JPH09112999A - 熱源機器の運転計画作成装置 - Google Patents

熱源機器の運転計画作成装置

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JPH09112999A
JPH09112999A JP7271188A JP27118895A JPH09112999A JP H09112999 A JPH09112999 A JP H09112999A JP 7271188 A JP7271188 A JP 7271188A JP 27118895 A JP27118895 A JP 27118895A JP H09112999 A JPH09112999 A JP H09112999A
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JP
Japan
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heat source
operation plan
source device
execution request
heat
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JP7271188A
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English (en)
Inventor
Akita Fujii
明大 藤井
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】熱源機器の運転効率を常に考慮した運転計画を
作成し、熱源機器が故障した時に運転員が不在の場合で
も、運転可能な熱源機器により自動的に運転計画を再計
画すること。 【解決手段】運転計画を作成するのに必要な運転計画パ
ラメータを設定変更し登録する運転計画パラメータ設定
変更手段、どの熱源機器をどのくらいの期間運転するか
の目標となる熱負荷を予測する熱負荷予測手段、熱源機
器が運転可能か否かの状態を取得する熱源機器状態取得
手段、熱源機器に故障が発生したか否かを検知する故障
検知手段、運転員による再計画実行要求操作がなされる
か、熱源機器故障が検知された場合に、運転計画の再計
画を実行するための再計画実行要求を行う再計画実行要
求手段、再計画実行要求があると、運転計画パラメー
タ、熱負荷予測値、熱源機器状態を基に、運転計画を作
成する運転計画作成手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数台の熱源機器
を備えたプラントにおける熱源機器の運転・停止を実行
するための運転計画を作成する運転計画作成装置に係
り、特に再計画が何度も可能にして熱源機器の運転効率
を常に考慮した運転計画を作成でき、また熱源機器が故
障した時に運転員が不在の場合であっても、運転可能な
熱源機器により自動的に運転計画を再計画できるように
した熱源機器の運転計画作成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ビルディングや家屋、公共施
設等の冷暖房設備としては、蓄熱槽を備えたものがあ
り、昼間に消費される熱負荷の一部または全てを、夜間
に冷水、温水および蒸気として蓄熱している。こうする
ことにより、昼間における熱源機器の熱源負荷が軽減さ
れるため、熱源機器の設備容量を小さくすることが可能
となり、また熱源機器の設備容量を小さくすることが可
能となり、さらに熱源機器の運転効率および負荷率の向
上を図ることができる。また、電気による冷暖房の場合
には、電力会社と産業用調整契約をすることにより、安
価な夜間電力を利用してランニングコストを節約するこ
とができる。
【0003】このような冷暖房設備では、熱源機器が複
数台、冷温水の蓄熱槽が備わっており、ヒートポンプ等
の熱源機器によって冷水・温水を製造し、これを蓄熱槽
に蓄え、必要に応じて冷暖房機器等の熱負荷機器に供給
するようにしている。また、熱源機器が複数台設置され
た設備では、熱負荷機器で消費される熱量と、蓄熱槽に
