JPH11125079A - 引違い木製サッシュおよび片引き木製サッシュ - Google Patents

引違い木製サッシュおよび片引き木製サッシュ

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JPH11125079A
JPH11125079A JP30795497A JP30795497A JPH11125079A JP H11125079 A JPH11125079 A JP H11125079A JP 30795497 A JP30795497 A JP 30795497A JP 30795497 A JP30795497 A JP 30795497A JP H11125079 A JPH11125079 A JP H11125079A
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JP
Japan
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frame
wooden
sill
wooden sash
sill frame
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JP30795497A
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English (en)
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Akira Kobayashi
明 小林
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ICHIURA TOSHI KAIHATSU KENCHIK
ICHIURA TOSHI KAIHATSU KENCHIKU CONSULTANTS KK
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ICHIURA TOSHI KAIHATSU KENCHIK
ICHIURA TOSHI KAIHATSU KENCHIKU CONSULTANTS KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 屋内への雨水の侵入を有効に防ぎつつ木製サ
ッシュ戸の開閉を円滑に行うことのできる引違い木製サ
ッシュ。 【解決手段】 建物に固定される木製枠(1a〜1e)
と、該木製枠の内側において敷居枠(1e)の上を所定
方向に沿って移動する複数の木製サッシュ戸(11,1
2)とを備えた引違い木製サッシュである。敷居枠(1
e)と複数の木製サッシュ戸(11,12)との間へ屋
外から入り込んだ雨水を屋内へ侵入させることなく敷居
枠の内部を介して屋外へ導き出すための雨水導出手段
(15,16,19〜21)を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は引違い木製サッシュ
および片引き木製サッシュに関し、特に建物において外
部に面する開口部に使用される木製サッシュに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、引違い木製サッシュは、建物の
壁部などに固定される矩形状の木製枠と、この木製枠の
内側において敷居枠の上を水平方向に移動する複数の木
製サッシュ戸とから構成されている。また、片引き木製
サッシュは、建物の壁部などに固定される矩形状の木製
枠と、この木製枠の内側において敷居枠の上を水平方向
に移動する1つの木製サッシュ戸とから構成されてい
る。なお、木製枠は、水平方向に延びる上枠および敷居
枠と、鉛直方向に延びる左右の竪枠とから構成されてい
る。また、各木製サッシュ戸は、矩形状の木製フレーム
と、この木製フレームに嵌め込まれたガラスプレートと
から構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、建物におい
て外部に面する開口部(以下、「外側開口部」という)
に使用される引違い木製サッシュや片引き木製サッシュ
では、木製フレームとガラスプレートとの間だけではな
く、木製サッシュ戸と木製枠との間においても所定の水
密性能が要求される。そこで、外側開口部に使用される
従来の引違い木製サッシュや片引き木製サッシュでは、
木製サッシュ戸と木製枠との間にゴム製のパッキングを
介在させ、このパッキングによる締付け作用により屋内
への雨水の侵入を防ぐ方法が採用されている。
【0004】一般に、引違い木製サッシュや片引き木製
サッシュでは敷居枠と木製サッシュ戸との間を介して雨
水が屋内へ侵入し易いので、敷居枠と木製サッシュ戸と
