JPH11122470A - 画像処理装置及び方法及び記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置及び方法及び記憶媒体

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JPH11122470A
JPH11122470A JP9280343A JP28034397A JPH11122470A JP H11122470 A JPH11122470 A JP H11122470A JP 9280343 A JP9280343 A JP 9280343A JP 28034397 A JP28034397 A JP 28034397A JP H11122470 A JPH11122470 A JP H11122470A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力画像に対して、重要度の異なる複数の付
加情報を人間の目に識別しにくく付加する際に、これら
情報が付加された画像から重要度の高い付加情報を確実
に解読できる様な技術を提供することを目的とする。 【解決手段】 入力画像に対して、装置の製造元を表す
第1パターン及びその他の付加情報を表す第2パターン
から構成される単位ドットパターンを周期的に人間の目
に識別しにくく付加する付加手段と、該付加手段により
所定の付加情報が付加された画像を出力する出力手段を
有し、前記単位ドットパターンの各々において前記第1
パターンが複数個隣接して存在し、該複数個の第1パタ
ーンは同一の内容を表すことを特徴とする画像処理装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力画像に付加情
報を付加することの可能な画像処理装置及び方法及びこ
の方法を記憶した記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、カラープリンタやカラー複写機等
の画像記録装置は性能が向上することにより高画質な画
像を形成することができるようになってきている。この
ような状況下において紙幣などの有価証券と同様の画像
を形成することも可能になりつつあり、この様な行為を
抑止するための技術が知られている。
【0003】例えば、印字されるカラー画像と共にその
画像処理装置の機体番号を示すドットパターンを人間の
目に識別しにくく付加する様な付加方式が知られてい
る。
【0004】通常、このドットパターンは所定サイズを
有し、この所定サイズ内に複数のドットが配置されてい
る。付加情報はこの複数のドットの配置の仕方により表
現できる。また、このドットパターンは画面全体に周期
的に印字される。また、人間の目に識別しにくくするた
めにイエロー、マゼンダ、シアン、ブラックのプレーン
から構成されるカラー画像にドットパターンを付加する
場合には、イエローのプレーンにのみ付加される。
【0005】上述の付加を行うことにより、画像形成を
禁止されているはずの画像、或いは複写が禁止されてい
るはずの複写画像が出現した場合に、これら画像から付
加情報(機体番号)を解読し、これら画像を形成した装
置を特定することが可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
様に各種付加情報を画像に付加した後に形成された画像
から、上記付加情報を解読する際に、画像を形成する装
置の環境や画像の内容によっては、解読困難又は解読不
可能な部分が生じることがあった。よって、例えば上記
付加情報として重要度の異なる複数の付加情報が存在し
ている様な場合には、重要度の高い付加情報だけが解読
不可能になってしまうこともあった。
【0007】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
であり、入力画像に対して、重要度の異なる複数の付加
情報を人間の目に識別しにくく付加する際に、これら情
報が付加された画像から重要度の高い付加情報を確実に
解読できる様な技術を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに本発明の画像処理装置によれば、入力画像に対し
て、装置の製造元を表す第1パターン(本実施の形態で
は図14におけるメーカーIDを表す2つのサブブロッ
ク1401に相当する)及びその他の付加情報を表す第
2パターン(同じく図14における機体番号、画像処理
の種類、機種番号を表す6つのサブブロック1401に
相当する)から構成される単位ドットパターン(同じく
図2における領域201、或いは図14における2×4
個のサブブロックからなる領域に相当する)を周期的に
人間の目に識別しにくく付加する付加手段(同じく図8
の検査ドット付加処理部803に相当する)と、該付加
手段により所定の付加情報が付加された画像を出力する
出力手段(同じく図8のPWM処理部804に相当す
る)を有し、前記単位ドットパターンの各々において前
記第1パターンが複数個隣接して存在し(同じく図14
において、メーカーIDを表す2つのサブブロック14
01が隣接している場合に相当する)、該複数個の第1
パターンは同一の内容(同じくメーカーIDに相当す
る)を表すことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)本実施の形態では、カラー電子写
真技術を用いた画像記録装置について示す。しかしなが
ら、本発明はこれに限らず、インクジェット方式、熱転
写方式などの技術を用いた画像処理装置に適用すること
も可能である。
【0010】また本実施の形態において、入力される画
像データは、M(マゼンタ)、C(シアン)、Y(イエ
ロー)、BK(ブラック)の各色8ビットの多値画像デ
ータとし、これら多値画像データを面順次に入力するも
のとする。
【0011】また、本実施の形態の画像記録装置(レー
ザービームプリンタ)は600dpiの解像度を持ち、偽造追
跡するための付加情報を示すドットパターンはYのプレ
ーンのみに付加されるものとする。このようにすること
により人間の目に極力識別しにくくすることが可能とな
り、付加情報が付加されたカラー画像であっても、付加
情報を付加する前の元のカラー画像と同様にして用いる
ことが可能となる。なお、本発明は偽造追跡するための
付加情報を付加する場合に限らない。即ち、元の画像を
作成した著作者名、あるいはその画像の作品名等を付加
情報とする場合も本発明に含まれる。
【0012】図1は以下の実施の形態に用いる画像処理
装置の構成を示すものである。
【0013】1000は画像処理部であり、R、G、B
からなる多値画像データを外部機器或いは装置内部の別
の機器から順次入力し、この画像をM、C、Y、Kから
なる多値画像データに変換し、この多値画像データのY
成分に対してのみ後述する付加情報の付加を行った後、
