JPH11123817A - オンディマンドコーティング装置 - Google Patents

オンディマンドコーティング装置

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JPH11123817A
JPH11123817A JP29108597A JP29108597A JPH11123817A JP H11123817 A JPH11123817 A JP H11123817A JP 29108597 A JP29108597 A JP 29108597A JP 29108597 A JP29108597 A JP 29108597A JP H11123817 A JPH11123817 A JP H11123817A
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Masaharu Nishikawa
正治 西川
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B17/00Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups
    • B05B17/04Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups operating with special methods
    • B05B17/06Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups operating with special methods using ultrasonic or other kinds of vibrations
    • B05B17/0607Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups operating with special methods using ultrasonic or other kinds of vibrations generated by electrical means, e.g. piezoelectric transducers

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  • Coating Apparatus (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Printing Methods (AREA)
  • Nozzles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】少量のコーティング液を斑無く均一な厚さで付
着させて、短時間に乾燥させることが可能なオンディマ
ンドコーティング装置を提供する。 【解決手段】複数の開口23を配して成る噴射口列A,
Bを複数本並列させて構成したオンディマンドコーティ
ングヘッドと、このオンディマンドコーティングヘッド
をプリント媒体に沿って相対的に移動させる移動制御機
構と、プリント媒体に対して所定のコーティング処理を
行う際に、複数の開口からコーティング液を噴射させる
噴射制御機構とを備えており、プリント媒体に対する1
回のコーティング走査に際し、各噴射口列の夫々異なる
開口から噴射したコーティング液は互いに重なり合って
プリント媒体の同一プリント箇所に着滴する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コーティング液を
噴射することによって、媒体に所定のコーティングを施
すためのコーティング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば紙やプチスチックシート、
布等の各種のプリント媒体にプリント画像を形成する簡
易な手段として、種々の原理に基づくプリンタが実用化
されている。
【0003】特に、カラー画像をプリントし、且つ大画
面プリントを簡易に作成可能なプリンタとして、液状イ
ンクを用いるインクジェットプリンタ、熱溶触性インク
を用いるリソッドインクジェットプリンタ、ワックスイ
ンクリボンを用いるサーマルプリンタ、昇華染料リボン
を用いるサーマルプリンタ、液体現像液を用いるカラー
静電プリンタ等が公知であり、広く実用化されている。
【0004】これらのプリンタによれば、簡便且つ迅速
にプリント画像を作成することができるものの、作成さ
れた画像は種々の耐性が劣る問題がある。即ち、あるも
のは画像の色材に耐水性がなく、且つ記録媒体の表面の
コーティング記録層に耐水性がない。また、あるものは
画像の強度が小さく、容易にスクラッチを生じてしま
う。また、あるものは色材が化学的に不安定で指紋で退
色する。
