JPH11121563A - バンプ検査方法およびバンプ検査用基板 - Google Patents

バンプ検査方法およびバンプ検査用基板

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JPH11121563A
JPH11121563A JP28522097A JP28522097A JPH11121563A JP H11121563 A JPH11121563 A JP H11121563A JP 28522097 A JP28522097 A JP 28522097A JP 28522097 A JP28522097 A JP 28522097A JP H11121563 A JPH11121563 A JP H11121563A
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JP
Japan
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bump
inspection
thin film
electrode
spacer sheet
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JP28522097A
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English (en)
Inventor
Shinichi Oki
伸一 沖
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バンプ付き薄膜のバンプの高さが所定範囲内
にあるか否かを簡単に測定する方法を提供する。 【解決手段】 第1電極81bが形成された第1検査用
基板80上にバンプ付き薄膜82を配置する工程と、バ
ンプ付き薄膜82の各バンプ82bが挿入されるべき開
口部を備え、かつ所定の厚さを有する検査用スペーサシ
ート87を、第2電極86が形成された第2検査用基板
85上に配置する工程と、第1検査用基板80を第2検
査用基板85に対して押圧し、バンプ付き薄膜82のバ
ンプ82bを検査用スペーサシート87の開口部に挿入
する工程と、第1電極81bと第2電極86との間を流
れる電流を測定し、それによって、検査用スペーサシー
ト87の厚さを超える高さを持ったバンプの存否を検出
する工程とを包含する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バンプ検査に関
し、特に、ウェハ一括型測定検査用用プローブカードの
バンプ高さ異常を検知できるバンプ検査方法およびバン
プ検査用基板に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路装置(以後、「半
導体装置」と称する。)を搭載した電子機器の小型化及
び低価格化の進展は目ざましく、これに伴って、半導体
装置に対する小型化及び低価格化の要求が強くなってい
る。
【0003】通常、半導体装置は、半導体チップとリー
ドフレームとがボンディングワイヤによって電気的に接
続された後、半導体チップ及びリードフレームが樹脂又
はセラミクスにより封止された状態で供給され、プリン
ト基板に実装される。ところが、電子機器の小型化の要
求から、半導体装置を半導体ウエハから切り出したまま
の状態(以後、この状態の半導体装置をベアチップと称
する。)で回路基板に直接実装する方法が開発され、品
質が保証されたベアチップを低価格で供給することが望
まれている。
【0004】ベアチップに対して品質保証を行なうため
には、半導体装置に対してウェハ状態でバーンイン等の
検査をする必要がある。ところが、半導体ウェハ上に形
成されている複数のベアチップに対して1個又は数個づ
つ何度にも分けて検査を行なうことは多くの時間を要す
るので、時間的にもコスト的にも現実的ではない。そこ
で、全てのベアチップに対してウェハ状態で一括してバ
ーンイン等の検査を行なうことが要求される。
【0005】ベアチップに対してウェハ状態で一括して
検査を行なうには、半導体ウェハ上に形成された複数の
半導体チップの電極に電源電圧や信号を同時に印加し、
該複数の半導体チップを動作させる必要がある。このた
めには、非常に多く(通常、数千個以上)のプローブ針
を持つプローブカードを用意する必要があるが、このよ
うにするには、従来のニードル型プローブカードではピ
ン数の点からも価格の点からも対応できない。
【0006】そこで、ウェハ上の多数のパッド電極に対
してプローブ電極を一括的にコンタクトできるプローブ
カードが提案されている(特開平7−231019号公
報)。この技術によれば、プローブカードに多数のバン
プを形成し、これらのバンプをプローブ電極として用い
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記プローブカードに
は多数のバンプが形成され、それらのバンプをプローブ