各色の多値画像データをPWM処理により2値画像デー
タに変換した後、レーザ発光部1001に出力する。レ
ーザ発光部1001は入力された2値画像データに基づ
いて、後述するレーザビーム光Lを発光する。
【0014】帯電器101によって感光体ドラム100
が所定極性に均一に帯電され、レーザービーム光Lによ
る露光によって感光体ドラム100上に、例えば、マゼ
ンタの第一の潜像が形成される。次にこの場合にはマゼ
ンタの現像器Dmにのみ所要の現像バイアス電圧が印加
されてマゼンタの潜像が現像され、感光体ドラム100
上にマゼンタの第1のトナー像が形成される。
【0015】一方、所定のタイミングで転写紙Pが給紙
され、その先端が転写開始位置に達する直前に、トナー
と反対極性(例えば、プラス極性)の転写バイアス電圧
(+1.8KV)が転写ドラム102に印加され、上記
感光体ドラム100上の第1のトナー像が転写紙Pに転
写されると共に、転写紙Pが転写ドラム102の表面に
静電吸着される。その後感光体ドラム100はクリーナ
103によって残留するマゼンタトナーが除去され、次
の色の潜像形成および現像工程に備える。
【0016】次に、上記マゼンタの場合と同様に、前記
感光体ドラム100上にレーザービーム光Lによりシア
ンの第2の潜像が形成され、ついで、シアンの現像器D
cにより感光体ドラム100上の第2の潜像が現像され
てシアンの第2のトナー像が形成される。
【0017】そして、このシアンの第2のトナー像は、
先に転写紙Pに転写されたマゼンタの第1のトナー像の
位置に合わせられて転写紙Pに転写される。この2色目
のトナー像の転写においては、転写紙が転写部に達する
直前に転写ドラム102に+2.1KVのバイアス電圧
が印加される。
【0018】同様にして、イエロー、ブラックの第3、
第4の各潜像が感光体ドラム100上に順次形成され、
それぞれが現像器Dy、Dbによって順次現像され、転
写紙Pに先に転写されたトナー像と位置合わせされてイ
エロー、ブラックの第3、第4の各トナー像が順次転写
され、転写紙P上に4色のトナー像が重なったフルカラ
ー画像が形成されることになる。
【0019】次に、本実施の形態における画像処理装置
が付加する付加情報について述べる。
【0020】図2は、本実施の形態において画像処理装
置に入力された画像データが表す画像に対して付加情報
を付加した様子を示すものである。なお、上述した様に
本実施の形態では、付加情報はYのプレーンにのみに付
加情報(ドットパターン)を付加することとしているの
で、図2はY,M,C,Kのプレーンからなるカラー画
像のYのプレーンが示す画像について示している。
【0021】図中、網掛けで示される領域201は、本
実施の形態においてこのカラー画像(イエローのプレー
ン)に付加される付加情報を示すための単位領域であ
る。即ちこの単位領域内に1つのドットパターンが付加
されることになる。この単位領域201が図のようにカ
ラー画像中(イエローのプレーン)に周期的に存在して
いる。この様にすることにより、付加情報が付加された
後に最終的に形成されたカラー画像について、何れの領
域を参照しても付加情報を解析することができる。以
下、この単位領域201を検査ブロックと呼ぶ。
【0022】また、202に示される3つのドットは基
準マークと呼ばれ、各検査ブロック201の始まりの位
置及び主走査、副走査の方向を示す。更に基準マーク2
02には幾つかの情報を持たせるようにしているが、詳
細は後述する。
【0023】また、各検査ブロック201内には後述す
る複数の画素から構成される微少面積のドットが複数個
配置されており、この各ドットの配置方法により付加情
報を表すことができる。以下、このドットを検査ドット
と呼ぶ。
【0024】図3は、図2の検査ブロック201を詳細
に示した図である。
【0025】検査ブロック201内には、ガイドライン
301、302が縦、横に存在しており、縦方向(副走
査方向)のライン301を副走査ライン、横方向(主走
査方向)のライン302を主走査ラインと呼ぶ。本実施
の形態では主走査ライン、副走査ラインとも0、1…1
1まで存在する。
【0026】303に示される丸印は、検査ドットを配
置する可能性がある点であり、本実施の形態ではこれら
の点は、奇数番目の主走査ラインと偶数番目の副走査ラ
インの交点、及び偶数番目の主走査ラインと奇数番目の
副走査ラインの交点に存在する。
【0027】以下、この検査ドットが配置される可能性
がある各点を303とし、ドット配置点と呼ぶ。画像
(イエローのプレーン)に付加される付加情報は、各ド
ット配置点303に検査ドットが付加されるか否かで付
加情報を表現することができる。各ドット配置点303
は、主走査方向及び副走査方向に互いに距離2lだけ離
れて構成される。
【0028】図中、基準マーク202は3つのドットか
ら構成されており、各ドット配置点303の間隔(2
l)を規定することができる様に、主走査方向に伸びる
2ドットと副走査方向に伸びる2ドットは、各々距離l
だけ離れて構成されている。これにより隣接する互いの
ドット配置点303の距離2lが、いかなる値であって
も、付加情報(ドットパターン)を解読する際には基準
マークの距離lから算出することができる。なお、本実
施の形態では、主走査ライン間と副走査ライン間の距離
を同一として説明しているが、例えば主走査ライン0〜
11の各距離がlであり、副走査ライン0〜11の各距
離がl’の場合にも対応でき、この場合には基準マーク
202の副走査方向へ伸びる2ドット間の距離をl’に
変更すれば良い。
【0029】なお、本実施の形態では基準マーク202
を構成する3つのドットと各検査ドットの形状は同一と
する。
【0030】また、本実施の形態では、ある検査ブロッ
ク201に対応する基準マーク202と、隣接する検査
ブロック201に対応する基準マーク202の距離Lに
基づいて、各検査ブロック201のサイズを示すことが
できる。即ち、本実施の形態では検査ブロック201の
主走査方向、副走査方向のサイズは、L−2×lである
ことが分かる。
【0031】以上説明した様に、基準マーク202を解
読できさえすれば、検査ブロック201の形状を算出す
ることができる。
【0032】したがって、検査ブロック内の主走査、副
走査ライン数nは、 n=(L−2×l)/l+1 として算出できる。
【0033】なお、L、l、nの値は各装置を製造する
メーカー毎、各装置の機種毎に自由に設定が可能であ
り、検査ブロック201の大きさ、ドット密度、埋め込
む情報量の大きさに合わせて最適な設定を行うことが可
能である。よって、解読の際には基準マーク202を検
出し、L、lの距離を測定することにより主走査、副走
査ラインの位置、更にドット配置点の位置を特定するこ
とができ、付加情報を解読することが可能となる。
【0034】なお、本実施の形態では、基準マーク20