【0005】総じて、従来のプリンタは、画像のUV耐
光性が悪く、容易に褪色してしまうといった問題があっ
た。また、長期的に屋外等で使用されるプリントは、そ
の画像は褪色しなくとも汚れが付着してしまうといった
問題もあった。
【0006】このような問題点を解消するためには、何
等かの表面保護用後加工が必要である。更に、後加工を
必要とする他の例としては、例えば、プリント済みシー
トの裏面に粘着性接着剤層を設ける場合や、プリント済
みシートの表面にコーティングを行うことによって、そ
の表面保護や美観の向上等の目的を達成する場合、或い
は、公共施設の屋内で使用されるシート状部材に難燃化
処理剤を塗工する場合等があり、このような場合を含め
てコーティング処理の簡易化が望まれてる。
【0007】このような要求を満足する方法の一例とし
て、例えば透明なラミネートフィルムを画像表面に接着
して保護する技術が提案されている。しかしながら、ラ
ミネート材は高価であり、且つ画像表面が厚いプラスチ
ックシートで覆われるために、表面の質感が著しく変化
してしまう。
【0008】更には、ラミネートのために高価で大掛か
りな装置を必要とし、特に大画面のラミネートを正確に
行うには熱練を要する。別の技術として、例えば特開昭
62−101482号公報等では、プリント画像の表面
に熱溶触性の透明なコーティングを施す方法が開示され
ており、この方法は、プリント表面の質感の変化はラミ
ネートよりも軽微である。
【0009】しかし、この方法によると、コーティング
のための特殊なリボンや装置を必要とし、高コストであ
り、またコーティングされる表面の平面性が良くなけれ
ばならないといった制約がある。
【0010】このような問題や制約等を伴わない手段と
して、例えば特開昭61−47284号公報には、プリ
ント済み媒体のプリント画像面上にスプレーコーティン
グする技術が開示されている。
【0011】この技術によれば、コーティング液を適宜
選択することによって、種々の目的に応じたコーティン
グを行うことができ、しかもプリント表面に凹凸があっ
ても問題なく、プリント表面の質感の変化も最小限に抑
えることができる。
【0012】ここで、特開昭61−47284号公報に
開示されたコーティング装置を組み込んだプリント装置
の構成及びその動作について、図9(a)を参照して説
明する。
【0013】図9(a)に示すように、走査ドラム20
6は、その外周面にプリント媒体を巻回保持することが
できるように構成されている。インクジェットプリント
ヘッド203は、副走査のガイドレール204及び送り
ネジ205によって副走査方向に移動可能に構成されて
いる。
【0014】スプレー装置217は、スプレーガン21
8及びコーティング液タンク219を備えており、ガイ
ドレール220に沿って移動可能に構成されている。こ
のような構成において、給紙トレイ209にセットされ
たプリント媒体は、給紙ローラ対210から給紙ガイド
211を介して走査ドラム206の外周面に巻回保持さ
れる。走査ドラム206が回転している間に、インクジ
ェットプリントヘッド203によって、プリント媒体に
は、その表面に所定のプリント処理が施される。プリン
ト処理が施されたプリント媒体の表面には、スプレーガ
ン218によってコーティング液が噴射されコーティン
グ処理が施される。そして、コーティング処理が施され
たプリント媒体は、排紙機構212,213から排紙ロ
ーラ対214を介して排紙トレイ215上に排出され
る。
【0015】なお、コーティング処理手段としては、圧
縮空気と共にコーティング液を飛散させるスプレーガ
ン、或いは超音波振動子でミストを発生させる装置等が
用いられている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
コーティング装置によってプリント媒体上にコーティン
グ処理を施した場合、図9(b)に示すように、プリン
ト媒体上に大小様々な径のコーティング液滴222がラ
ンダムに重なり合ってしまう。即ち、部分的に多量のコ
ーティング液が多重に噴射された箇所があると同時に、
部分的にコーティング液が付着せずに例えばピンホール
状に抜けた箇所が残ってしまう。
【0017】コーティングの目的は、耐水性やUV耐光
性等の向上や、汚れ防止、プリント媒体表面の平滑性の
向上等であるが、上述したようなピンホール状の抜け箇
所があると、いずれの目的も達成することが困難になっ
てしまう。
【0018】例えば、耐水性の向上を目的とした場合、
上述したようなピンホール状の抜け箇所があると、この
部分からコーティング層内に滲み込んだ水が、このコー
ティング層内に拡散してしまうため、防水の効果が著し
く損なわれてしまう場合がある。
【0019】そこで、ピンホール状の抜け箇所が生じな
いように、多量のコーティング液を付着させることも考
えられるが、コーティング液が無駄に消費されるばかり