電極として用いる。このバンプの高さに大きなばらつき
があると、ウェハ上のパッド電極との間で正常なコンタ
クトをとることができず、測定・検査が不能になるとい
う問題がある。
【0008】本発明は斯かる問題に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、プローブカードのバンプ高さがあ
らかじめ定められた範囲内にあるか否かを速やかに測定
できるバンプ検査方法およびバンプ検査用基板を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のバンプ検査方法
は、表面に少なくとも一つの第1電極が形成された第1
検査用基板の前記第1電極上にバンプ付き薄膜を配置す
る工程と、前記バンプ付き薄膜の各バンプが挿入される
べき開口部を備え、かつ所定の厚さを有する検査用スペ
ーサシートを、表面に少なくとも一つの第2電極が形成
された第2検査用基板の前記第2電極上に配置する工程
と、前記第1検査用基板を前記第2検査用基板に対して
押圧し、前記バンプ付き薄膜の各バンプを前記検査用ス
ペーサシートの前記開口部に挿入する工程と、前記第1
電極と前記第2電極との間を流れる電流を測定し、それ
によって、前記検査用スペーサシートの前記厚さを超え
る高さを持ったバンプの存否を検出する工程とを包含す
る。
【0010】本発明の他のバンプ検査方法は、表面に複
数の第1電極が形成された第1検査用基板上にバンプ付
き薄膜を配置し、前記複数の第1電極と対応する前記バ
ンプ付き薄膜のバンプとをコンタクトさせる工程と、前
記バンプ付き薄膜の各バンプが挿入されるべき開口部を
備え、かつ所定の厚さを有する検査用スペーサシート
を、表面に複数の第2電極が形成された第2検査用基板
上に配置し、前記開口部を介して、前記複数の第2電極
の所定部分を露出させる工程と、前記第1検査用基板を
前記第2検査用基板に対して押圧し、前記バンプ付き薄
膜の各バンプを前記検査用スペーサシートの前記開口部
に挿入する工程と、前記複数の第1電極のうちの二つの
電極間を流れる電流を測定し、それによって、前記検査
用スペーサシートの前記厚さを下回る高さを持ったバン
プの存否を検出する工程とを包含する。
【0011】本発明の更に他のバンプ検査方法は、ウェ
ハ一括型測定検査のためのプローブカードに取り付けら
れるバンプ付き薄膜のバンプを検査するバンプ検査方法
であって、前記プローブカードの多層配線基板上に形成
された少なくとも一つの第1電極に前記バンプ付き薄膜
のバンプをコンタクトさせる工程と、前記バンプ付き薄
膜の各バンプが挿入されるべき開口部を備え、かつ所定
の厚さを有する検査用スペーサシートを、表面に第2電
極が形成されたウェハの前記第2電極上に配置する工程
と、前記プローブカードの前記多層配線基板を前記ウェ
ハに対して押圧し、前記バンプ付き薄膜の各バンプを前
記検査用スペーサシートの前記開口部に挿入する押圧工
程と、前記第1電極と前記第2電極との間を流れる電流
を測定し、それによって、前記検査用スペーサシートの
前記厚さを超える高さを持ったバンプの存否を検出する
工程とを包含する。
【0012】本発明の更に他のバンプ検査方法は、ウェ
ハ一括型測定検査のためのプローブカードに取り付けら
れるバンプ付き薄膜のバンプを検査するバンプ検査方法
であって、前記プローブカードの多層配線基板上に形成
された複数の第1電極に前記バンプ付き薄膜のバンプを
コンタクトさせる工程と、前記バンプ付き薄膜の各バン
プが挿入されるべき開口部を備え、かつ所定の厚さを有
する検査用スペーサシートを、表面に複数の第2電極が
形成されたウェハ上に配置し、前記開口部を介して、前
記複数の第2電極の所定部分を露出させる工程と、前記
プローブカードの前記多層配線基板を前記ウェハに対し
て押圧し、前記バンプ付き薄膜の各バンプを前記検査用
スペーサシートの前記開口部に挿入する押圧工程と、前
記複数の第1電極のうちの二つの電極間を流れる電流を
測定し、それによって、前記検査用スペーサシートの前
記厚さを下回る高さを持ったバンプの存否を検出する工
程とを包含する。
【0013】前記押圧工程は、前記ウェハを搭載したウ
ェハトレイと前記プローブカードとの間の空間をシール
し、前記空間を減圧する工程を包含してもよい。
【0014】前記第1電極と前記バンプ付き薄膜の前記
バンプとの間に導電性ゴムが形成されていてもよい。
【0015】前記多層配線基板上に形成された前記第1
電極が複数のブロック領域に分割されていてもよい。
【0016】本発明のバンプ検査用基板は、ウェハ一括
型測定検査用プローブカードに取り付けられるバンプ付
き薄膜のバンプ高さを検査するためのバンプ検査用基板
であって、前記バンプ付き薄膜に設けられた各バンプに
対応する位置に開口部を有するスペーサシートと、表面
に電極が形成され、前記スペーサシートが前記電極の形
成された表面上に配置されるプレート状基材とを備えて
いる。
【0017】前記スペーサシートは前記プレート状基材