2の3つのドットの位置関係は、検査ブロック間には出
現しない様に制御されている。これにより、イエローの
プレーンから図3の様な複数ドットが解読された際に、
ドットの配置状況から比較的容易に基準マーク202を
断定することができる。
【0035】次に、各ドット配置点303が表現する情
報を説明する。
【0036】図3において、領域304は、メーカーI
D(メーカー名)を表すための領域であり、主走査ライ
ン0〜7、副走査ライン0〜4の領域は必ずこの情報を
表すために割り当てられる。
【0037】領域305は、機種名(プリンタの種類)
を表すための領域である。
【0038】その他の領域は各プリンタ固有の機体番
号、或いは付加される画像に関わる何らかの情報を表す
ための領域である。
【0039】なお上記3つの領域において、一部は上記
各情報を示すための点となり、他の一部はパリティビッ
トを付加するための点となる。
【0040】なお、本実施の形態ではドット配置点30
3が存在する主走査、副走査ライン数は共に12ライン
としているが、上述した様に基準マーク202に基づい
てこのライン数も断定できるので、各メーカー、機種毎
に自由に設定可能である。
【0041】次に、図4を用いて、本画像処理装置によ
り画像形成された画像に基づいて、この画像に付加され
た付加情報を解読する手順を説明すると共に、付加情報
の表現方法を説明する。
【0042】まず、検査ドットの解読は、例えば付加情
報の付加されたカラー画像をスキャナーで読み取り、Y
(イエロー)のプレーンの画像のみをホストコンピュー
タに抽出し、このホストコンピュータのモニタ上で検査
ドットの各位置を確認することによって行う。
【0043】まず、上述の基準マーク202を検出す
る。図4において、基準マーク202を形成する3つの
ドットの位置関係は、検査ブロック内には存在しないの
で、容易に基準マーク202を断定することができる。
【0044】次に、この基準マーク202を構成する3
つのドットの位置関係に基づいて、検査ブロックの主走
査、副走査方向を特定する。
【0045】更に、3つのドットの位置関係に基づい
て、ドット配置点303が存在する主走査ライン間の距
離l、及び副走査ライン間の距離lを測定する。
【0046】次にある基準マーク202と主走査方向、
及び副走査方向に隣接する基準マーク202との位置関
係に基づいて、距離Lを測定することにより検査ブロッ
ク201のサイズ(L−2×l)を特定する。
【0047】次に、n=(L−2×l)/l+1の関係
に基づいて、主走査方向、副走査方向検査ブロック20
1内のドット配置点の位置を特定する。
【0048】次に、このドット配置点におけるドットの
有無により対応する付加情報を割り出す。
【0049】以下、主走査ラインn上のドット配置点3
03を左から順にan0、an1、…、an5とし、検査ドッ
トが配置される場合を1、配置されない場合を0として
説明する。
【0050】まず、メーカーIDを表す領域304の解
析方法を説明する。なお、領域304内に存在するドッ
ト配置点は、a00、a01、a02、a03、〜a40、a41
42、a43であり、計20個のドット配置点である。
【0051】本実施の形態では、領域304内の主走査
ライン0上に存在するドット配置点であるa00、a01
02、a03の4つの点の内、1つの点のみが1(ドット
有り)になり、他の3点は0(ドット無し)になる様に
制御される。即ち、上記4点により2ビットの情報を表
す。
【0052】領域304内の主走査ライン1、2、3上
のドット配置点も同様の制御が行われており、領域30
4内の16個のドット配置点により8ビットの情報を表
すことができる。
【0053】なお、主走査ライン4上に存在するa40
41、a42、a43はパリティチェック用の点である。
【0054】図5は、領域304内の情報(メーカーI
D)に対するパリティチェックの方法を説明するための
図である。a00〜a43を図の様に並べ、a40、a41、a
42、a43が図の矢印方向にかけての偶数パリティとなる
ことを確認する。このパリティチェックでエラーが出た
場合には検査ドットの読み取りをやり直す。
【0055】一方、上記パリティチェックでエラーが出
なければa00、a01、a02、a03の値に応じて以下の2
ビット値に変換する。
【0056】 (a00010203) ( 0 001 ) → 00 ( 0 010 ) → 01 ( 0 100 ) → 10 ( 1 000 ) → 11
【0057】続いて、a10〜a13、a20〜a23、a30
33の順に、上述と同様の方法で2ビット値に変換して
ゆき、得られた2ビット値を左から順に並べることによ
り、8ビットのメーカーIDを得ることができる。
【0058】本実施の形態の図4に示した検査ドットの
配置状態の場合には メーカーID=0、1、0、1、1、1、0、0(2進
数)=92(10進数) となる。このメーカーIDはメーカー毎に固有の番号を
有しているので、No.92のメーカーが製造した複写
機、プリンタが上記画像を形成したと特定できる。
【0059】次に、機種番号を表す領域305の解析方
法を説明する。なお、領域305内に存在するドット配
置点は、a04、a05〜a44、a45であり、計10個のド
ット配置点である。
【0060】領域305内の主走査ライン0上のドット
配置点a04、a05の2点は、どちらか1つが1(ドット
有り)になり、他方は0(ドット無し)になる様に制御
される。よって、a04、a05のドットの有無により1ビ
ットの情報を表すことができる。
【0061】また、主走査ライン1、2、3上の点につ
いても同様に制御される。よって、以上の8個の点
04、a05〜a34、a35で4ビットの情報を表す。
【0062】また、主走査ライン4上のa44、a45はパ
リティチェック用の点である。
【0063】図6は、領域305内の情報(機種番号)
に対するパリティチェックの方法を説明するための図で
ある。a04〜a45を図の様に並べ、a44、a45が図の矢
印方向にかけての偶数パリティとなることを確認する。
このパリティチェックでエラーが出れた場合には、検査
ドットの読み取りをやり直す。
【0064】一方、上記パリティチェックでエラーが出
なければa04、a05の値に応じて以下の様に1ビット値
に変換する。 (a0405) ( 01) →0 ( 10) →1
【0065】続いて、a14〜a15、a24〜a25、a34
35の順に、上述と同様に変換し、得られた1ビット値
を左から順に並べることにより、4ビットの機種番号と
する。
【0066】本実施の形態の図4に示した検査ドットの
配置状態の場合には 機種番号=1、0、0、1(2進数)=9(10進数) となる。
【0067】次に、機体番号及びその他の情報を表す領
域の解析方法を説明する。
【0068】主走査ライン5上の6つの点a50〜a55
