JPH11122425A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH11122425A
JPH11122425A JP9285194A JP28519497A JPH11122425A JP H11122425 A JPH11122425 A JP H11122425A JP 9285194 A JP9285194 A JP 9285194A JP 28519497 A JP28519497 A JP 28519497A JP H11122425 A JPH11122425 A JP H11122425A
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JP9285194A
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Shinichi Arita
信一 有田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 両面原稿と透過原稿との両方を簡単な構成で
読取ることができるようにする。 【解決手段】 光源3による第1の照明手段と、ミラー
4A、5A、レンズ7A、光電変換素子8Aから成る第
1の読取ユニット13Aと、光源9による第2の照明手
段と、第1の読取手段と同一構成の第2の読取ユニット
13Bとを設け、原稿1が透過原稿のときはその原稿1
を上面に濃淡パターンを有するつき当て用部材12につ
き当てて載置する。光源9、反射板10は破線の位置に
あり、光源9の光は上記濃淡パターンで反射され、その
反射光が第2の読取ユニット13Bで読取られることで
透過原稿であることが判別される。次に光源9、反射板
10が実線の位置に回動され、光源9の光が拡散板11
を通って第1の読取ユニット13Aで読取られる。両面
原稿のときは、原稿の表面と裏面が光源3、9でそれぞ
れ照明され、第1、第2の読取ユニット13A、13B
で読取られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は両面反射原稿及び透
過原稿の画像情報を読取る画像読取装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のフラットベットタイプのイ
メージスキャナやデジタル複写機等で用いられる画像読
取装置を示すもので、原稿台ガラス102上に置かれた
反射原稿101を反射原稿用ランプ103及び反射板1
04により照明し、その反射光をミラー105及びハの
字状ミラー106を介して結像レンズ107により受光
素子108へ投影するように構成されている。これによ
り主走査方向の1ラインの画像情報を取得することがで
きる。また副走査方向の画像を形成するために、反射原
稿用ランプ103、反射板104、ミラー105が一体
となって副走査方向に走査し、さらにハの字状ミラー1
06が上記走査速度の2分の1の速度で同一方向に走査
することにより、原稿101から受光素子108までの
光路長を一定に保ったまま原稿全面の画像情報を取得す
るように構成されている。
【0003】次に紙の両面に渡って原稿が存在する(以
下、両面原稿と称す)場合は、図7のように、両面原稿
101を挟んで上記構成と略対称な構成を有する原稿裏
面読取ユニット109を設置し、上記走査と同様の走査
を行うか、もしくは図8のように、棒状光源もしくは複
数のLEDより成る光源110、ロッドレンズアレイ1
11、センサアレイ112、コンタクトガラス113に
より成る密着型原稿裏面読取ユニット114を両面原稿
101の上面に設置し、同じく副走査方向へ走査させる
ことにより、原稿の上面の画像情報を取得する構成が用
いられる。
【0004】また、フィルムやOHPなどの透過原稿の
画像読取りを行う場合は、図9のように、透過原稿用ラ
ンプ115、反射板116、拡散板117よりなる透過
原稿ユニット118を原稿台ガラス102上に置かれた
透過原稿101の上に設置する構成が用いられる。
【0005】次に上記構成による透過原稿読取りのプロ
セスを説明する。まず反射原稿用ランプ103を消灯さ
せた状態で透過原稿用ランプ115を点灯する。その直
接光と反射板116による反射光とが良好に透過原稿1
01を照射するよう拡散板117に上記光を入射する。
ここで拡散板117に入射する光は、透過原稿用ランプ
115自身の持つムラや反射板116の取り付け誤差等
によるムラを元来有するが、その透過光は拡散板117
により拡散され、透過原稿101をムラなく均一に照明
