JPH11122332A - 携帯型情報処理装置 - Google Patents

携帯型情報処理装置

Info

Publication number
JPH11122332A
JPH11122332A JP9276919A JP27691997A JPH11122332A JP H11122332 A JPH11122332 A JP H11122332A JP 9276919 A JP9276919 A JP 9276919A JP 27691997 A JP27691997 A JP 27691997A JP H11122332 A JPH11122332 A JP H11122332A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
communication terminal
hinge
cover panel
flexible printed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9276919A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Miyazaki
秀一 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP9276919A priority Critical patent/JPH11122332A/ja
Publication of JPH11122332A publication Critical patent/JPH11122332A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒンジをリンク機構にすることにより、ヒン
ジを小型化し、組立易くする。 【解決手段】 カバーパネル101を本体100に対し
て開いた状態にすると、ヒンジカバー307は、カバー
パネル101に押されて下方に移動する。このとき、ヒ
ンジカバー307と軸cにより連結されたクランクアー
ム401は軸dを中心に回動し、本体100とヒンジカ
バー307との間隔が広がる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型情報処理装
置に関し、特に、筐体と上蓋をリンク機構を介して接続
することにより、上蓋の内部基板と筐体の内部基板を接
続するフレキシブルプリント基板の耐久性を向上させる
ようにした携帯型情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話やノート型パーソナルコンピュ
ータは、図18に示すように本体501と上蓋502か
ら構成されている。本体501と上蓋502は、ヒンジ
503により連結されており、上蓋502は本体501
に対して、ヒンジ503の軸を中心として回動する。上
蓋502は、本体501の保護機能だけでなく、他の機
能(例えばノート型パーソナルコンピュータの場合、デ
ィスプレイ機能)が備えられており、本体501と上蓋
502のそれぞれの内部基板501A,502Aは、フ
レキシブルプリント基板407で接続されている。図1
8はノート型パーソナルコンピュータの多くに採用され
ているヒンジの一構成例であり、図18(A)はヒンジ5
03の正面図を示し、図18(B)はヒンジ503の断面
図を示している。この例においてフレキシブルプリント
基板407は、外部に露出されることなく、ヒンジ50
3内で一回転されている。
【0003】図19は他の一例であり、図19(A)はヒ
ンジ504の正面図を示し、図19(B)はヒンジ504
の断面図を示している。この例においてフレキシブルプ
リント基板407は、本体501に空けられた穴から一
旦外部に引き出され、上蓋502に接続されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図18に示した例の場
合、ヒンジ503内でフレキシブルプリント基板407
を1回転させているため、上蓋502を開閉する毎にフ
レキシブルプリント基板407に力が加わり、その耐久
性が低下するとともに、ヒンジ503の組立が困難にな
り、ヒンジ503の形状が大型化する課題があった。
【0005】また、図19に示した例の場合、フレキシ
ブルプリント基板407は、外部に露出されるため、美
観が悪くなるだけでなく、外部から、ペンなどにより損
傷を受け易く、特に携帯用の装置には適用し難い課題が
あった。
【0006】さらに、図1に示した例の場合、フレキシ
ブルプリント基板407の長さが制限されるため、上蓋
502を本体501に対して180度に開くことができ
ない課題があった。
【0007】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、ヒンジをリンク機構で構成することによ
り、ヒンジの規模を小型化し、フレキシブルプリント基