内、2つの点のみが1(ドット有り)になり、他の4点
は0(ドット無し)になる様に制御される。よって、上
記6点により15通りの情報を示すことができる。
【0069】主走査ライン6〜10上の点に対しても同
様の制御が行われる。よって、主走査ライン5〜10ま
でを用いて、156通りの情報を表すことになる。
【0070】なお、主走査ライン11上のa110〜a115
はパリティチェック用の点である。
【0071】図7は、この領域内の情報(機体番号及び
その他の情報)に対するパリティチェックの方法を説明
するための図である。a50〜a105を図の様に並べ、a
110〜a115が図の矢印方向にかけての偶数パリティとな
ることを確認する。このパリティチェックでエラーが出
た場合には検査ドットの読み取りをやり直す。
【0072】一方、上記パリティチェックでエラーが出
なければa50〜a55の値に応じて以下の様に15進数に
変換する。 (a505152535455) ( 00 001 1 ) → 0 ( 00 010 1 ) → 1 ( 00 011 0 ) → 2 ( 00 100 1 ) → 3 ( 00 101 0 ) → 4 ( 00 110 0 ) → 5 ( 01 000 1 ) → 6 ( 01 001 0 ) → 7 ( 01 010 0 ) → 8 ( 01 100 0 ) → 9 ( 10 000 1 ) → A ( 10 001 0 ) → B ( 10 010 0 ) → C ( 10 100 0 ) → D ( 11 000 0 ) → E
【0073】続いて、a60〜a65、a70〜a75、a80
85、a90〜a95、a100〜a105の順で、上述と同様に
変換し、得られた15進数を左から順に並べることによ
り、6桁の15進数を機体番号、及びその他の情報とす
る。なお、本装置を構成するメーカーが、上1桁の15
進数を画像処理モードを表すものとし、機体番号を下5
桁の15進数で表すこととすると、本実施の形態の図4
に示した検査ドットの配置状態の場合には 画像処理モード=0(15進数)=0(10進数) 機体番号=0、E、7、8、1(15進数)=4894
6(10進数) となる。
【0074】なお、上記機種番号、機体番号、その他の
情報は各メーカーが独自に設定する番号であり、各情報
量を増加させることも可能である。例えば、メーカーに
よって機体番号が足りない場合には、ドット配置点を増
やすために副走査ライン12、13等を追加することも
可能であり、こうすることにより機体番号を6桁、7桁
の15進数で表すことが可能となる。
【0075】なお、本実施の形態では検査ブロック20
1内のドット密度を極端に上下させないために、検査ブ
ロック201内の各領域の各主走査ライン上に存在する
検査ドット(ドット有り:1)の数を規定していた。即
ち、検査ブロック201内の各主走査ライン上に存在す
る検査ドットが2つになる様に調整していた。しかしな
がら、メーカーIDを表す領域305以外の領域におけ
るドットの配置については、各メーカーで自由に設定し
ても良い。ただし、その場合も主走査ライン4と検査ブ
ロックの最下端に位置する主走査ライン(本実施の形態
では主走査ライン11)はパリティチェック用の検査ド
ットの配置されるラインとし、パリティチェックの方法
も上記方法で規定する。
【0076】図8は、図1の画像処理部1000の内部
の概略図である。
【0077】図中、801はホストコンピュータ等の外
部機器、或いは装置内部の別の機器からRGBの多値カ
ラー画像データを面順次で入力する画像入力部である。
【0078】802は、画像入力部801から入力され
たRGBの多値カラー画像データに公知の色補正処理等
を行うと共に、MCYKの多値カラー画像データに変換
して面順次で後段に出力する画像処理部である。
【0079】803は、入力されたMCYKの多値カラ
ー画像データの内、Y成分に対してのみ上述した付加情
報(検査ドット)を付加する検査ドット付加処理部であ
る。なお、M、C、Kのプレーンに対しては検査ドット
を付加すること無くそのまま後段に出力する。
【0080】804は、面順次で入力されたMCYKの
多値カラー画像データをPWM処理により2値画像デー
タに変換し、上述したレーザ発光部1001に出力す
る。
【0081】図9は、図8の検査ドット付加処理部80
3の内部構成図である。
【0082】EEPROM901は、画像に付加するべ
き付加情報(メーカーID、機種番号、機体番号等)を
予め格納しておくものである。また、この付加情報(メ
ーカーID、機種番号、機体番号等)は画像処理装置の
電源を入れた時にCPU910内のレジスタ902へと
自動的にロードされる。
【0083】なお、レジスタ902には上述した付加情
報以外に固定値が入る固定ビットやパリティチェック用
のパリティビットも記憶される。
【0084】まず、画像記録装置がカラー画像をプリン
トする命令を受信すると、上述した付加情報は暗号化回
路905に入力されて暗号化される。
【0085】この暗号化された付加情報はパリティチェ
ック回路906に入力され、パリティと固定ビットのチ
ェックが行われる。ここでエラーが出た場合は付加情報
が改造されたと判断して、印字動作を強制的に停止する
制御を行う。
【0086】主走査カウンタ907は、画像データの主
走査方向のクロック信号PCLKに従ってカウント動作
を行い、パリティチェック906よりロードされるコー
ドに従って検査ドットを付加すべき位置でONを送出す
る。
【0087】副走査カウンタ908は、副走査方向のク
ロック信号BDに従ってカウント動作を行い、検査ドッ
トを付加すべき主走査ライン及び基準マーク202を付
加すべきラインでONを送出する。
【0088】検査ドット生成回路909は、CPU内の
ROM903に格納される検査ドット形状パラメータを
読み出す。更に検査ドット生成回路909は、検査ドッ
ト付加回路904にY(イエロー)のプレーンが入力さ
れる時にONとなる許可信号と、主走査カウンタ90
7、副走査カウンタ908の双方がONとなる許可信号
を入力することにより、検査ドットを付加する位置を決
定し、この位置に上記検査ドット形状パラメータが示す
形状の検査ドットを生成する。そして、この検査ドット
を付加する画像位置に対応する付加信号をONにして出
力する。なお、イエローのプレーンのそれ以外の画像位
置及び、M、C、Kのプレーンの画像位置に対応する付
加信号はOFFにして出力される。
【0089】検査ドット付加回路904は、入力される
多値画像データ(イエロー)に対して付加信号がOFF
ならばこの多値画像データをそのまま出力し、付加信号
がONならば検査ドットが付加された際の画素値に変換
してから出力する。これにより図4に示した様な付加情
報(基準マーク、及び検査ブロック内の各検査ドット)
を付加することができる。
【0090】なお、図9におけるCPU910は、検査