に張り付けられていることが好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】まず、本発明の理解を容易にする
ため、本発明にかかるバンプ検査方法が適用されるウェ
ハ一括型測定・検査技術を説明する。
【0019】図1には、ウェハ上の多数のパッド電極に
対してプローブ電極を一括的にコンタクトできるプロー
ブカード1が示されている。測定・検査の対象となる素
子・回路が形成されたウェハ(例えば直径200mmの
シリコンウェハ)2は、チップ状に分割されることな
く、そのままの状態でウェハトレイ3上に載置される。
測定・検査に際して、ウェハ2はプローブカード1とウ
ェハトレイ3との間に挟まれる。プローブカード1とウ
ェハトレイ3との間にできる僅かな空間は、シールリン
グ4によって大気からシールされる。その空間を真空バ
ルブ5を介して減圧する(例えば大気圧に比べて200
ミリトール程度減圧する)ことにより、プローブカード
1は大気圧の力をかりて均等にウェハ2を押圧する。そ
の結果、プローブカード1のプローブ電極は、広いウェ
ハ2の全面にわたって均等な力でウェハ2上のパッド電
極を押圧することができる。プローブカード1上の多数
のバンプがウェハ2上の所定のパッド電極と確実に接触
するためには、接触の前に、プローブカード1とウェハ
2との間のアライメントを高精度で実行する必要があ
る。
【0020】このようなウェハ一括型の測定・検査技術
によれば、ウェハ2の全面に形成された数千から数万個
以上の多数のパッド電極に対して、プローブカード1に
形成した多数のプローブ電極を同時にしかも確実にコン
タクトさせることができる。
【0021】図2は、本発明が適用されるプローブカー
ド20の断面構成例を示している。
【0022】このプローブカード20は、測定・検査装
置に電気的に接続されることになる多層配線基板21
と、バンプ付きポリイミド薄膜22と、これらの間に設
けられた局在型異方導電性ゴム23とを少なくとも備え
ている。局在型異方導電性ゴム23は、多層配線基板2
1の電極配線21bとバンプ付きポリイミド薄膜22の
バンプ22bとを電気的に接続する弾性部材である。図
2では、上記3つの部材21〜23が縦方向に分離され
た状態が示されているが、これらの部材21〜23を密
着固定することにより、一枚のプローブカード20が形
成される。
【0023】多層配線基板21としては、ガラス基板2
1a上に多層配線21bが形成されたものを使用でき
る。ガラス基板21aは、広い面積にわたって高い平坦
性を持つものが比較的容易に作製され得るので好まし
い。また、ガラスの熱膨張係数はシリコンウェハの熱膨
張係数に近いため、ガラスは、特にバーンイン用プロー
ブカードの多層配線基板の材料として好適である。
【0024】多層配線21bの形成は、公知の薄膜堆積
技術とパターニング技術を用いて行える。たとえば、銅
(Cu)などの導電性薄膜をスパッタリング法等により
ガラス基板21a上に堆積した後、フォトリソグラフィ
およびエッチング工程で導電性薄膜をパターニングすれ
ば、任意のパターンを持った配線21bを形成すること
ができる。異なるレベルの配線21bは、層間絶縁膜2
1cにより分離される。層間絶縁膜21cは、たとえば
ポリイミド薄膜をスピンコート等の方法でガラス基板2
1a上に形成することで得られる。多層配線21bは、
面内に二次元的に配列される多数のバンプ(プローブ電
極)22bをプローブカード20の周辺領域に設けられ
た不図示の接続電極やコネクタにに電気的に接続し、外
部の検査装置や検査回路とプローブ電極22bとの電気
的接続を可能にするものである。
【0025】バンプ付きポリイミド薄膜22は、たとえ
ば次のようにして得られる。まず、厚さ18μm程度の
ポリイミド薄膜22aと厚さ35μm程度の銅薄膜とが
二層になった基材に多数の開口部(内径20〜30μm
程度)を設ける。電解メッキなどの方法を用いて各開口
部をNi等の金属材料で埋め込み、バンプ22bを形成
する。ポリイミド薄膜22aから銅薄膜の不要部分をエ
ッチングで除去すれば、図示されるようなバンプ付きポ
リイミド薄膜22が得られる。バンプ22bの高さは、
一例としては、約20μm程度である。バンプの横方向
サイズは、40μm程度である。ポリイミド薄膜22a
のどの位置にバンプ22bを形成するかは、測定対象の
ウェハ25のどの位置にパッド電極26が形成されてい
るかに依存して決定される。
【0026】局在型異方導電性ゴム23は、シリコーン
製ゴムのシート(厚さ200μm程度)23a内の特定
箇所に導電性粒子23bが配置されており、その箇所で
導通方向(膜厚方向)に鎖状につなげたものである。多
層配線基板21とバンプ22bとの間に、弾力性を持っ
たゴムを介在させることにより、ウェハ25上の段差や
ウェハ25のそりの影響を受けることなく、プローブカ
ード20のバンプ22bとウェハ25上の電極26との
間のコンタクトを確実に実現することができる。
【0027】このようなプローブカード20をバーンイ