板の耐久性を向上させるものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の携帯型
情報処理装置は、上蓋が、筐体に対して、リンク機構を
介して回動自在に接続されていることを特徴とする。
【0009】請求項1に記載の携帯型情報処理装置にお
いては、リンク機構が、上蓋を筐体に対して回動自在に
接続する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明を適用した携帯無線通信端
末1について説明する。図1乃至図9は、携帯無線通信
端末1の外観の構成例を示している。この携帯無線通信
端末1は、PHS電話機能、ファクシミリ通信および電子
メール通信機能、並びに情報提供サービスを受けるデー
タ通信機能を備える複合端末の構成を有するものであ
る。
【0011】この携帯無線通信端末1は、端末本体10
0(筐体)に対して開閉自在なカバーパネル101(上
蓋)を備え、このカバーパネル101を閉じた状態(図
1乃至図7)では、PHS(Parsonal Handy-phone System)
電話端末として動作する電話モードになり、カバーパネ
ル101を開いた状態(図8と図9)では、ファクシミ
リ通信機能、電子メール通信機能、または情報提供サー
ビス受信機能を得ることができるデータ通信モードにな
る。このモード切り換えのために、カバーパネル101
の開閉を検知するスイッチSW(図11)が設けられて
いる。
【0012】カバーパネル101の表側には、電話用
(ダイヤル用)のテンキー102と、サブLCD(Liquid C
rystal Display)105Sとが設けられている。また、
カバーパネル101のテンキー102の近傍には、発呼
動作を開始するとき、または、電話を保留するとき操作
されるボタン301と、通話を終了するとき操作される
ボタン302が配置されている。さらに、カバーパネル
101には、LCD窓104と、スピーカ100SPが配
置されている。
【0013】携帯無線通信端末1は、ボタン306を操
作して、本体100に対するロックを解除して、カバー
パネル101を開けた状態のときに露出する本体100
側の面(本体100のカバーパネル101の裏面と対向
する面)に、大型のメインLCD105Mを備え、このメ
インLCD105Mの表示面に、通信文、機能一覧メニュ
ー、受信ファクシミリリスト、受信電子メールリストな
どを表示することができる。
【0014】カバーパネル101を閉じた状態では、例
えば透明プラスチック板などからなるLCD窓104を介
してメインLCD105Mの表示面が臨めるようになされ
ている。例えば、携帯無線通信端末1から電話を掛ける
発呼時には、メインLCD105MのLCD表示窓104から
臨める部分だけに、入力した相手先の電話番号などの表
示が行われる。
【0015】すなわち、この携帯無線通信端末1は、カ
バーパネル101が閉じられているときには、電話モー
ドとされる。そして、待ち受け状態にあるときには、図
10(A)に示すように、メインLCD105Mは消灯状
態となり、何も表示されない。この時、サブLCD105
Sには、図10(A)に示すように、携帯無線通信端末
1の状態などを通知するためのマーク201乃至207
のうちの所定のものを表示することができるようになさ
れている。
【0016】また、携帯無線通信端末1が電話モードと
された後、例えば、この携帯無線通信端末1から電話を
掛ける発呼時には、図10(B)に示すように、電話用
のテンキー102を操作して入力した相手先の電話番号
が、メインLCD105MのLCD表示窓104から臨める部
分だけに表示される。もちろん、着信時において、この
携帯無線通信端末1に対して電話を掛けてきた発呼元の
電話番号をメインLCD105MのLCD表示窓104から臨
める部分だけに表示するようにすることもできる。ま
た、この場合にも、サブLCD105Sには、携帯無線通
信端末1の状態などを通知するためのマーク201乃至
207のうちの所定のものが表示される。
【0017】なお、図10(A)と(B)に示したサブ
LCD105Sに表示されるマーク201乃至207は、
以下のような内容を通知するものである。すなわち、マ
ーク201は、無線基地局からの電波の電界強度を示す
ものであり、マーク202は、携帯無線通信端末1が電
話モードになっていることを示すものである。マーク2
03は、携帯無線通信端末1が電話モードになっている
が、無線基地局からの電波が届かないところにいること
を示すものであり、マーク204は、バッテリの残量を
示すものである。また、マーク205は、この携帯無線
通信端末1に対するファクシミリ情報の着信があったこ
とを通知するものであり、マーク206は、この携帯無
線通信端末1に対する電子メールの着信があったことを
通知するものである。マーク207は、この携帯無線通
信端末1がバイブレーション・着信モードになっている
ことを示すものである。
【0018】また、このようなサブLCD105Sに表示