ドット付加回路904内のみを制御するためのものとし
て用意しても、画像処理部1000全体を制御するCP
Uを共有する様にしても良い。また、EEPROM90
1についても、画像処理部1000に関与する他の情報
も格納できる共通メモリを適用しても良い。
【0091】次に、付加情報を解読する際の動作手順を
図10のフローチャートにより説明する。
【0092】付加情報の解読処理が開始されると、まず
ステップS1で、カラー画像をスキャナーで読み取る。
なお、本実施の形態の付加情報はイエローのプレーンに
のみ付加されているので、イエローのプレーンのみを読
み取る。
【0093】次に基準マーク202を検出し(ステップ
S2)、基準マーク202を構成する3つのドットの位
置関係からドット間の距離lを断定する。また、検査ブ
ロック201の方向、及び検査ブロック201の開始位
置を特定する(ステップS3)。
【0094】次に主走査方向及び副走査方向に対して、
互いに隣接する基準マーク202を抽出し、互いの基準
マーク202間の距離Lを測定する(ステップS4)。
この時点で上述したドット配置点303が存在する主走
査、副走査ラインの数とドット配置点303が特定でき
るため、ドット配置点が特定される(ステップS5)。
【0095】次に上述したメーカーIDを表す領域30
4の検査を行い(ステップS6)、上述の図5のパリテ
ィチェックを行い(ステップS7)、エラーであればメ
ーカーID領域の検査(ステップS6)からやり直す。
一方、エラーが出なければメーカーIDを取得する(ス
テップS8)。
【0096】次に上述した機種番号を表す領域305の
検査を行い(ステップS9)、上述の図6のパリティチ
ェックを行い(ステップS10)、エラーであれば機種
番号領域の検査(ステップS9)からやり直す。一方、
エラーが出なければ機種番号を取得する(ステップS1
1)。
【0097】次に上述した機体番号及びその他の情報を
表す領域の検査を行い(ステップS12)、上述の図7
のパリティチェックを行い(ステップS13)、エラー
であれば上記領域の検査(ステップS12)をやり直
す。一方、エラーが出なければ機体番号及びその他の情
報を取得する(ステップS14)。
【0098】以上のステップにより付加情報の解読を行
うことができる。
【0099】なお、本実施の形態では上述の様に各メー
カーとも検査ドットの配置の方法は各メーカー毎に同一
であると想定して説明したので、図10の様に一連のス
テップで解読することができた。しかしながら、検査ブ
ロック201内の主走査ライン(図4の主走査ライン5
〜11に相当)上に配置する検査ドットの数がメーカー
毎に異なる様な場合には、上記一連のステップで解読す
る(ステップS10及びS13において付加情報を得
る)ことができない。この場合には、ステップS10及
びS13において機種番号、機体番号等のパリティチェ
ックのみを行うこととし、ステップS7で得られたメー
カーID(メーカー)に対応する機種番号、機体番号等
の解読モジュールを連動して起動させれば良い。
【0100】また、本実施の形態では基準マーク202
内の3つのドット間の距離lに基づいて、ドット配置点
303の互いの距離2lを表したが、基準マーク202
内の3つのドットの配置を解析することによって、ドッ
ト配置点303の互いの距離、ドット配置点303が存
在する主走査、副走査ラインの数を特定するようにして
も良い。例えば、ドット配置点303の主走査方向、副
走査方向への互いの距離を、3つのドットの主走査方
向、副走査方向への距離をlを用いて、3l+αとして
も良い。
【0101】図11に、ドット配置点303に配置され
る検査ドットの形状の例を示す。各検査ドットは4×4
画素から構成されている。
【0102】図中(a)における各検査ドットの中心部
には元の画像(イエローのプレーンのみ)を最高濃度F
Fに変換された領域が存在し、その両端には最低濃度0
0に変換された領域が存在する。(a)の場合には中心
部とその両端の濃度差が大きいことから容易に検査ドッ
トの存在を認識させることができる。
【0103】また、図中(b)における各検査ドットの
中心部には元の画像(イエローのプレーンのみ)を+α
だけ濃度変換された領域が存在し、その両端には−αだ
け濃度変換された領域が存在する。(b)の場合には中
心部とその両端の濃度差が(a)ほど大きくないので、
検査ドットの認識確率が下がるという問題があるが、元
の画像(イエローのプレーン)に対して実質的に濃度保
存されるという利点がある。よって、イエローのプレー
ンだけ見ても画質の劣化が少なくなる。
【0104】以上の実施の形態によれば、入力画像に対
して付加情報を人間の目に識別しにくく付加できると共
に、付加方法に関する情報も人間の目に識別しにくく付
加する様にしたので、解読側において、確実に付加情報
を解読できる。
【0105】特に、複数メーカーの各装置が付加情報を
付加したあらゆる画像から付加情報を解読する必要があ
る場合において、図4の検査ブロック201の形状がメ
ーカー毎に異なる場合には、基準マークにこの形状を特
定できる情報を付加する様にしたので、解読側において
確実に検査ブロック201の形状を断定でき、付加情報
を確実に解読することが可能になる。
【0106】(第2の実施の形態)上述の実施の形態で
はパリティチェック用の検査ドットの配置点(図3にお
ける主走査ライン4と副走査ライン1、3、5、7との
交点)に検査ドットが2つ〜4つ並んで付加されてしま
う場合がある。この場合には、これら検査ドットの存在
が目立つ可能性がある。
【0107】本実施の形態では、検査ブロック内の検査
ドットが付加される密度をなるべく上昇させない様に検
査ドットの配置を制御するものである。なお、装置構成
は第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略す
る。
【0108】図12及び図13に本実施の形態の検査ド
ットの配置例を示す。
【0109】本実施の形態では、図12の様にパリティ
チェック用の検査ドットの配置点は設けない。メーカー
ID領域304は、主走査ライン0〜3、副走査ライン
0〜7までであり、領域304内には16個のドット配
置点が存在する。主走査ラインn上のan0〜an3(n=
0、1、2、3)の4つの点の内、1つの点のみが1
(ドット有り)になり、他の3点は0(ドット無し)に
なる様に制御される。
【0110】更に、副走査方向に対してはa0n〜a
3n(n=0、1、2、3)の4つの点の内、1(ドット
有り)になるドット数は必ず偶数個になる様に制御され
る。
【0111】以上の様にドット配置方法を制御すること
により、メーカーID領域304は40通りの情報を表
すことができ、領域304に付加されたドットから最大
40社のメーカーを識別することが可能である。
【0112】解読時にはa0n〜a3n(n=0、1、2、