蓄えられる蓄熱量に応じて、熱源機器の運転台数を制御
する必要がある。
【0004】この場合、通常は、熱源機器の運転・停止
を実行するための運転計画を作成し、さらに必要に応じ
て運転計画を修正し、この運転計画にしたがって熱源機
器の運転・停止を実行することにより、効率運転および
安定供給を実現するようにしている。
【0005】ところで、このような熱源機器の運転計画
を自動的に作成する場合、従来では、運転計画を作成す
るために必要な運転計画パラメータや、熱負荷の予測値
に基づいて、どの熱源機器を何時間運転するかを算出し
ている。しかしながら、この運転計画も、プラント運転
員の判断で修正する場合には、運転計画を手動で変更し
ている。
【0006】図3は、この種の従来の熱源機器の運転計
画作成装置の構成例を示すブロック図である。図3にお
いて、熱源機器の運転計画作成装置は、熱源機器の運転
計画を作成するために必要な運転計画パラメータを格納
している運転計画パラメータ格納テーブル1と、どの熱
源機器を何時間運転するかの目標となる熱負荷を予測す
る熱負荷予測部2と、熱源機器が運転可能か否かの状態
を取得する熱源機器状態取得部3と、計画自動作成時刻
を設定しておく計画時刻設定部4と、計画時刻設定部4
で設定されている時刻に、運転計画パラメータ格納テー
ブル1に格納されている運転計画パラメータ、熱負荷予
測部2により予測された熱負荷予測値、および熱源機器
状態取得部3により取得された熱源機器状態に基づい
て、熱源機器の運転計画を作成する運転計画作成部5
と、この作成された運転計画を格納しておく運転計画格
納テーブル6と、この格納されている運転計画を手動で
修正するための運転計画手動修正部7とから構成されて
いる。
【0007】すなわち、従来の装置では、計画時刻設定
部4で設定されている時刻に、熱負荷予測や熱源機器運
転計画パラメータ等の情報を基に運転計画を自動作成し
て運転計画格納テーブル6に格納し、この作成された運
転計画を、必要に応じて運転計画手動修正部7により手
動で修正し、運転計画格納テーブル6を更新するように
している。
【0008】ところが、このような熱源機器の運転計画
作成装置では、次のような解決すべき課題がある。ま
ず、従来の装置では、熱源機器の運転計画の自動作成に
ついては、熱源機器の効率運転が考慮されている。しか
しながら、運転計画を自動的に作成した後に、運転目標
が変更になる等、運転計画を修正する必要が生じたよう
な場合には、運転計画を手動で変更しなくてはならない
ため、熱源機器の効率運転が無視されることがある。
【0009】また、従来の装置では、熱源機器の運転中
に熱源機器が故障した場合の対策がなされていない。す
なわち、熱源機器の故障発生時に運転員が不在の場合に
は、予測される熱負荷を満たす熱量を造ることが不可能
となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
熱源機器の運転計画作成装置においては、熱源機器の運
転効率を考慮した運転計画の修正が行なえないばかりで
なく、熱源機器の故障発生時に運転員が不在の場合に、
予測される熱負荷を満たす熱量を造ることが困難になる
という問題があった。
【0011】本発明の第1の目的は、再計画が何度もで
きるようにして、熱源機器の運転効率を常に考慮した運
転計画を作成することが可能な熱源機器の運転計画作成
装置を提供することにある。
【0012】また、本発明の第2の目的は、熱源機器が
故障した時に運転員が不在の場合であっても、運転可能
な熱源機器により自動的に運転計画を再計画することが
可能な熱源機器の運転計画作成装置を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、複数台の熱源機器を備えたプラントにおける熱源
機器の運転・停止を実行するための運転計画を作成する
運転計画作成装置において、まず、請求項1に対応する
発明では、運転計画を作成するために必要な条件や設定
値等の運転計画パラメータを設定変更し登録する運転計
画パラメータ設定変更手段と、どの熱源機器をどのくら
いの期間運転するかの目標となる熱負荷を予測する熱負
荷予測手段と、熱源機器が運転可能か否かの状態を取得