することになる。次に透過原稿用ランプ115、反射板
116が副走査方向にミラー105と一体の走査を行う
ことにより、反射原稿読取り時と同様にして透過原稿全
面の画像情報を取得することができる。
【0006】次に従来のシートフェドタイプのイメージ
スキャナの構成を図10乃至図12を用いて説明する。
図10において、101は反射原稿、110は棒状光源
もしくは複数のLEDより成る反射原稿照明用光源、1
11はロッドレンズアレイ、112はセンサアレイ、1
13はコンタクトガラス、119は原稿搬送用ローラ、
120は筺体である。
【0007】まず反射原稿照明用光源110により原稿
101を照明し、その反射光をロッドレンズアレイ11
1によりセンサアレイ112に略等倍結像させ、主走査
方向の1ラインの画像を取得する。副走査方向において
は、原稿101に押圧されている原稿搬送用ローラ11
9を回転させることにより、原稿101を図中左右方向
に搬送させ、相対的に原稿の読取り領域を移動させるこ
とにより画像を形成する。
【0008】原稿裏面読取りの場合は、図11に示すよ
うに、フラットベットタイプと同様に両面原稿101を
挟んで略対称に原稿裏面読取ユニット121を配置す
る。このとき原稿搬送用ローラ119は原稿101にお
ける有効読取領域以外の場所に押圧されているので、原
稿両面とも画像のケラレは生じない構成となっている。
【0009】次にフィルム等の透過原稿読取りの場合
は、図12に示すように、透過原稿照明用光源122、
反射板123、透過原稿101と透過原稿照明用光源1
22の間に配置されて原稿101の押さえ板を兼用する
拡散板124から成る透過原稿読取ユニット125を原
稿101の上方に配置する。
【0010】透過原稿読取りのプロセスは、まず反射原
稿照明用光源110を消灯させた状態で透過原稿照明用
光源122を点灯させる。次に拡散板124には光源1
22からの直接光、及び非照明領域を効率良く照明する
ために適当な位置に配置された反射板123からの反射
光が入射する。この時拡散板124に入射する光は、透
過原稿照明用光源122自身の持つムラや反射板123
の取り付け誤差等によるムラを元来有するが、その透過
光は拡散板124により拡散され、透過原稿101をム
ラなく均一に照明することになる。
【0011】次にこの照明光が原稿を透過し、反射原稿
読取り側に位置するセンサアレイ112にロッドレンズ
アレイ111を用いて略等倍結像させる。さらにこの状
態において、原稿搬送用ローラ119を回転させること
により、原稿101を図中左右方向に搬送させ、相対的
に原稿の読取り領域を移動させることにより画像を形成
する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、通常のイメージスキャナやデジタル複写機の場
合、原稿の押さえ板の位置において、原稿裏面読取りと
透過原稿読取りとの場合に応じてそれぞれ原稿裏面読取
ユニットと透過原稿読取ユニットとを取り替える必要が
あり、非常に面倒であるという問題があった。また、こ
れらのユニットは本体側と略同等な構成を有するため、
コストが本体とそれほど差が無いものとなり、ユニット
自身が高価に成ってしまうという問題があった。
【0013】そこで本発明の目的は、原稿裏面読取ユニ
ットと透過原稿読取ユニットとの単一化を簡単な構成で
実現し、かつ双方の読取りにおいて良好な画像を取得す
ることである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明においては、原稿
の第1の面を照明する第1の照明手段と、上記第1の面
からの反射光に基づいてこの第1の面の原稿画像を読取
る第1の読取手段と、上記原稿の第2の面を照明する第
2の照明手段と、上記第2の面からの反射光に基づいて
この第1の面の原稿画像を読取る第2の読取手段と、上
記原稿が透過原稿であるときは、上記第1の照明手段に
より上記透過原稿を照明し、その透過光に基づいて上記
第2の読取手段により読取りを行うように制御する制御
手段とを備える。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1〜第3の実施
の形態について図面と共に説明する。図1は本発明の第
1の実施の形態として、フラットベットタイプの画像読
取装置における読取ユニットを示している。図1におい
て、実線は透過原稿読取りモード状態を示し、破線は原
稿裏面読取モード状態を示している。図1において、1
は原稿、2は原稿台ガラス、3は棒状光源、4A、4B