されるマークは、カバーパネル101を開けた状態のと
きには、メインLCD105Mに表示される。この場合、
サブLCD105Sは、カバーパネル101が開かれるこ
とにより、ユーザにとっては見にくくなるため、サブLC
D105Sは消灯状態となるように制御されて、何も表
示されない。
【0019】なお、このようにカバーパネル101を開
いたとき、メインLCD105Mに表示される携帯無線通
信端末1の状態を示すマークは、カバーパネル101を
閉じた状態のときにサブLCD105Sがある位置に一致
するメインLCD105M上の位置に表示される。あるい
はまた、メインLCD105Mの左上端部や右下端部など
の特定の位置に、携帯無線通信端末1の状態を示すマー
クを表示するようにしてもよい。
【0020】このように、この携帯無線通信端末1は、
電話モードとされている場合であって、待ち受け状態に
あるときには、メインLCD105Mを消灯状態にするこ
とによって、無駄に電力を消費することがないようにな
されている。
【0021】この携帯無線通信端末1においては、メイ
ンLCD105Mの表面には透明のタッチパネル106が
貼付されており、カバーパネル101の裏側に、図8お
よび図9に示すように、取り外し自在に取り付けられて
いるペン107によるタッチ操作や、手書き文字入力を
受け付ける機能を備えるようにしている。
【0022】本体100の左側面のほぼ中央には、電源
をオンまたはオフするとき操作される電源スイッチ30
3が配置され、その上方と下方には、テンキー102な
どからの入力を禁止するとき操作されるホールドボタン
304と、イヤホンマイクを接続するための接続口30
5がそれぞれ設けられている。ヒンジカバー307は、
カバーパネル101を本体100に対して開閉動作させ
るとき、本体100とカバーパネル101との間に接続
されているフレキシブルプリント基板が露出するのを防
止している。本体100の上端面には、PHS用のアンテ
ナ103が設けられている。
【0023】本体100の下方であって、カバーパネル
101に被われていない部分には、回動キーと押しボタ
ンキーとの2つの機能を併せ持つジョグダイヤルキー1
09とマイクロホン100MCが設けられている。ジョ
グダイヤルキー109は、回動キーとして、図9におい
て左右方向に(メインLCD105Mの短い辺と平行な方
向に)回動操作したとき、例えばメニューなどにおける
項目選択動作を行ったり、受信している画像情報をスク
ロールすることができる。また、ジョグダイヤルキー1
09を押しボタンキーとして押圧操作したときには、選
択された項目が決定されたものとされる。あるいはま
た、電話モードにおいて、予め登録されている電話番号
リストを表示させるときにも、ジョグダイヤルキー10
9が押圧操作される。
【0024】カバーパネル101の裏側には、複数個の
キー108が配置されている。このうちのキー108A
は、ブラウザモードを設定するとき操作され、キー10
8Bは、ファクシミリモードを設定するとき操作され、
キー108Cは、メールモードを設定するとき操作され
る。また、キー108Dは、所定の機能を設定するとき
操作される。キー108Eは、メモモードを設定すると
き操作され、キー108Fは、電話帳モードを設定する
とき操作される。キー108Gは、共通サーバ装置2に
対して接続するとき操作され、キー108Hは、いまま
で受信していないメールを一括して受信するとき操作さ
れる。
【0025】図11は、携帯無線通信端末1の内部の構
成例を示している。この携帯無線通信端末1は、大きく
分けて、通信機能部110と、制御部120とから構成
されている。
【0026】通信機能部110は、アンテナ103、R
F処理部112、送受信データ処理部113、マイクロ
ホンアンプ114、スピーカアンプ115、マイクロホ
ン100MC、およびスピーカ100SPから構成され
ている。
【0027】制御部120は、マイクロコンピュータに
より構成されており、CPUよりなるシステムコントロー
ル部121、ROM122、DRAM123、および書き換え
可能な不揮発性メモリとしてのフラッシュメモリ124
を備えている。
【0028】システムコントロール部121には、カバ
ーパネル101の開閉に応じてオン・オフするスイッチ
SWが接続されており、システムコントロール部121
は、このスイッチSWのオン・オフにより、カバーパネ
ル101が閉状態か、開状態かを検知し、カバーパネル
101が閉状態のときには、電話モードを設定し、携帯
無線通信端末1をPHS電話用端末として機能させる。ま
た、カバーパネル101が開状態のときには、キー10
8の操作に対応して携帯無線通信端末1をファクシミリ
通信やメール通信用端末として機能させる。
【0029】システムコントロール部121にはまた、
テンキー102のキースイッチ群や、カバーパネル10
1の裏側に設けられたキー108のスイッチ群の状態を
示す情報が入力されるようになされており、システムコ