する熱源機器状態取得手段と、運転員による任意の再計
画実行要求操作がなされた場合に、運転計画の再計画を
実行するための再計画実行要求を行なう再計画実行要求
手段と、再計画実行要求手段により再計画実行要求が行
なわれると、運転計画パラメータ設定変更手段により登
録された運転計画パラメータ、熱負荷予測手段により予
測された熱負荷予測値、および熱源機器状態取得手段に
より取得された熱源機器状態に基づいて、熱源機器の運
転計画を作成する運転計画作成手段とを備えて成る。
【0014】また、請求項2に対応する発明では、運転
計画を作成するために必要な条件や設定値等の運転計画
パラメータを設定変更し登録する運転計画パラメータ設
定変更手段と、どの熱源機器をどのくらいの期間運転す
るかの目標となる熱負荷を予測する熱負荷予測手段と、
熱源機器が運転可能か否かの状態を取得する熱源機器状
態取得手段と、熱源機器に故障が発生したか否かを検知
する故障検知手段と、故障検知手段により熱源機器の故
障が検知された場合に、運転計画の再計画を実行するた
めの再計画実行要求を行なう再計画実行要求手段と、再
計画実行要求手段により再計画実行要求が行なわれる
と、運転計画パラメータ設定変更手段により登録された
運転計画パラメータ、熱負荷予測手段により予測された
熱負荷予測値、および熱源機器状態取得手段により取得
された熱源機器状態に基づいて、熱源機器の運転計画を
作成する運転計画作成手段とを備えて成る。
【0015】さらに、請求項3に対応する発明では、運
転計画を作成するために必要な条件や設定値等の運転計
画パラメータを設定変更し登録する運転計画パラメータ
設定変更手段と、どの熱源機器をどのくらいの期間運転
するかの目標となる熱負荷を予測する熱負荷予測手段
と、熱源機器が運転可能か否かの状態を取得する熱源機
器状態取得手段と、熱源機器に故障が発生したか否かを
検知する故障検知手段と、運転員による任意の再計画実
行要求操作がなされるか、もしくは故障検知手段により
熱源機器の故障が検知された場合に、運転計画の再計画
を実行するための再計画実行要求を行なう再計画実行要
求手段と、再計画実行要求手段により再計画実行要求が
行なわれると、運転計画パラメータ設定変更手段により
登録された運転計画パラメータ、熱負荷予測手段により
予測された熱負荷予測値、および熱源機器状態取得手段
により取得された熱源機器状態に基づいて、熱源機器の
運転計画を作成する運転計画作成手段とを備えて成る。
【0016】従って、まず、請求項1に対応する発明の
熱源機器の運転計画作成装置においては、運転計画パラ
メータ設定変更手段で、運転計画を作成するために必要
な条件や設定値等の運転計画パラメータを変更した後
に、再計画実行要求手段で、再計画実行要求を行なうこ
とにより、運転計画作成手段で、変更後の運転計画パラ
メータにしたがって熱源機器の運転計画が作成される。
【0017】この場合、運転員による任意の再計画実行
要求操作によって、運転計画の再計画が何度でも実行可
能であるため、運転計画パラメータを変更しながら、造
熱予測シミュレーションすることができ、熱源機器の効
率運転を考慮した運転計画を作成することができる。
【0018】すなわち、熱源機器の運転計画を作成する
ために必要な運転計画パラメータを変更した後、オペレ
ータによる任意の再計画実行要求によって、熱負荷の予
測に対して、より的確な熱源機器の運転計画を作成する
ことができる。
【0019】また、請求項2に対応する発明の熱源機器
の運転計画作成装置においては、熱源機器が運転中に故
障が発生した場合、故障検知手段で、熱源機器の故障の
発生を検知し、再計画実行要求手段で、運転計画の再計
画実行要求を行なうことにより、運転計画パラメータ設
定変更部で現在登録されている運転計画パラメータにし
たがって、運転可能な代替え熱源機器により再計画が作
成される。
【0020】この場合にも、熱源機器が運転中に故障が
発生した時に、熱源機器の効率運転を考慮した運転計画
を作成することができる。さらに、請求項3に対応する
発明の熱源機器の運転計画作成装置においては、運転計
画パラメータ設定変更手段で、運転計画を作成するため
