JPH11121590A - カセット授受装置 - Google Patents

カセット授受装置

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Publication number
JPH11121590A
JPH11121590A JP29935397A JP29935397A JPH11121590A JP H11121590 A JPH11121590 A JP H11121590A JP 29935397 A JP29935397 A JP 29935397A JP 29935397 A JP29935397 A JP 29935397A JP H11121590 A JPH11121590 A JP H11121590A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cassette
lift
lift rod
wafer
lift rods
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29935397A
Other languages
English (en)
Inventor
Akinobu Yamaoka
明暢 山岡
Kazuhiro Shino
和弘 示野
Katsuji Toyama
克二 遠山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
Priority to JP29935397A priority Critical patent/JPH11121590A/ja
Publication of JPH11121590A publication Critical patent/JPH11121590A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】駆動機構部の小型化を図り、製作費及びランニ
ングコストの低減、メンテナンス性の向上が図れるカセ
ット搬送装置を提供する。 【解決手段】並列に配設されたカセット室1a,1bの
境界壁3の近傍に、それぞれのリフトロッド23a,2
3bの端部が突出し、該各リフトロッドがそれぞれ単独
で回転可能であると共に1つの昇降ステージ21を介し
て同時に昇降可能であり、基板カセットを載置するカセ
ット台28a,28bが前記各リフトロッドにそれぞれ
偏心して取付けられ、前記各カセット台上に前記基板カ
セットを載置し、前記各カセット台をそれぞれ単独で前
記リフトロッドを中心に回転させると共に前記昇降ステ
ージを介して同時に昇降させ、外部と半導体製造装置内
部との間で被処理基板を搬送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体製造装置、特
に枚葉式半導体製造装置に於けるカセット授受装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体製造装置はウェーハ等被処理基板
に種々の薄膜を生成し、或はエッチング等を行い、被処
理基板に多数の半導体素子を形成するものである。
【0003】半導体製造装置には多数の被処理基板を一
度に処理するバッチ式のものと、被処理基板を1枚或は
複数枚ずつ処理する枚葉式のものがある。
【0004】枚葉式半導体製造装置は多種少量生産等顧
客の要求に対応し得、又、製品品質の向上の点ではバッ
チ式のものより優れているが、生産性の点ではバッチ式
より劣るという欠点がある。従って、枚葉式半導体製造
装置の場合、スループットの向上は生産性を向上させる
為の重要な課題である。
【0005】枚葉式半導体製造装置内部と外部とのウェ
ーハの搬送は、一般に並列に設けられた2つのカセット
室を介して行われ、該カセット室はそれぞれカセット授
受装置を具備している。
【0006】以下図2に於いて、従来の枚葉式半導体製
造装置に於けるカセット授受装置を説明する。
【0007】図中、1はカセット室であり、該カセット
室1は外形が横長の直方体形状を成している。該カセッ
ト室1の中央には前面2と直角を成す方向に境界壁3が
垂直に設けられ、内部は第1カセット室1aと第2カセ
ット室1bとに左右に2分割され、該第1カセット室1
aと第2カセット室1bは並列に配設されている。
【0008】前記カセット室1の下面にはエレベータ収
納室4が連設されている。該エレベータ収納室4内部に
は駆動部5と、該駆動部5により昇降可能な横長の直方
体形状の昇降ステージ6が設けられ、該昇降ステージ6
の横方向の長さは前記第1カセット室1a、第2カセッ
ト室1bの中心間の距離より長くなっている。
【0009】前記昇降ステージ6の下面にはそれぞれ第
1ロータリアクチュエータ7a、第2ロータリアクチュ
エータ7bが左右に取付けられ、該第1ロータリアクチ
ュエータ7a、第2ロータリアクチュエータ7bにはそ
れぞれ第1リフトロッド8a、第2リフトロッド8bの
下端が連結されている。
【0010】該第1リフトロッド8a、第2リフトロッ
ド8bの下端部は軸受9a,9bを介して前記昇降ステ
ージ6に回転自在に支持されると共にそれぞれ軸受10
a,10bを介して前記第1カセット室1a、第2カセ
ット室1bの底面中央を摺動自在且回転自在に貫通し、
上端部はそれぞれ該第1カセット室1a、第2カセット
室1b内に突出している。前記第1リフトロッド8a、
第2リフトロッド8bの前記軸受9a,9bと前記軸受
10a,10bの間にはそれぞれ第1べローズ11a、
第2べローズ11bが気密に設けられ、前記第1リフト
ロッド8a、第2リフトロッド8bを気密に収納してい
る。
【0011】前記第1リフトロッド8a、第2リフトロ
ッド8bの上端にはそれぞれ円板状の第1カセット台1
2a、第2カセット台12bが水平に固着され、前記第