ン検査に使用する場合、ポリイミド薄膜22aの熱膨張
係数(約16×10-6/℃)とウェハ25の熱膨張係数
(約3×10-6/℃)とが異なるため、バーンインのた
めの加熱時に、ポリイミド薄膜22a上のバンプ22b
の位置がウェハ25上のパッド電極26の位置に対して
横方向にずれてしまう。この位置ズレは、ウェハ25の
中央部よりも周辺部で大きくなり、ウェハ25とプロー
ブカード20との間で正常な電気的コンタクトがとれな
くなる。このような問題を解決するには、特開平7−2
31019号公報に開示されているように、熱膨張係数
がシリコンウェハに近いセラミックリングなどの剛性リ
ング(不図示)にポリイミド薄膜22aを張りつけ、そ
のポリイミド薄膜22aにあらかじめ張力を与えておく
ことが有効である。この場合、ポリイミド薄膜22aを
剛性リングに張りつけてから、バンプ22bを形成する
方がよい。バンプ22bの位置がずれにくいからであ
る。
【0028】ウェハ25は、ウェハトレイ28に配置さ
れる。ウェハ25を搭載したウェハトレイ28がプロー
ブカード20に対して適切な位置に配置された後、プロ
ーブカード20とウェハトレイ28との間隔が縮小され
る。その結果、ウェハ25上のパッド電極26とプロー
ブカード20のバンプ22bとが物理的にコンタクトす
る。前述のように、プローブカード20とウェハトレイ
28との間のシールされた空間を減圧することにより、
各バンプ22bがほぼ均等な力をもってウェハ25上の
パッド電極26を押圧することなる。その後、不図示の
駆動回路や検査回路からの電気信号および電源電圧が、
プローブカード20のバンプ22を介してウェハ25上
のパッド電極26に供給される。バーンイン検査の場
合、プローブカード20、ウェハ25およびウェハトレ
イ28は、図3に示されるような状態で、一体的にバー
ンイン装置に挿入され、加熱される。
【0029】検査・測定の間、および、その前後におい
て、プローブカード20、ウェハ25およびウェハトレ
イ28は、図3に示されるような状態に維持される。前
述の密閉空間が減圧状態にあるウェハトレイ28は、プ
ローブカード20から離脱することなく、これらの部材
は一体的にウェハを狭持している。
【0030】ウェハ一括型の検査・測定が終了すると、
プローブカード20とトレイ28との間にできた密閉空
間の圧力を上昇させ、大気圧程度に回復させる。その結
果、トレイ28はプローブカード20から分離され、中
からウェハ25が取り出される。
【0031】以下に、図4および図5を参照しながら本
発明によるバンプ検査方法の原理を説明する。
【0032】検査対象のバンプ42a、42b、42c
および42dが形成されたポリイミド薄膜41の裏面
に、すべてのバンプと電気的に接触する一枚の電極(第
1電極)43を配置する。この電極43は、共通の電源
(不図示)から各バンプ42a〜42dに所定の電位を
与える機能を果たす。
【0033】ここで用いる検査用スペーサシート44に
は、検査対象のバンプ42a〜42dに対応する位置に
開口部45が形成されている。開口部45の内径は、バ
ンプの外径よりも大きく設定される。検査用スペーサシ
ート44の厚さHMAXは、バンプ高さの許容範囲の上限
に設定される。例えば、バンプ高さの規格範囲が20±
5μmの場合、バンプ高さの許容範囲の上限は25μm
となるから、厚さ25μmの検査用スペーサシート44
を用いれば良い。
【0034】検査用スペーサシート44を介して、バン
プ付きポリイミド薄膜41に対向する位置には、プレー
ト状の検査用基板46に支持された電極(第2電極)4
7が配置される。
【0035】検査用スペーサシート44は第2電極47
を介して検査用基板46上に配置される。その後、図5
に示すように、バンプ42a〜42dは検査検査用スペ
ーサシート44の開口部45に挿入される。この状態
で、第1電極43と第2電極47との間に電圧を印加す
る。このとき、検査用スペーサシート44の厚さHMAX
に比較して高さの高いバンプがあると、そのバンプを介
して、第1電極43と第2電極47との間を電流が流れ
る。図5の場合、バンプ42cの高さHBが、検査用ス
ペーサシート44の厚さHMAXよりも大きい(HB>H
MAX)ため、バンプ42cの先端が第2基板47に到達
している。一方、他のバンプ42a、42bおよび42
dは、それらの高さがいずれも検査用スペーサシート4
4の厚さHMAXよりも小さいため、先端部分は第2電極
47に到達していない。
【0036】こうして、図5のような状態で第1電極4
3と第2電極47との間の電流を計測することにより、
許容範囲の上限(HMAX)を越える高さを持ったバンプ
の存在を検知することができる。図5の実線矢印は、電
流経路を模式的に示している。
【0037】なお、電流測定を一枚のバンプ付き薄膜4
1の全体に対して一括的に行う代わりに、バンプ付き薄
膜41上の多数のバンプをブロック単位に分け、それぞ
れのブロックごとにバンプ高さを検査してもよい。そう