は第1ミラー、5A、5Bはハの字状ミラー、6は反射
原稿つき当て用部材、7A、7Bは投影レンズ、8A、
8Bは光電変換素子、9は原稿裏面兼透過原稿照明用光
源(第1の照明手段)、10は反射板、11は拡散板、
12は透過原稿つき当て用部材、13Aは図中において
原稿1の上側の原稿台ガラス2より上方の各部材により
構成される原稿裏面兼透過原稿読取ユニット(第1の読
取手段)である。また、13Bは原稿1の下側の原稿台
ガラス2より下方の各部材により構成される原稿表面読
取ユニット(第2の読取手段)である。
【0016】図2は本実施の形態による透過原稿つき当
て用部材12の上面を示すもので、図示のように濃淡の
パターンを有している。尚、図2の主走査方向は図1の
紙面に垂直な方向であり、副走査方向は図1の左右方向
である。
【0017】次に動作について説明する。原稿1が透過
原稿の場合は、まず透過原稿1を原稿台ガラス2に置
き、透過原稿つき当て用部材12の端部につき当てる。
次に透過原稿1の上に原稿裏面兼透過原稿読取ユニット
13Aを設置する。この状態においては原稿裏面兼透過
原稿照明用光源9及び反射板10は破線で示されるよう
に配置されている。次に原稿裏面兼透過原稿照明用光源
9を点灯し、破線で示す光路で透過原稿つき当て用部材
12の濃淡のパターンの反射光を原稿裏面兼透過原稿読
取ユニット13A側で読み取る。ここで読み取った画像
データと本体側のCPUであらかじめメモリされた透過
原稿つき当て用部材12の濃淡のパターンを比較照合す
ることにより、この原稿が透過原稿1であることを判別
した後、原稿裏面兼透過原稿照明用光源9及び反射板1
0を紙面矢印aの方向に実線で示す位置まで回転させ
る。
【0018】次に原稿裏面兼透過原稿照明用光源9の点
灯による直接光と反射板10によるその反射光とで拡散
板11を照明する。ここで拡散板11は透過原稿読取り
モードの場合のみ照明光束中に挿入されるように配置し
てある。また拡散板11に入射する光束は、原稿裏面兼
透過原稿照明用光源9自身による主走査方向のムラと反
射板10の取り付け誤差による副走査方向のムラを有す
るが、拡散板11により透過光は拡散され、均一に透過
原稿1を照明することができる。そして透過原稿1を透
過した光束は本体側の第1ミラー4B、ハの字状ミラー
5Bを介して投影レンズ7Bにより光電変換素子8Bに
投影される。さらに本体側の棒状光源3、第1ミラー4
B、原稿裏面兼透過原稿照明用光源9、反射板10、拡
散板11を紙面左右方向に走査させ、かつその走査速度
の2分の1の速度で本体側ハの字状ミラー5Bを追従さ
せることにより透過原稿1のエリア画像を取り込む。
【0019】次に原稿1が両面原稿である場合は、ユー
ザがその原稿1を透過原稿つき当て用部材12の上面を
越えて反射原稿つき当て用部材6につき当てることによ
り、透過原稿つき当て用部材12の濃淡のパターンが隠
れるためにその読み込みができず、この結果反射原稿で
あると判別し、原稿裏面兼透過原稿照明用光源9及び反
射板10を破線の位置のままにしておき、破線の光路で
原稿裏面読取りを開始する。この時は原稿裏面兼透過原
稿読取ユニット13Aと原稿表面読取ユニット13Bの
双方で通常の反射原稿読取り時と同等な走査を行い、各
々原稿の両面のエリア画像を読み込む。
【0020】図3は本発明の第2の実施の形態を示す図
であり、シートフェドタイプの画像読取装置における読
取ユニットを示している。図3において破線は両面原稿
読取りモードを示すものである。図3において、11は
拡散板、14A、14Bはコンタクトガラス、15A、
15Bはロッドレンズアレイ、16A、16Bはセンサ
アレイ、17はLED光源、18は原稿裏面兼透過原稿
照明用LED光源、19は原稿、20Aは図中において
両面原稿19の上方に位置する各部材により成る原稿裏
面兼透過原稿読取ユニットである。また、20Bは両面
原稿19の下方に位置する各部材により成る原稿表面読
取ユニットである。
【0021】まず原稿19を本体側コンタクトガラス1
4Bと原稿裏面兼透過原稿読取ユニット20Aのコンタ
クトガラス14Aにより形成される原稿搬送路に通す。
この状態においては原稿裏面兼透過原稿照明用LED光
源18及び拡散板11は破線で示されるように配置され
ている。さらに原稿裏面兼透過原稿照明用LED光源1
8を点灯し、かつ本体側LED光源17を消灯させ、破
線の光路で原稿先端部を照明し、その透過光を本体側ロ
ッドレンズアレイ15Bを介して本体側センサアレイ1
6Bにより検知する。
