制限範囲
を維持できるように基準時tiの動作状態を変更する。
即ち、下限値以下となる場合は停止中の冷凍機を起動し
(ステップs107)、上限値以上となる場合は運転中
の冷凍機の一部を停止する(ステップs108)。
【0045】この場合、各冷凍機の起動・停止は、予め
記憶装置に格納してある起動・停止ルールに従って行
う。このルールは、超過量または不足量によって動作変
更する機器台数を、できるだけ少なくするようにしてい
る。
【0046】図6は、この一例で、記憶装置20に格納
されている運転パターン変更テーブルを示し、蓄熱量の
超過量に応じて新たに停止する冷凍機(○)のパターン
が設定されている。蓄熱量の不足する場合は、超過量を
負(不足量)とすると、新たに起動する冷凍機(○)の
パターンになる。なお、同図で500RT/1000R
Tは、冷凍機の単位時間当りの発生熱量で、1RT(冷
凍トン:refrigerati-on・ton)=3024kcal/
hとなる。
【0047】ti基準時における冷凍機2の動作状態が
変更された場合は、この変更された動作状態がti+1
まで継続するとして、ti+1時の予測蓄熱量CWb(i+1)
を式(1)により再計算する(ステップs109)。こ
れは、次の基準時(ステップs111で、現在のti+1
時を新たな基準時tiとしている)における予測蓄熱量
CWb(i+1)を計算する場合に、CWbiとして使用され
る。
【0048】以上の処理を計画終了時刻、本実施例では
翌日午前7時まで、順次くり返すことにより、当日午前
8時から翌日午前8時までの各基準時刻における、各冷
凍機2の動作状態の組合せパターンを示す運転計画10
2と、予測蓄熱量103が出力され、ステップ10で記
憶装置9の運転計画テーブルに格納される。
【0049】図7に、作成された運転計画テーブルの一
例を示す。この計画では、蓄熱量の下限値を0RT・
h、上限値を3000RT・hとし、運転計画の開始基
準時点、すなわち、当日午前8時の以前には、冷凍機は
全台停止、蓄熱量は0RT・hとして、計画を始めてい
る。
【0050】まず、8時〜9時の間では、予測熱需要量
CWp=600RT・hであり、基準時刻8時に100
0RT・hの冷凍機1台を運転するとし、1時間後の9
時の予測蓄熱量CWb=400RT・hとなる。9時〜
10時の間では、CWp=1637RTとなり、8時〜
9時の動作状態(1000RTの冷凍機1台を運転)で
は、237RT・hの熱量が不足する。そこで、基準時
刻9時に新たに500RTの冷凍機1台を運転するよう
計画する。なお、実際の運転計画には、冷凍機の起動に
要する時間を考慮する必要がある。
【0051】20時〜21時の間では、予測熱需要量C
p=1306RT・hであり、この間に20時の動作
状態(500RT・h1台、1000RT・h2台の冷
凍機を運転)を続けると、1時間後の21時の予測蓄熱
量CWb=3391RT・hとなって、上限値をオーバ
ーする。そこで、上限値3000RT・h以内を維持す
るように、20時に500RT・h1台を停止するよう
に運転計画し、21時の予測蓄熱量CWb=2891R
T・hと再計算される。
【0052】上記の例では、プラントが一旦、完全に停
止状態から出発している。かかる場合は、予測熱需要の
発生する時点までには冷凍機等の起動が完了する必要が
あり、それに見合って運転計画の計画開始時点も、午前
8時より早めることが必要になる。
【0053】しかし、図6の翌日の7時〜8時の例に示
すように、プラント運転を連続している場合は、翌日の
運転計画は前日の運転計画の終了時の動作状態と蓄熱量
を引き継ぐので、計画開始は午前8時の直前であっても
間に合うことが多い。
【0054】本実施例の運転計画によれば、1時間後の
予測蓄熱量が上下限値の範囲内にある限り冷凍機の運転
状態を継続するため、起動・停止回数を減少して熱損失
の少ない、運転計画を作成できる。また、計画作成直前
の状態を基に運転計画を作成するため、日替り時に運転
機器を大きく切替ることがないので、プラントの急激な
状態変化を回避でき、円滑な運転を行うことができる。
【0055】図8は、制御指令出力手段40の処理フロ
ーを示す。ステップs201で、現在の冷凍機運転状態
を取り込み、ステップs202で、運転計画の運転状態
と一致しているかチェックする。
【0056】運転計画に一致しているときは、ステップ
s203で、動作状態の変更時刻かチェックする。この
変更時刻は、図7の運転計画テーブルから、動作状態の