の間には特に締付け作用の強いパッキングが設けられて
いる。しかしながら、従来の方法では、特に敷居枠と木
製サッシュ戸との間に介在するパッキングの締付け作用
を強くして水密性能を高めようとすればするほど、パッ
キングと木製サッシュ戸との間の接触部分の密着度が高
まり、パッキングと木製サッシュ戸との摩擦によって木
製サッシュ戸の開閉を円滑に行うことができなくなると
いう不都合があった。
【0005】また、重量物である木製サッシュ戸の頻繁
な滑動、風雨による腐食、建設時における人や物の出入
りなどにより、木製枠を構成する各枠部材のうちで竪枠
や上枠よりも敷居枠の方がはるかに消耗が激しく損傷を
受け易い。従来の引違い木製サッシュや片引き木製サッ
シュでは、敷居枠が著しい損傷を受けた場合、建物の壁
部に固定されている木製枠全体を取り外して、新たな木
製枠と交換する必要がある。そしてこの場合、木製枠の
交換に伴って、木製サッシュ戸も交換しなければならな
いこともある。このように、従来の引違い木製サッシュ
や片引き木製サッシュでは、消耗の激しい敷居枠の短い
耐用年数により木製サッシュの耐用年数が規定されると
いう不都合があった。
【0006】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
のであり、屋内への雨水の侵入を有効に防ぎつつ木製サ
ッシュ戸の開閉を円滑に行うことのできる引違い木製サ
ッシュおよび片引き木製サッシュを提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明では、建物に固定される木製枠と、該木製枠
の内側において敷居枠の上を所定方向に沿って移動する
複数の木製サッシュ戸とを備えた引違い木製サッシュに
おいて、前記敷居枠と前記複数の木製サッシュ戸との間
へ屋外から入り込んだ雨水を屋内へ侵入させることなく
前記敷居枠の内部を介して屋外へ導き出すための雨水導
出手段を備えていることを特徴とする引違い木製サッシ
ュを提供する。
【0008】本発明の好ましい態様によれば、前記雨水
導出手段は、前記敷居枠の上部において前記所定方向に
沿って形成された複数の案内溝と、該複数の案内溝の各
々の底面と前記敷居枠の屋外側の面との間で連通するよ
うに前記所定方向に沿って間隔を隔てて形成された複数
の連通孔とを有し、前記複数の木製サッシュ戸の各々
は、前記複数の案内溝のうち対応する案内溝の内部に設
けられたガイドレール上を移動する。
【0009】また、本発明の別の局面によれば、建物に
固定される木製枠と、該木製枠の内側において敷居枠の
上を所定方向に沿って移動する1つの木製サッシュ戸と
を備えた片引き木製サッシュにおいて、前記敷居枠と前
記木製サッシュ戸との間へ屋外から入り込んだ雨水を屋
内へ侵入させることなく前記敷居枠の内部を介して屋外
へ導き出すための雨水導出手段を備えていることを特徴
とする片引き木製サッシュを提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の引違い木製サッシュの典
型的な一形態によれば、敷居枠に一対の案内溝が形成さ
れ、各案内溝の内部には対応する木製サッシュ戸を戸車
を介して円滑に移動させるためのガイドレールが敷設さ
れている。そして、敷居枠の内部には、各案内溝の底面
と敷居枠の屋外側の面との間で連通するように構成され
た連通孔が間隔を隔てて複数形成されている。したがっ
て、敷居枠と木製サッシュ戸との間へ屋外から入り込ん
だ雨水は、屋内へ侵入することなく、敷居枠の案内溝か
ら連通孔を介して屋外へ導き出される。
【0011】このように、本発明によれば、敷居枠と木
製サッシュ戸との間を特にウォータータイト(水密)な
構造にすることなく、敷居枠と木製サッシュ戸との間へ
屋外から入り込んだ雨水を敷居枠の案内溝から連通孔を
介して屋外へ導き出す機構を採用している。したがっ
て、敷居枠と木製サッシュ戸との間に特に締付け作用の
強いパッキングを介在させなくても、木製枠と木製サッ
シュ戸との間に締付け作用の比較的弱いパッキングを必
要に応じて介在させるだけで、屋内への雨水の侵入を有
効に防ぐことができる。すなわち、本発明では、敷居枠
と木製サッシュ戸との間に締付け作用の強いパッキング
を介在させないので、木製サッシュ戸の開閉を円滑に行
うことができる。
【0012】なお、本発明においては、建物の壁部など
に固定されるように構成された固定用下枠と、その上に
着脱自在に取り付けられる交換可能な交換用敷居枠とで
敷居枠を構成することが好ましい。この場合、交換用敷
居枠の内部をほぼ鉛直方向に貫通するように形成された
縦孔と、固定用下枠の内部においてほぼ水平方向に形成
された横溝とで連通孔を構成することができる。また、