【0022】次に検知した透過光の信号出力をCPUで
あらかじめメモリされているネガベースフィルム信号出
力と比較し、その値より小さいと認識することにより原
稿が両面原稿であると判別し、原稿裏面兼透過原稿照明
用LED光源18及び拡散板11を矢印b、c方向に移
動させて実線で示す位置に移動させる。次に原稿裏面兼
透過原稿読取ユニット20A側と原稿表面読取ユニット
20B側の双方においてそれぞれ本体側LED光源17
と原稿裏面兼透過原稿照明用LED光源18を点灯さ
せ、従来と同様の走査を行うことにより原稿両面のエリ
ア画像を読み込む。
【0023】次に原稿が透過原稿である場合は、上述の
判別方法により原稿が透過原稿であると判断し、原稿裏
面兼透過原稿照明用LED光源18及び拡散板11は破
線の位置を維持する。さらに原稿裏面兼透過原稿照明用
LED光源18を点灯、かつ本体側LED光源17を消
灯させた状態で拡散板11を照明する。ここで拡散板1
1に入射する光束は、原稿裏面兼透過原稿照明用LED
光源18が離散的に発光点を有する光源であるため主走
査方向のムラを有するが、拡散板11により透過光は拡
散され、均一に透過原稿19を照明することができる。
そして透過原稿19の透過光を本体側ロッドレンズアレ
イ15Bを介して本体側センサアレイ16Bに投影し、
さらに走査させることで透過原稿19のエリア画像を読
み込む。
【0024】図4は本発明の第3の実施の形態を示す図
であり、シートフェドタイプの画像読取装置における別
の実施形態の読取ユニットを示すものである。本構成
は、原稿判別の際に原稿裏面兼透過原稿読取ユニット2
1A側において反射光を用いる点と、原稿19に対して
原稿裏面兼透過原稿照明用LED光源18が斜め方向か
ら照明することにより、原稿裏面読取りモードと透過原
稿読取りモードとで照明方向を変えず、透過原稿読取り
モードの時に拡散板11を光路中へ挿入するだけで済む
点が第2の実施の形態の構成と異なる。
【0025】図5は、以上に説明した読取ユニットを備
えた画像読取装置310をパーソナルコンピュータ33
0に接続してシステム化した構成例である。312は画
像読取装置310全体を制御するCPU(制御手段)、
300は前述した光源及び光電変換素子等により構成さ
れ、原稿の画像を画像信号に変換する読取ユニット、3
16は読取ユニット300から出力されるアナログ画像
信号にゲイン調整等のアナログ処理を施すアナログ信号
処理回路である。
【0026】また、318はアナログ信号処理回路31
6の出力をデジタル信号に変換するA/D変換器、32
0はメモリ322を使用してA/D変換器318の出力
データにシェーディング補正処理、ガンマ変換処理及び
変倍処理等の画像処理を施す画像処理回路、324は画
像処理回路320により画像処理されたデジタル画像デ
ータを外部に出力するインターフェースである。インタ
ーフェース324は、例えば、SCSI又はBi−Ce
ntronics等のパーソナルコンピュータで標準的
に採用される規格に従っており、パーソナルコンピュー
タ330に接続される。
【0027】パーソナルコンピュータ330には、外部
記憶装置又は補助記憶装置332として、光磁気ディス
クドライブやフロッピーディスクドライブなどが装備さ
れる。334はパーソナルコンピュータ330上での作
業を表示するディスプレイ、333はパーソナルコンピ
ュータにコマンド等を入力するためのマウス/キーボー
ドである。また、335はパーソナルコンピュータと画
像読取装置との間でデータ、コマンド、画像読取装置の
状態情報の授受を行うインターフェースである。
【0028】パーソナルコンピュータ330は、マウス
/キーボード333より画像読取装置に原稿読取の指示
を入力出来るようになっている。マウス/キーボード3
33により原稿読取の指示が入力されると、CPU33
6はインターフェース335を介して画像読取装置に対
して読取コマンドを送信する。そして、パーソナルコン
ピュータ330は、ROM337に格納されている読取
制御プログラム情報に従って、読取制御を行う。なお、
この読取プログラムは、補助記憶装置332に装填され
る光磁気ディスクやフロッピーディスク等の記憶媒体に
記憶したものをパソコン330内に読み込むことにより
CPU336が実行するようにしてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、フラットベットタイプ、シートフェドタイプの
イメージスキャナまたはデジタル複写機を問わず、従来