でなく、コーティング液の乾燥に長時間を要してしま
う。この場合、コーティング液量と乾燥時間との間のバ
ランスが崩れると、付着したコーティング液の液ダレと
いった問題が生じてしまう場合がある。
【0020】本発明は、このような問題を解決するため
に成されており、その目的は、少量のコーティング液を
斑無く均一な厚さで付着させて、短時間に乾燥させるこ
とが可能なオンディマンドコーティング装置を提供する
ことにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明のオンディマンドコーティング装置
は、複数の噴射口を配して成る噴射口列を複数本並列さ
せて構成したオンディマンドコーティングヘッドと、こ
のオンディマンドコーティングヘッドを媒体に沿って相
対的に移動させる移動制御機構と、前記媒体に対して所
定のコーティング処理を行う際に、前記複数の噴射口か
ら所定のコーティング液を噴射させる噴射制御機構とを
備えており、前記媒体に対する1回のコーティング処理
に際し、前記複数の噴射口から噴射したコーティング液
は、互いに重なり合って前記媒体の同一領域に着滴す
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態に係
るオンディマンドコーティング装置について添付図面を
参照して説明する。図1(a),(b)に示すように、
プリント済みの媒体P(以下、プリント媒体という)
は、搬送ローラ1,2及びこれら搬送ローラ1,2に圧
接した圧接ローラ3,4によって保持されつつ、図中の
矢印方向Yに搬送されるようになっており、符号E1,
E2は、この搬送方向Yに平行なプリント媒体Pの両側
エッジを夫々示している。なお、搬送ローラ1は、駆動
モータ15によって、駆動制御されている。
【0023】プリント媒体Pの表面(即ち、印刷面)に
対向する位置には、オンディマンドコーティングヘッド
6が配設されており、オンディマンドコーティングヘッ
ド6には、エッジE1,E2と平行に配列した複数の噴
射部7が設けられている。
【0024】オンディマンドコーティングヘッド6に
は、コーティング液を供給するための供給チューブ8
と、給電用のコネクタ9が接続されている。また、プリ
ント媒体Pの表面(即ち、印刷面)に対向する位置に
は、プリント媒体PのエッジE1,E2を検出可能なエ
ッジセンサ10が配置されており、このエッジセンサ1
0には、給電用のコネクタ11が接続されている。
【0025】オンディマンドコーティングヘッド6とエ
ッジセンサ10は、共に、移動支持台12に保持されて
おり、移動支持台12は、プリント媒体Pの搬送方向Y
を横断する方向Xに延出したガイドレール13に沿って
移動制御されている。
【0026】なお、オンディマンドコーティングヘッド
6及びエッジセンサ10の移動範囲は、プリント媒体P
の端部のコーティングを確実に行うことができるよう
に、少なくともプリント媒体Pの幅寸法(即ち、エッジ
E1,E2相互間の距離)よりも大きく設定しておくこ
とが好ましい。
【0027】コーティング制御回路16は、エッジセン
サ10の出力信号に基づいて、コーティングヘッド6の
噴射制御を行うと共に、併せて副コーティング走査制御
回路17を制御するか、あるいは、副コーティング走査
制御回路17の出力信号に基づいて、オンディマンドコ
ーティングヘッド6を噴射制御する。
【0028】本実施の形態に適用するオンディマンドコ
ーティングヘッド6としては、電気信号エネルギーを物
理的な作用力に変換し、この作用力を直接コーティング
液に作用させることによって得た噴射力に基づいて、圧
縮気体流を伴うこと無く複数の噴射開口からコーティン
グ液のみを噴射することができるように構成されている
ことが好ましい。なお、このオンディマンドコーティン
グヘッドは、例えば、特表平7−501481号公報や
米国特許第5,518,179に開示されており、これ
ら発明の内容は、本発明に合体的に適用することができ
る。
【0029】そこで、本実施の形態には、例えば図2
(a),(b)に示すようなオンディマンドコーティン
グヘッド6が適用されており、このオンディマンドコー
ティングヘッド6は、液容器31に収容されている無色
透明のコーティング液32が、毛細管33を介して多孔
膜35に供給されるように構成されている。
【0030】このオンディマンドコーティングヘッド6
に適用されたピエゾ振動板37は、高周波電源38から
電圧印加を受けることにより振動し、多孔膜35の開口
(噴射口)23からコーティング液32を小滴口Dとし
て噴射させることができるようになっている。そして、
ピエゾ振動板37に対する電圧印加をON/OFF制御
することによって、コーティング液の噴射タイミングを
極めて高速に制御することができる。
【0031】また、ピエゾ振動板37に印加する電圧値