に必要な条件や設定値等の運転計画パラメータを変更し
た後に、再計画実行要求手段で、再計画実行要求を行な
うか、もしくは熱源機器が運転中に故障が発生したこと
を故障検知手段検知して、再計画実行要求手段で、運転
計画の再計画実行要求を行なうことにより、運転計画作
成手段で、変更後の運転計画パラメータにしたがって熱
源機器の運転計画が作成される。
【0021】この場合、運転員による任意の再計画実行
要求操作によって、運転計画の再計画が何度でも実行可
能であるため、運転計画パラメータを変更しながら、造
熱予測シミュレーションすることができ、熱源機器の効
率運転を考慮した運転計画を作成することができる。ま
た、熱源機器が運転中に故障が発生した時に、熱源機器
の効率運転を考慮した運転計画を作成することができ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明によ
る熱源機器の運転計画作成装置の構成例を示すブロック
図であり、図3と同一部分には同一符号を付して示して
いる。
【0023】すなわち、本実施形態の熱源機器の運転計
画作成装置は、図1に示すように、運転計画パラメータ
設定変更部11と、熱負荷予測部2と、熱源機器状態取
得部3と、再計画要求操作部12と、故障信号取得部1
3と、再計画実行要求部14と、運転計画作成部15
と、運転計画格納テーブル7とから構成している。
【0024】ここで、運転計画パラメータ設定変更部1
1は、運転計画を作成するために必要な条件や設定値等
の運転計画パラメータを設定変更し登録するものであ
る。また、熱負荷予測部2は、どの熱源機器をどのくら
いの期間(時間)運転するかの目標となる熱負荷を予測
するものである。
【0025】さらに、熱源機器状態取得部3は、熱源機
器が運転可能か否かの状態を取得するものである。一
方、再計画要求操作部12は、例えばマンマシンからな
り、運転員が任意の再計画実行要求操作を行なうための
ものである。
【0026】また、故障信号取得部13は、熱源機器の
故障が発生した場合に故障信号を取得するものである。
さらに、再計画実行要求部14は、再計画要求操作部1
2を介して運転員による任意の再計画実行要求操作がな
されるか、もしくは故障信号取得部13により熱源機器
の故障状態が取得された場合に、運転計画の再計画を実
行するための再計画実行要求を行なうものである。
【0027】また、運転計画作成部15は、再計画実行
要求部14により再計画実行要求が行なわれると、運転
計画パラメータ設定変更部11により登録された運転計
画パラメータ、熱負荷予測部2により予測された熱負荷
予測値、および故障信号取得部13により取得された熱
源機器状態に基づいて、熱源機器の運転計画を作成する
ものである。
【0028】さらに、運転計画格納テーブル7は、運転
計画作成部15により作成された運転計画を格納してお
くためのものである。次に、以上のように構成した本実
施形態の熱源機器の運転計画作成装置の作用について、
図2に示すフローチャートにしたがって説明する。
【0029】本実施形態の熱源機器の運転計画作成装置
において、運転計画の再計画が行なわれるのは、運転員
による任意の再計画実行要求操作があった場合か、また
は熱源機器の故障が発生した場合かのいずれかである。
【0030】そこで、再計画実行要求部14では、運転
員による再計画実行要求操作がなされたかどうかを判断
する。その結果、運転員による再計画実行要求操作があ
ったならば、再計画実行要求を行なう(ステップS1
1)。
【0031】また、全ての熱源機器の状態を、熱源機器
状態取得部3により熱源機器全台について状態監視を行
なう。その結果、熱源機器の故障が発生したならば、熱
源機器の故障信号取得部13により故障信号を取得し
て、再計画実行要求を行なう(ステップS11)。
【0032】次に、再計画実行要求部14からの再計画
実行要求があると、熱負荷予測部2により、あとどれだ
けの熱量を製造すればよいかを算出し、これを造熱目標
として、どの熱源機器を何時間くらい運転すればよいか
の目標とする(ステップS12)。
【0033】次に、この目標値に対して、熱源機器全台