3)の和が偶数となることを確認する。これは、上述の
実施の形態におけるパリティチェックと全く同じ作業で
ある。
【0113】また、解読の際の検査ドット判別の誤り率
をpとすると メーカーIDの誤検出率 ≦ 約18×p4×(1―p)
12 となり、誤検出の確率は非常に低いことが分かる。
【0114】次に、機種番号を表す領域305のドット
の配置制御について述べる。領域305内に存在するド
ット配置点はa04、a05〜a34、a35であり、計8個で
ある。
【0115】領域305内の主走査ラインn上のドット
配置点an4、an5(n=0、1、2、3)の2点は、ど
ちらか1つが1(ドット有り)になり、他方は0(ドッ
ト無し)になる様に制御される。また、副走査方向に対
してはa0n〜a3n(n=4、5)の4つの点の内、1
(ドット有り)になるドット数は偶数個になるように制
御される。
【0116】以上の様にドット配置方法を制御すること
により、機種番号領域304は8通りの情報を表すこと
ができ、8機種の識別が可能である。解読時にはa0n
3n(n=4、5)の和が偶数となることを確認する。
【0117】また、機種番号の誤検出率は 機種番号の誤検出率 = 約6×p4×(1―p)4 となる。
【0118】次に機体番号及びその他の情報を表す領域
のドット配置制御について述べる。
【0119】主走査ラインn上の6つのドット配置点a
n0〜an5(n=4〜11)の内、2つの点のみが1(ド
ット有り)になり、他の4点は0(ドット無し)になる
様に制御される。また、副走査方向に対してはan4〜a
n11(n=0〜5)の8つの点の内、1(ドット有り)
になるドット数は偶数個になるように制御される。
【0120】以上の様にドット配置方法を制御すること
により、この領域ではメーカーの必要な情報を表すこと
ができる。
【0121】解読時にはan4〜an11(n=0〜5)の
和が偶数となることを確認する。
【0122】また、この領域の誤検出率は 誤検出率 ≦ 約224×p4×(1―p)44 となる。
【0123】以上の実施の形態によれば、メーカーI
D、機種番号、各装置固有の番号等の内容に関わらず、
検査ブロック内に検査ドットが付加される密度を一定に
することができるので、上記検査ドットが目立つ様なこ
ともなく、解読時の誤検出の確率も減らすことが可能と
なる。
【0124】なお、第2の実施の形態ではパリティチェ
ック用のドットを付加しないことにより最終的な形成画
像の画質を良好にする様にしたが、本発明はこれに限ら
ず、パリティチェック用のドットの個数をなるべく減少
させる様にドットの配置方法を制御するだけでも良い。
【0125】即ち、領域304について言えば、図3の
様にパリティチェック用のドットを配置するべき点a5n
(n=0〜3)は確保しつつ、この4つの配置点の全て
にパリティチェック用のドット付加されない様なドット
配置(a5nの0〜3個にドットが付加される様な配置)
をa00〜a04、a10〜a14、a20〜a24、a30〜a34
対して行っても良い。こうすることにより、少なくとも
パリティチェック用のドットを配置するべき点a5n(n
=0〜3)に4つのドットが並ぶことが無いので、画質
を良好に保つことが可能である。
【0126】同様に、パリティチェック用のドットを配
置するべき点a5n(n=0〜3)に2つ以上或いは3つ
以上付加されない様に制御(a5nに0〜1個又は0〜2
個のドットが付加される様な制御)することも可能であ
る。上記第2の実施の形態では、上記点a5n(n=0〜
3)に1つ以上付加されない様に制御(a5nに0個のド
ットが付加される様な制御)したので、この配置点a5n
(n=0〜3)自体を無くしたものである。
【0127】なお、上記ドット配置方法の制御は、図9
のEEPROM901に格納しておくデータ自体を予め
制限しておくようにしても良いが、CPU910が上述
したドット配置しか実行されない様に、このEEPRO
M901に格納されたデータの解釈の方法を変えて読み
出す様にしても良い。また、暗号化回路905における
暗号化の時点で実行する様にしても良い。
【0128】(第3の実施の形態)本発明の他の実施の
形態について述べる。なお、装置構成は第1の実施の形
態と同様であるので、説明を省略する。
【0129】本実施の形態では、メーカーID、機種番
号、機体番号の全ての付加情報が少なくとも1つは埋め
込まれる単位領域(図2では領域201に相当する)内
に、最も重要であるメーカーIDを複数個配置する様に
したものである。
【0130】図14は本実施の形態の検査ブロックの例
である。
【0131】本実施の形態では図のように5本の主走査
ラインと8本の副走査ラインが形成する領域1401を
1つのブロックの単位とし、これをサブブロックと呼
ぶ。本実施の形態では、単位領域(図2では領域201
に相当する)内に8つのサブブロックがある場合につい
て説明する。1つの各サブブロック1401の詳細を図
15に示す。
【0132】図15のサブブロック1401内には16
個のドット配置点が存在し、上の主走査ラインから順に a00010203101112132021222330313233 とする。
【0133】サブブロック内のドットはan0〜an3
4つの点の内、1つの点のみが1(ドット有り)にな
り、他の3点は0(ドット無し)になる様に制御され
る。
【0134】更に、副走査方向に対してはa0n〜a
3n(n=0、1、2、3)の4つの点の内、1(ドット
有り)になるドット数は必ず偶数個になる様に制御され
る。
【0135】以上の様にドット配置方法を制御すること
により、サブブロック1401は40通りの情報を表す
ことができる。
【0136】解読時にはa0n〜a3n(n=0、1、2、
3)の和が偶数となることを確認する。これは、第1の
実施の形態におけるパリティチェックと全く同じ作業で
ある。さらにコード化の方法としては、例えばこの40
通りのパターンに順に数字を割り振って40進数の1桁
を表すようにすればよい。
【0137】本実施の形態では図14のように検査ブロ
ックは2×4個のサブブロックで構成される。
【0138】このうち最も基準マークに近いサブブロッ
クはメーカーIDを表す。また、その右隣に位置するサ
ブブロックも同じ内容、即ちメーカーIDを表すことと
する。従って最も上の列に位置する2つのサブブロック
は同じドット配置となる。これは検査ドットを解読する
際に最も重要な情報であるメーカーIDを2ヶ所で表す
ことにより、どちらかのサブブロックの解読が困難な場
合でも他方のサブブロックを解読することで、メーカー
IDの解読の信頼性を上げるためである。
【0139】なお、本発明は図14の様に主走査方向に
複数のメーカーID(本実施の形態では2つ)を並べる
様にしているが、メーカーIDを複数のサブブロックで
表す場合であれば、種々の状況に応じてどの様に変形し
ても良い。