ントロール部121は、ユーザによりキー操作がなされ
たとき、それがテンキー102やキー108のいずれで
あるかを検知し、その検知したキーに応じた処理を実行
する。
【0030】また、システムコントロール部121は、
LCDドライバ125を制御し、ROM122のプログラムお
よび表示データを用いて、メインLCD105Mに所定の
表示画像を表示させる。システムコントロール部121
はまた、LCDドライバ128を制御し、携帯無線通信端
末1の状態などを示すマークをサブLCD105Sに表示
させる。
【0031】また、システムコントロール部121に
は、ユーザへの、電話の着信通知や、ファクシミリおよ
びメールの着信通知などのためのブザー127やLED
(発光ダイオード)126が接続されている。
【0032】ROM122には、共通サーバ装置2との接
続のためのシーケンスを制御するプログラムや、PHS電
話通信のための制御プログラム、ファクシミリ送信のた
めの制御プログラム、メール送信のための制御プログラ
ム、ファクシミリデータやメールデータを受信するため
の制御プログラムなどの携帯無線通信端末1での通信の
ために最低限必要な通信アプリケーションプログラム
と、メインLCD105M、サブLCD105Sを表示制御す
るプログラムやメニュー表示などの表示データなどが記
憶されている。
【0033】DRAM123は、共通サーバ装置2から取得
した受信データを一時的に蓄え、また、ワークエリアと
して使用するメモリの領域を備えている。
【0034】フラッシュメモリ124には、共通サーバ
装置2に対して携帯無線通信端末1から自動接続するた
めのネットワーク上のアドレス情報が予め格納されてい
る。また、このフラッシュメモリ124には、携帯無線
通信端末1が共通サーバ装置2と契約関係のある端末で
あって、ファクシミリ通信サービスや電子メールサービ
ス、また、情報提供サービスを共通サーバ装置2から受
けることができる端末であることを示すとともに、各携
帯無線通信端末を識別するための識別情報(会員情報)
も記憶されている。なお、会員情報は、共通サーバ装置
2のマスターサーバ21にも記憶され、管理されてい
る。さらに、また、このフラッシュメモリ124には、
DRAM123に一時的に蓄えた受信データのうちの、カバ
ーパネル101を開放した状態におけるラストモードな
ど、特に保存しておきたいデータを格納する領域を備え
ている。
【0035】これらのうち、テンキー102、LED12
6、キー釦108、LCDドライバ128、およびサブLCD
105Sは、カバーパネル101側に設けられている。
【0036】次に、ヒンジカバー307に覆われ、本体
100とカバーパネル101を連結するヒンジ機構につ
いて、図12乃至図16を参照して説明する。図12と
図13に示すように、このヒンジ機構は、ヒンジカバー
307、クランクアーム401、クランクアームホルダ
402、カバーパネル101に形成されたキャビティ
(軸穴)403,404、本体100に形成されたキャ
ビティ405,406(図16(D))から構成される。
なお、フレキシブルプリント基板407は、本体100
の内部基板100Bとカバーパネル101の内部基板1
01Bを接続し、図11に示す電気的接続を実現してい
る。
【0037】図14は、ヒンジ機構を鉛直方向に切断し
た断面図であり、図14(A)はカバーパネル101が本
体100に対して閉じられた状態を示し、図14(B)は
カバーパネル101が本体100に対して開けられた状
態を示している。このヒンジ機構について、図14の模
式図である図15を参照して説明する。このヒンジ機構
は、4つの軸(軸a乃至d)と、軸を連結する4つのア
ーム(アームe乃至h)からなる4節リンク機構により
構成されている。アームeは軸bと軸aを結合し、アー
ムhは軸aと軸cを結合し、アームgは軸cと軸dを結
合し、アームfは軸dと軸bを結合する。軸b、軸d、
および軸bと軸dを連結するアームfの位置は固定さ
れ、他の軸とアームの位置は可動とされている。
【0038】なお、図14と図15の対応関係は以下の
通りである。すなわち、アームeはカバーパネル101
に対応する。アームfは本体100に対応する。アーム
gはクランクアーム401に対応する。アームhはヒン
ジカバー307に対応する。
【0039】次に、軸a乃至dが通される位置につい
て、ヒンジ機構を水平方向に切断した断面図である図1
6を参照して説明する。図16(A)に示すように、軸a
は、ヒンジカバー307(アームh)とカバーパネル1
01(アームe)に形成されたキャビティ403に通さ
れる。図16(B)に示すように、軸bは、本体100
(アームf)に形成されたキャビティ405とカバーパ
ネル101(アームe)に形成されたキャビティ404
に通される。図16(C)に示すように、軸cは、ヒンジ
カバー307(アームh)とクランクアーム401(ア
ームg)に通される。図16(D)に示すように、軸d