を対象として、熱源機器の運転計画を作成する(ステッ
プS13)。この時、造熱目標値が正値であるかどうか
を判断し、正値であれば運転計画を作成する(ステップ
S14)。さらに、運転計画は故障熱源機器に対しては
行なわないため、熱源機器状態取得部13により故障熱
源機器かどうかを判断する(ステップS15)。
【0034】そして、これらの運転計画作成のための条
件を満たした場合に、運転計画作成部15により熱源機
器の運転計画を作成する(ステップS16)。以上のよ
うな処理を、造熱目標値を満たした運転計画が作成され
るまで、あるいは運転計画を割り付けることのできる熱
源機器がなくなるまで続けて行なう。
【0035】なお、運転計画の作成後は、運転計画作成
部15により作成された運転計画を運転計画格納テーブ
ル7に格納し、格納再計画実行要求部14に戻って、以
後上記と同様の処理を行なう。
【0036】上述したように、本実施形態の熱源機器の
運転計画作成装置は、運転計画を作成するために必要な
条件や設定値等の運転計画パラメータを設定変更し登録
する運転計画パラメータ設定変更部11と、どの熱源機
器をどのくらいの期間(時間)運転するかの目標となる
熱負荷を予測する熱負荷予測部2と、熱源機器が運転可
能か否かの状態を取得する熱源機器状態取得部3と、運
転員が任意の再計画実行要求操作を行なうための再計画
要求操作部12と、熱源機器の故障が発生した場合に故
障信号を取得する故障信号取得部13と、再計画要求操
作部12を介して運転員による任意の再計画実行要求操
作がなされるか、もしくは故障信号取得部13により熱
源機器の故障状態が取得された場合に、運転計画の再計
画を実行するための再計画実行要求を行なう再計画実行
要求部14と、再計画実行要求部14により再計画実行
要求が行なわれると、運転計画パラメータ設定変更部1
1により登録された運転計画パラメータ、熱負荷予測部
2により予測された熱負荷予測値、および故障信号取得
部13により取得された熱源機器状態に基づいて、熱源
機器の運転計画を作成する運転計画作成部15と、運転
計画作成部15により作成された運転計画を格納してお
くための運転計画格納テーブル7とから構成したもので
ある。
【0037】従って、従来の運転計画機能に、再計画実
行要求部14を設けていることにより、自動的に運転計
画の再計画を実行することが可能となる。すなわち、運
転目標が変更になった場合等でも、運転計画に必要な運
転計画パラメータを設定変更することにより、運転計画
を自動的に修正することが可能となる。
【0038】これにより、プラント運転員の経験に左右
されることなく、熱源機器の効率運転を実現することが
でき、かつ運転計画による制御予測をシミュレーション
しながら、より一層的確な運転計画を作成することがで
きる。
【0039】また、熱源機器の故障発生時に、代替え機
による再計画機能を設けていることにより、熱源機器の
故障発生時に、運転員が不在であっても、運転可能な熱
源機器で自動的に運転計画を作成することが可能とな
る。
【0040】これにより、プラント運転員の人数の削
減、あるいは無人化を実現することができる。尚、上記
実施形態では、再計画要求操作部12、および故障信号
取得部13の両方を備え、運転員による任意の再計画実
行要求操作がなされるか、もしくは故障信号取得部13
により熱源機器の故障状態が取得された場合に、再計画
実行要求部14によって運転計画の再計画を実行するた
めの再計画実行要求を行なう場合について説明したが、
これに限らず、再計画要求操作部12、または故障信号
取得部13の一方のみを備え、運転員による任意の再計
画実行要求操作がなされた場合に、再計画実行要求部1
4によって運転計画の再計画を実行するための再計画実
行要求を行なうか、もしくは故障信号取得部13により
熱源機器の故障状態が取得された場合に、再計画実行要
求部14によって運転計画の再計画を実行するための再
計画実行要求を行なうようにしてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、複数台の熱源機器
を備えたプラントにおける熱源機器の運転・停止を実行
するための運転計画を作成する運転計画作成装置におい