【0140】例えば、例えば検査ブロックの左上隅と右
下隅というように離して配置しても良い。また、メーカ
ーIDの信頼性を上げるためにメーカーIDのサブブロ
ックを3つあるいは4つ配置しても良い。また、斜め方
向に隣接する様にメーカーIDを複数並べても良い。ま
た、副走査方向に複数のメーカーIDを並べる様にして
も良い。
【0141】次にその他のサブブロックが示す情報につ
いて説明する。その他の2×3個のサブブロックは各々
独立した情報を表すこととする。例えば2列目の左のサ
ブブロックは機種番号、右のサブブロックは画像処理の
種類を示すコードを表す。3、4列目の4つのサブブロ
ックは順にプリンタ固有の機体番号の4桁(40進数)
を表す。
【0142】このように種々の付加情報が少なくとも1
つ現れる1単位の領域(検査ブロック)内を、複数のサ
ブブロックに分割し、これらサブブロック毎に独立した
情報を表すことにより、解読の際に検査ブロックが部分
的にしか認識できない場合でも、認識可能な部分だけで
ある程度の情報を得ることができる。
【0143】例えば図14で検査ブロックの左半分のみ
しか解読できなかった場合でも、メーカーID、機種番
号、機体番号の最も上位の桁と3番目の桁を解読でき、
出力に使用された装置をある程度絞り込むことが可能で
ある。さらに本方式ではサブブロック毎にパリティチェ
ックの機能を持たせているので解読の信頼性を高めるこ
とが可能である。
【0144】以上、本実施の形態では、メーカーID=
40通り、機種番号=40通り、画像処理番号=40通
り、機体番号=404通りを表すことができる。
【0145】また、このサブブロックの数は主走査方向
2ブロックは固定であるが、副走査方向はメーカーや機
種によって異なっていてもよく、副走査方向に1ブロッ
ク単位で増減が可能である。
【0146】なお、上記第1、第2、第3の実施の形態
で説明した各ドットの配列は、パリティチェックを実行
する際にグループ(例えば図5で言えば、a00〜a30
いはa01〜a31等)内のドットの有無(1/0)の和が
偶数(偶数パリティ)になっている様に制御されていた
が、本発明はこれに限らない。即ち、パリティチェック
を実行する際にグループ内のドットの有無(1/0)の
和が奇数(奇数パリティ)になっている様に各ドットの
配列を制御する様にしても良い。上記偶数パリティを使
用するか奇数パリティを使用するかは、図2の領域20
1のサイズ、或いは付加情報をして付加したいデータ量
等に応じて、画質を劣化させない様に適宜決定すれば良
い。また、図5に示すメーカーIDのパリティビットは
奇数パリティとし、図6、図7に示す機種番号、機体番
号及びその他の情報のパリティビットは偶数パリティと
いう様に、1つの単位領域201内で偶数パリティと奇
数パリティを選択的に使用しても良い。
【0147】(変形例)なお、本発明は、複数の機器
(例えばホストコンピュータ、インタフェース機器、リ
ーダ、プリンタ等)から構成されるシステムの1部とし
て適用しても、1つの機器(たとえば複写機、ファクシ
ミリ装置)からなる装置の1部に適用しても良い。
【0148】また、本発明は上記実施の形態を実現する
ための装置及び方法のみに限定されるものではなく、上
記システム又は装置内のコンピュータ(CPUあるいはMP
U)に、上記実施の形態を実現するためのソフトウエア
のプログラムコードを供給し、このプログラムコードに
従って上記システムあるいは装置のコンピュータが上記
各種デバイスを動作させることにより上記実施の形態を
実現する場合も本発明の範疇に含まれる。
【0149】またこの場合、前記ソフトウエアのプログ
ラムコード自体が上記実施の形態の機能を実現すること
になり、そのプログラムコード自体、及びそのプログラ
ムコードをコンピュータに供給するための手段、具体的
には上記プログラムコードを格納した記憶媒体は本発明
の範疇に含まれる。
【0150】この様なプログラムコードを格納する記憶
媒体としては、例えばフロッピーディスク、ハードディ
スク、光ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、磁気テー
プ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることがで
きる。
【0151】また、上記コンピュータが、供給されたプ
ログラムコードのみに従って各種デバイスを制御するこ
とにより、上記実施の形態の機能が実現される場合だけ
ではなく、上記プログラムコードがコンピュータ上で稼
働しているOS(オペレーティングシステム)、あるいは他
のアプリケーションソフト等と共同して上記実施の形態
が実現される場合にもかかるプログラムコードは本発明
の範疇に含まれる。
【0152】更に、この供給されたプログラムコード
が、コンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接
続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された
後、そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡
張ボードや機能格納ユニットに備わるCPU等が実際の処
理の一部または全部を行い、その処理によって上記実施
の形態が実現される場合も本発明の範疇に含まれる。
【0153】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、入
力画像に対して付加される1つの単位ドットパターン内
において、図14の様に、重要な付加情報を示すパター
ンを複数個隣接して配置する様にしたので、これら付加
情報が付加された画像から重要度の高い付加情報(例え
ばメーカーID)を確実に解読することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に用いられる画像処理装置を示す
【図2】検査ブロックと基準マークの配置図
【図3】検査ブロックの構成を詳細に説明するための図
【図4】検査ブロックにおいて検査ドットの付加する一
例を示す図
【図5】メーカーIDのパリティビットを説明するため
の図
【図6】機種番号のパリティビットを説明するための図
【図7】機体番号のパリティビットを説明するための図
【図8】画像処理部1000の内部構成図
【図9】検査ドット付加処理部のブロック図
【図10】付加情報付加後の画像から付加情報を解読す
る手順を示すフローチャート
【図11】検査ドットの形状の例を示す図
【図12】第2の実施の形態における検査ブロックの構
成を示す図
【図13】第2の実施の形態において実際に検査ドット
が付加された様子を示す図
【図14】第3の実施の形態における検査ブロックの構
成を示す図
【図15】第3の実施の形態においてサブブロックの構
成を示す図
【符号の説明】