することによって、高さが許容範囲から外れた異常バン
プのおよその面内分布を知ることができ、バンプ付き薄
膜の製造方法改善に役立てることができる。ブロック単
位でバンプ高さを検査するには、第1電極43と第2電
極47のいずれか一方(または両方)を複数のブロック
に分割しておき、各ブロック毎に第1電極43と第2電
極47との間を流れる電流を測定すればよい。
【0038】次に、図6および図7を参照しながら、本
発明による他のバンプ検査方法の原理を説明する。
【0039】検査対象のバンプ62a、62b、62c
および62dが形成されたポリイミド薄膜61の裏面に
は、隣接するバンプを相互に電気的に接続するための配
線(複数の第1電極)63を配置する。この配線63の
両端は、不図示の電流測定装置に接続される。
【0040】検査用スペーサシート64には、検査対象
のバンプ62a〜62dに対応する位置に開口部65が
形成されている。開口部65の内径は、バンプの外径よ
りも大きく設定される。検査用スペーサシート64の厚
さHMINは、バンプ高さの許容範囲の下限に設定され
る。例えば、バンプ高さの規格範囲が20±5μmの場
合、バンプ高さの許容範囲の下限は15μmとなるか
ら、厚さ15μmの検査用スペーサシート64を用いれ
ば良い。
【0041】検査用スペーサシート64を介して、バン
プ付きポリイミド薄膜61に対向する位置には、検査用
基板66に支持された配線(複数の第2電極)67を配
置する。第1電極63、バンプ62a〜62dおよび第
2電極67がチェーン状の電流経路を形成できるよう
に、第1電極63および第2電極67のパターンが形成
される。
【0042】検査用スペーサシート64は第2電極67
が形成された検査用基板66上に配置する。その後、図
7に示すように、バンプ62a〜62dを検査検査用ス
ペーサシート64の開口部65に挿入する。この状態
で、第1電極63の両端に電圧を印可する。このとき、
検査用スペーサシート64の厚さHMINに比較して高さ
の低いバンプがあると、そのバンプのせいでチェーン状
電流経路に断線が生じる。図7の場合、バンプ62bの
高さHBが、検査用スペーサシート64の厚さHMINより
も小さいため、バンプ62bの先端が第2電極67に到
達していない。他のバンプ62a、62cおよび62d
は、それらの高さがいずれも検査用スペーサシート64
の厚さHMINよりも大きいため、先端部分が第2電極6
7に到達している。しかしながら、一カ所でも、高さが
許容範囲の下限に到達しないバンプがあると、直列的な
電流経路が解放されるため、電流が流れなくなる。
【0043】こうして、図7のような状態で第1電極6
3の両端を流れる電流を計測することにより、許容範囲
の下限(HMIN)を下回る高さを持ったバンプの存在を
検知することができる。図7の実線矢印は、電流経路が
途中で断たれている様子を模式的に示している。
【0044】この検査方法によれば、バンプ高さ異常だ
けではなく、バンプの位置ズレをも検出することが可能
である。この点を次に簡単に説明する。
【0045】図7からもわかるように、バンプ高さ検査
用スペーサシート64の開口部65または第2電極67
に対して、対応するバンプの位置が横方向に大きくずれ
ていると、そのバンプは検査用スペーサシート64の開
口部65に挿入されず、そのバンプの先端は第2電極6
7に到達しない。その結果、その部分で電流経路が遮断
される。従って、バンプ位置ズレの許容範囲に応じて開
口部65の大きさと第2電極67のパターンを調整して
おけば、バンプの高さ異常と位置ズレという2種類の不
良を同時に検出することができる。また、バンプの高さ
異常だけを検出するためには、検査用スペーサシート6
4の開口部65を大きめに設定し、かつ、第2電極パタ
ーンに位置ズレを吸収するマージンをを与えておけばよ
い。
【0046】なお、この検査方法においても、電流測定
を一枚のバンプ付き薄膜の全体に対して一括的に行う代
わりに、バンプ付き薄膜上のバンプをブロック単位に分
け、それぞれのブロックごとにバンプ高さを検査するこ
とができる。
【0047】以上説明してきた2種類のバンプ検査方法
を順次行うことによって、許容範囲(HMIN≦HB≦H
MAX)から外れた高さのバンプを確実に検出することが
できる。検出された不良バンプを持つポリイミド薄膜
は、プローブカードの製造工程から除外される。
【0048】以下、図8を参照しながら本発明によるバ
ンプ検査方法の実施形態を詳細に説明する。
【0049】図8の第1検査用基板80は、プローブカ
ードに用いる多層配線基板とほぼ同様の構成を有する配
線基板81と局在型異方導電性ゴム83とを備えてい
る。配線基板81は好ましくはガラス基板から形成さ
れ、その表面には第1電極として機能する配線層81b
が形成されている。
【0050】検査対象となるバンプ付きポリイミド薄膜
82は、アライメント工程を経て、第1検査用基板80
に一時的に張り付けられる。バンプ検査終了後、バンプ
付きポリイミド薄膜82は、第1検査用基板80から取