変更時刻をピックアップして作成されている、内部テー
ブルにより与えられる。
【0057】動作状態の変更時刻でなければそのまま終
了する。変更時刻であれば、ステップs204で、該当
の冷凍機に運転計画による起動/停止指令を出力する。
【0058】一方、s202で運転計画との不一致が認
められる場合には、ステップs205で、制御手段10
にその旨を報告する。
【0059】制御手段10は、この不一致報告を受ける
と、現在動作状態を、運転計画に一致させるように制御
指令出力手段に指示したり、あるいは、後述するように
運転計画修正手段60を起動して、計画の修正を行う。
なお、予測熱需要量101と運転計画102は、マンマ
シンインタフェース8より、直接、オペレータが修正す
ることもできる。
【0060】ステップs206で、運転計画への一致指
令の受信が確認されるときはステップs204に進み、
一方、一定時間を経過(タイムアウト)しても指令が受
信されないときは処理を終了する。
【0061】なお、制御指令出力手段40は、少なくと
も運転計画の基準時間毎に起動されることが必要となる
が、実際にはもっと短い周期で起動されている。
【0062】本実施例の運転計画によれば、1時間後の
予測蓄熱量が上下限値の範囲内にある限り冷凍機の運転
状態を継続するため、起動・停止回数を減少して熱損失
の少ない、運転計画を作成できる。また、計画作成直前
の状態を基に運転計画を作成するため、日替り時に運転
機器を大きく切替ることがないので、プラントの急激な
状態変化を回避でき、円滑な運転を行うことができる。
【0063】つぎに、本発明の第二の実施例を、図9〜
図11および図1を参照しながら説明する。
【0064】図9は、短期需要予測から運転計画修正ま
での処理フローを示す。この処理は、プラントが長期予
測に基づく運転計画にしたがって運転中に、制御手段1
0の起動指令により基準時刻毎に起動される。
【0065】ステップs301では、短期需要予測の入
力情報として、現在の気温、湿度、実績熱需要量等のオ
ンラインデータ105と、記憶装置9に記憶されている
長期需要予測手段30による予測熱需要量101が取り
込まれる。
【0066】ステップs302では、短期需要予測手段
50による熱需要量の短期予測、たとえば1時間先の予
測熱需要修正量104を出力し、長期需要予測テーブル
における該当基準時刻の予測熱需要量101を修正す
る。修正された予測熱需要101は、運転計画修正手段
60に入力される。
【0067】図10に、学習済みのニューラルネットワ
ークを用いた短期需要予測手段50の構成を示す。ニュ
ーラルネットワーク51は、入力層52、中間層53、
出力層54からなる。
【0068】入力層52には、現在の気温、湿度、実績
需要量等のオンラインデータ105と、各々の1時間前
の値との偏差、現在の実績需要量と予測熱需要量101
との偏差を入力するための6個のノードを有する。
【0069】出力層54には、1時間後の予測熱需要修
正量104の符号と絶対値(または正規化値)を出力す
るための2個のノードを有する。
【0070】ニューラルネット51には、予め入力層5
2に過去のある時刻におけるオンラインデータ等を与
え、出力層54に予測熱需要量と実績需要量との偏差
を、数時刻分与え学習させることにより、各層間の各ノ
ード間におけるシナップスの重み係数を確定している。
【0071】次に、ステップs303〜s311におけ
る、運転計画修正手段60の運転計画の修正処理を説明
する。
【0072】ステップs303では、運転計画修正が実
行される基準時刻を、運転計画作成手段30によって設
定済みの基準時刻(午前8時から翌日午前8時までの各
正時)から、現在時刻に近い所定の基準時刻とする。実
際には、午前9時から翌日午前7時までの正時が、起動
のたびに順次設定される。
【0073】ステップs304では、熱供給プラントよ
り取り込み記憶装置20に格納している、冷凍機の運転
状態や実蓄熱量等のプラント状態106を、設定された
基準時刻について取込む。なお、図9における入力情報
の現在時刻は、本例では修正の基準時刻を指している。
【0074】以下、ステップs305〜s311までの
処理は、図4で説明した運転計画作成のステップs10
5〜s111と同じになる。ステップs310で、翌日
午前8時までの修正の終了を確認して、ステップs30
3で設定した基準時刻の短期需要予測と運転計画の修正
を終了する。
【0075】このようにして、基準時刻(現在時刻)に