別ユニットであった原稿裏面読取ユニットと透過原稿読
取ユニットとを簡単な構成で単一ユニット化でき、大変
経済的である。また、単一ユニット化が実現したことに
より、作業スペースの大幅なダウンサイジングを図るこ
とができる。また、一方の照明手段及び読取手段を用い
ることにより、透過原稿を読取ることができる。
【0030】また、請求項2の発明によれば、所定のパ
ターンの読取出力を得、その値を例えばあらかじめCP
Uにメモリされている所定の値と比較照合することによ
り、原稿が反射原稿であるか透過原稿であるかを自動的
に判別することができる。また、この構成によってユー
ザは両面原稿と透過原稿の読取りを行う際にのみ第2の
読取手段としての原稿裏面読取ユニットを設置して読取
りを開始するだけで、自動的に原稿裏面読取りと透過原
稿読取りの双方の読取りモードを判別し、所望の画像を
得ることができ便利である。また、特にフラットベット
タイプの画像読取装置に用いて有効である。
【0031】請求項3の発明によれば、初期設定時に、
例えば通常画像情報が存在することの無い原稿端部の透
過光を読取り、その値を例えばあらかじめCPUにメモ
リされている反射原稿のベースやOHP、ポジ、ネガフ
ィルムのベースフィルム等の透過光の閾値と比較照合す
ることにより、原稿が反射原稿であるか透過原稿である
かを自動的に判別することができる。また、この構成に
よってユーザは両面原稿と透過原稿の読取りを行う際に
のみ原稿裏面読取ユニットを設置して読取りを開始する
だけで、自動的に原稿裏面読取りと透過原稿読取りの双
方の読取りモードを判別し、所望の画像を得ることがで
き便利である。また、特にシートフェドタイプの画像読
取装置に用いて有効である。
【0032】請求項4の発明によれば、初期設定時に、
例えば通常画像情報が存在することの無い原稿端部から
の反射光を読取り、その値を例えばあらかじめCPUに
メモリされている反射原稿のベースやOHP、ポジ、ネ
ガフィルムのベースフィルム等の反射光の閾値と比較照
合することにより、原稿が反射原稿であるか透過原稿で
あるかを自動的に判別することができる。またさらに、
ユーザは両面原稿と透過原稿の読取りを行う際にのみ原
稿裏面読取ユニットを設置して読取りを開始するだけ
で、自動的に原稿裏面読取りと透過原稿読取りの双方の
読取りモードを判別し、所望の画像を得ることができ便
利である。
【0033】請求項5の発明によれば、原稿裏面読取り
時と透過原稿読取り時ではそれぞれ原稿の読取り領域が
副走査方向に異なる位置にあるので、照明光の指向性を
変えることにより、双方の読取りモードにおいて原稿を
効率良く照明することができ、ひいては読取り画像の高
画質化を図ることができる。
【0034】請求項6の発明によれば、原稿裏面読取り
時と透過原稿読取り時ではそれぞれ原稿の読取り領域が
副走査方向に異なる位置にあるので、原稿を直接照明す
る光束以外の光束を原稿の非照明領域に対して反射する
反射手段を設けてこの反射手段の取り付け角度を変える
ことにより、双方の読取りモードにおいて原稿を効率良
く照明することができ、ひいては読取り画像の高画質化
を図ることができる。
【0035】請求項7の発明によれば、特に透過原稿読
取り時に透過拡散手段を第2の照明手段と透過原稿の非
照明領域との間に配置することにより、透過原稿読取り
時に問題となる原稿面上に入射する光源の照明光の主走
査方向のムラや反射部材の取り付け誤差によるムラを均
一化することができ、ひいては読取り画像の高画質化を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す構成図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施の形態による透過原稿つき
当て用部材の濃淡のパターンを示す構成図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示す構成図であ
る。
【図4】本発明の第3の実施の形態を示す構成図であ
る。
【図5】画像読取装置のコンピュータシステムの構成例
を示すブロック図である。
【図6】従来の画像読取装置の一例を示す構成図であ
る。
【図7】従来の画像読取装置の他の例を示す構成図であ
る。
【図8】従来の画像読取装置の他の例を示す構成図であ
る。
【図9】従来の画像読取装置の他の例を示す構成図であ
る。
【図10】従来の画像読取装置の他の例を示す構成図で
ある。
【図11】従来の画像読取装置の他の例を示す構成図で
ある。
【図12】従来の画像読取装置の他の例を示す構成図で