り除かれ、次の検査対象となるバンプ付きポリイミド薄
膜が第1検査用基板80に張り付けられることになる。
検査に合格したバンプ付きポリイミド薄膜82は、図2
に示す局在型異方導電性ゴム23の取り付けられた多層
配線基板21上に配置され、プローブカード20の製造
に使用される。
【0051】本実施形態における第2検査用基板85
は、第2電極86が表面に形成されたシリコンウェハで
ある。第2電極86は、通常の半導体製造工程で用いら
れる公知の工程で容易に形成される。バンプ高さ検査用
スペーサシート87の開口部が第2検査用基板85上の
第2電極86に対して所定の位置にくるようにアライメ
ントが実行された後、第2検査用基板85上に検査用ス
ペーサシート87に張り付けられる。第2検査用基板8
5は、ウェハトレイ88上に搭載された後、真空チャッ
クなどによってウェハトレイ88に確実にホールドされ
る。ウェハトレイ88には不図示のシールリングが取り
付けられている。
【0052】第1検査用基板80上に配置されたバンプ
付きポリイミド薄膜82の各バンプ82bは、第2検査
用基板85の第2電極86と確実にコンタクトするよう
にアライメントされる。その後、第1検査用基板80と
第2検査用基板85との間隔が狭められ、各バンプ82
bは検査用スペーサシート86の開口部に挿入される。
その後、第1検査用基板80とウェハトレイ88とで形
成される密閉空間が減圧され、バンプ付きポリイミド薄
膜82は均一な圧力を受ける。その結果、第1検査用基
板80は検査用スペーサシート87を介して第2検査用
基板85に密着する。そのような状態で、前述した原理
に基づく電流測定が行われ、規格外のバンプを検出す
る。
【0053】これら一連の工程は、プローブカード20
を用いたウェハ一括型測定・検査工程と同じようにして
実行される。従って、アライメントのための装置もプロ
ーブカード製造工程で使用するアライメント装置をその
まま活用することができる。また、バーンイン検査に用
いるバンプについて高さの検査をする場合は、検査工程
をバーンイン処理時の温度と同程度の温度に加熱して行
っても良い。
【0054】なお、配線基板81上に形成される第1電
極81bは、図6の第1電極63に対応している。従っ
て、第1検査用基板に設けられた複数の第1電極81b
のうち二つの電極間を流れる電流を不図示の測定装置で
測定すれば、高さが許容範囲よりも小さなバンプを検出
できる。高さが許容範囲よりも大きなバンプを検出しよ
うとする場合、第1電極81bは図4の第1電極43と
同様のパターンを持つように形成される。
【0055】バンプ高さ検査用スペーサシート87は、
例えばポリイミド薄膜から形成される。ポリイミド薄膜
の厚さの面内ばらつきは±1μm程度しかないため、バ
ンプの高さ異常を高い精度で検出できる。スペーサシー
ト87は、少なくともその表面が絶縁性を持つ材料から
形成されている必要があり、第2検査用基板85として
機能するウェハ上に張り付けられて使用されることが好
ましい。
【0056】上述のように、本実施形態のバンプ検査方
法は、バンプ付きポリイミド薄膜82を実際に使用する
状況と同様の状況において行う。その結果、バンプ高さ
検査時にバンプに加えられる圧力などの諸条件がバンプ
が実際に使用される条件に近くなり、的確なバンプ検査
が実現する。また、バンプ検査に必要な検査用基板等
を、プローブカードの製造技術を利用して容易に精度良
く形成できる点も大きなメリットである。
【0057】なお、検査対象となるバンプはポリイミド
薄膜に形成されたものに限られないことは言うまでもな
い。
【0058】
【発明の効果】本発明のバンプ検査方法によれば、バン
プ付き薄膜の各バンプが挿入されるべき開口部を備え、
かつ所定の厚さを有する検査用スペーサシートを用い、
検査用スペーサシートの開口部にバンプ付き薄膜の各バ
ンプを挿入した後、検査用スペーサシートの上下に配置
した電極間を流れる電流を測定するので、検査用スペー
サシートの厚さを超える高さを持ったバンプの存否を簡
単に検出することができる。
【0059】本発明の他のバンプ検査方法によれば、バ
ンプ付き薄膜の各バンプが挿入されるべき開口部を備
え、かつ所定の厚さを有する検査用スペーサシートを用
い、検査用スペーサシートの開口部にバンプ付き薄膜の
各バンプを挿入した後、検査用スペーサシートの上下に
配列した複数の電極を直列的に流れる電流を測定するの
で、検査用スペーサシートの厚さを下回る高さを持った
バンプの存否を簡単に検出することができる。
【0060】本発明の更に他のバンプ検査方法によれ
ば、プローブカードの多層配線基板上に形成した第1電
極にバンプ付き薄膜のバンプをコンタクトさせながら、
バンプを所定厚さを有する検査用スペーサシートの開口
部に挿入し、ウェハ上に形成した第2電極上に押圧す
る。そうして、第1電極と第2電極との間を流れる電流
を測定するため、検査用スペーサシートの厚さを超える
高さを持ったバンプの存否を簡単に検出することができ