は、本体100(アームf)に形成されたキャビティ4
06、クランクアームホルダ402およびクランクアー
ム401(アームg)に通される。
【0040】このヒンジ機構の動作について説明する。
図14(A)に示す状態から図14(B)に示すようにカバ
ーパネル101を本体100に対して開くと、図15
(A)に示す状態から図15(B)に示す状態のように各ア
ームが変化する。すなわち、アームeを、軸bを中心と
して時計回りに回動させると、その回動に連動してアー
ムhとアームgが移動する。すなわち、カバーパネル1
01を本体100に対して開いた状態にすると、ヒンジ
カバー307は、カバーパネル101に押されて、ほぼ
本体100の側面100Aに沿って下方に移動する。こ
のとき、ヒンジカバー307と軸cにより連結されたク
ランクアーム401は軸dを中心に回動し、本体100
とヒンジカバー307との間隔が広くなる。ただし、ヒ
ンジカバー307の端部307Aは、本体100の側面
100Aに沿って、ほぼ直線運動するので、その間に隙
間が発生し、例えばカバンの中に携帯無線通信端末1を
入れて移動するような場合に、内部のフレキシブルプリ
ント基板407が、鉛筆などにより損傷を受けることが
防止される。
【0041】このように、本体100とヒンジカバー3
07との間隔が広がるので、フレキシブルプリント基板
407の位置的自由度が増加し、フレキシブルプリント
基板407の耐久性が向上する。さらに、フレキシブル
プリント基板407の長さに余裕を与えることができる
ので、カバーパネル101を本体100に対して180
度の角度まで開くことができる。
【0042】図17は、他の構成例を表している。この
例では、略円弧状のガイドK(図17(A))、または
直線上のガイドL(図17(B))により、軸Cをスラ
イドして案内させるようになされている。このような、
回転スライド機構によっても、同様の効果を奏すること
ができる。
【0043】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の携帯型
情報処理装置によれば、筐体と上蓋を接続するヒンジを
リンク機構とするようにしたので、ヒンジの規模を小型
化し、フレキシブルプリント基板の耐久性を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した携帯無線通信端末1の外観構
成を示す図である。
【図2】本発明を適用した携帯無線通信端末1の外観構
成を示す図である。
【図3】本発明を適用した携帯無線通信端末1の外観構
成を示す図である。
【図4】本発明を適用した携帯無線通信端末1の外観構
成を示す図である。
【図5】本発明を適用した携帯無線通信端末1の外観構
成を示す図である。
【図6】本発明を適用した携帯無線通信端末1の外観構
成を示す図である。
【図7】本発明を適用した携帯無線通信端末1の外観構
成を示す図である。
【図8】本発明を適用した携帯無線通信端末1の外観構
成を示す図である。
【図9】本発明を適用した携帯無線通信端末1の外観構
成を示す図である。
【図10】図1のLCD窓104とサブLCD105Sの表示
例を示す図である。
【図11】本発明を適用した携帯無線通信端末1の内部
の構成を示すブロック図である。
【図12】本発明を適用した携帯無線通信端末1の外観
構成を示す図である。
【図13】本発明を適用した携帯無線通信端末1の外観
構成を示す図である。
【図14】本発明を適用した携帯無線通信端末1の鉛直
方向断面図である。
【図15】図14の模式図である。
【図16】本発明を適用した携帯無線通信端末1の水平
方向断面図である。
【図17】本発明を適用したヒンジの他の構成例を示す
図である。
【図18】従来のヒンジの一例を示す図である。
【図19】従来のヒンジの他の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 携帯無線通信端末, 100 本体, 101 パ
ネルカバー, 307ヒンジカバー, 401 クラン
クアーム, 402 クランクアームホルダ, 407
フレキシブルプリント基板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体と上蓋から構成される携帯型情報処
    理装置において、 前記上蓋は、前記筐体に対して、リンク機構を介して回
    動自在に接続されていることを特徴とする携帯型情報処
    理装置。
  2. 【請求項2】 前記筐体に内蔵される電子基板と前記上
    蓋に内蔵される電子基板は、フレキシブルプリント基板
    を介して接続されていることを特徴とする請求項1に記
    載の携帯型情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記リンク機構は、4節リンク機構であ
    り、その1辺は、前記フレキシブルプリント基板を保護
    するカバーであることを特徴とする請求項2に記載の携