て、まず、請求項1に対応する発明によれば、運転計画
を作成するために必要な条件や設定値等の運転計画パラ
メータを設定変更し登録する運転計画パラメータ設定変
更手段と、どの熱源機器をどのくらいの期間運転するか
の目標となる熱負荷を予測する熱負荷予測手段と、熱源
機器が運転可能か否かの状態を取得する熱源機器状態取
得手段と、運転員による任意の再計画実行要求操作がな
された場合に、運転計画の再計画を実行するための再計
画実行要求を行なう再計画実行要求手段と、再計画実行
要求手段により再計画実行要求が行なわれると、運転計
画パラメータ設定変更手段により登録された運転計画パ
ラメータ、熱負荷予測手段により予測された熱負荷予測
値、および熱源機器状態取得手段により取得された熱源
機器状態に基づいて、熱源機器の運転計画を作成する運
転計画作成手段とを備えるようにしたので、再計画が何
度もできるようにして、熱源機器の運転効率を常に考慮
した運転計画を作成することが可能な熱源機器の運転計
画作成装置が提供できる。
【0042】また、請求項2に対応する発明によれば、
運転計画を作成するために必要な条件や設定値等の運転
計画パラメータを設定変更し登録する運転計画パラメー
タ設定変更手段と、どの熱源機器をどのくらいの期間運
転するかの目標となる熱負荷を予測する熱負荷予測手段
と、熱源機器が運転可能か否かの状態を取得する熱源機
器状態取得手段と、熱源機器に故障が発生したか否かを
検知する故障検知手段と、故障検知手段により熱源機器
の故障が検知された場合に、運転計画の再計画を実行す
るための再計画実行要求を行なう再計画実行要求手段
と、再計画実行要求手段により再計画実行要求が行なわ
れると、運転計画パラメータ設定変更手段により登録さ
れた運転計画パラメータ、熱負荷予測手段により予測さ
れた熱負荷予測値、および熱源機器状態取得手段により
取得された熱源機器状態に基づいて、熱源機器の運転計
画を作成する運転計画作成手段とを備えるようにしたの
で、熱源機器が故障した時に運転員が不在の場合であっ
ても、運転可能な熱源機器により自動的に運転計画を再
計画することが可能な熱源機器の運転計画作成装置が提
供できる。
【0043】さらに、請求項3に対応する発明によれ
ば、運転計画を作成するために必要な条件や設定値等の
運転計画パラメータを設定変更し登録する運転計画パラ
メータ設定変更手段と、どの熱源機器をどのくらいの期
間運転するかの目標となる熱負荷を予測する熱負荷予測
手段と、熱源機器が運転可能か否かの状態を取得する熱
源機器状態取得手段と、熱源機器に故障が発生したか否
かを検知する故障検知手段と、運転員による任意の再計
画実行要求操作がなされるか、もしくは故障検知手段に
より熱源機器の故障が検知された場合に、運転計画の再
計画を実行するための再計画実行要求を行なう再計画実
行要求手段と、再計画実行要求手段により再計画実行要
求が行なわれると、運転計画パラメータ設定変更手段に
より登録された運転計画パラメータ、熱負荷予測手段に
より予測された熱負荷予測値、および熱源機器状態取得
手段により取得された熱源機器状態に基づいて、熱源機
器の運転計画を作成する運転計画作成手段とを備えるよ
うにしたので、再計画が何度もできるようにして、熱源
機器の運転効率を常に考慮した運転計画を作成すること
ができ、また熱源機器が故障した時に運転員が不在の場
合であっても、運転可能な熱源機器により自動的に運転
計画を再計画することが可能な熱源機器の運転計画作成
装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による熱源機器の運転計画作成装置の一
実施形態を示すブロック図。
【図2】同一実施形態の熱源機器の運転計画作成装置に
おける作用を説明するためのフローチャート。
【図3】従来の熱源機器の運転計画作成装置の構成例を
示すブロック図。
【符号の説明】
1…運転計画パラメータ格納テーブル、 2…熱負荷予測部、 3…熱源機器状態取得部、 4…計画時刻設定部、 5…運転計画作成部、 6…運転計画格納テーブル、 7…運転計画格納テーブル、 11…運転計画パラメータ設定変更部、 12…再計画要求操作部、 13…故障信号取得部、 14…再計画実行要求部、 15…運転計画作成部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台の熱源機器を備えたプラントにお