る。
【0061】本発明の更に他のバンプ検査方法によれ
ば、プローブカードの多層配線基板上に配列された複数
の第1電極にバンプ付き薄膜の各バンプをコンタクトさ
せながら、バンプを所定厚さを有する検査用スペーサシ
ートの開口部に挿入し、ウェハに配列した複数の第2電
極上に押圧する。そうして、複数の第1電極および第2
電極を介して直列的に流れる電流を測定するため、検査
用スペーサシートの厚さを下回る高さを持ったバンプの
存否を簡単に検出することができる。
【0062】バンプを第2電極に押圧する工程を、多層
配線基板とウェハトレイとの間の空間をシールし、その
空間を減圧することによって実行する場合、広い範囲に
わたって多数のバンプをほぼ等しい圧力で第2電極に押
圧できるので、高い精度でバンプ検査を実施できる。ま
た、プローブカードの実際の使用状況に近い状況のもと
でバンプ高さを検査するため、実用に適している。本発
明のバンプ検査用基板によれば、バンプ付き薄膜に設け
られた各バンプに対応する位置に開口部を有するスペー
サシートと、表面に電極が形成され、スペーサシートが
電極の形成された表面上に配置されるプレート状基材と
を備えているため、上記バンプ検査方法に好適に用いら
れる。
【0063】スペーサシートがプレート状基材に張り付
けられていると、スペーサシートの開口部と電極との位
置関係が固定されており、バンプ測定に際して、その都
度、スペーサシートの開口部の位置を電極位置に合わせ
るためのアライメントをする労力が省かれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ウェハ一括型の測定・検査技術を説明するため
の斜視図。
【図2】ウェハ一括型の測定・検査技術に用いられるプ
ローブカード、ウェハおよびウェハトレイの構成を示す
断面図。
【図3】測定時におけるプローブカード、ウェハおよび
ウェハトレイの関係を示す断面図。
【図4】本発明によるバンプ高さ測定方法に使用する測
定手段の断面図。
【図5】図4の測定手段を用いた場合のバンプ高さ測定
原理を説明する図。
【図6】本発明による他のバンプ高さ測定方法に使用す
る測定手段の断面図。
【図7】図6の測定手段を用いた場合のバンプ高さ測定
原理を説明する図。
【図8】本発明によるバンプ高さ測定測定装置の実施形
態を示す断面図。
【符号の説明】
1 プローブカード 2 ウェハ(例えば直径200mmのシリコンウェ
ハ) 3 ウェハトレイ 4 シールリング 5 真空バルブ 20 プローブカード 21 多層配線基板 21a ガラス基板 21b 電極配線 21c 層間絶縁膜 22 バンプ付きポリイミド薄膜 22a ポリイミド薄膜 22b バンプ 23 局在型異方導電性ゴム 25 ウェハ 26 パッド電極 28 ウェハトレイ 41 バンプ付き薄膜 42a バンプ 42b バンプ 42c バンプ 42d バンプ 43 第1電極 44 検査用スペーサシート 45 開口部 46 検査用基板 47 第2電極 61 バンプ付き薄膜 62a バンプ 62b バンプ 62c バンプ 62d バンプ 63 第1電極 64 検査用スペーサシート 65 開口部 66 検査用基板 67 第2電極 80 第1検査用基板 81 配線基板 81b 第1電極 82 バンプ付きポリイミド薄膜 82b バンプ 83 局在型異方導電性ゴム 85 第2検査用基板 86 第2電極 87 検査用スペーサシート 88 ウェハトレイ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に少なくとも一つの第1電極が形成
    された第1検査用基板の前記第1電極上にバンプ付き薄
    膜を配置する工程と、 前記バンプ付き薄膜の各バンプが挿入されるべき開口部
    を備え、かつ所定の厚さを有する検査用スペーサシート
    を、表面に少なくとも一つの第2電極が形成された第2
    検査用基板の前記第2電極上に配置する工程と、 前記第1検査用基板を前記第2検査用基板に対して押圧
    し、前記バンプ付き薄膜の各バンプを前記検査用スペー
    サシートの前記開口部に挿入する工程と、前記第1電極
    と前記第2電極との間を流れる電流を測定し、それによ
    って、前記検査用スペーサシートの前記厚さを超える高
    さを持ったバンプの存否を検出する工程と、を包含する
    ことを特徴とするバンプ検査方法。
  2. 【請求項2】 表面に複数の第1電極が形成された第1
    検査用基板上にバンプ付き薄膜を配置し、前記複数の第
    1電極と対応する前記バンプ付き薄膜のバンプとをコン
    タクトさせる工程と、 前記バンプ付き薄膜の各バンプが挿入されるべき開口部
    を備え、かつ所定の厚さを有する検査用スペーサシート
    を、表面に複数の第2電極が形成された第2検査用基板
    上に配置し、前記開口部を介して、前記複数の第2電極
    の所定部分を露出させる工程と、 前記第1検査用基板を前記第2検査用基板に対して押圧