を変更すれば、噴射するコーティング液量を制御するこ
とができ、周波数を変更すればコーティング液の噴射量
を変えることができる。この場合、ピエゾ振動板37の
振動周期は、数百から数千Hzに設定することが最適で
ある。
【0032】このようなオンディマンドコーティングヘ
ッド6によれば、多孔膜35の開口23位置から噴射さ
れたコーティング液滴Dは、その噴射方向が開口23の
軸方向に規制されるため、領域を限定してコーティング
するのに好適なものとなる。
【0033】なお、コーティング液滴Dのサイズは、サ
ブミクロンの微小なものから数百ミクロンの大径のもの
まで設定により作成可能であるが、上記一実施の形態に
適用する場合、サブミクロンの微少なものであると飛行
方向が不規則にずれ易くなるので、ミクロンオーダー或
いはそれ以上の液滴径とし、飛行方向を限定するように
することが好ましい。
【0034】以下、上述したような構成を有する第1の
実施の形態に係るコーティング装置の動作について詳細
に説明する。副コーティング走査制御回路17の出力信
号に基づいて、搬送モータ15が搬送ローラ1を所定方
向に回転制御することによって、プリント済みのプリン
ト媒体Pを矢印Y方向に連続的又は断続的に搬送させ
る。
【0035】また、副コーティング走査制御回路17の
出力信号に基づいて、コーティング制御回路16が図示
しないモータを回転制御することによって、移動支持台
12を矢印X方向に移動させて、主コーティング走査を
開始させる。
【0036】移動支持台12が、図1(b)に示された
位置からプリント媒体Pを横断するように矢印X方向に
移動すると、まず、エッジセンサ10がプリント媒体P
のエッジE1を検出する。そして、オンディマンドコー
ティングヘッド6がエッジE1部分を通過した後、少し
遅れて、コーティング制御回路16は、オンディマンド
コーティングヘッド6を始動(コーティングON制御)
させる。
【0037】この後、移動支持台12がプリント媒体P
のエッジE2を通過する際、まず、エッジセンサ10が
エッジE2を検出する。そして、オンディマンドコーテ
ィングヘッド6のコーティング位置がエッジE2を通過
する前に、コーティング制御回路16は、オンディマン
ドコーティングヘッド6を停止制御(コーティングOF
F制御)させる。
【0038】主コーティング走査の戻りパスでもコーテ
ィングを行う場合には、予めエッジE1,E2の位置を
記憶しておいて、その記憶位置に基づいて、コーティン
グ制御回路16が、コーティング制御するように構成す
れば良い。
【0039】或いは、このような構成の代わりに、例え
ば、エッジセンサ10に加えて、更に別のエッジセンサ
(図示しない)をコーティングヘッド6の噴射部7を挟
んで反対側に設け、往復の主コーティング走査におい
て、両センサのセンサ信号を切り換えることによって、
上記コーティング制御を行うように構成しても良い。
【0040】ところで、1回の主コーティング走査にお
いて、プリント媒体Pには、複数の噴射部7に対応した
幅を有する細長い帯状のコーティング領域が形成され
る。この場合、プリント媒体Pの矢印Y方向の送り幅と
コーティング幅が整合するようにコーティング制御回路
16によって主コーティング走査を制御するか、又は、
主コーティング走査に整合するように副コーティング走
査時のプリント媒体Pの送り量を制御すれば良い。
【0041】なお、プリント媒体Pの両エッジE1,E
2を検出する手段としては、上記のエッジセンサ10に
限定されることは無く、例えばオペレーションパネル等
の手動操作による位置入力手段や、スライドスケール等
の機械的手段によって、両エッジE1,E2を設定する
ことも可能である。
【0042】更に、オンディマンドコーティングヘッド
6のコーティング領域は、プリント媒体PのエッジE
1,E2に基づいて設定する場合の他に、例えば、プリ
ント媒体Pの表面(即ち、印刷面)の有効画面領域に基
づいて設定することも可能である。なお、後者の場合の
位置設定は、プリント媒体PのエッジE1,E2からの
距離に基づいて設定するか、或いは、他の設定手段によ
って座標値として入力してもよい。
【0043】また、オンディマンドコーディングヘッド
6の主コーティング走査送りの量をコーティング領域と
一致させ、オンディマンドコーディングヘッド6は連続
的にON状態として運転することも可能であるが、コー
ティング領域を越えて往復動させて、コーティング領域
のみコーティングするように制御する方が装置を構成し
易く、かつ均一なコーティングが得られる。
【0044】なお、上述した構成では、ピエゾ振動板3
7を適用しているが、この代わりに例えばヒータによっ
てコーティング液32を瞬間的に気化させた際に生じる
気化膨張力を利用して、多孔膜35の開口23からコー
ティング液32を小滴口として噴射させても良い。
【0045】次に、少量のコーティング液を斑無く均一