1リフトロッド8a、第2リフトロッド8bの軸心と前
記第1カセット台12a、第2カセット台12bの中心
は一致している。
【0012】而して、該第1カセット台12a、第2カ
セット台12bは前記第1リフトロッド8a、第2リフ
トロッド8bを介して前記第1ロータリアクチュエータ
7a、第2ロータリアクチュエータ7bの作動によりそ
れぞれ単独で回転可能であると共に前記駆動部5の作動
により前記昇降ステージ6、第1リフトロッド8a、第
2リフトロッド8bを介して同時に昇降可能となってい
る。
【0013】前記第1カセット室1a、第2カセット室
1bの前記前面2にはウェーハカセット(図示せず)を
搬入搬出する為の第1ドア13a、第2ドア13bがそ
れぞれ開閉可能に設けられている。
【0014】前記カセット室1には図示しないゲート弁
を介してウェーハ搬送ロボット(図しせず)を収納する
搬送室(図示せず)が連通している。
【0015】外部から半導体製造装置内部へのウェーハ
の搬送はウェーハカセット(図示せず)に装填された状
態で行われ、前記第1ドア13a、第2ドア13bを通
して前記第1カセット台12a、第2カセット台12b
上にそれぞれ前記ウェーハ(図示せず)が水平姿勢で装
填された前記ウェーハカセット(図示せず)が載置され
る。前記第1ドア13a,第2ドア13bを閉じ、前記
第1カセット室1a,第2カセット室1b内を真空状態
とする。
【0016】前記第1ロータリアクチュエータ7a、第
2ロータリアクチュエータ7bの作動により前記第1リ
フトロッド8a、第2リフトロッド8bを介して前記第
1カセット台12a、第2カセット台12bをそれぞれ
回転させ、前記ウェーハカセットの向きを整えると共に
前記駆動部5の作動により前記昇降ステージ6及び第1
リフトロッド8a、第2リフトロッド8bを介して前記
第1カセット台12a、第2カセット台12bを同時に
昇降させ、前記各ウェーハカセット(図示せず)の開口
面を前記ウェーハ搬送ロボット(図示せず)に対峙させ
ると共にウェーハの搬送レベルに位置合せする。
【0017】前記ゲート弁(図示せず)を開き、前記ウ
ェーハ搬送ロボット(図示せず)は前記ウェーハカセッ
ト(図示せず)から前記ウェーハ(図示せず)を1枚或
は複数枚ずつ受載し、所定場所へ搬送する。
【0018】外部への前記ウェーハカセット(図示せ
ず)の搬出は前述したのと逆の手順で行われる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のカセッ
ト授受装置では、前記カセット台12a,12bが前記
カセット室1a,1bの中央部に設けられ、前記カセッ
ト台12a,12bの中心と前記リフトロッド8a,8
bの軸心を一致させている為、該リフトロッド8a,8
bの軸心間の距離を前記各カセット台12a,12bの
中心間の距離より小さくすることができない。従って、
前記昇降ステージ6等の構成部品が大型となり駆動機構
も大型化する。この為、製作費が高くなると共に消費電
力も大きくなり、更に保守作業性も良くないという問題
があった。
【0020】本発明は斯かる実情に鑑み、駆動機構部の
小型化を図り、製作費及びランニングコストの低減、メ
ンテナンス性の向上を図るものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は、並列に配設さ
れたカセット室の境界壁の近傍に、それぞれのリフトロ
ッドの上端部が位置し、該各リフトロッドがそれぞれ単
独で回転可能であると共に1つの昇降ステージを介して
同時に昇降可能であり、基板カセットを載置するカセッ
ト台が前記各リフトロッドにそれぞれ偏心して取付けら
れたカセット授受装置に係り、前記各カセット台上に前
記基板カセットを載置し、前記各カセット台をそれぞれ
単独で前記リフトロッドを中心に回転させると共に前記
昇降ステージを介して同時に昇降させ、外部と半導体製
造装置内部との間で被処理基板を搬送する。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図1を参照しつつ本発明の
実施の形態を説明する。
【0023】尚、図1中、図2と同等のものには同符号
を付してある。
【0024】前記カセット室1の下面にはエレベータ収
納室18が連設されている。該エレベータ収納室18内
部には駆動部19と、該駆動部19に昇降可能に設けら
れた昇降スライダ20に横長の直方体形状の昇降ステー
ジ21が1つ設けられている。該昇降ステージ21下面
には横並びにそれぞれ第1ロータリアクチュエータ22
a、第2ロータリアクチュエータ22bが取付けられ、
該第1ロータリアクチュエータ22a、第2ロータリア
クチュエータ22bにはそれぞれ第1リフトロッド23
a、第2リフトロッド23bの下端が連結されている。
【0025】該第1リフトロッド23a、第2リフトロ
ッド23bの下端部は軸受24a,24bを介して前記
昇降ステージ21に回転自在に支持されると共にそれぞ
れ軸受25a,25bを介して前記第1カセット室1
a、第2カセット室1bの底面を摺動自在且回転自在に
貫通し、上端部はそれぞれ該第1カセット室1a、第2
カセット室1b内の境界壁3近傍に突出している。前記
第1リフトロッド23a、第2リフトロッド23bの前
記軸受24a,24bと前記軸受25a,25bの間に
はそれぞれ第1べローズ26a、第2べローズ26bが
気密に設けられ、前記第1リフトロッド23a、第2リ
フトロッド23bを気密に収納している。
【0026】前記第1リフトロッド23a及び第2リフ
トロッド23bの上端には水平方向に延出する第1アー
ム27a、第2アーム27bの基端側がそれぞれ固着さ
れ、該第1アーム27a、第2アーム27bの先端には
それぞれ円板状の第1カセット台28a、第2カセット
台28bが固着され、該第1カセット台28a、第2カ