おける新たな予測熱需要101に応じ、基準時刻から翌
日午前8時までの運転計画102と予想蓄熱量103が
出力され、記憶装置9の運転計画テーブルを修正する。
【0076】図11は、短期予測により計画を修正した
運転計画テーブルを示すものである。図7の長期予測に
比べ、23時の蓄熱量が2196→2100RT・h
に、23時〜24時の熱需要量が1488→1436R
T・hと修正され、現在(23時)の機器動作状態を続
けると、24時の予測蓄熱量も1708→1664RT
・hに修正される。しかし、この予測蓄熱量は上下限範
囲内にあるので、23時の運転状態が継続される。
【0077】この修正に伴い、以後の各基準時刻の予測
蓄熱量と運転計画が、翌日午前8時まで順次、修正され
る。同図の例では、各基準時刻の予測蓄熱量が上下限範
囲内にあるので、運転計画の修正はない。
【0078】このように本実施例によれば、基準時間ご
と(本例では1時間毎)に、現在時点(修正基準時刻直
前)のプラントの実状を反映して、長期予測による運転
計画を基準時ごとに修正するので、熱供給のむだや不足
を生じずに冷凍機を円滑に運転する運転計画の最適化が
できる。
【0079】上記第二の実施例では、修正のタイミング
が運転計画の基準時刻毎にとられている。しかし、本発
明はこれに限定されるものではない。
【0080】たとえば、冷凍機の故障による停止等の大
きな外乱が発生したときに、制御手段10がこのイベン
トに応じて起動指令を出力し、運転計画修正手段60を
起動して異常処理を行うようにしてもよい。
【0081】この異常処理は、図9のステップs303
〜s311と基本的には同じ手順となる。すなわち異常
発生時点(起動時点)を基準時刻とし、この時点におけ
る冷凍機の実際の動作状態と蓄熱量を取り込んで、この
直後に設定されている運転計画の基準時刻(正時)との
間で、計画修正を行う。なお、正時から異常発生時点ま
での時間ずれによる関連データの補正は、運転計画の基
準時刻(正時)による値を時間案分などによって行う。
【0082】図12は、異常処理によって修正した運転
計画テーブルを示す。同図の例は、1台のみ運転中の冷
凍機(1000RT)が0時30分に故障停止した場合
である。
【0083】24時〜1時の冷水供給量が1000→5
00RT・hに低下するが、1次の予測蓄熱量は709
RT・hであり、この時点で運転状態は変更されない
(全冷凍機停止状態)。次に、基準時刻を1時とした1
時〜2時の蓄熱量の予測により、蓄熱量が664RT・
h不足すると予想されるので、1時に冷凍機(1000
RT)1台の運転を計画する。さらに、基準時刻の3時
では、新たに500RTの冷凍機を運転する計画に修正
される。
【0084】これによれば、プラントの運転中に発生し
た事故や手動による起動、停止等にたいしても、リアル
タイムに対応して運転計画を修正できる。
【0085】図13は、マンマシンインタフェース8に
よるCRT表示画面の一例で、実績熱需要量と予測熱需
要量101,冷凍機AR1〜AR3の運転実績と運転計
画102,実績蓄熱量と予想蓄熱量103各々の時間推
移が示されている。とくに、蓄熱量については、その上
下限値も示され、オペレータの運転監視を容易にしてい
る。
【0086】以上の実施例で対象としたプラントは冷水
供給プラントであったが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、温水供給プラントであってもよい。またプ
ラントを構成する機器も、冷凍機ではなくヒートポンプ
や熱交換器などであってもよい。
【0087】また、長期需要予測手段20や短期需要予
測手段50は、ニューラルネットによるものには限定さ
れず、回帰分析など他の予測方法によってもよい。
【0088】
【発明の効果】本発明の熱源機器の運転制御方式によれ
ば、熱源機器の起動・停止回数が少く、日替り時にも連
続性を維持する運転計画の最適化が可能になり、熱損失
を低減できる効果がある。
【0089】さらに、運転中の短期予測やイベントによ
る計画の修正ができるので、熱供給のむだや不足を防止
でき、プラント運転の安定性と効率性を共に向上できる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施例で、運転制御装置の基本構
成を示すブロック図である。
【図2】熱供給プラントの概略機器構成を示す系統図で
ある。
【図3】運転制御装置の各手段の実行タイミングを説明
する図である。