な厚さで付着させて、短時間に乾燥させるための技術に
ついて説明する。このような技術を実現するために、本
実施の形態では、多孔膜35の開口23の位置及び配列
を変化させている。
【0046】図3(a)に示すように、例えばプリント
媒体Pの搬送方向Y(図1(b)参照)に沿って、複数
の開口23を直線状に一定の開口間距離2Lで整列した
噴射口列を形成し(仮に、A列という)、このA列から
所定の配列ピッチ3Lだけ離間した位置にA列と平行
に、複数の開口23を直線状に一定の開口間距離2Lで
整列した噴射口列を形成する(仮に、B列という)。
【0047】このような第1の開口位置・配列状態にお
いて、多孔膜35をピエゾ振動板37によって振動させ
ると、多孔膜35の開口23からは、同一のタイミング
で、コーティング液32が小滴口D(図2(a)参照)
となって噴射される。
【0048】このとき、A列及びB列の開口23から噴
射したコーティング液滴Dは、プリント媒体P上に着滴
した後、その液滴径が徐々に拡がる。この結果、プリン
ト媒体P上には、図3(b)に示すように、着滴径が拡
がったコーティング液32が付着することになる。
【0049】そこで、オンディマンドコーティングヘッ
ド6をX方向(図1(b)参照)に距離2Lずつ移動す
る毎に、A列及びB列の夫々の開口23からコーティン
グ液滴Dを噴射させる操作を繰り返すことによって、図
3(c)に示すように、A列の開口23から噴射された
コーティング液滴D並びにB列の開口23から噴射され
たコーティング液滴Dが、プリント媒体Pの同一のプリ
ント箇所全表面にXY方向に沿って互いに重なり合って
略均一に付着する。
【0050】この場合、A列及びB列の開口23から噴
射されたコーティング液滴Dは、オンディマンドコーテ
ィングヘッド6の移動方向Xに沿って、距離Lだけずれ
た位置に着滴する。この結果、プリント媒体Pの同一の
プリント箇所には、A列及びB列の夫々異なる開口23
から噴射されたコーティング液滴Dが互いに重なり合い
且つ相互に補間し合うことによって、斑の無い均一な厚
さのコーティングが施されることになる。なお、この場
合、コーティング幅Wは、開口間距離2Lと各列の開口
23の数Nの積、即ち2LNとなる。
【0051】このような構成によれば、1回のコーティ
ング走査によって、プリント媒体Pの同一のプリント箇
所に、A列及びB列の夫々異なる開口23から噴射され
たコーティング液滴DをXY方向に沿って互いに重なり
合った状態で着滴させることができる。この場合、着滴
位置は、開口23の配列に応じて決定され、その重なり
合い態は、噴射タイミングのずれ等によって僅かに変化
する場合もあるが、累積的な走査位置の変動の影響は受
け無い。
【0052】従って、通常のスプレーコーティングのよ
うに、複数回の塗り重ねをした場合に予想される塗り斑
の発生は無く、且つ、累積的なコーティング走査時の送
り精度を確保する必要も無い。更に、いずれかの開口2
3が詰まったり、噴射方向のずれを生じた場合でも、他
の開口23から噴射したコーティング液滴Dが重複して
着滴するようになっているため、全くコーティング液滴
Dが着滴しない箇所がが生じることは無い。
【0053】また、図4に示すように、例えばA列及び
B列を互いに並列させると共に、各列の開口23相互の
Y方向に沿った位置を相対的に所定距離だけずらせて形
成する。本実施の形態では、その一例として、A列及び
B列の開口23は、Y方向に沿って相対的に距離L(開
口23の開口間距離2Lの半分の距離L)だけずらして
いる(第2の開口位置・配列状態)。
【0054】このような構成によれば、オンディマンド
コーティングヘッド6の移動方向X(図1(b)参照)
に対して所定の傾斜角度で交差するように、A列及びB
列の夫々の開口23が形成されている。このため、A列
及びB列の夫々異なる開口23から噴射されたコーティ
ング液滴Dは、XY方向のみならずXY方向に対して傾
斜した方向にも互いに重なり合い且つ相互に補間し合っ
て、プリント媒体Pの同一のプリント箇所に着滴する。
この結果、XY方向のみならずXY方向に対して傾斜し
た方向にもコーティング液滴Dの付着濃淡が補間される
ため、更に斑の無い均一な厚さのコーティングが施され
ることになる。
【0055】なお、各列の開口23の数を増やした場合
でも、各々の開口23から噴射するコーティング液滴D
の液滴径を小さくすることによって、同一のプリント箇
所にコーティング液滴Dが過剰に重なり合うこと無く、
均一な厚さのコーティングを行うことが可能となる。
【0056】また、図5(a)には、上記第2の開口位
置・配列状態の変形例が示されており、A列及びB列に
加えてC列を並列させると共に、各列の開口23をY方
向に沿って一定の開口間距離3Lで整列して形成する。
また、A列,B列及びC列の開口23は、Y方向に沿っ