交換用敷居枠の内部においてほぼ鉛直方向に形成された
縦溝と、交換用敷居枠の内部においてほぼ水平方向に形
成された横溝とで連通孔を構成することもできる。
【0013】いずれの構成においても、固定用下枠の上
に着脱自在に取り付けられた交換用敷居枠が著しい損傷
を受けた場合、損傷を受けた交換用敷居枠だけを新たな
交換用敷居枠と交換するだけで、建物の壁部などに固定
されている木製枠全体を取り外したり、木製枠の取り外
しに伴って木製サッシュ戸も交換したりする必要がな
い。その結果、本発明では、交換用敷居枠の採用によ
り、引違い木製サッシュの耐用年数を著しく向上させる
ことができる。なお、木製枠の内側において1つの木製
サッシュ戸が敷居枠の上を移動する片引き木製サッシュ
に本発明を適用して、引違い木製サッシュと同様の作用
効果を奏することができる。
【0014】本発明の実施例を、添付図面に基づいて説
明する。図1は、本発明の実施例にかかる引違い木製サ
ッシュの構成を概略的に示す断面図である。また、図2
は、本発明の実施例にかかる引違い木製サッシュが建物
の外側開口部に取り付けられた状態を概略的に示す図で
ある。本実施例の引違い木製サッシュは、全体として矩
形状に形成された木製枠1を備えている。木製枠1は、
水平方向に延びる上枠1aおよび下枠1bと、鉛直方向
に延びる左右の竪枠1cおよび1dと、下枠1bの上に
着脱自在に取り付けられるようになった交換可能な交換
用敷居枠1eとから構成されている。
【0015】本実施例の引違い木製サッシュが建物の外
側開口部に取り付けられた状態では、図2に示すよう
に、木製枠1を構成する上枠1a、下枠1b、並びに左
右の竪枠1cおよび1dは建物の躯体部分2に固定さ
れ、敷居枠1eは例えばビスのような適当な締結手段
(不図示)を介して固定用下枠1bに取り付けられる。
上述のように、敷居枠1eは下枠1bの上に着脱自在に
取り付けられるように構成されている。したがって、図
3に示すように、たとえば風雨による腐食などにより敷
居枠1eが著しい損傷を受けた場合、建物の躯体部分2
に固定されている木製枠1の全体を取り外して交換する
ことなく、損傷を受けた敷居枠1eだけを新たな敷居枠
と交換することができる。その結果、本実施例では、引
違い木製サッシュの耐用年数を著しく向上させることが
できる。
【0016】ところで、図1を参照すると、屋内側の第
1サッシュ戸11および屋外側の第2サッシュ戸12の
下部には、それぞれ一対の戸車13および14(図1で
はその一方だけを図示している)が回転自在に取り付け
られている。一方、建物の躯体部分(図1では不図示)
に固定された下枠1bの上には敷居枠1eが取り付けら
れ、敷居枠1eの上部には図1の紙面に垂直に延びる一
対の案内溝15および16が形成されている。一対の案
内溝15および16の底部には、図1の紙面に垂直に延
びるM字型のガイドレール17および18がそれぞれ敷
設されている。
【0017】そして、屋内側の案内溝15に設けられた
ガイドレール17と屋内側の第1サッシュ戸11に取り
付けられた一対の戸車13とが係合し、一対の戸車13
がガイドレール17上を回転することにより、第1サッ
シュ戸11がガイドレール17に沿って円滑に移動す
る。一方、屋外側の案内溝16に設けられたガイドレー
ル18と屋外側の第2サッシュ戸12に取り付けられた
一対の戸車14とが係合し、一対の戸車14がガイドレ
ール18上を回転することにより、第2サッシュ戸12
がガイドレール18に沿って円滑に移動する。
【0018】さらに、図1に示すように、案内溝15お
よび16の底面から下方に敷居枠1eの内部を貫通する
水抜き縦孔19および20がガイドレールに沿って間隔
を隔てて複数形成されている。一方、下枠1bには、複
数の水抜き縦孔19および20が下枠1bの屋外側の面
と連通するように、ほぼ水平方向に延びた水抜き横溝2
1が複数形成されている。こうして、水抜き縦孔19お
よび20と水抜き横溝21とは、案内溝15および16
の底面と下枠1bの屋外側の面との間で連通する連通孔
を形成している。図2に示すように、本実施例では、7
つの連通孔(下枠1bの屋外側の面における開口部を参
照符号21で示す)がガイドレールに沿って間隔を隔て
て形成されている。
【0019】したがって、敷居枠1eと木製サッシュ戸
11および12との間へ屋外から入り込んだ雨水は、ま
ず敷居枠1eの案内溝15および16の内部へ導かれ
る。案内溝15および16は、入り込んだ一定量の雨水
を一時的に留めることができるように所定以上の内容積
を有することはいうまでもない。敷居枠1eの案内溝1
5および16の内部に導かれた雨水は、最も近い水抜き
縦孔19および20を下降した後、水抜き横溝21の底