    し、前記バンプ付き薄膜の各バンプを前記検査用スペー
    サシートの前記開口部に挿入する工程と、 前記複数の第1電極のうちの二つの電極間を流れる電流
    を測定し、それによって、前記検査用スペーサシートの
    前記厚さを下回る高さを持ったバンプの存否を検出する
    工程と、を包含することを特徴とするバンプ検査方法。
  3. 【請求項3】 ウェハ一括型測定検査のためのプローブ
    カードに取り付けられるバンプ付き薄膜のバンプを検査
    するバンプ検査方法であって、 前記プローブカードの多層配線基板上に形成された少な
    くとも一つの第1電極に前記バンプ付き薄膜のバンプを
    コンタクトさせる工程と、 前記バンプ付き薄膜の各バンプが挿入されるべき開口部
    を備え、かつ所定の厚さを有する検査用スペーサシート
    を、表面に第2電極が形成されたウェハの前記第2電極
    上に配置する工程と、 前記プローブカードの前記多層配線基板を前記ウェハに
    対して押圧し、前記バンプ付き薄膜の各バンプを前記検
    査用スペーサシートの前記開口部に挿入する押圧工程
    と、 前記第1電極と前記第2電極との間を流れる電流を測定
    し、それによって、前記検査用スペーサシートの前記厚
    さを超える高さを持ったバンプの存否を検出する工程
    と、を包含することを特徴とするバンプ検査方法。
  4. 【請求項4】 ウェハ一括型測定検査のためのプローブ
    カードに取り付けられるバンプ付き薄膜のバンプを検査
    するバンプ検査方法であって、 前記プローブカードの多層配線基板上に形成された複数
    の第1電極に前記バンプ付き薄膜のバンプをコンタクト
    させる工程と、 前記バンプ付き薄膜の各バンプが挿入されるべき開口部
    を備え、かつ所定の厚さを有する検査用スペーサシート
    を、表面に複数の第2電極が形成されたウェハ上に配置
    し、前記開口部を介して、前記複数の第2電極の所定部
    分を露出させる工程と、 前記プローブカードの前記多層配線基板を前記ウェハに
    対して押圧し、前記バンプ付き薄膜の各バンプを前記検
    査用スペーサシートの前記開口部に挿入する押圧工程
    と、 前記複数の第1電極のうちの二つの電極間を流れる電流
    を測定し、それによって、前記検査用スペーサシートの
    前記厚さを下回る高さを持ったバンプの存否を検出する
    工程と、を包含することを特徴とするバンプ検査方法。
  5. 【請求項5】 請求項3または4記載のバンプ検査方法
    であって、 前記押圧工程は、前記ウェハを搭載したウェハトレイと
    前記プローブカードとの間の空間をシールし、前記空間
    を減圧する工程を包含することを特徴とするバンプ検査
    方法。
  6. 【請求項6】 請求項3または4記載のバンプ検査方法
    であって、 前記第1電極と前記バンプ付き薄膜の前記バンプとの間
    に導電性ゴムが形成されていることを特徴とするバンプ
    検査方法。
  7. 【請求項7】 請求項3記載のバンプ検査方法であっ
    て、 前記多層配線基板上に形成された前記第1電極が複数の
    ブロック領域に分割されていることを特徴とするバンプ
    検査方法。
  8. 【請求項8】 ウェハ一括型測定検査用プローブカード
    に取り付けられるバンプ付き薄膜のバンプ高さを検査す
    るためのバンプ検査用基板であって、 前記バンプ付き薄膜に設けられた各バンプに対応する位
    置に開口部を有するスペーサシートと、 表面に電極が形成され、前記スペーサシートが前記電極
    の形成された表面上に配置されるプレート状基材と、を
    備えたことを特徴とするバンプ検査用基板。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のバンプ検査用基板であっ
    て、 前記スペーサシートが前記プレート状基材に張り付けら
    れていることを特徴とするバンプ検査用基板。
JP28522097A 1997-10-17 1997-10-17 バンプ検査方法およびバンプ検査用基板 Withdrawn JPH11121563A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113295890A (zh) * 2020-02-24 2021-08-24 京元电子股份有限公司 测试系统及其测试载具
US20230282502A1 (en) * 2022-03-03 2023-09-07 Micron Technology, Inc. Wafer carrier with reticle template for marking reticle fields on a semiconductor wafer

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