て相対的に距離L(開口23の開口間距離3Lの1/3
の距離L)だけずらせている。そして、1回のコーティ
ング噴射によって、プリント媒体Pの同一のプリント箇
所には、図5(b)に示すように、コーティング液滴D
がまばらに且つ着滴径の拡がりが小さくなるように設定
する(第3の開口位置・配列状態)。
【0057】このような構成において、オンディマンド
コーティングヘッド6をX方向(図1(b)参照)に距
離2Lずつ移動する毎に、A列,B列及びC列の夫々の
開口23からコーティング液滴Dを噴射させる処理を繰
り返す。
【0058】具体的には、X方向への1回のコーティン
グ走査によって、コーティング幅Wの帯状のコーティン
グ済み領域を形成する。続いて、このコーティング済み
プリント媒体PをY方向に所定量だけ断続的に搬送す
る。そして、次のコーティング走査を行いコーティング
済み領域をつなぎ合わせることによって、コーティング
済み領域を拡大して行く。
【0059】このような構成によれば、図5(c)に示
すように、A列,B列及びC列の夫々異なる開口23か
ら噴射されたコーティング液滴Dは、XY方向のみなら
ずXY方向に対して傾斜した方向にも互いに重なり合い
且つ相互に補間し合って、プリント媒体Pの同一のプリ
ント箇所に着滴する。この結果、XY方向のみならずX
Y方向に対して傾斜した方向にもコーティング液滴Dの
付着濃淡が補間されるため、更に斑の無い均一な厚さの
コーティングが施されることになる。
【0060】更に、いずれかの開口23が詰まったり、
噴射方向のずれを生じた場合でも、他の開口23から噴
射したコーティング液滴Dが重複して着滴するようにな
っているため、全くコーティング液滴Dが着滴しない箇
所がが生じることは無い。
【0061】ところで、コーティング済みプリント媒体
PをY方向に所定量だけ断続的に搬送しながらコーティ
ング走査を行って、コーティング済み領域をつなぎ合わ
せて行く場合において、図6(a),(b)に示すよう
に、Y方向にプリント媒体Pを送り幅Wだけ搬送すべき
ところ、送り機構の動作不良によって、送り幅W+αの
搬送が行われたとする。
【0062】この場合、コーティング済み領域のコーテ
ィング液滴Dの着滴部分(先行コーティング)を丸形状
の実線で例示し、次のコーティング走査時における着滴
部分(後続コーティング)を丸形状の点線で例示する
と、先行コーティングと後続コーティングとの間の境界
部分には、コーティングが全く行われない空白部分が発
生してしまう。
【0063】そこで、本実施の形態では、図6(c),
(d)に示すように、複数の開口23を直線状に一定の
開口間距離2Lで整列したA列と、このA列と平行に、
複数の開口23を直線状に一定の開口間距離2Lで整列
したB列とを形成し、各列の開口23相互のY方向に沿
った位置を相対的に距離2Lだけずらす(第4の開口位
置・配列状態)。
【0064】このような構成によれば、Y方向にプリン
ト媒体Pを送り幅Wだけ搬送すべきところ、送り機構の
動作不良によって、送り幅W+αの搬送が行われた場合
であっても、図6(d)から明らかなように、先行コー
ティングの着滴部分(実線)と後続コーティングの着滴
部分(点線)との間の境界部分に、コーティング不良を
生じさせること無く、コーティング液滴Dを途切れ無く
付着させることが可能となる。
【0065】このように複数の開口23から成る噴射口
列(A列、B列)のY方向両端において開口23の数が
減少するように、噴射後列を相互にずらせて複数列配置
したオンディマンドコーティングヘッド6の他の実施の
形態としては、図5(a)に示した構成も含まれる。
【0066】なお、第4の開口位置・配列状態の変形例
として、図7に示すように、例えば3列の噴射口列を想
定した場合、各噴射口列のY方向へのずらせ方は、噴射
口列のY方向両端において開口23の数を減少させるこ
とができれば、任意に設定することが可能であり、上記
同様の作用効果を得ることができる。
【0067】また、図8(a),(b)には、第4の開
口位置・配列状態(図6(c),(d)参照)の変形例
が示されており、複数の噴射口列の少なくともいずれか
1つのY方向端部に更に開口を選択的に付加可能なオン
ディマンドコーティングヘッド6が示されている。
【0068】具体的には、白抜きした丸が第4の開口位
置・配列状態に一致した噴射口列を示し、これに対し
て、斜線を付した丸が本実施の形態で新たに付加した開
口23である(第5の開口位置・配列状態)。
【0069】図8(b)には、このような構成のオンデ
ィマンドコーティングヘッド6によってX方向への1回
のコーティング走査を行った際のコーティング液滴Dの
付着状態が示されている。なお、このコーティング走査
では、プリント媒体Pの送り幅をW+αとした場合を想
定している。
【0070】この場合、先行コーティングの着滴部分
(実線)と後続コーティングの着滴部分(点線)との間