面に沿って屋外へ導き出される。
【0020】すなわち、本実施例では、敷居枠1eと木
製サッシュ戸11および12との間へ屋外から入り込ん
だ雨水は、屋内へ侵入することなく、敷居枠1eの案内
溝15および16から連通孔を介して屋外へ導き出され
る。このように、本実施例によれば、敷居枠1eと木製
サッシュ戸11および12との間に特に締付け作用の強
いパッキングを介在させなくても、屋内への雨水の侵入
を有効に防ぐことができる。すなわち、敷居枠と木製サ
ッシュ戸との間に締付け作用の強いパッキングを介在さ
せないので、木製サッシュ戸の開閉を円滑に行うことが
できる。
【0021】なお、上述の実施例において、水抜き横溝
21の底面に沿って雨水を円滑に屋外へ導き出すため
に、水抜き横溝21の底面21aが屋外に向かって僅か
に下降傾斜するように形成することが好ましい。また、
上述の実施例において、水抜き横溝21および水抜き縦
孔19および20を介して雨水が逆流し屋内に侵入する
ことを防止するために、水抜き横溝21の経路中に適当
な逆流止め弁22を設けることが好ましい。
【0022】さらに、上述の実施例では、一対の木製サ
ッシュ戸を備えた引違い木製サッシュを例にとって本発
明を説明したが、3つ以上の木製サッシュ戸を備えた引
違い木製サッシュに本発明を適用することもできる。ま
た、上述の実施例では、交換用敷居枠1eに形成された
水抜き縦孔19および20と、固定用下枠1bに形成さ
れた水抜き横溝21とで連通孔を構成している。しかし
ながら、交換用敷居枠の内部においてほぼ鉛直方向に形
成された縦溝と、交換用敷居枠の内部においてほぼ水平
方向に形成された横溝とで連通孔を構成することもでき
る。
【0023】さらに、上述の実施例では、固定用下枠1
bと交換用敷居枠1eとで敷居枠を構成しているが、交
換用敷居枠を用いることなく1つの枠部材だけで敷居枠
を構成することもできる。また、上述の実施例では、引
違い木製サッシュを例にとって本発明を説明したが、木
製枠の内側において1つの木製サッシュ戸が敷居枠の上
を移動する片引きサッシュに本発明を適用することもで
きる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、敷居
枠と木製サッシュ戸との間へ屋外から入り込んだ雨水を
敷居枠の案内溝から連通孔を介して屋外へ導き出す機構
を採用しているので、敷居枠と木製サッシュ戸との間に
特に締付け作用の強いパッキングを介在させることな
く、屋内への雨水の侵入を有効に防ぎつつ木製サッシュ
戸の開閉を円滑に行うことができる。また、本発明にお
いては、建物の壁部などに固定されるように構成された
固定用下枠と、その上に着脱自在に取り付けられる交換
可能な交換用敷居枠とで敷居枠を構成することにより、
木製サッシュの耐用年数を著しく向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかる引違い木製サッシュの
構成を概略的に示す断面図である。
【図2】本発明の実施例にかかる引違い木製サッシュが
建物の外側開口部に取り付けられた状態を概略的に示す
図である。
【図3】建物に固定されるように構成された固定用下枠
の上に交換用敷居枠が着脱自在に取り付けられ交換可能
であることを説明する図である。
【符号の説明】
1 木製枠 1a 上枠 1b 固定用下枠 1c、1d 竪枠 1e 交換用敷居枠 2 建物の躯体部分 11 屋内側の第1サッシュ戸 12 屋外側の第2サッシュ戸 13、14 戸車 15、16 案内溝 17、18 ガイドレール 19、20 水抜き縦孔 21 水抜き横溝 22 逆流止め弁

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物に固定される木製枠と、該木製枠の
    内側において敷居枠の上を所定方向に沿って移動する複
    数の木製サッシュ戸とを備えた引違い木製サッシュにお
    いて、 前記敷居枠と前記複数の木製サッシュ戸との間へ屋外か
    ら入り込んだ雨水を屋内へ侵入させることなく前記敷居
    枠の内部を介して屋外へ導き出すための雨水導出手段を
    備えていることを特徴とする引違い木製サッシュ。
  2. 【請求項2】 前記雨水導出手段は、前記敷居枠の上部
    において前記所定方向に沿って形成された複数の案内溝
    と、該複数の案内溝の各々の底面と前記敷居枠の屋外側
    の面との間で連通するように前記所定方向に沿って間隔
    を隔てて形成された複数の連通孔とを有し、 前記複数の木製サッシュ戸の各々は、前記複数の案内溝
    のうち対応する案内溝の内部に設けられたガイドレール
    上を移動することを特徴とする請求項1に記載の引違い