100 感光ドラム 101 帯電器 102 転写ドラム 103 クリーナ 1000 画像処理部

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力画像に対して、装置の製造元を表す
    第1パターン及びその他の付加情報を表す第2パターン
    から構成される単位ドットパターンを周期的に人間の目
    に識別しにくく付加する付加手段と、 該付加手段により所定の付加情報が付加された画像を出
    力する出力手段を有し、 前記単位ドットパターンの各々において前記第1パター
    ンが複数個隣接して存在し、該複数個の第1パターンは
    同一の内容を表すことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記単位ドットパターンの各々に存在す
    る複数個の第1のパターンは、主走査方向に隣接するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記単位ドットパターンの各々に存在す
    る複数個の第1のパターンは、副走査方向に隣接するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記単位ドットパターンの各々に存在す
    る複数個の第1のパターンは、主走査、副走査方向とは
    異なる方向に隣接することを特徴とする請求項1に記載
    の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記入力画像は複数色のプレーンから構
    成されるカラー画像であり、前記付加手段は前記複数色
    のプレーンの内の一部のプレーンに対してのみ前記単位
    ドットパターン及び基準パターンを付加することを特徴
    とする請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記単位ドットパターンを構成するドッ
    トの各々は、複数画素から構成されることを特徴とする
    請求項1に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記単位ドットパターンを構成するドッ
    トの1つが前記付加手段により付加されることにより、
    前記入力画像の一部は最高濃度に変調され、前記入力画
    像の一部は最低濃度に変調されることを特徴とする請求
    項1に記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記単位ドットパターンを構成するドッ
    トの1つが前記付加手段により付加されることにより、
    前記入力画像の一部は+αだけ濃度変調され、前記入力
    画像の一部は−αだけ濃度変調されることを特徴とする
    請求項1に記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記付加手段は、前記単位ドットパター
    ンの各々に対して、該単位ドットパターンが前記入力画
    像中に付加される位置を示す基準パターンを更に付加す
    ることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記付加手段は、前記入力画像上の単
    位ドットパターンの位置を示す基準パターンを、該単位
    ドットパターン毎に付加することを特徴とする請求項1
    に記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 前記基準パターンを構成するドットの
    1つが前記付加手段により付加されることにより、前記
    入力画像の一部は最高濃度に変調され、前記入力画像の
    一部は最低濃度に変調されることを特徴とする請求項1
    0に記載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 前記基準パターンを構成するドットの
    1つが前記付加手段により付加されることにより、前記
    入力画像の一部は+αだけ濃度変調され、前記入力画像
    の一部は−αだけ濃度変調されることを特徴とする請求
    項10に記載の画像処理装置。
  13. 【請求項13】 前記基準パターンは、前記単位ドット
    パターンが存在する領域とは別の領域に付加されること
    を特徴とする請求項10に記載の画像処理装置。
  14. 【請求項14】 前記その他の情報には、前記画像処理
    装置の機種を特定する情報、或いは前記画像処理装置の
    機体番号、或いは前記画像処理装置が行う画像処理の種
    類を特定する情報を含むことを特徴とする請求項1に記
    載の画像処理装置。
  15. 【請求項15】 前記単位ドットパターン内には、前記
    基準パターンと同一形状のパターンが含まれないことを
    特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
  16. 【請求項16】 更に、前記出力手段から出力された画
    像を可視画像として印刷する印刷手段を有することを特
    徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  17. 【請求項17】 前記入力画像は多値画像であることを
    特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  18. 【請求項18】 入力画像に対して、装置の製造元を表
    す第1パターン及びその他の付加情報を表す第2パター
    ンから構成される単位ドットパターンを周期的に人間の
    目に識別しにくく付加する付加ステップと、 該付加ステップにおいて所定の付加情報が付加された画
    像を出力する出力ステップを有し、 前記単位ドットパターンの各々において前記第1パター
    ンが複数個隣接して存在し、該複数個の第1パターンは
    同一の内容を表すことを特徴とする画像処理方法。
  19. 【請求項19】 入力画像に対して、装置の製造元を表
    す第1パターン及びその他の付加情報を表す第2パター
    ンから構成される単位ドットパターンを周期的に人間の
    目に識別しにくく付加する付加ステップと、 該付加ステップにおいて所定の付加情報が付加された画
    像を出力する出力ステップを有し、 前記単位ドットパターンの各々において前記第1パター
    ンが複数個隣接して存在し、該複数個の第1パターンは
    同一の内容を表すことを特徴とする画像処理プログラム
    をコンピュータから読み出し可能な状態に記憶した記憶
    媒体。
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