の境界部分には、付加した開口23から噴射されたコー
ティング液滴Dが付着するため、この境界部分のコーテ
ィングの厚さが減少してしまうことが防止される。
【0071】なお、送り幅をWとした場合、追加した開
口23から噴射されたコーティング液滴Dによって、境
界部分には、比較的過剰にコーティング液が着滴するこ
とになるが、この着滴過剰部分は、コーティング領域全
体に対して極めて僅かな領域である。このため、着滴過
剰部分によって、コーティング領域全体の乾燥状態を阻
害するようなことは無い。
【0072】また、新たに付加する開口23は、1つに
限定されることは無く、例えば図8(c),(d)に示
すように、各噴射口列の端部に夫々新たな開口23を付
加しても上記同様の作用効果が得られる。この場合、新
たに付加する開口23の数としては、コーティング液滴
Dの送り斑をカバーできると共に、着滴過剰部分の乾燥
状態がコーティング領域全体の乾燥状態を阻害しない範
囲で、任意に設定することが可能である。
【0073】なお、本明細書中には、以下の発明が含ま
れる。 1. 複数の噴射口を配して成る噴射口列を複数本並列
させて構成したオンディマンドコーティングヘッドと、
このオンディマンドコーティングヘッドを媒体に沿って
相対的に移動させる移動制御機構と、前記媒体に対して
所定のコーティング処理を行う際に、前記複数の噴射口
から所定のコーティング液を噴射させる噴射制御機構と
を備えており、前記媒体に対する1回のコーティング処
理に際し、前記複数の噴射口から噴射したコーティング
液は、互いに重なり合って前記媒体の同一領域に着滴す
ることを特徴とするオンディマンドコーティング装置。 (構成)この発明は、本発明の全ての実施の形態が対応
する。 (作用効果)この発明によれば、1回のコーティング走
査によって、プリント媒体の同一のプリント箇所に、各
噴射口列の夫々異なる開口から噴射されたコーティング
液滴を互いに重なり合った状態で着滴させることができ
る。従って、通常のスプレーコーティングのように、複
数回の塗り重ねをした場合に予想される塗り斑の発生は
無く、且つ、累積的なコーティング走査時の送り精度を
確保する必要も無い。更に、いずれかの開口が詰まった
り、噴射方向のずれを生じた場合でも、他の開口から噴
射したコーティング液滴が重複して着滴するようになっ
ているため、全くコーティング液滴が着滴しない箇所が
が生じることは無い。 2. 前記複数の噴射口が前記オンディマンドコーティ
ングヘッドの移動方向に対して傾斜する方向に沿って配
列されるように、前記複数の噴射口列は、前記噴射口の
配列方向に沿って、互いにずらせて配置されていること
を特徴とする請求項1に記載のオンディマンドコーティ
ング装置。 (構成)この発明は、図4〜図8に示された実施の形態
が対応する。 (作用効果)この発明によれば、オンディマンドコーテ
ィングヘッドの移動方向X(図4参照)に対して所定の
傾斜角度で交差するように、各噴射口列の夫々の開口が
形成されている。このため、各噴射口列の夫々異なる開
口から噴射されたコーティング液滴は、移動方向Xに直
交する方向のみならずクロス方向にも互いに重なり合い
且つ相互に補間し合って、プリント媒体の同一のプリン
ト箇所に着滴する。この結果、コーティング液滴の付着
濃淡が補間されるため、更に斑の無い均一な厚さのコー
ティングが施されることになる。 3. 前記複数本の噴射口列の端部において前記噴射口
の数が減少するように、前記複数の噴射口列は、前記噴
射口の配列方向に沿って、互いにずらせて配置されてい
ることを特徴とする請求項1に記載のオンディマンドコ
ーティング装置。 (構成)この発明は、図4〜図8に示された実施の形態
が対応する。 (作用効果)この発明によれば、プリント媒体を送り幅
Wだけ搬送すべきところ、送り機構の動作不良によっ
て、送り幅W+αの搬送が行われた場合であっても、例
えば図6(d)から明らかなように、先行コーティング
の着滴部分(実線)と後続コーティングの着滴部分(点
線)との間の境界部分に、コーティング不良を生じさせ
ること無く、コーティング液滴を途切れ無く付着させる
ことが可能となる。 4. 前記複数本の噴射口列の端部には、他の開口が選
択的に付加させることが可能な請求項1に記載のオンデ
ィマンドコーティング装置。 (構成)この発明は、図8に示された実施の形態が対応
する。 (作用効果)この発明によれば、先行コーティングの着
滴部分(実線)と後続コーティングの着滴部分(点線)
との間の境界部分には、付加した開口から噴射されたコ
ーティング液滴が付着するため、この境界部分のコーテ
ィングの厚さが減少してしまうことが防止される。ま
た、追加した開口から噴射されたコーティング液滴によ
って、境界部分には、比較的過剰にコーティング液が着
滴することになるが、この着滴過剰部分は、コーティン
グ領域全体に対して極めて僅かな領域である。このた