    木製サッシュ。
  3. 【請求項3】 前記敷居枠は、建物に固定されるように
    構成された固定用下枠と、該固定用下枠の上に着脱自在
    に取り付けられるように構成された交換可能な交換用敷
    居枠とを有し、 前記複数の連通孔の各々は、前記交換用敷居枠の内部を
    ほぼ鉛直方向に貫通するように形成された縦孔と、前記
    固定用下枠の内部においてほぼ水平方向に形成された横
    溝とを有することを特徴とする請求項2に記載の引違い
    木製サッシュ。
  4. 【請求項4】 前記敷居枠は、建物に固定されるように
    構成された固定用下枠と、該固定用下枠の上に着脱自在
    に取り付けられるように構成された交換可能な交換用敷
    居枠とを有し、 前記複数の連通孔の各々は、前記交換用敷居枠の内部に
    おいてほぼ鉛直方向に形成された縦溝と、前記交換用敷
    居枠の内部においてほぼ水平方向に形成された横溝とを
    有することを特徴とする請求項2に記載の引違い木製サ
    ッシュ。
  5. 【請求項5】 前記横溝の底面は、屋外に向かって僅か
    に下降傾斜するように形成されていることを特徴とする
    請求項3または4に記載の引違い木製サッシュ。
  6. 【請求項6】 前記横溝の経路中には、前記横溝および
    前記縦孔または前記縦溝を介して雨水が逆流することを
    防止するための逆流止め弁が設けられていることを特徴
    とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の引違い木
    製サッシュ。
  7. 【請求項7】 建物に固定される木製枠と、該木製枠の
    内側において敷居枠の上を所定方向に沿って移動する1
    つの木製サッシュ戸とを備えた片引き木製サッシュにお
    いて、 前記敷居枠と前記木製サッシュ戸との間へ屋外から入り
    込んだ雨水を屋内へ侵入させることなく前記敷居枠の内
    部を介して屋外へ導き出すための雨水導出手段を備えて
    いることを特徴とする片引き木製サッシュ。
  8. 【請求項8】 前記雨水導出手段は、前記敷居枠の上部
    において前記所定方向に沿って形成された案内溝と、該
    案内溝の底面と前記敷居枠の屋外側の面との間で連通す
    るように前記所定方向に沿って間隔を隔てて形成された
    少なくとも1つの連通孔とを有し、 前記木製サッシュ戸は、前記案内溝の内部に設けられた
    ガイドレール上を移動することを特徴とする請求項7に
    記載の片引き木製サッシュ。
  9. 【請求項9】 前記敷居枠は、建物に固定されるように
    構成された固定用下枠と、該固定用下枠の上に着脱自在
    に取り付けられるように構成された交換可能な交換用敷
    居枠とを有し、 前記連通孔は、前記交換用敷居枠の内部をほぼ鉛直方向
    に貫通するように形成された縦孔と、前記固定用下枠の
    内部においてほぼ水平方向に形成された横溝とを有する
    ことを特徴とする請求項8に記載の片引き木製サッシ
    ュ。
  10. 【請求項10】 前記敷居枠は、建物に固定されるよう
    に構成された固定用下枠と、該固定用下枠の上に着脱自
    在に取り付けられるように構成された交換可能な交換用
    敷居枠とを有し、 前記連通孔は、前記交換用敷居枠の内部においてほぼ鉛
    直方向に形成された縦溝と、前記交換用敷居枠の内部に
    おいてほぼ水平方向に形成された横溝とを有することを
    特徴とする請求項8に記載の片引き木製サッシュ。
  11. 【請求項11】 前記横溝の底面は、屋外に向かって僅
    かに下降傾斜するように形成されていることを特徴とす
    る請求項9または10に記載の片引き木製サッシュ。
  12. 【請求項12】 前記横溝の経路中には、前記横溝およ
    び前記縦孔または前記縦溝を介して雨水が逆流すること
    を防止するための逆流止め弁が設けられていることを特
    徴とする請求項9乃至11のいずれか1項に記載の片引
    き木製サッシュ。
  13. 【請求項13】 建物に固定される木製枠と、該木製枠
    の内側において敷居枠の上を所定方向に沿って移動する
    少なくとも1つの木製サッシュ戸とを備えた木製サッシ
    ュにおいて、 前記敷居枠は、建物に固定されるように構成された固定
    用下枠と、該固定用下枠の上に着脱自在に取り付けられ
    るように構成された交換可能な交換用敷居枠とを有する
    ことを特徴とする木製サッシュ。
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