セット台28bの中心はそれぞれ前記第1リフトロッド
23a、第2リフトロッド23bの軸心から偏心してい
る。
【0027】而して、前記ロータリアクチュエータ22
a,22bにより前記リフトロッド23a,23bが回
転することにより、前記カセット台28a,28bはそ
れぞれ単独に水平位置を変えながら、該カセット台28
a,28b上のウェーハカセットを所定の向きに変える
ことが可能となる。
【0028】以下作動を説明する。
【0029】第1ドア13a、第2ドア13bを開放す
ると共に前記ロータアクチュエータ22a,22bによ
り前記リフトロッド23a,23bが回転し、前記アー
ム27a,27bが回動する。前記カセット台28a,
28bはそれぞれ単独に水平位置を変えながら前記リフ
トロッド23a,23bを中心に前方に所定角度回転
し、所定位置に移動する。
【0030】外部より前記ドア13a,13bを通して
前記第1カセット台28a、第2カセット台28b上に
それぞれ前記ウェーハ(図示せず)を水平姿勢で装填し
た前記ウェーハカセット(図示せず)を載置させる。
【0031】前記ロータアクチュエータ22a,22b
により前記リフトロッド23a,23bが回転し、前記
アーム27a,27bが回動し、前記第1ドア13a,
第2ドア13bが閉塞する。前記カセット台28a,2
8bはそれぞれ単独に水平位置を変えながら前記リフト
ロッド23a,23bを中心に後方に所要角度回転する
と共に前記ウェーハカセット(図示せず)を所定の向き
に整え、該ウェーハカセットの開口面をウェーハ搬送ロ
ボット(図示せず)に対峙させる。更に、前記カセット
台28a,28bは前記駆動部19の作動により前記昇
降スライダ20、昇降ステージ21、リフトロッド23
a,23bを介して同時に昇降し、前記ウェーハ(図示
せず)の搬送レベルに位置合せする。
【0032】ゲート弁(図示せず)を開き、ウェーハ搬
送ロボット(図示せず)は前記ウェーハカセット(図示
せず)から前記ウェーハ(図示せず)を1枚或は複数枚
ずつ受載し、所定位置へ搬送する。
【0033】外部への前記ウェーハカセット(図示せ
ず)の搬出は前述と逆の手順で行われる。
【0034】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、カセッ
ト台の中心をリフトロッドの軸心から偏心させ、各リフ
トロッドの軸心間の距離を短縮することにより、前記各
カセット台の中心間の距離に拘らず昇降ステージの横方
向の長さを短縮できる為、該昇降ステージの小型化、軽
量化が図れ、又、該昇降ステージの軽量化に伴い駆動部
の小型化を図ることが可能となる。従って、前記昇降ス
テージ等の材料費及び前記駆動部の動力費の低減が図れ
ると共にメンテナンスに費やす労力の軽減が図れる等種
々の優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 カセット室 21 昇降ステージ 22 ロータアクチュエータ 23 リフトロッド 26 ベローズ 27 アーム 28 カセット台

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並列に配設されたカセット室の境界壁の
    近傍に、それぞれのリフトロッドの上端部が位置し、該
    各リフトロッドがそれぞれ単独で回転可能であると共に
    1つの昇降ステージを介して同時に昇降可能であり、基
    板カセットを載置するカセット台が前記各リフトロッド
    にそれぞれ偏心して取付けられたことを特徴とするカセ
    ット授受装置。
JP29935397A 1997-10-16 1997-10-16 カセット授受装置 Pending JPH11121590A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29935397A JPH11121590A (ja) 1997-10-16 1997-10-16 カセット授受装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29935397A JPH11121590A (ja) 1997-10-16 1997-10-16 カセット授受装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11121590A true JPH11121590A (ja) 1999-04-30

Family

ID=17871467

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29935397A Pending JPH11121590A (ja) 1997-10-16 1997-10-16 カセット授受装置

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JP (1) JPH11121590A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7851002B2 (en) 2002-06-07 2010-12-14 Mantrose-Haeuser Company, Inc. Methods for preserving fresh produce

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7851002B2 (en) 2002-06-07 2010-12-14 Mantrose-Haeuser Company, Inc. Methods for preserving fresh produce

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