め、着滴過剰部分によって、コーティング領域全体の乾
燥状態を阻害するようなことは無い。
【0074】
【発明の効果】本発明によれば、少量のコーティング液
を斑無く均一な厚さで付着させて、短時間に乾燥させる
ことが可能なオンディマンドコーティング装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の一実施の形態に係るオンデ
ィマンドコーティング装置の構成を示す図、(b)は、
同図(a)に示されたオンディマンドコーティング装置
の正面図。
【図2】(a)は、オンディマンドコーティングヘッド
の構成を示す図、(b)は、オンディマンドコーティン
グヘッドに設けられた多孔膜の構成を示す図。
【図3】(a)は、多孔膜に形成した開口の第1の開口
位置・配列状態を示す図、(b)は、コーティング液滴
の噴射状態を示す図、(c)は、コーティング液滴の着
滴状態を示す図。
【図4】多孔膜に形成した開口の第2の開口位置・配列
状態を示す図。
【図5】(a)は、多孔膜に形成した開口の第3の開口
位置・配列状態を示す図、(b)は、コーティング液滴
の噴射状態を示す図、(c)は、コーティング液滴の着
滴状態を示す図。
【図6】(a),(b)は、夫々、先行コーティングと
後続コーティングとの間の境界部分にコーティングが全
く行われない空白部分が発生した状態を示す図、(c)
は、多孔膜に形成した開口の第4の開口位置・配列状態
を示す図、(d)は、コーティング液滴の着滴状態を示
す図。
【図7】第4の開口位置・配列状態の変形例に係る開口
の位置・配列状態を示す図。
【図8】(a)は、多孔膜に形成した開口の第5の開口
位置・配列状態を示す図、(b)は、コーティング液滴
の着滴状態を示す図、(c),(d)は、夫々、第5の
開口位置・配列状態の変形例に係る開口の位置・配列状
態を示す図。
【図9】(a)は、従来のコーティング装置の構成を示
す図、(b)は、コーティング斑が生じている状態を示
す図。
【符号の説明】
23 開口 A,B 噴射口列

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の噴射口を配して成る噴射口列を複
    数本並列させて構成したオンディマンドコーティングヘ
    ッドと、 このオンディマンドコーティングヘッドを媒体に沿って
    相対的に移動させる移動制御機構と、 前記媒体に対して所定のコーティング処理を行う際に、
    前記複数の噴射口から所定のコーティング液を噴射させ
    る噴射制御機構とを備えており、 前記媒体に対する1回のコーティング処理に際し、前記
    複数の噴射口から噴射したコーティング液は、互いに重
    なり合って前記媒体の同一領域に着滴することを特徴と
    するオンディマンドコーティング装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の噴射口が前記オンディマンド
    コーティングヘッドの移動方向に対して傾斜する方向に
    沿って配列されるように、前記複数の噴射口列は、前記
    噴射口の配列方向に沿って、互いにずらせて配置されて
    いることを特徴とする請求項1に記載のオンディマンド
    コーティング装置。
  3. 【請求項3】 前記複数本の噴射口列の端部において前
    記噴射口の数が減少するように、前記複数の噴射口列
    は、前記噴射口の配列方向に沿って、互いにずらせて配
    置されていることを特徴とする請求項1に記載のオンデ
    ィマンドコーティング装置。
  4. 【請求項4】 前記複数本の噴射口列の端部には、他の
    開口が選択的に付加させることが可能な請求項1に記載
    のオンディマンドコーティング装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006224338A (ja) * 2005-02-15 2006-08-31 Toshiba Tec Corp インクジェットヘッド及び液体吐出装置
JP2014046479A (ja) * 2012-08-29 2014-03-17 Fujifilm Corp インクジェット記録方法、及び、印刷物
JP2014046481A (ja) * 2012-08-29 2014-03-17 Fujifilm Corp インクジェット記録方法、及び、印刷物
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US11491788B2 (en) 2019-06-26 2022-11-08 Abb Schweiz Ag Ink-jet coater and coating method

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