【図4】第1の実施例で、長期需要予測にもとづく運転
計画作成の処理を示すフローチャートである。
【図5】長期需要予測手段の構成を説明する概念図であ
る。
【図6】蓄熱超過量に対する冷凍機停止(起動)のルー
ルを示すテーブルである。
【図7】長期需要予測にもとづく運転計画を示すテーブ
ルである。
【図8】制御指令出力手段の処理を示すフローチャート
である。
【図9】第2の実施例で、短期需要予測にもとづく運転
計画修正の処理を示すフローチャートである。
【図10】短期需要予測手段の構成を説明する概念図で
ある。
【図11】短期予測により修正された運転計画を示すテ
ーブルである。
【図12】異常処理により修正された運転計画を示すテ
ーブルである。
【図13】熱需要量および蓄熱量の予測と実績、運転計
画の計画と実績の時間的推移を表示するCRT表示画面
例である。
【符号の説明】
1…ボイラ、2…冷凍機、3…蓄熱槽、4…供給ポン
プ、5…運転制御装置、8…マンマシンインタフェー
ス、9…記憶装置、10…制御手段、20…長期需要予
測手段、30…運転計画作成手段、40…制御指令出力
手段、50…短期需要予測手段、60…運転計画修正手
段。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】蓄熱槽を介して熱供給を行なう熱源機器の
    運転方法において、 一定期間内の熱需要量の変動を予測し、現時点の熱源機
    器の運転状態と前記予測された熱需要量から、所定時間
    後の前記蓄熱層の蓄熱量の変動を予測し、この予測蓄熱
    量が前記所定時間後に所定の制限範囲を超えないと予想
    される間は現時点の運転状態を継続することを特徴とす
    る熱源機器の運転制御方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記予測蓄熱量が前記
    所定時間後に所定の制限範囲を超えると予想されるとき
    は、前記所定の制限範囲内を維持するように前記現時点
    の運転状態を変更することを特徴とする熱源機器の運転
    制御方法。
  3. 【請求項3】運転計画に基づいて、蓄熱槽を介しながら
    熱供給を行なう熱源機器の運転方法において、計画期間
    における熱需要量の変動を予測し、計画期間内の所定時
    点における、熱源機器の運転計画または運転状態と前記
    予測による熱需要量とから、所定時間後における前記蓄
    熱層の蓄熱量を予測し、この予測した蓄熱量が所定の制
    限範囲を超えない間は前記運転計画または運転状態を継
    続するように運転計画を定めることを特徴とする熱源機
    器の運転制御方法。
  4. 【請求項4】請求項3において、前記所定時間後におけ
    る予測蓄熱量が前記所定の制限範囲を超えることが予想
    されるときは、前記所定の制限範囲内を維持するように
    前記所定時点の運転計画を変更することを特徴とする熱
    源機器の運転制御方法。
  5. 【請求項5】請求項3または4において、前記所定時間
    後の予測蓄熱量は、前記所定時点における運転計画が継
    続されると仮定して、該所定時点の予測蓄熱量と該所定
    時点から前記所定時間までの熱供給量の和から前記所定
    時点の予測熱需要量を差し引いて求める熱源機器の運転
    制御方法。
  6. 【請求項6】請求項3または4または5において、前記
    計画期間は1日であって、その1日を計画始点から1時
    間おきに区分した24の基準時点について前記熱需要量
    の予測を行い、まず前記所定時点を前記計画始点に、前
    記所定時間を該始点から直後の基準時点にとって前記蓄
    熱量の予測に基づく前記運転計画を決定し、前記所定時
    点および前記所定時間を順次更新しながら、同様にして
    前記運転計画を決定することを特徴とする熱源機器の運
    転制御方法。
  7. 【請求項7】請求項6において、前記計画始点の運転計
    画は、前日の運転計画の終点の運転状態に設定されるこ
    とを特徴とする熱源機器の運転制御方法。
  8. 【請求項8】請求項4〜7のいずれか1項において、前
    記所定時点の運転計画が変更されるときは、該変更され
    た運転計画に基づいて該時点の予測蓄熱量を再予測する
    ことを特徴とする熱源機器の運転制御方法。
  9. 【請求項9】運転計画に基づいて、蓄熱槽を介しながら