    帯型情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記上蓋は、前記筐体に対して、0度乃
    至180度の任意の角度に回動することを特徴とする請
    求項1に記載の携帯型情報処理装置。
JP9276919A 1997-10-09 1997-10-09 携帯型情報処理装置 Withdrawn JPH11122332A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9276919A JPH11122332A (ja) 1997-10-09 1997-10-09 携帯型情報処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9276919A JPH11122332A (ja) 1997-10-09 1997-10-09 携帯型情報処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11122332A true JPH11122332A (ja) 1999-04-30

Family

ID=17576229

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9276919A Withdrawn JPH11122332A (ja) 1997-10-09 1997-10-09 携帯型情報処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11122332A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030032222A (ko) * 2001-10-17 2003-04-26 에스케이텔레텍주식회사 힌지부 완충장치를 구비하는 폴더형 이동통신단말기
CN108737612A (zh) * 2017-04-13 2018-11-02 许成哲 手机壳

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030032222A (ko) * 2001-10-17 2003-04-26 에스케이텔레텍주식회사 힌지부 완충장치를 구비하는 폴더형 이동통신단말기
CN108737612A (zh) * 2017-04-13 2018-11-02 许成哲 手机壳
CN108737612B (zh) * 2017-04-13 2020-10-27 许成哲 手机壳

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6968508B2 (en) Rotating user interface
AU766840B2 (en) Selecting flip phone operating mode using flip position
CA2371097C (en) Detection of flip closure state of a flip phone
EP1186111B1 (en) Personal digital assistant/telephone combination device
US20050124387A1 (en) Portable apparatus user interface
JPH10326124A (ja) 携帯情報端末装置
JP2000124977A (ja) 電子装置及び情報表示方法
JP3428564B2 (ja) 折り畳み式携帯通信装置
US7321789B2 (en) Folding information processor
WO2002031807A1 (en) Data entry device
JPH09247250A (ja) 無線装置
JPH11341187A (ja) ショート・メッセージ送信先番号の自動生成装置
JP4309091B2 (ja) 折り畳み式携帯情報端末及びそれに用いる状態報知方法並びにそのプログラム
JP3957693B2 (ja) マルチウィンドウ表示型携帯端末装置
JP4578717B2 (ja) 携帯端末装置
JP4771966B2 (ja) 携帯端末装置
US20070123320A1 (en) Key input device for portable terminal
JPH11122332A (ja) 携帯型情報処理装置
JPH11119858A (ja) 携帯型情報処理装置
JPH1155724A (ja) 携帯電話機
JP2005109792A (ja) 折畳み型携帯電子機器
JP2008182601A (ja) 携帯端末装置
JP2003333139A (ja) 折り畳み式携帯情報端末
JPH10145469A (ja) 携帯型電話機
JP4668932B2 (ja) 携帯端末装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050104