    ける前記熱源機器の運転・停止を実行するための運転計
    画を作成する運転計画作成装置において、 前記運転計画を作成するために必要な条件や設定値等の
    運転計画パラメータを設定変更し登録する運転計画パラ
    メータ設定変更手段と、 どの熱源機器をどのくらいの期間運転するかの目標とな
    る熱負荷を予測する熱負荷予測手段と、 前記熱源機器が運転可能か否かの状態を取得する熱源機
    器状態取得手段と、 運転員による任意の再計画実行要求操作がなされた場合
    に、前記運転計画の再計画を実行するための再計画実行
    要求を行なう再計画実行要求手段と、 前記再計画実行要求手段により再計画実行要求が行なわ
    れると、前記運転計画パラメータ設定変更手段により登
    録された運転計画パラメータ、前記熱負荷予測手段によ
    り予測された熱負荷予測値、および前記熱源機器状態取
    得手段により取得された熱源機器状態に基づいて、前記
    熱源機器の運転計画を作成する運転計画作成手段と、 を備えて成ることを特徴とする熱源機器の運転計画作成
    装置。
  2. 【請求項2】 複数台の熱源機器を備えたプラントにお
    ける前記熱源機器の運転・停止を実行するための運転計
    画を作成する運転計画作成装置において、 前記運転計画を作成するために必要な条件や設定値等の
    運転計画パラメータを設定変更し登録する運転計画パラ
    メータ設定変更手段と、 どの熱源機器をどのくらいの期間運転するかの目標とな
    る熱負荷を予測する熱負荷予測手段と、 前記熱源機器が運転可能か否かの状態を取得する熱源機
    器状態取得手段と、 前記熱源機器に故障が発生したか否かを検知する故障検
    知手段と、 前記故障検知手段により熱源機器の故障が検知された場
    合に、前記運転計画の再計画を実行するための再計画実
    行要求を行なう再計画実行要求手段と、 前記再計画実行要求手段により再計画実行要求が行なわ
    れると、前記運転計画パラメータ設定変更手段により登
    録された運転計画パラメータ、前記熱負荷予測手段によ
    り予測された熱負荷予測値、および前記熱源機器状態取
    得手段により取得された熱源機器状態に基づいて、前記
    熱源機器の運転計画を作成する運転計画作成手段と、 を備えて成ることを特徴とする熱源機器の運転計画作成
    装置。
  3. 【請求項3】 複数台の熱源機器を備えたプラントにお
    ける前記熱源機器の運転・停止を実行するための運転計
    画を作成する運転計画作成装置において、 前記運転計画を作成するために必要な条件や設定値等の
    運転計画パラメータを設定変更し登録する運転計画パラ
    メータ設定変更手段と、 どの熱源機器をどのくらいの期間運転するかの目標とな
    る熱負荷を予測する熱負荷予測手段と、 前記熱源機器が運転可能か否かの状態を取得する熱源機
    器状態取得手段と、 前記熱源機器に故障が発生したか否かを検知する故障検
    知手段と、 運転員による任意の再計画実行要求操作がなされるか、
    もしくは前記故障検知手段により熱源機器の故障が検知
    された場合に、前記運転計画の再計画を実行するための
    再計画実行要求を行なう再計画実行要求手段と、 前記再計画実行要求手段により再計画実行要求が行なわ
    れると、前記運転計画パラメータ設定変更手段により登
    録された運転計画パラメータ、前記熱負荷予測手段によ
    り予測された熱負荷予測値、および前記熱源機器状態取
    得手段により取得された熱源機器状態に基づいて、前記
    熱源機器の運転計画を作成する運転計画作成手段と、 を備えて成ることを特徴とする熱源機器の運転計画作成
    装置。
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