    負荷に熱供給を行なう熱源機器の運転制御方法におい
    て、 前記運転計画期間中の熱需要を所定の長周期で予測し、
    熱源機器の運転計画と前記予測による熱需要量とから、
    所定時間後における蓄熱層の蓄熱量を予測し、この予測
    した蓄熱量が所定の制限範囲を超えないときは前記運転
    計画を継続し、前記制限範囲を超えると予想されるとき
    は、前記制限範囲を維持するように、前記運転計画を変
    更し、このように定められた運転計画による熱源機器の
    運転中に、所定の短周期で前記熱需要量を再予測して前
    記長周期による予測熱需要量を修正し、この修正された
    予測熱需要量に基づいて修正時点以後の前記運転計画を
    修正することを特徴とする熱源機器の運転制御方法。
  10. 【請求項10】運転計画に基づいて、蓄熱槽を介しなが
    ら負荷に熱供給を行なう熱源機器の運転制御装置におい
    て、 予め定められた計画期間内を区分する複数の基準時点の
    熱需要量を前記計画期間の周期で予測する第1の熱需要
    量予測手段と、 所定の基準時点における、前記第1の予測手段による予
    測熱需要量と熱源機器の運転状態から、前記所定の基準
    時点の直後の基準時点における蓄熱槽の蓄熱量を予測
    し、その予測蓄熱量が所定の制限範囲内にある場合は前
    記所定の基準時点における運転状態を継続し、前記所定
    の制限範囲を超えることが予想される場合は前記所定の
    基準時点の運転状態を変更する運転計画を、前記計画期
    間の各基準時点について順次作成する運転計画作成手段
    と、 運転中の運転計画と、該運転計画に連続し新たに計画さ
    れる運転計画を、前記予測熱需要量および前記予測蓄熱
    量を含んで記憶する記憶手段と、を設けることを特徴と
    する熱源機器の運転制御装置。
  11. 【請求項11】請求項10において、前記計画期間の周
    期よりも短い周期で前記熱需要量を予測し、前記第1の
    熱需要量予測手段による予測熱需要量を修正する第2の
    熱需要予測手段を設け、この修正された予測熱需要量に
    基づいて以後の運転計画を修正することを特徴とする熱
    源機器の運転制御装置。
  12. 【請求項12】請求項11において、前記第2の熱需要
    予測手段をイベントにより起動する制御手段を設けるこ
    とを特徴とする熱源機器の運転制御装置。
  13. 【請求項13】請求項10〜12のいずれか1項におい
    て、前記第1の熱需要予測手段はニューラルネットワー
    クでなり、前記計画期間の予想天気(晴/曇/雨)、予
    想最高気温および予想最低気温のすくなくとも一つを含
    むデータを用いて、前記計画期間の熱需要量を予測する
    ことを特徴とする熱源機器の運転制御装置。
  14. 【請求項14】請求項11または12または13におい
    て、前記第2の熱需要予測手段はニューラルネットワー
    クでなり、前記修正時点(現時点)と直前の修正時点ま
    たは基準時点における実気温の差分、前記修正時点(現
    時点)における実熱需要量と予測熱需要量の誤差のすく
    なくとも一つを含むデータを用いて、前記計画期間の熱
    需要量を予測することを特徴とする熱源機器の運転制御
    装置。
  15. 【請求項15】請求項10〜14のいずれか1項におい
    て、前記計画期間における前記蓄熱槽の前記予測蓄熱量
    と実蓄熱量の時間的推移を前記所定の制限範囲とともに
    表示する表示手段を設けたことを特徴とする熱源機器の
    運転制御装置。
  16. 【請求項16】複数の熱源機器と、各熱源機器に具備さ
    れ熱源機器を運転/停止する運転装置と、各熱源機器か
    らの熱を一時蓄熱する蓄熱槽と、熱需要に応じて蓄熱槽
    から負荷に熱を送給する送出装置を有する熱供給プラン
    トにおいて、 熱需要量の変動を予測し、現時点の前記運転装置各々の
    運転状態と前記予測された熱需要量から、所定時間後の
    前記蓄熱層の蓄熱量の変動を予測し、この予測蓄熱量が
    前記所定時間後に所定の制限範囲を超えない間は前記運
    転状態を継続するように制御する制御装置を備えること
    を特徴とする熱供給プラント。
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