ある。
【符号の説明】 1 原稿 3 棒状光源 4A、4B 第1ミラー 5A、5B ハの字状ミラー 7A、7B 投影レンズ 8A、8B 光電変換素子 9 原稿裏面兼透過原稿照明用光源 10 反射板 11 拡散板 12 透過原稿つき当て用部材 13A 原稿裏面兼透過原稿読取ユニット 14A、14B コンタクトガラス 15A、15B ロッドレンズアレイ 16A、16B センサアレイ 17 LED光源 18 原稿裏面兼透過原稿照明用LED光源 19 原稿 20A 原稿裏面兼透過原稿読取ユニット 21A 原稿裏面兼透過原稿読取ユニット

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の第1の面を照明する第1の照明手
    段と、 上記第1の面からの反射光に基づいてこの第1の面の原
    稿画像を読取る第1の読取手段と、 上記原稿の第2の面を照明する第2の照明手段と、 上記第2の面からの反射光に基づいてこの第2の面の原
    稿画像を読取る第2の読取手段と、 上記原稿が透過原稿であるときは、上記第1の照明手段
    により上記透過原稿を照明し、その透過光に基づいて上
    記第2の読取手段により読取りを行うように制御する制
    御手段とを備えたことを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 上記原稿が反射原稿であるか上記透過原
    稿であるかを判別するための所定のパターンが設けられ
    上記第1及び/又は第2の照明手段により照明される判
    別手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の画像読
    取装置。
  3. 【請求項3】 上記第1又は第2の照明手段により上記
    原稿を照明し、その透過光に基づいて上記第2又は第1
    の読取手段により読取りを行い、その読取出力に基づい
    て上記原稿が反射原稿であるか透過原稿であるかを判別
    することを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 上記第1又は第2の照明手段により上記
    原稿を照明し、その反射光に基づいて上記第1又は第2
    の読取手段により読取りを行い、その読取出力に基づい
    て上記原稿が反射原稿であるか透過原稿であるかを判別
    することを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  5. 【請求項5】 上記原稿の上記第2の面の読取り時と上
    記透過原稿の読取り時とで上記第2の照明手段の照明方
    向を変更する方向変更手段を設けたことを特徴とする請
    求項1記載の画像読取装置。
  6. 【請求項6】 上記第2の照明手段の照明光に指向性を
    持たせる反射手段と、上記原稿の上記第2の面の読取り
    時と上記透過原稿の読取り時とで上記反射手段の位置を
    変更する位置変更手段を設けたことを特徴とする請求項
    1記載の画像読取装置。
  7. 【請求項7】 上記第2の照明手段の照明光を透過拡散
    させる透過拡散手段を設けると共に、上記原稿の上記第
    2の面の読取り時には、上記透過拡散手段を上記第2の
    照明手段と上記第2の面の非照明領域との間に存在しな
    いように移動させ、上記透過原稿の読取り時には、上記
    透過拡散手段を上記第2の照明手段と上記透過原稿の非
    照明領域との間に配置するように成す移動手段を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
JP9285194A 1997-10-17 1997-10-17 画像読取装置 Pending JPH11122425A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1385328A1 (en) * 2002-07-22 2004-01-28 Eastman Kodak Company A method and apparatus for transparency scanning with a duplex reflective scanner

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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